ミュージカル・ピカレスク 『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』

お次は、きほちゃんが出演していた

「LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」について☆

 

こちら、私が観劇したのは昨年なので

1つ前に更新した雪組さんよりもずっと前なんですけれども

千秋楽基準で更新してるのでこのタイミングとなりました😶

 

 

ミュージカル・ピカレスク
『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』

脚本・歌詞・演出    小池修一郎宝塚歌劇団
音楽    ドーヴ・アチア

 

日本・フランスミュージカル界を代表するクリエイターのタッグが再び

華やかな舞踏会を舞台に描かれる 怪盗ルパンの世界

日本ミュージカル界を代表する演出家 小池修一郎と、

フランスの人気作曲家ドーヴ・アチアによる新作ミュージカルが誕生。

日仏巨匠がタッグを組んだ作品は『1789 -バスティーユの恋人たち-』が

日本で上演されているが、日本で新作が製作されるのは今回が初。
 
本作はフランスの小説家モーリス・ルブランの「怪盗ルパン」シリーズを下敷きに、

自由な発想で、各キャラクターが入り乱れる冒険活劇ロマン。

アルセーヌ・ルパンと魅惑的な美女カリオストロ伯爵夫人、令嬢クラリス

シャーロック・ホームズをはじめとした著名なキャラクター達が登場し、

財宝を巡って様々な駆け引きを繰り広げる。

ドーヴ・アチアによる心躍るオリジナルミュージカルナンバーはもちろん、

ダンス、アクション、ルパンとカリオストロ伯爵夫人による

男女を入替えた対決などエンターテインメント性をふんだんに盛り込み、

観客をベル・エポックのパリの舞踏会へと誘う。

 

アルセーヌ・ルパン:古川雄大
クラリス・デティーグ:真彩希帆
ボーマニャン:立石俊樹
イジドール・ボートルレ:加藤清史郎
ガニマール警部:勝矢
シャーロック・ホームズ小西遼生
カリオストロ伯爵夫人:柚希礼音/真風涼帆(Wキャスト)
ゴドフロワ・デティーグ:宮川 浩
レオナール:章平

 

2023.11.9(木)~28(火):帝国劇場

2023.12.7(木)~20(水):御園座

2023.12.29(金) ~ 2024.1.10(水):梅田芸術劇場メインホール

2024.1.22(月) ~ 28(日):博多座

2024.2.8(木) ~ 2.11(日):ホクト文化ホール

 

youtu.be

 

帝国劇場 ミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

11月の帝劇からスタートして

2月に長野で千秋楽を迎えるまで

全国回って長丁場だったこの公演

旅の各所で座組の皆さんの仲良さそうな空気を感じて嬉しかったし、

きほちゃんは星組時代以来の柚希さんや真風さん

そして同期の季美ちゃんとの共演も嬉しそうだった☆

 

大千秋楽の地・長野は座長古川くんの出身地なんですよね

偶然なのか敢えてなのかはわからないけど

きっと盛り上がったでしょうねぇ(❁´◡`❁)

 

 

作品の内容的にはですね、

初見時に見終わった時の私の感想は

「冒険活劇!」でした笑

夏休みに小学生に観てもらったりしたら

とても楽しんでもらえるような、そんな感じ?

ルパンとかホームズとかのシリーズって

児童文学のテッパンみたいなとこありますもんね

 

小池先生の見せたい(見たい?)場面やシチュエーションやビジュアルを

繋げるようにストーリーを作ったんでは?って思わないでもないけど(笑)

ちゃんと盛り上がりがあってオチがあって、

某007よりはかなり面白かったなとか思ってしまいました😂

 

白い娘役率いたトップさんと

黒い男役率いた2番手さんの

娘役トップを取り合うような宝塚の定番場面あったしね笑

そして娘役2番手が出て来て4人のエルアモール的な展開もあったね笑笑

 

って、あれこれつっこんだりもしつつ、

それはそれで面白かったなーなんて思います

 

 

きほちゃん演じる

ヒロインのクラリスは、

このテイストのお役はお得意よねーって感じで、

いかにも宝塚のヒロインにありがちなキャラだけど嫌いじゃないです☺️

出番、台詞量、歌的にもそれなりにあって

先生ありがとうな感じでございました!

(まぁルーシーやクリスティーヌと比べちゃうと

物足りないけんだけどそこはまぁ、ね)

台詞の端々に現れる時代錯誤感というか

ワードチョイスのセンスのなさ

残念ポイントでもあったけれど

7本の枝の説明ソングには

きほちゃんの歌声の明瞭さが活かされてたと思うし

アデューの歌はクラリスの強い部分が出ててとても好きだった

お衣装もどれも可愛かったんだけど

ジェーブル伯爵邸で目覚めた場面のセットやお衣装が

どうにもクラリーチェちゃんを思い出してしまった笑

 

 

主役・ルパン役の古川くん

実は私は初めましてだったんだけど

1幕では失礼ながら歌はそれほどかなぁと思いながら見てて、

(いやだってこれの前、石丸&柿澤・城田&加藤だったからね?)

でも段々ととても魅力的に見えて来て、

来し方(来し方てw)のナンバーあたりから

なんだかぐっと引き込まれてしまった(❁´◡`❁)

どのお衣装の着こなしもそれはそれはかっこよくて

動きや所作もルパンならこのくらいスマートであってほしいと

願う理想通りだったし

新聞記者や歌姫アネットちゃんなどなどの扮装、

ギラギラ蝶ネクタイの乗り物に乗っての大ナンバー、

もうほんといろんなことこなしててさすがでした笑

 

余談だけれどもとある回でお隣に古川担さんがいらしててね、

もうその拍手が強烈で気が散って仕方なかった笑

過大な拍手手拍子に加えてナンバー中に身体揺らすのよ…

これはこの公演の苦い思い出です😂

 

 

カリオストロ伯爵夫人

ちえちゃん(柚希)と真風さんのWキャスト☆

ありがたいことにお2人とも観劇させて頂きました!

このお役はとてもよかった!美味しかった!

元男役トップさんを想定して書いてるのでしょう本当にぴったりで😳

アクション場面でルパン古川くんと背中合わせになったりすると、

なんて美しい世界なのか…ってうっとりする感じすらあった

男装で登場して、ヒロインの目をハートにさせたかと思えば、

その後はすっかり綺麗な伯爵夫人として登場して、

最後にはまた新たな姿になって去っていく、

要素盛りだくさんの演じてて楽しいお役だったろうな笑

 

面白かったのは、退団してもう何年も経ってるちえちゃんが、

男装の方がしっくりきてて、

女になって出てくるとちょっと違和感なのこれどういうことなのかしらね???笑

 

それがなぜだろう?

まさかの真風さんがちえちゃんよりもすっかり美人夫人さんだったの笑

金髪も似合ってめちゃめちゃ美人で見惚れてしまった😳

声とか結構男役のままだと思うんだけどスタイルよくて

ドレスも着こなしててマジ美人さんだった!

 

これ本当に意外だった

ちえちゃん夫人の方がなんていうか豪快で!

ラストのオチにものすごく説得力があった半面、

真風夫人の色気とかそういったものに

レオナールくんの心酔っぷりや

ホームズさんのぞっこんっぷりも納得で!

このWキャスト、個性が違ってとても見応えありました

 

そしてね!そう!

伯爵夫人と章平さん演じるレオナール!

主人公カップルよりもなんならこちらのカップルにときめくのですが…!!!

あの2人のアナザーストーリーください!笑

あそこに至るまでと!あの後2人がどうなったのかを!ください!笑

 

 

私が今回の作品の2番手スターだと

勝手に認定しているボーマニャン

こちらは残念ながら立石くん回しか見られませんでした

で、その立石くんも今回お初だったんですけどね

かっこいい!上手!好き!ってなりました😍

お役としてはまぁ嫌な奴だったけど

でもどの場面もほんとかっこよかった!

そしてあの大ナンバー!え?お歌こんなに上手いの?

って良き驚き

しかもお芝居的にも説明台詞なんかもすごく明瞭で

その上で嫌みな感じの出し方も絶妙で

この方の舞台はまた観られたらいいなぁと思う

お気に入りの俳優さんになりました☆

 

 


私ね、小西さんが好きなんですけど、

今回もかっこよくてお上手で、

でもなんかホームズってあんなキャラだっけ???

ってなりました笑笑

いやでも小西ホームズさんめっちゃ好きだった🥰

ホームズさんのいろんな場面での笑いは

日を追うごとに増えていってるような気もしました笑

 

イジドール役の清史郎くん

こんな感じだろうな~って思ったまんま想定内というか

役者さんとしてはあまりこれは誉め言葉じゃないよね

申し訳ない

ガニマール警部勝矢さんも

まぁ想像通りではあったんだけど

でもなんていうのかな?

あまりにもガニマールだった笑

ほんとぴったりだったの!

うるさいとことか騒々しいとことか

イメージ通りのガニマールで素晴らしかった

クラリスパパ宮川さん

ジキハイの時とのお役のキャラの高低差に

フット後藤さんばりに耳キーンってしそうだけど笑

でも私の中の宮川さんのイメージは今回の方だなぁ

前回がびっくりだったのよ🙄

役者さんて本当にすごいなぁって改めて思ったり

 

アンサンブルさんにきみちゃん(政本)が

いるから探すのも楽しかった!

ドレス姿にはまだ男役さんぽさが残ってるのも可愛い

アンサンブルで言えば今回も美麗さんのスタイルの良さが

飛び抜けすぎててどうしてもそちらに視線が引き寄せられてしまう

あと、美麗さんときみちゃん2人して

ほんのり男役してたのも大サービスだった!

かっこよかった!!!!

 

 

ラストのクライマックスに向けての

♪北斗七星の示す先に~のナンバーが

WSSのクインテッドみたいに

主要人物勢揃いでテンション上がって好きだった!

 

決戦の地・奇岩城での対決、

発見した財宝とどんでん返し、

そして真実の財宝の発見、

それぞれの結末と未来

 

 

最後の最後に

古川ルパンのテーマソング

♪Je m'appelle LUPINで幕!

 

ベタではあるけれどやっぱりかっこよかった!

 

 

完全にエンタメに振り切って

あまり頭を使って小難しく考えることなく

ただただ楽しめる作品だったし、

退団後のきほちゃんがヒロインだった作品で

おそらく初めてのハッピーエンド!!!(ですよね?)

これまで主役やヒロインが〇んでしまう作品ばかりでね…泣

悲劇じゃないの、(ヒロインではなかった)シスアクだけよね笑

だからお芝居の最後のきほちゃんが笑顔なことや

観終わった後に楽しい気分で帰路に着けること

なんだかそれだけでとっても嬉しく楽しいそんな公演でした!

 

 

www.instagram.com

 

このブルーのお衣装、可愛かったなぁ♡

 

以上「LUPIN」についてでした☆

お次は久々の映画回です★

 

「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」「FROZEN HOLIDAY」@配信

続いては配信で見た雪組さん☆

 

こちらの公演、

本当は大劇場で観るはずでした…😭

 

生田芝居×野口ショーは

もうテッパンで好みの組み合わせだし

なんといっても生田先生は

ご結婚後初の作品ですので

真彩担としては張り切って遠征する気でいたのですが・・・

 

まぁ仕方ないことですが公演中止となってしまったので

東京楽を配信で拝見しました!

 

 

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 宝塚歌劇 (@official_takarazuka_revue)

www.instagram.com

Happy“NEW”Musical
『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』
-Boiled Doyle on the Toil Trail-
作・演出/生田 大和   

「名探偵シャーロック・ホームズ」をこの世に生み出したことで、

世界的な名声を手にした英国の作家サー・アーサー・コナン・ドイル

しかし、彼自身は、シャーロック・ホームズを恨んでいた……!?

ユニークなエピソードに満ちたコナン・ドイルの半生を、

「ある日、自らの筆によって生み出した“架空の存在にすぎない筈の

シャーロック・ホームズがドイルの前に姿を現したら……?」

という奇想天外な発想で描く物語。

自らの分身であるシャーロック・ホームズとの対峙、

また自分と最も近い他人である妻ルイーザとの対話を通して

「自分らしくあるとはどういう事か。自分らしく生きるとは?」

というテーマに迫る“新たなるミュージカル(Happy“NEW”Musical)”

の誕生にご期待ください!   

 

Winter Spectacular
『FROZEN HOLIDAY』
-Snow Troupe 100th Anniversary-
作・演出/野口 幸作   

100周年を迎える秘境のホテル“FROZEN HOTEL(フローズン・ホテル)”に、

素敵な冬の休日を過ごそうと世界中から宿泊客が集まってくる。

このホテルには100年に一度花を咲かせるという“雪の花”があり、

その開花を見た恋人たちは、永遠に結ばれるという。

スペクタキュラー・シリーズ第6弾は、

クリスマス・イヴから、ニュー・イヤーにかけての

沢山のときめきが詰まった「冬の休暇」をテーマに、

ホテルでの楽しいひと時を描く、ラグジュアリーな雰囲気のレヴュー作品です。

雪組100周年を祝福する場面を盛り込みながら、最高に幸せな瞬間をお届け致します。   

 

主演:彩風 咲奈、夢白 あや 

宝塚大劇場:2023年11月10日(金) ~12月13日(水)

東京宝塚劇場:2024年1月3日(水) - 2月11日(日)

※11月10日~30日、12月7日11時開演、12月8日~10日の公演は中止となりました

※公演日程見直しのため、東京宝塚劇場公演の一部の公演は中止となりました。

 

 

youtu.be

 

雪組公演 『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

まずはお芝居

『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』

について!!!

 

 

まずは主役!

アーサー・コナン・ドイル

咲ちゃん(彩風)

 

よかった

なんていうのかな、こう、

ほんとうによかった

 

咲ちゃんのおっとりした部分や

優しくて大きくて温かくて

でも夢に向かってまっすぐ諦めない強さみたいなものもあって

ってところがこのお役に上手に反映されてて

ドイルおじの存在そのものが愛しくてたまらなかった

 

編集部との連載交渉は「欲じゃなくて夢」のため、

そしてドイルのテーマ曲「僕が僕の人生の主だから」

このあたりもとても素敵だった

 

最初、編集部のセットから

盆回りで書斎に登場してくるのドイルは

とんでもなくかっこよかったし

インチキペン持って一生懸命呪文唱えてるとことか

アホ可愛さの塊だった笑

 

売れない作家から売れっ子作家になっても

「ホームズ作家」と呼ばれることや

本当に書きたい歴史小説が書けないことなど

彼の悩みや葛藤の部分なんかは

生田先生自身も似たような思いが

あったりするのかなぁって思ったし

(以前正塚先生が「ハードボイルドエッグ」で

小説家を主人公にした時に、

ご自身と重ねてる部分もあるって

言ってたような気がする)

 

もうホームズ書きたくない

→ホームズを消し去ってしまえばいい

→熱心なシャーロキアンたちからの大反発

→実は助かってたーって設定で復活させる

って流れがとてもうまくミュージカル化されてて

見てて楽しかったし、

まぁやはり

「事実は小説より奇なり」

って言葉が頭を過ぎらざるを得なかったよね

(当時のホームズ人気、すさまじかったんやろな)

 

 

ヒロインは

アーサーの妻・ルイーザあやちゃん(夢白)

 

あやちゃんもね、

これまた最高によかったのよ(語彙笑)

彼女の明るく陽気なキャラそのままだった

 

ホームズの原稿を売れてない雑誌社へ売り込みに行った時の

ストランドマガジン社での

「売れてない?よかったー!」って

飛び上がって喜ぶルイーザの姿は

あやちゃんのからっとした前向きさが発揮されてて

とんでもなく可愛かった

 

毎回あやちゃんはほぼ全てのお衣装で優勝するけど

パーティーの場面で、

きほちクラリーチェの赤のドレスを着てくれてて嬉しかった♡

 

夢見がちなドイルとそれを全力で推すルイーザの

世界一お似合いな夫婦の物語がとっても素敵だったなぁ

「どうやってホームズを始末するか」

のさきあやのナンバーとか可愛いの塊だった

 

「あなたには書ける!」

「世界の誰よりもあなたを信じてる」

ルイーザにこう言われたら

そりゃドイルおじも頑張っちゃうよね


お歌はもうちょっと頑張れなところもあったけど笑

車椅子で歌いかけるとこはとても巧かったし

そんな細かいこと吹き飛ばすくらいのあやちゃんの好演だった

 

 

あーさ(朝美)がドイルと言えばの

シャーロック・ホームズ

 

登場から面白い仕掛けがあって

(ファンタジーものとしてこういった

演出は見てて楽しいよね)

最初の出番は遅いんだけど

一旦登場してしまえば怒涛のナンバー展開笑

 

いやーそれにしてもさきあさの安定感ったらね

ドイルとホームズのナンバーよかったね

 

悪魔ホームズのナンバーも可愛かったし

(突然のラップには草生えたけども笑)

ドイルがモリアーティ教授となって登場しての

ライエンバッハのナンバーも盛り上がるし

トップさんと2番手さんの相性がいいのって

作品全体の質レベルをかなり底上げしてくれるよね

 

もちろんナンバーだけじゃなく

ホームズとドイルのやりとりの場面はどこもよかった

ドイルを「ワトソンくん」って呼ぶの

とても楽しいしホームズを知ってる人間なら

「さもありなん」って納得させらてる

 

もしかして一張羅なのでは?

