『お勢、断行』@世田谷パブリックシアター他

はい、続きましては。

 

大空ゆうひさんご出演

「お勢、断行」について。

 

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『お勢、断行』

【原案】江戸川乱歩
【作・演出】倉持 裕
【音楽】斎藤ネコ

 

【出演】倉科カナ 福本莉子
      江口のりこ 池谷のぶえ  堀井新太  粕谷吉洋 千葉雅子
    大空ゆうひ 正名僕蔵  梶原 善

 

2017年の『お勢登場』に続く世田谷パブリックシアター×倉持裕のタッグで、

2020年2~3月に上演を予定していた『お勢、断行』。

開幕の2日前、新型コロナウイルス感染症の拡散防止のため

ツアー公演含め全公演をやむなく中止いたしました。

この度、2年の時を経て、待望の上演が決定いたしました。

『お勢登場』では、江戸川乱歩によるケレン味あふれた8本の短編を、

卓越した構成力で見事舞台化し好評を得た劇作家/演出家・倉持裕

今回は、極彩色に広がる乱歩の迷宮世界を踏襲しながらも、

稀代の悪女・お勢という魅力的なキャラクターをモチーフに、

善悪せめぎ合う全く新たな謀略の物語を立ち上げます。

 

<あらすじ>

大正末期、資産家の松成千代吉の屋敷に身を寄せた女流作家、 お勢(倉科カナ)がいる。
その屋敷には、千代吉の娘(福本莉子)と住み込みの女中(江口のりこ)、

そして千代吉と小姑(池谷のぶえ)からの圧力に苦しむ後妻(大空ゆうひ)がいた。
ある日、千代吉に屈辱を受けた代議士(梶原善)は、 後妻と結託し、

松成家の財産をすべて奪い去ろうと、千代吉を狂人に仕立て上げる計画を練る。
女中、精神病院の医院長(正名僕蔵)、貧しい電灯工事夫(堀井新太)らを巻き込み、

首尾よく進むかに見えたが、第一の殺人がおき、計画は思わぬ惨劇へと突き進むーーー

 

<公演日程>(2022年)

5月11日(水) ~5/月24日(火) 世田谷パブリックシアター

5月28日(土)~5月29日(日) 兵庫・県立芸術文化センター 阪急中ホール

6月4日(土)~6月5日(日) 愛知・春日井市民会館

6月12日(日) 長野・まつもと市民芸術館 主ホール

6月16日(木) 福岡・福岡市民会館 大ホール

6月19日(日)島根・島根県民会館  大ホール

 

『お勢、断行』 | 主催 | 世田谷パブリックシアター

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

「お勢、断行」観て来ました!

2年越しですよ。

(2020年版も観劇予定でおりましたよ)

 

 


「やっぱり倉持先生の作品好きだし

倉持作品に出るゆうひさん好きだなー!」

 

ってのがまず最初の感想。

 

 

 

江戸川乱歩の世界観に

よく造られたセット

倉持脚本脚色に

効果的なプロジェクションマッピング

そして斎藤ネコ氏の音楽。

 


大正末期、ってのがまたいい。

 

 

 

資産家の「松成家」のお屋敷がお話の舞台で

そこの当主・松成千代吉の資産を巡ってのあれやこれやなんだけど

松成千代吉は登場しないってとこも好き。

 

 

 

ゆうひさんはそんな千代吉の後妻・お園役。

 

これがまた綺麗でねぇ。

まぁ私は元々ゆうひファンなので

そりゃ好きなタイプのお顔なんだろうけど、

それにしても出てくるたびに綺麗だなぁって思ってしまった。


独特の雰囲気があるんだよね、やっぱり。

だから六田先生にも気に入られるんだよ。

(真面目な顔して言ってます)


ただ椅子に座るだけでも色香が漂うし、

それでいてあの「ただ椅子に座るだけ」が、

芝居の前半(きちんと背筋伸ばして座ってる)と

後半(もう疲れ切ったようなヤケになったような

背もたれに身を任せたような座り方)で

全然違ってそんな見せ方の上手さも好き。

 

 

主人公であるお勢役は倉科カナちゃん

 

綺麗で可愛くて上手でとても良かったけど

あまり「主役」って感じではなかったかも。

みんなそれぞれが主役な感じの創りで。


悪女っていうより小悪魔っぽさがチャーミング。

 

 


千代吉の娘・晶役の福本莉子ちゃん

お初だったけれど可愛らしいお嬢様でした。

 

ゆうひさんのこと「お母様」って呼ぶのむひむひしちゃう笑

 

義母であるお園さんにも優しくて

母娘それなりにうまくいってるように見えて

そんなだからこそのラストが映えるお役でしたね。

 



弁護士六田先生の梶原善さんはさすがね。


なんかこう、悪気なく自分本位なとことか、

リアルにいそうな狸親父。


お園さんの手を取ったり、

もう俺疲れたからあとはお前やれよなとことかほんと小憎たらしい。

 

善児(by鎌倉殿)と同じ人には見えないよね。笑

 



逆にあんまりだったのは小姑・初子役の池谷さんかなぁ。

 

なんかキャラ立ちはしてるしその存在感は得難いんだけど

ちょいちょい台詞聞き取れないんだよね。
動きながらとか後ろ向いたりとかだと特に。

そのあたりその他のお上手な舞台役者さんたちは

みんなちゃんと聞こえるからさ、うん。



素晴らしかったのは女中・真澄役の江口のりこさん

キャラも存在感も間の取り方も動きも。

巧かったなぁ。

 

ただ、あの役だけは終演後に、

え?あの子結局どうなったん???って疑問に思ってしまった。

あれ?言及されてた?逃げたってことでいいんかな?



あとお上手だったのが、

精神病院の医院長の正名僕蔵さん

そこの看護師の千葉雅子さん


何度も時間が行ったり来たりしたり、

同じ場面を違った角度から、違った立場から見たり、

なかなか複雑な造りになってたけど

この2人は本当に巧妙というか

あぁそういうことだったのか、みたいな場面を

しっかりと締めてくれる存在だった。

 

 

ここにただただ巻き込まれた可哀想な電燈工夫・堀井さん

お屋敷スキャンダルを狙う記者・粕谷さん

 

 

出演者は確かこれで全部だったと思うのだけど、

本当に少数精鋭で。

 

全ての役者さんがこの作品の枠組みの中の

自分に与えられたピースの役割を

上手に過不足なく生きていて

作品としてものすごく上質な仕上がりになってる。

 

誰かが飛びぬけてもなく沈んでもなく、

異質な何かが潜んでいるわけでもなく、

出演者・スタッフ等々全部ひっくるめて上質な芸術作品。

 

そんな印象です。

 

今回もまた素晴らしい観劇でございました☆

 

 

 
 
 
 
 
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こちらの↑投稿にもありますが、

衛星劇場で8月28日に放送あります!

ご興味ある方がいらっしゃれば是非~★

 

 

 

私が観たのは地方会場の初回で初見の方が多かっただろうし、

まったく温まっていない客席では

倉持脚本の面白いとこも、

「ここ…笑っていいとこ…?」

って空気感も微妙に漂ってたけど(笑)

 

お布団に飛び乗る練習してる

お園ゆうひさん

 

が可愛くて大好きでした!


上手前方席だったためガン見しました笑

 

 

あはは。

 

 

 

以上、「お勢、断行」についてでした。

 

 

次は配信で見た宙組さんの「FLY WITH ME」

(もう大分記憶の彼方ですよ笑)

 

青春アドベンチャー『青髭公の五番目の花嫁』

次の観劇記の前にちらりとこちらを!

 

きほちゃん2回目のご出演となったNHKラジオドラマです☆

 

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青髭公の五番目の花嫁」

~命とひきかえに、どんな約束でも守ると誓えるか?~

2022年5月23日(月)~6月3日(金)

午後9時15分~午後9時30分(全10回)

 

【作】吉田小夏【演出】藤井靖【音楽】日高哲英

 

【出演】真彩希帆,加藤和樹

    鈴木壮麻,伊礼彼方,桜一花,大久保祥太郎,

    末次美沙緒原康義,上野黎也,丸山厚人

 

【あらすじ】

この土地には、青髭公の噂を知らない者はいない。

深い森に囲まれた城に住む青髭公は、過去に4人の妻を娶ったが、女たちは次々に死んだ。

噂では、この土地に古くからある風土病で死んだとか、

あるいは青髭公の一族の先祖は吸血鬼で、妻たちが死んだのはそのせいだとか……。

その隣国の町外れで、診療所を営む父を手伝っているリリアナ(真彩希帆)は、

ある日、幼い義弟とともに国境の川にかかる橋を渡り、深い森に彷徨い込む。

そこで狩りに訪れていた男と出会う。

その男こそ、青髭公と呼ばれる領主、ガデル・マグダヌール公爵(加藤和樹)だった。

数々の芸術作品のモチーフとなってきた青髭伝説の新たな扉を開く現代のゴシック・ロマン。

 

www.nhk.jp

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

放送が始まる前にあらすじを読んだところでは

なんていうかこう……

おどろおどろしい感じのストーリーなのかと思っていたのですが

実際に終わってみるとですね、

なんとも甘い、でろっでろの(笑)ラブストーリーでした!

 

好きです、私は。

こんなテイストの作品。

 

 

そんな中で

きほちゃんが演じたのはヒロイン・リリアナ。

 

www.nhk.jp

 

これがもう本当に可愛らしいお役で。

 

でも元気いっぱいなところや

芯のしっかりしたところもあって

更に楽しそうにお歌を歌うシーンなんかもあって

(ありがとうございます)

素敵なお役でしたね。

 

きほちゃんが台詞で

「愛してる」とか「好きです」とか

そんなこと言うの、宝塚時代でもほとんどなかったから

なんだか後半はムズムズしちゃいましたけどね。笑

 

 

いやぁ、でも、

ガデルさまの竜笛にリリアナが歌声を合わせる場面とか

なんて素敵なの!って聞き入ってしまいましたね。

 

きほちゃんのお勧め通りイヤフォンで聞いてたので

もう本当にうっとりでしたよ。

 

 

 

そんな青髭公=ガデル様加藤和樹さん

 

もちろんお名前やお顔は存じ上げておりましたけれど

実際に舞台で拝見する機会がこれまでなくて。

 

それが今回初めてガデル様としてお声を聞いたわけなのですが。

 

ねぇ・・・

最っ高にかっこよかったんですけどぉぉぉぉぉぉ???

