『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』@配信

続いてようやくGWのお話(笑)

 

エリザベート TAKARAZUKA25周年

   スペシャル・ガラ・コンサート

 

配信で見させて頂きました

 

もちろんスペシャル望海風斗ver.」です

 

こちらはもう書き上げてあったのですが、

やっぱり退団公演の記事よりも先に退団後の公演の記事を

上げるわけにはいかないよな…と思っていたので

ようやくの更新となりました(笑)

 

 メインビジュアル

 

四半世紀の時に刻まれた、数々の想い出と共に――

1992年のウィーン初演以来、世界各国で上演が続けられている

ミュージカル「エリザベート」。

日本では、各国での上演に先駆け、小池修一郎の潤色・演出で、

1996年宝塚歌劇団雪組にて初演。

各組でこれまでに計10バージョンが上演され宝塚歌劇を代表する

大ヒットミュージカルとなりました。

梅田芸術劇場では、ウィーン初演から20周年のメモリアルイヤーとなる

2012年に『エリザベートスペシャル・ガラ・コンサート』を、

その後、2016年は宝塚初演20周年を記念した

エリザベート TAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート』を

上演いたしました。

そして、宝塚歌劇団による日本初演から25周年となる今年、

小池修一郎と小柳奈穂子の共同演出により

宝塚歌劇版の歴代キャストを中心とした、

エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』

の上演が決定いたしました。

本公演では、メインキャストが役をイメージした衣裳で

コンサート形式にて本編を上演する「アニヴァーサリーバージョン」として、

歴代出演者が共演する“25周年バージョン”と上演当時のメンバーを中心にお届けする

花組月組雪組星組宙組の各組バージョン”、

そして夢の競演として新しい組合せでお届けする“スペシャルバージョン”を。

さらに、出演者全員が扮装しコンサート形式で本編を上演する

「フルコスチュームバージョン」という多彩なバリエーションにてお届けします。

 

・大阪公演
日程:4/5(月) ~ 4/11(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール

・東京公演
日程:4/17(土) ~ 5/5(水・祝)
会場:東急シアターオーブ

 

5月5日キャスト

トート:望海風斗
エリザベートACT(1):夢咲ねね
エリザベートACT(2):明日海りお
フランツ・ヨーゼフ:鳳真由
ルイジ・ルキーニ:宇月颯
ルドルフ:七海ひろき
ゾフィー:純矢ちとせ
マックス:悠真倫
リヒテンシュタイン:芽吹幸奈
少年ルドルフ:桜舞しおん
マダム・ヴォルフ:大月さゆ

 

エリザベート TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラ・コンサート│梅田芸術劇場

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 望海さんが退団して初めて立たれる舞台。

でも、ルキーニ&トート役ということで男役の延長線上にあり

さほど違和感も寂しさもなく拝見することができました。

 

 

 

まずプロローグで私の目に飛び込んで来たのは

ほんの一瞬映った七海ルドルフのかっこよさでございました!

 

この89期SP版、望海閣下がもちろん1番話題の的なんでしょうけど、

七海ルドルフや明日海シシィも初挑戦なんですよね!

みなさん本当にすごいですよね。 

 

そんな中で新公のみとは言え経験者のねねちゃんシシィ

 白いドレスで少女シシィの可愛らしさ半端ない!

 

 

 ミルクの場面でのトートとルキーニのかっこよさも凄まじかったな。

 

 望海トート閣下は黒い唇にシルバー混じりのロングヘアー。

妖しい美しさに溢れてる!

 

うちの娘もっときーれい!の姪はさゆちゃん。可愛い。

 

 



鏡の場面。

フランツぴーちゃんの歌声が温かくて泣ける。

(そっかぴーちゃんも初挑戦だよね?)


ねねちゃんは少女時代と髪変えて出て来ただけなんだけど

ガラリと雰囲気が変わってさすが!

 

そしてどの場面でもとしちゃんルキー二が上手いのよ!
もう本当に何をやらせても相変わらずの上手さで感心しちゃう。

 


お久しぶりに拝見した麻尋えりかちゃんは相変わらずで
やっぱりかっこいい。

 

マックスまりんさんゾフィせーこちゃんの現役感よ!

(そりゃまぁまりんさんは現役さんだから当然って言えば当然なんだけど)

せーこちゃんの口紅の落ち着いた色味が素敵だったな。

 

 

2幕から登場のみりおちゃんシシィ
水色のドレスが素敵。
登場場面がすでに戴冠式というなかなかの難しさの中、
神々しさを纏った姿はさすが!

 

だいみりの「私が踊る時」の迫力と言ったら!!!

 

 

少年ルドルフが「猫を殺した!」って言った時の

閣下の満足そうな笑みが最高。

 

マダムヴォルフさゆちゃん
ショートヘアー!新鮮!
可愛さに大人っぽさとかっこよさがミックスされて魅力的!

 

 

フランツに裏切られたシシィ、「どう生きていく?」
いやー私なら望海閣下に誘われたらすぐにでも黄泉へ国へ行ってしまいますわ(笑)

 

閣下の「死ねばいい!」からのシシィ「あなたは!」

ここもゾクゾクしたなー!

だいみりの迫力や緊迫感が最高でありました!

きっとね、閣下にとってシシィは簡単には落ちてこないところが

更に魅力的なんだろうななんて思いましたですよ。

 

病院の場面。

ヴィンディッシュくれあちゃんがうるうるしてて泣ける。
後ろのスターレイちゅーちゃんが泣いてて更に泣ける。

みりおちゃんはさすがに女声での歌声はまだちょっと固い感じがするけど

でも表現力が素晴らしくて、この場面は私の大好きな月組芝居を

堪能させて頂きました!

 

 

成長したルドルフのカイちゃんは芝居がとにかくいい!
もう退団してるだなんて信じられないくらい現役感満載なキラキラ具合!
お衣装の胸元が微妙に空いてるの本当にズルい!笑


そして望海×七海の「闇が広がる」


美しいものが美しいものを惑わしていくという究極の美しさ。涙出る。
生きる宛のない空虚な表情がまた秀逸!

ラストのルドルフの微笑みと満足気な閣下の笑みが印象的。

 

 

最終答弁場面の迫力もすごかったし

昇天場面の真っ白なだいみりの2人の美しさに

「ウングランドアモーレーーー!!!」って

画面前で叫びたくなりました。

 

素晴らしき「エリザベート」でございました!!

 

大満足!!!



カテコ。

 

まりんさんからのカイちゃんへの流れは
「半兵衛様ーーー!」って叫びたい案件。笑

 

カテコの閣下も最高にカッコイイ!

 

主なキャストの皆さんがひとことずつ、ってなった時に

ぴーちゃんが突然涙スイッチ入っちゃったの可愛かったな。

 

望海閣下のご挨拶では、幾分かの懐かしさと

でもまだやっぱり「うちのご挨拶」って感じがしてしまったかな。

 

最後には千秋楽ということもあって、小池先生&小柳先生のご挨拶も。


その中で印象的だったのは小柳先生の

「これまでのいろんなバージョンや舞台稽古も全部見たけれど
たとえ無観客であっても配信があることは全然違う。

カメラの向こうに見ているお客様がいてくれることは確実に伝わってる」

というような内容。

 

実際に劇場の客席には座れなくても、

画面越しに送っている拍手や歓声は演者の皆さんに少なからず

届いていると、そう信じられてとても嬉しかったです。

 


閉幕前に、どうやらサプライズだったらしい金テープが飛んで

それに驚いて飛び跳ねて喜んでるだいみりの2人が可愛くて、

結局最後のインパクトそれになっちゃったけど

でも、いっか可愛いから、って思ったエリザガラコンでした!

 

「fffー歓喜に歌え!ー」「シルクロード~盗賊と宝石~」②

 さてさて。

今回も長くなりますよ、きっと。

 

前回お芝居「fff」についてを書いたので

(それはこちら→

「fffー歓喜に歌え!ー」「シルクロード~盗賊と宝石~」① - 姫さまたちに捧げる戯れ言 〜舞姫と歌姫と〜 )

 

今回はショー「シルクロード」についてなど。 

 

 

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 かんぽ生命 ドリームシアター
ミュージカル・シンフォニア

『f f f-フォルティッシッシモ-~歓喜に歌え!~』
作・演出/上田 久美子

 

かんぽ生命 ドリームシアター
レビュー・アラベスク

シルクロード~盗賊と宝石~』
作・演出/生田 大和

 

主演:望海 風斗、真彩 希帆

 

宝塚大劇場:2021年1月1日(金)〜2月8日(月)
東京宝塚劇場:2021年2月26日(金)〜4月11日(日)

 

 

西から東へ、そして東から西へ…文化、文明、人を乗せ、

陸と海とで西欧とアジアを結びつけてきた交易路「シルクロード」。
路往く隊商を襲った盗賊は、一粒の青いダイヤモンドを手にいれる。

しかしそれはインドの女神シータの失われた片目であった。

ある者には幸福を、そしてまたある者には悲運をもたらしつつ

幾度となく持ち主を変え、遙か古よりこの「シルクロード」を彷徨ってきた宝石の、

その煌めきの中に宿る数多の記憶を辿る旅へと盗賊は誘われてゆく…
過去から未来へ、そして未来から過去へ。

時代と空間を超えた旅の中で綴られる、

エキゾティシズムに富んだレビュー・アラベスク
なお、この作品は演出家・生田大和の初のショー作品となります。
また、数多くのCMやアニメ、映画音楽を手掛けており、

様々なアーティストへの楽曲提供をおこなっている

菅野よう子氏より楽曲をご提供いただきます。

独創的な音楽世界と望海風斗を中心とした雪組がお届けする

ハーモニーにもご期待ください!   

  

公演の内容やお写真はこちらから↓

雪組公演 『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 

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 一言で言えば!

 

最っ高のショーでしたーーー!!!

 

何度観ても飽きなかった。

(えぇ自分的に過去最高回数観劇しましたよ)

飽きるどころか何回も観たかったもっと観たかった

あと210億回観たかったーーー!!!

 

そんな素晴らしい作品でした。

 

こちらは場面の順に思い出を書いていこうと思います。

 

(いつものごとく自分の思い出日記ですw)

 

  

 

 

 第1章 プロローグ・シルクロード

 

ショーの始まりは、定番のタイトル緞帳ではなく

舞台センターに砂時計のセット


開演と同時にスポットライトが当たると

そこにはキャラバン隊の隊長・凪様

ここの赤髪凪様の麗しさ、最高

 

このキャラバン隊、主に退団者の方たちで編成されていて

作品を通して登場します


キャラバン隊の面々を取り囲むように舞う砂の女たち

ここの場面のこの砂の女の皆さんの鬘のセンス!

それぞれの個性もありつつ美しくそして砂っぽさ(とは?)

もあってもう全員順番に眺めたいくらい好きだった!

 

特に、センターに立つ凪様の後ろに

ひまりーあゆみーりさ って並ぶ瞬間があって

ここは雪組が誇る美しきダンサー並びで注目ポイントでした!

 

それに加えて、カレンさんゆきのちゃんのしっとりした美しさ、

それから、あんこちゃんでしょ?うきちゃんでしょ?エミリちゃんでしょ?

ななちゃんでしょ?ともかちゃんでしょ???

いやだからね、もう全員素敵だったんですよー!

 

 

ここで凪様が歌う曲が菅野よう子さんのご提供曲なんですよね

 

砂時計が徐々に上がっていってそれに合わせて

紗幕っぽい布が舞台上に広がって溢れ出した砂のよう…



凪様の手に青いダイヤが握られていて

「♪砂の海へ~」というコーラスとともに

ここからこのダイヤの物語と砂の世界が広がっていく


砂時計から広がる紗幕が振り落とされるとそこには

黒ターバン後ろ姿の盗賊S・望海さんの登場!

(かっこよさと美しさの融合ここに極まれり!)

 

しかしここの望海さんの登場は何回見ても結局わからなかった!

一体どこから出て来てたんだろう?

いろんな角度のお席から見たのにいつも気付いたら

もう定位置にスタンバイしてたの!!!(笑)



ここのね、後ろ姿からの振り返りからの
「♪のたうち狂い~」っていう歌い出しがもうね、

かっこよすぎて大っ好きだった!

ここも菅野さんの曲ですね!

 


望海さんが銀橋へ行くと両袖から盗賊の男役さんたちが登場!
ここのね、咲ちゃんあがちの間から後列にいたあーさが

出てくるとこがなぜか大好きだった(笑)

 

あと、多分盗賊の中に贔屓がいるであろう方たちが、

望海さんが銀橋へ出るのを待って、ちゃんと拍手してから、

さぁ!とばかりにみんなしてオペラを上げ始めるのも素晴らしき光景でした笑

 

あとあと、盗賊の男役さんたちの蹴り上げるようなフリが大好きだった

その瞬間に「ドォゥン」みたいな効果音が入るのが更に好き(笑)

 

途中、咲ちゃんあーさあやなあがちっていう4人で踊るところは

新体制雪組だなぁーなんてことも頭を過ぎったり…


青いダイヤが、キャラバン隊長凪様→盗賊咲ちゃん→

→首領望海さん手渡された瞬間

その青いホープダイヤモンドが女の姿になって現れる

 

ここようやく宝石=きほちゃんの登場

舞台上から降りてくる登場だったけれど

あれ、座って歌うの難しかっただろうなー!

ここの豪華でありつつ、でも品のある髪飾り素敵だったな!

 

宝石のきほちゃんが美声とともに登場して、

それを下で待っててくれるのがりさ・ひまり

さらに盗賊望海さんをきわ・みちる・あやで囲むの、

雪娘の層の厚さ最高だなって毎回思ってた!(自慢)



ちなみに下から盗賊の皆さんが宝石のきほちゃんを

見上げてくれてるってこと、楽1週間くらい前にようやく気付きました(笑)

(どんだけ狭い視野なんだよ)

 


宝石の登場から盗賊へと続くここが太田健先生作のこのショーの主題歌
「宝塚のショーらしい素敵さ」があって大好き!

 

 

板上に降りた宝石きほちゃんをキャラバン隊長凪様が

エスコートしてくれるの嬉しかったなー!

(翔きほありがとうーーーー!!!)

 

 

盗賊の手に宝石が渡る瞬間に砂の女の方々が流れ込んで来て

離れ離れになるところも好きだし

だいきほの2人が砂に囲まれてすれ違うところも好き
ここ2階から見たらとても綺麗

 

ようやくだいきほが一緒に踊り出す場面では
4組のカップルも登場してカップル振りになるところも好き
ここの歌がりおちゃん・はおりん100期コンビなのも嬉しい

 

このあとプロローグからスターたちが順番に銀橋を渡っていく

あの宝塚のショーならではの胸熱展開へ!(最高じゃー!)

 

 

まずは凪様がソロで!

ここで舞台上で歌ってるのがるい・ともかのこれまた100期コンビ

新しい風吹きまくっててとってもいい!


ここ、カリさまとひーちゃんが高難度ダンスを繰り広げてるんだけど
凪様の歌に被っちゃうから拍手出来なくて非常に残念だった!

そこから、

あやな・みちる・あがた→あーさ・あや→さき・きわと続くわけですが

私は何と言ってもここのあーさの「♪俺の進む道が」の後の

あやちゃんの「♪すっすむ~」

この瞬間のポーズ込みでなぜだか無性に好きでした!笑


上下の両花道からだいきほが出て来る頃には

舞台上にはキャラバン隊&砂の女&盗賊の皆さんがズラリ

この絵面は迫力もあり美しく印象的


「♪シルクロード~」って主題歌を歌う望海さんが

とんでもなくカッコイイのは周知の事実なのですが、

この曲、途中でこの「♪シルクロード~」っていう

主旋律パートがきほちゃんになる部分があるんですよね

やっぱりね、トップさん主導で相手役がハモる・重ねる・追いかけるのが

基本だと思うんですよね、宝塚の世界って

それをですね、たとえ部分的にではあっても、

きほちゃん先導でその追いかけパートを望海さん

(あの望海さんですよ?)

っていう風に作ってもらえるのって本当にありがたいし、

それだけ先生方からの信頼を頂いてるんだなぁなんてことも

じんわり思って感動するなどしました…

(なんでも感動する退団者ヲタクw)

 

その上このすぐあとのパートで

望海「♪盗賊と~」

真彩「♪宝石が~」

っていうところもあって、

そうだよこのショーのサブタイトル「盗賊と宝石」なんだよ…

盗賊だけじゃなく宝石も主役なんだよな…

ってことも思って更に感動するまでが毎回セットでした!笑

 


そんなことを思ってると、もう曲終わりで、

盗賊・望海さんが銀橋センターで

宝石・きほちゃんをガシッと腕に抱いて暗転!

っていうだいきほのきゅん展開に打ちのめされるのでした…

 

この呪われた青いダイヤとして知られるホープダイヤモンドを

1人の盗賊が手にしたところからシルクロードの旅が始まるのですね

 

 

きほちゃんはそのまま残って

キャラバン隊の皆さんと一緒に銀橋へ!

ここの、あの裾の長いドレスであの細い銀橋を渡るの、

毎回スカート捌き大変そうだなーって思って見てました…

(お手伝い頂いていた皆様ありがとうございましたー!)

 



 第2章 シルクロード幻視

 

 前場から残った有栖ちゃんの澄んだ歌声のソロ
「♪失われた思い出がよみがえる~」
「♪愛の歌が聞こえる~」


砂の中に消えたかつてあった国の人々
そこに生きた恋人たちの場面

タイトル通りとっても幻想的な場面

 

お衣装の感じからしてイメージはモンゴルや

遊牧民族の方たちなのかな?