ってちょっと心配だったけど

案外いろんなお衣装あったし

あのキラキラマント着こなせるのさすがあーさよね

そしてそのマントにポスターでお馴染み人文字あるの

さすが生田作品よね(細かいんよ笑)

 

「可愛い娘役ちゃんに囲まれて嬉しそうな朝美さん」

が私の大好物なんですけど

今回も可愛いシャーロキアン娘役ちゃんたち

(りなくる、ありす、ミッツィ、すわんあたり)

にキャーキャー言われて嬉しそうなホームズさんが見られて

大変嬉しかったです笑

 

朝美さんを「ホームズ000」として

いろんな姿に扮したホームズたち

=「ホームズズ」が登場したのも

おもしろポイントでした!

 

 

そらちゃん(和希)演じるハーバートは、

ストランド・マガジンの編集長

 

これがまた登場からかっこいいのよ

編集部員であり恋人?な音彩ちゃん

頭をぽんぽんするとこご覧になりましてーーーー????

 

(取り乱しました)

 

本物の小説家・売れる作品を

妥協せず探し続ける

仕事熱心で職人気質なところ、

中の人の気質とちょっと被るところもあって

「和希の女」の皆さまには堪らぬ設定だったのでは?

 

「探しに行くんだ第2の夢を」とか

さきそらの抱擁とかは

涙不可避の餞設定!

大きな愛と優しさに包まれたそらぴの笑顔に

心が温かくなるラストだけど、でも!

「退職しまーす」は洒落にならん!のよ!

(誰か引き止めてーーーーーーーーーー)

 

同じく編集部員の聖海くん

冒頭から美味しく登場して

これにはテンションあがった♡

(えぇめぐちゃん好きです)

楽配信にして初見だったので

帽子取った後の髪がはねちゃってて

あらあらって思ってたけど

あれは彼の寝癖設定だったのね笑

疑ってごめんね🤦‍♀️

 

ってか、編集部みんなチェックのスーツなの、

意味は分からないけど可愛いよね笑

 

 

あがち(縣)演じる

ミロ・デ・メイヤー教授

心霊現象研究協会っていう

胡散臭さしかない団体で

お察しの通りインチキ商売してる人😂

私、あがちんのお芝居好きだから、

この絶妙な胡散臭さ具合が最高だった

それでいて隠しようのない華とキャラの強さ

そして彼もまたポンコツ可愛い登場人物でね笑

(彼にはどうか素敵なペン屋さんになってほしい笑)

 

2枚目イケメンあがちが見たいファンの方にとっては

ずっとあのビジュアルなのはまぁ文句もあるでしょうが

たまにはこんな公演があってもいいよね笑

 

退団者である沙羅アンナちゃん

霊媒として美味しく登場するのもよかった!

 

 

あと、ドイルにこの組織を紹介する

アーサー・バルフォア

かせきょ(華世)だったんだけど

ほんとあの子もう出来上がってるのよ笑

案外大きなお役だったと思うんだけど

危なげなくこなしてて安定感すらあるのよ笑

(優等生だからこそぶつかる壁もあるだろうけどね)

 

 

ドイルの人生が描かれるとともに

その家族も登場したけれど

父・にわさん(奏乃)

母・ゆきのちゃん(妃華)

妹・ひまりちゃん(野々花)&沙那ちゃん(華純)

っていう安定の芝居巧者メンツ(最高)

 

家族を愛してるのに偏屈にしか生きられなかった父

家族への愛は消えていないけどもう新しい生活を手放せない母

どちらも少ない出番ながら絶妙な塩梅で表現していてさすが

 

ひまりちゃんも決して多くはない出番で本当に巧くて

「姉さんにもしものことがあったら許さないから!」

台詞がとっても印象的

そしてあや×ひまりの絡みがあったのも嬉しいし

さなちゃんとの姉妹デュエットも嬉しかった

(ひまり×さなの歌声がとても綺麗にハモってた)

あとね、この姉妹2人がパーティーの場面で

妖精さんコスだったのはここまでが史実ですか?

(パーティーとドイルの海賊コスは史実なんですもんね?)

え?それとも娘役ヲタへのご褒美ですか?

(ありがとうございます♡)

 

 

美味しいお役だったのは

郵便配達員壮海くん

彼もね、毎回本当にお芝居が巧くて!

私が雪組を見ていた頃には

新公で光っていた彼が

もうこうやって本公演でお役がついて、

しかもトップコンビとガッツリ台詞を

交わしているの胸熱でしかないよね

大きいながらもどこかほんわかした雰囲気を纏った彼に

今回のこの役を付けた先生のセンス、好きだわぁ笑

 

 

前半のどこかの場面で

「可愛い娘役ちゃんがいた!」って思ったものの

贔屓組だった雪組なのにすぐにお名前がわからなかったの

ちょっぴりショックだったんだけど

その子が後半に看護師さんとして登場してきて

「愛空みなみちゃんなのでは????」ってなりました

 

毎回可愛い!ってなりながらも

この子誰だっけ???ってなってるの、

そろそろちゃんと覚えたい笑

 

 

可愛いといえば

花売り娘すわんちゃん(麻花)は

安定のハイレベル可愛さでした

 

逆にすわんちゃんは超絶下級生の頃から

すぐに顔も覚えたし

どこにいてもすぐ判別できるのよね

何なんだろう???笑

 

 

 

「世界にはそれでも物語が必要だ」

 

生田先生がこの作品に込めたこのメッセージが

とにかく胸に沁みる

今、劇団が対面している事件・問題が

起こる前にはもうこの作品は稽古に入っていただろうから

直接的な関係はないのだろうけど

それでも、ね

 

 

彩風・夢白・朝美・和希の4人で終わるのも

尊い、ってかエモい

そらちゃんが退団し、

咲ちゃんの退団が控えている今、

ものすごく寂しくはあるけど、でも

この体制の雪組、好きだったな

出会えてよかったな、って

改めてしみじみと思いました

 

 

 

お次はショー

『FROZEN HOLIDAY』

について☆

 

♪フロ~ズンホ~リデ~

っていう主題歌のメロディラインがとっても楽しくて

覚えやすくて可愛くて好き

その合間に「エンジョイ!」って合いの手が入るのも

可愛くて大好き♡

 

といったわけで以下各場面の感想など

 

プロローグ

今回のショーは

雪組100周年」のお祝いの作品だから、

冒頭の銀橋花道に、

雪組で長く活躍してるベテランメンバー並んでるのが

とても嬉しい

 

そして野口ショーと言えば!の

ゴンドラから降りてくるトップスター

咲ちゃん素敵!

 

咲ちゃんの

「さぁ!こっちへおいで!」には

もれなく望海船長の

「寒いだろ?こっちへおいで」

が脳裏を過って、ふふふってなりますね笑

 

雪組らしい白とゴールドのプロローグ

野口ショーお得意の本舞台に階段?のあるセット!

 

組のスターが次々に登場して歌い継ぐのは

テッパン演出だけど

でもその組のその公演のスターの布陣がわかって

そしてその各スターをしっかりアピールできてとても良き☆

 

クックボーイズ&ガールズの

音彩・紀城・華世・華純

和装連獅子で登場する

諏訪・野々花・眞ノ宮・咲城

ディーバカルテット従えた

DJの縣

シスターたちに囲まれた

神父の和希

可愛いトナカイちゃんたち引き連れた

サンタの朝美サンタ

宝塚雪組娘役アヤの夢白

フローズン・ホテル支配人の彩風

 

細かい設定がもうヲタクだけど面白くていい笑

 

娘役さんたちがみんな白くてモコモコの

お帽子を被ってるの可愛いし、

その中でまた一際ゴージャスで

プリンセスなあやちゃん最高だし、

ゴテゴテギラギラな飾り満載なお衣装を

着こなしてる咲ちゃん異次元のかっこよさ!

 

お荷物カートに乗った咲あやが出会うのここでした?

おとぎ話もしくはディズニー映画の

王子様とお姫様の出会いのようだった

尊すぎて眩しさスパークリングでしたよ

 

えっと、なんとも言えない慈愛に満ちた眼差しで

和希を見つめてる咲ちゃんが抜かれたのもここでした?

 

プロローグからすでに情報量多すぎだし

感情の波があらぶりすぎなんよ笑

 

でも神父さまに

「新たなそらへ飛び立つ前に歌う」

とかいう歌詞を歌わせるのはさすがに反則です!

まだプロローグです🙅‍♀️

 

 

クリスマス準備?お料理?の場面

クッキングラインダンス~

椅子とか使ってて可愛い~!

ようこすわんのセンター最高!!!

 

あやちゃんが真っ白なドレスで出て来て

みんなにデコレーションしてもらって

ショートケーキが出来上がるとこ

全部が可愛すぎて涙出る😭

ここのあやちゃん、鬘も天才なの!

 

shop.tca-pictures.net

 

あと帽子を被せてあげるときの!

咲ちゃんの!手の優しさ!見ました?????

 

うわぁーん

咲奈ぁぁぁぁあぁぁぁぁ

(申し遅れましたがわたくし咲奈ガチ恋勢です)

 

ここはもうこれで記憶が全部飛びました

(最高でしたありがとうございました)

 

 

ダンスバトル

バトルとか言いつつ

「スケーターズワルツ」がまったりと流れてたような気がする…


スキーウェアのさきあやカップルが

いけてる美男美女すぎてすごかった記憶…

 

どれもこれも曖昧やな笑

 

あ、でもね

「朝美サンタの連れてるトナカイは顔面選抜なのか?」

って思ったのは覚えてる

みんな可愛かった♡

 

 

クリスマス!中詰め!

クリスマスソングメドレーは

テンションあがるし盛り上がるね

 

雪組でこのメドレーがあったら

1番歌の上手い男役スターが

♪そのサンタは~パパぁぁぁぁ~

って朗々とパパの秘密を歌い上げる、

ってルール(ジンクス?)は

次の機会があったらまた継承して頂きたい笑

 

セット上の高いところで歌ってるのが

退団者さんたちなのもいい!


みんな良い笑顔で客席降りしてる姿は泣けてくるし

芝居通してやっとイケメンあがたに会えたのも嬉しい!

 

赤×緑でみんなクリスマスカラーのサンタ帽で

ずらりと銀橋に並んでくれるのも可愛くて嬉しい!

 

中詰め残りは

縣・眞ノ宮・咲城・紀城・華世の5人かな?

歌はちょっとアレだったけど笑

みんなぎゅってくっついて可愛かった!

 

 

晦日

神父さまの黒い装束を脱ぎ捨てて

清らかな白い男役お衣装になって

そらちゃんのソロダン

同じく退団するダンサーのななちゃんとのユニゾン

そこからのソロ歌

「ありがとう私の大切すぎる人たちよ」

「泣かないで心はずっとここに残したまま」

そこからの銀橋

流れる蛍の光

 

こんなずるいわぁ

ファンじゃなくても泣くに決まってる

 

でも決して過分ではない餞別場面だったと思う

もうこのまま時間が止まってほしい

そう願うも始まってしまうカウントダウン

 

 

カウントゼロ!!!

からの1月1日!お正月~!!!

涙ぼろぼろ流しながら笑顔になっちゃうような素敵な流れ

ここのちょい和風なお衣装も素敵だった!

 

さきあやコンビからの左右に振っていって

あーさが入って3人、

そらちゃんが入って4人で、

って増えてくとこかっこいいね(好き)

 

あと、何気に咲ちゃんが

扇子をあやちゃんから受け取る瞬間も好き♡

 

 

雪組100周年の場面

フランク・ワイルドホーン氏が

この公演のために書き下ろしてくれたというナンバー

『SNOW FLOWER WILL BLOOM』

これがまた感動的な大ナンバーで!

 

「100年に一度花を咲かせる“雪の花”」

っていうこのショーのテーマと

トップスターの名前から「咲」を合わせて

これまでの雪組の100年の歴史を感じるともに、

今の雪組スターのダンス力の高さを

これでもかと見せつけてくる名場面

 

この大ボリューム場面のあとにソロで歌うあーさが

よくあれだけ歌えるなぁと感心と驚き

 

 

ラインダンス

鏡を使った演出はとても綺麗だし

ここは歌ってるメンツが豪華!

あんこさんやあいみちゃんやひまりちゃんなどなど

 

そこから銀橋で歌うさきあやが

もしかしたらここが1番好きかも?!ってくらいに

楽しそうで可愛くて最高だった♡

白いお衣装にハットのトップコンビ、

キラキラ眩しいくらいだったのよ…

 

shop.tca-pictures.net

 

あと、ここの咲ちゃんのお衣装

SVの雪組号出航の場面をちょっと思い出すね

 

 

フィナーレ

はい笑

野口ショーと言えばのアイドル場面ですよ笑

今回はなんと

WHITE BREATHですよ

T.M.Revolutionですよ(嘘やん)(世代)


あーさはほんとにすごいうまいかっこいい

そらちゃん楽しそうで嬉しいし、

隅から隅までみんなかっこつけてて

全員応援したくなる(可愛い)

 

 

そんな熱く激しい雪男たちの後ろからそっと静かに

大階段上に現れたトップスターさまが

もう神々しいくらいに美しかった

 

黒×深いグリーンのフィナーレナンバー

色合いが素敵

 

ここの曲が

「人生のメリーゴーランド」(@「ハウルの動く城」)

なのも天才

 

咲ちゃんの両サイドにひまり&ねいろ

 

腕をあやちゃんに差し出す

咲ちゃんのこれまたかっこいいこと!


そらちゃんの胸の赤いお花に更に泣ける

 

数組のカップル振りの中で大好きなあさひまの可愛さ!


3組デュエダンからのさきそら

あの大きな舞台で

トップスターと2人だけで踊れるなんて

野口先生からの最大の愛だよね

 

それでもやっぱり

さきそらもあさそらももっと見たかった😥

 

たった1人残った咲ちゃんのソロ

見送る側の咲ちゃんだけど

でも、もう次で卒業が決まってる

 

なんだろうね、本当に感情が忙しい

でもとてもとても良いショーだった

それは間違いない

 

 

パレード

エトワール

音彩・紀城・華世・華純の4人

歌姫が歌い上げるエトも

こんな複数人エトもどちらも好き

今回の4人はただただ可愛かった!

 

そして私が毎回楽しみにしている

「トップ娘役さんのパレードお衣装♡」

今回のあやちゃんはもう雪の国のお姫様そのもの!

あやちゃんはどの公どんなお衣装でも

素晴らしく着こなしてくれて

そのうえでもう発光しているかのような美しさで

娘役ファンとしては本当に毎公演

楽しみなスターさんです☆

 

shop.tca-pictures.net

 

咲ちゃんのお衣装も大羽根も

雪の国のプリンスのようで

やっぱりあの咲ちゃんの素晴らしい頭身が映えて

最高にかっこいいし、

今回の羽根、ちょっとSVののぞみさんを思い出すのよね🥰

 

shop.tca-pictures.net

 

ちなみにこれ↓↓↓ね笑

shop.tca-pictures.net

 

千秋楽を迎える頃には

もう2月になってしまっていたけれど

再度クリスマス~お正月の気分を味わえて

雪組の100周年記念をお祝いできて

大変楽しいショーでした☆大満足🙌

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁ終わってしまいましたね

本当に退団してしまったのですね

まだ信じられない

 

芝居・ショーともに男役スター・和希そらを送り出すにあたって

最大で最高の見せ場が設けてあって

あぁもし私がそら担であったならば

寂しさや悔しさやそういった感情を

このお別れの公演は優しく包んでくれるんじゃないかなって

そんなふうに思える

素敵なさよならだったなぁって思いました

 

そしてそれと同時に、

同じように最後に見せ場があったらしいのに、

でもそれがほぼ叶わなかった

大好きな宙組の2人(きよさら)と

そのファンの方々を思って心が痛くなりますね

 

 

私が最初にしっかりと

「和希そら」という男役さんを認識したのは

多分中日アパショのカゲソロで

(当方大空担なもので笑)

宙組やんちゃな弟キャラだったそらちゃんが

こうして見送る頃には

抑えきれない色気を放出させる

かっこよさ限界突破な存在になっていて

感慨深いとはこのことだなって思うし、

 

でもその反面、

最後の退団ご挨拶で「プーさん」をトレンドワード入りさせるような

あの少年のようなキャラはきっと変わってなくて

それがまた嬉しいような

ほんとファンの心を翻弄し続ける魅力的なスターでした☆

 

 

新しい第2の世界でのご活躍を

心から祈っております!

 

 

 

以上配信で見た雪組公演についてでした!

