【WEST SIDE STORY】

かなーり久々の映画回です。

 

これはなんとしてでも見に行かねば、と

見て参りました

「WEST SIDE STORY」

私の中で永遠のナンバー1ミュージカル映画です。泣

 

 

この↓体育館でのダンスのシーン、

本当に嗚咽するかと思った・・・

 

 

ウエスト・サイド・ストーリー ポスター画像

 

《INTRODUCTION》

スティーブン・スピルバーグ監督が、「ロミオとジュリエット」をモチーフにした

<伝説のミュージカル>を念願の映画化。

舞台は、対立するグループによって引き裂かれたニューヨークのウエスト・サイド。

運命に逆らい、社会の分断を乗り越えようとした“禁断の愛”の物語が、

エンターテイメント史に残る数々の名曲とダイナミックなダンスと共に描かれる。

“異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか?”という普遍的なメッセージをこめて贈る、

感動のミュージカル・エンターテイメント。

 

《STORY》

夢や成功を求め、多くの移民たちが暮らすニューヨークのウエスト・サイド。

だが、貧困や差別に不満を募らせた若者たちは同胞の仲間と結束し、各チームの対立は激化していった。

ある日、プエルトリコ系移民で構成された“シャークス”のリーダーを兄に持つマリアは、

対立するヨーロッパ系移民“ジェッツ”の元リーダーのトニーと出会い、一瞬で惹かれあう。

この禁断の愛が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…。

 

2021年製作/157分/G/アメリ
原題:West Side Story
配給:ディズニー

 

監督:スティーブン・スピルバーグ
製作:スティーブン・スピルバーグ クリスティ・マコスコ・クリーガー ケビン・マックコラム
製作総指揮:リタ・モレノ ダニエル・ルピ アダム・ソムナー トニー・クシュナー
原作:アーサー・ローレンツ
脚本:トニー・クシュナー
撮影:ヤヌス・カミンスキー
美術:アダム・ストックハウゼン
編集:マイケル・カーン サラ・ブロシャー
オリジナル振付:ジェローム・ロビンス
振付:ジャスティン・ペック

 

トニー:アンセル・エルゴート
マリア:レイチェル・ゼグラー
アニータ:アリアナ・デボーズ
リフ:マイク・フェイスト
ベルナルド:デヴィッド・アルヴァレス
バレンティーナ:リタ・モレノ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

アニータ役のアリアナ・デボーズ

第94回アカデミー賞

助演女優賞を受賞しましたね!

おめでとうございます!!!

本当に素晴らしかったですよね。

 

 

 

youtu.be

 

ウエスト・サイド・ストーリー|映画|20世紀スタジオ公式

 

 

この世界的名作。

なんとなくのストーリーと名曲の数々はもちろん

昔から知っていました。

 

でも、ちゃんと出会ったのは

1998年の宝塚月組公演です。

真琴つばさトニーに風花舞マリアです。

 

その頃に確かナタリーウッドやジョージチャキリス版の映画も見ました。

 

どっぷりとハマりました

 

特に東京公演は当時期間限定で使用されていた

(日比谷の東京宝塚劇場が建て替え工事中だったので)

1000days劇場というところでの上演で。

 

ザワザワとした都会の喧騒のど真ん中にあって

おそらく造りも簡素だったのでしょう、

車のエンジン音や近くを走る鉄道の音なども微かに聞こえ

時には劇場前を通ったであろう救急車のサイレンも聞こえました。

 

そんな劇場の環境が、この作品を見るにあたっては

とてつもない臨場感を演出してくれていて忘れられません。

 

(数席ずつ座席が一体になっているので

誰か1人が咳をしたりすると、その並びみんなが揺れる、

という面白現象も良き思い出です。笑)

 

 

 

といったわけで。

コロナ禍以降、映画館にはほとんど行っていなかったのですが

これだけは・・・これはちゃんと映画館で見なければ・・・

とかなーり久々に映画館へ行って参りました!!!

 

しかもですね、我が最愛のマリア様(の代わりに在団中の会服)

もご一緒にお連れしました。笑

(もちろん着てませんよマフラーです念のため笑)

そんな結果、プロローグからもう懐かしさに胸がいっぱいになって、

最後まで作品の感動に加えていろんな感情が溢れて泣き続けてしまいました。

 

 

“伝説のミュージカル”に華を添える超豪華日本語吹替版声優が決定!!「嬉しくて嬉しくて飛び上がりました!」 声優陣からの喜びのコメントも到着!

 

いろんな魅力的な登場人物がいる中でも

やっぱりアニータの華やかさというか鮮やかさが目を引く。

 

だから

優子ちゃんのアニタ見てみたかった欲

が再びふつふつと・・・

 

映像には残らないけどある意味

伝説のアニタになったんじゃないかと思うのよ。

天海氏がトニーを演じたかったと聞いたので

あの時代の月組でさ、役少ないから小劇場でさ、

天海トニー麻乃マリア

久世or真琴ナルド風花アニタでどうよ?

(どうよ?とは)

ずんリフにほさちグラジェラとか良くない?

(今更も今更すぎる提案)

 

 

とは言いつつも、自分の大好きな女優さんが

WSSのマリアを演じてそれを観劇できるって

なんていう幸福なことか!とも思うし、

マミさんのトニーも優子ちゃんのマリアも

私の中で永遠にキラキラと輝き続ける最高のお2人だったな

ってこれも心から思う。

 

 

あとね、体育館の場面を見てて、

ここのマンボが紫吹樹里VS初風千紘だった

控えめに言って最高峰だったなって思った。

 

 

今でもありありとあの光景が蘇る。

輪になって踊る人たちとその中で自然と近付いていくトニーとマリア。

本当にキラキラしてた。

照明の感じとかも全部覚えてる。涙

 

当然と言えば当然なんだけど

トニーとマリアが出会いだんだんと近付いて行って

そっと踊り出すその振り付けがそのまま同じで!!!

もう、ちょっと本当に声を上げて泣いてしまいそうだった。

 

 

 

真琴トニーの歌う「Maria」が大好きだったから

楽曲聞きながらも意識飛んでたと思う。あの年の有楽町に。


♪マリア キスを交わしマリア 生きることの喜びを知った 

マリア その名を呟けば 面影が蘇る マリア 愛しき人 マリア


正塚先生の歌詞好きだったからよく覚えてる。

 

 

バルコニーシーンはあの高いとこに立ってるセットが

いっぱい動いてドキドキしてたことと、

最後の高音が無事に出ますようにと

手に汗握ってたことを思い出しました。笑

 

 

 

当時から「I Have Love」「A Boy Like That」

のナンバーが大好きだったんだけど、

あんな大ナンバーを樹里ちゃんと優子ちゃんの

同期2人に任せてもらえてたなんて本当にありがたいことだよね。

 

だって98期で言えばきほあやなでナンバー、みたいなことでしょ?

いやでも樹里アニタかっこよくて色っぽくて

歌上手くて最高だったもんなー!

 

 

「I Have Love」


♪私にとって 今は 彼が全てなの
彼を ただ 愛するだけ


とかこのあたりの歌詞も好きだったな。

 

 

 

「America」の歌詞も
♪車飛ばしサンファン
♪穴に落ちて散々〜
とかちゃんと韻を踏んでたんだよねー!笑

 

「I Feel Pretty」
♪今夜の 私は 誰より綺麗でしょ〜
愛が〜私を変えるの〜
とかも本当に今でも歌えるくらいに覚えてる!

 

 

あと、ナンバーじゃなくてお芝居ですっごく覚えてるのが

ゆうひチノの「決闘が…あったんだ」っていう台詞。


「嘘よ!決闘なんてなかったわ!」
「あったんだ!」


って言うチノとマリアのやり取り。

 


ま、そりゃそうですよね。

私にとって風花×大空の場面ですしね!

贔屓×贔屓ですしね!

 

スピルバーグ監督のアカデミー賞最有力作品『ウエスト・サイド・ストーリー』、遂に日本公開!週末興行収入ランキング洋画NO.1スタート!!本年度アカデミー賞ノミネーション発表!!『ウエスト・サイド・ストーリー』作品賞&監督賞含む主要7部門ノミネート!

 

なんか思い出ばっかりで全然映画の感想じゃないな笑

 

 

体育館でのダンス、

America、

クラプキー巡査の場面

などなど、映画ならでは映像ならではの演出で

華やかで凝ってて最高だった。

ザ・ミュージカル映画!っていう魅力満載で。

 

 

トニーとマリアが地下鉄乗って

ミュージアムデートとかしてるの驚いたんだけど

(なんだよこんなのまみゆうこでも見たかったよ)

ドレスショップの場面の代わりなんだろうね。

 


あの、マネキンを動かすまみゆうこ可愛かったんだよなぁ…(結局これ)

 

 

今回、ドクがなぜかいなくて代わりに奥さんが同じ立ち位置で出てて、

「Somewhere」もガッツリソロだし、

わざわざ性別変えた意味はどこにあるんだろうなって思ってたんだけど、

あのバレンティーナ役がリタモレノだからか

ってエンディングで初めて気付いた笑

 

 

私はあまり背景の雑音は気にならないタイプだから

トニー役はなかなかかっこよくて素敵だなと思ったけど、

ナルドとリフはもう少しイケメンおらんかったか?と

正直思ってしまいました。(失礼)

 

 

そういえば最期に歌うのが「Tonight」だった

あれはどうしてなんだろう???

あれ?ミュージカル版は「Somewhere」だったよね?

(私が観た月組版だけ?それぞれ違うの?かな?)

 


ラストのマリアの台詞はもう少しあってもよかった気がする。

舞台版を知ってると少し物足りなく感じてしまう。

 

あのラストシーンの余韻というか、

見終わった後のなんとも言えない喪失感・無力感、

そんなものがもう少し欲しかったような、そんな気もする。

 

 

でもやっぱりあれね。

なんで彼らは命を落とさなければならなかったのか。

大人たちの作って来た社会の、社会の仕組みの犠牲者。

これから、何かが、少しずつでも変わっていくのかな。

 

そんなごくごくごくわずかな光が差した終わりだけれど

この名作が誕生して半世紀以上。

結局今でも世の中で民族や人種による差別や紛争が

なくなっていない現実を目の当たりにして

またひとつ心に刻まなければ、と思ったりなどもしました。

 

 

 

 

といった久々の映画回でした!

 

 

私は基本的に贔屓の作品を追うタイプのヲタだけど、

若いころにこの作品に出会ったのは財産だと思うし、

この世界的名作のヒロイン経験者に

我が最愛の姫が名を連ねることの凄さを改めて感じるなどもしました。

 

 

 

お次は御園座で観た星組さんの「王家に捧ぐ歌」について。

(2月のお話ですよ!)

 

2022年4月11日☆退団1周年!

 

今回は観劇記から離れまして

記念にちょっとした記録記事です。

(数日すぎちゃったけど)

 

 

タイトルの通り、

2022年4月11日

望海さんときほちゃんの通称「だいきほコンビ」が

宝塚を卒業してからちょうど1年の日でした。

 

なんともあっという間な1年でした。

 

 

f:id:CoCo7698:20220412154621j:image

 

日付が11日になった時刻にはもちろん

「あれから1年かぁ」と感慨深く思ったり
お2人のこの1年の怒涛の快進撃に

「なんだかもう遠いことのように思えるなぁ」と
不思議に思ったり、

あの1年前の日を思い出して寂しくもあったけど、

でも、それよりも幸せな気持ちが強かったり。


あれこれいろんなことを考えましたが、朝を迎え、

まずこの↓↓↓望海さんのインスタの投稿を目にして
なんかもう信じられないくらい胸がいっぱいになって
仕事中だというのに本気で涙が溢れて来て

なんでもない風に装うのが大変なくらいでした。

 

 

 
 
 
 
 
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そして、昨日公演を観に来てくれた真彩ちゃんと終演後に記念撮影出来ました🙌
こういう時に紫の服を着て、紫のガーベラを差し入れしてくれる人✨さすが真彩希帆嬢💃笑笑

 

 

それぞれから今でもなんだかんだと

交流が続いていることは語られていたし、

副音声などのお仕事の場での一緒に撮ったお写真は
公開してくれていたものの、

どうやら一緒に観劇に行ったらしい目撃情報などはあっても

その時のお写真が公開されることもなく過ぎた1年。

 

なんだか突然ものすごく楽しそうで嬉しそうな

だいきほ写真が解禁されて

ちょっとこっちはそんな覚悟できてないので


ちょちょちょtyとyっちょtyととttっと待ってっぇぇぇぇぇえぇぇぇx


みたいなもう言葉にならない感情でいっぱいになってしまいました。笑

 

 

そしてそれを追うように

きほちゃんからも同じく卒業1周年の投稿があって。
(おそらく望海さんの投稿を待ってのことなんでしょうね)

 

退団1周年となる日の前日10日に

きほちゃんが望海さんご出演のクリエ公演を観劇して、
その終演後に東京宝塚劇場を背景にして2人でお写真を撮ったと。

 

その夜には退団同期8人(通称「ffffffff」)のみんなで
ZOOMミーティングをして大笑いしたと。

 

 

 
 
 
 
 
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そして、幸運なことに退団日前日である10日に東京宝塚劇場の前で
のぞみさん( #望海風斗 さん) @nozomifuto_official とパシャリ📸🌟

一年前、前楽のこの日に楽屋で沢山お話した事を思い出します。

今までもこれからも変わらず、心から尊敬する大好きな、大切な相手役さん😌🙏❤️
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 
 

なんなんですか、そのヲタの二次創作をも飛び越えたような

キラキラした出来事!
これ現実なんですよね?????

 

 

しかも

それぞれの投稿に

お互いにコメントして

それにリプして・・・


え?私たちそんな恐れ多いもの見せてもらっていいんですかーーーー???

 

maayakiho
退団一周年!おめでとうございます☺️🌈沢山の幸せと希望で溢れますように🌼❤️
nozomifuto_official
@maayakiho We go the way‼︎

  

nozomifuto_official
1年おめでとう㊗️昨日はありがとねー😊
maayakiho
@nozomifuto_official 最高でしたっ🥹💜✨幸せチャージですっ!笑

 


(ありがとうございます!

これからも見せてくださいーーー!!!)

 

 

f:id:CoCo7698:20220413114454p:plain

 


あと、ちょっと笑ったのは同じく退団同期の凪様の投稿に
2人して「愛してんで」ってコメントしてたこと!(笑)


さらに笑ったのはきほちゃんの方は「愛してんでです」だったこと。
なんなのもうあの人たち本当に可愛いんだけどーーーー!!!

 

 

もうひとつ言うと。


これまで「フォロー0」だったきほちゃんが
突如としてたくさんのアカウントをフォローし始めて、
たくさんのいろんな人と

コメントのやり取りしてるのが本当に嬉しい!

 

 

まず翌日12日に、お誕生日を迎えた妃海パイセンの投稿に
お祝いコメしてるのとか尊すぎた!
風きほの絡み大好き☆

 

 

 
 
 
 
 
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maayakiho
大好きな、プリンセスひなみさん👸🏼💕💖Happy Birthday 🎂🌸です‼︎‼︎✨わくわく、ときめきな日、一年でありますように💗
fuhinami_official
@maayakiho まーやきぃ❣️愛してるよ!!!ありがとうや‼️

 

 

 

 


大好きなトップコンビの卒業から1年経って

寂しいどころか幸せすぎる。


2人ともが充実した1年を過ごしてきたことが

伝わってくるのも嬉しいし
ファンに2人の並んだ姿を見せてくれたその気持ちが嬉しい。

 

この1周年に限らずこれからもほんの少しでいいから

2人が並んだ姿を時折見せてくれると嬉しいな・・・

 

退団後の初共演は私は雪組100周年公演だって

信じてますけどね。

 

うーん、まぁでもきっとお2人の間の信頼関係は

これからもずっと続いていくでしょうし、

それぞれがご自身の道を幸せそうに歩んで行ってくれるなら

それだけでもう満足かもなぁ、なんてことも思ったり。

 

 

とりあえず来年の4月11日に、

お2人がどんなお仕事の最中なのか、

どんなお仕事が控えているのか、

想像すると楽しみですね!

 

 

おらわくわくすっぞ☆

 

 

改めて、ご卒業1周年おめでとうございました!

これからもご活躍をお祈りしております。

素敵なお写真をご披露くださって

ありがとうございましたーーー!!!

「元禄バロックロック」「The Fascination!」@配信

ようやく2022年の観劇記に突入できます!

(もう4月ですけどね)

 

東京千秋楽を配信で拝見した花組公演についてを。

(もう花組さんは次のトップハット終わってしまいましたけどね)

(そして実はこれより前に月組さんを観ています)

 

 

途中、公演中止期間があったりと

心配な公演でしたけど

ちゃんと客の入った劇場で千秋楽を迎えられて本当によかった!

 

 

開演に先立っての


花組生のありったけの愛を込めてお届けします」

 

っていうれいちゃんのアナウンスにも泣けてしまいました・・・

 

 

 

 

三井住友VISAカード シアター
忠臣蔵ファンタジー

『元禄バロックロック』
作・演出/谷 貴矢

花、咲き乱れる国際都市、エド

そこには世界中から科学の粋が集められ、百花繚乱のバロック文化が形成されていた。
赤穂藩藩士の優しく真面目な時計職人、クロノスケは、

貧しいながらもエドで穏やかに暮らしていたが、

ある日偶然にも時を戻せる時計を発明してしまい、人生が一変する。

時計を利用し博打で大儲け、大金を手にしてすっかり人が変わってしまったのだ。

我が世の春を謳歌するクロノスケであったが、

女性関係だけは何故か時計が誤作動し、どうにも上手くいかない。

その様子を見ながら妖しく微笑む女性が一人。

彼女は自らをキラと名乗り、賭場の主であるという。

クロノスケは次第に彼女の美しさに溺れ、爛れた愛を紡いでいくのだった。
一方、クロノスケの元へ、元赤穂藩家老クラノスケが訪ねてくる。

コウズケノスケとの遺恨により切腹した主君、

タクミノカミの仇を討つために協力してほしい、と頼みに来たのだ。

だがそこにいたのは、かつての誠実な姿からは見る影も無くなってしまったクロノスケだった。

時を巻き戻したいと嘆くクラノスケに、時計を握りしめ胸の奥が痛むクロノスケ。

だが、次の言葉で表情が一変する。

コウズケノスケには、キラと言う女の隠し子がいることを突き止めたと言うのだった・・・。
元禄時代に起きた実話をもとに、様々なフィクションを取り入れ紡がれてきた、忠臣蔵

古来より普遍的に愛されているこの物語を、

愛とファンタジー溢れる令和の宝塚歌劇として、エンタメ感たっぷりにお送りします。
クロノスケとキラ、二人の時がシンクロし、エドの中心で愛が煌めく。

バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスク。
この公演は、演出家・谷貴矢の宝塚大劇場デビュー作となります。   

 

三井住友VISAカード シアター
レビュー・アニバーサリー

『The Fascination(ザ ファシネイション)!』
-花組誕生100周年 そして未来へ-
作・演出/中村 一徳

 

1921年宝塚歌劇の公演数増加に伴い花組月組が誕生し、初の花組公演が開催されました。

2021年は花組が誕生してちょうど100年。

そして、この公演では柚香光、星風まどかの花組新トップコンビが誕生致します。
新しい花組の始まりを、誕生100年と共に祝う華やかなショー作品『The Fascination!』。

“花”をテーマにした華やかなダンスシーンを中心に、花組の伝統を未来へとつないでいく、

“魅力”溢れるダンシング・ステージをお楽しみください。   

 

主演:柚香 光、星風 まどか

 

宝塚大劇場:2021年11月6日(土)〜12月13日(月)
東京宝塚劇場:2022年1月2日(日)〜2月6日(日)

 

公演解説&お写真は ↓ こちらから引用

花組公演 『元禄バロックロック』『The Fascination(ザ ファシネイション)!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

柚香・星風新トップコンビのお披露目公演であり

お芝居は谷貴矢先生の大劇場デビュー作であり

ショーは花組100周年記念公演であり

本当におめでたい要素満載のハッピーで楽しい2本立て!!

 

大劇場公演時からとても評判のよかったこの公演。

芝居・ショーともにれいまどコンビの魅力を

余すところなく見せてくれる素晴らしい公演でした。

 

 

 

まずはお芝居

「元禄バロックロック」について!

 


いやー最高だった。

れいまどが最高だった。

とんでもなく可愛かった!


キラちゃんの切ない想いが随所に溢れてて何度も泣かされたし

れいちゃんがこれまたかっこよすぎて

まどちゃんともタカヤ脚本とも相性よくて大勝利!

 

月のロマ劇もそうだったけど、

トップコンビの芝居がとてもいいことと、

ヒロインが内に願いを秘めている切なさと、

そして主人公がそれを受けてなんともかっこよく

それを叶えて包み込んでくれるっていう共通点。

東西でこんなにも素晴らしい作品を同時に上演していたんだなぁ。

 

 

 

冒頭に「殿中でこざるー」の台詞があって、

ぽんっと忠臣蔵の世界に放り込まれる感。

 

でもこの作品の舞台はあくまで架空の都市エド

 


私、多分タカヤ先生のオリジナル作品初めてなんだけど

全体がとってもスムーズに流れて

でも男役はかっこよく娘役は可愛く

どの登場人物にもそれぞれの人生があって

でも先生の描く独特の世界観もあって

すごく素敵な作品だったなと思いました。

 

 

 

主人公はれいちゃん演じる時計職人・クロノスケ

 

時計のセットが回転して登場する時計職人クロノスケ

 

これ、毎公演言ってるけど、

トップスター=主役の登場は

思う存分拍手が出来る演出が好き。

芝居中であそこもここも拍手拍手なのは

ちょっと興覚めだけどさ、主役の登場はね、やっぱり。

 

宝塚ファンじゃない方にも、

「あ、この方が主役なのね。トップスターの〇〇さんよね」

みたいに思ってもらえるのが親切だなーとも思うしさ。

 

 

今回のれいちゃんクロノスケは

まずビジュアルで大勝利

いや、れいちゃんがビジュアル外す可能性なんて

無いに等しいんだけどさ、それにしても!