 

なんなんですかあのかっこよすぎる低音ボイス。

あの、きほちゃんと加藤さんのご共演、

いつかきっとあると期待してお待ちしておりますね?

 

でまぁ、そんな加藤さんが演じるガデル様もこれまた

かっこよかったわけですよ。

まっすくで純粋で、でもちょっと不器用で。

 

なんかもう出会いのシーンから、

あ……これは……運命の出会い来たな……

って感じでしたもんね。笑

 

2人のラストは、まぁハッピーエンド?なわけですが

最後の最後は展開早すぎて、

細かいところはリスナー任せな感も否めませんが(笑)

でも私は、リリアナに会いたい一心でガデル様は

命からがら逃げ出して来た……のだと思っております。

 

リリアナちゃんが幸せそうなラストでとにかく嬉しかったです、はい。

 

 

 

青髭公の館を代々守り抜いて来た

たーたんさん(香寿)演じるロザリア


青い髪と紫の瞳の呪いに取り憑かれたようなお役。
でも、そんな長年の呪いも彼女で終わったんだなぁ。

 

さすがのお上手さと

温かみのあるお声は変わらずですね。素敵でした。

 

 

リリアナの街の仲間的な

ルカ:大久保さん

ヴィアンカ:一花ちゃん

 

ルカはリリアナのことが好きな羊飼いの青年。

明るくて陽気な好青年!

 

一花ちゃんはヴィアンカの他にも語りであったり、

回想シーンでのガデルさまの亡き母役などもしていて大活躍!

 

まるでヴィアンカはリリアナのお姉さんのような存在だなぁと

2人のやり取りを聞きながら思っていましたが、

それは果たしてお役の設定なのか、

それともきほちゃんと一花ちゃんの

関係性だからそう聞こえたのか…?

って感じでしたね。笑

 

 

あと、一花ちゃんがインスタでご披露してくれた

「収録の日にお財布を忘れて

NHKの食堂できほちゃんに奢ってもらった」

ってエピも可愛くて大好きです。笑

 

 

リリアナが弟として可愛がっていた

パウル上野黎也くんはめちゃんこ可愛かったし

リリアナのお父様:鈴木壮麻さんがこれまた

優しく愛情深い素敵なお父様で!

 

だからこそ、モルダヴィアの診療所であのまま

仲良く幸せに暮らさせてあげたかった、

と物語の前半は思っていましたよ。

 

後半は愛するガデルさまのお近くにいられることが

幸せなんだろうと思えたけどもね。

 

 

 

モルダヴィアの街の人々と言えば、

末次美沙緒さんの陽気なおばあちゃんもよかったです。

 

 

そしてね。

バティル将軍伊礼彼方さんですよ!


正直なところ、「やっぱりね」って感じでした。


伊礼さんほどの役者さんを使っておいて、

バティル将軍の出番あれだけじゃないよね、って。

 

最初は愉快な仲間(っていうか身内)として登場して

結局のところ完全なる敵キャラでしたね!

しかも逆恨み甚だしい感じの!

 

実は伊礼さんも加藤さんと同じく、

存じ上げていたものの…っていう俳優さんだったので、

今回の作品でこのお2人のバトルを堪能できたの、

とっても贅沢だったなぁと思います。

 

伊礼さんも、また舞台で拝見できる機会がありますように…!!!

 

 

 

そんな、これまた新しいきほちゃんや、

新しい俳優さんに出会えたラジオドラマでございました☆

 

 

 

そしてこちら↓

thetv.jp

 

WEBザテレビジョン連載

「真彩希帆の知りたい!芸の道」

 

NHKオーディオドラマのプロデューサー兼ディレクターである

藤井靖さんとの対談記事です!

 

ラジオドラマならではの効果音や音響効果のお話、

あえての空白を残すお話なんかも面白いし、

途中で生田先生のお話が出てくるのも笑えます。笑

 

 

 

そうそう!

 

前回きほちゃんが同じ枠で出演した「1848」

青春アドベンチャー『1848』 - 姫さまたちに捧げる戯れ言 〜舞姫と歌姫と〜

と同じ並木陽さん原作の「斜陽の国のルスダン」が

星組さんで上演されるのですよね。

これは楽しみです。

観に行けたらいいなぁ。

 

 

 

なんていう「青春アドベンチャー」関連のあれこれでした。

 

 

次こそ観劇記に戻りまして「お勢、断行」について!

 

「Rain on Neptune」@配信

お次は

(すでに次公演がスタートしておりますが・・・笑)

 

配信で見ました、

月組さんの「Rain on Neptune」について☆

 

 

ドラマティック・ショースペース
『Rain on Neptune』
作・演出/谷 貴矢   

海王星ネプチューンに降る、ダイヤモンドの雨。

それは海王星の月、トリトンから、青く輝く氷の惑星へと贈る、ラブレターであるという。
そんな噂を聞きつけ、伝説のトレジャーハンター、シャトーが海王星にやってきた。

激しい嵐と冒険を求める彼だったが、降り立った先は数多の宝石と音楽に溢れる、

美しき夢の世界であり、意外な歓迎を受けてしまう。

月の王トリトンは、戸惑うシャトーに二つだけ条件を提示する。

一つは、ダイヤモンドにだけは手を出さないこと。

そしてもう一つは、氷の女王、ネプチューンに恋心を抱かないこと。

それさえ守れば、ここにいつまでもいてよいと言う。

遠い遠い故郷、フランスを想起させる追憶のチューンに乗せ、

不思議な住人達と冒険を忘れ安らかな時を過ごすシャトー。

だが、雨の彼方に浮かんでは消えるネプチューンの美しい姿に、

次第に心惹かれていってしまう。恋が、雨を嵐に変えていく。
舞浜アンフィシアターの空間をドラマティックに活かし、

芝居仕立てで紡ぐショースペースと、クラシカルでスペクタクルなフィナーレ。

新たな試みによる二部構成で送る、コズミック・コンサート。   

 

主演:月城 かなと、海乃 美月 

舞浜アンフィシアター:2022年5月14日(土) - 5月23日(月)

 

月組公演 『Rain on Neptune』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

若谷先生とれこうみコンビの相性の良さは

ダルレークで実証済ですし、

アンフィならではのコンサート形式に

芝居巧者コンビならではの芝居要素を足した公演。

 

「お芝居」としてはまぁさほど深くも広くもなく

あまりに期待してしまうと、ふーん、って感じかもですが

私的には気構えず軽く見られて楽しかったです。

 

ふんわりとお芝居を披露しておいて

後半は怒涛のフィナーレ

(ってかほぼコンサート2部)

なんだか豪華な構成でしたね。

 

こんな短期間で終わってしまうのはもったいない、

素敵な公演でした☆

 

 

 

さてそんなお芝居ですが。

 

今回の世界の地球は

「空気を吸うと肺が汚染されてしまう」

という設定になっていて、現代コロナ禍を生きる我々には

なんとも言えない他人事じゃない感が過ります。

 

 

主人公のシャトー(れいこちゃん)は

「トレジャーハンター」という職業(?)で

仲間たちと「ダイヤモンドの雨が降る」といわれる

海王星へと向かうところからお話は始まります。

 

れいこちゃんて、あんなにお美しいのに

なぜかお耽美方向ではなくリアリティ溢れる方向が

似合いますよね。

 

だから今回のシャトーも、ビジュアルはまぁ素晴らしいんだけど

でもハンターとしてのかっこよさ、

決して受け身ではない、自ら自分の欲しいものを手に入れていく

そんな力強さも垣間見えて素敵でした。

 

 

シャトーのお仲間の皆さんは、

元宇宙警察のピック(るねちゃん)

アンドロイドの女の子のクール(みちる)

天才ハッカートレフル(うーちゃん)

 

シャトー(♦)ピック(♠)クール(♥)トレフル(♣)

の4人でトランプのマークになってるんですね。

この4人のハンターのナンバーも楽しくて好き。

 

ピックさんは一騎当千の騎士として

立ち回りなどの見せ場もあり、

クールちゃんは動きや話し方もアンドロイドっぽさがあって、

捕まっちゃったぁ~♡とか言いながら

バーン♡バーン♡って敵を倒していく

みちるはぎゃんかわでありました!

トレフルくんは天真爛漫キャラだそうですが、

もうそのお衣装からミッチェル(by「THE ENTERTAINER!」)

を思い出してしまって可笑しみが堪えられませんでした。笑

 

 

海王星に着いたシャトーたちが出会ったのが

王であるトリトン(ちなつさん)

 

このトリトンちなつさんのビジュアルも素敵で。

ロングウェーブの赤髪にハット。それにお髭。

これがまた似合うのねー。

 

彼のナンバー「トントントリトン」・・・(笑)

いや、トントントリトンて・・・さ・・・

最初はなんてふざけた・・・とか思ってても

そのうち面白くなって愛着わいちゃうから恐いよね。

え?可愛いじゃん、トントントリトン。笑

 

ここの宝石たちの場面は

本当に劇場全体が可愛らしいパステルに包まれてて

舞浜に相応しい夢の世界感が満載で

配信で見てても、うわぁ~って声に出しちゃう感じ。

 

たくさんの宝石の子たちと

ダイヤモンドのかけらの子たちが

それぞれの石のイメージのカラフルなお衣装で

歌うトリトンさんの周りをまわっていて

ここがまた背後のセットもとっても可愛くて

順番に出て来て少しずつ歌ったりして

なんかもうね、ファンタジーよファンタジー

 

緑のお衣装はエメラルドいちごちゃんかな?

イケメン紫はアメシストのるおりあだろうか?

 

 

るうさんさちかちゃんが王の側近的な人なのかな?