 

ここで上手セリ上がりしてくる咲ちゃんが最高に素敵だった

2階席の時にはまだ姿が見えない時からセリをガン見してました(笑)

 

ちょっと濃い、濃すぎて胸やけしそうなくらいの咲ちゃんが大好物な私ですが

ここの幻想的で柔らかい咲ちゃんも本当に大好きでした!

(そして炊かれたスモークの量が毎回微妙に違うのも面白かったw)

(ほとんど煙が見えない時もあれば煙で咲ちゃんが見えないくらいの時もw)



雪組はここ3代くらい、トップコンビの退団公演のショーに

次期コンビの場面があるのが続いてますけど、これとっても好きです

だからここも改めてさききわコンビのプレプレお披露目みたいな?

 

咲ちゃんときわちゃんのダンスの相性がいいことなんて

SVで広く認知されてると思うけどこの場面を見て思ったのは、

2人のダンスは硬度、というか柔らかさが同じなんだなーと…

元々合ってるのか上手く合わせてるのかはわからないけども

 

いやーでもこの場面ね、

あがた&ひまりという私の好みのダンサー同士のカップルがいましてね

そこに視線持ってかれて大変でしたよ…
反対側にいるあやな&りさだって見たいのにね、まったくさ…

 

 

 

 第3章 ペルシャ・運命のアラベスク千夜一夜物語

 

バザール

雪組の人材の宝庫っぷりで大変なことになってたバザール…

あっちもこっちもみんないろんなことしてて

まったくどこ見たらいいのかわからない場面でありました…

 

キャラバン隊長凪様のお歌に合わせて上手花道から登場の

スリ3人組→望海さん・すわっち・あみちゃん

この3人のわちゃわちゃも可愛かったし

プロローグの色気駄々洩れ盗賊望海さんが

すっかりやんちゃキャラで出てくるのがすごく好き!

 

これちょうだい!って副組長のんちゃんと

綺麗な布を引っ張り合う望海さんも可愛い

 

「♪俺は悪だぜぇ~」→ はい、可愛いー!(笑)

 

ここで「♪買ってあげよう欲しいものは~」って出てくる

ギラギラ金持ち風の組長にわさんも大好き

レインボー色のライトが当たってて毎回笑っちゃった(笑)

 

バザールの中から綺麗な青いダイヤを見つけてそれを

盗もうとしたところをキャラバン隊長にみつかって連行される

スリ青年の望海さん

 

ここの連行場面が毎公演の

のぞ凪お遊び(アドリブ)タイム!

どうやら毎回ちゃんと打ち合わせして練習もして臨んでいた模様w

望海さんも凪様も根が真面目なタイプですもんね…

貸し切り公演だったり、ご観劇の著名人の方がいたりすると

それに絡めたアドリブだったりして、

本当に毎公演楽しみだったし楽しませてもらいました!

 

望「待ってください!今日は大切な日なんです!DVD収録の日なんです…!」とか!

凪「来なさい!今日は望海風斗さんのメモリアルブックの発売日やねんから!早よ行くで!」とか!

凪「三井住友カード」望「宝塚友の会」「「ありがとう(がっちり握手)」」とか!

不服そうに連行されながらの望「つまんないっ!」(byロールヘン妹)とか!
「本日は阪急交通社シルクロードの旅はようこそ」(2人でぺこり)
望「こちらが世界が誇る"愛してんで"ことキャラバン隊長!」
凪「こちらが盗まれたばかりのホープダイヤモンド!」
「それでは皆様良い旅を〜!」(世界が誇る愛してんで…?笑)とか!

望「シャルウィ ダンス?」(壮さんご観劇)で2人で踊ったりとか!

あと流れは忘れちゃったけど、

隊長に「愛してんで」を言わせた時には

客席のテンションもぶわっと上がったし、

連行される時に手錠が外れちゃったことがあって

そういったアクシデントにも大変笑わせてもらいました

 

そんな毎回客席も笑ってる中、次の場面に

かっこよく登場しなきゃいけないあーさは大変だったよね!(笑)

 

 といったわけで千夜一夜物語

 

 笑いを耐え(笑)かっこよく登場するシャフリヤール・あーさ

 

だんだんとあーさが笑いを堪えられてるかも注目されたり、

のぞ凪のネタにあーさも便乗したりして日に日に

変化していったのも面白かった!よね!

 

リムスキー・コルサコフ交響組曲シェエラザード

ところどころで効果的に使われてるのも良かった

 

アラビアンナイト内のシャフリヤールは残忍被虐な王のようだけれど

ここでは自分のお気に入り奴隷を集めて舞わせている、的な設定なのかな?

まぁ逆らう奴隷には手をかけるから残忍なことに変わりはないのだけど…

 

ここでの奴隷=宝石たちがこれまた最高でね…

とくにアラビアン風お衣装の娘役さんたちの美しいこと…

谷間や生腹を堪能できる大胆なお衣装…ありがとうございます!!!

 

中でも私の視線を釘付けにしたのはやはり夢白あやちゃんでした!!!

なんっていう素晴らしきナイスバディ!妖艶な美しさ!!!

たびたび私のオペラはロックオン!でございました…

(しかもあやな・あがちと絡むんですよ…最高か…)

 

ここの場面は全体的に色っぽく美しい場面で、

豪華なお衣装でセンター登場からソロ歌のあーさはもちろん

奴隷を連行してくるキャラバン隊長凪様、

両腕を鎖に繋がれた黄金の奴隷・スリの望海さんと、

もうどの人のどの絡みも、それぞれの宝石たちとの絡みも

もうどれもこれもが美しくて最高でした…

(特に「望海さんをリフト移動させるあがた」は毎回大好きで見てた!w)

 

そんな中できほちゃんは、シャフリヤールの寵姫・シェヘラザード

数ある宝石の中でもシャフリヤールから特別の寵愛を受けている

 

そんなシェヘラザードは黄金の奴隷と惹かれ合うけれど

シャフリヤールに引き裂かれてしまう…

 

私はかっこいいきほちゃんも美しいきほちゃんも大好きだけど

なんといってもやっぱり

「可愛いきほちゃん」が大好きだから

この場面のきほちゃんは大好物だった

お衣装は鍛えられた腹筋も見せてくれる

布面積は少な目(笑)なものだったけど

属性がヒロインで髪飾りや声の高さやそんな諸々が

本当に可愛くてとっても嬉しかった!

黄金の奴隷と惹かれ合って見つめ合う瞬間には

私がトップコンビに求めるときめきが詰まってた!

この場面をこのまま1本の芝居にしてくれないかなとか思ったくらい!

こんな、ひとめぼれからのとことん恋に落ちるだいきほとか

見てみたかったんですよねーーー!(諦めが悪い)

 

 

シャフさまに寄り添ってお話をするシェヘラザードの

「♪というお話〜」っていう歌い出しも大好きだったな…
大きく強くも歌える人が抑えて歌うと巧さが際立つよね!

そしてとにかくここの声が好きだったー!

なんて可愛い声で歌うのかしらーーーー???

(あと、あさきほの絡み!って意味でも嬉しかった)

 

本舞台と銀橋、と距離はあるけれどここはだいきほデュエット

やっぱりこのコンビが好き、毎回そう思った

 

そして片腕に鎖を残した望海さんの姿にやっぱりこれは

「EXOTICA!」へのオマージュなのでは?と思わされました

 

 

あとね、シェヘラザードのきほちゃんがセリ下がりしていく瞬間が大好きだった!

表情やポーズが毎回少しずつ違って、でも毎回ものすっごく可愛くて、

ポーズと表情と可愛さと色っぽさの塩梅が絶妙だった

あんなん好きしかない

 

「この瞬間のこのきほちゃんの可愛さを

このまま切り取って永遠に保存しておきたい」

とか言うよくわからない感情になったりもしました。(笑)

 

 

 第4章 インド・神々の饗宴

 所謂中詰にあたる豪華な場面!

 

まずは、あやな・りさ・あがた・あやの4人が中心

千夜一夜出てた面々の早着替えに驚く)

 

後ろのセットが開くとそこにずらりと居並ぶ眩しい神々たちの姿…

 

ばばばばばばぁーん!!!とセリ上に並ぶ

真彩ー望海ー彩風の姿を見ると毎回必ず

「あぁぁぁ私の大好きなトリオ……!!!」っていう

エモエモの神がご降臨されて泣きそうになった

 

そんなエモエモの境地のど真ん中にいるので

センターの望海さんの両隣に咲きほ、その隣に凪様あーさ、

そしてきわみちる、綾縣、りさあや、とババーン並ばれると

「私の大好きな雪組ー!」ってこれまた感極まってしまう(涙)

 

ここ、前場に出てた4人がはけることなくセットが開いて合流する

流れもすごく好きだった

だからこそだいきほ体制の雪組のスターたちが誰も欠けることなく

大集合!っていう並びができたんだと思う(嬉しい)


そしてそのセリ上のスターたちの前に、今公演の退団者であり

雪組の誇るダンサーであるカリさまとひーこちゃんのコンビが

いらっしゃることのこの贅沢さ…!!!

 

 

神々たちが2列でセリから降りてくる時には

私の好きが押し寄せてくる…!!

って思ってたし、そのあと2列から1列になる時には

私の好きがみんなで1列になってる…!!!

っていう、もうなんでもないようなことまで

とにかく感動してありがたがるようになってましたね(笑)

 

あ、でも、1列になる時のさききほのアイコンタクト

絶対に見逃しませんでした(感情迷子ながらそこは冷静)

 

 

ヴィシュヌ望海さん「♪Hey~Hey~」

それ以外の神々  「♪Hey~Hey~」

ヴィシュヌ望海さん「♪Wow~Wow~」

それ以外の神々  「♪Wow~Wow~」

の掛け声も毎公演のアドリブが楽しみな場面で私は阪急貸切の時の

 

「阪急交通社で〜」「阪急交通社で〜」
「インドへ〜」「ようこそ〜」ってのが可愛くて好きでした(笑)

 

この公演に限らず、望海さんの毎公演のアドリブ力は本当にすごかった

どれも楽しいだけじゃなく、決して品を失わないし、

それでいてみんなわかりやすいネタをあんなに毎回用意できるなんて

容易なことじゃないよね

望海さん時代の雪組を応援できて幸せだったことの1つかもしれない

 

 

 

 ここから娘役さんたちが一旦後方へ下がるんだけどその時に

きほちゃんがきわちゃんやみちるちゃんとアイコンタクトするのも好きだった

その後前方に出て来る時にセンターのきほちゃんが

「みんな行くよ!」みたいにみんなを見てからの

「あーい♡」で前に出てくるのも最高に可愛くて好き!

 

 

そしてプロローグに続いてのスターの銀橋渡り!

この宝塚ショーのテッパン演出は何度あってもいい

若手も娘役もどんどん銀橋に出てきたらいいと思うよー!

 


望海さんが銀橋に出てくるときの「チャロ!」っていう掛け声は

どうやらヒンディー語で「さぁ行こう!」「行くよ!」

みたいな意味らしいです

 

 

望海さんが銀橋で歌われている時の

後ろの本舞台で娘役さん引き連れて踊ってるきほちゃんが可愛い

続いて凪様が歌われている時は

ラインダンスの子たちに囲まれてるきほちゃんが可愛い

その後あーさが銀橋渡ってる時は

あやな・あがた他男役さんたちとアイコンタクトしてるきほちゃんが可愛い

 

…すみません…当方まあやヲタなもので…

もうこの中詰のラクシュミーきほちゃん可愛くて

ほぼずっとロックオンでございました…

 

 

ちなみにここの、

ラインダンスの子たちに囲まれて踊るきほちゃん
私が最後にどうしても見たかった姿なのでとても嬉しかったです!

 

本当はセンターで一緒に足上げしてほしいくらいもう1回

ラインダンスしてるきほちゃんが見たかったんですよね…

 

ちなみにどのくらい本気かと言うと「次の本公演は生田先生のショー」

っていうラインナップの発表があった時に生田先生に

「真彩さんのロケットセンターが見たいです」ってお手紙書いたレベルです笑

(ちなみにこの他に「だいきほの歌がこれでもかってくらい聞きたい」

「でも咲ちゃんとの絡みもほしい」「トップ娘役のエトワールは反対」

みたいなことも書いたような気がします…)

 

 

話戻しまーす(笑)

 

で、ですね、ここのきほちゃんの銀橋渡りがもうね、

本当に可愛くて大好きでしたーーー!!!

 

あの発光してるかのような眩しい笑顔にまずときめくし

銀橋に出てきてマント(的なもの)ふぁさっと翻すのカッコイイ!

 

そこからのハケ(芸ではない)(いや芸か)が

もう秀逸すぎて毎回オペラロックオンだったし

周囲の客席でもあのポイントはオペラ上がる率が高くて何気に嬉しかった(笑)

 

バチコンウインク☆がデフォルトだったと思うんだけど

両手付き投げキッスだったりとか

もしくは人差し指で投げキッス飛ばしたりとか

ウインク付投げキッスだったりとか

1階席に指ハート&2階席にウインク飛ばしてくれたりとか

 

その都度私は、一度召されてまた現世に戻って来たり

かっっっっっっこいいーーー!ってぶっ倒れそうになったり

…最高…好き… って乙女になったり

本当にね、そのくらい可愛さの塊だった。

可愛かった。最高だった。

あまりのことに惚れてしまいそうだった(今更)

 

 

続くラインダンスは孔雀イメージのお衣装が素敵
でもやっぱり人数の少なさに切なくもなったり

 

ラインダンスの決めポーズとともに 

雷鳴が轟くとセリ上に咲奈さまが…!!!


「これからのあなたたちの王はこの方よ!」

っていう意味不明な脳内台詞が毎回駆け巡る(笑)


咲ちゃんの歌でカリさまとひーちゃんが踊るんだけど

難易度高いリフトがいっぱいあってさすが雪組が誇るダンサー!

 


(笑っちゃうくらい)大きな羽根のついたお衣装の望海さんが登場して

ここはのぞ咲のダンス対決場面らしいのだけど

その設定を最初に聞いた時には

「咲ちゃんとダンス対決なんてそんなん望海さん不利じゃん」

って(失礼にも)思ったんだけど、

実際にその場面の望海さんのお衣装を見て

「こんなに動き辛いお衣装なんて更に不利じゃん!」って

(失礼にも)思ったんですよ、私は!

でも当のご本人さまたちは

「こんなに大きな羽根背負ってるんだから絶対にのぞさんが勝つよね」

的な解釈だったので笑ってしまった、そんな場面でした(笑)



設定は置いといたとして、ショーでこれだけのぞ咲の2人に

ガッツリ2人だけの場面があるのは嬉しかったですね

 

 

ちなみにこの中詰での望海さんの役名が「ヴィシュヌ」

ヒンドゥー教最高神のお名前なんですよね

で、きほちゃんラクシュミーヴィシュヌ神

妻である女神の名前

 

 

咲ちゃん「ラーヴァナ」はヒールポジションの神で

ヴィシュヌに追い払われたらしいのですよ

 

だからこの対決場面はラーヴァナによって闇に包まれた世界を

ヴィシュヌが追い払ってくれたっていうことなんでしょうね

そう考えれば、この後の銀橋にスターがずらりと並ぶ場面で

咲ちゃんがいないのも説明つきますよね…

(たとえ実際は次の場面のお着替えタイムだったとしてもw)

 

 

望海さんヴィシュヌと凪様「ブラフマー」あーさ「シヴァ」

最高神3人組っていうのも素敵

 

きわちゃんサラスヴァティーは凪様ブラフマーの妻で

日本では弁財天さまになるらしい

いろいろ納得!ぽいぽい!(笑)

対するみちるちゃんパールヴァティーはあーさシヴァの妻

あやなちゃん「スーリヤ」は太陽神

対するあがた「チャンドラ」は月の神

りさちゃん「ウシャス」はあやなスーリヤの恋人

対するあやちゃん「ターラー」はあがたチャンドラの妻
ひーこちゃん「カーリー」は戦いの女神
カリさま「ナタラージャ」は舞踊の神

その他男役さんたち「ガンダルヴァは神に仕える半神半獣の楽団
その他女役さんたち「アプサラスガンダルヴァの妻で水の精

そしてロケットちゃんたち「スガンダ」

シヴァとパールヴァティーの子であり軍神 

 

…… だ、そうです……

 

へーへーへーへー!!!

勉強になりました!!!

 

 

話戻しまーす(笑)

(すぐ脱線する)

 

 

お衣装マイナーチェンジ(笑)したきほちゃんが下手花道から再登場!