 

お衣装もどれも似合ってて

バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスク」

のイメージなのよね、きっと。

あの花柄が綺麗な黒の羽織とか素敵だったなー!

 

あと、途中突如現れた

「眼鏡クロノスケ」の破壊力ね!

そうだったね、時計職人だったね!

 

前半ちょっと遊び人風に登場して

賭場でキラに出会って口説いたりしてチャラ男な面も見せつつ

本来の赤穂藩士としての忠義に厚い面や

どんどんキラに本気になっていく様子を見せられての

過去シーンでのこれ!眼鏡!よ!

 

まんまと「かっこいい・・・」って画面に向かって

言っちゃったよねーーー!

 

で、ビジュアル面だけじゃなくてさ、

れいちゃんは本当に芝居がいい

 

私、れいちゃんのお役の、

まるでご本人の優しさが溢れ出てるような台詞や

あまり作り込んだ感じがせずものすごくリアルに

話しているようなところが大好きなんだけど、

今回もキラに語りかける

「どうしていつもそんなに寂しく笑う?」とか
優し過ぎて泣けてしまった。

 

あと、最初に出会った時も

時を越えて再び出会った時も

キラの名を知った時に繰り返す

「煌めくような君の笑顔にぴったりだ」

も大好きだった。

 

きっとキラはこれを何回も聞いていて、

そしてそのたびにますますクロノスケのことが

好きになっちゃうんだろうな。

 

そこには少なからず辛さや切なさも存在するんだけど、

でも何度も何度も、出会っては恋に落ちて

きっとまた出会ってもきっとあの2人はまたお互いに恋をする。

そんな風に思わせてくれる素敵さがありましたよね。

 

 

 

ヒロインはまどかちゃん演じるキラ

 

「ラッキーこいこい」に登場したキラの

かぐや姫ヘアがまず可愛い。

その後花火の場面のぐっと幼い感じも

クロノスケと出会った頃の茶髪のアップも可愛い。

 

桂昌院さまと同じ髪色なのもいいですよね。涙

あと、コウズケノスケをパパ呼びするのも可愛い。

 

れいちゃんとの台詞の掛け合いが

どの場面も自然でとてもよかった。


「あなたはそうやって私だけ見ていればいいの」

って冒頭で正体を明かさないままのキラに言われて

記憶には残っていないだろうにぐっとクロノスケが

惹かれていく様子とか2人とも上手かったなー!

 

結末を知ってから振り返ると、

出会ってからの記憶がしっかりとあるキラちゃんが

まだ自分と出会う前の、自分のことをまだ知らない彼に

対してのあれやこれや・・・ちょっと胸が苦しくなりますよね。

 

一途で一生懸命で

クロノスケのことが大好きで

自分が歴史を変えて見せるっていう強さもある

っていうヒロイン像を魅力的に

その名の通りキラキラと見せてくれたまどかちゃん。

 

宙組でのラスト(アナスタシア)に比べて

滑舌がとてもよくなったように感じたのも嬉しかったことですね。

 

 

 

マイティコウズケノスケ

 

忠臣蔵における吉良上野介

悪役・敵役であって、

作品によってはそれはもう憎々しく描かれる人物ですが

(実際の吉良さまは自国の民には慕われていたそうですけどね)

 

今作における「コウズケノスケ」は

まぁもちろん赤穂浪士たちの復讐のターゲットであることには

変わりはないものの、

娘を大切に思い、

1人の女を一途に思い、

そしてなんだろう?中管理職の悲哀みたいなものまで背負ってて、

どこか人間らしくわかりみの強い登場人物だったように思います。

 

あとね、なんといってもイケオジ

銀髪のサラサラヘアのイケオジが

苦悩に顔をゆがませて銀橋ソロとか。

とてもいい。

 

 

美羽 愛ちゃん演じるカエデ と

星空 美咲ちゃん演じる ツバキ を

従えてる姿がまたサマになっててかっこいい。

一体なんて可愛い子を侍らせているんだ・・・

 

登場とかさ、カエデの膝枕でセリ上がりだもんね。
しかもいつまでもそのままの体勢で台詞言い続けるからさ、

さすがにそろそろ早く起きろよ!とは思ったけどね!笑

 

 

でさ、このカエデ役の美羽ちゃんがまた可愛くてね!

(私の今の花娘一番の推しは美羽ちゃんです)

 

ラッキーこいこいの場面ではひとちゃんと

そしてれいちゃんとも立ち回りがあったりと

なかなか良い位置で活躍してましたね!

 

そして可愛かったですねーーーーー!!!

 

 

マイティに話を戻しますとね。

彩風・朝美の順当2番手や

月城・鳳月の上級生2番手とも違う

「同期2番手」の良さっていうものも感じましたね。

 

実力も貫禄も拮抗してて

対等にぶつかってる感じがして

他の組とはまた違った魅力もあるように思います。

 

 

 

ひとちゃんクラノスケ

 

言わずもがな「大石内蔵助」に当たるキャラです。

赤穂藩のご家老で、

討ち入りの首謀者でもある人物。

 

ひとちゃんもさ、上手いよね、ほんと。

ご家老として赤穂藩士を率いる姿も

復讐心を隠した遊び人風情も

妻を前にした恐妻家の面も

そして果てしない殿への忠義も

どれもを本当に上手くそしてかっこよく見せてくれた。

 

れいちゃんとの芝居の空気感もすごく好き。

 

 

クラノスケの妻・リク 

華雅 りりかちゃんが演じてたんだけど、

これがまた面白いキャラでしたね。

豪快でね、愛すべき恐妻(笑)でした!

 

 

そしてですよ。

なんといっても素晴らしかったのが、

ツナヨシ役の    音 くり寿ちゃん

くりすー!(叫びたくなる感情笑)


いやもうほんと。スーパーくりすタイムあったよね。

この配役はお見事。

そして演じたくりすちゃんもお見事。

 

 

 

以下、印象的だった点などなど。

 

・冒頭ですでにタクミノカミはお裁きを受けていて

 亡霊として登場。心残りを独白。

 青白い照明に照らされた聖乃タクミノカミが美しい。

 

・タクミノカミの「時が巻き戻せたら」の台詞と共に

 時を戻せる時計片手に登場する主人公クロノスケ。

 彼の歌う主題歌と共に描かれる賑やかな「エド」の風景。

 

・クラノスケひとこを中心に居並ぶ
 赤穂浪士のつかさっち、ホッティ、はなこちゃん。
 これがまたみんなうまいのね。

 

・花道下手に赤穂藩、上手にコウズケノスケ。この構図いい。

 

・退団する毬花ゆめねえさんにお歌のソロがあって嬉しい。

・同じく退団のしょみちゃん。スリ被害に遭いすぎてて可愛い。笑

 

・ラッキーこいこいで和海氏とびっぐ氏が歌ってるの最高。

 

春妃うららちゃんが可愛い

 

・れいひともれいまども芝居がいい。

 

・れいちゃんが美羽・星空と立ち回りしてるのもいい。

 

・「来てください」
 「嫌だと言ったら?」
 「あおるな!」
 ここすごいかっこよかった!

 →というメモが残されているのですが思い出せません。笑

 

花火キラキラのシーン

 遠くの夜空に花火が上がり、2人の手には風車。

 場面の絵面がとても綺麗で可愛い。

 ときめきと萌えと戸惑いと切なさと。

 

銀橋に腰かけて交わす

れいまどの会話がとてもいい

 

・バッドエンドをなんとか回避するために、

 大好きなクロノスケと一緒にいるために、

 この1年を何度も繰り返しているのだと

 悲しく笑うキラちゃん・・・泣ける。


・まどちゃんの衣装・鬘・髪飾り全部可愛い。

 

「いつか一緒に花火が見たい」というキラの願いに

 「遠い遠い時間の果てでいつかまた会える」

 「そして一緒に花火を見よう」と返すクロノスケ。

 かっこよすぎてこれはキラちゃんじゃなくても

 惚れるし何度でも助けに行っちゃうと思う。

 

・この約束があるからこそ、

 この約束を果たすために、

 キラちゃんは何度も何度も同じ時間を繰り返してるんだよね。

 遠い遠い時間の果てに、きっと一緒に花火を見られる未来があると信じて。

 

・そもそも、松の廊下事件よりも前に時を戻せば

 赤穂藩士たちが復讐のための討ち入りをすることも

 ないんだけど、でもそれをしてしまうと

 クロノスケがコウズケノスケ邸に忍び込むこともなくなって

 キラちゃんがクロノスケと出会えなくなってしまう。

 だから、事件が起きた後に必ず戻るのだという

 そんなキラちゃんがマジほんと切なくて可愛い。

 そういった人間のエゴ的なものも隠さずぼかさず

 ちゃんと描いてくれるからこそ生まれてくるリアリティや

 そこから感じる感動や切なさやりきれなさもあるよね。

 

・そんないろんなことを考えると、

 銀橋に並んで楽しそうに花火を見上げるクロノスケとキラの姿に

 ただただ涙が出ますね・・・

 

・れいまいひとほの4人がそれぞれの想いを歌うこんな演出好き

 「愛する者のために世界を作る」4人とも願いの根底は同じなのにな。

 

・討ち入りをやめるようクラノスケに請うクロノスケ

 「新たな憎しみの連鎖を生まぬため」

 これは同時期に御園座で上演していた「王家に捧ぐ歌」にも通じるテーマ。

 日本の古典とも言うべき作品に現実社会への問題提起へが投げかけられたよう。

 

れいまいの立ち回りがいい

 銀橋から本舞台へ移動してのにらみ合いが迫力あってかっこいい。

 

・雪の降る中、赤穂浪士に囲まれるコウズケノスケ。

 クラノスケ筆頭に赤穂浪士が銀橋にずらり。

 忠臣蔵の定番お決まりの場面はちゃんと見せてくる。

 

・けど結末はさすが「忠臣蔵ファンタジー

 そして再びやってきたスーパーくりすタイム。

 どちらもこの国に無くてはならない人物であるとして

 「これからは国のために和解して協力」してほしい

 という将軍ツナヨシからの、命令というより願い。

 

・亡きタクミノカミの弟君(聖乃さん2役)を殿として

 赤穂藩を再興させることにより

 まさかの「和解」という結末にたどり着く。

 

・この和解を受け入れるにあたっての

 クラノスケの「この恨みを水に流せと言うのですか?」

 という受け入れがたい想いに溢れた問いと、

 それを全てわかった上でのツナヨシの

 「流せと言うのだ」

 このやりとりが、ひとくりの上手さも相まって

 とっても印象的。

 

 

 

何度も何度も時を越えてクロノスケを助けに来たキラ。

何度出会ってもきっとまた純粋にキラに恋するクロノスケ。

2人の強い願いによってもたらされた歴史を変えた未来。

 

「これからも俺の横で笑っていてくれ」

このクロノスケの台詞にはいろんな想いが詰まっているし

それを受けたキラちゃんの幸せそうな笑顔が最高に可愛い。

 

そして新しく迎えた相手役への台詞だというのも最高。

 

 

花道にはけていく2人の幸せに溢れた姿に

拍手拍手拍手………!!!な気持ちになりました。

配信ですらこんなんなんだから、きっと劇場で観られたら

もっともっと多幸感でいっぱいになるんだろうな。

 

本公演では初となるれいまどコンビ。

初とは思えない相性の良さと

作品の素晴らしさに大満足でございましたーーーーー!!!

 

 

 

 

続きまして、ショー

「The Fascination!」について!

 

全体的に楽しくて好きなんだけど、

でも私はどうしても全場面通して

美羽愛探索機になってしまうのですよ。


情熱の花の場面のひとまい銀橋のバックでさ

センターなの本当にすごいよね!

 

これがまずお正月のBS映像で1番滾ったポイントでした!笑

 

 

 

プロローグ


濃いピンクのお衣装のれいちゃん

オケピから銀橋へ登場

 

幕が上がるとその後ろにズラリと

ピンクのお衣装の花組生たち。

さすが花組誕生100周年記念公演

組カラー!

 


セリ上にまどちゃんマイティひとちゃん

綺麗なスターピラミッド!

こういうの大好物!

やっぱりトップコンビや番手序列がしっかりしてる方が

変な邪念がなく楽しめるしその組の魅力も高まると思う。

 


そこからまどかちゃんが銀橋へ移動し

れいまどコンビで主題歌を。

 

♪花はファッシネイション~ファッシネイション~

っていう主題歌はメロディも覚えやすくて

ショーのタイトルも覚えやすくて、

花組100周年記念の公演だってことも覚えやすくて秀逸。笑

 

そこからスターの銀橋渡り

さすが一徳先生!

プロローグから豪華で華やか!

銀橋渡りはスターさんもそのファンも双方嬉しいんだから

出し惜しみせず大盤振る舞いして欲しい!

(その方が絶対経験値的にもいいと思う)

 

 

このプロローグのお衣装。

ピンクの変わり燕尾。
娘役さんのドレスの裾や

男役さんの袖もひらひらしてて見てて柔らかそうで気持ちいいし

翻り方がとっても可愛い。

素敵なお衣装。

 

 

そして1人銀橋に残ってソロのひとちゃん
なんだか「ドS」の中詰後を思い出しました。

(確かあれ初ソロ銀橋でしたよね???しかも一徳先生でしたよね???)

 

 

 

 酒とバラの日々の場面

 

シルバーグレーのちょっと光沢のあるスーツに

ハットと赤い薔薇。

 

こんなマイティかっこいいに決まってる

 

そしてどこか漂う銀ちゃん風味・・・

なんて思ったら小夏(美咲ちゃん)まで出て来てちょっと笑う。

 

曲調はちょっとミッションインポッシブルみたいでしたね!



美咲ちゃんは大人っぽい場面なのに

笑顔がとっても可愛くなってしまって
表情とメイクは研究の余地ありだなーなんて。

ダンスも・・・あんまり得意じゃないのかな?

 

でもそんな美咲ちゃんを包み込んでリードするマイティは

惚れ惚れするかっこよさ!

 

 

 

食中花の場面

 

花組のショーであれば

こんな怪しげなれいちゃんの場面は絶対必要。
似合うし大正解!本領発揮!

 

今回のショーは全編「花」をテーマにしてるから

その中で「食中花」の場面を持ってくるとは

本当に先生のその発想力に脱帽です。

 

(どれだけかっこいい素敵な場面でも、

全体的なショーのイメージに合わなくて

んんん?この場面だけ突然どうした?

みたいなのって違和感感じちゃいますからね)

 


あとね、れいちゃんの歌がこの場面はよかった!

「この場面は」っていうとあれだけど笑

やっぱりちょっと幕開きのお歌は

おおおぅってなったからさ・・・。笑

 

退団のゆめちゃんにソロがあったり
盤石の和海・羽立で歌ったりも素敵だった。

 

れいちゃんとまどかちゃんは

ビジュアルも芝居も本当にベストコンビだと思うんだけど

ダンスも合うんだよね。

ってことをこの場面で再認識。

 

そしてまどかちゃんは純真さと

毒気の両方を表現できるのがいい。

ピンクと白のお衣装で蝶として舞う姿が美しい。

 

そしてまどかちゃんの両サイドに

私が可愛くて大好きな娘役ダンサーである

春妃・美羽がいるってとこがもうね、

本当にたまらんかったですよ・・・・・!!!

 

 

 

ミモザの花の場面

 

白軍服のひとちゃん

この時点ですでに完全勝利。

差し色に紫が入っているところも
ちょっとウェービーな前髪も最高。


くりすちゃんもくるくるした髪が可愛い。

ひとちゃんと同じ色味のドレスも可愛い。

 

ひとちゃんの両サイドには

つかさっちホッティー

組んでたのは・・・のあちゃん?と誰?だったのかな?

 

ここは106期生の湖春ひめ花ちゃん

お歌をもらったりもしてましたね!

一緒に歌っていた男役さんを私は存じ上げなかったのだけれど

調べたところどうやら105期の美空くんのようです。

2人とも初々しくて可愛かった!

 

 

そしてですよ。

私が見ていたのは東京千秋楽公演の中継だったので

退団する雛リリカちゃんのソロで拍手起きたのが泣けました。

可愛くて大好きだったよ雛リリちゃん・・・

しょみちゃんと同時に辞めちゃうなんて

私の大好きな可愛い花娘ちゃんが・・・涙

 

(そしてこの次の小劇場公演でのあちゃんが退団するという

更なる衝撃が待っているのでした・・・)


こうなったらどうかうららちゃんには長く在籍頂きたく・・・

何卒お願い申し上げる次第・・・

 

 


中詰

 

紫のお衣装で手にブーケを持って銀橋を渡る

まどちゃんが可愛くてお歌も上手くて可愛い!(ん?)

お帽子にもお花がついてて可愛いのね。
100期生の初舞台ロケットをほんのり思い出したり。

 

 

すみれの花咲く頃に乗せて

すみれ色のお衣装をまとった男役群舞


れいちゃんを筆頭に花男の端正な群舞。

 

残念ながらちゃんと認識出来てない下級生ちゃんたちも
銀橋渡りをしていて豪華!

 

そんな中、一之瀬&美羽の並びには

心の中で「はいからさーん!!!涙」と叫んでしまいました。

 

 

「召しませ花を」に合わせて踊るれいまいの2人。

もう本当に振りのそれぞれに個性と美しさがあって

それでいて見事な調和が取れていて

切磋琢磨してきたダンサー同士の

見事な作品を見せてくれているようなそんな満足感。

そこに今回退団する同じく95期同期のしょみちゃんの歌が加わって

3人でポーズしてキメ!という瞬間があるのもまた一徳先生の温かい演出。

 

 

 

ピアノファンタジー


マイティやひとちゃんだけじゃなく、

ほのかちゃんにも芯になる場面があるなんてすごいよね。

(通常ショーより時間が長いせいもあるのだろうけど)

 

白黒お衣装のピアノロケット可愛い!

 

 

そして登場、白燕尾のれいちゃん!
正統派男役の美しく流れるようなダンスが本当に素敵!

なんていうかこう、動きの全てが滑らかなのよね。


流れるは「ラプソディインブルー」


娘役さんは黒燕尾ダルマ!

めちゃめちゃ花組っぽいヤツ来た~!

と私の中でテンションダダ上がり!笑

 

ここ、男役さんも娘役さんも数人ずつしか出てなくて

本気のダンサー選抜なのかな?

全員半端ないダンスレベルだった!

 

ここに美羽ちゃんも入ってるの本当に嬉しい~!

そして可愛い~!!!

 

マイティ&ひとちゃんが登場して

柚香・水美・永久輝の3人でのダンス。

あの広い大劇場の舞台に白燕尾の3人のみ。

これがまた素晴らしくて!

真ん中の男役3人がここまでダンサー揃いなの

ほんとにこれ花組の目玉場面よね!



ここから怒涛の花組メドレー!!

 

細かい曲順などはさっぱり覚えてませんけれども、

 

「Exciter!!」を歌うホッティーがかっこよかったし

あと、歌がめちゃ上手になってた!素晴らしい!

 

あとは、

航琉・舞月・峰果っていうベテラン渡りや

華雅・春妃っていう2人渡りもあって!!!

もう本当に最高!

この時、後ろの本舞台も白ドレスの娘役さんになるの!最高!

 

高翔組長と美風副組長の2人が銀橋に出てくると
その後ろがほのかくりすの100期コンビだったり。

 

マイティがソロ渡りする時には
その後ろでひとちゃんがまどちゃんと組んでたり。

 

これさ、花担さん、何度通っても目が足りなかったのでは???

 

そしてれいちゃんが上手セリ上がりで登場!

かっこいい~!でも歌がぁ~!いやでもかっこいい~!!

そんな感じでした。笑

 

 

心の翼

 

白燕尾の男役と白ドレスの娘役が

舞台上に居並びこの曲を熱唱するするこの場面は感動的。

 

特にまどかちゃんの歌がとっても心に沁みた。

あとね、れいちゃんもこんな語り掛けるような歌は

悪くないんだなって思った。(正直か笑)

 

 

 

フィナーレ

 

エーデルワイスはお花の歌だし、

日本語訳詞阪田寛夫氏はご存知の通り

花組トップスター大浦みずきさんのお父様なので

ここもまた素晴らしい選曲。

 

飛龍・星空の銀橋。

上手いし可愛いしヤスと小夏だった。笑

 

和海、羽立にそれぞれ再びのソロ。

 

まどかちゃんを中心とした娘役さんたちのダンスは

それはそれは可愛かったんだけど、

なんであんなお衣装だったんだろうな・・・

羽根飾りのついたダルマ衣装・・・

もっとシンプルなドレスでよかったのにな。

 

 

男役黒燕尾

 

大階段上のれいちゃんは動きはもちろん

黒燕尾の着こなしも最高に美しい!

 

男役さんが斜めに大階段を降りてくるのもかっこいい!


「れいまいひとこ」の並び最高ね!

 

そしてそんなみんなみんなかっこいい花男群舞の中にあって

やっぱり目を引くのはさおちゃん!!!

専科に異動されても踊る姿を拝見することができますように!

 

ここ、映画「ひまわり」のテーマ曲だったのが

販売される円盤では音声カットだそうで・・・

素敵な場面だったのでスカステの放送では

音声アリだといいですね。

 

 

情熱の花

 

男役黒燕尾の後に2番手さんセンターの

ナンバーがあってそれからトップコンビデュエダン、

っていうのは最近の一徳ショー定番の流れだけど、

これ大好きだから毎公演テンション上がるし、

ここの先生の選曲が毎回大好き!!!

 

ドS→コーヒールンバ

ミュレボ→ティコティコ

Ray→You're My Sunshine

とかどれも素敵な場面だったし、

今回の「情熱の花」も

「花」がテーマのショーにぴったりで

盛り上がるしみんな知ってるメロディで最高。

ここでまたいつもたくさんの生徒さんが銀橋渡りするんだよね!!!

 

あと、この流れの中で

お姉さま方筆頭に娘役ばかりずらりと銀橋に出てくるのが

大好きで、今回もそれがあって本当に嬉しかった!

 

そして当然センターは我らがくりす様なんだけど

そのお隣に美咲ちゃんがいてちょっとだけ驚いた。ひぇ。

 

でね、そこからくりすちゃんが残って

ほのか×くりすになるのが最高によかった!

お互いに同期だから遠慮のない感じがかっこいい!