お次はきほちゃんご出演の「LUPIN」について☆

 

<君が心をくれたから>

続いては次の観劇記の前にこちらを

 

2024年1月クールでハマったドラマです☆

 

f:id:CoCo7698:20240319144841j:image

「君が心をくれたから」

2024年1月8日~3月18日

フジテレビ系月曜21時

脚本    宇山佳佑

 

逢原雨は、ある悲しい過去から自分に自信が持てず、人に心を開けないままでいた。

しかし、故郷・長崎に戻ったある日、かつてただ一人心を通わせた高校時代の先輩、朝野太陽と再会。

だが、その直後に彼は交通事故に遭ってしまう。

悲しみに暮れる雨の前に、あの世からの案内人と名乗る男女が現れ、

「君が『心を差し出す』ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と彼女に告げる。

しかしその条件は雨にとってあまりにも過酷なものだった。

 

逢原雨:永野芽郁

朝野太陽:山田裕貴

望田司:白洲迅 朝野春陽:出口夏希 朝野陽平:遠藤憲一

逢原霞美:真飛聖 逢原雪乃:余貴美子

案内人日下:斎藤工 案内人千秋:松本若菜

 

www.fujitv.co.jp

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

※以下ネタばれには一切配慮しておりません

 

 

 

これは、

 

永野芽郁×山田裕貴

 

という並びだけで「見ます」と即決したドラマでした

 

 

余貴美子さんや斎藤工くんなんかも

とても好きな俳優さんだし

あと真飛さんも出るしね

 

って感じでほんと何の予備知識もなく、

きっと現代のラブストーリーだろうと

勝手に決め込んで見始めた初回

 

 

ヒロインの名前が「雨」で

相手役の名前が「太陽」なのは

さすがにやりすぎでは…???

 

なんて思いつつも

高校生のめいちゃんがとんでもなく可愛くて

でれでれしつつ

現代と10年前を行ったり来たりする展開に

戸惑いつつ

 

そしたら、

「死神の精度」(@伊坂幸太郎)の

千葉さん(金城武)↓ みたいな斎藤工が出て来て

 

Sweet Rain 死神の精度 -コレクターズ・エディション | HMV&BOOKS online - VPBT-13147

 

なんだよファンタジーかよ?

とか突っ込みながら見てたら

本当にたくみくんが人外だった時の驚きよ!!!

 

この先このドラマ、

どう進んでいくの????

 

って気になりすぎて

1話見終わったあとにようやく

公式サイト読んでみたら

 

「過酷な『奇跡』が引き起こす

ファンタジーラブストーリー」

 

ってちゃんと書いてあったよねーーーー

 

ごめんね

私が悪かった笑

 

しかも、なんと脚本の宇山佳佑さん

私の大好きな今夜、ロマンス劇場で

作者の方だったーーーーー

 

 

ってなわけで3ヶ月間

ぐいぐい引き込まれていき

毎週泣きながらリアタイし

最終回まで見終わった感想としては

 

悲しくないと言ったら嘘になるけど

でもどこかスッキリしたというか

前向きになれる素敵なラストだったのでは?

と思いました

 

 

 

1番の軸は

めいちゃん演じる雨ちゃんと

山田くん演じる太陽くんの

ラブストーリーなんだけど

そこにいろんな要素が

絡み合ってて

辛くて泣けてしまうことも

温かく幸せな気持ちも

深く考えさせられることも

山盛りになってる作品でした

 

 

視覚や聴覚を失った人を描くドラマは

これまでにも見たことあるけど

「触覚を失う」という描写には初めて出会って

肩をたたく、手を握るなどのコミュニケーションが

全て不可能になるんだなぁとか

足を着地した感覚がないから

歩行が困難になるんだなぁとか

これにはかなり驚かされた

 

夢を追いかけること

挫折すること

再び夢に向かって頑張ること

 

親から虐待された子と

虐待してしまった親の絆の再生

それを見届けて旅立った祖母の愛

 

子を守って命を落とした母の

死して尚我が子を見守り続ける姿

妻を守れなかった夫の後悔

母の面影すら知らずに育った妹の家族への思い

 

愛する人のために自分の心を捧げた雨

それを知って打ちのめされる太陽

 

ずっとそばにいると心に決める太陽

離れてもう会わないと決意する雨

 

 

本当に毎週毎週辛い展開が待ってて

泣きすぎて頭痛くなるくらいだったけど

でも

ただただ悲しい物語ではなかったのは

2人が束の間でも幸せそうに笑っていてくれたからなのかな

 

あと、ちょっとほっとしたのは

「本来命を落とす運命であった人」が

ブレなかったこと

ここがブレていたら、

もしかしたらちょっと釈然としない何かが

残ってしまったのかもしれないなぁ、なんて

 

 

太陽くんが雨ちゃんのために作った花火を

雨ちゃんに見せることが叶わなかった時

「嘘やん?ドラマだったらここ見られるとこやん?」

って思ってものすごく悲しかったんだけど

 

最終回の

夜空に浮かんだあの傘のような鮮やかな赤い花火と

それを見上げる雨ちゃんの姿っていうシーンが

なんとも言えない美しさでとっても印象的だったなぁ

 

 

 

自分の名前も嫌いで

自分の存在価値を認められなかった雨が

太陽に出会って

「雨はこの世界に必要だよ」

そう言ってもらえたところから始まる

彼女の新しい世界

 

最終回のラストに出てきた

「SUN & RAIN」っていう看板に

何とも言えない幸せを感じました

 

 

もういっこだけ付け加えるなら

「まさしく太陽みたいな存在」である

山田裕貴くんを太陽役にキャスティングしたとこが

この作品の勝因だったんじゃないかな?

とかも思ってしまうね

(これは私が好きだからかもしれないけど)

 

 

永野芽郁主演『君が心をくれたから』場面写真を初公開! - フジテレビュー!!

 

雨ちゃん

素敵なパティシエさんになってね

太陽くん

ずっと雨ちゃんを見守っていてね

 

素敵な作品に出会えて幸せでした♡

ありがとうございました!!!

 

 

次は観劇記に戻ります!

小林一三生誕150周年記念コンサート 『清く正しく美しく』

続いては昨年12月のお話…笑

 

小林一三先生の生誕150周年の記念コンサート

「清く正しく美しく」が、

ご出身地の山梨県韮崎市で開催されたので

遠征してまいりました

 

だって

私の最愛の元トップコンビがご出演

なのですもの♡

 

 

いや行くのは即決だったんですけどね…

日曜夕方から韮崎での公演…

我が片田舎へ帰るには微妙に最終電車間に合わず…

しかし翌日はどうにも休みが取れず…

帰路途中の乗換駅前で1泊し

翌日そこから出勤しました!笑

 

あれこれ大変だったけど

でも本当に行ってよかったー!!!!!

素晴らしい公演でございました!!!

 

 

f:id:CoCo7698:20231222161955j:image

 

小林一三生誕150周年記念

「清く正しく美しく」

 

出演者:真琴つばさ姿月あさと風花舞 

    牧勢海、隼海惺

 

2023年12月3日(日)

東京エレクトロン韮崎文化ホール 大ホール          

 

 

画像

緞帳も綺麗な素敵なホールでした☆

 

 

客層はですね、案外地元の方が多かったようです

実際には宝塚を見たことない方も多かったんじゃないかな?

 

一三先生のお写真もたくさん出てきて、

生い立ちの紹介や越路さんとのお写真や

岩谷さんのエピソード紹介とかもあって

本当に出身地ならではの構成で温かい内容でした

 

 

そうそうこんな↓冊子ももらいました!

勉強になります!笑

画像

 

 

大まかな構成としては

パリの曲コーナー

アメリカ?ラテン?コーナー

→宝塚の曲コーナー

ミュージカル曲コーナー

ソロ曲コーナー

パレード

的な感じでした!(確か)

 

曲数が多すぎてセトリ全然覚えられなかったのですが🙄

でもそう!

最後にパレード的なものもちゃんとあったのです!

 

 

 

とりあえず私の記憶の片隅に残っている限りで備忘録を

 

(終演後~翌日くらいまで必死にメモを残すのですが

時間が経ってそのメモを読み返すと

我ながら意味がわからないものが多かったりします笑)

 

 

まずはこの公演のタイトルでもある

♪清く正しく美しく~でスタート☆

 

本当にTHE宝塚な幕開き~☆

って感じで皆さんお衣装も白で(確か)

ものすごく綺麗なオープニングでしたー!

(ような気がしますー!笑)

 

 

☆パリコーナーではまず

 

「モン・パリ」

「サ・セ・パリ」を皆さんで

 

 

そこから

優子ちゃんが「セ・シ・ボン(C'est ci bon)」
ずんこさんが「I LOVE PARIS」
マミさんが「パリ・カナイユ(Paris Canaille)」

 

を、それぞれソロで

(あ、コーラスさんやダンサーさんは

いらっしゃったかもしれません)

 

 

で、ね?

 

このパリの曲コーナーの中で

セマニがあったのーーーーーーー!!!!!

(「C’est Magnifique」from「CAN-CAN」)

 

優子ピスタッシュの歌い出しで始まって、

そこからこいこいこい🙏って祈ってたら

真琴フォレスティエ出てきたのーーーー!!!!!

 

世界初!

まみゆうこの!

セマニーーーーー!!!!

 

🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️

 

 

客席のあちらこちらから

悲鳴に近い歓声が上がってたのは

おそらく同じようにテンション上がったであろう

マミさんファンの方々ではないかと推察致します笑

 

もうここで既に涙腺ゆるんでウルウルだし

心臓バクバクで息も絶え絶えなんですよ

 

 

 

アメリカ・ラテンナンバーのコーナー

 

このコーナーの最初がね、確か

「エル・クンバンチェロ」だったんですよ

 

めちゃめちゃかっこいい優子ちゃんの掛け声で始まって!

テンション上がる~ってなったところで

優子ちゃんは掛け声のみでハケて行かれました笑

(うそやんwwwwwww)

 

まぁしかしこのナンバーはマミさんずんこさんを中心とした

男役さんのナンバーでして

それはそれはもちろんのことかっこよかったです!

 

 

このコーナーのマミさんにソロ曲は

「Fly Me To The Moon」でしてね♡

 

えぇ花月100周年の公演で歌い踊って最高にかっこよかった

あのマミさんに出会えてこれもとても嬉しかった!!!

 

 

そしてこちらもテンション上がったのが

優子ちゃんがずんこさんと歌った

コパカバーナ

 

白ドレスにちょっとボア飾りみたいなのを腕に装着した

優子ちゃんが現れてそれだけで可愛かったんですけどね、

これがなんとしめあやか版のコパで!

(そう、あの♪パッパッパ~ラパッパ~ラパッパのやつです)

ってことはすなわちだいきほ版のコパなわけで😂

 

想定外のところでお姫様たちのコラボ?が果たされまして

わたくし勝手に大満足でございました笑

 

 

そして皆さん揃っての

「SingSingSng」

ではなんと客席降りもありました☆

 

なんかこう、劇場中の空気がふわっと上がったような

そんな印象でした!

 

やっぱり嬉しいですよね、客席降りって!

 

 

 

☆宝塚の曲コーナー

 

ここで、私がこのコンサートで

本当に嬉しくて感動したナンバーのひとつ

 

皆さんご存知

ベルサイユのばらより

「愛あればこそ」

 

ここ、確か皆さん勢ぞろいの場面だったと思うんですけどね

今回のメンツ、元娘役が優子ちゃんしかいなかったんですよ

 

ってことはですよ

 

きますよね、あのパートが

 

♪あぁ~愛あればこそ~

 

のあとの

 

♪あぁぁああぁぁ~

 

っていうアントワネットさまパートが!!!!!

 

 

あれってだいたいOG公演とかでも

アントワネット経験者の方が担当するじゃないですか?

だからまさかのここで

優子ちゃんのアントワネットさま(パート)を聞けるだなんて!!!!!

これにはかなりぐっときました…(涙)

 

 

 

ただ、これ今書き起こしてて気になったんですけど、

Sing客席降りからの愛あればこそ、ってこれ、

私の記録メモ合ってます?????

 

え?客席降りして、皆さんそこから舞台上に戻って

宝塚コーナースタートしたんかな?

「ここで生まれたのがこのヒット作です!」

ベルサイユのばら!」

みたいなMCタイムとか挟んだんだよね?きっとね?

もう答え合わせをしようがないのでこのまま進めます!笑

 

 

このコーナーのソロ曲は

優子ちゃん「白い花がほほえむ」

マミさん「アマールアマール」

ずんこさん「夢人」

というラインナップでございました♡

 

優子ちゃんの「白い花がほほえむ」は

在団中から可愛くて大好きで

(最初は「BeautifulTomorrow」

次がTCAsp.(96か97かそのあたり))

(TCAの時のお花の形のヘアアクセが

これまた可愛くて大好きだったんですよね~)

再び聞けたの本当に幸せだったぁ~!!!

 

そしてですよ、マミさんの「アマールアマール」

これはもう持ち歌ですもんね

かっっっっっこよかった…

この公演時には私はもう宝塚を観ていなかったので

マミさんの生ソールを浴びることができて最高でした!

 

 

ここであのイントロが流れ出して

一瞬にしてガチ緊張

 

いやメンツ的にもそりゃあるし

ポスターにも曲目発表されてたので

あるってわかってたはずなのにね

 

「失われた世界」

from「EL DORADO」

 

始めから胸熱なナンバーばかりだったけど

1番の盛り上がりがこのコーナーのラストに持ってきた

エルドラードだったのはさすがに面白かった笑

 

結構な長尺で3人ともゴールド衣装で

照明もノリノリで本気のエルドラードだった

 

(本気のエルドラードとは)

 

もちろん♪愛の残骸のコーラスもあり😂

 

♪えーるどらーどぉぉぉぉーーーーー

って歌いきって3人でポーズ取ったら

それと同じ構図の公演ポスターが

後ろに映し出される演出にも笑ってしまった😂

 

でもマミさんの失われた世界が聞けたのは

本当に嬉しかった!!!!!

あの時の大劇場でお会いしたイグナシオさまが

脳裏によみがえってきて大感動でした

 

 

その後のMCタイムでマミさんが

「申し遅れましたが風花さんは私の相手役だったんですよ」

って紹介してくれて客席から2人に拍手があったのも嬉しかったなー♡

「姿月さんはその時2番手さんだったんですよー」って紹介もしてた

 

ベルばらのお話では

「実は私たち3人とも同じベルばらに出てたんですよ〜」

ってお話から

「その時どんなお役してました???」

っていうのをそれぞれお話してて、

そっかそういえばこの3人が初めて同じ舞台に立ったのって

あの「ベルばらフェルゼン編」なんだなぁって今更ながら驚き

 

ミーマイのお話

「私は名古屋公演でサリーをさせて頂きました」

っていう優子ちゃんに対して

「私たちはジェラルドとジャッキーだったんです!」

って言ってずんちゃんの腕に自分の腕絡めてったマミさん

ほんと小悪魔可愛い🤦‍♀️

そんなマミさんにずんこさんも

「ねージャッキーちゃん♡」って言ってたんだけど、

「でもあっち行っちゃうんでしょ?」って拗ねて笑

そしたらマミさんが優子ちゃんのお隣に来て、

「私たちはWSSではトニーとマリアでね」って

優子ちゃんにそっと腕を出してくれたの…

そこに優子ちゃんが腕を絡めて2人の寄り添って並ぶ姿に、

なんかこうキラキラしたものがあってぼんやりして見えて、

あーこれは世界じゃなくて私の視界が歪んでるのかー

そっかそういうことかーあははーって思いながら泣きました😭

 

 

 

☆ミュージカル曲コーナー

 

みんなでオクラホマ

まみゆうこで「Tonight」(from「WSS」

ずんこさんが「愛と死の輪舞」(fromエリザベート

そして最後にみんなで

ランベスウォーク」(from「ME AND MY GIRL」

 

星空のように照明が煌めくセットの前でのTonightには泣きすぎた😭

まみゆうこのトニーとマリア、

100周年公演の1日限りの特出以来だよ…😭

しかも当時のままのキラキラと甘さなのに

歌は当時よりいいの!よ!ねぇ!

 


あとね!

ランベスウォークで客席降りあったんだけどね!

その途中で!

どうしてまみゆうこはそっと手を繋いだの?ねぇ!

私が見たのは幻ですか…

♪可愛いランベスギャルのとこでマミさんが

優子ちゃんの前まで来て

優子ちゃんのこと指差しながら歌ってくれたのもーーー

はーーーー!!!!!!

もうマミさんへのらぶが止まらぬーーーーーー♡♡♥

 

 

このあとはゆるゆるまみずんのMCタイムだったんだけど笑

ずんこさんが一三先生のアクスタ持って来てて😂

舞台に置いて、

「先生が韮崎に帰ってきましたー!」って

2人で寸劇みたいなの始めて

あの方たちの独特の空気感も面白かった😂

ずん→マミも案外厳しく突っ込むからそれがまた面白い

 

ずんこさんがずっと一三先生の声をあててて、

そのやり取りの中でマミさんが

「私たちのどこが可愛いですか?」って聞いてて

素に戻ったずんこさんがめっちゃ冷めた声で

「え?私たち3人ってことですか?」って聞いてたのも笑ったし

それに対して「そう!」って楽しそうに答えてるマミさんが

ほんと可愛すぎてどうしようかと思ったりもしました笑

 

真琴節MCは絶好調で

「梅田から宝塚って言ってもピンと来ないと思うんですけどね、

大月から富士急ハイランドまでだと思ってください

そこに鉄道を通してその沿線に住宅地を作ったんですよ

わかります?」

っていう親切な説明とか

「一三先生はカレーライスをお安く提供してくれた」

って話にはずんこさんが再び

「私姿月あさとですけどね」って

一三先生から素のご自分に戻って

「それって阪急百貨店ですよね?」

「大阪の人間なのでよくいきました」

とかっていうエピソードも披露してくれたり

 

あとは

「今ね、何の時間かっていうと

風花さんのお衣装変えの時間です」

って笑ってて、なんかあのマミずん独特の空気感で

面白かったです!