(頭とか背中とかに羽根飾りが付いた)

ここからスターさんたちが銀橋に並ぶ

ザッツ中詰なんですけれども


「♪お前を胸に抱くまでは」できほちゃんの腕をぐいっと

掴んで引き寄せる望海さんが爆発寸前のかっこよさでした

(もちろん毎回爆発するのは私です)



あと、望海さんが差し出した手にちょんてした後に

あーさを振り返って笑い合うきほちゃんも最高に好き



宝塚のショーでしか得られない華やかさ豪華さ

がぎゅっと詰まってる…もう1回劇場で観たい…(無理…涙)

 

 

 

プロローグの青いダイヤきほちゃんと
この中詰の赤いラクシュミーきほちゃんが
結構対照的だなぁと思うんだけど、

どちらもきほちゃんで、どちらのきほちゃんも最高で、

どちらのきほちゃんも大好きなんだよなぁなんてことも思ったりします

  

 

 

  第5章 中国・蒼く燃え立つ、緋き夜(大世界)

 

さてさてダスカですよ

あの、ダスカですよ…

 

まずは赤いチャイナ風お衣装の咲奈さまが銀橋で歌う
「My Funny Valentine」

これがもう、あの、本当に息が止まりそうなかっこよさでした

 

下手登場からずっとオペラロックオン状態

絶妙な力の抜け具合なお歌も途中でハット脱いで踊り出すところも

色気とかっこよさとでときめきMAXの場面でした

 

ここのチャイナ咲奈さん、日本語詞がデフォルトなんだけど

円盤収録回は(多分権利関係の問題で)英語詞になってて

どちらも選べないくらい素敵だったんですよね

(劇場で英語詞公演2回ほど観劇しました)

 

TCA販売版は英語だったんだけど、

NHK版とか千秋楽版とかの放送はどうなるんだろう?

少なくとも楽は東西ともに日本語だったよ…??

え?差し替えとかは絶対やめようね…?(わずかながら拭えない不安)

 

 

といったわけで彼がたどり着いたのは

上海のナイトクラブ「大世界(ダスカ)」

 

もうあのテクノ風のメロディが流れてくるだけでテンション上がる
曲は「LONE DIGGER」(by Caravan Palace)

よくぞこんな最適解をみつけてきたよね、って思うほどの

素晴らしい選曲(そして生田先生の歌詞もまたいい)

 

ここでのきほちゃんはダスカの歌姫

紅幇の頭目 咲ちゃん
青幇の頭目 凪様

そして望海さんは劉衛強(え?劉衛強?)(Yes!劉衛強!)

 

 

舞台センターには黒チャイナ衣装の望海さん

彼を取り囲むチャイナドレスの娘役

下手には凪様率いる青幇
上手には咲ちゃん率いる紅幇
セリ上には歌姫きほちゃん

この最高の構図よ……!!!

 

 

机に座って帽子で仰ぐ咲ちゃん
何やら囁き合うのぞなぎ
可愛い子侍らすきほちゃん

萌えの大発生……!!!

 

繰り広げられる彩彩
チャイナ娘たちとセクシーに絡む望海さん
羽織&有栖を撫でまわすきほちゃん

 

これが同時に展開されてるんですよ…???

ねぇ一体どうしろっていうの生田先生???

スターアングル4パターン必要なんですけどー???

 

いやでもここね、あやなちゃんとあがちのダンスが

これまたいい具合に色気を放っててつい目を奪われたりもするんですよ
毎回こんな状態だったのでチャイナ雪娘ちゃんたちの

こだわりの髪飾りとかを1人ずつチェックすることが出来ませんでした

(無念!)(映像で見た中ではみちるちゃんとあやちゃんが最高に好みでした)

 

 

歌姫きほちゃんの超絶ハイレベルなお歌やラップも好きなんだけど

それ以前にまず何よりもビジュアルが最高に好き

この場面の黒ドレスは誰鐘のフィナーレですみ花ちゃんが着ていたものですね

まとめた髪に大きな赤い花の髪飾りがまた素敵!

 

そしてこの場面、きほちゃんの鬘がなんともう1パターンあったんですよね!

(とある貸切公演で「あれ?きほちゃん鬘変わった?」という感想が出た瞬間に

「きっとこれは貸切公演限定のやつや…」って察した真彩担多数w)

(貸切公演も手配してあってよかったーと思いましたよ)

 

別バージョンの歌姫はショートボブ

ちょっと青みががっててすごく綺麗!

個人的な印象としては通常仕様よりもちょっと幼さがあって

可愛さが強めだったと思う、うん

(ちなみにスカステ貸切公演の映像にちょこっと映ってます)

 

 

この場面、真彩担(雪担)ではないお友達からもとても好評でした!

みんなラッパーきほち気に入ってくれて嬉しかったですー!!!

 

 

 

「♪回るミュージック~」って歌いながら

振り返るところの歌姫がかっこよくて大好き
そこから両隣の歌手ちゃん2人も本舞台に降りて

セリ上にきほちゃん1人になったところから最高潮

 

ここの群舞は隅から隅までみんなかっこよかった!

最高だった何度見ても一瞬で終わった

秒だったもう本当に大袈裟じゃなく秒だった

きほちゃんの突き抜けていく歌声も響き渡って

こんな最高のシーンある?って見てるだけの自分も

上げてくテンション!って感じだったーーーー!!!

 

そんな最高のこのダスカ

なんと劇団の年度賞・団体賞をいただいたとのことで!!!

望海さんがトップに就任してから4年連続の雪組団体賞です

もちろん賞なんてあったってなくたって、いややっぱりあったって(笑)

そんなんどっちでも構わないくらいにファンの心には残っているけれど

でもこうやって残る形で認めてもらえたことはとても嬉しいなと思います!

 

 

 

そこからしっとり始まる…3人のタンゴ


最高の最高の最高だった
トリオファンにとって本当に宝物のような場面
実際、本人たちもこの場面をすごく喜んでいたのがまた嬉しい

よくあるショーとかでトップトリオ3人で銀橋渡ったりとかする演出、

実はすごく羨ましかったんだよね…

 

そしてまたここも曲がいいんだなぁ…

原曲は映画「FLICK STORY」の曲だそうなのだけれど

それがかっこよくでもどこか哀愁漂うタンゴにアレンジされてて

本当に生田先生(だよね?)の選曲センスは神ってる!

 

これね…前奏で響くギロがいいんだよね…

私この曲ならギロやりたい…(笑)
でもあれ系の小物ほど上手にやるの難しいんだよね、知ってる

 

この3人の場面がタンゴなのがまた最高にイイ!!!

本人たちの雰囲気からすると3人の場面を作るとするなら

もっと明るい場面とか、もしくはバチバチにかっこいい場面とかに

なりそうなのに、あえて大人でクールな場面になったのもイイ

(もう多分何でもイイんだけどw)

 

ここでのきほちゃんは笑うことなく

スカートも大きく翻ってとんでもなくかっこよかった

咲ちゃんはちょっと荒々しくて

きほちゃんの扱いも雑なのがいい

望海さんは冷たい表情をしていても

手の出し方とかまで果てしなく優しいのが素敵

 

のぞさきパートがガッツリあるのもさすが生田先生(笑)

だいきほの絡みはとにかく熱い!視線も熱い!
さききほは顎クイの前のとこで咲ちゃんがきほちゃんの手を

荒々しく払うところが私の癖(ここでは"ヘキ”)のど真ん中でした!

(ありがとうございますーーーーー!)

 

 

あとですね……さききほは組んで踊る時は基本的に顔が近い。笑
高さ的なものもあるだろうし、

お互いのダンス的な癖(ここでは”クセ”ね)みたいなものもあるだろうけど

公演を重ねるごとに近くなっていったような気もする(可愛い)

(思い出しますね、GBプロローグでの

「そろそろお顔くっついちゃうんじゃないかな?」っていうさききほねw)




ラスト、曲の盛り上がりに合わせて

3人が並んで振り返った時にはぞくぞくした(毎回)


ニゾンの振りは個性はありつつもぴったり合ってる(最高)

3人で振り付け受けて3人でお稽古したんだろうな…

嬉しかっただろうな楽しかっただろうな…

 

純粋にかっこいい…!って思う気持ちと

これが最後なんだ…って切ない気持ちとの両方が

これでもかと搔き立てられる場面でした

 

息ぴったりに踊るだいきほ咲奈トリオを見ていると

これが私の愛したトリオ!って毎回感極まって大変でした

 

だいきほ担は基本的にみんな咲ちゃんのこと大好きだと思うんだけど

最後にこんなにガッツリと3人の場面を作ってもらえて

本当にずっと忘れられない大切な場面となりました

(生田先生ありがとうございました) 

   

 

 

 第6章 盗賊と宝石 世界の終端~再生

 この場面はこれまでの場面とはテイストが変わったような気がしてた

どこの国、という概念はあまり感じず、ただただ人と人とが奪い争う世界

 

呪われているのは宝石ではなく人間たち
そんな世界は見たくないと宝石は瞳を閉ざしてしまう

 

目隠しした状態のきほちゃん宝石が走り出てくるのですが、

前場面あれだけ踊った後にお衣装鬘アクセ全取っ替え早変わりから

走り出て今度はあれだけ歌うの本当に凄いなって毎回思ってました

千夜一夜の場面もあれだけ踊った後に暗転の中セリ上まで駆け上がって

「♪というお話〜っ」てあんなに可愛えるのも凄いと思う)

 


あーさの両脇で踊ってるあやなあがたも超早変わりよね!

このショー確か全場面出てるんだよね!

あと、カレン姐さんの渦巻乗せたみたいな頭が可愛くて好きでした(笑)



絶望した宝石の絶叫が響き渡る……

きほちゃんの絶唱のエコーが舞台上に広がっていく

 


そんな闇に閉ざされた世界に現れて来るのが盗賊望海さん


ここで歌われるのが菅野さんご提供の曲「盗賊と宝石」

これがまた素晴らしい曲だったと思うのですよ

望海さんときほちゃんの歌うこの曲が実況とは別に収録版で配信されましたけど

ビブラートの波までが綺麗に合わさっていて感動します

(そして収録版が配信されたという事実にも感動します)

 

 

共に歩んだ旅路の果てで
最後にもう一度
君の最後を俺が奪おう
誰にも渡さない
共に生きてくその日々こそが
永遠に輝き続ける宝石
たとえ今は見えなくても
二人だけ永遠に


…生田先生が贈ってくれた歌詞も心に沁みて泣けます


きっと宝石をずっと手元に置いてくれる盗賊さん
同時に、一緒に退団していく望海さんときほちゃん

どちらにも通ずる素敵な言葉たち


もしくは望海さんの最後(退団公演)は絶対に誰にも

渡したくなかった生田先生の気持ちも入ってるのかも笑

 

 

「♪想像の翼を~広げて飛び立てば~」

舞台の両端に離れただいきほの2人が

大きく翼を広げるように腕を広げるところも好きだった

本当に気持ちよさそうに一緒に羽ばたいていきそうに見えた

 

前面センターでだいきほの2人が手を繋いでいて、
徐々にライトが当たって宝石の瞳が開くようにセットが広がると

白い鳩のさききわの2人が踊り出てくるところも好き


舞台上には4人だけ

素敵な引継ぎ場面だったと思う

 

「♪朽ち果て倒れた木から~」

きほちゃんが望海さんと腕を絡ませて

斜めに寄りかかるところも好き

絡め合った2人の手の美しさに毎回見惚れる

 

「♪続く誰かの道になろう」はセンターのさきちゃん・きわちゃんへ

続いていくようでなんだかよくわからないけれど

新しい時代が始まるんだなって感動するし、

 

「♪光溢れる道へ」はどうやっても「ひかりふる路」を思い出す

もちろん生田先生はそれを意識してこの歌詞を書いたんだろうど

あの、だいきほの始まりの頃をやっぱり毎回思い出しちゃったな


そして、盗賊と宝石は旅立っていくんだよね……

  

 

 第7章 フィナーレ

 

 凪様の銀橋ソロからフィナーレのスタート

「これからの雪組」を象徴した前場面に凪様が出てないのも

構成上よく考えられてるよね

SVの白雪号の場面にコマちゃんがいないのもそう思ったな


旗を持ったありすちゃんが可愛かったり
動きがキレキレなすわんちゃんを追ったり
最後宝石を奪っていくまれくんの見せ場だったり

きほちゃん宝石の声が綺麗に響いたり

っていうのにいつも注目してたけど、

 

「ここにおいで抱いてあげよう」

っていう超絶イケメンな凪様の殺し文句に

毎回客席で殺されかかってた

本当に危うく昇天しかけた

 

それなのに最後に「じゃ・あ・ね」が降ってくるのよ…

 

なんかもう毎回新鮮にかっこよかった!

凪様の男役の見せ方の上手さ、素晴らしいよね

 

 

銀橋センターに集まる柔らかいライト
青い薔薇を手にした黒燕尾姿の望海さんが

オケピ側から登場する

 

ここの、静かでとっても神聖な劇場の空気は忘れない


ピアノの繊細なメロディに合わせて優雅に舞い始める

毎公演、燕尾姿の望海さんは動きのひとつひとつが綺麗で丁寧

 

本舞台でそんな望海さんを待ち受けるのは

青いドレスに身を包んだ娘役さんたち

ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」第3楽章

ここでベートーベン……生田先生……泣

 

娘役さんたちは髪飾りにも青いお花がついてて
手にも青薔薇を持って踊る


望海さんと向かい合って踊る姿は

なんだかひとりひとりが望海さんと会話してるようにも見える

そのくらい、望海さんの表情が穏やかでそれぞれに笑顔を向けていたし

娘役さんの望海さんへ向けられた表情も柔らかくて素敵だった

 


大階段の真ん中へ駆け上がる望海さん
初舞台公演時のトップスター・紫吹さんと同じポーズ

本当にこういう細かいところまで泣かせてくるよねぇ…


そんな望海さんの両脇を娘役さんたちが大階段を上がっていく
同時に逆に黒燕尾の男役さんが大階段を降りてくる

 

男役黒燕尾群舞

曲はフランクシナトラの「ALL THE WAY」

こういった時、これまでいつもは彩彩がセンターだった
でもこの公演では凪さまとあーさが2列のそれぞれ先頭にいる
咲ちゃんは後ろからその間のセンターを降りてくる

こんなところからも次期トップスターであることを実感する

 

階段上に居並ぶ男役さん……みんな揃っててとても綺麗

飾りのないシンプルな黒燕尾もとても素敵
きっとそれぞれにこだわりのあるリーゼントもかっこいい
振り付け・羽山先生による正統派黒燕尾の場面

 

みんなに囲まれて見守る中、

その真ん中で咲ちゃんが望海さんを包み込み
そして望海さんが手にしていた青薔薇を咲ちゃんに渡す

本当に心温まる素敵な引継ぎのシーン

私はその後の2人の手繋ぎが可愛くて大好き!

 

望海さんがハケて咲ちゃんセンターの群舞
咲ちゃんが退団する男役さんたちと踊るターンでは

毎公演温かい拍手が起こってそれがまた泣ける

 

大盛り上がりで男役黒燕尾群舞が終わって……

そこに咲ちゃん、凪様、あーさが残ってくれる…

この嬉しさ・ありがたさ、今思い出しても胸がいっぱいになるくらいです 

 

 

時には昔の話をのメロディが流れ始めると
少し劇場中の空気が変わる

 

熱くかっこいい男役さんたちの空気から

とっても静かで、でも温かい空気に…

 

私はもうここで毎公演泣いてたから視界が涙で歪んで

ぼやぁ~っと霞がかったように見えてた

 

 

上手銀橋に白いドレス姿のきほちゃんが登場

お衣装や振りと同じくらいの柔らかい笑顔

これがまた私の涙腺を更に刺激してくる…

 

舞台上で待っててくれる

大好きなお兄ちゃんたちの元に駆け寄るきほちゃん

 

これ、本当に、この演出を入れてくれた生田先生に

感謝の気持ちでいっぱいです

雪組に来てからのご縁だけれど、でも、

咲きほにも、翔きほにも、あさきほにも、

どの並びにも抱えきれないくらいの

思い出や思い入れや萌えがいっぱいあるんです

このどれもを美しく昇華させてくれた忘れられない場面


あーさも凪様も本当にきほちゃんのことを優しく見つめてくれる
咲ちゃんなんて片手に薔薇を持ったままリフトまでしてくれる

 

望海さんとのリフトにはやっぱりどこか緊張というか

粛々とした空気が流れるのが

トップコンビのデュエダンならではで好きなんだけど

それが相手が咲ちゃんになるとうっわぁ〜いって

純粋に無邪気に楽しそうなのが

これもまた可愛いなぁと見るたびに思ってました


そしてその楽しそうなさききほリフトを

大階段上から眺めてる望海さんが

「高い高いしてもらえてよかったねぇ」

みたいに表現していらっしゃって、

それがまた最高に可愛くてあの一連の流れに

可愛いが大渋滞して毎回泣いてました

 

 

 自分の視界がぼやーっとした中で

白いお衣装がキラキラしてるのしか見えなくなっちゃうの、

(照明の関係と、スモークの関係と、自分が泣いてる関係で(笑))

ものすごいもったいないのはわかってるから

毎回ちゃんと見ようと決意するものの
黒燕尾→きほち登場→あさきほ→翔きほ→咲きほ→だいきほ、

と段階踏んで泣かせてくるんだもん……無理だよねそんなん…

  


最後のおとめにきほちゃんが書いていた夢

「白いドレスでの柔らかなデュエットダンス」

これが叶ったこと、本当に嬉しく思います(泣)

 

駆け寄って抱きついて抱きしめられて
手を差し出されそこに手を乗せ
2人でたっぷりゆっくりと階段を降りてくる


その2人の表情は幸せに満ち溢れているし

まるでその光景を目に焼き付けてるみたい


デュエダン途中でのキス……
きほちゃんが本当に幸せそう


白の豪華な髪飾りがかすかに揺れて
豪華なイヤリングも揺れてる
胸元の肌色はお化粧品に合わせてお衣装部さんが

染めてくれたんだよね…本当に愛が溢れてる

 

だいきほのデュエダン、プレお披露目からのすべて

どれも最高に愛に溢れた素晴らしいものばかりだった

 

毎公演愛と幸せをたくさん振りまいてくれた2人に

改めて感謝の気持ちでいっぱいです

 

 

パレード


エトワールはありすちゃん
正統派ソプラノの澄んだ歌声に水色のドレスが可愛い

 

ずっとキャラバン隊だった凪様がここだけ

盗賊のお衣装で大階段を降りてくるのがなんだか新鮮

 

階段降りる前にきほちゃんと夢白ちゃん

笑い合ってるのを見るのも好きだったな

夢白ちゃんを先に行かせるために咲あやがニコリってするのも好き

 で、この夢白ちゃん待ちの時間があるから

立ち位置に戻る咲ちゃんと階段上のきほちゃんの間

大劇場公演終盤からアイコンタクトのタイミングが発生して

ここも要チェックポイントになりました!(笑)

そして当然、凪様の隣に咲ちゃんが並ぶ時の彩彩コンタクトも必見!