あーもう100期生もこんなに立派に・・・ってちょっと感動。

 

これを最後に専科へ異動する高翔組長が

退団者を率いて銀橋へ出てくるのも泣かせる演出!

 

そして、ひとちゃん→マイティとソロが続くわけですが、

冒頭にも申し上げました通り、

ここのですね、ひとマイソロの間の本舞台でですね、

美羽ちゃんがセンターで

踊ってるのですよよよよよよよ!!!!

可愛いし楽しそうに弾ける笑顔が最高だし、

それでいてダンスはめっちゃできる!!!

あーマジで先生に感謝ですわ・・・

 

 

デュエダン


薄い緑のお衣装のトップコンビ。

爽やかなお衣装の色味に反して

なかなか情熱的な曲調に振り付け。

まどかちゃんの手首のアクセが素敵だったな!

 

 

パレード

 

エトワールは深音ちゃん
幸せそうな笑顔に澄んで綺麗な歌声!

 

私のパレードの楽しみはなんといっても

娘役トップさんのお衣装なんだけど、

これがまたまどかちゃんが超絶可愛くて!!!

くすみピンクみたいな色味も

裾が広がったドレスの形も

それを着こなしてキラキラしてるまどかちゃんも

どれもこれも最高の可愛いが溢れてて大満足でした☆

 

 

 

れいちゃんのご挨拶には人柄の素晴らしさが滲み出ていて、
これもまたトップスターとしての素晴らしい要素だなぁと思うなど。

 

最後には組長を真ん中に呼んで花組ポーズ!

そして「たくさんの愛をありがとうございました!」

という組子からの愛の掛け声がサプライズで。

さおちゃん、涙ぐんでましたね。

76期ファンとしてもこれには泣いてしまった。

 

 

 

 

といった今更ながらの花組さん観劇メモでございました!

(ようやく2022年を振り返り始めたところですがもう4月です笑)

 

お次は久々の映画回です!

『KAI SHOUMA MUSICAL CONCERT』@配信

ようやく2021年の観劇記、

最後の1本になりましたーーーー!!!

(もう3月終わりますよ)

 

配信で参加したこちらのコンサートが

2021年最後の観劇(いや劇じゃないけど)

でございました。

 

 

KAI SHOUMA MUSICAL CONCERT on Christmas Day

 

「KAI SHOUMA MUSICAL CONCERT

    on Chrismas Day 2021

   Featuring MAAYA KIHO and HIRAMA SOICHI」

 

2021年12月25日(土)

オルタナティブシアター


出演:甲斐翔真

ゲスト:真彩希帆、 平間壮一

 

『KAI SHOUMA MUSICAL CONCERT on Christmas Day 2021 Featuring MAAYA KIHO and HIRAMA SOICHI』特集ページ| アミューズモバイル

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

甲斐翔真さん

私ははじめましてだったけれど、

かっこいいしお歌も上手だし、

なんといってもミュージカル作品への愛をすごく感じて

素敵な方だなぁと。

きっとこれから様々なミュージカル作品で活躍されていくんだろうな。

 

そしてドンジュアンでご一緒した平間壮一さん

きほちゃんはもう「壮ちゃん」と呼んでとっても

仲良くさせて頂いているようで。笑

歌もダンスも本当にお上手だけれど

なんといってもその人柄の良さが滲み出ているような平間さん。

 

こんなお2人ときほちゃんの3人によるコンサート。

パフォーマンスの素晴らしさと

和気藹藹とした可愛らしさとに溢れた素敵なステージでした!

 

 

セットリストはこんな感じ↓

(今回の配信、曲名とか字幕で出たんですよ)

(親切設計感謝)

 

   1、Tune up#1~RENT(RENT)

   2、普通の人生(マタ・ハリ

   3、君の夢の中で(フランケンシュタイン

   4、時が来た(ジキルとハイド)

   5、'Til I Hear You Sing(Love Never Dies)

   6、デスノートデスノート

   7、ヤツの中へ(デスノート

   8、One Song Gloly(RENT)

   9、遠い稲妻(MA)

10、エメ(ロミジュリ)

11、Think of me(オペラ座の怪人

12、未来は最高!(The View Upstairs)

13、Waving Through a Window(Dear Even Hansen)

14、Santa Fe(NEWSIES)

15、Go the Distance(ヘラクレス

16、Rewrite The Stars(The Greatest Showman)

17、I'm Alive(next to normal)

18、星見上げて(October Sky)

19、Louder Than Words(tick,tick…BOOM!)

 

 

まずはきほちゃん関連から。

 

「ロミジュリ」から「エメ」

 

これは事前に発表があったからあるって知ってたけど

明日海さんのDS(2013年)以来のきほちゃんのエメ!

それだけで感動!

こんな機会を与えてくれた甲斐くんに本当に感謝!

 

お衣装は、黒のタイトドレスに

豪華なネックレス&イヤリング

前髪は全部上げて、後ろはストレートにおろしてましたね!

 

続いてのソロ曲

オペラ座の怪人」から「Think of me」

 

アンドリュー・ロイド・ウェバー版クリスティーヌが歌う

この名曲を、

アーサー・コピット&モーリー・イェストン版で

クリスティーヌを演じたきほちゃんが歌うのは

なんだか同じ役とは言え新鮮に感じました。

 

この曲は元々大好きな曲だったから

きほちゃんの歌声で聞けて嬉しかったし、

聞いていて、どことなく余裕さえ感じるような

そんな気もしました。

 

 

 

このあと少し3人でのMCコーナー!

 

きほちゃんに対して

「好きー!歌がうまいー!可愛いー!」って
ガヤを入れてくれる平間さん優しい。

本当に盛り上げ上手!

 

きほちゃんと甲斐くんは、

なんだか似てるそうですぐにうちとけたらしいです。
「お菓子いる?」とかそんな感じで。笑

 

そしてきほちゃんが

「知ってるんですよ!
今度望海さんと共演されることを!」

「いいな私も甘えたい!」

とか言い出したんですが、

そこで甲斐くんが

「だいきほコンビ」というワードを出して

歌うまコンビだと言ってくれて、

認識してくれてるだけでなんだか嬉しかったです。


もう今年も終わっちゃうねー!って話から

「宝塚での退団公演が無事出来てよかった」
「本当に充実」
「出会う人みんないい人」

っていうきほちゃんのお話が聞けて、

毎日充実していそうでよかったな、って

ばあやみたいな心境で思いました。笑



ここで一旦引っ込んだんですけど、

その後数曲挟んでもう1曲。

 

 

「The Greatest Showman」より

Rewrite The Stars」

甲斐くんと一緒に英語で!

 

これがとてもよかった!

元々私はこの曲も

映画のこの場面も好きなんだけど、

甲斐くんときほちゃんの圧強めの歌声が

ぶつかり合っててなんかすごいもの見た感あった。

 

甲斐くんも「リハから感情をぶつけ合って来た」

って言ってたし、

きほちゃんと一緒に歌うことを

「痺れますよね!」って言ってくれてて
なんだか本当に愛すべきキャラだなとほっこり。

 

 

そして最後の

「Louder Than Words」(tick,tick…BOOM!)

は3人で!

 

「鳥のように自由に跳びたい」っていう歌詞の通り、
とても気持ちよさそうに歌う3人が素敵でした!

 

ラストの曲だからか、3人とも何かから解放されたかのような

良い表情で、しかもとっても仲のよさそうな雰囲気も伝わって、

それでいて3人が3人とも歌が上手い!

 

 

 

さて。同じくゲストの平間さんは冒頭から登場!

1曲目の「RENT」のナンバーを

平間さん&甲斐くんの2人で。

 

2人は共にクリエ公演に出演していて

その公演が千秋楽を迎えることなく中止になったんですよね。

だから2人が「また歌えて嬉しい」と言っていて

こちらも嬉しく思いました。

 

デスノート」のナンバーも2人で。

こちらはまたなんとも迫力のある、

歌うまが歌声で殴り合う曲でしたね。

 

 

そして平間さんのソロ曲は

「The View Upstairs」より「未来は最高!」

 

もうね、あれですよ。

ドンジュアンを経た者としてはですね、

あの「お前を殺す絶対殺す」って殺気立って歌ってた

ラファエル・壮ちゃんが、こんな明るいナンバーを!

っていう余計なお世話的新鮮さを感じました!笑

 

それにしてもやっぱり上手いし、

細かい歌詞までちゃんと聞けるの最高ですね。

 

 

さて。

このコンサートの主役の甲斐くん

 

2015年に上演された「プリンスオブブロードウェイ」での

ラミン・カリムルーさんとの出会い、

そしてその後に韓国で出会った「ジキハイ」、

この2つをきっかけにミュージカル沼にどっぷりと

ハマったそうで。

 

そんな沼落ち作品として、

マタハリやフランケン、ジキハイ、ラブネバからのナンバーをソロで。

 

ジキハイの「時が来た」はもちろん韓国語で。

ラブネバの「'Til I Hear You Sing」は歌い込んでるからか

ものすごく伸びやかに熱唱されていて

まるで持ち歌かのようでした!お見事!



 

続いては、

甲斐くん自身が出演してきた作品の中から、

デスノート、RENT、MA、そしてロミジュリ。

 

ここはさすが経験したお役たちだけあって

どれも素晴らしかった!

 

このコーナーのラストがきほちゃんとのエメで、

きほちゃんソロ、3人MC、平間さんソロ、

の流れだったと思います。確か。(不確か笑)

 

 


後半戦はミュージカル映画のナンバー。

エバーハンセン、ニュージーズ、ヘラクレス

そしてグレイテストショーマン。

 

 

そこから次回出演作「N2N」のナンバー。

 

これ、歌詞に出てくる「ママ」って望海さんなんだよなぁ、

って思うとちょっとムヒムヒしちゃいました。笑

ものすごくシリアスな作品だと聞いてたのですが

案外明るい曲調でびっくり!

 

 

そこから彼の主演作「October Sky」のナンバーを。

この曲の時に、
「僕のことをどの作品で知ってくれましたか?」

っていう客席アンケートがあったんですよね。

それで最初の「仮面ライダー」に本人が思ってた以上の

拍手があったようで、

そんなに前から自分のことを知って応援してくれているのか、

ってすごく嬉しそうで。

そう、ここまでは良かったんですよ。笑


そのあと「ハンサムライブの人?」

「オクトーバースカイの人?」って聞いていって

最後のオクトーバースカイ(←主演作)に拍手が少ないことに

わかりやすくショックを受けてて!

あんまり皆さんに見てもらえてないんだな・・・みたいな。

 

いやでも、これさ、「どの作品で知ったか」だからさ、

仮面ライダーから応援してる人はもちろん主演舞台は見てても

そこで拍手はしないのよ?

あなたはそういうアンケートをしてるのよ?

結局誤解の上ご傷心のままになってしまって。

いやーこんな時に客席から声かけられないの辛いですね。

 

 

 

そのあと3人でトークコーナー。

「成功でしたねー!」って明るく平間さんが。

 

甲斐くんの口癖や好きなポーズを

平間さん&きほちゃんが真似したりして

本当に仲の良い雰囲気がうかがえて可愛い。

 

そしてラストに3人で

「Louder Than Words」を歌って幕、

となりました。

 

カーテンコールで
平間くんときほちゃんが腕を絡めてる姿に

「これ!ドンジュアンファンが喜ぶやつ!」

って言ってくれる甲斐くんのヲタクっぷりが愛しい!


反対側の腕をきほちゃんが開けて

またしても仲良く3人で腕を組んで退場。

 

 

 

続いて甲斐くん1人のカテコ。

 

ここでね、なんと

さきほどの客席アンケートで自分が誤解してたことを

謝罪したんですよ!!!

袖で誰かに指摘されたのかな?

いやーもうなんなの?この可愛さ!!!

って画面の前でぶっ倒れそうになりました!笑

 

上手でかっこよくて愛すべきキャラ。

みんな好きになっちゃう系スターですね。可愛い。

 

 

 

こちらはそんな甲斐くんのインスタ↓

 

 
 
 
 
 
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こちらはきほちゃんね↓

(きほちゃん分量多くてすみませんね笑)

 

 
 
 
 
 
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恐ろしいことに甲斐くん、まだミュージカルデビューして

まだ2年とななんですってね???逸材すぎるわ・・・

 

望海さんとご共演のN2Nも開幕しましたね。

私の周りでは大変好評のようです。

 

笑う男できほちゃんと共演の浦井さんはガイズで望海さんと組むし、

演出の上田さんも笑う男からのN2Nなので

なんだか間接的にだいきほが繋がっててちょっと嬉しかったり。笑

 

しかし、こういった他の方のコンサートに

ゲストで参加するっていうのもなんだかいいですね。

いろんな方と一緒に歌うきほちゃんが見られるのは嬉しいです。

しかもこのコンサートは甲斐くんからきほちゃんの

ゲスト出演をご所望くださったようですし。

 

ありがたいですね。

またこのような機会がありますように!

 

 

 

といったわけで、この甲斐さんのコンサート

2021年観劇記のラストでございました!

 

 

 

ようやく終わった2021年!笑

 

 

 

次回はやっとやっとの2022年!

まず最初は配信で見た花組さん元禄ファシネについてを

書きたいと思います!

 

 

真彩希帆ジャズライヴ 『Night&Day』

2021年最後の遠征は、

きほちゃんのJazzLive

『Night&Day』でございました!

 

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真彩希帆ジャズライヴ

『Night&Day』

 

2021年12月7日(火)~9日(木) コットンクラブ

2021年12月14日(火) ​ビルボードライブ大阪 

2022年1月7日(金) ビルボードライブ東京 

 

抜群の歌唱力で多くのファンを魅了してきた

宝塚歌劇団トップ娘役、真彩希帆がビルボードライブのステージに初登場!

2012年宝塚歌劇団入団。

2017年に望海風斗の相手役として雪組トップ娘役に就任し、

その群を抜く歌唱力の高さと豊かな表現力で注目を集める。

2021年4月の「fff/シルクロード」東京公演千穐楽をもって、

相手役の望海と共に惜しまれながら退団。

退団後もディナーショーやミュージカルに挑戦する一方で

舞台以外の仕事にも活動の範囲を広げ、今後の活躍から益々目が離せない。

一人のアーティストとして舵を切った真彩が、

初のビルボードライブの舞台でどのようなパフォーマンスを

披露してくれるのだろうか。

 

出演

真彩希帆 / Vocals
桑原あい / Piano
吉田篤貴 / Violin
伊藤ハルトシ / Cello

 

 

真彩希帆 ジャズライヴ [Night & Day]|イベント詳細|ビルボードライブ大阪|Billboard Live(ビルボードライブ)

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

いやーどの曲も絶品でした!
そしてきほちゃんは可愛くて発光してた!

 


きほちゃんが入退場する真横の席だったから

大袈裟じゃなく30㎝距離で、

そんな近距離で見ても可愛かったです!

 

黒のシックで大人っぽいドレスで登場!

 

 

最初の曲はこのLIVEのタイトルでもある

 

★「Night&Day」(英語)

 

宝塚の娘役としてではなく

かといって何かのお役としてでもなく

1人のシンガー真彩希帆としてのお歌は

これまた上質で心地よくて

ゆったりとしたお席でそれを浴びられるなんて

贅沢な時間だな、とか思いつつ堪能しました。

 

 

続く2曲目は

★「Blue Skies」(英語)

 

これ、すっごく好きな曲なので

それをきほちゃんが歌ってくれて嬉しかった!

 

 

★「 Anything Goes」
★「 Over The Rainbowは日本語で。

 

Anything~は楽しく

そしてOver~はしっとりめのアレンジでしたね。

 

ピアノの桑原さんがアレンジや音楽監督

してくださってたんですよね、確か。

 

どの曲も素敵だったし、

きほちゃんとも仲良さそうで微笑ましかったし

ご本人も華やかで素晴らしいご縁でしたね。

 

Over~は98期の初舞台ラインダンスの曲でもあったので

きほちゃん本人も思い入れの強い曲なのでしょうね。

 

 

 

★「 My Favorite Things」

こちらは再び英語で。

 

これがまたね・・・

絶品だったんですよ!!!!

 

あの、あれですね、サウンドオブミュージックの、

っていうか「そうだ、京都へ行こう」のあの曲ですね。

 

 

★「 What a Wonderful World 」(英語)

 

これも素晴らしかったんですよ
(多分この後全曲同じこと言いますよ笑)


この曲はやっぱりルイ・アームストロングさんの

印象が強いと思うんですけど、

きほちゃんが歌うとやっぱり女性的な

柔らかさや優しさに溢れていて、

邦題の「この素晴らしき世界」のように

「あぁぁぁいろんなことがあるけどやっぱりこの世界は美しいなぁ」

とかまんまと思わされちゃうようなそんなお歌でした。

 

 

ここでお着替えタイム

 

後半は白の可愛らしいドレス

すっかり印象が変わりました。

 

 

曲の合間にMCタイムもちょいちょいあるんですけどね(笑)

私が行った回は、もう絶好調にいつも以上に

結局何が言いたいのかよくわからないトークでした!爆

 

もうちょっとちゃんとお喋りできるようになろうか?とも思うし

でもこれが独特の真彩節でファンはこれが可愛いからいいんだよとも思うし

いやでもファン以外の人にもわかるトークなの重要じゃない?とも思ったり。笑

いろいろ感じましたが、まぁ可愛かったので私は満足です!(結局これ)

 

 

私が参加したのは大阪だったので551蓬莱のお話とかしてた気がします。

 

あと、クリスマス?お正月?の恒例行事のお話とか。

年越しの瞬間だったかな?ベランダに出てお願いごとをします、

って言ってましたね。

なんだかとってもきほちゃんらしくて微笑ましいお話でした。

 

 

さて後半戦!

 

★「異邦人」久保田早紀

 

JAZZLIVEだったはずがここから突然の懐メロコーナーになりましたけど

いやーでもこの異邦人がまたよかったんですよ!!!

 

この曲ってどこかエキゾチックなメロディラインで

物語を語るように歌うきほちゃんと

相性バッチリだったんじゃないかと思います!

 

 

★「しなやかに歌って」山口百恵

 

百恵ちゃーん!!!!(笑)

これ私でもリアルタイムを知らない世代なので

きほちゃんなんて生まれる遥か昔の曲だと思うんですけど。

 

でも、テレビの懐かし映像で見た百恵ちゃんのように

白ドレスで横揺れしながら歌ってるきほちゃんは

最高に可愛かったです。(はいまた結局これ)

 

 

 

薬師丸ひろ子メドレー

セーラー服と機関銃」~「あなたを・もっと・知りたくて」~「Woman ” Wの悲劇”より」


これはね、もう本当に最高だった!

いやずっと同じこと言ってるけど、

私的にはこのLIVE内でここが1番よかった。

 

先日のカラオケ番組もこのあたりの曲で

出ればよかったのに!って思うくらい好き。

 

なんだろうな、薬師丸さんの曲と

きほちゃんの歌声や雰囲気が合うのかな?

 

私はどの曲もサビのメロディくらいしか知らなくて

聞いたことあるなー?って言う程度の3曲で

曲名もしっかりと把握してないくらいだったのに

それでも強く印象に残りました。

 

どれも良かったけど中でも私は

「Woman」が好きかな。

 

「あなたを~」では「もしもし?あたし」の

台詞パートもありでしたよ。

 

機会があればまた歌って欲しいと思ってます!

 

 

 

★「帰ろう」(藤井風)

 

セトリのラストはきほちゃんの大好きな

藤井風さんの曲でした。

 

私は残念ながら藤井さんのことはあまり存じ上げないので

(年末の紅白で拝見した程度)

この曲も初めて知ったのですが、

サビのメロディラインが綺麗なのはもちろん

「それじゃ それじゃ またね」のところの

所謂Bメロにあたる部分が私的にはとっても

気に入りました。

 

 

 

アンコール曲は

★「All I Want for Christmas Is You」

   (マライアキャリー)でした!


ちょっと早めのクリスマス気分を味わえましたね。
やっぱり最後にこういったテンションの上がる曲で

終わるのは最高にいい気分で帰路につけます。

 

 

 

 

こちら↓短いけれどダイジェスト映像!

 

youtu.be

 

 

Jazzliveだったはずなんだけど、

帰り道の脳内には異邦人が流れ続け、

そして薬師丸ひろ子さんのカバーアルバムとか

出したらいいんじゃないかとかそんなことを思ったりもしました(笑)

 

あと、美しくかっこよく歌う姿だけじゃなく

ステージ上がる時にドレスの裾を踏んじゃって

照れてる可愛いきほちゃんとか

そんな姿も見られてそれはそれで楽しかった思い出。笑

 

 

またいつかこんな小規模のLIVEもやってくれるかな?

やってくれるよね?

次回開催するときにはどんなセトリになるのか

楽しみに待ちたいと思います!

 

 

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といったわけで、きほちゃんのビルボードLIVEの思い出でした☆

 

お次は、私は配信組ですがきほちゃんがゲスト出演した

甲斐翔真くんのミュージカルコンサートについて書きたいと思います!では!

「バロンの末裔」「アクアヴィーテ!!」@宙組全ツ配信

続きまして。

 

12月に配信で拝見しました

宙組さん全国ツアー公演について。

 

(配信も含め、これが2021年の

 宝塚納めでございました)

 

(えぇそしてもう宙組さんはネバセイの

大劇場公演を終えてしまいましたよね)

 

 

ミュージカル・ロマン
『バロンの末裔』
作・演出/正塚 晴彦
貴族階級の支配が崩れ去った20世紀初頭のスコットランドを舞台に、

男爵家に生まれた男が、双子の兄の婚約者への叶わぬ想いを胸に抱きながらも、

愛する土地と人々を守る為、貴族的な潔さでダンディに生き抜く姿を描いた物語。

1996年、月組久世星佳のサヨナラ公演として上演され、

心揺さぶる主題歌と共に鮮烈な印象を残した作品の初の再演となります。


ショー・トゥー・クール
『アクアヴィーテ!!~生命の水~』
作・演出/藤井 大介
香り高く、味わい深い、大人の飲み物ウイスキーをテーマにしたショー『アクアヴィーテ!!』は、

2019年に上演され、大好評を博した作品。

個性的なウイスキーからイメージした数々の場面において、

スタイリッシュでクールな格好良さを持つ真風涼帆を中心とした宙組メンバーの

多彩な魅力をお届け致します。

全国ツアー版としてブラッシュアップした『アクアヴィーテ!!』の香り豊かな世界を、

是非ご堪能ください。   

 

主演:真風 涼帆、潤 花

公演期間:2021年11月21日(日) - 12月9日(木)

 

宙組公演 『バロンの末裔』『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「バロンの末裔」という作品は私にとっては

全ての曲や場面に思い入れがありすぎて

最後までずっと泣いてました(号泣)

 

なのでショーはちょっともう疲れて

ぐったりしながら見たんだけど

それでも楽しかったです。

「アクアヴィーテ」はテンション上がる

良きショーだと思います!