からんちゃん佳城さんは・・・

なんだろう?憲兵的な人かな?(笑)

 

トリトンの正体は地球を追い出された科学者ってことなんだけど、

なんていうか、ちなつさんの2番手さんとしての存在感、

ちょっぴりゆうひさんのようだなって思いました。

 

 

 

ヒロインでありタイトルロールである

ネプチューンはうみちゃん。

 

この海乃ネプチューンの美しさがね、

肌の色とブルーのみで飾られた今回のお衣装が

彼女の持つ美しさと相まって

もう筆舌に尽くしがたいとはこのこと!

 

うみちゃんて素化粧の時には本当に可愛らしいのに、

温度の無い冷たいイメージの美女が

驚くほど似合うのよね!

 

 

このネプチューンていうのが実は

トリトンが亡き妻の生き写しに造ったクローン。

愛妻・リュミエールを失った哀しみから

ネプチューンを自ら造り出して執着してる。

 

うみちゃんに執着するちなつさん。

(役名で言ってください笑)

これがまた、ちなうみも相性がいいのよね。

素敵なコンビですわ。

 

 

そして同じようにこのネプチューン執着するシャトー。

昔恋した女に似ているから。

 

この、シャトーが昔恋した女っていうのが

うみちゃんのもう1つのお役・ベルメール

 

このベルメール役で出てくるうみちゃんは

ネプチューンとは打って変わって

白いワンピース姿がとっても美しい!

 

時折挟まれる回想シーンで

少年シャトーを蘭くんが演じているんだけど

地球の孤児院的なところで姉弟のように育った

ベルメールとシャトー。

 

まぁシャトーくんからしたら「姉」と慕いつつも

恋焦がれる存在であったわけだけれども。

 

でもその姉がサーカスへと売られ、

その後肺の流行り病で亡くなってしまう。

それでもずっと彼女を追い求めているシャトー。

彼は海王星ベルメールに瓜二つなネプチューンに出会う。

 

 

うみちゃんのお役に恋焦がれ追い求めるれいこちゃん、

っていうのはもはや現月組の十八番というかなんというか。

 

今回もシャトーとネプチューンとしてのれこうみの芝居を

じっくりと堪能できて大満足。

 

 

れいこシャトーの素敵だった台詞は

「俺がここにいたら迷惑か?」と

「君ごと盗んでみせる」ですね。

ほんとかっこいい!

 

ベルメールの歌声にシャトーが歌声を重ねるのも素敵!

ビジュアル・芝居、そして歌声。

れこうみの相性の良さ、本当にブラボーですわ。

 

 

相性の良さといえばですね、

スターライト彩音くんと

シャドーこありちゃんの

デュエダンもたびたび挟み込まれましてね。

役名の通り「光と影」をダンスだけで表現しているのが

これまた本当に素晴らしくて。

 

2人のダンスの相性はもちろん、

ダルレークに引き続きタカヤワールドとの

相性も素晴らしく良いのだなぁと納得!

 

 

 

さてこのストーリーの結末としては、

ネプチューンを巡ってのシャトーとトリトンの対決があって

(クライマックスにトップさんと2番手さんが対峙する場面があるの、

盛り上がるし本当に好き)

その後シャトーから「ベルメール」という名を聞いた

トリトンが、それは地球に残してきた娘だと言う。

 

ネプチューンは地球に行ってみたいと言う。

 

「心」を持たないクローンだったはずのネプチューン

少しずつ「心」が生まれ始めてる。

 

 

それを知ったトリトンは、
自分の生み出したクローン=宝石たちにも心が出来始めていることを感じ、

それについての研究をしていくと言う。

 

ネプチューンがシャトーと共に地球へ旅立つことを許し

「またお前たちが来る前にこの星を楽園にしてみせる」

的なお約束をするのですね。

 

 

 

 

あんなに妻には執着してたのに

娘は地球に置いて来たのか

 

とか

 

地球に戻ったら肺が

汚染されちゃうんじゃないんですか

 

とか

 

見た目がそっくりならベルメールじゃなくて

ネプチューンでもいいんですか

 

とか

 

そういったことは考えてはいけません!!!

 

 

 

「地球に着いたらたくさん歌って踊って!」
「しばらく夢の時間ね!」

的な台詞があったようななかったような???

(記憶曖昧)

 

 

 

ってなわけでここからショータイム~★★★

(楽しんだもん勝ちです)

 

 

始まりはちなつさんの

Over the Rainbowから。

 

一気に宝塚のショー作品の世界観になったし

雨が上がって虹が架かったとか素敵だし

ここから舞浜と言えばのディズニーコーナーになるの、

とってもスムーズな流れで素敵。

 

ここの広い舞台をいっぱいに使ったソロダンスは

とても見ていて気持ちよくかっこよかったですね。

 

そして舞台奥からトップコンビが登場してデュエダン。
ネイビーにラインストーンの入った綺麗なお衣装。

2人のあまりの美しさに見入ってしまって思わず拍手!

個人的な好みですけど、デュエダンはやっぱり

娘役さん側が踊れると全体的に綺麗に見えて好きですね。

 

あとこの曲はやっぱりちぎみゆのイメージがあるので

あの時代の雪組で育ったれいこちゃんには

(そしてれいこちゃんファンの皆さまにも)

思い入れの強いナンバーだったんじゃないでしょうか?

 

 

 

まずはディズニーの曲コーナー☆

 

続いて組長・るうさんの

「舞浜で海と言えば?」というフリからの
「Under The Sea」!

 

初日から「手拍子の難易度が高い」と評判の場面でしたけど

爽やかな笑顔で手拍子煽りながら歌うちなつさんの

お顔を拝んでいたら終わりました。笑

 

 

私的に「舞浜っぽいー!!」って1番思ったのが

その次の「コンパスオブユアハート」

 

なんかこの雄大なアランメンケンのメロディを聞くと

インパした日の記憶が蘇るよね・・・

れいこちゃんのお歌も良くて素晴らしい選曲!

 

シンドバッドのテーマ曲だし

「冒険の旅に出る」的な曲だから

お芝居でトレジャーハンターを演じた4人で

歌うのもとってもよかったですね。

 

 

続いてはうみちゃんの

「How Far I’ll Go」

 

これは「モアナと伝説の海」のナンバーだけど

うみちゃんってディズニーの登場人物で言えば

間違いなくプリンセスの誰か(シンデレラとか)が

似合いそうな美少女なのに、それがモアナっていうのが

なんだかイメージと合わなくてとっても新鮮!

回転セットの上で気持ちよさそうに歌ってる姿が可愛い。

 

 

 

ここからはスペース(宇宙)コーナー☆

 

銀河鉄道999

ここのちなっちゃんが踊りながらなのに声量もあってさすが。

ここで目立ってた娘役ちゃんは美海さんかな?

可愛かったですね。

 


で、「999」ときたら「ヤマト」なんですよ。

これはもうお決まりの流れなんですよ。

 

え?ですよね?

 

 

といったわけで。

宇宙戦艦ヤマト

 

ここは春海さんを中心にした男役さんの場面。

お芝居上手で注目されることの多い朝陽くんも

大活躍で嬉しい限りです!

 

 

 

続いて「宇宙海賊コブラ

これは存じ上げない曲でしたけれど、

りりちゃんお得意の力強いお歌が堪能できて満足。

コーラスにいちごちゃんもいましたよね。

強欲なことを言えばもっとお2人のお歌を聞きたかったです。

 

カップル振りな方々は、

うーちゃんせんりちゃんコンビと
るねちゃん桃歌さんコンビが素敵でした!

 

 

 

乙女のポリシー

 

ベージュ系ドレスのうみちゃん

娘役さんたちと楽しそうに踊ってて

その後ろのセット上でみちるちゃんが歌ってて

・・・いやぁなんていう私得場面!!!

 

またしても知らな曲だったので

どこかのアイドルさんの曲なのかな?って思ったのですが

セーラームーンR」の曲なんですってね。

 

 

そしてですよ、

これは世代じゃない私でも知ってる!!!笑

ムーンライト伝説

 

これは最高だった。

最高によかった。

 

イケメンれいこちゃんが

あのかっこよさのまま

「♪ごめんね素直じゃなくって」って

歌いながら登場してきたのよくわからないエモみがあった。


セーラームーン好きを公言してるれこうみが

この曲に合わせてタンゴっぽく組んで踊ってるのも

最高だった。

 

 

 

そしてここでトークコーナー!

ここ、メンバーは日替わりだったんですね。

 

配信の回は、れこうみちなトリオに加えて

組長さん、佳城さん、みちるちゃん、といったメンバーでした!

 

自己紹介の時に(うちの)みちるが

「♪ぴっかぴっかの~月組1年生!」って歌った時、

可愛すぎてどうしようかと思った!

えーもうマジで本当に可愛いがすぎる・・・

 

で、それを見たうみちゃんが手を叩いて

「可愛い~」って飛び跳ねててちょっともう

世界が可愛すぎてこの星爆発するかと思った。笑

 

だいたいさ、みちるちゃんて誰と掛け算しても可愛さ爆発なわけで、

それが誰と並んでもお似合いなうみちゃんと掛け合わされたらそりゃ、

娘役ヲタ界隈吹っ飛ばされるレベルの萌えが爆誕でしたわ・・・

 

うみちる・・・尊い

 

 

その後、アドリブ自己紹介をむちゃ振りされたれいこちゃんが

「生まれは横浜ここは舞浜

面白いことだって言えちゃうぜ?

チャームポイントはえくぼ月城かなとです!」

ってメモ書きで渡された台詞を言いきったの

素敵すぎて惚れちゃう!って思った。笑

 

トークの時間中、れいこちゃんが本当に楽しそうで

ずっと笑ってて、それがなんだかすごく嬉しかった。

可愛かった。

 

いいなぁ。

本当に愛すべきトップさんなんだろうなぁ。

(ほっこり)

 

 

 

さて。

ここからは宝塚の公演の曲コーナー☆

 

 

れいこちゃんが男役4名を率いてセリ上がってくる

「最強という名の華を添えて」

るろうに剣心

 

これね、ごめんなさい作品観てないんですけどね。

 

「御庭番衆」というワードはもちろん知ってます。

そして「四乃森蒼紫」のいうお名前も知ってます。

 

そして、ただただかっこよかったです。

 

あと、彩音くんのジャンプの高さ・美しさに惚れ惚れしました!