もちろん反対側のきほちゃんとあーさが笑い合ってるのも見る!絶対!

 

で、さ……こんなのこの公演に限ったことじゃないのに

大階段を降りてくる望海さんがきほちにアイコンタクトしてくれるとこで

毎回キュン死しそうだった……もう眼差しが優しすぎて…泣
だって「♪君の最後は俺が奪おう」

「君の」の瞬間できほちゃんのこと見てくれるんだよ…?

そんなん泣くに決まってるじゃないのさ…

 

咲きほ→彩彩→あさきほ→だいきほ→のぞ咲……と

アイコンタクトを追い続けるのがめちゃめちゃ幸せだった

どれも可愛くて逃したくないから拍手オペラ問題でいつも悩んでた(笑)

 

 

あとこれもどの公演もだったけど、最後に銀橋に出て来る時の

咲きほのアイコンタクトも大好きだったなー!

アイコンタクトっていうかいつも楽しそうに笑い合ってたよね笑

 

銀橋でのご挨拶は、あさきほ&のぞさきからのだいきほ!

 銀橋から戻った後のアイコンタクトは、彩彩は成功してるけど

あさきほはあーさが見てくれないことが多くてそれも面白かった(笑)
(多分あーさは望海さんに夢中だったんだと思うw)

 

 

パレードは太田先生の主題歌が使われていたけれど、

ここに至っても望海さんだけ、きほちゃんだけの

パートがあるのとか本当にありがたいにも程がある

だいきほの2人で歌う

「♪運命のアラベスク~」のパートも大好きだった

 

パレードのお衣装

アジアンテイストなゴールドが主で
きほちゃんはゴールドの豪華なティアラが輝いていて
ゴールド×グリーンのネックレス&イヤリングも素敵だし
同じゴールドの長手袋もイイ(娘役さんの長手大好き)
最後の公演にふさわしく真っ白な羽根に雉羽根まで付いてる

 

どの組でもどの公演でもパレードの娘役トップさんのお衣装は

いつも素敵で、毎公演とっても楽しみなポイントだけど

贔屓であるきほちゃんの最後のパレードのお衣装が

とても豪華で素敵で、こんな幸せなことはないなって思います!

 

 

それでは最後に東京公演の思い出写真のコーナーです☆

(いやあの、お芝居の記事に大劇場の思い出写真を載せたのでw)

 

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東京宝塚劇場のオープン20周年企画のパネル展示もありましたね


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基本的に公演以外はホテルに引きこもっていたので食事写真がないのですが、

KITTEで開催されていた宝塚展には行ってきました!

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まだまだ寒い2月終わりに初日を迎えた東京公演

千秋楽を迎えるころにはお花の綺麗な気候になっていました

 

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きっともうこんなに通う公演はないだろうな

こんなにドはまりするコンビ、

こんなに愛しくてたまらないトリオには出会えないだろうな

そんなことを思いながら、感染対策をしっかりして、

急な公演中止に怯えながら遠征した日々・・・

きっと忘れません…忘れられません…

 

これにて、きほちゃんの在団中の観劇記は終了です!

(いやーもうお盆ですって!笑)

 

これからの記事はもうちょっとサクサクと進めたいと思います!!


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2021年7月23日☆

宝塚を卒業した真彩希帆ちゃんの退団後初のステージ

ディナーショー「espressivoの初日に行って参りました!

 

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きほちゃんの舞台人生第2章スタートとなる瞬間を

客席から見守ることが出来て光栄でしたし、

目の前に現れたきほちゃんが最初の曲「地上の天国」を歌い出した時には

なんだかよくわからないけれど涙が溢れて止まりませんでした。

 

本当にあの瞬間私たちは地上の天国に連れていってもらったような

気がします。

 

そのくらいに素晴らしい最高の空間でした。

 

 

東京では緊急宣言が発令され、感染者の急増している中、

7月23日24日、宝塚ホテルでの2日間3ステージが

無事終わったこと、とても嬉しく思います。

 

本来はこのあと東京でも4日間開催される予定だったのですが

緊急事態宣言により11月に延期。

私は東京にも行く予定だったので大変残念ですが、

とりあえず宝塚ホテルでのショーが無事に終わったことと

東京も中止ではなく延期であることを喜ぼうと思います。

 

そして東京での開催初日であった29日にはその代わりに

初めてのインスタライブに挑戦してくれるとのことで、

そちらも楽しみにしたいと思います!

 

ショーの感想はまた改めて!

 

 

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きほちゃん。

共演者の皆様。

ホテルスタッフの皆様。

素晴らしい時間をありがとうございました。

 

これからのきほちゃんもより一層応援していきたいと思います☆

「fffー歓喜に歌え!ー」「シルクロード~盗賊と宝石~」①

 とうとうこの公演について書く順番となりました。

 

これ、今から書き始めるわけですが・・・

どのくらい(時間も文字数も)かかるかなぁ・・・って

自分でも恐ろしくなっております。

 

例によって、自分の思い出記録として書き残しておくものですので

深い考察や感動的な感想はございませんことご了承くださいませ。笑

 

 

追記。

本来の予定では、きほちゃんのお誕生日までにこれを書き上げて、

そしてお誕生日祝いの記事を書いて、ショーの記事を22日までに。

23日のきほちゃん第2章のスタートの日までに在団中の記事は

書き終えるつもりだったのですが・・・全然間に合いませんでした!(笑)

 

  

 

かんぽ生命 ドリームシアター
ミュージカル・シンフォニア

『f f f-フォルティッシッシモ-~歓喜に歌え!~
 作・演出/上田 久美子

 

かんぽ生命 ドリームシアター
レビュー・アラベスク

シルクロード~盗賊と宝石~
  作・演出/生田 大和

 

主演:望海 風斗、真彩 希帆

 

宝塚大劇場:2021年1月1日(金)〜2月8日(月)
東京宝塚劇場:2021年2月26日(金)〜4月11日(日)

 

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

音楽史に革命を起こし、今や不滅となったその男の名前。

しかし男の名は、あらゆる不運に彩られている。失恋、孤独、失聴…。

それでもなぜ彼は、至上の喜びを歌う「第九」を完成させることができたのか。

聴力を失い絶望する天才音楽家の前に姿を現した謎の女。

女の不可解な存在にいらだちながらも、

いつしか彼女を人生の旅の友としてゆくルートヴィヒ。

やがて二人の不思議な関係が生み出した音楽とは──。
フランス革命後の混沌のヨーロッパで、ナポレオン、ゲーテ

そしてベートーヴェンが歩む覇道が交差する。

誰もが知る伝説の男たちについての、新しい物語…ミュージカル・シンフォニア!   

  

 

公演の内容とお写真は劇団公式HPより

雪組公演 『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 今回はとりあえずお芝居「fff」について!

 

 よく信者的な崇拝者が現れるウエクミ先生の作品ですが、

実を言うと私はあまりその作品に触れたことがないのでわからず

それどころかインタビューなどでの発言を読む限り苦手なタイプw

 

ということで贔屓の退団公演の担当と決まった時はかなり不安でした

 

その上主な配役が発表されてみれば役名が「謎の女」

 

それこそ「は?」ですよ

 

ポスターも私の大好きな可愛いきほちゃんとはほど遠いもので

「これで最後なのか・・・」とかなり落ち込みました

 

 

 

でもね。

 

幕が開けてみれば、これが素晴らしい作品で。

見せ方も上手いし、セリや盆などの使い方も天才的。

引っかかる台詞もないし、それどころか唸る言い回し多数。

 

 

 でもね。

 

私はハマれなかった

だって私は可愛いきほちゃんが見たかった。

宝塚でしか出来ないようないかにもなヒロインが見たかった。

人類とか世界とかそんなんじゃなく、ただただヒロインとして

主人公望海さんと人間と人間として惹かれ合い恋に落ちる作品が見たかった。

 

 

でもね。

 

作品のテイストとしては宝塚っぽくないけれど、

トップスター望海風斗の魅力を存分に堪能させてもらえたし

そんな大人気トップスターの退団公演であるにもかかわらず

きほちゃんも出番・歌・台詞ともに充分に与えてもらえたし

トップコンビの歌をこれでもかと浴びることができたし

トップ望海さん×2番手咲ちゃんの対峙も存分に味わえて

望海ー彩風ー彩凪、というこれぞ現体制雪組という見せ場もあり

朝美、朝月という次体制の中心メンバーにもしっかりと役割があり

退団者にも各役それぞれに見せ場があり

それ以外の生徒にもそれぞれの役で台詞や歌がしっかりと与えられていて

これぞ座付作家の成せる作品だ、と感心してしまいました

 

 

でもね。

 

きほちゃんはこれが宝塚での最後のお役だったのです。

もっと雪組の皆さんとの絡みをいっぱい見たかった。

そして、せめて名前が欲しかった。

「謎の女ちゃん」「謎ちゃん」「運命」「運命の恋人」

様々な愛で方を心の持ちようでできなくもないけど、

私はやっぱり

人間のお役で人間の名前のある役がよかった

これはどれだけ作品が素晴らしくても拭えない。

 

 

といった具合に、私の中では「でも」「でも」の

エンドレスリピートです……

 

素晴らしい作品=好きな作品とは限らない

 

ということなのだと思います。

 

 

ただ、作品としては本当に素晴らしかったのですよ。

こんなに回数観た公演もないけれど、全然飽きなかった。

それどころか毎回ゾクゾクする場面がいくつもあった。

 

だからきっと「贔屓の退団公演」でなければきっともっと

受け入れられたんじゃないかな、と思ったりします。

 

ただただ、私の好みとは合わない、というだけで。

良いか悪いか、じゃなくて、合うか合わないか、です。

 

「頭であれこれ考えなくてもよくわからないけど感動してしまった」

「よく考えれば酷い話だけどでもトップコンビにときめくからいい」

みたいな作品の方が好きなんですよね、私。

  

 

個人的な好みとしては、トップスターの退団公演はよく出来た作品よりも

ファンが存分に泣いて(時には笑って)送り出せる作品がいいなと思うので

コンビやスター同士の絡みで、あぁこの並びが見れるのは最後なんだな、

って思う演出や、いかにも次世代への引継ぎっぽい場面が好きです。

 

あと、自分が宝塚の作品に求めるものはときめきです。

なので少なからずトップコンビには惹かれ合ってほしい。恋に落ちてほしい。

現実世界のあれやこれやをわざわざ宝塚で味わいたくはない。

 

近いところの作品で言うと、例えばロミジュリのように、

長い年月憎しみ合っていた家同志の争いは醜く世知辛いけれど、

でもあれは、そんな家に生まれながらも一生ものの恋に落ちて

そのために生涯を捧げた2人の純愛の物語だからいいんですよね・・・

 

 

 なんか、作品の話に入るまでが長くなりすぎちゃいましたね。笑

 

  

 

  

本当はあれこれ細かく書きたかったけど、

もうきほちゃんが次の世界へどんどん進んでいってるので

あとはもう各場面の自分の思ったことを箇条書きで!

 

 

 

まず幕開けは天上界の白いイメージで始まるのとても好き

テーマが重い作品ほど、その中に差し込まれる軽めの場面の存在は重要だし

それを作品のイメージを壊すことなくストーリーも分断されることなく

挟みこまれてるのが素晴らしい 

天使ちゃんたちが登場してからの開演アナウンス

これもとっても柔らかく始まるのがいい

  

天使3人(希良々・羽織・有栖)が可愛くて

上手で声も綺麗でこれ素晴らしい配役!

ちょっとずつ鬘も違うんだけどサイズ感も同じで

サンコイチな感じが可愛い

 

「♪お疲れ~さま~人生~」めっちゃ耳に残るよね。笑

 

その天使ちゃんたちと智天使ケルブ様(一樹さん)の場面も好きー!

ケルブ様の「むむぅ?」も最高に好き。そしてさすがの貫禄!

 

 

ヘンデル真那さんモーツァルトみちるちゃんテレマン

この音楽家3人ももう天上の人だからずっと真っ白なお衣装なんだけど

それぞれ可愛いしぐいぐいとストーリーを引っ張ってくれて

あの3人がいることで主人公たちの人生を観客はものすごく俯瞰的に

冷静に見ることが出来るんだと思う

 

っていうかさ!

モーツァルト役がみちるちゃんなのが天才的!!!

 

あと、音楽家3人が絵画になって額縁に入ったり銅像になったりするのも

可愛くて天才!

 

なかなか天国への扉を通してもらえない3人に対して

なんでバッハはすんなりゲート通過出来たんだろ?って

ぼんやり思いながら観てたんだけど

ちゃんと劇中で説明されてたの、観劇数回目でようやく気付いた……

(「♪バッハは神の歌を歌った~」って一体それまで何を聞いていたのか。笑)

 

 

この冒頭の場面でケルブ様に「音楽は誰のものか」という

問いが与えられてそれが作品の大きなテーマとなっていくのですねぇ…

いいですねぇ…ゾクゾクしますねぇ…

 

ここに処刑された王妃マリーアントワネットが登場することで、

この3人の音楽家たちは王侯貴族のために音楽を作って来たということが説明され

それまで音楽といえば神のための宗教音楽が主だったのに

貴族の娯楽のために音楽が作られるようになったことに対する

評価?裁き?を与えられるようになるのですね。 

 

王妃様にゆきのちゃん。これまた最高。

品の良さと艶やかな声、華やかさ。

ゆきの王妃の前に膝をつき手に口づけをするみちるモーツァルトという構図も最高。

 

3人の音楽家たちの裁きは後継者が音楽というものをどうしていくのか、

それを見てからということになってようやくのプロローグ!

(え?ここにきてまだようやくプロローグ……???) 

 

「連帯責任」になってしまったので音楽家たちは必然的に後継者を

見守りに?監視しに?行くことになるわけですね。良き流れ。

 

 

プロローグはね、ここが1番好きかもってくらい好きだった!

曲、衣装、振り、セット、天上界からの導入、演奏会後の楽屋への流れ、

どれをとっても素晴らしかった!

 

交響曲「英雄」とともに主役ルイの望海さんが登場!

でも最初の数日この場面音響がうるさすぎた気はする。

しばらくして落ち着いたけど。

 

生オケで上演できなかった分、ルイの登場がオケピからだったり、

その後もオケピをなかなか効果的に使っていて、これはこれで貴重な演出。

まぁせっかく題材がベートーベンなのだから、生オケで観たかった、

という無念は晴れないけれども。

 

ナポレオン(彩風)ゲーテ(彩凪)

上下のセリ上がりで登場し

オケピから銀橋センターにルイ

それぞれの背後に自筆サインが浮かび上がる・・・っての最高よね

Ludwig van Beethoven

の文字を背に銀橋に立つ望海ルイのかっっっっっこよさったらっっっ!!

(大興奮)(笑)

 

ちなみに、ルイの「ゲーテのように」という台詞のタイミングで

ナポレオンがセリ上がってくるの、ずっと違和感あったから

ここが東京公演での改変で解消されてとてもスッキリしました!

 

 

銀橋に並び立つ同時代のスター3人

これがベートーベン・ナポレオン・ゲーテであり

望海・彩風・彩凪でもあるんだよねぇ…(涙)

 

曲が止まり、そこから望海ルイのソロ歌、からの再び音楽、

の流れも神。最高。

大砲がラッパのベル型なのも、劇中通して庶民たちがそれをいろんな方面に

向けていくのも視覚効果的にもとてもよかった

 

 

「ドーン」

「我が音楽は人間の心」(byルイ)

「ドーン」

「我が戦闘は人間の願い」(byナポレオン)

「ドーン」

「我が文学は人間の光」(byゲーテ

 

かっこいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーー!!!!!

 

 

 この場面お席によっては、一旦下がったナポ様が

セット裏でお帽子脱いで御髪を整えていらっしゃる姿が

チラ見できて可愛さに萌えました笑

 

あとここのルイちゃんのダークグレーのお衣装、

膝下がタイツでふくらはぎのラインをお見せくださったのも萌えました笑

 

 

 

「求めるものは人間の勝利」
ナポレオンもルイも、結局求めているものは同じっていうのも深い

 

そして響いてくる謎の女の歌声→「英雄」第2楽章
歌うま娘役トップのカゲソロとかなんて豪華な!!!

 

ここの3者の役の特性に溢れたダンスも大好きだった

ナポレオンは兵士を率いて勇ましく
ゲーテは兵士に囲まれて雄弁に
そしてルイは民衆を率いて表情豊かに

本当に素晴らしかった

 

うるさーい!と神の怒りを買って音楽家たちから

雲を耳に入れられるルイ→難聴への始まり。これもいい。

 

ここでセリ上がっていくナポレオンとフランス軍

これもかっこよくて毎回絶対観てた

オペラじゃなくて舞台全体を視界に入れるのが好きだった!