 

 

ただですよ。同じ宙組でも、

プロプロ組は観たいのがキキじゅりそらだったから

そのまま作品ごと楽しめたけど、

全ツ組は男役ならゆいな、娘役ならサラちゃん

が見たい人なので配信だとなかなか映らなくて

ずっと画面の端を探し続けて終わった気もする。笑


あと、ショーの途中で

そういえば私こってぃ好きだったな

ってことを思い出したりもしました!

ショーで踊ってるこってぃが好きなんだよね。

ますますかっこよかった!

 

 

 

というわけでまずはお芝居

「バロンの末裔」について。

 

 

バグパイプの音色から始まる。

初演と同じ。懐かしい。

スコットランドの世界が広がる。

 

 

真風氏は主役のエドワード

その双子の兄ローレンスの2役。

 

それぞれどちらも良かったと思う。

 

ってかさ、どんなお役でも真風の

「カッコイイ」は絶対だからね。

本当にどのお役もかっこいいんだよ。

 

エドワード、最高にかっこよかったし

素敵だったし、だからこそとっても切なかった。

 

ローレンスの可愛らしさも想像以上。

 

初演同様の双子入れ替わり場面もあって、

あの場面好きだったから残ってて嬉しい。

確か初演時は兄ダミーが水夏希さんで

弟ダミーが大和悠河さんでしたね。懐かしい!

 

 

 

かのちゃん演じる

ヒロイン・キャサリン

これもまた難しいお役だよね。

 

かのちゃんは台詞声が落ち着いててとてもいい。

 

キャサリンの品のあるお衣装の数々も

とっても素敵に着こなしてくれてて嬉しい。

 

この作品が

真風・潤コンビで再演されたの、

本当によかったと思う。

 

 

ずんちゃんは本人の持ってる陽の魅力が

リチャードにもとっても活きてたと思う。

 

あと、恋人がいるお役もすごく合う。

 

その恋人ヘレンひばりちゃん

ちゃっかりさと可愛さが合っててよかった!

 

 

もえこちゃんウィリアムもピッタリなお役だった。

 

これまでもスタイルの良さと歌の上手さは認識してたけど

「かっこいい」って思ったのは今回が初めてだった!

(すみませんね、正直で笑)

 

 

その秘書ブリンクリーこってぃっていうのも

最初に配役を見た時にはちょっと意外だったけど

「銀行頭取秘書のこってぃ」ってイメージ通りだし、

歌も芝居も上手いし、

何よりずっともえこちゃんの隣にいるこってぃって

それだけでありがとうだよね・・・

 

 

この作品、最初の数場面で最高!って

いつも思っちゃうんだけど、

 

ローレンスとキャサリンで始まって

ボールトン家の窮状が明らかになって

リチャード&ウィリアムが歌って

そのセンターから今度はエドワードが登場する。

 

主題歌「I WISH」は本当に

いつ聞いても素晴らしい曲。



ずんちゃんももえこちゃんも

かっこいいし歌も上手いしで最高。


そして真風氏がエドワードで登場しただけで

もうぶわっと涙が出た。

 

これはやっぱり当時の久世さんの面影が

蘇ってしまったからかな。

 

 

あ、あと、この場面、

お下げ髪のサラちゃんが!

最高に可愛かったーーー!!!

 

 

 

故郷へ、ボールトン家へ久々に

真風エドワードが帰って来る場面。

 

初演時は久世さんの退団公演だったから

「ここ」と言われる場所は「宝塚」

重ねてしまっていたけれど、

今回は熊本出身のゆりかちゃんの九州ツアーってことで

本当の意味で「故郷に帰って来た」

感じられてこれもまた感慨深い。

 

 

そして迎える側のボールトン家の面々が

すっしーさんさよちゃん筆頭に安定の上手さ。

 

 

♪おかえりなさいませ~エドワードさま~などの

コーラスの美しさもさすがの宙組。すごく綺麗!

 

ゆいなスティーブンソン

真白ケネスもお屋敷の場面では

ずっと小芝居しててついつい見ちゃう。笑

 



銀行家メンバーも個性的。

そしてみんな芝居が本当にいい。

 

まず頭取ウィリアムもえこちゃん

頭取秘書ブリンクリーこってぃ

ウィリアムの父で先代頭取のトーマスりんきらさん

胡散臭い会計士ローバックのあきも

 

濃い濃い濃い濃い!

濃いよ!濃いんだよ!

なんなんだよこの胸やけしそうな最高のメンバー!笑

全員とにかく芝居がいい!

 

そしてその上ここに

トーマスの愛人シャーロットサラちゃん!!!

 

サラちゃん、声は低音で綺麗だし、

お衣装も似合ってて可愛い。

 

ってかこのお役、初演はあの夏河ゆらさまですよ!

サラちゃん大健闘では?????

 

 

さらに新規顧客イングリッド役で

水音志保ちゃん登場!!!

 

ひろこちゃんは本当に目を引く美しさ。

トーマスが鼻の下を伸ばすのに説得力がある。

 

ってかこのお役、初演はあの美原志帆さまですよ!

 

 

ゆらこもーーーーーーーーー!!!!

(声にならない初演厨の叫び)

 

 

 

銀行との交渉が決裂した帰り道の

エドワードとキャサリンの場面。

 

ここは本当に2人の台詞のやり取りだけで

結構な尺があるし、

案外2人の本音が滲み出てる大事な場面。

 

初演時には銀橋でしたよね。

 

「何が幸せかおわかり?」って
少し怒り気味に問うキャサリン

かのちゃんは初演よりも少し幼なめに作ってた印象。

彼女の持ち味に合ってていいと思う。

 

兄のどこがいいのかとエドワードに聞かれ、

キャサリン「顔」と答える件も、

ちょっとした笑えるやり取りを入れたんだろうと

初演時の自分はそう受け止めていたけれど、

でもその答えも、そのあとに続く

「だってあなたはわかってくださらないでしょう?」

ずっとずっとキャサリンは自分の心を偽ることなく

いつだって本音で彼に想いをぶつけていたんだと

改めてそう思うと、またしても心がぎゅーってなります。

 

一方の真風エドワードからは

目の前にいる愛する人への

「幸せになってほしい」という想いに溢れていて

苦しいほどの切なさが伝わってくる。

 

 

 

雉撃ちの丘の場面。名場面。

まかかのの芝居もすごくいい。

 

流れる「恋心」のビブラフォンの音色が

すごく好きだったんだけど、今回はピアノだったのかな?


初演と同じ紫の乗馬服のかのちゃん

とっても似合ってたし髪飾りも素敵だった。

 


「あなたが連れて行ってくださらないなら」

キャサリンの、こう言うしか他になかった想いが辛い。

 

 

個人的な意見としては、

もし一緒に逃げようって言われたら

キャサリンはついていったんじゃないかって思ってる。

そのくらいの熱い想いだったと思う。

 

でも真風エドワードは兄を裏切って2人で逃げたりとか

きっとしないだろうなって思う。そう見える。

 

だってもしそうしたとして、目の前の愛する人

それで本当に幸せになれるだろうか、って考えた時に

彼の中で出た答えがNOだったんじゃないかなって。

 

だから本当に辛いけど、でもきっとキャサリン

エドワードのそんなところも大好きなんだと思う。

 

 

 

2人のやるせないなんとも辛いこの雰囲気を

打破してくれるヘンリー役の亜音くん

その屈託のない笑顔からまるで天使のようであった。笑

 

 

対してジェラルドほまちゃんの安定の上手さ。

毎回どのお役もリアリティに溢れた素晴らしい演技だし

バラエティに富んだ声色や抑揚でありながら

そのお役のどの台詞もきちんと聞き取れるの本当に凄いよね。

今回のジェラルドに関しては、その人の持ってる温かさが

とっても伝わって来て素敵だったな。

 

なのに・・・なんで辞めちゃうんだよぉ・・・

ほまちゃん・・・寂しいねぇ・・・

 

 

ちなみにこのジェラルドの家の場面。

椅子代わりに木箱を持ってきてくれたヘンリーに

「ありがとう」ってする真風エドワードが

そのなんてことない一連が本当に

びっくりするくらいかっこよかったんですよ!

やっぱり男役を極めていくとこんなさり気ないポイントでも

「かっこいい」が溢れ出ちゃうんだなって感心しちゃいました。

 

 

今回の再演にあたってキャサリンのお衣装は

だいだい初演の通りで、どれも素敵だし

かのちゃんにも似合っててよかったんだけど、

石炭の鉱脈を担保に再度融資してほしいっていう話から、

エドワード、リチャード、ウィリアムたちが

「夢」について語る場面のキャサリンのお衣装がね、

また?っていうピンクのお衣装だったんですよね。

初演のクリーム色の柔らかい色味が大好きだったので

それが変わっちゃったのは残念だったかな。

(ラストのお衣装を印象付けるための変更なのかなぁ?)

 

 

大好きなお衣装の中でもまた大好きなのが

ボールトンキャッスルホテルの

お披露目パーティーでの白ドレスなんだけど、

高めのネックも、ゆったりとした素材も、綺麗に翻る袖も裾も

最高に素敵でかのちゃんにもとっても似合っててよかった!

 

 

ただ、まとめ髪は全部上げて欲しかったなーっていう本音。

(両側にちらりとシケっぽく落としてましたよね?)

かのちゃんは首まわりもすっごく綺麗だから

全部見せた方がすっきり綺麗だったんじゃないかな、なんて。

 

 

あとはやっぱり全国ツアー公演だからセットが回転しないのね。

パーティー会場のセットが反転してテラスになって、

そしてそのテラスの手すりに腰を掛けているエドワードが

もう本当に本当にかっこよかったから

残念ではあったんだけど、

でも真風エドワードのかっこよさは

セットがどうこう関係なく素晴らしかったな・・・

 

 

テラスの場面

エドワードとキャサリンが2人でそっと踊る。

甘くて切なくて大好きな場面。

ここは本当に美しくて素敵だったな。

 

心なしか初演よりも振り付けが激しめになったような

気もするけどどうなのかな???笑

 

影ソロ湖々さくらちゃんだそうで。

素晴らしかったですね。

 

 

あーただ、亜音ヘンリーの

「残飯です」は聞きたかったーーーーー!笑

(もちろん正解は「シャンパンです」)

あほ可愛いヘンリー見たかったなーーー!!!

 

 

 

初演当時は(自分もまだ未成年だったのでね笑)

お互いに思い合っていても

それを胸の奥に秘めずっと抱きしめて生きていく

2人の物語が1番ぐっときて、

もちろんそれは大人になった今でもそうなんだけど、

それと同じくらい主人公が「バロンの末裔」として

先祖代々受け継がれてきたものを守り抜く姿や

その土地の人々との長い年月をかけて築かれた絆の尊さとか

そんなものに深く感動したりもしました。

 

宝塚の107年の歴史や伝統にも改めて

感動と感謝を。

 

 

同じ作品でも受け取るものが変化していて

それもまた興味深い今回の再演でした。

 

 

 

 

 

続きまして

ショー「アクアヴィーテ!!」について。

 

2年前の本公演と比べて、

男役さんはだいたい芹香→桜木、桜木→瑠風、和希→鷹翔

っていうポジションチェンジだったと思うんだけど、

娘役さんに至っては、当時の星風・遥羽・天彩・夢白、の

誰もいないってことで印象がガラリと変わりましたね。

 

 

しかしこのショーはまず主題歌がいい。

耳に残る印象的なメロディラインに

テンション上がる!

 

 

プロローグからしてさ、
もうゆりかちん安定のかっこよさ!

あのギラギラジャケットを下品にならず

完璧に着こなしてるあたりさすがとしか言いようがない!

(最大級に褒めてます)

 


前髪ありのずんちゃんもかっこいい!
サラちゃんも発見!(可愛い!)



歌詞の中の「105年」がちゃんと「107年」になってるのも

芸が細かくていい!

 

 

プロローグ後にかのちゃん中心の娘役場面があるのも嬉しい!
ここはもうずっとサラちゃん追ってた!(可愛い!)

 

 

 

ビーストの場面は

ずんちゃんゆいなちゃんに。


いやーもうさ、ゆいなのダンスの美しさよ!!!

ほんっと素晴らしいよね。


あと後ろで踊ってるひろこちゃん(水音)も綺麗。

 

 

 

スモーキーナイト

 

チャラ真風。最高。かっこいい。

 

トロピカルなお衣装で踊るまかかの

そのサイドにいたのがこってぃひばり

なんとその反対にいたのがあのんサラだったー!!!


ひばりちゃんとサラちゃん同期2人で歌ってて可愛かったー!

多分本公演ららじゅりだったとこー!

サラちゃんの活躍嬉しいー!

肩上丈の髪可愛いーーー!!!

 

 

中詰最初に登場するのはもえこちゃん

あの電飾のお衣装はいかがなものかと思うけど(笑)
今の学年でこれだけ堂々と歌えるのはさすが。

ぐんぐんめきめきと成長しているのが目に見えてわかって

今後が更に楽しみな男役さんですよね。

さすが男役10年。

 

 

本公演でそらちゃんが絶賛可愛い祭りだった(笑)

フィーストちゃんはこってぃ!!

 

ダイナマイトさはそんなに感じなかったんだけど

タコ脚お衣装で大人っぽくて綺麗!

黒髪ボブ!可愛い!
しかもこれまたいい歌声!(好き)

 

 

2組デュエダン
本公演でキキあやだったところに

ずんちゃんと栞菜ひまりちゃん

 

ひろこちゃんでもひばりちゃんでもないことにちょっと驚いたけど

でもたくさんの娘役さんに活躍の場があるのは純粋に嬉しい。

 

 

ゆりか・ずん・もえこの3人の

アドリブ台詞の場面は

ちょっとむず痒いんだよね。

 

私はあんまりこういったのは好きじゃないので。

直視できなくなっちゃう。恥ずかしくて。
でも選曲はすごくいいんだよねー。

ショーの雰囲気にも合ってるし3人とも上手だし。

もっと普通に聞かせて欲しかった。

 

 

ウイスキーボンボン

最高にかっこよかったー!

こってぃさ、さっきあんなに可愛かったのに!

ここは本当にかっこよかったのよ!!!

歌わないのが本当にもったいない!

 

 

タースト

ここの見どころはなんといっても

真風×あきものタンゴよね。
あきもが本当に美人で驚く。
ダンス特化タイプじゃないと思うのに
身体のラインも動きも綺麗。

 

ANJU先生の振りは本当に

「男役をかっこよく見せる」ことに長けてると思う。さすが。


そして映り込むゆいなの素晴らしさよ!!!

 

 

の場面

ここは少し和のテイストが入ってて素敵。
ずんちゃんとかのちゃんの組み合わせもいい。
りんきらさんこってぃひろこちゃん、あたりが目を引きました。

 

サラちゃんもなんだか良い位置で踊ってたの!

嬉しい!

 

 

ホワイトホース
亜音くんとひばりちゃんのキラキラした2人。

可愛いね、うん可愛い。
ひばりちゃんの金髪ボブ最高。

 

 

男役さん黒燕尾の

UNCHAIN MY HEARTは最高にかっこいい!
センター真風がピンクなのも素敵。

 

ずんちゃん、もえこちゃん、ゆいなちゃん、こってぃと

どの男役さんも本当に素敵で、

プロローグもだったけど宙組さんは本当に

こういった男役ズラリなダンスナンバーに見栄えがあって

ウリになるよね。

 

花組さんの端正な黒燕尾とはまた違った、

どこかリアルメンズに通ずるようなかっこよさがあると思う。

(そう考えるとLDHとコラボするのが宙組なのは大正解)

 

 

デュエダンは「Unchained Melody」。
ずんちゃんは前場面で踊ってその直後に

歌うから大変よね。

でもすごく上手で素敵だった!!!


かのちゃんのお衣装がショーパンみたいな仕様になってて

・・・・すみません、私的にはあんまり・・・かな。

せっかくしっとりした素敵な場面なのにね、

もっと普通のドレスで見たかったです。

 

 

パレードで1番印象に残ったのはですね、


すっしーさんがバチバチにイケメン

 

ってことでしたね。笑



あと、私は声の低い男役さんが大好きなので

階段降りこってぃにメロメロでした。

 

 

全ツはやっぱりパレードに大羽根があって

そしてラインダンスもあると盛り上がるね!

 

 

今回の演目は宝塚初体験の方にも、

なかなか劇場へ遠征できない宝塚ファンの方にも

喜んでもらえる2本だったんじゃないかなって思います。

 

 

そしてまずまかかのコンビの並びが

ゴージャス美男美女で、

そんなところもよかったんじゃないかと、

そう思います。

 

 

 

いやーしかしですよ。

今回の再演にあたって、「バロンの末裔」という作品に改めて触れて

この作品で大切な相手役さまを見送った当時の私たち、

本当に辛かったけどよく耐えたと思うわ、今更ながら!笑


でも、トップさんの退団公演て組子みんなで見送って終わる作品が多い中

(fffも桜嵐記もそうでしたよね)

舞台上にたった1人で銀橋を渡り花道へ去っていく姿を

お見送りさせてもらえたのは本当に幸せなことでしたね。

 

 

 

っていうことで、この作品への思いが

更に更に深く強くなった今回の再演でございました!

 

 

といった宙組さん全ツ公演を配信で見た感想メモでした。

 

お次は、年末に遠征したきほちゃんのビルボードLIVEについて、です!

宝塚歌劇花組・月組100th anniversary『Greatest Moment』

宝塚に花組月組という2つの組が誕生して

100周年となる2021年。

 

(えぇ。昨年のお話をしています)

 

これを記念してこの両組のOGによる公演

「Greatest Moment」

が開催されました。

 

こんな素晴らしく豪華な公演、

客席で拝見させて頂けて

本当に本当に幸せでございましたーーー!!!

 

 

(ご想像の通り、今回は超長文です)

 

 

『Greatest Moment』

 

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宝塚歌劇花組月組100th anniversary

『Greatest Moment』

 

宝塚歌劇の原点がここに
花組月組のレジェンド達がお届けする最高の瞬間。

1921年宝塚歌劇花組月組が誕生して今年で100年を迎えます。
この度、その偉業を讃え、それぞれの時代を彩ったスターが、

新たな1ページを華やかに開演いたします。
心踊った懐かしいあの歌やあのシーンを、

華麗なるメンバーによる様々なヴァージョンでお届けするとともに、

これまでの伝統を紡いだ絆を大切に、

更なる未来へ共にスタートいたします。
伝説のスターがお送りするGreatest Moment(最高の瞬間)を今、あなたに…

 

構成・演出:三木章雄


出演:初風諄榛名由梨安奈淳、髙汐巴、剣幸、若葉ひろみ、

   こだま愛安寿ミラ涼風真世、真矢ミキ、愛華みれ

   真琴つばさ姿月あさと森奈みはる麻乃佳世

   風花舞彩輝なお瀬奈じゅん大鳥れい霧矢大夢

   壮一帆彩乃かなみ桜乃彩音蒼乃夕妃、蘭乃はな、

   珠城りょう、彩吹真央、瀬戸かずや

 

   椎名葵、舞城のどか、桐生園加、初姫さあや、白鳥かすが、

   羽咲まな、扇けい、響れおな、玲実くれあ、鳳真由、咲希あかね

   白姫あかり、貴澄隼人、隼海惺、更紗那知、矢吹世奈

 

特別出演:(宝塚歌劇団)凪七瑠海、紫門ゆりや

 

公演期間:
2021年11月3日(水祝)~7日(日)梅田芸術劇場メインホール
2021年11月13日(土)~22日(月)東京国際フォーラムホールC

 

『Greatest Moment』│梅田芸術劇場

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

豪華な出演者が多数いらっしゃるので

ご出演も日替わりで、日によって出演者はもちろん

曲や場面も変わって、それがまた盛り上がりどころでもあり

チケット確保的には難しいところでもありましたね。

 

そんな中、私はありがたいことに複数回観劇させて頂き、

「ALL」月組A」

2パターン拝見いたしました。

 

 

とりあえず観劇を終えて思ったことは

 

「私にとって風花舞さんに

 勝るものなど何もない」

 

 ってことでした。

 

もちろん「贔屓」と自分の中で位置付けている方は他にもいるし、

これからもずっと宝塚は見ていきたいのできっとまた

新しくお気に入りがみつかって「贔屓」が増えるかもしれない。

 

でも、やっぱり私の中で

優子ちゃんを越える人に出会うことはないだろうな、と。

 

優劣を付けるつもりはないし、

順位付けする意味もないですけど、

でも、観劇にあたって胸がいっぱいになるこの感覚。

他の何物にも代えられないな、と改めて思い知りました、

 

 

こんなにも何年も何十年も優子ちゃんの舞台を観続けてきたのに

コロナ禍で出演予定の公演が中止になったりして

優子ちゃんご本人を目にするのがコロナ前以来で

本物が今自分の目の前の舞台に立っているってことが

ちょっと信じられないまま終わってしまったのですが

あの、とりあえずとても可愛かったです。笑

(小学生以下の感想文)

 

 

といったわけで。

まずは最初に見たALLバージョンについて!

 

 

優子ちゃんの出番としては


①プロローグ

「♪ザグレイテストモ~メント~」というオリジナル曲。


ここの白いドレスの優子ちゃんが

ドレスもお衣装もキラキラしててお姫様みたいで本当に可愛かったの!