 

 

「誰の為に踊らされているのか」

(1789)

 

も、申し訳ない。

この作品も見てないんです・・・

 

でももちろんナンバーは聞いたことあるし

近年の月組の代表作であることは間違いないし

歌ってるちなつさんはかっこいいし

え?ちなつさんこの公演出てないんでしたっけ???

って驚きました。

 

れいちな揃って歌においても表現力というか

芝居力がやっぱり凄まじいですな。

 

 

で、ここにきて

「ME AND MY GIRL」ですよ。

 

れこうみちゃんのミーマイ可愛すぎるんですがー!!!

なんでうみちゃんブランコ乗ってたの?

意味わからないけど可愛いから大正解!(笑)

 

美男美女でお馴染みのれこうみコンビですが

こんな可愛い作品も見てみたいですよねー!

 

そしてミーマイはですね

まぁお役も少ないですし再演希望、

とはなかなか言い難いんですけど

宝塚のトップコンビにはなんらかの機会に

全組この曲を歌ってみてほしいです。笑

コンビの数と同じだけ可愛いビルとサリーが誕生すると思うので。

 

 

「世界の王」

ロミオとジュリエット

 

ここは、れいこちゃんを中心にみんなで。

れいこちゃんがロミオだとしたら

ちなつさんはベンヴォーリオですかね?

そしたらるねちゃんがマキュさんですかね。

 

 

続いての「ル・ポアゾンがね、

いやーもう素晴らしくて!!!

 

是非ともれいこちゃんで再演を見たい!

と思うくらい。

センターでこれを歌うれいこちゃん、

もっと見たかった聞きたかったー!

 

「っっあい!」

って掛け声も最高でしたわ。

このショーもなんならもう全組で再演祭してほしいくらい好きです。

 

れいこちゃんの周りをダンサーさんたちが

盆回りで回転してるんだけど、

その中でちなうみがまたアダルトなコンビで素敵でした。

 

 

「ヒート・ウェーヴ」

これはまたかなり古い作品を!

さすがに私も知らない(笑)

大地さんの退団公演ですよね?

(タイトルだけは知ってる)

 

こはちなつさんるねちゃんうーちゃん、でしたね。

 

 

キター!!!

「Apasionado!!」

 

大好きなショーだし大好きな主題歌!

テンション上がるー!

 

是非ともれいこちゃんで再演を見たい!

と思うくらい。

(あれ、これ少し上にも書きましたね笑)

 

アパショはね、本当にショーとして大好きで、

たくさんのスターさんで再演して欲しいので

いつかありちゃんで見たいなーなんて思ってたんですけど

いやいやいや俄然れいこちゃんで観たくなりましたね。

 

ここの場面、赤い照明に照らされて

れいこちゃんを囲んだダンサーさんの振り

が熱く激しくかっこよく。

なんとも盛り上がるナンバーでした☆

 

 

 

ラストはセカオワさんの「RAIN」

れいこちゃんがしっとりと歌って幕、

でございました!

 

 

 

 

見終わってみて思ったのは

お衣装はもう少し変わってもよかったのでは?

ってことでしょうか?

れこうみ以外はショー部分多分ずっとベージュや白に

宝石がちりばめられたようなお衣装でしたよね?

 

昨年の星組さんもこんなもんでしたっけ?

 

 

 

あとね。

ご挨拶の最中に「カメラはどこですか?」

って探し始めるれいこちゃんと

すかさずカメラ位置を指さして教えてあげるうみちゃん。

そんなコンビのやり取りが微笑ましいし、

ご満悦そうに「配信をご覧の皆様~」って
その教えてもらった方向にお手振りする

れいこちゃんの姿が大変可愛らしかったです。

 

 

れこうみコンビ、本当に可愛らしいですよね。

癒されます☆

 

 

以上「Rain on Neptune」の回でした!

 

今日、月組さんの大劇場公演も止まってしまいましたね。

はぁ、一体いつまでこんな世界が続くのでしょう?

自分が観に行く予定ではなかったとしても、

公演中止の方は心を抉られる思いです。

 

現在止まっている公演たちが、

少しも早く動き出しますように!

 

 

お次は「お勢、断行」について!です!

 

『hitaruのひととき 〜魅惑のミュージカルナイト〜』

お次はですね、

札幌まで行って参りました!

「hitaruのひととき

〜魅惑のミュージカルナイト〜」について☆

 

姿月あさとさん「35th Anniversary Festival」の 第1弾だそう!

 

 

姿月あさと 35th Anniversary Festival 第一弾
「hitaruのひととき 〜魅惑のミュージカルナイト〜」


【日程】2022年5月18日(水)
    開場18:00 開演19:00

【会場】札幌文化芸術劇場hitaru

【ゲスト】風花 舞

【歌・ダンス】天羽 珠紀, 春風 弥里

音楽監督・演奏】宮﨑 誠

【構成・ステージング】姿月あさと

【振付】美翔かずき

 

hitaruのひととき 魅惑のミュージカルナイト ~姿月あさと 35th Anniversary Festival~ | イベント情報 | 札幌市民交流プラザ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

最初にね、この公演が発表された時にはね、

「さすがにこれは無理だ…」って思ったんですよ。

 

5月半ばって仕事がアホみたいに忙しくて

しかも水曜夜に札幌ってことは週中2日休むじゃないですか?

休みたいとかどう口が裂けたら言えるのか……?っていうね…

 

 

でもですね、この公演を知ったのが、

映画「WEST SIDE STORY」を見に行った帰りの地下鉄の中だったんですよ。

でね、予定曲目の中に「Tonight」があったんですよ。

 

これはもう…行けってことでは…???

とも思ったんですよね。

運命とか縁とかそういったものに弱いタイプなんで

「神様が行けと言っている」とか思って。

 

でも行かせたくない自分の中の自分が

「ゲスト出演なんて出番たった1曲かもしれないよ?」

「マミさん以外との「Tonight」とかあなた許せるの?」

って必死に引き留めようとしてくるんですよね…

 

 

 

で、まぁあれこれ自分の中での格闘があった末

結局行ったんですけどね、

 

 

本当に行ってよかった

 

これ行かなかったら

半世紀先まで後悔してた

 

 

ってな感じでございました☆

 

 

 

遠征前後の仕事はそれはもう、あの、恐ろしいものでしたよ?笑

でも「行かない後悔より行った後悔」だし、

なんなら「行った後悔」なんて1ミクロンもありませんからね。

 

やる気に満ち溢れて凱旋を果たしましたから。

社内の人たちはこの私の仕事っぷりを見て、

優子ちゃんに感謝してほしいと思ったくらいですよ!

 

(嘘ですごめんなさいありがとうございました!!!)

 

 

 

ちなみに、今回の会場。

「札幌文化芸術劇場 hitaru」

 

始めましてでしたけど、綺麗で素敵なところでした。

大通駅からすぐだし私は札幌駅から徒歩で行きました。

 

今回、札幌在住の友人と一緒に行ったのですが

彼女も初めて行く!と言っていたのでまだ新しいのですね。

 

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(ロビーの大きな窓からテレビ塔が見えます)

 

秋には星組さんの全国ツアーも来るんですよね。

確かニトリホール(みたいなとこ)が閉館になったんですよね?

宝塚の公演の札幌での新定番劇場になりそうですね。

 

 

こんなPR動画も提供してくださるし、

良き主催者さまなのでしょう。

 

youtu.be

 

なんなら私、主催者先行の恩恵に預かり、

1桁列センターのお席をゲットしました。

 

札幌市民交流プラザさまその節は大変ありがとうございました☆

 

 

 

といったわけで前置きが長くなりましたが

セットリストなど☆

 

 

※以下ほぼ私の優子ちゃんに関する覚書となっております

 

 

1幕
  On Broadway(All That Jazz)
 ショウほど素敵な商売はない(アニーよ銃をとれ)
 Shall We Dance?王様と私
 Me And My Girl(Me And My Girl)
 あごで受け止めて(Me And My Girl)
 太陽が帽子を被っている(Me And My Girl)
 OvertureWEST SIDE STORY)

 TonightWEST SIDE STORY)
 AmericaWEST SIDE STORY)

 This is the Moment(Jekyll and Hyde

2幕
  Night and Day

 La Carioca

 Passion Flower

 La vie en Rose

 ひとかけらの勇気(スカーレット・ピンパーネル)

 エメロミオとジュリエット

 愛と死の輪舞エリザベート
 闇が広がるエリザベート

 Yo Soy Maria

アンコール 

 夜明け

 バーモスアバイラール

 

書き出してみただけで本当に盛りだくさん!

「ゲスト出演」だから、1時間くらいのコンサートの途中で

1~2曲くらい歌ってちょっとトークがあるくらいかなぁなんて

当初は思っていたのに!!!

 

これは本当に嬉しい想定外でした。

 

 

幕開けはまず

On Broadway~ショウほど素敵な商売はない

で華やかに!

まさに宝塚の男役さん&娘役さんのイメージ。

優子ちゃんのお衣装もクラシカルな白ドレスで可愛かった!

 

出演者や宝塚のことをよく知らない地元の方も

いらっしゃったと思うので、

なんとなくのイメージのミュージカルっぽいオープニングで

とてもよかったと思います!

 

セットには数段の階段があって、

それが登場や振りにも効果的に使われてました!

 

 

そしてそのまま優子ちゃんが残ってソロ歌

Shall We Dance?

 

多分これ歌うのお初だったと思うんですけど、

これがまたいや最高に良くてですね……

ミュージカルに詳しい方じゃなくても

きっとみんなが知ってるあのメロディに

優子ちゃんの軽やかなステップと歌声が合わさって

素晴らしいナンバーでした!

 

 


続いてミーマイコーナー☆


たまさんとみーちゃんが主題歌

「ミーアンドマイガールを。

2人とも可愛かったー!