 

 

☆ソロ曲のコーナー

 

ここでメインキャストの3人が

それぞれソロ曲をご披露してくださいまして!

 

ここでの優子ちゃんのソロ歌がね、

ミーマイの「一度ハートを失ったら」

だったんですよ😭

 

「顎で受け止めて」は退団後も何度か

聞く機会もあったんだけど…これは…😭😭😭

ブルーのドレスの優子サリーが

目に涙をいっぱい溜めて歌う姿に

あの日の中日のサリーを思い出して

胸がいっぱいになったのですよ

 

 

ずんこさんは「夜明け」

マミさんは愛の讃歌

 

ここのマミさんが赤のタイトドレスで登場されたんですよ

これまで現役男役ばりにかっこよく

ずっとパンツスタイルだったから

そのドレス姿が何とも新鮮でゴージャスで

客席からも「ほぉ~」みたいな

ため息に近い歓声が上がってて

なんだか勝手に私まで誇らしい気持ちになったり笑

 

ここの歌の前のMCがとても素敵だったんだけど

客席の男性が何か大きな声で喋ったんですよ

(おそらくマミさんに何かを言ったわけではなく

声の大きな私語笑)

それに「え?何ですか?」って

ちゃんと尋ねた上で返事がなかったから

「何かお言葉をいただいたんですね、

ありがとうございます」って

頭を下げて御礼を言ったの🥺

 

マミさんてこんなところがほんとかっこいい方だな

って改めて感動してしまった…

 

そしてそこから歌い上げた愛の讃歌

ドラマチックで最高に素晴らしかった!

 

 

☆パレード

 

「宝塚我が心の故郷」

♪いつか夢に見し〜っていう

優子ちゃんのエトワールで始まって

ずんこさんが出てきて2人で歌って

最後にトップスターマミさんが

♪誰にのみあこがるぅ〜で歌い上げたの

なんかやっぱりスターだった

かっこよかったぁ~

 

また私はマミさまにn回目の恋に落ちたのです笑

 

そこからの

♪小さな湯の町宝塚に〜って

「おお宝塚」への流れもとてもよかった!

そしてカーテンコールにはやっぱり

すみれの花咲く頃で幕!

 

地元の人も我らwも楽しいセトリで

素晴らしい内容でございました!

 

 

www.instagram.com

 

 

最愛のコンビがずっと仲良しで

お披露目から26年

(らしいですマミさんが言ってました)

経った世の中でも

あの頃と変わらないカップルっぷりを見せてくれるって

こんな幸せなことないよね涙

 

 

画像

人生で初めて降り立った韮崎駅!笑

 

画像

開演前にお散歩して平和観音越しの富士山🗻

 

 

簡潔にまとめようと思うのに

想いが溢れすぎていつも長文になってしまう

 

でも時が経つたびに好きが募っていくの本当にすごい

覚めたり飽きたりがまったくない自分にもびっくりだし、

そうさせないお姫様も本当に尊いと思うの(ねぇ?)

 

 

 

以上一三翁の出身地で拝見した

OGコンサートについてでした!

お次は配信で見た雪組公演です☆

「ME AND MY GIRL」@配信(水美ビル)

続けて星組さんの「ミーマイ」博多座

 

今度は配信で見た

水美ビルバージョンについてです☆

 

f:id:CoCo7698:20231222162026j:image

ミュージカル

『ME AND MY GIRL』
Book and Lyrics by L.ARTHUR ROSE and DOUGLAS FURBER
Music by NOEL GAY
Book revised by STEPHEN FRY Contributions to revisions by MIKE OCKRENT
作詞・脚本/L・アーサー・ローズ&ダグラス・ファーバー
作曲/ノエル・ゲイ
改訂/スティーブン・フライ
改訂協力/マイク・オクレント
脚色/小原 弘稔
脚色・演出/三木 章雄

 

1937年にロンドンで初演され、1646回のロングランを記録した

大ヒットミュージカルで、宝塚歌劇においては、

1987年の剣幸を中心とした月組での初演が大好評を博し、

その後も度々再演を重ねてきた人気作品。

1930年代のロンドンを舞台に、下町で育った名門貴族の世継ぎの青年

イリアム(ビル)が一人前の紳士に成長するまでを、

恋人サリーとの恋物語を絡めて描き上げたロマンティックコメディの傑作です。

この度の博多座公演では、ビル役に水美舞斗と暁千星が役替わりで挑み、

サリー役の舞空瞳と共に、名曲で綴られたハートフルなミュージカルをお届け致します。

なお、本公演では、主役のビル役及びジョン卿役で、水美舞斗と暁千星による役替わりを行います。 

 

主演
水美 舞斗(専科)/暁 千星、舞空 瞳  

 

博多座 (福岡県)
2023年10月9日(月)〜11月2日(木)

星組公演 『ME AND MY GIRL』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 

いやーしかしですね、

 

どのキャストであっても

 

ランベスウォーク終わりで

マリアのティアラを乗せたビルと

ビルの帽子を乗せたマリアが

踊りながら扉に入っていって

その扉をヘザーセットさんが閉じる

1幕ラストがほんと好き!

 

なんて洒落たミュージカルなんだろうって

見るたびにテンション上がる

 

 

公演全体の感想は

ありビル版の方に書いたので

今回は役替わりキャストと

配信で見て改めて感じたことなどなど

 

 

 

まずはマイティ(水美)のビル

 

とっっっっても可愛いビルだった!

 

これがね、ものすごく意外だったんだけど

なんで意外かってそりゃそうよ

 

みなみビルは存在自体がほんと可愛くて

それに対してありビルの方が

リアルメンズっぽいかっこよさがあったの

 

だって2人の持ち味から言ったら逆じゃない???

 

あわよくばジャッキーにも手を出しそうな

ありビルに対して

みなみビルは本当に「ダメだってば!」

って思ってそうだったの

 

 

あと、ランベスの仲間たちだけじゃなく

お屋敷のみんなまでが好きになっちゃう魅力が

ビルっていうキャラには必要だと思うんだけど

ありちゃんは本人が持ってる生まれ持っての天性のものが

存分に生かされてて、

マイティは専科さんの特出ってこともあってか

みんなを引っぱっていくリーダーシップ的なものを強く感じた

 

 

台詞まわしや動きなんかは

素朴なありビルに対して

みなみビルの方がちょっとオーバー気味で

まぁこれは月組育ちと花組育ちの差かなぁ

なんてことも思ったけど

 

そう!

花組育ちといえば!

ひっとんサリーとのバランスも最高だった

ありひっとんの最高さは

等身バランスからくるビジュアル的なものが強いんだけど

みなみひっとんは同じとこ出身で同じ階級に住んでる

そんな同じ空気を醸すバランスの良さだった

 

配信でちゃんと見て、

サリーのパンプスが

真っ赤じゃなくてちょっとくすんだ赤なのが

可愛いなぁって思ったんだけど、

これがビルの靴下とお揃いみたいになってて

本当にこの2人は出会って一緒に生きていく

そう生まれる前から決まってたんじゃないかな?って

なんだかそんなことも思ってしまった

そう思わせてくれた

 

そういえば昔はサリーちゃん自分のこと

「あたい」って呼んでた気がするけど

ひっとんは「あたし」って言ってたね

どこかで変更されたのかな?

 

ちなみにサリーちゃんの

「はじめましてどうぞよろしく~」

ガニ股バージョンが好きです!

(いやどれも可愛いんだけど)

 

 

ありビルはサリー出ていくって言っても

まさか本当に出ていくなんて思ってなくて

「僕と僕の女の子を誰が別れさせるっていうのさ?」

って100%信じて疑わないようなイメージで

だからこそ、本当に彼女が出て行ったんだと

だから探しに行くんだっていうラストが

もう本当に切なくて悲しくて可哀想

泣けて仕方なかったんだけど

 

みなみビルはもっと早い段階で

サリーが本気で身をひこうとしてることに気付いて

ショックを受けてるように見えたんだよね

だからラストの

「父が犯した唯一の過ちは愛する娘をおいてきたことです」

のあたりでは怒りに震えてるようにすら見えた

 

 

そういえば観劇した時にも?ってなったんですけど

最後にビルがサリーに言う

「このやろてめえ」の台詞、

「てめえ」の位置変わりました???

なんだか劇場でも配信でもちょっと違和感あったんですけど???

 

 

 

もう1人の役替わりキャスト

ありちゃん(暁)のジョン卿

 

これがまた最高にダンディで素敵だったー!

ジョンはマリアはもちろんサリーとの並びも好きなので

ありほのかとありなこの絡みが両方可愛くて嬉しかったー!

 

ありジョンはダークなスーツも渋くて素敵☆

パブに現れるコート姿が最高にかっこいい

 

花男の体現化みたいなマイティの隣で

こんな渋オジが似合うようになるなんて・・・

感慨深いですよ😢

(ありちゃんに対してはモンペ的立ち位置なので笑)

 

 

ヘアフォード家に似合わないビルを追い出したい

愛するマリアの諦めない姿を見て

出て行こうとするビルに戻ってきてほしい

健気なサリーの姿に

この2人を引き離してはいけないと思い始める

それならばサリーも一緒にふさわしい教育を受けさせればいい

 

このジョンの天才的な発想の変換が

ありちゃんの緻密に計算されたお芝居によって表現されてて

結果、「ジョン天才」に行きつきました笑

 

 

 

いやーしかしやっぱり

面白いよね役替わりって

 

ご本人さんたちの負担にならない程度の役替わりなら

アリだと思うなぁ

きっとものすごく良い経験になる

(そして客は楽しい!win-winですな)

 

で、どちらのキャストであったとしても

ラストに出ていく前のマリアとビルのやり取りの場面当たりから

最後までずーっと泣いてた

 

 

 

あとやっぱりジョンとマリアは

2番手さん2番手娘役さん的なポジションの方のバージョンが好き!

そしてそんなポジションの娘役さんを大切にしてほしい

 

ファントムのカルロッタやオーシャンズのダイアナを任せられる娘役さん

今なら星のほのかちゃんと宙のじゅっちゃんかなぁ?

少し前ならくらっちとかくりすちゃんとか?

 

 

ほのかマリアのヘアフォード家への強い想いが

痛いほど伝わって本当に名演だった!

 

 

あ、でも昔から気になってたんだけど

パーティーでビルがお客様に

「お太りになりました?」みたいなこと言って

怒られるとこがあるけど

え?だってあれレッスンの時に

マリアが言ってたんじゃん?

って毎回思う(ビル可哀想笑)

 

 

 

かりんジャッキー

ソファの場面の靴、

白いファーついてて可愛いねー

これ配信で見たからわかったとこ♡

あとかりんちゃんの手脚の長さに

改めて驚愕しましたわ

そしてたびたび言われてるけど

ジャッキーのお衣装着ると

ますます壮さんに似て見えるね!笑

(イコール美人さんってことなので褒め言葉)

 

 

そういえば2幕頭のシャッポの場面、

タップシーン足されてるよね?

なんか前より長くなってる気がする

 

振りが変わったのは

ご先祖さまたちが退散してく時とか

幻想のデュエットでも思ったかも

どこって言われると難しいんだけど

私の親ミーマイ(←月組版)とは

違った気がする

 

 

そうそう

これ劇場で観たのか配信で見たのかもう覚えてないんだけど

図書室の場面でビルのマントに巻き込まれていく

ジャスパー卿

「停電したね」って言ったの、

もうほんと苦しいくらい笑った😂

なんかこれがとんでもなく可愛い言い方で!

そうだね、突然真っ暗になったから

びっくりしちゃったよね笑

 

さきっぽのお芝居センス最高だった

(早く戻っておいでね)

 

 

さてフィナーレですが☆

 

なんといっても

ありかりんのタンゴですよ!

 

私はありかりんの並びが最高に好きなので、

次にありちゃんが主演する時には

2番手はかりんちゃんでお願いしますー🙏

なのちゃんがヒロインなら最高だけど…

まぁそんなに上手くいくわけないので

でもまずは新公ヒロから何卒…よろしく…🙏

(って思ってたら本当に新公ヒロきてガッツポーズですよ)

 

ちなみに組とか番手とか関係なく

ありちゃんと並んだら合いそうだなーと思うのは

宙組の山吹ひばりちゃんです💕

これ同じことを2番手時代の咲ちゃんで考えて

夢白あやだな!って言ってたら叶ったので期待せずに待ってます!

(タカスペなくなったの本当に無念)

 

 

男役群舞

マイありの並びも何もかも好きなんだけど

「らぁ~んぷ」「ぽぉ~すと」の掛け声が

好きなじゃないんですよね

全然面白くないし、

なんなら興覚めレベルで…

せっかくかっこよくため息風の掛け声ポイントなんだから

こんな意味ないダジャレみたいなの言わせないで欲しいなー

 

 

 

そしてデュエダン

 

みなみひっとんはピンクのドレス

ありひっとんはブルーのドレス

これ提案した人天才すぎて

何か賞とかもらっててほしいくらい

 

ひっとんはピンクドレスも天才的に可愛かった

頭飾りにハートが散ってるのもキュート🥰

 

水色ドレスはお姫様みたいだったけど、

ピンクドレスのひっとんは正統派宝塚の娘役!って感じだった

やっぱり私は花娘さんのドレス捌きが素晴らしいと思ってるから

花組を通った娘役さんの所作の美しさには見惚れてしまう

 

マイティとひっとんのデュエダンは

本当に可愛くて微笑ましくて

温かい空気に満ち満ちてた

 

そして、花組で一緒だった2人が、

もう今やどちらもその組にいないにも関わらず

こうやって素晴らしいデュエダンを見せてくれるの

本当に奇跡に近い幸せだなぁと感動しました

 

 

だって、きほちゃんで言ったら

変わらずのぞみさんの相手役のまま

1作だけ礼さんと主演コンビを組めるってことでしょ???

私だったら咽び泣くレベルの僥倖ですよ???

(すぐ自分の贔屓に置き換える笑)

 

 

とにもかくにも

役替わりどちらのバージョンも大変楽しませて頂いた

素晴らしい公演でございました☆

 

 

以上、ミーマイ水美ビル版についてでした!

 

お次はなんと山梨県まで行って参りました

小林一三生誕150周年記念コンサート 「清く正しく美しく」

についてです☆

「ME AND MY GIRL」@博多座(暁ビル)

続いては

ミーマイを観に博多座へ行ってきたお話☆

(まだ昨年10月のお話をしています笑)

 

長い観劇・ヅカヲタ人生ですが

実は博多座は初体験でした!

 

博多には何度も行ってるので

前を通ったことはあったんですけどねー!

(だいきほは博多座行かなかったもんなー)

 

大好きなありちゃんが!

大好きなひっとんと!

大好きなミーマイを???

(しかもお仕事の繁忙期越えて

休日出勤の代休も取れる???)

ってことで遠征して参りました☆

 

f:id:CoCo7698:20231101135720j:image

ミュージカル

『ME AND MY GIRL』
Book and Lyrics by L.ARTHUR ROSE and DOUGLAS FURBER
Music by NOEL GAY
Book revised by STEPHEN FRY Contributions to revisions by MIKE OCKRENT
作詞・脚本/L・アーサー・ローズ&ダグラス・ファーバー
作曲/ノエル・ゲイ
改訂/スティーブン・フライ
改訂協力/マイク・オクレント
脚色/小原 弘稔
脚色・演出/三木 章雄

1937年にロンドンで初演され、1646回のロングランを記録した

大ヒットミュージカルで、宝塚歌劇においては、

1987年の剣幸を中心とした月組での初演が大好評を博し、

その後も度々再演を重ねてきた人気作品。

1930年代のロンドンを舞台に、下町で育った名門貴族の世継ぎの青年

イリアム(ビル)が一人前の紳士に成長するまでを、

恋人サリーとの恋物語を絡めて描き上げたロマンティックコメディの傑作です。

この度の博多座公演では、ビル役に水美舞斗と暁千星が役替わりで挑み、

サリー役の舞空瞳と共に、名曲で綴られたハートフルなミュージカルをお届け致します。

なお、本公演では、主役のビル役及びジョン卿役で、水美舞斗と暁千星による役替わりを行います。 

 

主演:水美 舞斗(専科)/暁 千星、舞空 瞳  

博多座 :2023年10月9日(月)〜11月2日(木)

星組公演 『ME AND MY GIRL』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 

 

オーバーチュアですでに泣いてた😭



ありビルとひっとんサリーの並びが

もう可愛くて可愛くて😭

私がこれまで劇場で観劇したサリーは、

風花、愛希、舞空と3人目なので、

まぁ私の娘役の好みはわかりやすいよね笑

 

私が最初にこの作品に出会ったのは

初演(剣・こだま)版のCDで、そこから

天海・麻乃版の映像→久世・風花版の観劇となるのですが

悪い人が誰も出てこない可愛いハッピーミュージカルで

楽しいナンバーがいっぱいの印象だったのですが

今回の星組版はいたるところ泣けて仕方なかった

 

これが今回の作り方によるものなのか

それとも自分の加齢(笑)によるものなのか・・・

いまだにわかりません

 

ひっとんのサリーはどこか優子サリーに似たものがあって

元気いっぱいで男前ツヨツヨな面も見せつつ、

ビルのことが本当に大好きで

そんな大好きな人のために、笑顔のままボロボロと大粒の涙を流すような

そんな女の子でした

 

だから私はそんな彼女の姿に泣けたんだと思います

 

作品のテイストとして私はうたみみ&ノンゆうこ版が好きで、

ゆりよしこ&まさちゃぴはハマらなかった人間なんだけど

(まとあやとみりかのはみてない)

ありなこは両タイプのテイスト混ざってた気がする

でも、天海ビルのアマリラとシャーリンガム卿のとこ大好きだったから

あれが受け継がれてるのは嬉しかった!