 

幕が上がってお姿が視界に入った瞬間にもう胸がいっぱいになりました。


最初は学年順に並んでいたのだけれど、

途中でトップコンビごとになってマミさんのお隣に。

 

マミさんも白のお衣装がキラキラしてて王子様みたいだった。

 

もうこのコンビ演出時点で三木先生ありがとう・・・と涙目。(早い笑)

 


黒い瞳より風光る草原」


真琴ニコライの歌に合わせて踊る優子マーシャ。

ピンクドレスに白いケープ。可愛い。

暗転後マミさんにガッツリエスコートされてハケてった…

きゅんが溢れ出して大変なことになりました。笑

「ル・ボレロ・ルージュ」より「情熱の翼」


階段上に登場したマミさんが階段を降りながら歌う。

歌の途中で階段上に優子ちゃん登場。赤ドレス。

更に瀬戸さん登場。マミさんの両サイドで2人踊る。

例の3人のポーズももちろんあり。

 

「ラベルたからづか」(確か)

 

榛名さん(確か)のバックで、娘役数人で踊る。

緑ドレス。(確か)
こだまさん森奈さん麻乃さん大鳥さん彩乃さんと6人。(確か)
白の羽根扇を持って踊る。(記憶が曖昧すぎる)



「ミーマイ」より「顎で受けなさい」


青いドレスがめちゃめちゃ可愛かった!
こだまさん麻乃さん彩乃さんと4人のサリーで歌い継ぎ。

サリーのお衣装って赤のイメージが強いけど

このナンバーの場面は青なんですよね。

そして他の3人さまが可愛らしく赤系の中

長身でスラリとした優子ちゃんが青なの大正解!

 

続いてウタコさん他も合流してランベスウォーク」

ずっとマミさんの隣で2人で楽しそうに笑い合って踊ってた。

中合わせたりしてね。泣けるほど可愛い

 



2幕は順番の記憶は曖昧です。悪しからず。


⑥ベルばらコーナー。「ごらんなさい」
みはるちゃんよしこちゃんと3人で小公女。

薄緑のドレス。(銀座 LIVEの時のだね)



「ムーンライトロマンス」

 

こだまさん麻乃さんと3人で階段上登場。
月娘3人で月組カラーの黄色のドレス。可愛い。

この3人の並びが見られたのは本当に嬉しい!



⑧タンゴ。ブエノスアイレスのマリア」

 

なんといっても曲がエモい。

黒タイツに赤の羽織の変わり衣装。

久々に園加ちゃんともダンスで絡みがあって懐かしい。


フィナーレ

 

黒×ゴールドのゴージャスなドレスが美しい!

隣の瀬奈さんの楽しそうにお話してた。珍しい並びが新鮮。

 

だったと思います!

 

 

 

続きまして。

優子ちゃん以外にも印象的だったポイント。

 

男役さんのナンバーでは私はもちろん

真琴つばささまにロックオン

なわけですが(笑)

 

男役さんが複数で暗転の中登場してきても

マミさんだけはわかるんですよね!

動きや歩き方とかでね。


男役さんが何人か並んだりする場面でも、

もう自然とマミさんに視線が吸い寄せられちゃうし、

どうしようカッコイイ・・・って今更ながらにときめくんですよ。


やっぱりマミさんは私の初代ガチ恋枠ですわ。

本当にかっこよかった。

 

 

プロローグであちこち移動しながら、

私ここかな?こっちかな?って視線さまよってるマミさんに

そうですここです、なアイコンタクトしてる優子ちゃんが

もう当時のまみゆうこの雰囲気そのままで(笑)

なんかもうぶわぁぁぁぁぁっとあの時の感情が蘇ってきて

開始早々で泣いたのも我ながら笑えます。

 




あとですね。

私が宝塚に出会って初めての贔屓。

初恋のお方・涼風真世さん

カナメさんは、ミッドサマーイブモリーズオブユー

グランドホテル我が名はオスカル、という豪華ラインナップ!

安奈さんと一緒に歌ったのは「宝塚我が心の故郷」


ランベスウォークでよしこさんに手を引かれて

袖から登場した場面も最高に可愛かった!

 

 

麻乃ハーミアの「セカンドサイト」から続いての

涼風パックの「ミッドサマーイブ」とか

 

珠城男爵の「Grand Hotel

麻乃フラムシェンの「Girl in the Mirror」からの

涼風オットーの「At the Grand Hotelという

グランドホテルのナンバーとか

 

素晴らしい構成に感動。

 

 

カナメさんがトップでいらした当時は

とてもとても劇場へ通ったりはできない子供だったから、

あの頃あんなに大好きだったカナメさんが自分の目の前に

いらっしゃることが本当に信じられなかったし、

お美しさや歌声の素晴らしさが変わってないのも

また信じられないポイントでした。ほんとすごい。


 

安寿ミラさん×真矢みきさんの

ヤンミキコンビも当時から大好きだった!

そしてヤンミキは本当にあの頃大好きだったヤンミキのままだった!


メランコリックの「飲め飲め」、ヤンさんのメガヴィジョン、

ミキさんのPARADISO、そしてラコンパルサ。

どれも色褪せないかっこよさ。


ヤンミキの後ろで踊るタモマミ。最高。

瀬戸さんが違和感なくリカさまポジで踊っててさすが花男の体現者!

 

「メガヴィジョン」からのサードヴィジョンでは

ヤンさんが珠城・瀬戸を率いて踊っていたけれど

退団して間もない2人に並んでも少しも劣らない現役男役感。




ヤンミキはトークのノリも本当に当時のままで、
「ヤンさん本当にお変わりないですね」

「え?何?」

「いやお変わりないなぁと」

「あぁお変わりないか」

「はいお変わりないです」

「お金がないって言ったかと思った」

「そんなわけないじゃないですか」

みたいな本当に中身のないトークが愛しすぎた。笑

 

 

あと、大好きな曲で当時何度も聞きすぎていて

前奏が流れただけでぶわっと鳥肌立ったのは

ミキさんとみはるちゃん

「それぞれの思い」

(by「ブラックジャック危険な賭け」)

ここはこのあと安寿BJも出て来て

3人で歌って欲しかったなーーー!

(ヤンさんは「かわらぬ思い」を歌われました)

 

 

 

1幕ラストは月組メンバーによる

「ME AND MY GIRL」コーナー!

 

まずは初演ビルの剣幸さんの

「街灯によりかかって」

 

このナンバーやあと「お屋敷の弁護士」とかの

歌い出しからミュージカルナンバー展開されていって

ラストにジャジャン!って元の場面に戻るのが

ふわぁこれがミュージカル???すごい!!!って

思った幼き日の記憶が思い出されました。

 

そしてサリー4人による

「顎で受けなさい」

本公演でサリーを演じたこだまさん麻乃さん彩乃さんに加えて

中日公演でサリーを演じた優子ちゃんも入れてくれてとても嬉しかった!涙

 

サリーちゃんズを後ろから眺めながらウタコさんビルが

「1、2、3、4・・・4人?え?4人?」

みたいな小芝居をしてるのも本当に可愛かった。

 

そこからのランベス・ウォーク」

みんなみんな出て来て楽しそうで

舞台中が端から端まで可愛くて涙出る。

 

そしてここでもまみゆうこ並んで絡んでて

三木先生にマジで感謝・・・

ランベスウォークのナンバーで

中合わせしてる可愛い贔屓コンビが

よもや見られるとは・・・(感涙)

 

ラスト、カナメさんの足にウタコさんが

ポンと帽子を乗せるとこや

腕を組んで去っていくところや

本当にミーマイの要素が随所に盛り込まれてて

素晴らしかった。

 

あとさ、ランベスウォークが終わると

さぁ幕間休憩だなーって思うの、

ヅカヲタの共通認識ですよね。笑

 

 

 

2幕では宝塚の2大名作

ベルサイユのばら

風と共に去りぬコーナーも。

 

このベルばらコーナーの最初が

森奈・麻乃・風花3人小公女による

「ごらんなさい」

可愛い×3で最高の最高であった!!!

 

カナメさんの「我が名はオスカル」

涼風オスカルは本当に私が宝塚の沼底に沈みこんだ

きっかけのお役。

劇画から抜け出て来たような

美しいオスカルさまが蘇りますね・・・

 

 


「愛あればこそ」
センターで榛名さんが愛〜それは甘く〜の歌い出し。

愛〜それは尊く〜で上手から安奈さん登場。

あぁ愛あればこそ〜のところで下手からカン様(初風さん)登場。

ああぁぁああああぁ〜っていう王妃様パート。素晴らしい歌声。
3人の並びに正にレジェンド!と深く感動致しました。

 

 

風共コーナーではまずなんといっても

タモマミスカーレット

「私とあなたは裏表」

これは可愛かった。可愛さ爆発だった。

上手さは求めない。笑

 

 

ミキさんの「愛のフェニックス」

瀬奈さんの「明日になれば」も素敵でしたが

なんといっても安奈さんの「真紅に燃えて」

そしてそれにあわせてヤンさんが踊る場面が素敵でした。

ヤンさんて確か安奈さんのファンでしたよね。

嬉しかったでしょうね。

こういった楽しみもOG公演ならではですよね。

 

 

「ムーンライトロマンス」

月のお姫様たちがもうただただひたすら可愛かった・・・涙

月組カラー黄色のドレスでこだまさん麻乃さんと優子ちゃんが

3人で並んで歌ってて、もちろん在団時にはなかった並びで

新鮮だし嬉しかったなぁ・・・

そして可愛かったなぁ・・・

 

この場面、最初に出る優子ちゃんの「行きますよ~」の合図で

後ろからこだまさんとよしこちゃんがついてきてくれたと

優子ちゃんが裏話としてお話してくださってて、

そんな3人の様子を思い浮かべるとますます可愛いですよね。

 

さらにさらに。1番後ろにいるこだまさんが

この次の場面にスタンバイしてたヤンさんといつも

ふざけ合ってたというお話もあって

66期同期萌えをしたりもしましたね・・・(最高か)

 

 

 

花組の場面では

「ファンシータッチ」のラ・コンパルサ

これは嬉しかった!感動した!テンション上がった!

 

前列に当時と変わらぬかっこよさのヤンミキ

そしてその後ろにあれ?思ったより踊れてる?って

失礼なことを思ってしまったタモマミ(笑)

そしてここでもまたリカさまポジに瀬戸さん!!!

あーもう本当に懐かしさで胸がいっぱいになる。



そしてね「セラヴィ」はやっぱり名曲でしたね。


瀬奈ルイ若葉シャロンからスタートして

高汐クロードの登場。

そしてフランソワ-ズ・・・ではなく大鳥シャロン

 

シャロン×2だったけれど、素晴らしい四重唱でした。

私が初めて出会ったシャロンはみろりちゃんだったけれど

若葉さんのしっとりとした品のあるシャロンも素敵。


雪組100の時には(←あると勝手に信じてる笑)

翔りさにも出てもらってだいきほシャルラして欲しいなー!

 



「心の翼」花組メンバーで。


やっぱりこの曲は歌う側も聞く側も

同じ人のことを胸に思い浮かべているんだと思う。

「命の尊さ」の歌詞が沁みる。

 


この曲の後にMCで出てくるウタコさん、

そして別コーナーだけどなつめさんを紹介する高汐さん。

2人とも言葉に詰まって涙声で客席にもその想いが伝わってくる。

 

ただですね・・・私はこの場面ですね、

花組メンバーなのでマミさんは出ていて優子ちゃんは出ていないので、

マミさんがアンサンブルの娘役さんと隣合って手を繋いでいる姿に、

ぐぬぬぬぬぬぅぅぅぅってなるなども実はしていました。笑

 

コンビヲタって本当にね、

何年経ってもね、

こんなんですよ!

 

 

そういえば、今回はアンサンブルの方々も皆さん

花月組出身者なんですよね!

白姫あかりちゃんがとっても美しく、

でも男役さんに負けないレベルの長身・かっこよさ。

そして、可愛らしくて目を引くけれどなかなか判別できなかった

ショートカットの娘役さんは更紗那知さんでした!

 

 

 

「Tribute to...」大浦みずきさんへ捧げるコーナー。

 

生前のなつめさんと共演を重ねられた

タンゴアンサンブルのアストロリコさんの演奏に乗せて

高汐さんが「チェ・タンゴ・チェ」を。

 

そして続くブエノスアイレスのマリア」では

優子ちゃんが男役さんたちと絡んで踊る→

タモさんがかっこよく歌う→

ドレス姿のヤンさんが登場してこれまたかっこよく踊る

といった流れで、

ショーとして素晴らしいのはもちろん、

なつめさんの前任トップの高汐さん、

なつめさんから引き継いだヤンさん、

なつめさんトップ時代に新公主演だったタモさん、

なつめさんに憧れて入団した優子ちゃん、

といった人選にまたぐっときました。

 

 

フィナーレの

「宝塚我が心の故郷」

すみれの花咲く頃

歌う方が日替わりだったようですね。

 

この回は安奈さんカナメさん!!!

(大当たり回では・・・????)

美しくお歌の上手なお2人!!!最高!

 

すみれの方は各回歌姫の方が選ばれていたのでしょうか?

この回はもちろんカン様(初風諄さん)!!!

ウタコさんのエスコートで優雅に出て来られて

美声を響かせていらっしゃいました。素敵。

 

 

ラストは「フォーエバー・タカラヅカ

ここはまた香盤順に皆さん並ばれて

出演者全員揃ってのパレードですね。

 

あぁなんて豪華な公演を私は見ているのだろう、

そんな幸せな気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

さてさて。

もう1つ私が観劇できた

月組Aバージョン」についてを。

 

ALL版とは違った場面を中心に。

 

月組ファンとしてはやっぱりこちらの方が

組の100周年記念の色合いは強いかも、と思いました。

ALLはもうただのお祭りでした。笑


ウタコさんセンターの両サイドにミミさんカナメさんとか

本当に信じられないレベルに最高だし

そのまたサイドに現実には有り得なかった

まみゆうこが並んでるとか本当に嬉しい。

 


最初から最後まで知らず知らずのうちに流れ出る涙を

拭いつつの観劇でありました。

 

 

ALLとは違って、

黒い瞳」→「情熱の翼」が2曲連続で

一旦引っ込んだ優子ちゃんが

お衣装はケープを取るだけだったけど

髪型は変えて来てたの本当に好き。


娘役ヲタってこういうのに弱いよね、ホント!


あとね、まみさんのお衣装、

背中に翼モチーフが付いてたの!好き!

 

ランベスウォークの場面。


優子ちゃんは青ドレスで

マミさんは黒のパンツスーツなんだけど

胸元に青いお花のコサージュ付けてるの!


観劇2回目の時にそれに気づいて

お揃い!可愛い!

自分の中で勝手に盛り上がって大騒ぎ。笑

 

後日談で、これはマミさんが優子ちゃんのドレスに

合わせてお揃いでつけてくださったものだとわかりました。

もう本当にマミさんのこんなさりげないお優しさ、

これもずっとずっと変わらない素敵なところですよね・・・

 


ランベスウォークの間ね、ずっとお隣なんですよ・・・
ずっと笑いあってるんですよ・・・
マミさんが背中合わせするタイミングを忘れそうになって

それでまた笑ってるのー!ねぇ!(号泣)



MCコーナー

真琴姿月彩輝風花といった豪華メンバー。


最初、まみゆうこの間にずんこさんがいたんだけど、

トークの途中でマミさんが

「私相手役なので」って言って

ずんゆうこの間に割って入ったの!

 

頭パァーンてなって召されたよね。

死因はきゅん死ね。


(もちろんハケる袖の段取りの都合とかなんだろうって

わかってはいるんですよー!笑)


ずんこさんがエルドラードの話を始めた時に

ずんゆうこが一緒に♪愛の残骸〜って歌い始めて

マミさんもびっくりしてて。
今回のセトリに入ってなかったから無理矢理入れてみた!

って言ってて相変わらずずんゆうこ仲良しで可愛い。
当時月にいなかったさえちゃんまで付き合ってくれてありがとう…笑

 

真「巻き入ってるからずんちゃん次の曲紹介早口でお願いします!」
姿「私ちょっと苦手なのでマミさんお願いします!」
真(超早口)「タカラヅカオーレの中で歌った曲が?」
姿(精一杯の早口)「夜霧のモンマルトル!」
真(余裕の早口)「風と共に去りぬの新公で演じたのが?」
姿「レッドバトラー!の、さよならは夕映えの中で!」

 

っていうマミずんのやり取りにも癒された。笑

時間が押してるから優子ちゃんが自己紹介の時に

花組で初舞台を踏みまして組周りを経て月組に配属され

そこからずーっと月組さんに育てて頂きました!」

って一気に早口で言ったら後ろの席のおばさまが

「しっかりしてるわねえ〜」って呟いたのも笑ってしまった。笑

 

 

 

 

2幕にはオリジナルショー場面もあり。


退団して20年以上経ってるのに

最愛のトップコンビの新場面

が見られるって信じられる?

 

(私はいまだに信じられない)

 

この場面の初回公演の観劇だったから

事前情報も何もなく見たんですよね。

まず優子ちゃんが男役さんを率いてガッツリ踊って

その後タモさんが出てきて一緒に踊るのが新鮮な組み合わせ!

 

・・・なんですけどね、

やっぱり心はマミさんを求めてしまうわけで(贅沢)

 

そしたらその後はマミさんが男役さんを率いて

「Fly me to the Moon」

ハットを被って案外しっかり目に踊るんだけど、

動きのひとつひとつが本当にかっこよくて

私の愛した男役さんがそこにいて、

そしてきっとこれが瀬奈さんや瀬戸さんに

受け継がれているんだろうなーなんてことも思ったり。

 

ここはもうほんっとうにマミさんのダンスが

ただただひたすらにかっこよくて

退団されて何年???ってビックリしちゃうくらい

しっかり踊られる最高の場面だったから、

絡みがないのもまぁ仕方ないかと思いつつ、

でも優子ちゃん、タモさん、マミさん、と

3人とも同系統の色のお衣装で登場だったから

この後もしかしたらもしかするかもしれないし

まだ諦めるのは早い!って思ってたら

今度はタモさんがみどりちゃんと腕組んで出て来たの!

 

 

なんでだよ!

そっちはコンビなのかよ!

ずるいじゃん!

 

 

とか思ってたら反対袖からまみゆうこ一緒に出て来て

 

 

あ…あぁぁ…あぁぁぁぁあぁぁ…って

 

 

言葉にならない思いが溢れて壊れるかと思った。笑

 

タモみどまみゆうこの2組のコンビが、

2カップルで可愛く歌い踊ってて、

マミさんの腕に自分の腕を絡めて嬉しそうに笑ってる姿に

99年レビュスペの赤鼻のトナカイを思い出しましたよね。

 

あの頃と変わらないお顔の近付け具合でした!

ありがとうございました!

 



そしてそして。

この日、1番涙腺が崩壊したのは

カナメさんの「銀の狼」でした。
やっぱり正塚作品は曲がいい。

そして変わらぬカナメさんとよしこさんの美男美女っぷり。

シルバ好きだったなー!


バロンに続いて銀の狼もそろそろ再演見たいんですよね。

今なら花組で見たい!
そして私はハードボイルドエッグも見たいんですよ。

あれも曲がいいんですよねー!

月組とかどうでしょう?

2番手さんが大人の男を演じられることが必須だからね!

 

 

カナメさんといえば!あれ!

「ル・ポアゾンの!

プロローグの!あれ!

「愛の媚薬について」!!!

 

まさかあれを生で聞けるだなんて!!!!!

 

カナメさんはですね、

「Unchaind My Heart」まで

歌ってくださって!!!

 

そしてなんと退団後の出演作だというのに

レベッカまで

歌ってくださったんですよ!!!

 

もう本当にどれもこれも最高で・・・

歌声の深みといいましょうかね・・・

あーもう本当に好きです。

 

そしてどの場面もこれまたお衣装が素敵で!

どれもこれもお似合いでお美しいし、

それでいてそのお役や場面の雰囲気にも

しっかりと合っていて。

 

私を宝塚の世界にどっぷりと引きずり込んだ、

あの、涼風真世さまの魅力が満載で、

初恋ジェンヌさまの素敵さを再確認致しました。

 

 

カナメさんはよしこさんとコンビMCもあり。

カナメさんのフリーダムトーク

よしこさんがしっかり合わせてくれるのも懐かしい。


ウタコさんの歌終わりで♪ラノスタルジーって

歌いながらご機嫌に登場してくるカナメさん最高に可愛かった・・・

カナメさんがパンフ宣伝するときに

マイクを預かるよしこさまの自然さにもときめく!

 

 

そしてそのウタコさんは「ラ・ノスタルジー

そしてそして「川霧の橋」

歌ってくださったのですよ!

もちろんこだまさんもいらっしゃるのですよ!豪華!!!

 

「もうどこへもいくな」

の名台詞をあのウタコさんのお声で聞けるなんて。

そしてそれに頷くミミさんの可愛らしさったら!!!

 

 

瀬奈Jさんの「Apassionado!!」

珠城さんが加わったり、

 

今度はその珠城さんの「CRYSTAL TAKARAZUKA」

紫門のゆりちゃんが加わったりとか、

 

そんなのも楽しかったですね。

 

 

初恋のカナメさんの退団により傷心してた頃に好きだったのが

ヤンミキみはるトリオの花組なんだけど、多分私は

「娘役トップと2番手さんが仲良しで

 2人してトップさんのことが大好き」

っていうトリオが好きなんだなってことも

GMの各公演のレポ見てて改めて思ったりもしましたね。
(ex.ノンまみゆうこ、だいきほ咲奈)

 

 

あ、あとパンフのお話

 

「好きだった場面」でマミさんがとあるショーの場面を挙げてるんだけど、

それについてのマミさんのコメントが

「振りを間違えそうになった私を正しい方は導いてくれた

相手役の風花舞さんのダンス!今回も期待してます!」で、

もうマミさんへの感情がらぶでしかない。マジでらぶ。

 

 

そして優子ちゃん。

ここに載せるお写真。

インスタで「どれがいい?」と事前アンケートをしてくださって!!

もちろんその時には私たちには何のアンケートなのか

知らされてはいなかったのだけれど。

でも客席に座ってパンフを開いてすぐ!わかりました!