イメージとしてはテニスプレイヤーさんたち。

(あのミーマイに出てくる人たちね)

 


そこから優子ちゃんが登場して

「顎で受け止めて」を。

 

私は本当にこのナンバーには弱いんですよ……泣

中日劇場で優子ちゃんのサリーに出会ってからずっと

このナンバーは自分の人生のテーマ曲というか、応援歌で。

 

昨秋の「GreatestMoment」でワンフレーズ歌ってくれた時にも

ものすごく感動したけれど、

またこうして優子サリーに出会えて本当に本当に嬉しかったし、

もうこの1曲だけで札幌まで来てよかったと心から思いました。

 

しかもね、ここの場面の優子ちゃんのお衣装、

赤に白い水玉の可愛いリボンの付いたドレスでね…

え…なんかこうやって文字にするだけで可愛さが溢れ出しちゃいますよね

いやもう本当に可愛かったし、目の前にサリーがいたんですよ!

 

 

で、そんな胸いっぱいな状況で

階段のセンターを降りて来たずんこさんがね、

確か青?緑?っぽいベストにパンツスタイルで!

 

ジェ、ジェラルド~!!!!!

って思わず心の中で叫んじゃいました。

いやーなんか本当にジェラルドだった!

 

ちなみに私の前列に座っていらっしゃった方々は

どうやらずんこさんファンのようで、

ずんこジェラルドの登場に大喜びでいらっしゃいました。ふふ。

 

そして4人揃って
「太陽が帽子を被っている」 

このナンバーはやっぱり楽しいよねー!

4人しかいないなんて思えないくらい華やかで賑やか。

ここの優子ちゃんはお帽子被って

サリーとは違うジャッキーちゃんっぽい可愛さでときめいたー!

 

 

 

そしてここからWEST SIDE STORYコーナー


まずはOGファンならお馴染みの宮崎誠さんによる演奏

Overtureが流れ出して一瞬にして私の心は1998年に。

 

そしてたまさんとみーちゃんのダンス。

ここはかっこいい男役スタイルだった。

 

 

そしてずんこさんと優子ちゃんの「Tonight」

 

あぁぁぁぁぁぁ我が青春の優子マリアに再び出会えるなんて

 

   (感無量)

 

お衣装はウェストに赤のラインの入った白いドレス

アニタに白いドレスの不満を言っていたマリアの姿が蘇る・・・

 

 

舞台の端と端で想いを伝え合うトニーとマリア

そして徐々に近付いていく2人。

階段のセットも効果的でもう本当に素晴らしいデュエットでした。

 

 

実を言うとですね。

マミさん以外とのTonight受け入れられるのかな私?」

っていう不安は少なからずありました。

 

本公演はもちろん、

優子ちゃんが退団する時のさよならショー

そして宝塚100周年のOG公演

レギュラー出演優子ちゃんがTonightを歌う場面に

(もちろんデフォルトは優子ちゃんのソロ仕様)

日替わりゲストのマミさんが飛び入り参加してくださった日の

あのTonightが本当に今思い出しても泣きだしてしまいそうなほどに

エモエモのエモでキラキラしててなんかどんな言葉を尽くしても

(って言うほどの語彙は尽くしてませんね笑)

到底語れないくらいのトキメキが詰まった大切な思い出なんです。

 

でも、なんかそんな懸念はあっという間に吹っ飛んでたし、

それはやっぱり優子マリアのお隣にいらっしゃるのが

ずんこさんトニーだからなんだろうなぁ、って思ったりもしました。

 

ずんこさんとは「トップコンビ」ではなかったけれど、

それでもどこか、優子ちゃんとの並びが大好きな男役さんだったし

お2人ともトップになる前の、それこそ青春時代を組んで過ごした

仲間というかそんな間柄なんだろうなぁ、なんて。

 

ご卒業から何年経ってもそんなお2人の並んだ姿を見られるなんて

幸せなことですよね・・・

 

 

なんかもうね、いろんな想いが溢れてしまって。

優子サリーと優子マリアに出会えるなんて

すでにもう胸がいっぱいだったのですよ。

 

 

それなのに、セット裏で早替わりした優子ちゃんが

今度は紫のドレスで出て来て・・・

 

そして流れて来た曲が「America」

 

たまさん&みーちゃんを率いて

このナンバーを踊る優子ちゃん。

 

 

ねぇもう信じられない。

 

信じられなさ過ぎてちょっと記憶飛んでる。笑

 

優子アニータだよ?

ねぇ?

 

 

ちなみに昔むか~し(多分20年くらい前)

「big」というミュージカルにご出演した際に

そのPR活動の一貫で「少年隊夢」という

その名の通り少年隊さんの番組にご出演された時にも

このナンバー歌い踊っているのですがそれ以来なのでは・・・・????

(そしてその時の赤いお衣装が可愛かったのですよ)

(っていう関係ないお話)

 

 

 

いやでもほんとね、

 

サリーで出て来て歌って

その後ずんこさんジェラルドが出て来たら

お帽子被ってジャッキーになるとか。


白いドレスでマリアとしてTonight歌って、

一旦引っ込んだあと紫ドレスで再登場して

アニタでAmerica踊るとか。

 

とにかくもうもうもう

「最高」だったんですよ!

(まだ1幕です)

 

 

 

1幕ラストはずんこさんの

「This is the Moment」

 

感動的な歌い上げで幕、でございました!

 

 

 

<2幕>

 

まず流れ出したナンバーの前奏を聞いただけで鳥肌。

 

新公再びなずんゆうこの

「Night and Day」で始まったんですよ!

 

いやー歌うずんこさんのかっこいいことかっこいいこと!

 

ほぼ当時のままの振りで

(いやまぁずんこさんは多少簡略化されてると思いますが笑)

あの時メラニー役だったにも関わらずこれを踊らせて頂いて、

いやなんなら新公なのにフィナーレナンバーまでさせて頂けたの

本当にありがたかったなーと改めて感謝!

 

ここのお衣装もまたね、当時を思わせる素敵な緑のドレスで!

このナンバーを踊る優子ちゃんが見られるなんて……!!!

広いステージを大きく使ってのお2人の楽しそうなダンス!

はぁぁぁ本当に夢のようでした…

 

 

で、ですよ。

このナンバーのあとに2人のちょっとしたMCコーナーがあって。

 

いやまぁここのずんこさんが目にも鮮やかな

(そして多少キラキラお派手な)

緑のお衣装をお召だったんですけどね。

 

ず「北海道ということでね、この鮮やかな緑のお衣装でね、

  まるでにしきのあきらさんのようだよね」


ゆ「大丈夫ですよ、ずんこさんもにしきのさんもスター!ですから!」


 (優子ちゃん、会場に謎のドヤ顔)
 (会場、謎の大拍手)

 

っていう謎に謎なトークでございました笑笑笑

 

 

続く「LaCarioca」~「PassionFlower」

4人揃ってのダンスナンバー!

 

Passion~は昨秋の「GreatestMoment」にあったナンバー。

ここではそのGMでお召しになっていた黒×ゴールドの豪華なドレス

 

元男役さん3人と絡んで踊った後に優子ちゃんもお歌。

 

ここ、私がGMで観た回は愛華さんとだったんですけど

東京では1回だけずんこさんが登場されたらしくて

そしてそれを私は観られなかったので

ここにきて見られて嬉しかったです☆

 

 

 

次の「La vie en Rose」は優子ちゃんの歌ソロ。

 

秋にある一徳先生のショーで歌って欲しいなーって

期待はしてるんだけど、

まさかのそれより前にここで聞けるとは…!!!

 

蘇る「プレスティージュ」の思い出……!!!

(大好きなショーでしたよ)

 

ちなみにね、この曲の時ね、

真っ赤なバラの髪飾り付けてたんですよ!(多分)

そんな点も大層可愛くて嬉しゅうございました。

 

 

その後はずんこさんのソロで

「ひとかけらの勇気」

 

男役さん、元男役さん

いろんな(特に歌のお上手な)方が歌ってきたこの曲。

歌う方の数だけ違って聞こえる曲。

 

ずんこさんは力強さもありつつ、

優しさや大きさを感じさせる、

そんな素敵なパーシーでした。

 

 

 

でね!そう!

 

この後に!

「エメ」をね!

歌ってくれたのですよ!

 

ずんこさんと優子ちゃんで!

 

前奏が流れて来て

 

いや嘘マジで?エメ?嘘?あのエメ?

 

って思ってたら上手からずんこさんが登場して

 

ねぇこれ次に出てくるの優子ちゃんだよね?

お願い優子ちゃんであって?

 

って思ってたら下手からピンクドレス

めちゃめちゃ可愛い優子ちゃん出てきて

歌い出した瞬間、声も可愛くて

ねぇどうしよう?え?どうする?

って客席で軽くパニック笑

(もうちょっと冷静に見たかった&聞きたかった!)

 

だいたいさ、ずんこさんが

上手から登場されたような記憶があるんだけど

前場面ずんこさんソロだよね…?

一旦引っ込んだのかな…?あれ…?

(記憶飛ぶくらい頭の中大混乱でした)

 

 

 

一旦落ち着きまして。ふぅ。

 

ずんこさんロミオとね、

優子ちゃんジュリエットがね、

エメをね歌ってたんですよよよよよよよよ!

(全然落ち着けない)

(いまだにちょっと信じられていない)

 

 

可愛いピンクのドレスで髪も本当にジュリエット仕様で

可愛くて可愛くて可愛くて可愛くてねー!!!

ゆるふわロングの金髪に、あのなんていうの?

古典的ジュリエットがしてるような髪飾りをしててね、

天才的な可愛さだったんですよ!!!

 

あまりのことに軽く呼吸困難になったし、
ずんこロミオとの並びが甘々でらぶらぶで最高だったのですよ。

 

前列に並んだずんこさん強火ファンだと思われる方々も、

2人が絡む度に肩寄せあって、ひやぁぁぁぁって

声にならない悲鳴を上げていらっしゃるのを

後ろから「ですよね♡」と眺めておりました(ほっこり)

 

 

いやーしかしですよ。

観たかったものが見られたアニータに加えて

まさか見られると思わなかったものが見られたジュリエット。

え……最高か……???

 

このエメとね、あとシャルウィあたりは是非とも!

次にも残して欲しい!と思います!!!

 

 

ここからエリザベートコーナー☆

 

まずは

「愛と死の輪舞」をずんこさんがソロで!