 

(この作品、全体的に2階から観る方が好きだった。

複数回通う作品で2階が楽しいのはありがたかったポイント!)

 

 

喝采を浴びるルイに追随するように現れる謎の女
ようやく登場したよー謎ちゃーん!

待ってたーーー!!!

 

 

ここでルイの元にやってくるのがジュリエッタ(夢白)

あやちゃん、いいですね。

娘役らしい(もっと言えばヒロインに相応しい)華やかさ美しさ透明感があって

私はとても好きです。

「人気トップコンビの退団公演から贔屓が加入する心細さと落ち着かなさ」

を2回経験している身としては、夢白ちゃんのファンの方々には、

心からのウェルカムと1作だけでもご一緒出来て嬉しいという気持ちを

送りたいなと常々思っておりました

 

 

続いて登場してくるのが皇族の方々!

皇帝フランツ一世(透真)

オーストリア皇后(千風)

宮廷楽長サリエリ (久城)

メッテルニヒ(煌羽)

カール大公 (桜路)

そして皇帝の弟でありルイのパトロンでもある

ルドルフ大公にあやなちゃん(綾)!

 

どうですか?この豪華なこれ以上ない布陣……!!!

りーしゃさんの笑い方や台詞の間、纏う空気、

もう本当に高貴なご身分の方のそれで素晴らしい!


あやなちゃんルドルフ大公がとにかくイイ人!!
ずっとルイの味方でいてくれる人。優しい。

 

 

皇帝が気に入ったという曲を献呈しては?というサリエリの提案に対して
その曲を捧げるのはナポレオンだと平然と言い切るルイ

ざわつく周囲の人々

ここで「交響曲第3番英雄」をナポレオンに捧げたエピと

ヨーロッパ各国がナポレオンに攻め入られ

オーストリアも戦争のさなかであることが説明される

わかりやすい

 

「♪英雄は戦う人間の自由のため~」
と歌い出すルイの英雄への憧れに満ちたきらきらした表情がすごくいい
その背後でセリ上に浮かび上がる

ナポレオンの後ろ姿も最高にカッコイイ

 

ここの咲ナポレオン、セリ上から平場へ→戦って→銀橋でソロ歌→

平場に戻って戦って→上手花道でソロ歌、というかなりハードな流れ
歌と歌の間の戦闘シーンが

めちゃめちゃかっこいいからみんな見て!

 


「私にしか見えぬ未来がある
今は従えただ私に」

と高らかに宣言するナポレオン

「あなたにしか見えぬ未来がある
今は従えただ彼に」

と強く説くルイ

両花道での望海・彩風のハーモニー
喉の不調やパートの入れ替えなど多少苦労してたように見えたけど

私はここがとても好きだったな

 

 

 

この大好評だった演奏会の終了後にテンション上がったのか(笑)

ご満悦のルイくんはジュリエッタに求婚するわけですが

「身分がなくても俺は恥じない」って身分が足りない側のルイくんが

自信満々で言っちゃうあたり、君はそういうとこだよ!って

客席から総ツッコミでしたよね。笑

でもあのパープルのコートのルイくんイケメンだったなー!


 
コートと言えばジュリエッタ母のうきちゃん(白峰)のコートが

マリーアンヌ(@ひかりふる路)だったのは嬉しいポイント

 

 

劇中劇「若きウェルテルの悩み」
流れるのは、ピアノソナタ「月光」


ウェルテル役をバウ主演で演じた凪様にゲーテ役っていうのは

どこまで意図的でどこまで偶然かわかりませんけれど

それこそ運命的ですよね

 

この場面ですけどね、私、なんと、初見時に

ピアノの上にいる謎ちゃんに気付かなかったんですよ!(笑)

いつのまにかそこにいた!

え?いつからいた?最初からいた?って軽くパニックでした(笑)

 

ここの、細く痛いくらいのわざとちょっと合わない音を絶妙な線で

出してくるきほちゃんの技量はブラボーだったな!

 

 

劇中劇後、「イイ出し物でしたねー」的なこと言ってる客が

羽織・眞ノ宮・星加の100期トリオなのも何気に好き

ここでようやくゲルハルト(朝美)とロールヘン(朝月)登場
この夫婦がこれまた優しさと柔らかさを醸し出していて
ルイにとっての故郷ボンの象徴だったんだろうなー

 

着飾ったジュリエッタが婚約者伯爵(真地)と並んだ姿
そしてルイの(=望海さんの)手には赤いバラのブーケ
もう不吉な予感しかしないですよね(雪担あるある笑)

 


少しずつ聞こえなくなってきたところで

オケピから謎ちゃん登場!
ようやくルイと謎ちゃん対面!

(=ようやく舞台上でだいきほが一緒になる!

(ここまで長かった……泣)

 

 

ここの聞こえなくなってルイの見える世界が歪んでいくの

視覚的にも上手く表現されててよかったな

歪んだ世界に謎ちゃんの声だけが耳鳴りのように聞こえるんだよね
そして彼の世界ではウェルテルやロッテ、そして黒炎が現れて囲まれる

そこから幼少期回顧への流れも本当に素晴らしい


謎ちゃんとロールヘンがルイの両側から

「どうしたの?」って

するとこがなぜか無性に好きだった

(きわちゃんとの絡みここだけなのよ…)


少女ロールヘンのりさちゃんと

(ちょっと距離はあったけど)

「私、ゲルハルトと婚約したのよ」

ってハモるのも嬉しい演出だった!

 

 

 

 

 盆が回って過去へ
セリ上がって御前演奏会へ

ここも本当に見せ方が上手い

 

御前演奏会。

選帝侯(叶さん)の
「♪ふふーんふふんふんふふふんふふふん」

がもう本当に好き

最後の最後までわなわなしてるのも最高に好き

 

家から追い出された少年ルイ(ひまりちゃん)の
「僕なんて死んじまえ」には本当に心が痛む

 

その前に現れた謎の女
家の扉を4回ノックするから
このあたりで気付くようになってるんでしょうね

 

この謎の女から発せられる音は

「タタタン」のリズムになっていることに

(もちろん後に出てくる交響曲第5番への伏線ですよね)

(主題となるタタタンのリズム=運命が扉を叩く音、

ということなのだと思います。よくできてますよね)

 


このあたりの謎ちゃんについては「トートっぽい」という声が多々ありましたが

それに関しては毎度「わかる」って思ってました。笑

 

ここからのルイのイメージの世界で裏切られた女たちとして

ロールヘン・ジュリエッタが出て来て

彼は彼女たちを追い求めていて
謎ちゃん対しては、お前じゃない!みたいにするんですけど!

するんですけど!ね!!!!
たったそれだけのことでもこちらは地味にショックなんですよ?
(わかっていただけます?最後のお役なんですよ???)

 

 

ここで登場してくるゲルハルトの「どうしたー?」大好き!

やっぱりあーさもここは若めに作ってるから

ちょっと高めの声なのが更にいい
「っクシュ!」っていうりさちゃんのくしゃみも大好き。可愛い。

 

ただね、ここね、登場してくる段階でもうゲルハルトくんは

少女ロールヘンちゃんを軽く抱き寄せてるんですよね……
漂う軽い犯罪感……

(いやこの場面のロールヘンちゃんいくつよ?)

ちょっとあれですね、千秋と子供みつの時と同じぞわぞわ感がありますね(笑)


これがどちらも大人になってきわちゃんになると大丈夫なんですよねー

不思議!(いやそういった役作り・設定ですからね)

 

妹ロールヘン(りりちゃん)は毎回のピアノ演奏もお見事だったし
みんな大好き「ちゅまんない!」爆誕した場面でしたね(笑)

 

「fが2つでフォルティシモ。じゃあ3つなら?」

「フォルティシッ……シモ?」

っていう作品の主題が誕生する場面なのも印象的



少年ルイの「貴族の施しは要らない!」っていう

心からの叫びが毎回とても心に残ったんだけれども

いやーこれもまた

望海ルイの少年時代にひまりちゃん(野々花)

っていうのがね、これまた、本当にいろんな意味で

絶妙で最高な配役だったと思います

 


ゲルハルトやブロイニング家との出会いで
ルイの人生にわずかな光が差し始める

彼の中に小さな炎が灯り始める

 

この小さな炎を体現しているのがひーこちゃん(笙乃)

何度も同じこと繰り返して申し訳ないんですけどね、この配役!最高か!

この、そっと心に宿った小さな炎をルイはここからずっと

大切に生きていくんですよね

 

謎ちゃんが彼の運命の転換期に現れる存在なのだとしたら

小さな炎はどんなときもずっと彼の内側にいて

その都度姿を変える存在なのかもしれない

 

堪らないポイントとしては、少年ルイの心に灯った小さな炎に

母の面影があること。どうにも泣けてしまう。
彼の中にずっとあるあの炎と幼き日の場面の母を

どちらもひーこちゃんが演じてるのとてもいい

 


そんな大きく人生が動き出したひまりルイがセリ下がると

ここから登場してくるのが青年ルイ役のあみちゃん(彩海)

 

そして急いで早着替えして年齢設定少し上げてセリ上に駆け上がる

あーさゲルハルトのことをいつも応援してました!


ここのあーさとあみちゃんの2人の歌声がすごく合っててねー!

「♪人間の時代~」っていう歌詞だけだと「?」になっても
2人の歌声になぜか泣けて仕方なかったの、ここ!


「民衆のための音楽を作る」っていう希望に満ちた

あみルイの表情がとてもよかった

 

 

ルイを3人で演じ分けているのに対してゲルハルトはあーさ1人なの、

いろんな解釈があると思うけれど、私的には
ルイにとってのゲルハルトは

いつの時代も変わらない存在ってことなのかな、と。

 

 

そんな頃、故郷で過ごした日々を思い出して

キラキラした表情の望海ルイを突き落としにくる謎ちゃん

 

ナポレオンの戴冠式から

ハイリゲンシュタットの遺言の流れは本当に神

 

共和政治の中心であったナポレオンが皇帝という独裁者になることに

ショックを受けるルイ

 

「ナポレオンが皇帝になるよ!」
「どうして!」っていうきっかけ台詞が
黒炎の2人(華蓮・沙羅)から発せられてると

Twitterで教えてもらった時にはもう本当に鳥肌が立った

 

「心のお友達ナポレオンにまで裏切られたわね」

とか言ってせせら笑ってるけど……

全部あなたがルイに見せてるんだよね?

あなたがわざわざ憧れのナポレオンが豪華な衣装で王冠を戴いた姿を

見せてるんだよね…????黒炎ちゃん使ってさ!!!

 

芝居上の表現として「謎の女が見せてる」っていう形にはなってるけれど

結局はこのことをきっかけに彼の運命が動くってことなんだよね

 

百万の兵士を率いたナポレオンと比べて一体自分には何が出来るのか

 

「お前の手にはたった1本の鉛筆のみ」って
1本の指を見せつけるように上から見てるナポレオンを囲んだ大勢の人たち…

 

 

そういえばさ、ここ場面の

咲奈ナポレオンかっこよさ半端なかったね!

あの豪華なお衣装を完っ璧に着こなしてたね!

隣に並ぶジョセフィーヌあんこちゃん(杏野)

も負けない豪華さ華やかさで美しかったー!
この戴冠式、参列者も豪華なんだよね

いつもついついオペラでのぞいちゃってた(笑)

 


ナポレオンが高いところ(セリ上ね)へ行ってしまうと
今度は低いところ(セリ下ね)から上がってくるゲーテ
さらに登場してくるゲルハルト


ここの凪様とあーさの歌声のハモりが最高に好き

(この2人の歌声の相性の良さはワンスで実証済)

 

 


ここで一度は絶望したルイが再び生きる意味を見出す名場面

「ハイリゲンシュタットの遺言」

ここの絶唱の素晴らしさはもう本当に私の語彙では表せない

 

前半にはバックダンサーがいるものの

後半にはセットもない。他に人もいない。踊らない。
ただただ絶唱で劇場中を覆い尽くす

 

何回観ても毎回「望海風斗さんって本当にすごい…」って

新鮮に驚きながら見て、聞いて、感じてた


「あの凄さは劇場で体感しないとわからないと思うから

真彩担は本当に幸せだ」とも思ってた

 

 

ここのダンサーもまた絶品で!!

「見ていろナポレオン!」でルイの後ろから

ひーこちゃんが踊り出すとこが大好きだった

彼の中にずっとある小さな炎が揺らめき

そして徐々に燃え盛っていくように見えてくる

 

少数精鋭のダンサーたちも1人1人の表現がダイレクトに伝わって来て

これは、出演人数が減ったことによる良かった点なのかも

一禾くんの熱さや、あと稀羽くんや聖海くんにも注目して観てた! 
上手からくるくるくる~って登場してくる娘役ちゃんが大好きで、

そこも毎回必ず見てた!

AがすわんちゃんでBがあやねちゃんかな?


この名場面、たった1点、至極個人的に残念な点としてはですね…

この、

望海さんが苦悩を抱え悩み苦しみつつ熱唱する

というシーン。

 

これ、どの公演にも必須なもはや雪組名物だったと言っても

過言じゃない国宝級の見せ場と思うんですよ。

そのくらいどのお役にもあったし、どの先生も、どんな作品も、

これを望海さんにやらせたくなるのはよくわかる

だって作品レベルがぐぐぐぐぐぐぐんとアップするような気がするもん

よく言う「この場面だけでチケット代を払う価値がある」みたいなヤツですよ

 

なのでこのハイリゲンシュタットの場面も大好きな名場面なわけですが、

なのにどうして自分がこれまでの作品のように今作にハマれなかったのか

 

これ、自分なりに分析してみた結果、

これまでの作品ではすべて

ヒロインを想って歌っている場面だから、かな、と

 

マリーアンヌが自分に近付いたのは復讐のためだと知ったマクシム

仮面の下の自分の顔を見て走り去るクリスティーヌに崩れ落ちるエリック

本当は手元に置きたいクラリーチェを羽ばたかせようよするヴィットリオ

自分よりも夢を選んだデボラを想って薔薇に囲まれるヌードルス

 

もう望海さん演じる主人公の姿にどれだけ心が痛い思いをしたことか…

 

これがルイに関しては、個人の恋愛とかそんなレベルを越えて

人類のため、世界のため、みたいな壮大なテーマになってて、

でも私は「ただただヒロインを想って歌うトップスター」が見たかったよ、

宝塚の舞台ではね、ってことなんだろうな

 

 

そんなことは思いつつも今振り返って1番強く思うのは

「ただただ望海さんの歌声を

堪能できる場面をありがとう」

ってことだったりするんですけどねー!(感謝!)

  

 

 

 

「音楽」というものが

「貴族のサロンではなく公園や広場で」楽しめる世界になっていく

ルイは次々と曲を発表し民衆の支持を得ていく



下手花道から並んで登場してくる王侯貴族たち

舞台上の民衆たちとの対立

真ん中の立ち位置にいるルドルフ大公(中立!)



そしてー!

待ってましたのルイのお部屋ーーー!!!

(そうですよ毎回この場面を楽しみにしてたんですよ)

(もっとトップコンビがラブラブでによによな場面が欲しかったんですよ)

 

この場面、望海さん本当にピアノ弾いてるんですよね!(尊敬)

そのピアノ演奏で前場面から繋がり、

またピアノ演奏で次場面へ、って流れ最高に好き

 

ここからルイの髪がちょっとモサモサしてて

あの有名な肖像画のイメージに近くなるのも最高に好き

 

あんこちゃんが家政婦役なんだけどさ、
さっきのジョセフィーヌと同じ方だなんて驚きよね(最高)

 

 

ここの、

ルイと謎ちゃんのコーヒーのやり取り

は毎回天才的に可愛かった

回数を重ねるに連れてだいきほの可愛いとこ

どんどん隠せなくなっていってた

 

コーヒー!って言ったのになかなか出てこなくて

目が合って、再度のコーヒー!からの

コーヒー?だと?みたいな可愛い謎ちゃんの回とか、

 

コーヒー!と言ったルイがそのまま謎ちゃんをずっと見てるので

しばし見つめ合ってしまい思わず照れ笑いの謎ちゃんの回とか、

 

カチャカチャ音を立てながら謎ちゃんがコーヒーを楽譜上に置いたら

「コ!コ!」とゆっくり机の角にコーヒーポットとカップ

移動させる可愛いルイくんの回とか、

 

遂に自分でカップにコーヒー注ぐルイくんの回とか、

 

毎回、2人のやり取りが可愛くて萌えるのはもちろん、

流れの呼吸の合い方がもう本当に素晴らしかった

 

あと、これまでのルイ→謎ちゃんは「失せろ!」だったのに

「飯の支度をしろ」になってて、それがなんだか

いつも一緒にいることを受け入れてるように見えて可愛かった

 

 

それから、この場面はただのだいきほ萌えだけじゃなくて

「ジャジャジャジャーン」っていう交響曲第5番のあのフレーズが

「運命が扉を叩く音」が「謎の女へのオマージュ」として

ルイの中から誕生してきた印象的な場面でもあります

 


あと1コだけ。

「ナポレオン地獄へ堕ちろー!」って叫ぶルイくん可愛くないです?

ラブアンチ的な?好きだったからこそ憎いみたいな?