あーあの時のアンケートはこれに載せるお写真だったんだなって。

そして公演終了後にご本人さまも

「応援してくださってる方が喜んでくれる方がいいなと思って」

的なことを言ってくださってね・・・

なんかもうそんなお心の優しさに触れて改めて深く感動したりしましたね。

 

 

 

 

 

さて。これより以下は

公演から派生した思い出のメモ書きです。

(有益な情報はなにひとつないかもしれません笑)

 

 

優子ちゃんのインスタ、ラジオトーク

そしてマミさんのブログ。

これらにおけるマミゆうこの萌えエピの記録です。

(萌えに爆発し続けた幸せな日々でございました)

 

まずはお稽古段階で優子ちゃんのインスタと

マミさんのブログの両方に現れた2ショット!

待ってたぁ待ってたよぉぉぉぉ・・・と崩れ落ちたあの日。

忘れられませんね。笑

 

ameblo.jp

 

マミさんの

「風花 舞さんこと
ゆうこ にリードしてもらって
コンビ復活です!!」

のお言葉も本当に嬉しい・・・!!!

 

 

大阪公演千秋楽にあたって。

 

 
 
 
 
 
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ameblo.jp

 

 

まさかまさかの大阪から東京へ

仲良く一緒に新幹線で帰ってくる様子を見せて頂けるとはーーー!!!

思いもしなかった萌え爆弾の投下にスマホ放り投げそうになったよね!

 

それぞれでちょっとお写真違うのよね。最高ね。

2人ともすっごく楽しそうだし、

ご本人たちも自分たちのこと楽しそうって書いてるから

そんなん「そう」じゃなくて本当に楽しかったってことでしょ?

ねぇ?そういうことなんでしょ???(大興奮)

 

何をどうやってどんな流れで一緒の便で帰ることになって

どうやって隣席抑えたのかとか誰か教えて?

通路挟んで隣も関係者っぽいけど学年順ならこの並びにはならないよね?
この公演誰が楽屋日記担当ですか?

えと文でも組レポでもいいんですけどーーーーー???

 

 

すみません、取り乱しました・・・

 

 

(いやでもこれは正気失うでしょ?

皆さんもご自分の贔屓コンビで想像してみて?

ね?軽く爆発するでしょ?ね???)

 

 

 

そしてとどめがこれですよ・・・

 

あの、とっても可愛かったランベスウォークのお2人。

優子ちゃんのドレスに合わせてお揃いで着けてくださった

ブルーのコサージュが胸元に輝いてる。

このブルーのドレスの優子ちゃん、とっても可愛くて大好きだったし、

お2人の表情がとっても素敵でこんなお写真を

私たちにも見せてくださって本当に本当に感謝!!!

 

 

 
 
 
 
 
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「ありがと…マミさん😭
このことだけではなくて、本当に、色々と。

Greatest Moment、夢のように楽しく幸せな時間を共有させていただき、本当に感謝しています。」

 

 

ameblo.jp

 

「今回、一番
舞台内外で支えてくれて
一部に出ていない日も
袖で見守ってくれた
大切なパートナーです。」

 

 

 

お2人が本当に信頼し合っている様子が伝わって来て

とても嬉しいしありがたいし、

私たちファンもとても幸せな気持ちになります。

 

 

そして優子ちゃんが最後に

「そして!
今日11月25日は真琴つばさ様お誕生日🎉
おめでとうございます。
いつもありがとうございます!

いつどこにいても、マミさんが幸せでありますように☺」

というメッセージを送っていて

更に更にじわじわと感動してしまったのでした・・・(泣)

 

 

 

 

あとはお写真ないネタを箇条書きで。

インスタライブやラジオトークより。

 

※あくまで私が拾ったニュアンスをメモ書きしたものですので

ご本人がお話されたそのままではありません。

 

 

★お揃いの青コサージュの話


マミさんと一緒に出る場面はお衣装も相談して決めたけど、

ランベスウォークでマミさんと絡むのは後から決まったから

「顎で受け止めて」に合わせて青ドレスは自分で決めた。


マミさんが青い布を探してるのを聞いても

何に必要なのかはわかってなくて、

青のコサージュを付けて「お揃いにした」って言われて

初めて自分のドレスに合わせてくれたとわかった。


それがあまりに嬉しくて喜びを大爆発させてたら

「そんなに喜びポイントだった?」と驚かれたらしい。

 

マミさんは本当に自然にさり気なく

イケメン発揮してくれちゃうからなー!

(最高。好きです。)

 

 

 

ランベスウォークの場面もね、

出演者によって立ち位置が変わったりして、

いつもは真琴さんの隣なんだけど今日は瀬奈さんだったの。

頭ではそうわかってたのになぜだか真琴さんの方に行っちゃって」

 

みたいな話もしてて思い出して改めてじわじわ萌えてる(笑)

 

 

 

★楽公演のランベスウォークのお話

 

いつもは月組だけのこの場面に急遽花組さんが出演することになって、

慣れない花組さんのために月組メンバーが1人ずつサポートすることに。

 

ヤンさんにはマミさん。ミキさんには優子ちゃん。

 

優子ちゃんはミキさんとポーズも決めてたのに直前になって

ヤンさんが「マミとじゃない方がいい」と言い出し(笑)

結局ヤンミキ&マミゆうこになったらしい。笑(可愛い)

 

 

★戻って来てしまうマミさんのお話1

 

情熱の翼の後、日によってマミさんだけが残る日がある。

でも一緒にハケなきゃいけない日にマミさんが動かない気配を察して

手を引いて連れてハケた。

 

どうしたの?って聞いたら、ぽぉーっとしちゃったって。

そしてまた爆笑。


マミさんほんとに可愛い・・・

 

 

★戻って来てしまうマミさんのお話2


残らなきゃいけない場面でなぜかいつもハケてしまうマミさん。

ある時から優子ちゃんが「ステイ!」と声を掛けると

無事残れるようになった。

 

毎公演袖から見守っていたけれど、でもある日自分の着替えが

遅れた時にマミさんが戻ってきちゃったらしく

袖にいた(確か)みはるちゃんに

「優子が袖にいないからマミさん戻ってきちゃったじゃん!」と

ものすごく責められたらしい(笑)


もはや扱いが保護者(可愛い)

 

 

★ある日のフィナーレのお話

 

その日は珍しくフィナーレもお隣だったまみゆうこの2人。

 

幕前で歌い終わった後優子ちゃんのところまで来て止まってしまうマミさん。

でもすでにペイさん、ミキさんといわゆる噴水ウォークがスタートしてて

そこに続かなきゃいけないのに見つめ合ってしまう2人。

 

仕方ないので、そっとマミさんの肩を押し身体ごと向きを変え

半強制的に歩いてもらうことに。


そのことに自ら爆笑し笑いが止まらなくなってしまったマミさん。

 


同日ソワレ同じ場面。
「今度は大丈夫ですちゃんとわかってます」って表情で

優子ちゃんにアピールしてからミキさんの後ろを歩いていったらしい。

可愛い。

 

 

 

ご本人様的には多分全く意図的じゃないんだけど、
「あー真琴さんとの面白い話いっぱいあったのになー

ありすぎて選べないし時間ないからまた話すねー」
って言うバラエティ番組の続きは次週!みたいなことされたことあった!笑
ほんと優子ちゃんそんなとこある!笑(可愛い)

 

 

マミさんとのエピソードを話す時に

「どこまで話していいのかわからないけど、

でも、誰にも迷惑のかかってない、

ただマミさんが可愛い話だから大丈夫だと思う。うん」

って言ってたのがなんだかほんと

私の好きな優子ちゃんの私の好きなとこだった。好き。

 

 

「マミさんは多分すごく頭のいい人で、

いつも同時にいろんなことを考えてる。

だから掛ける言葉は長々とよりも

ステイ!のような簡潔なものの方がいい。

下級生が生意気に見えるかもしれないけど

周りは私たちの信頼関係をわかってくれてるし、

何よりマミさんが受け入れてくださってるからそれでいい」

 

かっこいいし温かいし素晴らしい。

(重ね重ね、あくまでニュアンスでお届けしています)

 

 

 

あと、ちょっとだけ。

マミさん以外のネタも。

 

 

★よしこさんとカナメさんのお話

 

よしこさんのお話になると「よしこさん可愛い」を連呼。

「カナメさんのお話をされてるよしこさんがものすごく可愛い」

と話してる優子ちゃんが可愛い。

 

よしこさんはミッフィが好きで楽屋グッズも全部ミッフィ。

ある日加湿器が壊れてミッフィの加湿器を買おうか迷ってる

よしこさんにさえちゃんと2人で

「買っちゃいなよ」「2種類あるなら両方買っちゃいなよ」

と悪魔の囁きをしたら本当にお買いになられた模様。笑笑

 

退団後同じ舞台に立つのは初めてだったけど

東京では楽屋が同じでたくさんお喋り出来たとすごく嬉しそうだった。

 

そしてカナメさんのことも、本当に変わらない。お美しい。って。

 

カナメさんとよしこさんが歌われている姿には

下級生時代の思い出がよみがえって

同期のさえちゃんと泣いていたそう。

 

 

★ウタコさんとミミさんのお話

 

花組ver.の舞台稽古の日。

出演が2幕のみの3人(剣こだま風花)はかなりの待ち時間。

 

楽屋で1人時間を潰してそろそろかな?と上級生楽屋に向かったら

なぜかウタコさんミミさんが2人で楽屋をウロウロしてて

「優子!いいとこに来た!」

「ねぇ何してこの時間過ごしてたらいいかわからないんだけど」

「何してたらいい?」と言われ大爆笑!

 

こんなことならもっと早く遊びに来たらよかったなと思いつつ、

そんなお2人の様子がたまらなく可愛かったらしい。

その後、じゃあ行きましょうかー?と3人で舞台フロアに向かったらしい。

 

ねぇなんなのどこもかしこも可愛いが溢れてるんですけど。

 

 

 

★ペイさんのお話

 

ペイさんとは以前OG公演で少しご一緒したことがある。

 

今回も最初に「風花舞ですよろしくお願いします」とご挨拶しに行ったら

超絶真面目な顔で「はじめまして榛名由梨です」って挨拶されたらしい。

 

ペイさん笑笑笑

 

 

★ミキさんのお話

 

フィナーレの黒×金のドレスはお衣装さんがご用意してくれたもの。


月組ver.を客席から見たミキさんが

「優子あのドレスすごくよかった!

あれもらえるならもらった方がいいよ!」と褒めてくださったそう。


そして無事もらえたそうなのでまたどこかで着てくれるかも。

楽しみ。

 

 

★珠城りょうちゃんのお話

 

公演途中では何も食べないけど昼用夜用のお弁当を

夜遅くホテルに戻って食べたりしてた。2個とも。

 

それなのに翌朝は6時に起きてホテルの朝食をモリモリ食べてた。

梅芸前のファミマでファミチキ買って食べたりもした。

揚げ物ばっかりの日もあった。とにかくよく食べた。

 

開演前のメイク室でそんな話をしていたら

同じ部屋の離れたとこでメイクしてた珠城りょうちゃんから

「風花さんもファミチキとか食べるんだぁ〜」って驚かれた。笑


「食べるよ!」って返したらやっぱり驚いてた。笑

 

出番以外はずっと同期のさえちゃんと一緒だったんだけど、

黒い瞳の場面をいつも袖で見てるさえちゃんは

「優子娘役みたいwww」ってゲラゲラ笑いながら見てる。


一緒に笑ってたと言われた珠城りょうちゃんは

「私は笑ってません!」と否定してた。

 

珠城さんの言い方が想像出来すぎる。可愛い。

 

 

★「ゆうこりん」呼びのお話


OGシカゴの時にアドバイザーの大澄賢也さんに

ゆうこりんて呼ばれてたからその時の下級生たちがそう呼ぶ。

前にOG公演で一緒になったみどりちゃんもそう呼ぶから

瀬奈Jのゆうこりん呼びは多分そのあたりの影響だと思う

 

 

★「みはるちゃん」のお話

 

基本的には「森奈さん」「みはるさん」って呼んでるのに

時折ポロリと「みはるちゃん」って呼んでたー!


みはるちゃん呼びたまらんー!可愛いー!


娘役さんではまりもちゃんや彩音ちゃんの話も出た。

とても可愛がっているのがよくわかって微笑ましい。

 

 

 

ちょっと後半は本当にただのメモと化してますけれども、

まぁ己の備忘録のためのblogですのでね。

 

 

と、いったわけで。

最高の思い出を残してくれた

「GreatestMoment」

ちょうどいいタイミングで休演や公演中止などもなく

きっとそれぞれの出演者さまとそのファンの皆様にとって

最高に素晴らしい公演であったんじゃないかと思います。

 

こんな素晴らしい企画をしてくださった関係者の皆様、

本当にありがとうございましたーーー!!!

 

 

 

1つだけ我がままを言えるならば・・・

 

スカステでの放送待ってまーす!!!

(かなり本気で!いつまでも待ってるから!)

 

 

はい、さすがにそろそろ終わりにします。

キリがないからね。

 

 

お次は配信で見た宙組さんの全ツについてになる予定です!

 

「プロミセス、プロミセス」@DC

続いてはこちらの作品についてを。

 

昨秋にドラマシティにて観劇した

芹香斗亜さん主演「プロミセス、プロミセス」

 

これが劇場での観劇としては2021年の宝塚納めでした。

(このあと配信でもう1作品観ましたけどね)

 

(そしてもうネバセイ始まっちゃってますけどね)

 

 

 

ブロードウェイ・ミュージカル
『プロミセス、プロミセス』
PROMISES, PROMISES
Book by Neil Simon
Based on the Screenplay THE APARTMENT by Billy Wilder and I.A.L. Diamond
翻訳・演出/原田 諒

 

主演:芹香 斗亜  

 

シアター・ドラマシティ 2021年11月13日(土)~11月18日(木)

東京建物 Brillia HALL 2021年11月30日(火)~12月7日(火)

 

ニューヨークの保険会社に勤める経理担当のチャックは、

食堂係のフランに心惹かれているが、

相手にもされず空虚な毎日を過ごしていた。

そんなある日、チャックは会社の重役から、

妻には言えない秘密の逢引きのためにアパートの鍵を貸してほしいと頼まれる。

困惑しつつもその依頼を受け入れるお人好しのチャック。

いつしかそんな彼の噂が重役たちの間で広まり、

ついには人事部長のシェルドレイクからも依頼が舞い込む始末。

チャックは出世のチャンスとばかりにシェルドレイクにアパートの部屋を貸すが、

ひょんなことから、彼の不貞の相手がフランであることを知ってしまう。

出世か、恋か──

アパートの隣人やフランの兄などをも巻き込み、物語は思いもよらぬ展開に!


アカデミー作品賞ほか多くの受賞歴を誇る名作映画「アパートの鍵貸します」をベースに、

おかしな二人」「第二章」などで知られる喜劇王ニール・サイモンが脚色、

アメリカ音楽界の名コンビ、作曲家バート・バカラックと作詞家ハル・デヴィッドによる

軽快な音楽に彩られたロマンチック・コメディ。

1968年のブロードウェイ初演時には1281回のロングランを達成、

2010年のリバイバル公演も絶賛を博しました。

今回は男役スターとして益々輝きを放つ芹香斗亜主演の宝塚歌劇バージョンとして華やかに、

そしてよりポップでファッショナブルな新演出によるお洒落な大人の都会派コメディとしてお届けします。

コミカルながらも切なくて甘い珠玉のブロードウェイ・ミュージカルにどうぞご期待ください。   

 

宙組公演 『プロミセス、プロミセス』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

キキちゃんの主演作は初主演のガーシュイン以外は

ずっと観て来ているけれど

今回はチケット獲得にかなり苦労しました・・・

 

結局自力ではゲットできず、

お友達のおかげで観劇出来ました。

 

これはもう本当に観劇できてよかった、と心から思う

最高にハッピーで楽しいミュージカル作品でした!

 

 

 

まず幕開き最初のナンバーで、

(まぁミュージカル作品によくありがちなナンバーではあったんだけど)

あーやっぱりミュージカル楽しいなって思うと同時に

このレベルで安心してミュージカル作品出来るトップコンビは必要だよねって思った。

 

キキじゅりほんと待ってるから



キキじゅりは2人ともが上手いのはもちろんなんだけど

歌声も綺麗にハモってたし

膨大な量の台詞をテンポ良く掛け合ってるのとか相性もいいと思うんだよね。

 

くしゃみが止まらない主人公と

しゃっくりが止まらないヒロインの

2人の歌とか下手な人がやったら大事故よ?



キキちゃんチャック

主人公で台詞も歌もたくさんありながら

説明台詞も多くて客席に語りかける場面も多いから、

基本的な実力に加えて本人の愛嬌が大きな魅力になってる。

 

それでいてスーツの着こなしとかは満点の素晴らしさ。

多分客席みんな彼のこと保護者みたいな感覚で見守ってたと思う。

何をやっても可もなく不可もなくの平均点で

イマイチ存在感の薄い彼だけど、

心根はすごく優しくてフランのことが大好きで、

でもやっぱり男の本能には逆らえないかーっていう可愛さもあって

そして毅然とした強さを見せることもある。

彼のこれからの人生に幸あれと心から願ってしまうよね。

 

峰里ちゃんのフランがまた隅から隅まで可愛くて!

お衣装も鬘も全部イイ!

あとやっぱりミュージカル作品のヒロインが歌えるの最低条件だと思う。

作品自体のレベルが俄然上がる。
浮かれて喜んでる姿も落ち込んで泣きそうな姿も魅力的なヒロインだった!

2幕の方がもちろんストーリーは深いんだけど

キキじゅりの台詞のやり取りとしては前半が結構好み。


チャック→フランの矢印は強いんだけどその逆は、

顔は知ってるんだけど名前はなんとなくしか覚えてない、

みたいな期待薄さなんだよね。

でも彼女はちゃんと彼の存在に気付いてくれてる。

チャックみたいな温厚で優しい人の魅力に早く気付けた方が

絶対にフランは幸せになれると思うんだけど、

でも、シェルドレイクみたいな男がかっこよく見えて

ハマってしまう気持ちもわかるんだよね・・・


もうフランの葛藤と辛さと

でもその中にほんの少しの幸せを見出してしまうの、見てて本当に辛い。



和希シェルドレイクの言ってることはさ、

自分が瀬戸花的立ち位置で聞けば、

はぁーん?ふざけんじゃないよ!って思えるんだけど、

でも彼に夢中なフラン視点から見ると、

目の前で大好きな人にあんなこと言われたら断ち切れないよね

うわぁーん思い出しても辛くなってきた!

ってかさ!そらちゃんがかっこいいのよ!

確実にレストレード警部の経験が活きてる!
もしかしたらフランのことは本当に愛してるのかもしれないって

ちょっと思わされちゃったけど結局本当にクズだったから

主人公カップルを心から祝福出来てよかった!笑


キキそらが芝居も歌も安定の相性の良さだったけど、

キキちゃんが重役そらちゃんにペコペコしてる姿は新鮮だった!笑


でも私はキキそらの並びが大好きだったから

やっぱり寂しさの方が大きいかも(号泣)

 

キキじゅり、キキそらに負けないくらい、

キキぽんもよかった!


ドレファス先生役のまゆぽんはもう大御所感満載なんだけど

可愛らしい隣人さんでチャックとのやり取りが微笑ましくて!

たくさん笑わせてもらったけど、

でもフランに語りかけるようなナンバーでは泣けてしまった。

これからも若い2人を見守ってほしいな!

 

で、ですよ。
今回の大敢闘賞はなんといってもルイマキセですよ。
本当に急遽の代役だなんて信じられないくらい

劇場中の注目を掻っ攫っていった。すごいわ。


多分フクロウ見るたびに思い出すわ、マージ

最高だった。

 

 

もう1人。大活躍だったのが

シェルドレイクの秘書・ミスオルスン役の瀬戸花さん!

 

最初はちょっと嫌な人かと思いきや、

最後には打倒・シェルドレイクの女たちの代表みたいになってて

なんかこう、とってもかっこよくて彼女の一種の復讐に

とても胸がスカッとしました。

 


重役さんズは4人一緒に出て来てみんな渋味があっていいんだけど

やっぱりしどーさんは品があってイケメンでしたわ。


バーの場面でバイトしてたしどーさんが本領発揮のかっこよさであった!

 

あと私の大好きな沙羅ちゃんがとびきりキュートだったー!

ピンクのお衣装も可愛いし、

表情とかも作りすぎなくらいきゅるんきゅるんさせててキャラ立ってていい!
後半大暴走な場面もいい!
(扉芸は20世紀号のブルちゃん思い出した笑)

 

2場面くらいコーラス3人娘が出て来るんだけど、

陽彩ちゃんと多分春乃さん、美星さん。かな?


陽彩ちゃんは途中看護師さんもしててナース服可愛かった♡

 

 

OLさんたちの中で、濃いめのピンクのお衣装に

黒髪の娘役さんがちょっと桜乃彩音ちゃんに似てて

可愛かったんだけど、どうやら

バーバラ役の風羽咲季ちゃんのようですね。

また1人お気に入りのかわいこちゃんが増えました。

 

 

 

 

全体を通してナンバーと芝居の割合が絶妙で

流れるように進行していくテンポのいい作品だったように思います。

 

ACT1

 

まずは響き渡る目覚まし時計のベルの音。

パジャマ姿のチャックが布団から登場!

顔洗ったり髭剃ったり歯を磨いたり。

パジャマが一瞬で引き抜かれると

(あれを引き抜きというかはわかりませんが笑)

スーツ姿になって食パンくわえて通勤電車に揺られて出社!

 

満員電車に乗ってる描写や、エレベーターに乗ったり

オフィスで仕事してるセットなんかも

すごく見せ方が上手い。

 

ごくごく普通の保険会社の経理担当で、

存在感が薄いせいかあまり人に気付かれない主人公。

 

 

「こんな僕でも野心がないってわけじゃないんです」

って客席に話しかけるスタイルなのも面白かった。

こんなとこは本当にキキちゃんが上手い!