 

最初、ほんの少し宮崎さんの伴奏が

たどたどしくなったところがあったんですけど

(そりゃそうですよねこれだけの曲数ですもんねー)

(いつも宮崎さん完璧だからなんだか逆に新鮮だったり)

ずんこさんがそんなことはものともせず

上手く音とリズムを拾って堂々と歌い上げるお姿に感動しました。



続いて「闇が広がる」をなんとみーちゃんと!

 

これはもうね、

「みーちゃんよかったねーーーーー!」

って気持ちで見てました。涙

 

舞台に立つみーちゃんを見たのは久々だったけど

変わらぬスタイルの良さとダンスのかっこよさ。

そしてお歌もとても良かった!


たまさんと2人ダンサーだったけど

バシっと男役風のスーツ&ハットもあれば

可愛くドレス姿もあって大活躍でございました☆

 

 

セトリのラストは「Yo Soy Maria」

 

ここのタンゴがね、

黒いシックなドレスで踊る優子ちゃんがもうかっこよくて!

ずんこさんのお歌がこれまた最高で!

 

曲も同じだからかガトボニのタンゴクラブみたいでね。

誘ってくるたまさんみーちゃんを振り払って

ずんこさんを誘いに行く優子ちゃん、的な、ね!

ずんこさんは細身の黒スーツにハットで

ここの2人の大人っぽい濃厚なダンスが

大変素晴らしかったのですよよよよよよ!!!!!

 

可愛い優子ちゃんも大好きだけど

かっこいい優子ちゃんも大好物な私、

ほんとガッツポーズな場面でした!

 

ありがとうございました!!!

 

 

<アンコール>

ずんこさんのオリジナル曲「夜明け」

 

この曲聞いたこと気がするのですが、

多分GMで歌われてたのでしょうね。

 

ささやくように始まる歌い出しから

徐々に力強く、前向きな人生の応援歌のような

そんな素敵な曲でした。

 

 

アンコール2曲目の前に、ソロ終わりのずんこさんに

優子ちゃんが上着を持ってきて後ろ向きのずんこさんの

着替えをお手伝いしている様子がなんだかとっても

「娘役さん」っぽくてきゅんてしました。

 

 

ずんこさんの「最後は元気な曲を」っていう曲紹介で

「バーモスアバイラール」始まったのには

ちょっと草生えたんだけど

(あれ元気な曲って言うのかな?笑)

でもここもとってもかっこいい場面だったー!!

 

ここの優子ちゃんは確か赤×黒のドレスで、

ガッツリ踊るし低音での歌ソロもあったりで

大変かっこよくて大興奮で幕が降りました!!!

 

 

何度かあったMCコーナーでは

北海道に関する話題が多かったんだけど、

優子ちゃんの北海道の思い出が何年か前に来た1人旅だそうで。

 

その時の

ず「え?1人で来たの?」

ゆ「はい。美味しいものも食べましたよ」

ず「え?それも1人で?」

ゆ「はい。1人で食べました」

っていう会話の端々に見える

「1人で大丈夫な人」と「1人じゃ無理な人」の間の

登れない山渡れない川の風景は忘れられないシュールさでした笑

(私はもちろん前者です)

 

 

4人での北海道トークの時に

 

たま「音楽学校の修学旅行で来ました!」
みー「私もです」
ず「音楽学校の修学旅行、北海道だったの?私たち九州だったよ?」
ゆ「え?私も北海道でしたよ?」
ず「え?」
ゆ「多分私たちの1コ上さんから」
ず「なに若い方に入ろうとしてんの?」


っていうずんゆうの仲良しっぷりも最高でした☆

 

 

トークでたまちゃんが

「北海道は昔全国ツアーで来て以来です」って言ったら

みーちゃんが「私も同じツアーで来て以来です」って言ってて

その時はへーって聞き流したけど後で調べてみたら

そのツアーはなんと「銀ちゃんの恋」でございました!笑


そっか…あの公演北海道まで行ってたのね!笑

 

 

 

そしてね。

合間に観光などもしたのですよ。

 

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大通公園お散歩)

 

 


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こちらは「Doremo LeTao」のパンケーキ☆

店舗情報(ドレモ ルタオ) : チーズケーキの通販、お取り寄せならLeTAO | 小樽洋菓子舗ルタオ

これは5月の限定メニューでした!

クラシックフルーツパンケーキ、とかそんなお名前でした!

 

 

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ずんこさんがMCで

「こんなにいろんな色があるなんて!」と驚いていた

ライラックのお花も綺麗に咲いてました。

 

 

人生4回目の北海道でしたが

(案外行ってる笑)

5月っていう過ごしやすい季節にいったのは初めて。

しかも1泊2日という短い日程で行ったのも初めて!笑

なので帰宅しても、え?私本当に今日北海道にいたの…???

って実感のない感じでした。

 

それでも本当に忘れられない、札幌遠征となりました!

 

 

 

以上!

大大大大大大満足&最高であった札幌のお話でした!

 

お次は、配信で見た「Rain on Neptune」!だよ!

 

2022年7月7日☆

2022年7月7日☆

 

本日は我が歌姫、真彩希帆ちゃんのお誕生日です。

きほちゃん、お誕生日おめでとうございます!

 

 

昨年の7月と言えばまだ退団して数ヶ月。

 

 

そこから

 

7月のディナーショーespressivo

秋には退団後初ミュージカル「ドンジュアン」

年末にはJAZZ LIVE「Night and Day」

クリスマスには甲斐翔真くんのコンサートにゲスト出演

2022年に入って初の帝劇ミュージカル「笑う男」

そしてつい先日のゲスト出演「モンパルナス1934」

 

と、本当にいろんな公演がありました。

 

 

舞台以外にも

ラジオドラマが2本あったり

その他テレビ番組への出演もありましたね。

 

退団1周年の頃には東西で

初のFCファンミーティングも開催されました。

 

 

この後は「流星の音色」「シスターアクト」が控えています。

 

 

宝塚に出会う前に帝劇で東宝ミュージカルに出会ったきほちゃんが

その憧れの帝国劇場にヒロインとして立てたことも、

これまた憧れの新妻聖子さんとの共演が控えていることも、

初舞台からずっときほちゃんを応援してきた人間として

信じられないような気持ちでいっぱいなんですけど、

どれもこれも現実だし、

そうやって着実に夢を叶えているきほちゃんは

本当にキラキラ輝いて見えるし、

そんなきほちゃんをこれからもささやかながら

応援していけたらいいなぁ。

 

 

きほちゃんの多岐に渡る活動を追いかけるのは楽しいし、

その都度インスタやFCブログでお衣装や共演者の方との

エピソードを共有してくれて、

楽しそうな元気いっぱいのきほちゃんの姿を見ると

なんだかものすごく元気をもらえるんですよね☆

 

 

退団1周年の記念の日に望海さんとのお写真を載せてくれたのも

嬉しかったなぁ……

やっぱり「トップコンビ」って卒業しても尊いです。

 

 

これからの1年も、

ますますきほちゃんにとって

幸せなお仕事が続きますように★

そしてその公演やお仕事が

無事に始まり無事に終わりますように★

そしてそれを私も見ることが出来ますように★

 

 

七夕だからってお願い事しすぎだろって感じだけど

(特に最後のは完全に自分のことだし笑)

でもでもだって

今のこの世の中では、そう願ってしまうものですよ。

 

 

まずは来月の「流星の音色」

全国4都市で無事公演できますように、とそう強く願います。

 

 

そしてそして、私も無事観られますように!!!

(だからまたおまえはよ)

(でもでもだってー!)

(ちなみにチケットは無事ゲットできました☆)

 

 

 

 
 
 
 
 
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今年も幸せそうなお誕生日を迎えていて嬉しい限り。

 

もっともっともっと!!!

幸せになってねーーーーー!!!!!

 

 

「ブエノスアイレスの風」

続いては!

 

大好きなありちゃん主演の

ブエノスアイレスの風」を観に行ったお話!

 

これはね、配信ではなくちゃんと劇場で観ました。

贔屓以外では基本的に遠征しない人間なのですが、

5月は東京で真彩さんのファンミがありましたのでね。

青年館へも足を伸ばして参りました☆

 

いやーほんと、観劇して大正解☆

想像以上に素敵な作品でございました!

 

 

ブエノスアイレスの風』
-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…-


作・演出/正塚 晴彦
紫吹淳主演で1998年に初演、柚希礼音主演で2008年に上演され、

いずれも好評を博した作品の待望の再演。
1900年代半ばのブエノスアイレス

反政府ゲリラのリーダーで政治犯として囚われていたニコラスが、特赦により7年振りに釈放される。

軍事政権が倒れ、民主制となった祖国で新たな人生を歩み始めたニコラスは、

ダンスの才能を買われ、タンゴ酒場の花形ダンサーであるイサベラのパートナーとして

雇われることとなるが、そこへかつての仲間リカルドが現れ…。
新たな生き方を模索する男の姿を通し、人生の意味を問いかける物語を、

ドラマティックなタンゴを随所に盛り込んでお届け致します。

 

主演:暁 千星 

 

日本青年館ホール:2022年5月3日(火) - 5月10日(火)

シアタードラマシティ:2022年5月18日(水) - 5月26日(木)

 

月組公演 『ブエノスアイレスの風』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

初演も再演も映像も未見ではありましたが、

初演時代の月組への思い入れが強い(強すぎる)ので

「初演を見てない初演の亡霊」

という新しい生物になり果てました……

 

 

 

まずですね、幕間の感想はもう

 

「ありちゃんかぁっこいぃぃぃぃっっ!!」

 

でしたね笑

 

1幕前半のゲリラとか軍事政権とかの説明の場面の

ダンスシーンがあまりにもかっこよくて

雄叫び上げて立ち上がりたいくらいでした……

 

そしてこれをリカ様(初演ニコラスの紫吹さん)が

やったのかと思うと想像だけでかっこよすぎて萌え死にました……

 

 

そして終演後には

「よかった…とてもよかった…
想像以上に好きな作品だった…」

ってしみじみ思いました。


「ありちゃん」もかっこよかったけど、

それ以上に「ニコラス」がかっこよかった。

 


こ、これをリカさまが……?