 

 

 

さてさて

印象に残った方々など。

 

 

まずはなんといっても主役ビルありちゃん(暁)

 

博多座で主演するありちゃん」

を見たくて遠征したようなものなので👍

 

ありビルは可愛さとかっこよさのバランスが絶妙だった

彼女が本来持ち合わせてる

天才的な可愛さ(人から可愛がられる力)

きっと努力と研鑽で積み上げて来たのだろう

男役としてのかっこいい見せ方

経験値や余裕から生まれる

滲み出るようなかっこよさ

そんなものたちを武器にした本当にチャーミングなビル

 

サリーが大好きなのに彼のために

身をひこうと思うほどに愛してることも、

マリアが叔母として教育する立場として

別れが辛くなるほどに甥を愛していることも、

すごく納得できる、魅力的で

お屋敷中を明るく照らしてくれる太陽のようなビルだった

 

 

街頭の場面のありビルが

サリーのこと好きすぎて本当に寂しそうで悲しそうで、

ありちゃんの母性本能擽り力が半端なくて

見てるこちらも本当に辛くて

でもラストに至るまでに、

いややっぱり僕の隣にはサリー!絶対!って思い直してるのも

彼のサリーへの想いの強さと生まれ持った前向き感を感じて好き。可愛い。

だからラストは、よがっだねぇぇぇえってボロボロに泣いてしまった

結末知ってるのにあれだけ泣けた自分にびっくりだわ😭

 

マリア叔母とのレッスンの場面で

パーちゃんが自分のこと置いて退場しちゃう時に

ありちゃんがとんでもなく可愛い顔して

パーちゃんのこと見てて最高だったんだけど

「そんな子犬みたいな顔で見ないで!」って

パーちゃんにも言われてて、そうだよねって笑った😂

 

 

しかしありちゃんのスタイルの良さには

ほんと惚れ惚れする!

ランベスとかの上着を脱いだスタイルが更に至高!

ひっとんとの並びが最高なのはもちろん、

ジョン卿やマリアとの体格差もそれぞれ素晴らしかった

私はありちゃんの舞台を見るたびに

ほんのりゆうひさんっぽさを感じてて、

それはきっと私の好きなフォルムなんだろうと思ってたけど

あれだね、月組の芝居なのもあるんだろうね

今回作品がミーマイだから更に感じたのかもしれない


私はありちゃん大好きだから

すでに出来上がってる感も感じるんだけど、

それと同時にまだまだ伸び代も感じるんだよね

だからもっともっと熟したらもっとよくなると思うから

ある程度2番手期間があるといいなぁなんて思ったり

(もう少しことなこ見させて🙏)

 

 

そしてそして舞空サリーですよ😭

 

可愛くて強くて脆くてかっこよくて、

ひっとんが自分の持つ素材の良さを存分に発揮して

のびのびとサリーとして生きてて

その健気さに泣けて泣けて仕方なかった😭

♪この手を〜のナンバーだけ

あと1歩歌い切れてない気はしたんだけど

それ以外はダンスはもちろん歌も芝居もパーフェクトで

これは彼女にとっても素晴らしいハマり役

 

トップ娘役としての経験値を重ねたところで

トップ経験のない男役と組むことで余裕と風格さえ感じた

(最高。カッコイイ)

ビルが殿様になったら自分は奥方になると信じて疑わなかった子が、

少しずつビルだけが貴族様になっていく姿を見て、

彼のために愛してるからこそ身をひこうと決意する

その健気さに泣けて泣けて仕方なかったし、

ひっとんはその健気さの作り方がすごく良かった😭

 

 

そして今回のキャスティングでなんとも面白かったのが

マイティ(水美)のジョン卿

 

星組公演にマイティっていうのも

専科のマイティっていうのもなんだか新鮮で、

でもマイティがお髭のジョン卿をダンディに

ハートフルに演じてくれるのであろう絶対的信頼感はあって

素晴らしいキャスティングだったと思います!

 

昔とある公演で某2番手さんが演じた髭のおじさま役が、

まぁとんでもなく似合ってなくて笑、酷かったんだけど、

それを新公で演じたマイティは下級生ながらに

なかなか渋めのかっこよさで素敵だったんですよね

あれから数年経ってますますダンディさに

磨きがかかって素敵なオジ様だった

 

私はマリアとジョンは専科さんよりも

ある程度番手さんがやる方が好きで、

でもやっぱりビルより上級生の方が収まりはいいわけで…って意味で、

今回のありビルに対して水美ジョンは最高のバランスだった

 

誰とでも仲良くなっちゃうビルだから

お屋敷の皆様との別れがきっと寂しいはずで

「家族」が出来たこともきっと嬉しかったはずで

その寂しさはきっと見送る側も感じてて…😭

ってところでそれを全部解決してくれるジョンが

最高にかっこよかった!

 

 


今回素晴らしかったのはなんといっても

マリア侯爵夫人ほのかちゃん(小桜)!

 

やっぱり管理職レベルの女役さんより

ある程度ヒロインよりの娘役さんが演じた方が好き!

女としての可愛らしさと公爵夫人としての軍艦ぽさと

確かな歌唱力と声の綺麗さ!素晴らしかった!

ありビルとの並びも水美ジョンとの並びも、

そしてパーちゃんを従える圧の強さも全部よかった

 

ラストでは、小さな戦いに負けた静かな悔しさと、

その後に押し寄せる甥が去ってしまうことへの寂しさが溢れ出ていて、

あぁジョンは彼女のこんなところが愛しくて堪らないんだろうなぁって

ぎゅんってなるポイントだった

 

私が見た回はフェンシングの場面で

ほのかちゃんがゲラってしまってて😂

まずありビルに剣でツンツンってされて、

少しの間をおいてもう1回ツンってされたところで

ちょっと堪えてたんだけど、

そのあとビルが背後から直近で「どしたの?」って

聞いたところでもうダメだったみたいで😂

「次に…ふふ…ふぅ…次に!…ふふふ…ふぅ〜…次に!

あなたを…ジャクリーンと…けっ…こん…ふ…させますーーー!!!」

ってもうボロボロで😂

ありちゃんも仲良しあいこちゃんだから容赦ないよね😂

そのあと、持ち直したほのかちゃんが

つらつらつらと説明台詞言ってる間、

ありビルは虎さんに

「おばちゃん笑っちゃってたよねー」ってお喋りしてて

可愛くて萌えると同時に、

ほのかちゃん負けるな!頑張れ!って思ってた笑笑



私の今回の目的の1人であった

かりん(極美)ジャッキー💕可愛いーーー💕


圧の強い美貌でありながらほんと可愛くて可愛くて!

私としては涼風・真琴と演じた思い入れのあるお役なんだけど

今回はちょっとマミちゃんの面影も感じたな☺️

かりんちゃんはダンスの振りのあちこちに

あまりダンスは得意じゃない感が滲み出るんだけど、それすら愛しい…😂

比べるとやっぱりマミちゃんはダンスは悪くなかったんだな…と笑

でもお歌はかりんちゃんの方がかなりよかったと思う😂

通路側のお席だったから、

ランベスウォークの時にちょっとジャッキーが

目の前に来てくれたんだけど、

あまりの美に強制的に視線が吸い寄せられる感じだった

金髪もお衣装もどれも似合ってて女装感全然なかったのもすごい!

ビルとジャッキーのソファの場面は、

私的にはありかりんの並びですでに萌えるんだけど、

愛とか恋とかじゃなくて

本気でトップへ登るための手段としか思ってなさそうな、

からりとしたジャッキーで、

これはジェラルド苦労するだろうな…

でも可愛いよね、ジャッキー、って思ってた

対してありビルはリアルメンズ感というか雄味が強くて、

これサリーの存在がなかったら

1回くらい手出しありだったんじゃないかって思わされる雰囲気だった笑笑

 

 

ぴーちゃん(天華)のジェラルド

こりんちゃん(ひろ香)のパーチェスター

手堅く巧くて、

ストーリーの展開上彼らの台詞が

しっかりと客の耳に届くのって重要だからこのキャストは良かった

あと、個人的には天海さんの大ファンだというぴーちゃんが

ミーマイに出られたの嬉しかっただろうなぁって

そう思うとこちらも嬉しくなる♡

 

 


そして今回の娘役さんチェックですが☺️


私の大好きなにじょはなちゃん(二條)が

もうりら様に次ぐくらいの位置にいてびっくり

でもいつ見ても可愛い

 

ゆりちゃん(水乃)と陽ちゃん(碧羽)は

スタイルの良さですぐにわかる

2人ともダンサーだから動きも綺麗でこれまた目立つ!

 

美蘭ちゃん(綾音)も可愛かったのー!

美蘭ちゃんによく似た可愛い子がいるな?って思ったの

こいきちゃん(彩夏)よね?

月のいちごちゃんによく似た子は

いとちゃん(愛花)!

 

そしてひなちゃん(美玲)とひよりちゃん(藍羽)が

これまた可愛くてねーーーーー🥰

2人とも下級生なのにどこか落ち着いた綺麗さがあって好き♡

余談だけどひよりちゃんは

誰かに似てる…誰だろう…ってずっと思ってて

いろんな娘役さんを思い出してみてもどうにもぴんとこなかったんだけど

ようやくわかった!

珠城さんに似てるんだ!スッキリ!笑

 

ランベスウォークの時にすぐ横の通路を通っていった

白妙なっちゃん

歌声の美しさと声量はインパクト大だった!

他は誰も「みんなで歌ってる」声だったのに

なっちゃんだけはその中でも

なっちゃんの歌声」がしっかりくっきり浮き上がって

確かに目の前にいるその人から聞こえて来てしかも巧い

 

あーそう!最後に!

私、登場人物の中でも

ヘザーセットさんが大好きなんですが

今回の輝咲さんがもう理想のヘザーセットさんすぎて!

かっこいいし執務に忠実だし素敵だったー♡

もし私がミーマイに出るのならチャーリーの嫁役がいいです!

(そんな役はありません)

(ジョン卿お祝い待ってます♡)

 

 

今回芝居のテンポとか間がとてもよくて、

各場面各キャストの飛び交う台詞たちに笑いもたくさん起きてて

かといって下品な笑いや内輪ウケみたいなものもなく

ミュージカル作品そのものの面白さで勝負してて

そこがとてもよかったと思います!!!

 

 

 

さてフィナーレナンバーですよ

 

どの場面もよかったんだけど、

きっとあるだろうと思ってた

ジョンとジャッキーのナンバー

タンゴなのも舞台上に2人しかいないのも

ジャッキーがパンツスタイルなのもどこもよかった

(最高です)

男役群舞はまず階段上に

タイプの違うダンサーマイありの2人がいて

そこにまたタイプの違うダンサーの

ひーろーとぴーちゃんが加わる演出が最高だった!


そして縦横無尽の活躍

ひっとんちゃんんんんんんんん😍

女王然とした大羽根ダルマのラインダンスセンターから

あっという間に青いドレスのデュエダンお姫様に変身してくるの!

最高!

黒のチョーカーを首後ろでリボン結びしてるのとか天才!

 

ありなこのデュエダン

キラキラとした御伽噺みたいだった


もうこれは恒例だけど

パレード3組のウェディングになるの

本当に可愛くてハッピーが溢れてて大好き!

ナンバーの流れも毎回定番だから

客席の手拍子も揃ってて気持ちいいよね☺️

 

今回はエトワールなっちゃん

素晴らしい美声が響き渡って始まるのも最高!

 

 

そういえば私の観劇回は

撮影用のカメラが入る回だったから

ランベスウォークやパレードで

ありちゃんがカメラに向けてバシって視線送ってるのが

(横からそれを見てただけだけど)

かっこよすぎてひっくり返りそうになった😍

あれ配信にはちゃんと入ってたのかなー?

そして円盤には入るのかなー?(ワクワク)

 

 

実はこの博多遠征、

大劇場で宙組さんを観劇後更に西に移動する予定でした

実際は宙組さんは公演中止となってしまったので

結局前日はゆっくりと観光しました

美味しいものを食べて

現地の友人にも会えて

良き遠征でしたが

でもやっぱりちょっと悲しさも心に残る思い出となりました

 

 

せっかくだから観劇前日に博多座前もお散歩した!

f:id:CoCo7698:20240117114011j:image

 

以上ミーマイありビル版を観劇した思い出でした☆

お次はこちらは配信で見たみなみビル版のミーマイについて!

 

雪組 pre100th Anniversary『Greatest Dream』@配信

続いては雪組のpre100th記念公演

『Greatest Dream』を配信で見たお話なわけですが・・・

(昨年10月のお話をしています笑)

 

私としてはですね、

やっぱりだいきほが揃う日が見たくてですね、

でもそれって初日のみであって

しかもその日に限って

休日出勤で絶対お仕事休めない日

観劇は諦めてたんですが

配信あるって言われたら見たくなるじゃないですか・・・😢

 

仕事終わって即スタンバイしようとしたものの

その日はかなり僻地にいて近くにカフェもファストフード店もなく

仕方なくスマホで配信見つつ都会へ電車移動・・・

途中、望海さんの出番が近くなり

次の駅で降り(電車内電波安定しないので)

ホームのベンチで凍えながら見て再び電車移動・・・

なんとか駅に着いたものの移動する時間的余裕はなく

今度はコインロッカー並びの片隅でだいきほのナンバーを浴びまして

幕間に駅前のマックに駆けこむ・・・

(寒いし充電ヤバ目だったので)

 

4曲のだいきほのためにこの労力😂

 

そんな鑑賞の仕方だったのでだいきほのエモさ以外は

ほとんど覚えておりません(笑)

 

なんてもったいないことを!!!

と自分でも思いますがまぁ仕方ない!

DVD申込したのでそれでまたゆっくり堪能します

 

宝塚歌劇 雪組 pre100th Anniversary『Greatest Dream』

 

宝塚歌劇 雪組 pre100th Anniversary

『Greatest Dream』

構成・演出:三木章雄

紡がれし伝統が今、新たなる歴史を刻む
宝塚歌劇 雪組のレジェンドたちがお送りする
最高の夢を今あなたに――
1924年宝塚歌劇 雪組が誕生してからまもなく100周年を迎えます。
それに先駆けて、時代時代を彩った伝説のスターが大集結、

素敵なショーをお届けいたします。

 

出演

麻実れい 寿ひずる 平 みち 杜けあき 一路真輝 神奈美帆 高嶺ふぶき

紫 とも 鮎ゆうき 香寿たつき えまおゆう 和央ようか 月影 瞳

安蘭けい 成瀬こうき  朝海ひかる 貴城けい 水 夏希 彩吹真央

舞風りら 壮 一帆 音月 桂 白羽ゆり 望海風斗 愛原実花 愛加あゆ

舞羽美海 朝月希和 真彩希帆 

  

未来優希 / 緒月遠麻 / 真波そら / 沙月愛奈 / 蓮城まこと / 笙乃茅桜 /

彩月つくし / 坂井美乃里 / 大原万由子 / 桜庭舞 / ゆめ真音 /

美穂圭子(特別出演(宝塚歌劇団))

 

東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2023年10月21日(土)~10月30日(月)

梅田芸術劇場メインホール
2023年11月11日(土)~11月14日(火)

 

宝塚歌劇 雪組 pre100th Anniversary 『Greatest Dream』 |梅田芸術劇場

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

といったわけでほぼちゃんと見られてません!

 

そんな状況でもだいきほがだいきほで可愛くて

無理してでも見てよかったです!

 

ひかりふる路」のナンバーはもれなく全部好きですが

「今Now」本当に好きなんですよ…😭

 

この先輩OGさまたちが居並ぶイベントで

2人で歌うデュエット曲に、

退団後初めて歌声を重ねる曲に、

この私の大好きな曲を選んでくれたの本当に嬉しい!

 

1幕はお衣装が白合わせだったようで

白スーツの望海さんと白ドレスのきほち

並ぶ姿が尊さMAXだったし、

 

きほちゃんの表情から、全身から

「望海さんと一緒に歌えるのが嬉しい」

って伝わって来て、もうそれだけで泣けてしまう

 

ありがたいことに2人でMCタイムまで頂けて!