 

出世欲もあるし、好きな女の子だっている。

 

人事部長シェルドレイクへのゴマすりも忘れない。

 

そして想い人・食堂係のフランの登場シーンでは

「あなたに会いたくて残業してたのよ」

なんて言い寄られるチャックの妄想が展開されて

「嘘です!妄想です!」と現実世界へ。笑

 

このあたりはコメディエンヌキキちゃんの

間の取り方の良さが最高だった。

 

 

実際には彼女に会いたくて毎日食堂へ通い詰めてるのに

「あなた今週は来なかったわね」とか言われてしまう始末。

しかも名前すらちゃんと憶えられていない。

 

 

 

と、冒頭から最初のナンバー

「HALF AS BIG AS LIFE」(「いつかきっと」)

までの間にあっという間に主人公のキャラクター説明から

日中のルーティーン、主な登場人物の紹介まで終わってる。

語り掛けられた客席もすっかり物語の中に入り込んでる。

 

いやー本当によく出来てる。面白い。

 

そしてキキちゃんの歌声がとっても伸びやかで聞いてて気持ちがいい。

 

 

 

1幕で好きだったナンバーはやっぱり

「YOU'LL THINK OF SOMEONE」かな。

「君を待つ人」っていう邦題も可愛い。

 

峰里ちゃんが歌の合間に挟んで来るしゃっくりが超絶上手い。笑

 

このチャックとフランのナンバーは

その前後の会話がまた可愛いんだよね。

 

しゃっくりが止まらないのは

もしかしたらストレス性のものかもしれない。

「もし悩みがあるなら」「僕でよければ」

なチャックがもう本当にいい奴ーーー!!!

 

「何か趣味を持ったら?」という案に

「1人で?」って笑うフラン。

「それなら僕が!」っていう下心を

隠せてないけどちゃんと出せもしないチャック。

 

「君を想う男がいることを忘れないで」と

歌うチャックも可愛くて素敵だったな。

 

 

 

フランと女の子たちの

「I SAY A LITTLE PRAYER

(「あなたを想えば」)

も最高に可愛いナンバーだった!!!

 

♪好きよ好きよ愛してる彼だけを

♪どれだけ会えなくても

っていう歌詞も可愛い。

 

難しいメロディラインに変拍子

それでも峰里ちゃんのストレートに響く力強い歌声から

ひたむきでまっすぐな想いが溢れ出てて最高。好き。

 

 

 

重役さんたちばかりかとうとうシェルドレイクにまで

アパートの鍵を貸すことになったチャックは

代わりにと大好きなバスケットボールのチケットをもらうんだけど。

 

そりゃシェルドレイクからしたら

チャックにはどこかに出掛けて戻って来て欲しくないしね。

 

それで嬉しそうにフランに

「バスケットボール興味ない?」

って聞いちゃうあたりがもうほんと可愛い。

 

しかも実はフランも大のバスケファン。

 

「今日は約束があって」と一旦は断られるものの

用事が終わってから来てくれることになって

大喜びのチャックのナンバー

「SHE LIKES BASKETBALL」

これは運命だと舞い上がるチャックがこれまた可愛い。

 

 

うん。でも、客席は察してる。

 

シェルドレイクがアパートの鍵を借りたのは

フランと会うため。

フランの約束はシェルドレイクに会うため。

 

そんな2人の中華料理店の場面。

 

和希シェルドレイクがさ、

あの甘い声でさ、

あの低く優しく響くいい声でさ、

「会いたかったよ」とか言うんですよ。

 

そればかりか、

綺麗だよ君を想ってる君を愛してる離れたくない

とかとかとか。

言うんですよ。

 

無理だよ無理無理無理。

フランは決別しようって、もう終わりにしようって

思ってるのにね。

これは和希が悪い。笑

(シェルドレイクです)

 

しかもフランのツレナイ態度に

「だったらもう君との関係を終わりにしたい」

とか言い出すんですよ、和希。

(シェルドレイクです)

 

 

「I SAY A LITTLE PRAYER」を歌っていた時の

ときめきMAXなフランちゃんの

キラキラした表情を思い出してしまって

そうだよね酷い男だってわかってても大好きなんだもんね

って切なくなってしまう。

 

チャックとの約束を思い出して「行かなきゃ」って言ってるのに

「大した約束じゃないと言っていただろう?」って

言われて断り切れないんだよね。更に切ない。

 

で、この場面の更なる切ないポイントは

セット1階の中華料理店でそらじゅりが繰り広げられている中、

セット2階のスタジアム入口には、

ドリンク2つとポップコーンを抱えて

フランが来るのを待ってるチャックがいるとこ

 

これ、上下で同時に見せてくるの。えぐい。

 

しかも試合が終わってフランが現れなくても

「きっと僕の風邪がうつったんだ。可哀想に」

とか言うの!

 


その上翌日フランに謝られても

「待ったのはたった15分」とか言うの!

 

ほんとお前いい奴だな、チャック!!!



 

しかも部屋にあった忘れ物まで届けに行ってあげるの!

シェルドレイクに!

キラキラした、でも鏡の割れてるコンパクト。

 

受け取ったシェルドレイクがチャックに

「独身のお前がうらやましいよ」

みたいなことを言って歌い上げるナンバー

「WANTING THINGS」(「欲しいものは」)

は本当に危険!

 

だって、本当にフランのことを想って辛いように見えるんだもん。

だって、歌うの和希そらなんだもん。

 

 

そんなしっとり場面の後に登場してくるミス・オルスン。

 

「あなたカンザス支店の支店長でしょ?

 私ね、ミネアポリス支店長」

 

みたいに話しかけられたフランは

最初は意味がわからないんだけど

結局のところ、彼女もシェルドレイクの元愛人で

同じような元支店長が社内に大勢いて

連れていかれるお店もみんな同じだし

「妻と離婚する」話もみんなにしてるんだって

大きなお世話で教えてくれる。

 

「プレゼントのコンパクトも選んだのは私」って聞いて

(あ、コンパクト・・・さっきの・・・(察し)って

客席がなるとこでしたね。

 

現実を目の前に叩きつけられたフランが

もう本当に可哀想で・・・

ここの峰里ちゃん、本当にいい表情してたんだよね。

 

 

ACT1のラストは社内で盛大に開催される

クリスマスパーティーの場面。

チャックももちろん浮かれてはしゃいでるんだけど

フランの様子がおかしいことに気付いて

「何かあった?」って聞く声が優しくて泣ける。

 

キキちゃんのこの果てしなく優しい声と言い方、大好き。

 

張り切って用意したニット帽をかぶって

「どうかな?」って笑ってるチャックに

ちょ、おま、なんでそれ選んだよ?って

こっちが笑っちゃうんだけど

「自分で見てみたら?」って

フランが自分のコンパクトを

差し出してくれたところで、

さすがにチャックも(察し・・・)ってなるんだよね。

 

あの、シェルドレイクの愛人が投げつけて割れたらしい

例のコンパクトをフランが持ってるんだから。

 

何も言えなくなってフランに

「どうしたの?」って聞かれたチャックの

 

「いや・・・鏡が割れてるから・・・」

 

が最高に素晴らしかった。

 

ここのキキちゃんは本当に素晴らしかった。

 

いつも穏やかに笑ってるチャックだけど

さすがにこれには何も言えなくて

強張った笑顔を張り付けて

なんとかフランに笑いかけてるのがわかって、

キキちゃんの表現が素晴らしいからこそ本当に辛かった。

 

フランの言う「今日はこのあと用事があるの」と

シェルドレイクに頼まれて部屋に用意したツリーやシャンパン。

きっと彼の脳内であれとこれが完全に結びついたであろう

ところでACT1終了~!

(もちろんこの時点で私は泣いてました。笑)

(だってチャック可哀想すぎるでしょ???)

 

 

 

ACT2

 

落ち込んでバーで飲んだくれてるチャック。

そこで出会う個性ツヨツヨ女子マージ。笑

 

クリスマスの夜に1人で飲んでる男と女。

「1晩の出会いなんて求めてないから」とか言っても

それでも何かをちょっと期待してしまう、

物寂しくて別れ難くなってしまう2人。

 

ここでまた素晴らしい、っていうかえぐいのは

マージとうぇーい!なチャックの背後に

事後感たっぷりなシェルドレイクの腕に

抱かれているフランが見えることですよ!!!

(しかもそこチャックの家な!!!)

 

またしてもあのセットの1階と2階のやつですよ!!!

本当に酷い!!!

 

でもシェルドレイクとフランの間に流れるのは

決して甘い空気ではなく

泣いて怒るフランをなだめようとするシェルドレイク。

 

「誓って言う」とか「約束する」とか

「私だって君の側から離れたくない」とか

耳障りのいい甘いフレーズを並べておきながら、

用意できなかったプレゼントの代わりに現金を渡し

今日は家でツリーを飾らないといけないと

いそいそと帰っていくジェフ・クズ・シェルドレイク!!!

 

 

一方その頃チャックくんは

ちゃっかりとマージをお持ち帰り。

なんかここ、チャックくんもやっぱり男の子なんだなって

思うと可愛くて可愛くて。

 

大盛り上がりの2人だけど、

なんと1人でそのままチャックの部屋に残ってたフランが

睡眠薬の過剰摂取で意識不明になって発見されて大騒ぎ。

 

辛かったよね、フラン。泣ける。

 

といったわけでそれどころじゃないので追い出されたマージが

「地獄へ堕ちろー!」って叫んで去ってくの

マジで最高ルイマキセ!!!笑

 

 

お隣に住んでるドレファス医師ぽんさんの協力もあって

なんとか最悪の事態を逃れたフラン。

 

彼女が目を覚ました時に隣にいて欲しいと電話で伝えられても

自宅でご家族に囲まれたシェルドレイクはもちろん来るわけがないし

彼女への労りもなく金だけ出そうとしていて

さすがのチャックも怒りを露わにしているので

見ている私も腹が立つし、怒りで悔しくて涙が出る。

 

 

「死なせて欲しかった」と嘆くフランを叱咤した上で、

身体の傷も心の傷もいつか癒えると励ますドレファスと

一緒になってなんとかフランを元気づけようとするチャックの

「A YOUNG PRETTY GIRL LIKE YOU」は

キキちゃんとまゆぽんの掛け合いが楽しい陽気なナンバー。

 

その後のチャックとフランが少しずつ

打ち解け合っていく姿がとっても微笑ましい。

 

チャックが、多分フランを思いやって、自分の失恋話や

それで自分も死のうとしたことがあると打ち明ける。

 

そうして心の距離が少し縮まったように見える2人の

「I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN」

(「恋よ、さよなら」)もとても可愛い。

 

 

そんなところに現れるのがフランを迎えに来た

兄のカール。(ルイマキセ2役。最高)

 

フランとの仲を誤解したカールが

「地獄へ堕ちろー!」って捨て台詞吐いて去ってくの、

これはずるいじゃん・・・笑

 

 

 

シェルドレイクから中華料理店に呼び出されたチャック。

「ミス・クーベリックの件は僕にお任せください!」

と切り出す覚悟で向かったのに、まさか

「妻とは離婚したので彼女のことは俺が引き受ける」

と言われてしまう。

 

「元秘書からの電話1本でこんなことに」って言ってるから

どうやらミス・オルスンが奥様に電話したようですね。

 

 

このシェルドレイクの秘書のミス・オルスン

1幕でフランにあれこれ言ってきた時には

なんとも感じの悪い嫌味な人だと思ったけど、

シェルドレイクの元を去る時に

「あなたとの関係が終わった時に慰めてくれたのは仕事と給料」

って言いきって、しかもちゃっかりと退職金依頼の書類にも

サインさせてたりしててスマートでかっこいい。

その上シェルドレイク夫婦が本当に破綻したのなら

あっぱれな復讐劇。

 

そう考えるとかつてフランに言った

「コンパクトなんて売り払ってスニーカー買って早く逃げなさい」

って台詞も嫌味じゃなく本当に意味のあるアドバイスに聞こえてくる。

 

見てるこちらまでスカッとさせてくれる

かっこいいお役でした、ミス・オルスン。

(なのに何で退団しちゃうんだよぉせとぅ・・・涙)

 

 

 

目の前にいるシェルドレイクが

離婚早々フランに結婚を申し込むつもりだと言って、

それでも結婚までは時間がかかるから

それまでまたチャックの部屋を借りたいと、

そうのうのうと言われてついに感情を爆発させたチャックくん。

 

そこからのタイトルナンバー

「PROMISES,PROMISES」

キキちゃんのかなりの見せ場。

 

♪心に嘘をつかず生きていこう
♪もう怖いものはない
♪恐れはしない

 

そう、セットの高い高いところで

劇場中に響き渡るええ声で歌い上げるチャックくん。

 

キキちゃんは声量と声の伸びが本当に気持ちいい。

 

 

もう荷物をまとめてこの街を出て行こう、

そんなチャックくんにドレファス先生が

「その後彼女あれからどうしてる?」って聞くのね。

 

そしてそう聞かれて答えられなくて
「これ開けちゃいません?」って酒瓶を出すの。

本当は辛いのに強がって笑顔でお話してるの。

もう見てて本当に辛い。

 

傷心のチャックがドレファス先生と2人で

お酒を飲もうとしているところにフランが駆けこんで来る。

 

 

シェルドレイクにプロポーズされたと言うフランに

「なんて答えたの?」と問うチャック。

 

「なんて答えたと思う?」

 

この後に訪れる静寂のタイミングで

「なんて答えたんだ?」

って痺れを切らして入ってくるドレファス先生最高。笑

 


シェルドレイクと自分は全然相性がよくない。
だってバスケットも知らないし。

心から自分を思ってくれる人は目の前にいると、

そう気付いたんだと打ち明けるフラン。

 

 

 

「愛してる」
「聞こえなかったわ」

 

 

「僕は君が大好きだって言ったんだ」
「聞こえた」

 

 

なんて可愛らしい愛の告白なんでしょうね。

もう甘々で可愛すぎて泣けてきますよね。

 

 

 

うわぁーん

おめでとうチャックーーー!!!

幸せになるんだよーフランーーー!!!

 

 

最高のハッピーエンドをありがとう!!!

 

 

 

さて。カーテンコールです。


セットも曲もクリスマス仕様。可愛い。

 

部屋のベッドから顔を出す

チャックとフラン

もうこの2人の幸せを心から願うマンと化しているので

2人が幸せそうに笑い合ってるだけでこちらも最高に幸せ。

 

そしてそこにスタンバイするキキじゅりの様子を

想像すると容易に萌えられるので2度美味しかったです。

 

原田先生ありがとうございました!



楽公演のカテコの模様もスカステニュースで見ましたけれど。


宙組子として最後となる和希のそらちゃんが

ソファの真ん中に座らされて

キキちゃんからお花を渡されて感無量な姿に

こちらも胸がいっぱいになりました。

 

キキちゃんからそらちゃんへの言葉が

本当に戦友・同志への愛ある励ましで
「大変なんですよいろいろと」と組替経験者からの

実感のこもった言葉もあり本当に温かかったですね。

 

 

 

とにもかくにも観劇後には

あー楽しかったー!!!

って大声で叫びたくなるくらいの作品でした。

 

贔屓を追う演目とは違って作品自体を楽しめる上に

キキちゃん峰里ちゃんそらちゃんと大好きなトリオなんだもん。

そりゃ楽しいよね。実力的にも文句なしだし。

 

そんな「プロミセス、プロミセス」の思い出でした。

 

続きましてはOG公演「GM」についてを書きたいと思います!

(こちらもまた長くなりそうです。笑)

ミュージカル『ドン・ジュアン』

続いては昨秋のこの公演

 

ミュージカル「ドン・ジュアン

 

についてを書きたいと思います。

 

 

ソース画像を表示

 

この公演は、4月に退団したきほちゃんの

退団後の女優さんとしてのデビュー作品でした。

 

張り切って初日から観て参りました。

初日の感想はこちら↓

 

coco7698.hatenablog.com


この記事の最後に

「映像が無理ならせめて音源だけでも」

って書いてるんですけど、

なんとDVDを発売してくださるとのことで!!!

嬉しいです本当にありがとうございます!!!

(しかもなんとキャトルさんが販売してくださるとのことで

身内感半端ないのが更にありがたいです!笑)

 

 

youtu.be

 

 

発売は4月とのこと・・・遠い・・・

 

とりあえず記憶の限りで思い出し記事を

まとめておきたいと思います。

 

 

ソース画像を表示

 

ミュージカル『ドン・ジュアン』

作詞・作曲:フェリックス・グレイ
潤色・演出:生田大和(宝塚歌劇団)

 

物語の舞台はスペイン、アンダルシア。

毎夜、欲望の赴くままに女と酒を求め続けて放蕩の限りを尽くす色男、ドン・ジュアン

そんな稀代の色男がいつしか、「真実の愛」によって変貌していく…。

 

<出演>
ドン・ジュアン:藤ヶ谷太輔

マリア:真彩希帆

ラファエル:平間壮一
ドン・カルロ:上口耕平
エルヴィラ:天翔愛

騎士団長/亡霊:吉野圭吾
アンダルシアの美女:上野水香(東京バレエ団)
イザベル:春野寿美礼

ドン・ルイ・テノリオ鶴見辰吾

アンサンブルキャスト(五十音順)
一条俊輝、伊藤寛真、風間無限、鹿糠友和、仙名立宗、西岡寛修、

西田健二、宮垣祐也、山野光
弓野梨佳、小石川茉莉愛、島田友愛、鈴木百花、谷須美子、

則松亜海、花岡麻里名、平井琴望、松島蘭

 

梅田芸術劇場 メインホール  :2021年10月7日(木)~17日(日)   
TBS赤坂ACTシアター  : 2021年10月21日(木)~11月6日(土)    

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

元々、同じ演目を何度も観劇することはないタイプの観劇人ですが

(もちろん「演目」ではなく「贔屓」を観に行くのは複数回)

これは何度でも観たいと思わされる公演でございました!

雪組公演望海版初日に立ち会った観客の興奮が容易に想像出来ますね。

そして出演者たちの思い入れの強さもわかる気がする。

 


まず曲がいい

日本人てスパニッシュっぽい曲調無条件で好きなとこあるしね。

 

 

そして今回の生田・藤ヶ谷版

初演から引き続いてご出演の方々の歌もダンスもレベルが高い!
あとお衣装もセットもすごくいい!

 

初日公演でもうすでに一定のレベルで出来上がってたけど、

それでも2回目、3回目・・・と更によくなってた。

 

 

藤ヶ谷ジュアンと真彩マリアの並びや歌声の相性も良くて、

何よりカンパニー全体がとても仲良さそうで微笑ましくて、

第2章のスタートが素晴らしい公演で生田先生に感謝!

 

 

 

それではメインキャストの方々の印象などをざっくりと。

 

 

★主役ドン・ジュアン:藤ヶ谷くん

 

いやー藤ヶ谷くんはですね、まず思ってた以上にとてもお上手で!

これは嬉しい驚きでした!

 

何よりまず色気とかっこよさが凄くて圧倒されてしまった。

 

これまでバラエティやトーク番組でのお姿しか知らなかったので

歌もダンスもお芝居も未知数、ハードル低めに設定しておいたので

「思ってた以上に」とか言う失礼極まりない感想になっちゃいました!笑



スタイルもいいしダンスもかっこいいし

それでいてマリアとのシーンではめっちゃ甘々な空気を醸し出してくるし

なのにカテコのご挨拶はとても誠実で

劇場まで通うファンが多いのも納得だなぁ、なんてことも思ったり。

 

最初に割れたセットの奥から登場してきた時の

主役感というかスター感も素晴らしかったな。

宝塚ファンの習性なのか思わず拍手しちゃったんだけど

(宝塚の公演ではトップスターさんへの登場拍手が存在します笑)

でも劇場全体から発生した拍手だったように思う。

 

 

冒頭での人の心を持ってないかのような冷たい感じも

騎士団長の亡霊に怯える感じも

ラストの悟った感じもどれも素敵だったけれど、

何よりもマリアの膝枕で幸せそうにしてるのが可愛かった。

 

あれはきゅん死に値する

 

 

 

☆ヒロインマリア:きほちゃん

 

きほちゃんマリアは可愛くて上手で、

私の大好きなきほちゃんだった…!!!

真っ直ぐで純粋でとても可愛い!


これまでの発光してるような陽のオーラはそのままに

幾分かの大人っぽさや色っぽさが増してて

(これは年齢的なものもあるかもだけど)

これからどんなお役・舞台に出会っていくのか、本当に楽しみになった!

 

お衣装は

①最初の石職人のパンツスタイル

②ジュアンと恋に落ちた後の青セットアップ

③甘々「変わる」シーンの白のセットアップ

④「愛が、呪い」からラストの黒ドレス

の4着かな?

カテコは再び②の青セットアップでした。


この③白と④黒の時のダウンスタイルの髪がとてもよかった!

可愛らしさと色気とがイイ具合のバランスで出てて

最高だったのでキャトルで舞台写真販売して欲しいくらいだった!!笑

 

 

★ラファエル:平間さん

 

平間さんは地球ゴージャスの公演やアミューズ系のイベントで

お名前は認識してたんですけど、でも、

こんなに大きなお役でちゃんと拝見するのは初めてで。

 

歌やダンスがお上手なのはもちろん、

ラファエル優しそうですっごく良い奴で。

どこが不満だったんだよぉマリア・・・って思ったり。笑

 

まぁ石職人としての彼女を認めてはくれてなかったですよね。

・・・それでもさすがにちょっとラファエル可哀想過ぎない…???

 

あとはね、カテコでマリアきほちゃんと楽しそうに

わちゃわちゃしてる姿が可愛かった!

 

 

☆ドン・カルロ:上口さん


今回とてもとても印象的だったのがドンカルロの上口さん!

お名前くらいは…の認識だったんだけど、

かっこいいし歌も上手いし台詞も聞き取りやすいし

これはミュージカル界の逸材なのでは…???

(今更何を言ってんだって感じですよね、すみません笑)

 

物語を進めていくストーリーテラー的な立場だったり

台詞にメロディに乗せたようなナンバーを

とってもお上手にこなしていて、

この作品の全体的な流れは上口カルロによって

滑らかに、でも幾分かのザラっとしたものを含みながらも

運ばれていったような気がしています。

 

 

 

★イザベル:春野さん

 

出て来て歌う人がどの人もとりあえずみんな上手かったんだけど、

中でもこの春野イザベルがとんでもなく素晴らしかった!

 

かっこよさと美しさに溢れてて

則松さんと2人で歌うとことか聞き惚れた!