それはさぞやかっこよかろうて…bot(長)が爆誕しました笑

 

 

なんていうか、どこがって言われると

自分でもまったくわからないんだけど、

ありちゃんには時折ゆうひさん(大空)ぽさとか

まみちゃん(真琴)ぽさをほんのり感じることがあって

つまりそれは結局

私の好きな男役さんのタイプ

ってことなんでしょうね笑

 

 

昨年同じ正塚先生の「バロンの末裔」が再演された時に

「もっと暗いお話かと思ってたら案外明るい場面もあった」

的な感想が散見されたんですけど(笑)

実は私もこの作品に同じこと思っちゃいました。

案外笑いの起きる場面も多いんですね。

リカルドとリリアナの「乾杯!」とか最高に好きな場面です。

 

あと面白かったのはあみちゃんのマルセーロとバーテンさんね。

ってか、あのマルセーロ!

初演タニちゃん(大和)なんでしょ?

いきがったタニちゃんとか絶対面白いやつじゃん!笑

 

 

 

さてさて。

 

とにもかくにもまずは

ニコラス役のありちゃん(暁)!

 

いやー大変かっこよかったですね!

元々のダンス力に加えて歌も本当にお上手になったし

芝居もまたよかったの!

そしてビジュアルも最高によかったの!

 

まずお衣装がどれもこれも素敵で似合ってて

着こなしや動きのひとつひとつが洗練されていて

あぁこれが男役として10年積み上げて来たものなんだなぁって

心から感心しちゃいました。

 

カフェのボーイさん?バーテンさん?風なお衣装が

もうときめくレベルで最高にかっこよかった!
その後すぐにダンサーになっちゃうから

あのお衣装最初だけなんだよね。もったいない!
あーでも青のスーツも黒のスーツも

もちろん革ジャン風なのも緑っぽいスーツも

どれもさり気なくお洒落で似合ってましたね。

 

そういえば、ツイレポに

「ありちゃんの開襟」て文字がいっぱい並んでたのに

まったくチェックし忘れてたね……
自分の節穴っぷりにびっくりよね……

 

 

あとね、正塚先生の描く世界観

先生がそのお役に与える台詞たち

ありちゃんの相性がものすごくよかった。

と、私は思う。

 

ニコラスっていうキャラクターの持つ

リーダー感もすごくありちゃんに合ってたんだと思う。

革命軍を率いて軍事政府と戦っていたにしては

強さよりも優しさや器の大きさをより感じさせて

しかもそこはかとなく滲み出る賢さ

でもやっぱり内面には熱いものを持っていて、

生きる意味や目的を模索しているような姿も合う。

 

それでいてタンゴダンサーとしてダンスの見せ場も存分にあるんだから

ありちゃんにこの作品を、っていうのも納得。

 

安宿のフロントでひょいっと鍵を取ったり

眩しそうに空を見上げたり

風に吹かれたり…そんなひとつひとつが

とてもかっこよくって大好きだった!

 

でもこれら全て

「これをリカさまが……?(絶対かっこいいやろ)」

と思ってしまうので、

実はこの作品はハリーによる

「こんなリカさま見てみたい」の詰め合わせだったのかもしれない笑

 

 

イサベラ役のじゅりちゃん(天紫)は、

ヒロインとか相手役っていうよりは

ダンスパートナーっていう印象だったかな。

 

今回は歌がなくて残念だったけれど

ダンスもお芝居も上手で手堅く演じてたように思います。

 



ニコラスとイサベラの間のやり取りはどこも好きだった。


イサベラがそれ(オーディションを受けること)は

私のためなのかと問うた時に、

断る理由がないしそれがお前のためになるのならそれでいい、

みたいに返すやりとりとか

 

目的を遂げたい時にはその理由を思い出せ、

ってニコラスに言われたイサベラが

「踊りたいから、踊ることが好きだから踊る」って

改めて意識するあたりとか

 

なんかもういかにも正塚作品だし、

そんなニコラスがめちゃめちゃかっこよかったんですよね。

 

元々彼自身がダンサーになりたかったわけじゃなく

イサベラのオーディションのパートナーを依頼されて

そこが自分の本来の居場所ではないと思いつつも

それが見つかるまでは、と引き受けるニコラスの、

運命に逆らわず流れに身を任せ、それこそ風に吹かれて

でもちゃんと自分の在るべき場所を模索し続けるところが

本当にかっこいいし

「ただ生きていること

がどれだけ幸せなことか」

をちゃんとわかってる人なんだと思う。

そんなとこもかっこいい。



雨の中のイサベラとの場面

約束は破ってしまったけれど

それをちゃんと謝る姿は真摯で誠実だし、

何があったのかを話しながら想いが溢れて

悔しさに打ちのめされている彼を

イサベラがそっと包む一連がとてもよかった。

 

正塚作品は本当にさり気なく

必要以上の盛り上げ方をせずに感情に波を立てる。

 

兄に何が起きたのかをリリアナに問われても

ニコラスはそれに答えることは出来なくて、

そういうことなのかと問われて肯定するのみなんだけど、

雨の中出会ったイサベラの前で初めてそれを口にして

その瞬間から悔しさや自責の念が溢れ出してしまうところも好き。

 

イサベラが目の前のニコラスを包んであげたくなるのがすごくわかるし、

多分客席総イサベラ化してたと思う。


ただこれ、属性ワンコのありちゃんだから

ほんと「雨の中で震える子犬」的な愛おしさがあったけど、

リカさまだとどうだったんだろうなぁ。

全然持ち味違うもんなぁ。

 

(って思ってたらリカさまファンの方から

「大色気放出場面だった」と聞いて

ますます紫吹ニコラス見たくなったので

スカステさま初演の放送待ってます!)

 

 

 

ところで、ですよ。


組んで踊ってる最中にニコラスが思わずイサベラに

キスしそうになるのはあれは一体どんな感情からなんだろうか?

本当にただ「思わず」なのかな?

あの描写をわざわざ入れるのにはどんな意味があるんだろう?
一定の距離は置きながらも、

異性としての魅力を全く感じてないわけでもない、的な?

 

 

ちなみにあの雨の夜には私はあの2人は一線を越えたと思っていて、

でもだからと言ってそこから恋人同士になるかと言ったら

そうでもないんじゃないかと。
独特の空気の変化はあったにしても。
ずっとずっと長い先の話ならまたわからないけど。

 

もし軍事政権がなかったなら……
ニコラスは大学で法律を学んで立派な弁護士になって

エバと結婚していたんだろうか。
そうしたらきっとエバは悩むことなく教師を続けていただろうな。
でもそれだとイサベラの人生には光が射さなかったのかもしれないな。

 

 

 

あみちゃん(彩海)演じるマルセーロ

イサベラに因縁付けてくるところとか、

これタニミエ(大和西條)だったってことか…最高じゃん…って、

また初演厨みたいなこと思っちゃった。

(注:初演観てません)

 


あみちゃんマルセーロはとてもよかった!です!

さすがに蹴られすぎて笑っちゃったけどね。

最初の蹴りは床蹴って音出してるけど、

後半上手袖に追い出すあたりは多分本当に軽く蹴り入れてるよね?

蹴る側も蹴られる側も上手くないとだよね、あれ。

 

中途半端なチンピラのマルセーロがこれ以上ヤバい方向に進まないように

痛い目に遭わせてるのはニコラスの優しさだと思うけど、

そんな優しさと、でもやっぱり使う手段が荒っぽいところと、

どの程度痛め付けたらどの程度の怪我をするのかわかってて

ギリギリのラインを攻めて行ってるあたり、

「さすが元革命軍のリーダー」って思わせる効果もあって巧い。

 

でまた、これがあって後半のマルセーロの

「俺はヤバい奴には手を出さないようにしてるんだ」みたいな台詞が

「あーこいつ、ちゃんと学んだんだな」って思わせて

可愛くて笑っちゃうんだよね。

(ねぇこれが初演タニちゃんとか宛書すぎて笑えるんだけど)

 

 

あ、あとね。

リカルドが武器商人を前にしてリリアナのことを妹だって

聞いた時のあみマルセーロの驚きかたもよかったね!

ほんとマルセーロ愛すべきキャラだった!

武器商人さんの「とんでもねぇヤツだな!」みたいなのに

めっちゃ深く同意してたもんね。

 

あみちゃんの月組での最初のお役がマルセーロでよかった!

1作だけどありちゃんと

同じ作品に出てくれて嬉しかった!

 

 

 

おだちん(風間)のリカルドを見てて、

これ初演樹里ぴょんとかほんとわかりみしかないなって思った。

リカさまと樹里ぴょんはさ、

ベルナルドとアニータの翌年にニコラスとリカルドだったってことでしょ?

すごくない?


で、このリカルドっていうお役。

妹が大切なのはもちろんなんだけど、

ニコラスのことも大好きだよねきっと。

どこかでずっと憧れてたんだろうな。

 

おだちんはやっぱりさぁ…

隅から隅まで上手いよねぇ。

ありちゃんの月組最後の作品で、

こんなにたっぷりのありおだを見せてくれて感謝しかない!

 

武器商人・れんこんさん(蓮)との

やり取りの場面なんて2人ともが最上級に上手くて

なんか…やっぱり…月組ってすごいな……って

変な納得をしてしまったり。

 

(まぁでもれんこんさんはもう少し大きなお役で

観たかったですけどね)

 

 

 

リカルドは、ニコラスがどれだけ説いても折れなかったのに

「リリアナの将来」って話にはやっぱり揺らぐんだよね。

自分と一緒にいたい一心であの子が悪事に手を染めていくこと、

実は気付いてたことを正面から指摘されるから。

あそこのニコリカのやり取りすごく好き。

 

 

全然方向性は違うんだけど、

例えばチャリティーとかボランティアとかそういった慈善活動を

熱心に一緒にやってた仲間がいたとして。

そしてその活動が志半ばで強制終了されたとして。


活動が出来ない間にもうそれをする必要はなくなっていて、

でもそれはいいことなんだからと受け入れて

また違う新しい人生を歩いて行こうって人と、

また活動出来る日がやってきた!もちろんまたやるだろう?