(この日しか2人が揃わなかったからでしょうね)

 

望海さんから、そして会場の皆さまから

結婚のお祝いをして頂けて嬉しそうでしたね

 

望海さんから

「どうして、そうなっちゃったの?」

って聞かれて

「わかんない笑」

って答えるとことかほんとだいきほだし、

2人の間の空間を指した望海さんが

「間に誰かいるような気がする」

って言った時には、

同じようにその空間について

「ここには誰も入れない」

って言いきってるきほちが

相変わらずで可愛かったです♡

 

しかしですよ、

2幕に日本物のコーナーがあったのは

さすがに雪組ですよね・・・


コーナー始まってすぐに心の準備もできないまま

「石を割って咲く桜」のイントロが流れて、

あれ聞いた瞬間に泣きそうになったし、

あの曲のだいきほのハーモニーほんと好き


2幕の黒衣装のだいきほも素敵だったー🥰

 

壬生義士伝の公演時に

このデュエット曲を聞くのが大好きで

(場面としては辛いところだったけど)

この曲はさよならショーでも歌って欲しいなぁ

なんならいつかOG公演に出る時にも歌って欲しい

って思ってたのがまさか両方叶って嬉しい瞬間でもありました!

 

 

望海さんのソロ曲がシルクロード

きほちゃんのソロ曲が「Home」なのも

最高の選曲だった(もちろん泣いた)

 

 

ソロ曲は確かトップさんもトップ娘役さんも

学年順だったから

きほちゃんの前がきわちゃん

そのきわちゃんの選曲が

シティハンターと夢介だったのもよかった!

 

 

 

 

私が配信で見た回は

最上級生が平さんで、その両サイドに杜さん一路さん

同じ時代を過ごした気心知れた空気感が

とても温かくて素敵でした☆

 

 

寒さに耐えられなかったり、

通信環境酷かったりで

場所を探して移動しながらだったから

水さんととなみちゃんの場面が

ちゃんと見られなかったのは残念であった!

カラマーゾフでしたよね?)

 

ちょうどヅカ離れ期だからアレだけど、

そうじゃなかったら多分水となは

かなり好きなコンビだっただろうなーって改めて思ったんだけど、

考えてみたらやっぱり私は

月組が好きなんだろうなってことに気付きました笑笑

 


あ、でもでも美海ちゃんは!

見たかったので!

意地でも見た!笑笑

美海ちゃんはほんといつも可愛くて

似合うドレスを選ぶよね🥰

音月さんと一緒に出られた回では

きっととびきりのとろけそうな笑顔だっただろうと

そう想像するだけでこちらがとろけます笑


誰か男役さんが何かを歌ってる時に

(男役さんの記憶が雑すぎるw)

舞風のまーちゃんが後ろで踊ってて、

そこからその両サイドに美海ちゃんと愛加さんが出てきた時の、

まーちゃんと美海ちゃんの

踊れる娘役ちゃん並びも美しくて素敵だったなー!


なんとなくまた宝塚を見始めた頃のケイミミと

完全にヅカヲタ復帰してからのちぎみゆが

雪組の中でちゃんと見たコンビだと思うんだけど

私の初恋の娘役さんは鮎ゆうきさんです☺️💕

(配信回には出演されてなくて残念)

 

 

紫のとんちゃん「ラテン・ラバー」

歌ってくれたのも素敵だったし、

月影のぐんちゃん「雨の凱旋門

やっぱり思い入れのあるナンバーだから

聞けて嬉しかったなぁ

 

ぐんちゃんは歌終わりでえまおのぶんちゃんとの

MCコーナーがあって

そこにはいない轟さんへの思いを2人で

お話していらしてそれもほっこりしました

 

 

最初とか最後とか

その日の出演者がズラリと並ぶと

最下級生のきほちは1番隅っこなんだけど

そのお隣が美海ちゃんで2人でよく笑い合ってて

私の好みの並びすぎて可愛くて素晴らしかった🥰

 

 

以上、ほぼ娘役観察記となりました笑

申し訳ありません!(あはは)

 

 

 

では最後にとても嬉しそうな

うちのきほちゃんの笑顔をご査収ください!笑

 

 

www.instagram.com

 

www.instagram.com

全身の血がワーッ!!!となって
感動なのか?歓喜?なのか涙がちょちょぎれ、
細胞がデュエット出来る事を喜んでました😂

 

 

またいつか、

これからの長い舞台人生活の中で

望海さんとご一緒する機会がありますように☆

 

 

以上、配信で見た雪100公演についてでした☆

お次は実は博多まで行ってしまった星組さんのミーマイについて!

 

2023⇒2024

皆さま新年おめでとうございます☆

 

2024年となりました

 

今回も新年恒例の

「自分の現在のお気に入りさんを勝手に書きなぐる回」です

 

ただただ自分が読み返して面白いからです笑

 

 

f:id:CoCo7698:20240108162726j:image

 

 

まずは2023年の公演の振り返り

 

 

花組さんの2023年>

 

新年は大劇場公演

うたかたの恋」「ENCHANTEMENT」でスタート

この公演でマイティが専科へ

 

春はトップコンビの梅芸&ブリリア公演

「二人だけの戦場」

聖乃のほのかちゃん主演バウ舞姫

 

夏の本公演は

「鴛鴦歌合戦」「GRAND MIRAGE!」

 

退団を発表したトップスターれいちゃんの

スペシャルコンサート「BE SHINING!!」

人見記念講堂神戸国際会館

そして永久輝のひとちゃん主演の全国ツアー

「激情」「GRAND MIRAGE!」でラスト

 

2024年はトップコンビの退団公演となる

2・3月大劇場公演アルカンシェルでスタート☆

 

 

 

月組さんの2023年>

 

2・3月大劇場、3・4月東京

応天の門」「Deep Sea」でスタート

 

その後はトップコンビのシアターオーブ公演

「DEATH TAKES A HOLIDAY」

礼華のぱるくんバウ初主演「月の燈影」の2公演

 

夏から秋へかけての本公演は

「フリューゲル」「万華鏡百景色」

栗田優香先生の大劇場デビュー作

 

2024年はまずは

退団を控えたれいこちゃんのコンサート

G.O.A.T(梅芸)と

彩海のあみちゃんバウ初主演「Golden Dead Shiele」

の2本からスタート☆

 

 

雪組さんの2023年> 

 

彩風・夢白新トップコンビお披露目公演

「BONNIE & CLYDE」御園座)と

朝美のあーさ主演「海辺のストルーエンセ」

(KAAT&DC)の2公演でスタート

 

春には初舞台生を迎えての本公演

「Lilacの夢路」「ジュエル・ド・パリ!!」

 

夏は彩風夢白朝美トリオでの全国ツアー

「愛するには短すぎる」「ジュエル・ド・パリ!!」

和希のそらちゃん主演「双曲線上のカルテ」(DC&青年館)

 

年末の本公演は祝雪組100周年記念公演

「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」

「FROZEN HOLIDAY」

 

この東京公演から2024年はスタート☆

 

 

星組さんの2023年>

 

「ディミトリ」「JAGUAR BEAT」の東京公演からスタート

 

その後は

こっちゃん主演の「Le Rouge et le Noir(DC&青年館)

専科のカチャさんとひっとん、瀬央さん中心の全国ツアー

バレンシアの熱い花」「パッション・ダムール・アゲイン!」

そして天華のえまちゃんを中心にした

バウワークショップ「Stella Voice」 の3公演

 

夏の本公演は「1789」

この公演で瀬央さんが専科へ

 

秋にはトップスターこっちゃんがしばし休養

その間専科のマイティと暁のありちゃんのW主演で

「ME AND MY GIRL」博多座

その裏は天飛のかのんちゃんバウ初主演「My Last Joke」

 

2024年は新年大劇場公演「RRR」「VIOLETOPIA」でスタート☆

 

 

宙組さんの2023年>

 

1月には当時退団を控えていたトップスター

真風さんのリサイタル「MAKAZE IZM」を国際フォーラムで

そして鷹翔のこってぃバウ初主演作夢現の先に」

キキちゃんはDS「KISS」

 

まかかのコンビのラストはカジノ・ロワイヤル

 

キキさく新コンビのプレお披露目は「Xcalibur」(ブリリア)

その裏は瑠風のもえこちゃん主演大逆転裁判をDC&KAATにて

 

秋の本公演は

「PAGAD」「Sky Fantasy!」

 

2024年は確かトップコンビの博多座公演と

風色のひなこちゃんのバウ初主演作が予定されていたかと思いますが

それらの中止が発表され、

その後については今日現在まだ発表されていません

 

 

と、まぁこんな感じでしょうか???

 

昨年については、特に宙組については、

触れづらい、どう触れていいか難しいところもありますが

まぁふんわりと書いておきます

 

 

花組さんれいまどコンビ充実期ですが

とうとう退団が発表されました

良きコンビでしたねぇ

ビジュアルはもちろん歌声やお芝居の相性も良くて

何より、せっかくのダンサーれいちゃんのお隣に

思い切り踊れる相手役さんが来てくれたことが本当に嬉しい

最後の作品、ダンサーれいちゃんの見せ場たっぷりな

素敵な作品でありますように…

 

現在2番手は大好きなひとちゃん

まだ発表はありませんがそのまま次期トップスターであると

信じたいところ

人事的な番狂わせ、びっくり人事はあまり好きじゃないので

全国ツアーを一緒に回った美咲ちゃんが相手役に

そして冬霞でもう並びの良さは実証されてるほのかちゃんが2番手に

そんなトリオが今年誕生してくれるのを願ってます

 

娘役さんでは大好きな春妃のうららちゃん

ご卒業されてしまって寂しい😢

私の花組での推しは今年も変わらず美羽愛ちゃんです♡

 

 

月組さんれこうみコンビも2024年での退団を発表しました

それぞれ2人目の相手役で充実期であるれいまどとは違って

このコンビはもう少し見ていたかった~とちょっと残念

でもれいこちゃんの満身創痍感を感じると

全力で走り切るためのゴールはここだったのだなぁと

こちらも本当にこれ以上ないくらいお似合いの素晴らしいコンビでしたね

退団公演は正塚先生のお芝居と一徳先生のショーという

これ以上ないってくらいの組合せで期待大!

しかも110期生の初舞台公演なんですよね~!

想像するだけで華やかで素敵な公演になりそう!

 

峰里ちゃんが組替えしてくるとのことで

もし、もし、鳳月×天彩とかになったら

ドロドロの濃い~作品をバチクソな圧でやってくれないかなぁ

なんて内心ワクワクしていたのですが

そちらも一体どうなることやら…

今後の発表待ちですね…

 

しかし、私の月組での推しちゃんだったゆいちゃん

とうとう退団してしまったのでそれは寂しい限り😢

 

でも今年はとうとううちの息子wあみちゃんがバウ初主演!

これからの活躍を遠くから見守っていたいと思います

 

 

雪組さん

さきあやコンビがもう本当に美男美女で

しかもこのコンビ、お芝居もすごくよくて

ここも出来ればもっともっと見ていたかった…!!!

さすがに本公演3作は短すぎるーーーー!!!

 

男役さんも、咲ちゃんの両サイドにあーさとそらちゃんがいるのが

なんともバランス良くて大好きだったのですが

まさかのここでそらちゃんがご卒業とは…

なんだよ…あさそらでオスアンしてくれるんじゃなかったのかよ…

といまだ傷心中でございます…

 

雪娘では私はひまりちゃん応援派なのですが

可愛くて大好きなすわんちゃん

ボニクラですっかりお気に入りとなった愛空みなみちゃん

推していきたいと思ってます!

 

 

星組さんの勢いは2024年も止まりませんね

RRR&VIOLETOPIA、すでに観劇してきたのですが

礼・舞空・暁のトリオ

近年最高レベルの布陣だと個人的には思ってます

実力、人気、そして私の好み的にも(笑)

 

そんな星組さんは好きな生徒さんも多くて!!

まずはね、ことありに続くかりんかのん

個性全然違うけど2人とも好き♡

娘役ではほのかちゃんるりはな

可愛い上に確実な実力を発揮しててほんと好き!

あとはねー菜乃ちゃんーーー♡可愛いーーー♡

ありちゃんと並んで欲しいーーー♡

 

ダンサーさんとしてはしもちゃんと!陽ちゃんが!

好きです!毎公演私の視線を奪っていきます

 

 

さて宙組さんですね

まかかのコンビが退団してキキさくコンビ

私が宙組を観る楽しみはずっとまかキキだったから

本当に寂しい…

でも真風さんの退団の日のカテコでのまかキキのやり取りが

本当に尊くて、

あぁ素敵な並びだったなぁ大好きだったなぁって思います

 

パガドはね、観に行く予定だったんですよね…

キキちゃんのお披露目だし、一徳先生のショー大好きなので!

でもご多分に漏れず中止となってしまいました

この公演、観られた人ごくわずかですよね、きっと

 

仕方ないこととはいえ私がなんとも無念だったのは

私の大好きな愛未サラちゃんがエトワールだったってことですよ

大階段の真ん中で歌うサラちゃんの姿を見たかった!

これはまたきっといつか別の公演で叶うと、そう信じたいです

 

あとはどうかどうか峰里ちゃんが辛く悔しい思いをする

結果になりませんように、とそう願います

 

 

 

昨年劇団を襲った出来事は、まだ全然解決に至ってないようです

私はファンだから、劇団を応援してるし

公演があるならば観に行きます

でも、大切な生徒さんの大事な命が失われたことは

ただの一ファンとしても苦しいし悔しいです

劇団の調査報告にあったように意図した嫌がらせ等はなかったとして

そう信じるとして、

でもやっぱりハラスメントって受けた側が苦痛であれば

そういうことなんですよね、たとえ発した側にその意図がなくても

 

そしておそらくそういった受け止め方になってしまった背景には

過重労働、精神的負荷、睡眠不足等々があったんでしょうね

だって宝塚の公演スケジュール、鬼ですもんね

贔屓が退団した身なのでほんとそれを実感します

(終演後とか休演日に贔屓がその土地を満喫している様子を

SNSなんかで見るとほんと幸せな気持ちになりますよ)

 

「苦しい」「辛い」を吐き出せる場がなかったり

吐き出されたものを上手く掬い上げてくれるようなシステムが

構築されてなかったり機能していなかったり、

っていう問題もあったかもしれませんよね

 

未来へ繋ぐべく残していく良き伝統と

時代にそぐわず生徒職員の重荷となっている悪しき習慣と

ここでしっかりと精査して生まれ変わってほしいなぁと切に願います

 

いつの時代も、

どんな職種の場であっても、

人の命よりも重んじられるものはない、

と個人的には思います

 

 

私は娘役ファンなので、

各娘役さんのお衣装や鬘やアクセなどを見るのが

毎公演とっても楽しみだし、

アクセサリーの準備等の苦労話を聞いたりしても

少しでも綺麗に・可愛く舞台に立ちたいっていう思いで

稽古の合間や終わった後の時間に寝る間を惜しんで

頑張ってそれらを作成している生徒さんたちに

「それ時間外労働ですよ」なんてとても言えないだろうと

そう思っていたわけです

「もっと上手くなりたい」との思いから

全体稽古の後に自主稽古をしたりとかも

時間の制約などなく思い切りさせてあげたいと、

ファンながらそう思っていたわけですよ

一般の事務職や営業職とは違うんだよ!ってね

 

でも、今回、労基署の指導も入ったとのことで

稽古期間や週の公演回数等の見直しがされて

そこでようやく気付いたんですよ

舞台稽古後のアクセの手直しを初日に間に合わせるのが大変、

ってよく娘役さんが言ってて、

それをまぁ上記のようにそういうものだと

頑張れ~と思っていたけれど、

それは今回のように、舞台稽古~初日にかける

日数や時間をもっと余裕をもって設定すればよかったんですよね

 

これまでそういうものだと、長年の習慣で

疑問にも思わずに来たもの、

ここで立ち止まって見直すべき時なんだなぁと

 

そんなことに、大切な命が失われて初めて気付いたんだなぁと

なんだかとても辛く悲しい気持ちになりました

 

ただのファンだけれど

ファンだからこそ、これを忘れず、

劇団の今後を見守っていきたいなと思います

 

 

今年、2024年は劇団の創立110周年の記念の年ですが、

記念式典も運動会もタカスペも中止となりました

楽しみにしていた、特に退団を控えたトップさんの

ファンには無念な思いでいっぱいの方もいらっしゃるでしょうね

 

今後劇団が150年200年、と続いていくことを願って

この110周年の年が教訓となりますように

 

 

 

最後に

 

笑顔の素敵だった彼女へ、哀悼の意を捧げます

 

 

 

次からはまた観劇記へ戻ります!

『ALL THAT ZZJA ALL THAT ZZKA』

年末に滑り込み!!!

 

こちらは9-10月の公演

「ALL THAT ZZJA ALL THAT ZZKA」について☆

 

 

ZUKA IN JAZZ
SONG & DANCE with NAOKO TERAI Quartet

「ALL THAT ZZJA ALL THAT ZZKA」

企画・原案 寺井尚子
構成・演出 菅野こうめい

 

出演
真琴つばさ/姿月あさと/湖月わたる/風花舞/彩乃かなみ
天寿光希/晴音アキ/加賀谷真聡/高橋伊久磨

NAOKO TERAI Quartet
Violin 寺井尚子
Piano 北島直樹/Bass 仲石裕介/Drums 荒山諒

 

世界的ジャズ・ヴァイオリニスト寺井尚子宝塚歌劇OGによる

夢のコラボレーションコンサートの開催が決定しました!