なんかこう、人間らしい、自分の感情に正直な1面ですよね

 

 

場面変わって、ナポレオンの陣中にゲーテ閣下がお出ましになる場面

 

ここはもう初見からしばらくは

ガッツリと彩彩と堪能させてくれる場面

といった認識しかなかったです(笑)

だって、たった2人で台詞の応報であの場面終わるんですよ

「ナポレオン 彩風咲奈

 ゲーテ   彩凪 翔」

これオンリーなんですよ……

 

ちなみにぎゅっと手すりを掴む2人の姿に

怖いねぇ…高いとこ怖いねぇ…

なんでよりによってこの高いとこ怖い2人が…

的なことも考えたりしてました

(慣れて来たのか段々と手すりに頼らなくなっていったのはさすが)

 

ここでのゲーテ先生の台詞の数々にはなかなか唸らされるものも多く、

一気にロシアを攻めようとしているナポレオンに対して

それはまだ時期尚早だと諫める彼の

「あなたの能力にまだ時代の手段が追いついていない」
「あなたの速さで皆は走れない」
「ロシアも今はまだ広すぎます」

これらの台詞は毎回上手い表現だなぁと思って聞いてました

(ウエクミ先生、脚本?台詞?が天才的だと思うのよね)

 


しかしですよ?

このナポレオンとゲーテエアフルトでの謁見だけじゃなく

絶望の中にあるルイが遺したハイリゲンシュタットの遺言
ゲーテとベートーベンのボヘミアでの邂逅、などなど

これら全部が史実だということに驚きますよね

実在の人物をモチーフに史実を織り交ぜた上で
だいきほとかのぞ咲とか彩彩とかそういったヲタの概念まで盛り込んで

あの作品作ったんでしょ?え?やっぱウエクミ先生天才じゃね?

 

 

そして再びのルイのお部屋。

 

ここで登場してくるピンクのお洋服の謎ちゃんが!

最高に!可愛かったよ!(泣)

(正直、ずっと黒いお衣装なのかと不安だったよ…

可愛いお衣装の場面もあってよかった…

でもトップ娘役ファンが退団公演でこんなこと

危惧しなきゃいけないっていうのもなんだかなってことですよ)

 

 

ここでの注目はコーヒーのやり取りに続いてパンの行方ですよ(笑)

 

「ペンよりもパン!」

という謎ちゃんの名台詞(?)と共にパンを持たされたルイくんが

そのパンをそれはもう自由にありこちに放り投げるものだから

貴重な食糧=パンを謎ちゃんが追うというこの場面・・・

 

遠くに投げられてコロコロコロ…って転がるパンを追いかける時もあれば

フェイントかけられて引っかかる時もあれば

すぐ足元に落とされる時もあれば…

 

ここでも、例えば↑の最後の足元のパターンとかだと

謎ちゃんもその後の「パンは投げるし」って台詞を言いながら

手の動きは足元にパン落としてたりして、

そんな見事な連携プレイを見るのが好きだったな

 


後々使い勝手の良さから多用されることになる

「無料です」

が登場したのもこの場面です(笑)

 


謎ちゃんが自分の想像上の生き物だと知ったルイが

「俺が変な想像をしたら?」と寄ってくる場面の

2人の!距離感が!どんどん近くなっていったのは何事ですかーーー???

(最高ですー!ありがとうございますーーーー!!!!)

 


「よく見ると可愛いようだな」

これは、私の好きなルイの台詞BEST3には入りますね…

 


「俺の恋人ということになる」と言われて
「違う!」と否定する謎ちゃんが嬉しそうなのも可愛い!

ここ、どんどん嬉しそうになってたよね!

(そして千秋楽での「喜んじゃってるじゃないか」に

繋がるんですよねー!!だいきほー!好きだー!)

 


ここからルイは謎ちゃんを伴ってボヘミアへ向かうわけですが、

読まれなかったロールヘンからの手紙…

この中の「私たちは音楽に関係なくあなたを好きよ」

ってフレーズが大好きでした

ゲルハルトやロールヘンやその他故郷ボンでルイを想っている人たちは

楽家の先生としてじゃなく、音楽の才能なんて無くたって

彼自身を愛してくれてる存在なんだよなぁってじんわり感動する

 

だからこそ、ロールヘンが下手花道から登場してきて

机の上の読まれずに置かれた手紙を手にするところで切なくて泣けてしまう


そしてボヘミアに向かう2人がそのロールヘンとすれ違うところや

「いいの?帰らなくて?」という謎ちゃんの問いかけを振り切る

ルイの姿にもどかしさも感じてしまう

 

そしてそして、そんな散々だいきほ萌えー!した次の瞬間に

切なさやもどかしさやそんなもので胸がいっぱいになる流れや

見せ方の上手さに、くっそなんていい作品なんだ…って

まんまと思わされちゃうのでした(笑)

 

 

といったわけでボヘミアです。

 

 ゲーテ先生の渋カッコイイ「♪ようこそボヘミアへ〜」も好きだけど

謎ちゃんの「♪ようこっそっボッヘッミッアっへ〜」って楽しそうなのもすごく好き

こんな風に謎ちゃんが歌っちゃうとルイはゲーテ先生に

大歓迎されてるかのように錯覚しちゃうよね?笑

 

ってかさ!

このゲーテ先生が歌って、それを通訳風に謎ちゃんが歌う、

この見せ方も本当に好き

(なんてったってわずかながら翔きほだよ?)


ここの場面、りおるいの100期2人がフィリップ(@ファントム)の

お衣装を着てるのもいいよね

そして退団者であるこれまた100期のゆめくんと3人でなんかお話してるの…

こういった退団者に温かいとこ、本当に宝塚のいいとこよねー

 


「ナポレオンが勝ち続けているから自由主義者も容認されている」

今のヨーロッパをそう考えるゲーテ先生に

自分もナポレオンに守られているのだと言われてご立腹なルイくん(可愛いね)


ナポレオンが今度のロシアで負けると言われて
つい「奴は負けない!」ってむきになってしまうルイくん(可愛いね)

 

結局ナポレオンのこと、大好きなんだよね・・・


それにしても、勝手にファンレター送っておいて会いに来て

保身の話されて勝手に失望するとかさ、ルイくんさ・・・

 

結局ゲーテ先生のこと、大好きなんだよね・・・

 

 この「奴は負けない!」からの

ナポレオンのロシア遠征失敗の流れは

本当にゾクゾクさせられました・・・


セントヘレナ島へ流刑となったナポレオンについての

みちるモーツァルト
「彼がヨーロッパの土を踏むことは二度とない」

って台詞にもなんとも言えない感情が渦巻いた

 

そんないろんな感情がぐるぐるし始めたところでの
「フランツ一世陛下万歳ー!」

 

私、ここが1番この作品でぞわっとしたかも

なんの「ぞわ」だったんだろう・・・?

ひと言では表せないけど、なんかとてつもなく恐ろしかった

 

しかもさ、ナポレオンがセリ下がって姿が消えていくタイミングで

盆が回転してセリ上に皇族がズラリと並ぶんだよ・・・

 

「フランツ革命前の絶対王政の時代へ

ヨーロッパ中が逆戻りしていくぞ」

っていうモーツァルトの台詞もちょっと本当にさ、もうさ・・・

 

こんなぞわぞわした底知れぬ恐怖を抱えた状態でさ

音楽はただ美しく!って

サリエリのあすくん(久城)と

ロッシーニのつーくん(天月)がさ
能天気に出てくるわけよ
そうだよね、だって戦勝記念パーティーだもん
革命も戦争も忘れようって趣旨だもんね

 

この能天気さが更に恐ろしいし

あすくんつーくんのハモリがまたいいんだわ、これが(笑)

このあたりのメッテルニヒカリさまがすごく好きだったな

メッテルニヒが書面でルイに通達する事項を

謎ちゃんが通訳するところなんて実質カリきほのハモりだからね?

 

すぐ隣に謎ちゃんがいても絶対にその存在を

視線に定めないカリさまもさすがだったな


メッテルニヒさんの言ってることが本当にごもっともで

「腹を満たし暖かいベッドで眠りたい」民衆たちは
「そのためなら革命でも皇帝でもいい」って本当にそうだよね

 

ナポレオンが勝ち続けていればナポレオンを応援し、

彼が負ければまた元の通り皇帝を支持する

一見、自分勝手そうに思えるけど、でも民衆って

そんなものだし、それの何が悪いのかって話だよね

自分たちの暮らしをよくしてくれる方を応援するなんて当然だし、

これは現代にも通じることなんだなぁって

 

 

耳が聞こえなくなったことが周囲に漏れ、

聞こえなくても出来ると自負していた指揮が出来なかった彼にとって、

それをかつての恋人ジュリエッタに知らされたことや
ずっと応援してくれていたルドルフ大公にまで去られたことは

どれほどの衝撃だったのだろう・・・

  

ここでやってくるのが

ハイリゲンシュタット(リプライズ)

誰もいない孤独と静寂の世界

 

いつもつきまとっていたあの女すらいない・・・

 

いつも自信に満ちて強気だったルイからこぼれた

「お前すらいない」という弱音とも取れるひとこと

これも私の好きなルイの台詞BEST3の1つだったりします

 

 

傷心で故郷ボンに帰ったルイを待っていたのは

きっといつも心の中の温もりのような存在だったロールヘンの死


ここで印象的だったのは、

いつも穏やかだったゲルハルトが

「どうしてもっと早く帰ってこなかったのか」

と声を荒げるところ


ルイの中にわずかに残っていた小さな炎が

弔問客に扮した黒炎に完全に包まれ消えてしまう

  

  

雪原の場面

ここはあの、本当に正直に言うと

どう捉えたらいいのか最後まで掴めなかったし

さすがにちょっと長かった・・・っていうのが本音。(笑)

 

雪に埋もれてたルイを助け出してくれるナポ咲奈さんは

ちょっぴりじろえ(@壬生)味があって可愛かったし、

ヨーロッパ全体がそこそこ豊かになる!ってヨーロッパ諸国連合についてを

語るナポ咲奈さんはちょっぴりジョルジュ(@ひかりふる路)の

面影があって懐かしい素敵さだったなー!

 

そういえば、ルイとナポさんの「そこそこ!」は

笑っていいとこなのか、それも最後までわかんなかったな!(笑)


あと、ナポさんのコートへの雪の積もり方!

あれは素晴らしかった

お衣装さんなのか小道具さんとかなのかわからないけど

宝塚の舞台はそういった点も手が込んでるよね


「音楽と戦術で織りなすシンフォニー」

はただただ綺麗だなぁって見てた

特に2階席からは舞台全体が見渡せて素晴らしかった


銀橋の両側からルイ&ナポが出てきて
銀橋センターで繋いだ手を掲げるところ

私にとってはもう完全に「望海さんと咲ちゃん」でした

すみませんね…いや演者や演出の問題ではなく、

私の退団公演におけるその2人への思い入れの強さの問題です(笑)


ここの銃声に倒れたナポレオンがオケピ側に落ちていく演出、

最初に見たときはかなりビビりました

2列目で見た時には目の前に息絶えていくナポレオンがいました

この演出も、オケのいない公演ならではでしたよね


ナポレオンが転がり落ちていく直前に下手から銀橋に現れてくる謎ちゃん

「この瞬間銀橋の上にいるのだいきほさきの3人や…」

なんていうことにテンションが上がっていたのは内緒のお話です。(笑)

 

 

再び姿を現した謎ちゃんに対して振り返ることもなく
「どこ行ってやがった」と問うルイ

これ、私の好きなルイの台詞BEST3の残りの1つだったりします

 

 

ナポ様が形見に銃を渡すのだから彼の前に現れた謎ちゃんは

兵士の姿だったのだろうと思うのだけど

もしかしたらあのロシアの雪原で雪に埋もれた兵士の中から

息のある「我が兵士」を見つけ出したあの光景は

ルイだけじゃなく彼も謎ちゃんによって

体験した世界なのかもなぁとも思ったり…

 

まぁでもその体験によって彼の中にひーちゃん炎がひっそりと

蘇ったのだろうと思うのです

 

 ここからきほちゃんが「♪私は〜兵士〜」って

歌い出すところが大好きだった

そこからものすごく壮大な場面に繋がっていくのゾクゾクする

 

 これだけの大きな場面であれだけのソロを歌ってるっていう

事実にも改めて感動してた

(あの銃をギターみたいにするのはちょっと笑えてしまうのだけど!)

 

 

 

ここで謎ちゃんの正体=運命そのものだと理解し

受け入れ抱きしめる

ずっと不幸だと憎まれて来た謎ちゃんが初めて

名前を与えられて少し嬉しそう

 

というのが話の本筋なんだろうけれど、


「お前と歌おうこの歌」
「どこまでも共にゆこう」
「お前だけがいつもそばにいた」

といった歌詞や台詞たちはルイと謎ちゃんのことでありながらも
どうしてもだいきほの2人のことと重ねてしまって

泣けて泣けて仕方ありませんでした

 

 

 

「苦難に満ちた人生の中で
彼はどのようにあの第九を書き上げたのか」

というのが今作品のテーマだったかと思うのですが、

 


「彼が自分の運命そのものを

慈しみ受け入れ愛したから」
「何度も消えそうになった小さな炎に

再び火が灯ったから」

 

的なことが答えだったのかな?と

(先生、まーったく見当違いだったらごめんなさい!)

 


ルサンクのよると最後の場面でのきほちゃんの役名

謎の女から運命の恋人へと変わっているんですよね
運命の恋人=出会うべく人、ってことですよね(泣)

 


喜び苦しみともに歌いたい

あなたと歌えれば奇跡のシンフォニー

 

これは泣くでしょ?

泣くよね?泣くに決まってるじゃーん!うわぁーん!(号泣)

 

だいきほちゃんが2人並んで連弾する姿がただ美しくて

毎回きほちゃんの頬を大粒の涙が伝っていて
でもセリ下がっていく謎ちゃんがとても幸せそうで

だから見てる自分も涙が止まらなくなるんだよね

 

最後のシンフォニー
みんな真っ白なお衣装でずらりと並んで圧巻

ナポさまもゲーテ先生もゲルハルト夫婦も

お父さんも皇族たちも少年ルイもみんなみんな

それぞれのお役のお衣装の真っ白なのを着てて

これ、本当にみんな可愛かった

(小さな炎と民衆たちは黄系のままだったけどね)


プロローグと同じように彩彩の2人が

再び上下でセリ上がってくるのもぐっときたし

2人にしっかりと拍手を贈れる演出ありがたかった!


同じく白いお衣装に早替えして出てきた謎ちゃんも可愛かった!

天使かな?妖精かな?女神かな?ってくらいに発光してた!

(すみません当方まあやヲタなもので)

 


ずらりと舞台上にみんなが並ぶときの彩彩手繋ぎが尊かった
その真ん中きほちが入れてもらって、彩凪ー真彩ー彩風ってなるの、

これも尊すぎて感謝!だった

(彩彩担の皆様、割って入っちゃって申し訳なかったです!

でもとっても嬉しかったですー!)

 

あと、これ毎回じゃなかったから偶然だったのかもしれないけど、

「アンコール!」ってなった後に舞台前方から後ろ向いて進むところで

望海さんの腕がきほちの腰に優しく添えられた瞬間に爆泣きした

 

そういえばあの輪の真ん中で踊るだいきほ可愛いな?って思ったら

振付・前田清実先生だったからなんだかすごく納得した!(笑)

 

最後は、「人生は幸せだった!」って叫ぶルイに

望海さんの宝塚人生が幸せでよかったー!!って胸がいっぱいになり

そんな望海さんをぐるりと囲む雪組生たちがみんなみんな愛おしくて

その中で3人固まってる98期3人(綾・真彩・星南)の後ろ姿を

眺めながら幕!!!っていうのが毎回でした

 

 

といった我が感想メモ書きでございましたー!

 

 

 

 私は、ただただ主人公がヒロインと出会って恋に落ちてハッピーエンド!

っていうだいきほが見たかっただけなのに3年間で全ツのはばたけのみ

 

もちろん、ハッピーエンドが全てじゃないし、

悲しくもありつつその中に彼らの愛や願いや

そういったものが溢れてる結末は悲劇の一言で片付けられない

そんなのも好き

 

ただね、いろんなだいきほが見たかったの!

ラブラブで周りが呆れるくらいのだいきほとか!見たかったのー!

 

 

っていう本音を叫びつつも、

大変見応えのある厚い作品が最後でそれはそれとてもありがたかったですし

光栄でしたし、忘れられない作品となりました!

 

 

最後に(突然ですが)私の大劇場遠征時の思い出写真のコーナーです!

なんかどこもかしこも「これで最後・・・」って思ったら

感慨深くなっちゃいました

  

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 フルールの公演ランチ☆

(緊急事態宣言出る前の貴重な期間に)

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さて。

お次は「シルクロード」を書きますよー!!!