 

藤ヶ谷ジュアンとの並びも

上口カルロとの並びも素敵に似合っちゃう美女っぷりもさすが。

 

 

☆エルヴィラ:天翔愛ちゃん

 

まず声がいい!

澄んだ歌声に情念を滲ませてくるの上手だった。

まだ不安定なとこもあったけど一途さが素敵!

 

私の印象としては初日が1番しっかり歌えてて、

なぜだか日を追うごとによれよれしてきちゃったね。
でも悪くないと思うんだよね、彼女。

荒削りなところが今回のお役には合ってるし。

これからの成長が楽しみな女優さんですね。

 

 

★騎士団長/亡霊:圭吾さん

 

そしてなんといっても圭吾さんが絶品!

声もいいしダンサーだしあの存在感ね!

 

登場の騎士団長として騎士団を率いている場面が

もうすでにかっこいい。

 

その後の亡霊としての出番でも

なんていうのかな、こう、ぬるっとした存在の仕方がいい。

 

主役のジュアンから見た底知れぬ気持ち悪さとか

もう逃げられないんじゃないかっていう不安や恐怖を感じさせる。

 

宝塚版でも言われてるけど、この公演の再演は

主演とこの役の役者が揃わないと難しいよね。

そんなキーポイントなお役ですよね。



☆アンダルシアの美女:上野水香さん

 

エキゾチックな美しさとダンスが素敵だった。

 

あと、バレエダンサーの方だから勝手に

とても身長の低い華奢な方だと思ってたら

これがまた案外長身で!!!

 

エルヴィラちゃんを見下ろす時の迫力が凄かった!

美人の圧ってすごいですよね!

 

しかし数場面の登場にこれだけの大物配するとか

本当に豪華で贅沢ですわ。

 

 

★ドン・ルイ・テノリオ:鶴見さん

 

愛と威厳に溢れた優しくそして哀しいお父さまでした。

 

舞台よりもドラマや映画などの印象の強い鶴見さんだけれど

お歌は上手だし声量も充分だししっかりした舞台演技だし

(ほら映像ばっかりの方が舞台出るといろいろあれなこと多いじゃないですか)

驚いてしまって調べてみたら案外舞台作品やミュージカルにも

ご出演されているのですね!

 

息子を想って歌うソロ曲は切々と感情が伝わって辛くなるし

ラストの悲劇をちゃんと見届けてくれる、

これもまた彼の息子への愛情なんだろうな、なんて思いました。

 

 

 

メインキャストの方だけでなく

アンサンブルの方々もどの方も

歌もダンスもハイレベルで

そしてどんな場面でもセビリアの街に

あの「ドンジュアン」の世界にしっかりと生きていて

だからこそどの場面もどのナンバーも

劇場中にしっかりと広がって観客に届いたんだろうな、って

そんな風に思いました。

 

 

 

さて、では。

以下、印象的だった点など箇条書きにて。

(主にマリアに関する場面になるかと思いますが笑)

 

 

1幕

 

まずはセットが素敵だった

セビリアの荒野。大きな月の背景。夜の酒場。

マリアの工房。2人の寝室。

多くの人が行き交う街の往来。

宝塚の舞台に慣れてると、時折それ以外の舞台のセットを

寂しく感じることもあるけれど、

それがなくて、どれも過不足のない効果的な、

そして素敵なセットで上手な見せ方だったと思う。

(パパ宅のお机だけは見る角度によっては

笑ってはいけない耐久場面でしたけどね笑)

 

 

主役ドンジュアンがなかなか声を発しない

これもなかなかインパクトのある点でしたよね。

まず彼の周りの登場人物が彼についてを語り、

割れたセットの奥から満を持して登場・・・

そこからこの物語の発端となる騎士団長殺しのエピソード。

騎士団長殺し」と街の人々に噂されても

何食わぬ顔でいつものように酒場に現れるドンジュアン。

そしてこれまたいつものように彼に魅了された女たちに囲まれ

でもその女たちを鬱陶しそうに振り払うドンジュアン。

 

そこからのナンバー「俺の名は」

ここがようやくのドンジュアンの第一声。

ここまでNo台詞のNo歌なんですよね。面白い。

 

 

騎士団長殺しの場面の

騎士団長・圭吾さん

「友よ、共に」の兵隊仲間たちとの

ラファエル平間さん

上手くてかっこよくて素敵だった!

 

おそらく騎士団の皆様と兵隊仲間さんたちは

同じ方々なのでしょうけれども

本当に皆様お上手で!!!

あれれ?な人がいないことが驚きであり

寂しくもあり。笑

(宝塚は上手になっていく様子を見守るのも1つの楽しみ方です笑)

 

 

マリアの最初の登場場面

ラファエルが仲間たちに婚約したことを

発表する場面なんだけど、

ラファエルをみつけて嬉しそうに駆け寄ってくる姿とか

バックハグされて照れてる姿とか可愛かったな・・・

 

でも、みんなが婚約祝いしてくれるって言ってるのに

躊躇ってるマリアや、

石像で頭がいっぱいなマリアに不満そうなラファエル。

不穏な空気流れまくりなんだよね。

 

 

「♪ドンルイテノリオ~」

このエルヴィラちゃんのお歌のメロディ頭から離れない。

可愛い。好き。

 

 

悪の華が好き過ぎて、

前奏が流れてくるだけでキタキタキタキタってなるし、

ジュアンとカルロが白熱してくるとゾクゾクするし鳥肌立つ。

藤ヶ谷さんと上口さんのコンビネーションも最高!

 

そもそもこのナンバーは

望海×彩風版ですでに鳥肌認定されてるんだった笑

 

 

そこから続く「快楽(Du plaisir)も好き。超好き。
センターで踊り出す藤ヶ谷くんが

さすがジャニーズ!!!っていう華のあるゴージャスさで

かっこよくて、彼の劇中ナンバーで

私はこれが1番好きかも。

 

 

マリアの工房

ジュアンとマリアの出会い

もしかしたらこの2人は騎士団長の亡霊によって

意図的に出会わされていたのであって、

お互いに恋に落ちるのはその呪いのせいなのかもしれない。

でも、そんなことはどうでもいい。

っていうか、もうそれでもいい。

って思うくらいに2人が運命的に出会って

あっという間にお互いしか見えなくなって

突っ走ってしまうの、本当に可愛かったんだよね。

 

 

マリアの「石の像」のナンバーも好き。

名誉ある騎士団長の石像を任されたことを喜び

自分の制作の世界や作成途中の作品に

うっとりしているようにさえ見える。

少なくとも「婚約者<石像」は確かだと思う。

 

そんなマリアの姿を見つけ、そして見つめるドンジュアン。

出会ってしまった。見つけてしまった。

そうしたらもう離れることはできなくなってしまった。

そんな藤ヶ谷くんの表情が素敵でした!

 

 

♪あなたの~声が聞きたいの~

と歌うマリアがノミ(かな?)をカーンと打つと

それと同時に胸を打たれる衝撃がドンジュアンを襲う。

ベタな演出だけど私は嫌いじゃない。むしろ好き。

 

マリアきほちゃんのカーン!が元気すぎて

可笑しみすらあったのはご愛敬で。笑

 

 

 

マリアと出会ったあとのドンジュアンの

「エメ(Aimer)」

これもまた素敵なナンバーで。

歌詞にある通り本当に「愛に貫かれ」たような

藤ヶ谷くんの表現というか歌い方好きでした。

 

 

 

私はこの演目、映像含め未見で

ストーリーも結末もあまり知らないままの初見だったんですけどね。

 

運命の2人が出会った後にラファエルの場面があって、

戦況芳しくなく兵士たちが次々と倒れていく・・・

あれ・・・これ、もしかして婚約者帰って来ない・・・?

って思わされてしまう憎い流れでしたね。

 

ほらだいたい芝居やミュージカルにおいて

「大丈夫すぐ帰ってくるから」って出征していった人って

帰って来ないじゃないですか。(偏見)

 

 

 

まぁ婚約者が戦地から帰って来ないからと言って

すぐに別の誰かと・・・ってのはどうなのかとか

そんな道徳的なことが脳裏を過らなかったと言えば嘘になりますけど、

でも「亡霊の呪いによって出会わされた運命の2人なのだから」

って脳内で唱えると何でも納得できてしまうの我ながらちょろいな

って感じでしたね。笑

 

 

 

で、まんまと恋に落ちた2人がセビリアの街にいる。

楽しそうに手を取り微笑み合ってる。

 

そんな1幕ラストの

「何かが変わり始めてる」

ここはもうすべてが大好きだった。

 

この場面の曲も2人も街の人々も。

本当に幸せに満ちていて見ている自分も

幸せな気持ちでいっぱいになった。

 

 

まず上口カルロの歌で始まって

お父さまやイザベルやエルヴィラも登場する。
イザベラの歌に合わせてカルロが踊るのも素敵!

 

 

ドンジュアンとマリアが

近い距離で向き合って

足を踏み鳴らしているところが好き

まるでお互いに強く共鳴し合ってるよう。


自分の周りに人を寄せ付けなかったドンジュアンが

マリアに手を引かれて人の輪の真ん中に入っていって

すごく嬉しそうにしてるのとか見ると泣きそうになる。

 

 

街を行く人の赤子を自らの腕に

抱かせてもらった時の藤ヶ谷くんが、

人の温もりや命の尊さを思い出したような

本当にいい表情するんだよね。

なんかこう、人としての血が通い始めるような。

 

それにこの場面はきほちゃんの陽の魅力

強く出ててとても活きてる。

マリアに生命力が溢れすぎてるから

ドンジュアンがそれに引っ張られていく感じが

すごく好き!

 

 

きっとこのあとは悲劇が待ってるんでしょ?

ってそんなのわかってたけど、

でも、ここで迎える1幕ラスト。

本当に幸せな気持ちで幕が降りてくれて嬉しかったな。

 

 

 

2幕

 

セビリアの恋人たち」

 

この場面も本当に可愛かった!

曲調がどこかスパニッシュ調で

セビリアの街に1つの情熱的な恋が生まれたことを

歌っていてすごく好き。

 

 

石像職人としてのマリアから、

お衣装鬘それから表情纏う雰囲気・・・

あらゆる要素がすっかり恋する女の子に変わっていくの、

見てる側も本当に幸せな気持ちになった。


あんな幸せそうなきほちゃん、

在団中のお役ではなかなか見られなかったからな・・・笑

 

マリアの姿を見失っただけで不安で探し回っちゃう

藤ヶ谷ジュアンも可愛すぎた・・・!!!

 

 

1幕ラストでは出会えた歓びにキラキラしつつも

どこかまだ戸惑いが見えて「変わり始めてる」状態なのに、

それが2幕頭になると「変わる」のナンバーを経て

お互いしか見えない・いなくては生きていけないようになる流れが

すごく素敵だったなぁ。


本当に蕩けそうな幸せそうな顔するんだもん。2人とも。

 

でもやっぱりそんな簡単にはこれまでの悪行から、

騎士団長殺し」の男が亡霊の呪いから逃げられるわけもなく。

 

街のみんなからも温かく祝福され・・・るかと思いきや

だんだんと不穏な空気が流れだすと2人の不安そうな

表情にこちらもものすごく心が痛くなりました。

 

そういえばこの場面、私が見ていた回で

マリアの頭に装着されるヴェールがすぐに落ちちゃったことがありまして。
些細なことなんだけど、でもそれによって、

あのヴェール1枚による視覚的効果の大きさなんてものにも

気付かされたりしましたね。

 

 

真っ白なセットで真っ白なお衣装のマリアが歌う

「彼を愛してる」

彼女のドンジュアンへの想いが溢れていて

きほちゃんの歌声もものすごく甘くて柔らくて大好きだった。

 

きほちゃんのあの蕩けそうな幸せ顔は武器だと思う!
あざと可愛いとこが本当に好きです。
 (もちろん褒めてます)

 

 

真っ白な世界を作っている布が上がると

そこには幸せそうに眠っているドンジュアン

 

そこから続く「愛だけが」

2人のデュエットナンバー

 

♪愛だけ
♪愛だけあれば
♪他に何も要らない

 

たとえ街の人たちに何を言われようと

愛だけがあればそれで構わないと歌う2人が本当に可愛い。

 

「君とともに眠り君とともに目覚めるそれだけで幸せ」

と言うドンジュアンに

「いつまで飽きずにいてくれるかしら?」と

可愛く問うマリア。


ドンジュアンが服を着ようとして、

マリアが袖を通すの手伝って、

襟を直してあげたりするのも可愛い。

 

初日だったかな?

ここ、なかなか袖に腕が通らなくて、

でも全然動じずにお芝居続けてて、

でもやっぱり袖は通らなくて笑

それなのにドンジュアンとマリアはいちゃいちゃしてて、

可愛いが溢れすぎてて最高だった!

 


今回はキスシーンも宝塚式だし

ベッドの上に2人が並んでいても夢々しい真っ白な世界で

(イメージとしては花組公演の「愛と革命の詩」)

双方のファンに優しい作りになってたと思う笑

 


お手洗いで一緒になった藤ヶ谷くんファンだと思われるの方々の

「キスシーンちゃんとしてなかったー!楽しみにしてたのに!」

って言う声が聞こえた時には思わず笑っちゃったけど!笑

(「してなくてよかった!」じゃないんですね?!笑)

 

 

いやでも本当に。

短いけれど2人が一緒に過ごす時間から溢れ出す多幸感がすごい。

あのまま幸せになって欲しかったな・・・

 

2人は決してただの一目ぼれではなくて

ちゃんと一緒に過ごす時間の中で距離を縮めてるんだよね。

 

 

こんな2人の幸せが長くは続かない事件が起きる。

なんとラファエルが生還してきてしまう。

 

エルヴィラから、マリアがドンジュアンと付き合っていると

聞かされたラファエルの「マリア」のナンバーも

素晴らしかった!

怒りに満ちた力強い歌声。

 

せっかく生きて帰って来たのに

帰ってこなければよかったような空気を

恋人から感じてしまったらそりゃ辛いよなー

なんて思っていたのだけれど、

「残念だったな俺は帰って来た」

みたいな台詞があって、ますます辛くなりました。

 

 

そういえばパンフを読んだら

ラファエルの出征はレコンキスタだと書いてあって

また世界観の解像度が上がったような気がしました。

余談ですが。

 

あと、雪組版でラファエルを演じたひとこちゃんが

時折「絶対殺すマン」みたいに言われるのは

この曲由来か!と初めて知りました。笑

これも余談ですが。

 

 

 

復讐の炎にラファエルを燃え上がらせた

怨念の塊みたいなエルヴィラもすごい。(こわい)

 

実はマリアに婚約者がいたと知ったドンジュアンの

「嫉妬」のナンバーも、もうほんっとうに

心の底の本音が渦巻いててドロドロしてていい。

 

自分だけを見ていて欲しい、

他の奴のことなんて見ないで欲しい、

そんな嫉妬心でいっぱいになってしまうドンジュアン。

 

心から誰かを愛することが初めての彼にとっては

こんな嫉妬っていう気持ちも初めてで戸惑ってしまう。

戸惑う、っていうか、こんな感情があるなんて

知らなかったぞ!って怒ってしまう。

 

うんうん。そうだね、辛いよね。

でも、いろんな感情を覚えたね。成長したね。

って思いながら見てました、私は。笑

 

 

ラファエルからの決闘の申し出を受けたドンジュアンに対して

お前の方が強いから決闘やめろソング(笑)の場面も大好き!

 

曲名は「誰に対しても情けはかけない」だそう。

 

ここのカルロ上口さんがかっこよくてねぇ・・・
途中、上口さんと圭吾さんの絡みがあるんだけど

ダンサー同士でもタイプが違ってめちゃめちゃかっこいい。

どちらも好き。

 

 

そして決闘場面を前にしてやってくるのが

真彩マリアの大ナンバー「愛が、呪い」

 

初日にこのナンバー聞いた時の感覚は

ひかりふる路」の初日に「葛藤と焦燥」を聞いた時のようでした。

 

大好きな贔屓のきほちゃんだけど、

どこかものすごく俯瞰的に「すごい!」って思ってました。

 

このナンバー、宝塚版にはなかったそうで。

追加してくださった生田先生に本当に感謝。

 

ここの場面のマリアのお衣装が黒のレース使いの素敵な

シックなドレスで、

やっぱりどこか喪服を連想させられてしまうし

真彩ヲタとしては謎の女(@「fff」)も脳裏を過る。

 

でもとっても素敵で、ロングの少しウェービーな

鬘とあいまってとっても似合っててすごく好き。

 

少し物寂し気な前奏から始まるこのナンバー。

フラメンコギターとかなんかそんな雰囲気。

それでもだんだんとマリアのドンジュアンへの

想いが高まっていって後半には熱い熱い心の叫びへ。

ラスト、マリアの悲痛な「愛してる!」が響き渡る

劇場の空気がとても好きだった。

 

 

それにしてもですよ。

きほちゃんのことをはじめましてでご覧になった方が、

 

あら可愛い(登場)
→声も綺麗ねぇ(台詞)
→お歌も上手なのね(歌)
→スタイルめっちゃいいな(腹出しお衣装)
→なんか凄いなこの子
→うっわ・・・すっご・・・(「愛が、呪い」)

 

って段階踏んで驚いてもらえるようになっていてとても親切設計。笑

 

 

 

「夜明けの決闘」

 

決闘の場面はスピード感も迫力もあって素晴らしかった。

真ん中の藤ヶ谷ジュアンと平間ラファエルの白熱度合いがすごくて

場面全体の熱量が半端なかった。

 

 

超絶くだらないことなんですけどね。

ドンカルロとマリアの(ほんのわすがな)絡みを見て

「これは概念上の咲きほなのでは…?」と思ったりもしました笑笑

(誰にも伝わらないこの概念笑)

(って思ったけど咲きほ担のお友達はわかってくれたので満足!)

 

 

 

「愛のために、俺は死ぬ」

 

愛を知って、自分の重ねて来た罪の重さを知って、

自らの死を選んだドンジュアン。

この大ナンバーを歌い切った藤ヶ谷くんは、

ドンジュアンの「人生を生き切った感」が出てて好きでした。

 

「せめて人として死にたいそれにはこれしかなかった」

というドンジュアンの切ない叫びのような歌声と、

最期に寄り添うドンジュアンとマリアの姿、

そして薔薇の花びらの鮮やかさがとても印象的でした。

 

 

1幕かな?息子の悪行を見兼ねた父ドンルイテノリオが、

「お前が死んだ時に悲しむのは俺ひとりだ」

といった内容の歌を歌う場面があるのですが、
このラストでみんなが彼の最期を悲しんでいて

背負った罪や呪いから解放されて旅立って行くのだな、

となんだか少し観客としても悲しさだけじゃなく

安堵感に似たものを感じたことを覚えています。

 

 

 

カーテンコール!

 

毎回出演者の方々のわちゃわちゃが可愛くて

とっても癒されたカーテンコール!

 

きほちゃんのソロ曲のメロディを覚えておきたいのに、

カテコの「何かが変わり始めてる」が好きすぎて、

終演後は結局それがずっと前から頭を回り続けてしまったよね!

 

 

とある日。

藤ヶ谷さんが真っ先に薔薇拾ってて、

前方来た時にそれを客席に投げる・・・

かと思いきやフリだけで投げない、みたいなのをしてて、

それを後ろから見てたきほちゃんと笑い合ってて

2人に可愛いが溢れてて客席の私が昇天しました!

またとある日。

いつもラファエル平間さんと楽しそうに絡んでるけど

その日は横並びになるとこで肩組んだままステップ踏んでた。可愛い。
でもそのあとハケる時、きほちゃんは平間さんの方見たのに

もう背を向けられちゃっててちょっと泣きまねして

反対袖に向かうきほちゃん相変わらず可愛いの塊であった・・・

 



なんかもう、きほちゃん可愛かった話ばっかりになっちゃうよね!

仕方ないよね!だって私真彩担だから!

 

今回の公演は梅芸と赤坂の両方で観たけれど

私はキャッチミーを大阪でしか観てないので

赤坂ACTの舞台に立つきほちゃんの姿を

初めて観ることができたのも嬉しかったな。

 

 

あと、梅芸と違って(笑)赤坂公演は開演前に

かなり本気の静寂が訪れるのがとてもよかった!
 

 

ある日の終演後には規制退場を待ってる間に近くから

「ヒロインの子可愛かったわねぇ」って言う声が聞こえて

えへへありがとうございますぅって思ってたんだけど

そのあとに「でもどこか男前な感じもするわね」って!笑
え?一体どうしてバレたんだろう?って思ったりもしました笑

 

 

 

 

千秋楽からもう数ヶ月経った今思い返してみても

きほちゃんがとっても楽しそうに舞台に立っていて

素晴らしいお役で最高の演目で

仲の良さが溢れ出てるような温かいカンパニーに恵まれて

新しいスタートを切れたこと本当に幸せだなって思う。

 


公演初日から千秋楽までずっと

藤ヶ谷さんのファンの方の感想も温かくて

本当に嬉しかったしありがたかったです!

またいつか何かのお仕事でご一緒できる機会があればいいのにな。

 

ちなみに私もすっかり藤ヶ谷さんにときめく体質になりました!笑

 

 

以上、「ドンジュアン」覚書でございました!

(もうほんっとうに自分のメモ書き笑)

 

お次は多分宙組プロプロについてを書きます!

(でもこれも本当に素晴らしかったからまた時間かかりそうだな)

 

 

帝国劇場で「笑う男」を観てきました☆

2022年2月3日に帝国劇場での

初日を迎えるはずだった「笑う男」

 

初日開演前に突然の公演中止発表。

 

 

数日の公演中止を経て

ようやく幕が上がるかと思えば

東京には大雪警報。

 

 

本当に観られるのだろうかと

不安でいっぱいだったけれど

無事に観劇して参りました!

 

 

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公演の感想については

また自分の観劇が全て終わってから

(そして順番が来たら)

ゆっくりまとめようと思いますが。

 

とりあえずは

帝劇の舞台に立つきほちゃんの姿を

見ることが出来てとても幸せでした。

 

デアちゃん、とっても可愛かったー!

 

 

どうか千秋楽まで

そして大阪博多まで

カンパニーの皆様お元気で

完走できますように♡

 

 

次の観劇日が楽しみです!