プロ・デビュー以来名立たるジャズの巨匠たちと共演し、

繊細な表現力と情熱的な演奏で国内外問わず活躍する寺井尚子と、

彼女の率いるいずれも才能豊かなカルテットの演奏に、

宝塚歌劇OGからは、元トップスターの真琴つばさ姿月あさと湖月わたる

元トップ娘役の風花舞彩乃かなみ

昨年退団し今後の活躍が期待される天寿光希と晴音アキが集います。

更には華麗なるダンサー加賀谷真聡と高橋伊久磨の出演が決定し、

錚々たるメンバーが揃いました。

構成・演出には、ブロードウェイ・ミュージカルや韓国ミュージカルの日本初演版演出、

近年ではオリジナルミュージカル『弥生、三月-君を愛した30年-』

『世界でいちばん美しい~鎌倉物語~』など、数々の話題作を手掛け、活躍を続ける菅野こうめい。

類稀な音楽的センスと都会的なテンポ感を持ち味に、この夢のコラボで存分に腕を振るいます。

寺井尚子カルテットの本格的なジャズ演奏と、

宝塚歌劇OGたちの洗練されたパフォーマンスの共演による、極上のJAZZエンタテインメント。

またとない豪華タッグによる、ジャズと宝塚歌劇の新たなるセッションにぜひご期待ください。

 

日本青年館ホール:2023年9月22日(金)~24日(日)

シアター・ドラマシティ:2023年9月29日(金)~10月1日(日)

 

www.takarazuka-live-next.co.jp

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

日本青年館にて、そしてドラマシティにて、

ズージャズカ観て参りました😭

 

大好きなトップコンビが

歌いながら目を合わせるだけで

流れ出る涙って、あるよね😭

 

 

www.instagram.com

 

 

もうお稽古段階で並んだ姿を供給してくださって

感謝感謝なんですよ・・・

 

www.instagram.com

 

可愛いねぇ可愛いねぇ😍

 

 

 

といったわけでまずはセトリなど☆

 

Strangers In The Night

It Don't Mean A Thing 

All That Jazz 

Nowadays~Hot Honey Rag

Anything Goes

It's All Right With Me

FEVER

Puttin' On The Ritz

Bei Mir Bist Du Schon

Spain

Fly Me To The Moon

It's Only A Paper Moon

S'Wonderful

L-O-V-E

Lover,Come Back To Me

Route 66

愛あればこそ

すみれの花咲く頃

この愛よ永遠に-TAKARAZUKA FOREVER-

 

もう本当に盛りだくさんで

豪華な内容でございました🙌

 

ライブネクストさん主催のOG公演っていう意味では

まぁこちらも見慣れた感はあるのだけど、

今回はなんと言っても

ジャズバイオリニスト寺井尚子さんの率いるカルテットの生演奏が

これがもうすっっっばらしくて😳

愛あればこそのジャズアレンジがもう天才的で大感動!

身震いするレベルだった😶

 

OGさんたちがジャズを歌い

ジャズカルテットさんが宝塚ナンバーを演奏する

その融合のどちらもを贅沢に堪能できる

上質なエンタメでございました!

 

youtu.be

 

 

ではざっくりと感想など☆

(本当にざっくりなんだろうね?笑)

 

舞台奥センタースタンバイした

カルテットの皆様の演奏で

最初のナンバーStrangers In The Nightがスタート

両サイドに階段があって、

メインキャストの5人が

1人ずつ歌いながらセット上に登場

黒×ゴールドのお衣装で

しっとりとしたお洒落な

素敵なオープニングナンバー☆

 

ちなみに優子ちゃんは

ワンショルダードレスに

アップスタイルで可愛い

 

ここ、最初にメイン5人が並んで歌う時に

最下手のかなみちゃんは立ったまま歌ってて、

その隣のわたるさんが上半身を揺らす感じで、

センターから上手への真琴、姿月、風花の3人が

ほぼ同じ揺れ具合でステップ踏んでたの

なんとも懐かしい空気で微笑ましかったです笑

 

 

It Don't Mean A Thing 

こちらも5人でのかっこいいナンバー

途中2人の男性ダンサーさんと

天寿さん&はーちゃんも加わって

素晴らしいコーラス&ダンス!

出演者みんな勢揃い!!!

 

このナンバーから

そして初日公演からすでに

客席の手拍子がノリノリで

公演の間ずっと温かい拍手・手拍子に溢れた

とっても素敵な空間だったなぁと思います

 

そういえばはーちゃんがね!

背中空き&スリット入りの大人っぽいお衣装に

ロングウェーブの鬘で踊る姿がとっても素敵だった!

歌のイメージが強かったけどダンスもあんなに踊れるなんて😳

同じ青年館で見たブエノスからまだ1年ちょっとなのにね!

 

 

ここでちょっとMCタイムがあって

JAZZ→ズージャみたいな

バンドさんの業界用語のお話で

寺井さんから

ビックリ仰天→くりびつてんぎょうって例が出されたんだけど

その「くりびつてんぎょう」をマミさんが

全然ちゃんと言えなくて(笑)

その回ごとに「びっくりてんぎょう」とか

「くりびつぎょうてん」とかいろんな造語を

生み出してて、そんなとこも本当に

マミさんらしくて微笑ましかったとこ😂

 

 

All That Jazz 

Nowadays~Hot Honey Rag

この 「CHICAGO」のナンバーを

湖月ヴェルマ&姿月ロキシーでやったのは

本当にかっこよかった!

 

ただもう後ろで踊っているマミさんの

スター性というか華がありすぎて

あぁこの方はなんて真ん中が似合う方なんだ…

って改めて感心してしまったりもしました

 

 

Anything Goes

こちらがね、まみゆうこコンビでのナンバーだったのですよ(涙)

本当に、あの、2人でのナンバーを用意してくださって

ありがとうございました…

ハットを被られたマミさんがこれまたかっこよくて

最高にときめきました♡

 

被ってたハットを優子ちゃんに渡して

1人残ったマミさんが歌いだしたナンバーがなんと

It's All Right With Meでね…

あまりの懐かしさにさすがに泣いた…


あの日のピスタッシュを思って歌うかっこよさ切なさが

ぶわぁぁぁっと蘇ってきたよぉぉぉ😭

ヴィクトールぅぅぅぅうわぁぁあん😭

 

あと歌いながらセットを移動しながら

寺井さんとアイコンタクトしながら

そんなマミさんのステージングのひとつひとつが

あまりにもかっこよくてこちらにも

ときめきマックスでございました!

 

 

FEVER

こちらはわたるさんだったのですが、

ステージ前方にウッドベースの方が出て来て

その低音に合わせて男性ダンサーと踊りつつ

歌うお姿が素敵でした~!

 

Puttin' On The Ritz

こちらはハットにステッキという

これまたかっこいいお姿で登場したずんこさん

この公演中のずんこさん、

ちょっと喉の調子がよろしくないように

お見受けしたのですが

ずんこさんでこのナンバーといえば

グランベルフォリーのジャズの場面を

思い出しますねぇ…

 

Bei Mir Bist Du Schon

こちらはスタンドマイクを持って登場したかなみちゃん

そして同じようにスタンドマイクで

天寿さんとはーちゃんのコーラス

3人が横並びになって

ここはガッツリと歌を聞かせるナンバー

 

実はですね、正直言うとですね、

OG公演とかで聞くかなみちゃんのお歌の良さに

あんまりぴんと来てなかったんだけども

(エンカレのマダムヴォルフが過去最高に絶品だった)

いやぁこのナンバーは素晴らしかった!

娘役っぽい曲よりも女役風味の歌の方が私的には好きみたい

 

 

そしてですよ

お次がですよ

大ナンバーSpainでございます

(ここについては大いに語りますよ笑)

 

ステージセンターで演奏する寺井さんは

まるで踊っているように音を奏でていて

カルテットの皆さんは

そんな寺井さんの音に自分の音を重ねるのが

楽しくて仕方ないような

そんな気持ちに満ちたような音色で

もう本当に魅力的なんですよね

個人的には打楽器を演奏するのが好きな人間なので

Drumsの荒山さんの流れるような

スティックさばきにロックオンでございました!

 

そしてセット奥から登場する優子ちゃん!!!

今回は髪色を暗くしていて、ドレスも靴も黒で、

照明も薄暗い中で、

髪飾りとルージュの赤とイヤリングのゴールドが

めちゃめちゃ映えて神々しいくらい…!!!

 

そこからのソロダンスがまたね

すんばらしくてててててててぇええ(泣)

情熱的にショールを使って踊ったあと

そのショールを脱ぎ捨て

男性ダンサーと3人で踊るのも

これまたかっこよかったんですよぉぉぉぉぉぉ

 

メンズダンサー2人も黒衣装なんだけど、

その2人も色気もありつつ

かなり激しく踊ってて

でもそんな2人を従えてる優子ちゃんの

ダンスはもちろん表情も最高なんよ

肩から背中のラインも良く見えて

そういった身体の部分やラインで

魅せるのも本当に素敵だなぁって!

 

中の人はものすごく謙虚で優しくて真面目なのに

踊り出すと

「お前どもはみんな私の足元にひれ伏すがいい」

みたいな表情になるのほんとなんで?

どうしよう最高に好き!え?天才?

どうやったら私も平伏し隊に入れてもらえるだろうか?

(案外本気で入隊できるならお願いしたい)

 

enbutown.com

 

ダンサートップ娘役として一時代を画した風花舞は、退団後の様々な活動によって更に押し出しの良さを高めていて、元トップコンビである真琴が「私がついていっている」とジョークを飛ばしても、笑い合える関係性が観ている側にも微笑ましさを届けてくれる。もちろん「SPAIN」で示した得意のダンスの魅力にも磨きがかかっていて、全体の大きなアクセントになっていた。

 

あと、このナンバー、

宝塚のショーでいう中詰め的な盛り上がりだったんだけど

寺井さんの渾身の演奏に

聞き入るのはもちろん見入ってしまって

確かこのナンバーだったと思うんですけど

途中で弦が1本弾け飛んで

曲中に張りなおす、みたいな高等技術を目撃できたのも

大変貴重な経験でしたし、

途中結構な尺でドラムのアドリブソロがありまして!

(日によって違って聞こえたのでおそらくアドリブ)

これもまた贅沢で…

優子ちゃんは出てない時間だったので

もうほんと荒山さんガン見でした!!!

 

ここからセトリも後半戦

MC(そして多分優子ちゃんのお着替え)タイムの間に

舞台上にテーブルや椅子が並べられ

ちょっとしたカフェかバーのような雰囲気に

 

そこからメドレーで

わたるさん Fly Me To The Moon

かなみちゃん It's Only A Paper Moon

優子ちゃん S'Wonderful

ずんこさん L-O-V-E

マミさん Lover,Come Back To Me

ここがテンポよく流れて

全体的に緩急のある良い作りだったなぁって思います

 

しかもここ5曲どれもスタンダードナンバーで

歌い手さんの個性にも合った選曲で

ものすごく楽しかった☆

 

あと、自分が歌う場面以外も舞台袖に引っ込まずに

お客さんとして舞台上に残ってるのが

これまた嬉しい演出でねー

 

優子ちゃんとかなみちゃんが一緒のテーブルに

座ってるのも可愛かったなぁ🥰

自分が娘役トップだった公演に組周り最下で入って

お手伝いしてくれて可愛がってた子が

後に同じ月組のトップ娘役になって卒業してからも

こうしてOG同士共演出来るなんて嬉しいよねぇ

そしてその2人の間にはーちゃんが来て

3人で笑いあってるのがもうほんと可愛くて、

可愛い可愛い思ってる自分は

ほんと娘役が好きなんだなって改めて思うなど🤭

 

優子ちゃんが真ん中で歌ってる時に

後方に座ってるマミさんが見守っててくれる姿が

見られるっていうのも神場面だったし、

そのマミさんの優しさ溢れるお顔を眺めていたら、

過去数十年に及ぶマミさんの優しさの数々をぶわっと思い出して

感動が蘇ってまた泣きそうになってしまった

 

キモヲタとしてはですね

(はい自覚はあるんですよ)

上下に別れて座ってるまみゆうこが

センターで歌ってる方を超えてアイコンタクトしてた瞬間が

私のテンションの最高到達点でしたね😇

 

ちなみにこの場面からの優子ちゃんのお衣装は

黒ドレスにゴールドの豪華なレース生地が肩から付いてて

エストにはおリボンがついてて

これもいいどれもいい全部いい可愛いってな感じでした♡

 

Route 66

これはメインキャスト5人のハモりで!

きっといっぱいいっぱい練習したんだろうなぁ

っていうのがよく伝わってくる

綺麗で丁寧に重なったハーモニーと

仲の良さでございました

 

愛あればこそ

これはね、歌ではなくて

カルテットさんの演奏だったんですけれどもね

ほんとちょっと筆舌に尽くしがたい感動だった

寺井さんがこの曲について

「メロディが強い」的なことを仰ってたんだけど

本当にその通りだなぁと思った

 

宝塚ファンとしてはもう何年も何回も聞いてる

定番ナンバーだけど

改めてこの曲の素晴らしさがよくわかった

 

この曲が本来持ち合わせている強さ

魅力的で聞き応えのあるアレンジ、

そして奏でる人たちの技術的力量、

すべての相乗効果で生まれるものが圧巻だった

 

私の語彙では伝わらないし

生の迫力には及ばないけれども

よろしければこちらからどうぞ!

 

youtu.be

 

 

すみれの花咲く頃

こちらもまた宝塚歌劇の、

歌劇団を象徴するナンバーですねぇ

 

メイン5人に天寿さんとはーちゃんも加わって

ジャズアレンジすみれに

ダバダバデュワデュワのコーラスも入って

客席の後打ち手拍子も気持ちよく入って

これまた素晴らしいナンバー

 

途中、全員顔見せ的に舞台を上下に回って

定位置に戻った後に1歩前に出るタイミングで

初日にマミさんが優子ちゃんの方を

「出るよね?」と言わんばかりに見て、

それを受けた優子ちゃんが「うん出るよ」的に頷いて返してるのが

ほんとあのコンビらしくて可愛くて

あの瞬間多分私の顔は溶けてたと思う…

 

 

ラストナンバーは

この愛よ永遠に-TAKARAZUKA FOREVER-

 

やっぱりこの曲はなんだか胸がいっぱいになるね

劇団がいろいろ大変になってるタイミングだったし

このナンバーを歌ってる時の皆さんの表情がとても素敵でね…

 

皆さんご挨拶でも仰ってたけど

やっぱり宝塚って素敵な世界だなぁって

このナンバーを聞いていて改めて思ったし

これからもずっと続いていってくれますようにと

しみじみと思いました

 

 

セトリの合間に何回かMCタイムがあって

もうどの日のどのMCタイムで出た内容だったか

忘れちゃったけど面白かったものを箇条書きで☆

 

優子ちゃん不在のMCタイムで、

わたるさんが毎回「真琴さんと!風花さんの!コンビが!」

ってテンション高く振ってくれてたんだけど

マミさんが「全て風花さんに引っ張ってもらってます」

的なことを言いながらよいしょって手を持ち上げてたの、

マミさんがほんとマミさんしてて最高だった😂

 

別の回の同じ話の時には

「今でも風花さんにリードしてもらってます」

っていうマミさんがめっちゃ可愛かった🥰

いつだってマミさんが大きく包んで

引っ張っていってくださってるのに、

「優子が引っ張ってくれてる」っていうていに

してくれるんだよねいつも・・・(優しい)

 

ずんこさんとわたるさんのChicagoのナンバーで

決めポーズする時の目線位置の目安を

昼間のゲネプロの時に客席後ろの非常灯のあたりと決めたのに、

本番になったら「非常灯が…!」「点いてない…!」

って再現してくれたの多分その日イチの笑いが起きてたと思う😂

 

真ん中のMCタイムでいつもマミさんが

ずんわたにかなみちゃんのサイドのてんはーのコーラスを

やってみてって振るところで

楽公演は反抗期なずんちゃんが、

マミさんやってみてくださいよ!って無茶振りして

マミさんが頑張ってコーラスしてたの、なんとも可愛かったなぁ…

 

風共で何の役をやったかの話の時に、

ずんちゃん新公でバトラーの流れから

優子ちゃんが「私はメラニーでした」って言った後の

「似合わないって言いたいんでしょ?」

「いえいえそんなこととても言えません」っていう

まみゆうこのやり取りが

まるで恐妻家のそれで客席でキュン死するところだった😂

 

皆さんお疲れだったのかトークgdgdの回があって、

もしベルばらに出られるなら何役がやりたかった?

って聞かれたかなみちゃんがメラニーって答えてて😂

まさかのマミさんが気付かず進行しちゃって

優子ちゃんが、えっと…ベルばらだよね?メラニー?って

突っ込んでようやく気付くっていうね😂

もうそれでテンパったのかそのあとマミさんが、

「ずんちゃんは風共の新公でオスカルをやったのよね?」

とか言い出して、もうみんな?????ってなってて、

かなみちゃんの天然をきっかけに

マミさんワールド炸裂しててもう本当に愛しいしかなかった

(マミさんは何をどうやっても可愛い)

 

この、かなみちゃんのベルばらでやりたい役、

すごく回答を迷って時間かかってて、

うーん自分でアントワネットとか言い出すの

難しかったりするのかなぁなんて思ってたら

優子ちゃんが、素直に言っていいんだよ、的なことを

とっても優しく言ってて

あの人のあの姉御肌なとこほんとにかっこいいなって惚れなおしました

 

そんな素晴らしい贔屓に対して私はと言えば、

わたるさん×優子ちゃん、マミさん×かなみちゃんっていう

並びになっただけで、なんでだよ💢とか思ってしまう始末ですよ

反省します🙋‍♀️

(※しません)

 

www.instagram.com

 

 

楽公演の最後にはスペシャルカーテンコールなるものがありまして🥰

全メンバーで出演してるナンバーを

アンコールでもう1回フルで歌い踊ってくれて!