 

2021年7月7日☆

2021年7月7日☆

 

本日は真彩希帆ちゃんのお誕生日でございます

 

おめでとうございます

 

 

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毎年のことながら

我が舞姫様のお誕生日が6月6日

我が歌姫ちゃんのお誕生日が7月7日なの

なんだか本当に面白いです

 

ついでに言うと芸名のイニシャル

MKKMなんですよね

(なので我が家にはMKとKMのグッズがいっぱいあります笑)

 

 

 

 昨年のきほちゃんのお誕生日は公演中止期間中でしたね

(そしてあのだいきほ尊いエピが爆誕したお誕生日でしたね)

(宝塚グラフ4月号だいきほトーク参照)

 

 

ーあれから1年

 

「本当に公演が無事できるのか」

そんな不安を出演者関係者観客みんなが抱えていたであろう時から1年。

 

 

ミュサロは無観客になってしまったけれど、

望海さんのコンサートでは特別ゲストとして舞台に立てたし、

退団公演は1公演も欠けることなく千秋楽まで走りきることができました。

 

下級生たちの出演は半分の日程になってしまったし

観客収容率が50%に制限された期間もあったし

千秋楽公演後のパレードは中止になってしまったし

 

いろいろと悔しいこともあったけど、

それでも、あの時出来うる限りの最大限のお見送りができたんじゃないかって

そう思っています。

 

 

 

そんな4月11日を無事に終えたその後は……

 

 

まずご卒業翌日DS開催が発表され

望海さんご出演のエリザガラコン初日に客席に現れ

(しかもルキーニ的お洋服だったとのこと笑)

WOWOWさんの番組にナレーションで参加し

6月1日には自身のインスタアカウントを開設

咲ちゃんのプレお披露目初日に望海さんと揃って現れ

2人でお誕生日おめでとう動画を撮って送ったと凪様コンでバラされ

「MR」(@WOWOW)で望海さんと副音声解説をすると発表があり

6月15日(一粒万倍日!)にofficial website開設

望海さんとKAATでほんものの朝美さんご観劇

 6月23日ミュージカル「ドン・ジュアン」出演発表

VOCE「元タカラジェンヌ特集」登場

副音声に先駆けてプルミエールに望海さんとご一緒に出演

(なんと電流流れるビリビリペンが効かないことが判明!笑)

8月にはNHKオーディオドラマ「1848」ご出演

 

 

その他にも全力でブランコしたり

姪っ子ちゃんと遊んだり

雪組カラーのお財布を新調したり

バク転トレーニングしたり

ストパーかけたり……

 

 

 そんなこんなの3ヶ月

 

たった3ヶ月でこの盛りだくさんっぷり。

なんだかあっという間だったような気がします。

 

 

 そして今月は退団後初の公演espressivoの開催を控えています。

 

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 どんなショーになるのでしょうね。

きっときほちゃん自身もとても楽しみにしていると思うので

私もその日を楽しみに待ちたいと思っています。

 

 だからどうか、どうか無事に開催できますように。

それが私の今年の七夕の願いごとです。

 

 

これからの1年は、きっと初めて体験することも多く

悩んだり壁にぶつかったりすることがたくさんあると思うけど

でもこれからも自分がワクワクする道を進み続けて欲しいなって思うし

きほちゃんの選んだ道ならばそれを信じて応援して行きたいと思います。

 

 

きほちゃんのこれからに

溢れんばかりのHAPPYが降り注ぎますように☆

  

「バロンの末裔」再演?!

 

昨日のビックリニュース。

 

まさかの!「バロンの末裔」再演?!

 

宙組全国ツアー公演、真風涼帆さん主演だそうです。

 

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とても素晴らしい作品だけれど、

当時のキャストに向けて宛書されたオリジナル作品だし

トップスター久世さんの退団色たっぷりだったこともあり

ちょっと再演は難しいのかなぁと思っていた作品です。

 

 

嬉しいですねぇ。

大好きな作品が新しいキャストで生まれ変わるのは単純に嬉しいです。

 

スコットランド貴族のお話なのでお衣装も素敵ですしね。

かのちゃんのお衣装などとても楽しみです。似合いそう。

 

 

バロンと言えば雉撃ち、というくらい

あの雉撃ちの丘でのエドワードとキャサリンとのやり取りは

名場面中の名場面だと思いますが

(当時劇場で観劇しましたが静まり返った緊迫感を今でも覚えています)

 

私は何よりも、

ラストのボールトン家のテラスでの場面が本当に好きで。

賑やかなパーティー会場を抜け出した2人が

そっと2人だけで踊る最後のダンスのあの切なさ美しさ。

 

テラスの手すりに腰かけたエドワード久世さんの

「楽しみに見てるよ」という台詞は

あの柔らかく温かく優しさに満ちた笑顔とともに忘れられないし

今でも思い出すだけで涙が出ます。

 

故郷への想いとそこに息づく愛する人に別れを告げて

まだ見ぬ新しい世界へと旅立って行くエドワードの姿と、

愛する宝塚の世界に相手役を置いて1人卒業していく

久世さんご自身の姿が重なって毎回号泣でした。

 

(ってなると?いやーこれ真風さん…どうなんでしょうね?)

 

 

初演のままであればラストシーンは

主題歌を歌い去っていく主人公&それに合わせて舞うヒロイン

なので、かのちゃん綺麗だろうなーなんて思うんですけどね。

 

盆やセリ使いもとても効果的で素敵な作品だったので

(宝塚初体験の少女・妃海風が冒頭のシーンですでに興奮して

立ち上がりそうになって両隣から押さえつけられたのがこの公演です笑)

そのあたりはやはりかなりの変更が必要になると思うのですが、

どうかどうかあの美しい曲たちは

そのまま使っていただけますように

ほんのり郷愁を誘うあのバグパイプの音色が全国に

(っていうか九州に)

響き渡りますように、願っております!!!!

 

 

 

しかしですよ。

 

 

今年、90年代作品の再演多いですよね?

 

ヴェネチアの紋章」

「ル・ポァゾン愛の媚薬」

「川霧の橋」

 

 

そしてこれもですよ!!!↓↓↓

 

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「銀ちゃんの恋」!!!!!!

 

黒い瞳」も2度ほど再演されてますし、

風花ファンとしてはこうやって当時を知らないファンの方にも

良き作品が伝わっていくのはとても嬉しいです。

 

 マイティの銀ちゃん、めちゃめちゃ楽しみですー!!!

つかさっちのヤスはもう見たことあるような気さえしています。笑

 

マイティとつかさっちの階段落ちの場面、

どんな熱量で演じてくれるのか最高に楽しみにしています!!!

 

 

だいきほで「はばたけ」が再演された時も驚きましたけど、

私の周りでも「かつてヅカヲタでしばらく離れていたけど戻ってきた」

という人が多いので(まぁ私もそうですし)

そういった層を連れ戻すためにその年代が飛びつきそうな作品を

選んでいるのかもしれませんよね。

 

 

そんな策略にまんまとハマって悔しい気も多少はありますが、

それでも好きな作品が再演に値すると評価されているのは大変嬉しいですし、

あと、昨日のTwitterのTLを眺めていると

特に当時の月組ファンではない方たちからも、

バロンの素晴らしい点や好きだった場面・台詞などが言及されていて、

こんなにも愛された作品だったのだなぁとこれまた嬉しく思いました。

 

 

この勢いで「CAN-CAN」も再演しないかなー????

あれは本当に誰も悪い人が出てこない、最高にハッピーで

みんな幸せな気持ちになれる素晴らしい作品なんですよ!

トップコンビはハッピーエンドだし、2番手は気障な2枚目だけど恋敵だし

なんといってもラストの大カンカンのシーン、大劇場いっぱいに

繰り広げられる華やかさは圧巻です!

今なられこうみの月組が私はお勧め!!!

(以前はたまちゃぴで再演しないかなー?って思ってました)

 

 

今度はどんな懐かし作品がひっぱり出されてくるか楽しみですー!!

 

 

星風まどかMS「夢みるMadonna」@配信

可愛い娘役ちゃんのMSが続けて配信で見られるなんてー!

最高にーー!幸せーーーー!!!

 

圧の強い歌うま真彩さん

癖の強い歌うまさくらちゃん

 

ときまして

 

正統派アイドル!!!的まどかちゃん

 

3連続で本当に個性的でレベルの高い娘役トップさんのMS

最高でございました!!!

 

ってことで今回は、まどかちゃんのMSについて!!

(こちらは4月のお話ですー!笑)

 

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『夢みるMadonna

<構成・演出>藤井 大介

<出演者>
(専科)星風 まどか
宙組)優希 しおん、琥南 まこと、鷹翔 千空、雪輝 れんや   

 

宝塚ホテル

2021年4月6日(火)7日(水)8日(木)

(東京は公演中止)

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

まずは白いドレスのまどかちゃんが登場


肩のケープと白い手袋が可愛い


最初の曲は「生まれてはじめて」アナと雪の女王

 

頭の後ろにリボン付いてるのね・・・

最高かよ可愛いかよ・・・


ピンクのお花のセットも可愛いし
ピンクのハート型のバルーンも可愛い

 

なんだこの可愛いが溢れた空間は!(最高)

 

 そこに同じく白のお衣装の男役4人が登場!

 

 曲は「ポピュラー」ウィキッド

 

 

そして前奏が流れて来ただけで泣けた

 「Journey to the Past」(アナスタシア)

 

 アーニャーーーーー!!!


♪ホーム、ラブ、ファミリ~ って

本当に何て可愛い曲なんでしょうね、これ。

 

 

まどちゃんのご挨拶&出演者紹介&トークタイム!


ゆいなちゃんのお化粧がすごく綺麗で見惚れてしまった。
こってぃは相変わらずええ声や。そして可愛い。

琥南まこと くんは100期、

雪輝れんやくんは101期ね、

覚えましたよ!

 

 

続いてまどかちゃんが歌う瑠璃色の地球

これは松田聖子さんですよね

 

この曲、とても好きなのです

可愛いし上手だしで最高ですね!

 

 

そこから、黒スーツ&ハット&ピンクシャツの

男役さん4人による

 

「プロポーズ」(純烈)

いいねいいねとてもいい
若手さんなはずなのに昭和ちっくなのもいい


こってぃは本当に真風Jr.みたい(褒めてる)

 

ここ、アイドル括りだと思うんだけど

男役さんのナンバーで選んで来たのが純烈っていうのが

演出家のセンスだろうと思うとなんかちょっと悔しいけど

でも嫌いじゃない。いやむしろ好き。笑

 

 

そしてお衣装チェンジしたまどかちゃんの登場ーー!!!

 

黒の膝上丈スカートのまどかちゃんがもうさいっこうに可愛かった!
黒の手袋も皮っぽいベルトもハットもアクセントのピンクリボン
ボブスタイルもロングブーツもどれもこれも最高なんじゃー!

 

このお衣装が私は1番好きだった

 

 

ここからアイドルメドレー

 

「不死鳥伝説」山口百恵

「少女A」中森明菜

「センチメンタルジャーニー」松本伊代

淋しい熱帯魚Wink

CAN YOU CELEBRATE?安室奈美恵

LOVEマシーンモーニング娘。

恋するフォーチュンクッキー(AKB48)

「Step and a step」(NiziU)

「Dynamite」BTS

 

このメドレーは圧巻でありました!

上でも書いたようにまずまどかちゃんのお衣装が

色味も素材も少しハードなものでそれがまた新鮮で。

 

 

これまでの「可愛いまどかちゃん」だけじゃなくて

「かっこいいまどかちゃん」「大人っぽいまどかちゃん」を

堪能させてくれて最高でした!

 

そうかと思えば

「♪まどかまだ~じゅうろくだから~」って可愛いの挟んでくるしねー!

 

途中からは男役さんも加わって5人で!


「Dynamite」でバン!ってしたまどちゃんは

もうまどかさま、いやおまどさまー!って感じで

ひれ伏したくなるかっこよさでございました・・・

 

 

 

 

私はまかまどコンビが大好きだったし

正直言えばこの頃は人事のあれこれにまだ全然納得出来てなくて

悲しさや寂しさでいっぱいだったけど

 

でも、このMSを見てなんだかちょっと心境が変わったんですよ

 

「可愛いまどかちゃん」のまま退団を迎えるなんて

それはあまりにもったいないな、と。

 

大好きだったコンビが違う組に離れて

別の相手役さんと組む寂しさは変わらないけれど、でも

まどかちゃんにはまだまだこれまでとは違った面をいっぱい見せてほしい

宝塚の娘役としての可能性がまだまだたくさんあるんじゃないか、

と思うようになりました。

 

なので、新しい組に異動して、新しいトップさんの隣に並ぶ

まどかちゃんの姿が俄然楽しみになった瞬間でもありました。

 

 

 

 

さて、お話を戻しまして。

 

再びのトークコーナーを挟んだ後は、 

宝塚の曲のコーナーでした!ここもよかった!!!

 

 

ここでのまどかちゃんのお衣装は、

青ドレスに白いロング手袋、白い羽根飾り、そして豪華な髪飾り!

(めぐりあいは再びフィナーレのねねちゃんのお衣装ですね)

 

 

まずは新人公演でヒロインを演じた「王家に捧ぐ歌」より

 「アイーダの信念」

 

 

青のロングジャケットに白のレースタイ姿の
ゆいなちゃんが登場してデュエット

   「月の満ちるころ」

 

これがもう本当に可愛いカップルで!

この同期並びがこれから見られなくなるのは寂しいけど

でもここのゆいなちゃんがとても上手に歌えていて

これからの彼女の活躍が楽しみになりました

 



ここでガラリと雰囲気が変わってこってぃ登場

同じく新人公演でヒロインを演じた「エリザベート」より

  「私が踊る時」

 

これはもうなんていうか出来上がってた(笑)

まどかちゃんはもちろんだけどこってぃも!

素晴らしかった!

 

 

そしてこなんくん&せつきくんと
「 シナリオ」(パーシャルタイムトラベル)

 

これは正直どの公演の曲かわからなくて後で調べました(笑)

 

 

 

続いてショー曲のメドレー!!最高ー!

宝塚のショーの主題歌大好き民としてはかなりテンション上がる! 

 

TAKARAZUKA花詩集100!!~PHOENIX宝塚!!

HOT EYES!!~VIVA!FESTA!~クラシカルビジュー

シトラスの風~NICE GUY!!~アクアヴィーテ!!

 

初舞台公演、そして宙組に配属されてからの各ショーの主題歌

これは……ずっとまどかちゃんを応援してきたファンの方なら

どの公演にもそれぞれ思い出があってぐっとくるんじゃないでしょうか?

 

メドレー途中でお着替えしたまどちゃんセンターから登場!ってなった時

その登場の仕方だけでも、うわぁーん最高ー!ってなるのに
ここにトップハットでみりおんが着ていたシャンパンゴールドのドレスに
ティアラを乗せてるとかもうさ、本当にさ・・・

こんなんまかまどファンや

まどかちゃんを宙組の大切なお姫様として見守って来た組担さんは

絶対泣くやろ・・・って思って私も泣いちゃいました

 

それでいて、バチコンウインクかましてくれちゃうまどちゃん、

かっこよすぎてぶっ倒れるかと思いましたー!最高ー!

 

 

再びのトークコーナー!

ここでは初舞台公演のお話に。

 

100期生のロケットのお衣装は1人1人がお花(すみれ?)になっていて

その頭のヤク部分がお隣と絡まって大変だったというエピソード(笑)

(こってぃとその絡まりを再現する姿最高に可愛い~)

 

 

動きを合わせるために100期生が考案した掛け声を3人で再現!

これがまた可愛くて可愛くて・・・

 

あとチェイサーで引っ込むところも
101期のロケットにはなかったから「やったことないです」って言うこってぃ

もう多分・・・君はラインダンスは出ないだろうよ・・・

いやパツィ子(※雪ワンスの縣)の例もあるからな・・・

 

 

 

そしてまどかちゃんのソロ曲

 
「命をあげよう」ミス・サイゴン

 

アナスタシアでも思ったけれど、まどかちゃんは

ミュージカル作品のヒロインが本当に似合うよね

(台詞の滑舌だけもうちょっと頑張ってほしいけどね)

 

 

白×ゴールドのお衣装の男役さんも合流して

「心の翼」(テンダーグリーン)

 

まどかちゃんは本当に古くからの宝塚ファンなんだなぁと思うこの選曲

 

 

そしてアンコール

 

ここでまどかちゃんが着ていたオフホワイトの

レースのお袖が素敵なお衣装・・・

きほちゃんが「ファントム」のタイターニアの場面で着ていたお衣装!!

ロングのダウンスタイルにお花の髪飾りをつけたまどかちゃんが

最高に可愛いのと仲良しきほまどを想って感動

 

(きほちゃん、配信見たかな?

それとも本当は東京の会場で見る予定だったかな?)

 


曲は、本田美奈子さんの「 つばさ」

 

これも名曲ですよね

まどかちゃんのいろんな想いが込もっているようで

聞き入ってしまった1曲でした

 

 

最後には「みんな思いの丈を!」ということで

それぞれ言葉通り思いの丈を語ってましたけど、

「まどかは同期の誇り」というゆいなちゃんの強い言葉に

まどかちゃん本人も涙ぐんでましたね

(もちろん私ももらい泣きしました)

 

みんなこの時は、これがまどかちゃんと一緒に立てる

最後の舞台になるかもしれないとは思いつつ、

でもまだ東京がある、ってきっとそう思ってたと思うんですよね

 

それなのに、緊急事態宣言の発令によって

東京公演は中止になってしまい、延期もなく・・・

素晴らしいショーだっただけに、

出演者や観に行くはずだった観客の無念を思うと心が痛みます。

 

 

このMSは短い専科期間にあたり、

この後花組に配属されることが決まっているまどかちゃんですが

新しい環境でもまた見事な新たな花を咲かせてほしいと思いますし

きっと咲かせてくれるだろうと思っています!

 

 

そんな星風まどかちゃんミュージックサロンの感想でした!

 

2021年6月6日☆

 

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2021年6月6日☆

 

本年もこの日を迎えました

 

私が中学生の頃からずっとずっとずっと大好きな

風花舞さんのお誕生日です

 

 

おめでとうございます

 

 

昨年はご出演予定だった舞台が中止になってしまい

ここしばらくご本人にお会い出来る機会もなく

寂しいと言えば寂しいのですが・・・

まぁでも今は仕方ない世の中ですからねぇ・・・

 

 

インスタでは身の周りのことを投稿してくださるし

CMにご出演されている関係で広告やドラッグストアなどでもお顔をお見けしたり

(CMについてはこちら→風花舞さんご出演のCMのお話☽ - 姫さまたちに捧げる戯れ言 〜舞姫と歌姫と〜 )

 

 

 あとはですね、昨夏よりnoteを始められましてね。

登録した人しか読めない設定ですが、こちらにも定期的に

投稿してくださって、いつも楽しみにしております!

 

 

そして、ダンス教室で教えるお仕事もされているのですが

インスタに上げてくださるそのレッスン動画に

時々優子ちゃんご本人も映っていらっしゃるのですよ・・・

 

ここでいろんな曲で踊られる優子ちゃんのお姿を拝見するのも

大変な楽しみでございます・・・

(すみませんねヲタなものでw)

 

 

 

といった風になんだかんだと楽しみをみつけております(笑)

 

 

もちろん、早く舞台に立つ優子ちゃんのお姿を観に行ける

世の中になって欲しいのが本音ですけどねーーーーーー!!!!!!

 

 

今年の6月6日も自宅でケーキを買ってお祝い。

プレゼントは事務所宛発送済!!!

こうして今年もお祝いさせて頂けることに感謝しつつ

 

改めて心からのおめでとうございますを贈りたいと思います

 

 

今年もどうか幸せに過ごしてくださいますように……☆

 

(こんなに誰かの幸せを願うことってないよね)

 

 

美園さくらMS「FROM SAKURA」@配信

今回は配信で拝見した

美園さくらちゃんのミュージックサロン

「FROM SAKURA」について。

  

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<構成・演出>
齋藤 吉正

<出演者>
月組)美園 さくら
暁 千星、瑠皇 りあ、毬矢 ソナタ  

 

第一ホテル東京:2021年3月15日・16日

宝塚ホテル:2021年22日・23日・24日

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 娘役ちゃんのミュサロが自宅で配信で見られるのはありがたい限り。

 

 

まず流れるのは「 I AM FROM AUSTRIA」

そして「SAKURA」の文字三日月のセット

 

素敵なオープニング!

 

 

1曲目は「Cry Me A River」をしっとりと

ポスターのお衣装ですね

 

そしてダンサー2人が登場して「Arkadia」


そこからのありちゃん登場!

ホテルの宴会場の狭いステージだなんて信じられないくらい

めちゃ踊る!そして歌う!
(ここの髪型が最高にかっこよかった・・・)

 

 

さくらちゃんのトークはね、ごめんね、

ちょっと何言ってるかわからなかったかな・・・

(不思議ちゃんな感じあまり得意ないのですみません)

 

 

「ニューヨークニューヨーク」

は青スーツの男役3人

 

ここのセンターパーツのありちゃんもめちゃめちゃかっこよかったし
足の!上がり方が!すごかったのですよよよよよ!(落ち着け)


ここは「ON THE TOWN」や「雨に唄えば」などの

ミュージカルコーナーだったのかな?

さくらちゃんはミュージカル作品がとっても似合うし

金髪ブロンドが似合う娘役さんだったなって思います。

 

「SIGIN' IN THE RAIN」では、
さくらちゃんのお歌からのありちゃんのダンス、そして歌、という流れ。


ありちゃんの後ろ姿が一瞬ゆうひさんに似て見えてドキっとした

 

「 I AM FROM AUSTRIA」コーナーでは

主題歌、ヒロインのソロ曲、そしてスポーツ万歳!

 

 

トークコーナーでは、
このMS出演者の発表がちょうどお休みの日だったので

公式HPで知ったという下級生2人が可愛かったし、
ありちゃんにお化粧を直してもらったことを再現する

さくらちゃんが可愛かったです。笑

1個上さんのこと大好きで慕っているのが伝わってきました。

 

続いてはありちゃんのソロ曲。

「A-EN」より「A-EN MOON RISE」

実は私、見たことないんですよね、エイエン・・・

見なきゃですね・・・



 

ここから突然始める寸劇コーナー!(笑)

なんか、さくらちゃんらしくてとてもいいと思う!


さくらちゃんの初舞台がベルばらだったこともあって、

ありちゃんの小公子が見られて大満足!

 

 

そしてそんな寸劇の後にガッツリ歌を堪能させてくれるの、

すごく良い構成ですね、斎藤センセ!!!

 

このターンのピンクドレスのさくらちゃんが

ゴージャスで素敵!

「1789」のフェルゼンとアントワネットの曲を2人で。

キラキラマント姿で歌うありちゃんも素敵!

 

夢現無双」の主題歌は下級生2人。
赤のるおりあと青の毬矢くん。着物風の羽織のお衣装。
どちらも堂々たる歌いっぷり!

 

 

そして、ありさくの「私が踊る時」
からのさくらちゃんの「私だけに」

 

たっぷりと聞かせてくれて大満足!

 

 

男役の3人トークも楽しかった!
トークだとちょっと声が高くなるありちゃん可愛い)

 

印象に残ってるのは芸名の第2候補のお話

ありちゃんの第2候補は「千星光輝」だったそう

(これは忘れそうだったから配信見ながらメモっといたw)

でも、絶対第1候補になるって信じてたんだって!(笑)

 

 

怒涛のSAKURAメドレー

これもすごくよかった!!!

さくらちゃんのお名前に因んで桜の曲のメドレー!
さくらちゃんのお衣装は最初に戻ったのかな?

 

ここの男役さん3人のお衣装が、宙組さんのサントAで!
即ち、ありちゃんがキキちゃんのお衣装

っていうなんとも私得な!(あざーっす)

 

セットも桜だし、何より

さくらちゃん楽しそうでいい!!

見てて聞いてて嬉しくなる。

 

 

 

アンコールは白いドレスで

「アメージンググレース」


歌詞は日本語でしっかりと

 

 

最後にさくらちゃんから3人へのお言葉があって。


ありちゃんへのお言葉では想いが溢れたのか

ものすごく泣いてしまったさくらちゃん

でも泣きながら一生懸命話すさくらちゃん


そんな姿を見て笑っちゃうありちゃん

 

なんとも微笑ましい光景でした。

 

 

そして、きっと終了時間厳守だったのでしょう(笑)

最後はあっという間に、

はいでは!終了!ありがとうございました!的な感じで

(本当にそう言ったわけじゃないですよ

まるでそんな感じだったってことです)

そんなところもまたさくらちゃんっぽいな、

と思わずこちらも笑ってしまった、

そんなとっても彼女らしさに溢れた素敵なMSでした。

 

 

そして本当に、綺麗に上手になったよね。

トップ娘役に就任してからのものすごい成長の仕方、

素晴らしかったと思います。

 

最後の公演、一応観に行ける予定でいます。

千秋楽まで無事に公演の幕が開き続けますように・・・!!!

 

 

『the PROM』@地球ゴージャス

 

 こちらもまた「雪組さん公演中は東京行くし・・・」と

安易にチケットを取った地球ゴージャスの公演

初のミュージカル作品「the PROM」!!!

 

行ってよかった……と思う素敵なミュージカルでした!

 

 

ソース画像を表示

 

Broadway Musical

「The PROM」Produced by 地球ゴージャス 

脚本:ボブ・マーティン チャド・ベゲリン
音楽:マシュー・スクラー
作詞:チャド・ベゲリン
日本版脚本・訳詞・演出:岸谷五朗

 

キャスト

葵わかな  三吉彩花

大黒摩季草刈民代保坂知寿(東京公演のみ)<トリプルキャスト>
霧矢大夢  佐賀龍彦LE VELVETS)/TAKE(Skoop On Somebody)<ダブルキャスト
岸谷五朗寺脇康文ほか

 

公演日程

TBS赤坂ACTシアター:2021 年 3月10日(水)~4月13日(火)
フェスティバルホール:2021年5月9日(日)~5月16日(日)

           →大阪公演中止(緊急事態宣言発令により)

ストーリー
アメリカの高校で、卒業生たちのために開かれるダンスパーティ“プロム”。
インディアナ州の高校に通うエマ(葵わかなさん)は、同性の恋人アリッサ(三吉彩花)とプロムに参加しようとするが、多様性を受け入れられない PTA が、プロムを中止にしてしまう。それが原因でエマはいじめを受けていた...。
そこに、落ちぶれかけたブロードウェイスターたち(D.D.アレン、アンジー、バリー、トレント)が騒動を知り、自分たちの話題作りのために、エマを助けに街へやってきたのだが――。

 

ミュージカル「The PROM」オフィシャルサイト

 

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 まずは久々に生オケなことに感激

後方席からはオケピットが暗くてよく見えなかったけれど

開演前のワクワク感が高まりますね、やっぱり。

 

 

正直言えば、1幕の前半はなかなか作品の世界に入っていけませんでした

どうしてなのかな?って考えると、

台詞や歌詞がいまいち聞き取れなかったんですよね・・・

もちろん個人差はあるけれど、総じて全体的に理解できなくて。

 

まぁこれは舞台から遠いお席だったのと、

自分の聞き取り力のせいでもあるんでしょうけれど。

 

でも、登場人物の背景や物語の流れがだいたい頭に入って

(そして各キャストの台詞もなんとなく理解できるようになって)

そうなってくるとぐいぐいとストーリーに引き込まれるようになりました

 

 

そして、終演後には「とてもよかったーーー!!!」

という想いでいっぱいで

思いがけずボロッボロに泣いてしまいました

 


さすがブロードウェイミュージカルだけあって

ナンバーがどれもいいしセットも素敵で場面転換なども見やすいしスムーズ

 

あと、アンサンブルの高校生役たちがみんなお上手

1人ものすごく好みの子がいたんだけどお名前はわからないなー! 

キャストの一覧から推測する感じでは

シェルビー役のMARIA-Eちゃんかな?って思ってます!

 

 

 

ストーリーは案外わかりやすくて、

主人公のエマは高校卒業を前にしてダンスパーティー・プロムに

恋人のアリッサと参加したい。ただそれだけ。

でも、同性カップルが周囲に認められない上に、

母がPTA会長であるアリッサまでもが躊躇い始める。

 

一方、ブロードウェイ組の大人たちは、

何かしらいいことをして目立って自分たちのイメージを上げたいと考える。

そんな時にTwitterで発見したのがエマ。

彼女を助けようと乗り込んでくる。

 

この高校生たちと大人たちの物語。

当初は自分たちのためにエマに近づいた大人たちが

段々と本当に心を通わせていき、みんな本気でエマを応援するようになったり、

一度はアリッサに裏切られたエマが高校生らしく動画配信で

たくさんの人に自分の想いを呼び掛けたりなどして

周囲の同級生どころか、アリッサの母の心をも動かし

最後には愛する恋人と手を繋いでプロムに参加。

華やかなダンスパーティーで幕、というのが大まかな流れです。

 

 

 

 

主役エマ役の葵わかなちゃんがですね、

想像を遥かに超えてよかった。可愛いし歌も芝居もいい。

これまで舞台を拝見したことがなくて、

失礼ながら「朝ドラの子」(そして宝塚好きな子)

くらいの認識だったのだけれど

主役としての華もあるし上手だし、舞台のお仕事が舞い込むのも納得でした!

 

特によかったのが、最初のプロムと動画配信の場面。

 

最初のプロム

実は開催場所等違った情報を教えられるという酷い嫌がらせを受けたエマ

恋人のアリッサまでもが自分とは違う方の会場にいると知った時のエマが

さすがに可哀想で辛さや哀しさが伝わって来て、本当に辛かった。

周囲の大人や同級生に何て言われようと強く前向きだったエマが

信じてたアリッサにまで裏切られた姿を見て涙が止まらず・・・

 

動画配信の場面

自分の素直な気持ちを世界中に発信したエマ

場所は彼女の自室のベッドの上

でもそこから、その動画を見て彼女に賛同した人がどんどん増えていくのが感動的。

結局この多くの声が高校生カップルの大きな後押しとなる。

 

 

主題歌にもあったように、エマの一貫した

「ただプロムで彼女と踊りたいだけ」

この願いがこの作品のテーマであったように思います。

そしてそんなエマのひたむきさをわかなちゃんは

素晴らしく表現していたのではないか、と。

 

 

 

  

ヒロイン・アリッサ役の三吉彩花ちゃん

動きがちょっとぎこちなかったけど伸びやかで素直な声は

アリッサのキャラクターにとても合ってたと思う。

そしてザ・ヒロインが納得の綺麗さと華やかさ。

 

彼女のエマへの想いは心からのものだけれど、でも、

田舎の女子高生。母親はPTA会長。

エマとのことをなかなかカミングアアウトできない葛藤。

それを経てのラストシーンの幸せそうな表情が素敵でした!

 

 

 対する大人たち。

 

五朗さん=バリーは自分もゲイであることで

辛い経験をしてきたことで、エマの良き理解者であり

だんだんと親友のような距離感になっていくのが可愛かったな。

そして、エマがみんなに認めてもらえたことで彼自身も何かが

昇華されたような、そんな印象を持ちました。

私の好きな五朗さんのダンスも堪能できて嬉しい。

ただ、お歌がね・・・いつももうちょっと歌えてると思うの。

いや、歌っていうかね、喉の調子の問題なのか、台詞も歌詞も

なかなか聞き取れなくて・・・そこが残念でした。

特にミュージカル作品は歌詞が伝わるの大事だと思うので。

 

 

トレント役の寺脇さんは、

まぁいつものお得意な陽気なおじさん役で。笑

いつも一緒って言われればそうなんだけど、でも私は

寺脇さんのそんな役どころが大好きなので

今回もそんな寺脇おじさんに会えて楽しかったな!

大ナンバーのセンターにもなったり、

高校生たちの間に入っていってなんだかんだ馴染んじゃってるような

そんな「素ですか?」みたいなキャラがハマってた。

 

 

トリプルキャストのD.D.アレン役大黒さんの回を観ました。

(本当は知寿さん回が観たかったのだけれどどうしても日程合わず)

あの、思ったほど悪くなったです。

思ったよりよかったです、ほんと。

ただ・・・なぁ・・・(察してくださいw)

この方が1番何言ってるのか聞き取れなかったんだよなぁ・・・

スター!っていう華やかさやゴージャスさが似合ってたのはよかった。

芝居も悪くなかったし、歌ももちろん下手じゃない。

って感じでしたね、私としては。

 

 

続いてダブルキャストホーキンス校長TAKEさん

(ちなみにSOSの曲好きです、私)

こちらは大黒さんと逆で、歌を楽しみに行ったのですが、

そこはまぁそれなりで(もちろんお上手でしたけど)

でもそれよりも期待していなかったお芝居が割とよかったんですよ。

違和感なく、ゴージャスの世界観にもミュージカルの世界観にも

溶け込んでいて、人の良さそうな校長先生をなかなかの好演でした!

 

 

アンジー役の 霧矢さんはさすがにお上手で、

わかなちゃんとのフォッシースタイル風ナンバーが見せ場かな?

エマの良きお姉さん的役割でしたね。

ただまぁ大黒さんの役を霧矢さんで見たかったよね、本音を言えば。

(諸々仕方ないのはわかるけど、でもやっぱりあの役は上手な人で観たかったー!

知寿さんシングルじゃダメやったんかー???)

最後にはミュージカル女優としてのこれからの活躍を思わせる

かっこいいお役でした!

 

 

上の4人の強キャラに比べるとちょっと割を食った感はあるものの、

安定した実力がさすがだったのが

シェルドン役・芋洗坂係長こと小浦一優さん!

彼の舞台を拝見するのは実は初めてではないのでお上手なことは

知っていましたが、彼と霧矢さんがいて本当によかったと思うんですよ。

大人たち、結構なテンポで言い合う場面が多いので、本当にあの、

何て言ってるかわからなくてね・・・

シェルドンとアンジーの台詞を繋いでわからない部分埋めてるようなとこ

ありましたからね・・・

 

 

この、台詞&歌詞聞き取れない問題、

観劇した結構な割合の方が感想に述べていらっしゃるので、

五朗さんはもう少しその点を重要視してほしいな。

 

 

 

 そしてそして!私がゴージャスを観る時の楽しみでもある

藤林美沙ちゃんが今回もとてもよかった!

アリッサのお母さまでもあるPTA会長役でした。

上手いのよ、本当に。
作中は芝居メインだったけど、ラストはしっかり踊ってくれて最高!

次作では歌もダンスももっと見られるといいなー!
(私の中で出演は決定済)

 

 

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と、まぁ辛口なこともそのまま書きましたけど、

結成当時から応援している地球ゴージャス

初めてのミュージカル作品ということで、いつでも新しいことに

挑戦していくその姿勢がとても好きです。

 

今回の作品は、私は「地球ゴージャスの公演」として

観に行っているから楽しめたけれど「ブロードウェイミュージカル」

として観に行った方はどんなふうに思うのかなぁなんて思ったり。

 

そんな「the PROM」観劇記でございました!

 

 

桜の綺麗な季節でした。

(えぇすみませんね、これも3月ですよw)

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 ダイジェスト映像↓

(これ、いつまで見られるんだろうな・・・?)

www.bing.com