それでも尚止まない拍手&スタオベに

完全アドリブでJAZZの定番SingSingSingを演奏してくれて客席も大拍手!

いやーさすがにあのナンバーは盛り上がる!

 

最初は男性ダンサーがアドリブで踊り狂って、

そこからてんはーも踊って、

そこまでダンサーたちに任せて1番後ろに陣取ってた

マミさんが我慢出来なくなったのか(笑)

段々と前に出てきてセンターで踊ってくれたの

ほんとかっこよくて可愛くて最高であった😍

(後日談によると、寺井さんからマミさんへ

パフォーマンスを促すような何かがあったらしい笑)

 

しかも、みんなに囲まれてセンターで踊ったマミさんが

「優子!」って呼んでくれて

そこから優子ちゃんがもアドリブで踊りそこから、

わたさん!ずんこさん!かなみちゃん!って続いて、

最後2人は即興ジャズアレンジで歌ってくれて

みんな楽しそうだし大盛り上がりだしで

本当にスペシャルなカテコだった🥳

 

セトリ中各ナンバーを、

この場面は優子ちゃんの隣わたさんか、

この曲はマミさんの隣かなみちゃんか、

ぐぬぬ…とかいう雑念とともに見てたんだけどw

立ち位置指定のない即興カテコになったら

自然とまみゆうこはずーっとお隣にいて、

マニマニマニマしてしまった🥰

 

1人ずつ挨拶する時に

自分の番が来る前にもうすでに泣きそうになってる優子ちゃんを見てて、

え?まさか泣いちゃう感じ???ってドキドキしたけど

なんとか持ち直してちゃんとご挨拶出来てえらかった!(立ち位置?笑)

目が合った瞬間にマミさんまで少しウルウルさせてしまって

申し訳なかった!(だから立ち位置?笑)

 

 

実際にトップコンビを組んでいた時代から

はるかに時が流れた今でも2人が並ぶ姿を

こうして見せて頂けているのは、

お2人がずっとずっと仲良く

良い関係を築き続けて来てくれてるからだし、

マミさんがいつまでもかっこよく素敵で

そして優子ちゃんがいつまでも可愛く美しくいてくれるからだよね

これって本当にありがたいことだなって改めて思います

2人ともずっと元気でいてねー!!!

私の生き甲斐だよーーー(重いよ笑)

 

www.instagram.com

 

 

そういえばですよ

公演そのものの感想ではないんですけどね

ちょっと聞いてくれます?

 

パンフにですね、

寺井さんと演出の菅野さんとマミさまの

座談会が載っているのですけどね

初日にゲットした私はホテルに戻って

公演を反芻しながら読んでたわけですよ

 

その中で菅野さんから

「原案を渡したらすぐに5人で相談した結果が返って来た」

「もう話し合ったの?ってびっくりした」

ってお話があったんですよね

OGさんたちの素早い団結力についてのお話だったんですけどね

 

結論から言うと、5人のうち3人がちょうど集まってて

他の2人に連絡したら1人はそこへ来て

残りの1人はリモートで繋いだと・・・

 

最初の「別件で5人のうち3人が集まってて」で

あ~これもしかして12月の山梨公演の打ち合わせかなぁ?

そしたらマミさんずんこさん優子ちゃんの3人かなぁ

なんてほんのり思ってその時点でもうすでに嬉しいわけですよ

内心むひむひなわけですよ

えぇもうまみゆうこコンビヲタなのでね、はい

 

そしたらそこから

「湖月さんが来て」「彩乃さんはリモートで」

って続いたのでわかってはいたけど確信したわけですよ

 

この時点でもう私的にはときめきマックスだったというのに

そこから何て続いたと思います?

 

菅野さんからの

「確か誰かの家にいたんだよね?」

との問いに対してのマミさんのお答えが

「はい風花さんの家です」

だったんですよ・・・・・

 

あのこれ、何にときめいてるかわからない方は

そのままスルーしていただいて結構なんですけどね

全国、いや全世界の

「宝塚のトップコンビの尊み沼」にいらっしゃる方なら

きっとわかっていただけるかと・・・🤦‍♀️

 

優子ちゃんのおうちにいるマミさん…

優子ちゃんの愛犬にもきっとお会いしたマミさん…

3人でって書いてあるけど、私にとっては

「3人と書いて2人と読む」みたいなテンションになりました

(すみません)

 

しかしあれね

冷静になって考えたら、風花さんの自宅に

真琴さん姿月さん湖月さんが集まってるってなんかすごいね😂

 

まぁそんな超個人的萌え爆発エピもあった

尊さMAXな公演でありました

(ちなみに上記内容は座談会の中のほんの数行のお話です)

 

 

はぁ~それにしても楽しい公演だった!

寺井さんの動画検索していくつか聞いてみたり、

どこかに行けそうなLIVEないかな?って

探してみたりもしちゃいました

いつかカルテットさんのLIVEにもお邪魔できたらいいなぁ

 

 

画像画像

 

以上、大変思い出に残る素晴らしい公演だった

ズージャズカについてでした!

 

お次はOG公演続きだけど配信で見た雪100について☆

「愛するには短すぎる」「ジュエル・ド・パリ!!」全ツ@配信

あぁぁぁぁぁぁもう年末ですよよよよ

 

急いで雪組全ツについてまとめておきます!

(配信を見たのはそう9月のお話です笑)

 

 

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 宝塚歌劇 (@official_takarazuka_revue)

www.instagram.com

ミュージカル
『愛するには短すぎる』
原案/小林 公平
脚本・演出/正塚 晴彦   

2006年に湖月わたるのサヨナラ公演として初演、

その後2011年には中日劇場で、2012年には全国ツアーで再演され

好評を博した『愛するには短すぎる』。

大西洋を横断しニューヨークへと向かう豪華客船を舞台に、

船上という限られた場所、4日間という限られた時間の中で生まれた

束の間の恋の純粋さと狂おしさを、切なく美しく描き出した物語です。

船上で繰り広げられる様々な人間模様を、

明るいナンバーを織り交ぜ描いた心揺さぶるミュージカル作品に、ご期待ください。   

 

ファッシネイト・レビュー
『ジュエル・ド・パリ!!』 -パリの宝石たち-
作・演出/藤井 大介   

華やかでありながら妖しい美しさも秘めたパリの街。

人々を魅了するパリの名所をテーマとした、

ドラマティックな場面の数々で綴るレビュー作品。

宝石のような煌めきを放つ、彩風咲奈と夢白あやを中心とした雪組生たちが、

華やかなパリの夢を詰め込んだ魅惑の世界をお届け致します。   

 

主演
彩風 咲奈、夢白 あや 

 

公演期間:2023年8月25日(金) - 9月18日(月)

 

公演内容は劇団公式HP↓より

雪組公演 『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ (hankyu.co.jp)

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

お芝居もね、ショーもね、

めちゃくちゃよかったです!!!!

最高でした

 

咲ちゃん・あやちゃん・あーさ

ってトリオのバランスがすごくいい

 

 

まずはお芝居

「愛するには短すぎる」について☆

 

私は基本的に正塚先生の作品は好みなのですが

咲ちゃんも正塚作品にとても合うと思っていて

(ちなみに私が咲ちゃんを素敵だなと思った

最初のお役は「BJ」のカイトくんでした)

そしてさきあやのお芝居もこれまた正塚芝居によく合って

その上正塚芝居の申し子(もしくは未沙のえるさんの後継者)

と言われるりんきらさんまでいらっしゃるのだから

最強の布陣であることはわかりきっていたのですよ

 

しかもさきあやはわたとなと似た空気感なので

愛短もフェルマリもそりゃ合うでしょうね、って感じですよね!

 

 

 

まずは主人公フレッド咲ちゃん(彩風)

 

えっとですね、まずですね、

新郎姿の咲ちゃんがかっこよくて最高でした

(冒頭でもうかなり満足した笑)

 

かと思えば

「それってかっこいいってこと?」

とか無邪気に聞いちゃうあたり可愛すぎて爆発!

 

あと主人公の「どうして?」を聞くと

さすが正塚芝居だなぁと思うんだけど

それも咲ちゃんてすごく上手いのよね

 

フレッドくんはきっとこれまでの人生、

望んだり選んだりせずに生きてきたんだよね

で、これからの人生も与えられたものを

大した不満もなく受け入れて生きていくと思うんだ

そんな彼が初めてどうしようもない案件に出会ったのが

バーバラなんだろうね

そんな彼が発する

「今更君から目を背けるなんて出来ないよ」

って言葉の切なさやるせなさに心が痛かった

 

 

そしてヒロインバーバラあやちゃん(夢白)

もう全てのお衣装が可愛い😍

赤いドレスも水色のドレスも

オフ時のワンピースとかも

中でも昼食場面の紫のドレスが

本当に似合ってて可愛かったなぁ♡

 

なかなか上手くいかない人生ながら

きっと強く前向きに生きてきたであろう

彼女からぽろりと零れ落ちた

「私たち、どうして会ったのかな?」

あまりに自然で、それでいて彼女の心の内の

苦しさに溢れていて印象的だった

 

 

フレッドとバーバラのラストの場面は

夕焼けから星空へのセットがとっても綺麗

その場面になった時にはもうすでに

バーバラが泣きそうな顔をしていて

それを見てこちらももらい泣き

2人とも涙を流しての熱演

 

「笑うまでいかない!」

「じゃあ笑わない!」

ってやりとりとかもう、くぅー正塚先生!

 

何か本当に良き場面だったし

2人が上手で綺麗で相性も良くて

この再演大最高だったなぁって思う

 

 

フレッドの友人アンソニーあーさ(朝美)

 

まずね、冒頭にアカペラで歌う

アンソニーあーさが上手いわかっこいいわで

最高だったんですよ

あとね、この始まり方、さすが初演とうこちゃんだなーって思いました

 

アンソニーってさ、

間が難しい役だよね

そこんとこ、あーさはほんと上手い!

 

あと、この公演

トップと2番手の絡みが多いのも嬉しい!

タキシードで並んで踊るさきあさとかさ

もうほんとかっこよかったね

 

「バイバイUK」も

「恋は元々アンフェア」も

元々良いナンバーだけど

2人の息もぴったりでやっぱり最高だった!

 

 

ウォーバスク家の使用人

ブランドンりんきらさん(凛城)

 

これまで咲ちゃんにお仕えするお役専科はりーしゃさんだったけれど

今回のりんきらさんもよかったですねぇ

やっぱり雪組への馴染み方が半端ない

そして正塚芝居への貢献度も半端ない

自然とそこにいて、でもしっかりとした存在感があって

その上芝居に厚みを増してくれる

 

このお役初演は誰なんだろう?

って調べてみたら未沙のえるさまでしたか…

(わかりみしかない)

 

 

わかりみと言えば!

初演が柚希のちえちゃんだった

ショースターのフランク

かせきょだったの、

もうこれしかないだろうって配役よね…

 

でも「咲ちゃんに喧嘩を売るかなちゃん」

の図にはちょっとむひむひしました笑

 

 

 

クラウディアの子供時代は

さあらちゃんよね?(可愛い)

 

すわんちゃんのセーラー服~

可愛いたまらん~!!!

 

ただ通行するだけなのに

ただの通行人じゃないっぽさを

絶妙に醸してくるつーくん(最高)

 

まなはるさん×ありすちゃん新鮮なコンビ!

(10期差!笑)

 

ねいろちゃんにはもう安定感すらある

 

のりかちゃんもお芝居がとてもいい

(お顔はまだぷくぷくしてるけど笑)

 

 

とても素晴らしい、

ちょっぴり切ないもどかしいラストだったわけですが

最後の最後に突然のさよなら仕様になって

(「これから君の待つ世界」とかなんとか)

そっかこれわたるさんの退団公演だったね、

って忘れたことを思い出させてくれたわけですが

ちなみにこれ初演のときって皆さん次はとうとなになると思って見てたの?

それともそのコンビにはならないって知って見てたの?

って疑問がふんわり浮かんで幕、となりました😂

当時はちょいヅカ離れ期だったのでね……

 

 

 

続いてショー

「ジュエル・ド・パリ!!」

 

こちらは本公演からの続演

クラスシカルなパリレビューは

さきあやコンビにとっても似合うし

メジャーなナンバーを多用してるから

はじめましてな地方のお客様の耳にも

すっと入っていったんじゃないかと思うのよね

といったわけでとても良い演目だったと思います!

 

 

プロローグは、

 

あーさ・すわっち・かせきょ・いちか・のりか

の絵描きさんでスタート☆

本公演とは違う新鮮な並び

 

 

そして登場!

咲ちゃんの幸子!笑

階段が半分になったミニ幸子!笑

ここの咲ちゃんの帽子、本公演と変わったよね?

こっちの方が好きだな

引き抜きはあんまりうまくいってなかった気もするけど笑

 

ロケット

すわんちゃん、ねいろちゃん、みちちゃん、

あたりが目を引いた

私の大好きなすわんちゃんのかっこいいとこが

いっぱい見られて嬉しい!

 

ペリドットで登場してくるあやちゃん

白いドレスにグリーンのアクセが似合う

ってか何より彼女は「宝石」が似合うのよね

 

そらあがの抜けたパートには

ルビーのかせきょと

オパールのすわっちがイン

サファイアの美穂さんは相変わらず豪華

そしてトパーズのあーさが登場

宝塚のレビューって華やかでいいなぁ

って思えるプロローグ

 

さきあや幕前での愛の讃歌

ラテンっぽいアレンジでノリノリなの可愛い

あやちゃんは沈むレベルの反りを見せ

それを優しく温かく安定のホールドで包む咲ちゃん

ほんっと美しい並び♡

 

 

シャガールさんの場面は

ひまりちゃんポジにねいろちゃん

その両脇がすわんちゃんあやねちゃんだったかな?

ここも本当に可愛くて

そしてお洒落な場面

 

 

コンコルド広場

オベリスクの美女の…

後ろ姿がデカイのよ!www

まさかのかのゆりさんだったけれど

エキゾチックな美しさ!

お歌はりんきらさん!

歌詞がフランス語だったのは収録用かな?

 

 

ルーブル美術館

ドーファンさまのコレクションちゃんたちが

変わらず可愛い!

歌はいちかとナナちゃんだったかな?

 

 

ノートルダムのありすちゃんの歌がいい」

「セリ上の咲ちゃん後ろ姿登場がかっこいい」

っていうメモが残ってるのですが

それはこのあたりの場面で合ってますか???

(いやーもう記憶にないのですよね笑)

(早く更新しないからこういうことになるんだよ)

 

中詰

紫×金のラテンのお衣装に

曲はすみれ、なこの中詰

ものすごい好き♡

そらちゃんポジにはりんきらさんが!


客席降りも盛り上がってましたねー!

 

若手のバスティーユはセンターがすわっちに!

 

美穂さんがショート髪の娘役6人を引き連れてるのは

新場面かな?

本公演は退団者場面だったところに代わりかな?

ゆきのちゃんナナちゃんすわんちゃんあやねちゃん…あたり?

 

 

サンジェルマンデプレ

ここもそらちゃんのところにすわっち入ってましたね

納得の人選ですわ

ってかこの場面、ものすっごくかっこいいんだけど

あっという間よね笑

え?もう終わった???ってびっくりしちゃった

 

 

カルチェラタン

ここのゆめぴろ、ほんとゾクゾクするー!

好きーーーーー!!!!

こちらも英語詞だったね

カンカンは舞台も華やかだし楽しくていいよね

宝塚のショー×カンカンってよくあるけど

ベタでいいと思う

だった宝塚の舞台で観るカンカン、どれも最高だもん

 

フィナーレ

 

最初に大階段降りて来る男役さんは

すわっち、かせきょ、いちか、しゃんたん、のりかで合ってるかな?

 

赤い咲奈と白い朝美による愛の宝石

ここもほんと好き

(このショー全場面好きなんだけど)

 

そしてデュエダン

ゆめぴろ金髪ショートよ☆

持ち合わせた美しさが更にスパークですよ

あと、改めて豪華で素敵なドレス!

さきあやのデュエダンは

ものすごくゆっくりと流れる空気感ながら古臭い感じはなく、

技術的で見せるってよりも所作で美しく見せてくれて

ため息が出そうな素敵なデュエダンで大好きです♡

 

 

パレード

エトワールはねいろちゃん

もう安定の、落ち着いたエトっぷり

澄んだ歌声が響き渡って素晴らしい

あと、かせきょがセンター降りしてたね!

いいね!

これからもますます頑張って欲しい逸材ですわ

 

 

 

以上、雪組さんの全国ツアーについてでした☆

お次はズージャズカ