って人との間にはどうやっても越えられない壁があるよね。


半端に終わったまま燻っている人ともう活動に意味を見出せない人。


当時の熱量や想いは間違いなく一緒だったとしても

きっともう同志として生きていくことは出来ない。難しいね。

 

生き残った革命家が、

これからは何のために生きていったら…?ってなるの、
どこか新撰組や薩摩の侍たちのようだな、なんてことも思ったり。

考えてみれば彼らもまた目指す場所を違えて別々の道を辿ったんだったね。

 

 

 

話を戻しまして

(すぐに脱線するのが僕の悪い癖で)

(↑「相棒」に薫ちゃんが帰ってくる記念)

 

 


リリアナ役のまのんちゃん(花妃)は、

可愛くて上手ですごくよかったんだけど、

あのほんわか可愛らしさとあの特徴的なお声だと

今後大分役を選ぶのでは?という要らぬ心配など。


学年が上がるに連れて大人っぽいのも守備範囲に入ってくるといいね。

 

ねぇあとさ、子供の頃からずっと大好きで

会うとドキドキしちゃうかっこいい人に

「今日からは俺が兄貴だ」とか言われても

無理じゃない?え?私は無理

 

 

リリアナが兄ちゃんに私もやるって言った時に

「ここでわかりやすい悲劇作るならリリアナが死んじゃうよなぁ」

なんて思ったんだけど、でもその直後に

「でも正塚先生はそれはしないんだよなぁ…」

みたいなことも思ったりしました笑

 

 

 

エバはさ、これはもう

こもさん(初演の美原さん)宛書よね。

わかるわ。

学校の先生っぽいしリカ様の元カノっぽいもん。


みかこちゃん(羽音)は穏やかながらも

きちんと芯の強さは持ってるエバで素敵。

 


ビセンテさんのぱるくん(礼華)は、

どんなお役なんだろうと思ってたけど

ただの嫌なやつじゃなくて最後には話のわかる男でよかった!

ここ本当にこの話の救い!

 

まぁでもお前が変に勘ぐったりしなければ

リカルド死ななかったんじゃん?とも思うんだけど。

 

あとさ、これ結構Twitterでも言及されてたけど、

ビセンテエバのカフェの場面での、

(店員さんがこぼしちゃったから)

とりあえず1人分しかない紅茶を

エバビセンテ側に先に置いた後の

何のためらいもなく自分が先に飲むビセンテ

こんな何気ない設定1つにその人物のキャラが

滲み出るから面白いよね。

(せめて礼を言ってから飲め)

 

 

あと、ここのカフェの場面で

お客さんとしているなつこさん(夏月)がまた

本当にいそうな客の空気を出しつつ

それでいて真ん中を邪魔するわけでもなく

本当に上手いのよね。

 

お店での遠くからそっとイサベラのことを見守ってる感じも

素敵なんだよね。

 

あと、1場面だったけどイサベラのお母さんもなつこさんですよね?

いやーもう本当に上手い。

それぞれのお役としての佇まい方がとても好き。

(次公演でご卒業とのこと。寂しい限りです)

 

 

同じく出番としては少なかったけれど、

イサベラの姉役の清華 蘭ちゃんもよかった!

 

あと、上にも書いたバーテン役の彩路ゆりかくん!

彼の醸し出す味も可笑しみがあって好きだなー!

 

 

さすがだったのはロレンソ役のりんきらさん(凛城)!
現実見えてる感と人間的な温かさのバランスが絶妙。

オーディションを受けられなかったイサベラを気遣って

ご飯でも?って声掛けるあたりの優しさとかさ。素敵。

 

そういえば初演のロレンソさんて誰だったんだろう?って調べて、
美郷真也さんんんんん最高おおおぉぉぉってなった笑

 

 

はーちゃん(晴音)はね、

そりゃシビさんほどの深みを出すのは難しいかもだけど、

フローラはあみちゃんの母親役なんだから

雰囲気的にはバッチリだったと思う。

 

ただ私が観た回は1幕も2幕も歌中の

多分同じとこで歌声がよれっとしてしまって

ここは技術的な問題だから頑張ってほしかった!

 

なんて思いながら観た次の回では

(あ、そうそう複数回観たんですよ実はえへへ)

幕開きのはーちゃんのお歌がその前観た回より断然よかったので

私が最初に観た回があまり調子がよろしくなかったのかな?

(そんなはーちゃんも次で最後とか…えーん寂しい)

 

 

 

そういえば配役に納得いかなかった

ゆいちゃん(結愛)ですが、

踊ってる姿はとても美しかったし

娘役群舞はセンターだったりれんこんさんとペアだったり

管理人の娘ではほんの少しだけどありちゃんと2人の絡みもあり、

多少納得しました…

 

けども……

はぁぁぁこれでありゆいも見納めかぁぁぁぁ寂しい!

ってのが本音でございます!!!泣

 

 

 

観劇からしばらく時間が経っても尚、
「かすり傷だって言ったじゃんニコラス!」
「こんなとこで死ぬわけにいかないって言ったじゃんリカルド!」
「なんてドジしてくれたんだよマルセーロ!」
って思ってなんか悔して泣きたくなってきたりしたので

私はこの作品かなり気に入ったっぽいですね。笑




♪ビエント〜デ〜ブエノスアイレス
っていう主題歌もずっと頭の中で回り続けるしね。


芝居中に歌がほとんどない作品だけどこの主題歌は本当に素敵。

 

 

 

さてさて。

フィナーレナンバーですが。

ほぼ初演の通りだそうですね。

 

風間リカルド×花妃リリアナ

礼華ビセンテ×羽音エバ

そして、彩海マルセーロ×天紫イサベラ

この3組で繰り広げられるタンゴには

それぞれのお役への感情が溢れて

エモエモなテンションになってしまった。

 

 

居並ぶ男役さんを率いた青いスーツのありちゃんの脚上げ

それはもう見事な上がりよう&かっこよさ

遠征から帰宅してすぐに初日映像で確認してしまった。

そのくらいよかった。

きっと初演再演のかっこよさを出したいって本人も思ってたんじゃないかな。

大丈夫!かっこよかったよ!

 

暁ニコラスを囲んで踊る

イサベラ・エバ・リリアナ、っていう構図は

確か芝居中にもあったと思うけど

フィナーレナンバーの中にもあって

3人が3人とも持ち味が違って素敵だったし

その3人の真ん中にいるありちゃんが

とてつもなくかっこよかった!

 

あとね、はーちゃんの黒ドレスが素敵だった。

周りの色味とちょっとだけ違う感じがして。


りんきらさんとなつこさんが組んで踊ってるのも

大人な組み合わせで素敵だった。
専科さんに行くとなかなかダンスを見られなくなっちゃうから

ファンの方も嬉しかったんじゃなかろうか?

 

 

そうそう。

フィナーレ立ち位置は初演の配役の通り!って聞いてて

まぁそうなんだろうなぁとは思うんですけど

それであの、武器商人役のれんこんさんが

男役群舞のセンターで踊ってたんですけど、

武器商人役のゆうひさんもセンターで踊ったりしてたんです?

それはやっぱりしてないんです?やっぱり?(失礼w)

 

 

最後に出演者たちが出て来て

みんなそれぞれありちゃんと絡んでいく演出は

ただでさえ泣きそうになってしまうから

やっぱり楽公演を映像に残してもらいたかったなぁなんて思う。

 

本当にみんなが順番にありちゃんにアピールしてて、

みんないい表情してたんだよねー!

とっても良い演出でした!

 

 

 

最近はあまり新作もないけれど、

「銀の狼」「WANTED」「ハードボイルドエッグ」「バロンの末裔」あたり

正塚作品は私にとっては思い入れの強いものばかりで。

メラコリやBJも大好きだし。

(まさかのれいこちゃんでBJ再演とは驚き!)

あとはちゃぴちゃんはルパンのカーラが実は大好きだった。

さよならショーで歌ってくれてちゃぴちゃんも好きだったんだなって嬉しかった。

またいろんな名作が再演されるといいなぁ。

 

 

ありちゃんの主演作といえば

「Arkadia」は3列目くらいで観たんですよ。
あの時はひかりふるの大劇場遠征合わせのバウ観劇で。

 

こんな小さな劇場で主役するありちゃんを見るの最後かな?

次はもっと大きな劇場かな?なんて当時思ったけど

あれから5年も経ったんだなぁ…

ありちゃんのことは初舞台の時から応援してたけど、

やっぱりきほちゃんがトップになってからは

他の組を観に行く余裕なんてなかなかなかったから、

これからはなるべく観ていけたらいいなぁ…

なんてことも思いました。

 

お次は星組デビューの全国ツアー公演ですね。

行けるかなぁ…行けるといいなぁ…

 

 

 

最後は作品じゃなくてありちゃん語りになっちゃいましたけど、

以上、ブエノスアイレスの風」についてでした☆

 

お次は『hitaruのひととき 〜魅惑のミュージカルナイト〜』について!

『春野 寿美礼 TALK&LIVE 2022』@配信

続きまして。

 

こちらも配信ですが、

春野 寿美礼さんの「TALK&LIVE」

きほちゃんがゲスト出演した回について!

 

 

 

春野 寿美礼 TALK&LIVE 2022

出演 : 春野 寿美礼 

宝塚ホテル   : 2022年4月29日(金・祝)

          [Guest]真彩 希帆

第一ホテル東京 : 2022年5月7日(土)

          [Guest]望海 風斗
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

まさかまさか。

きほちゃんが春野さんからゲストに呼んで頂けるなんて!!!

まずもうこの事実だけで嬉しいこのトークライブ。

これもきっとドンジュアンご共演のご縁なんでしょうね。

幸せなことです。

 

しかも西のゲストがきほちで

東のゲストが望海さんだなんて

そんな間接的だいきほを摂取できてそれもまた幸せなことで。

(ポスターに並んで載ってるだけで嬉しくなっちゃう系ヲタクです)

 

 

さてさて。

 

まず最初に登場した

春野さんは紫のドレス

これは?もしやすみれさんだけにすみれ色的な…???

って思ったんですけど全然違ったらごめんなさい。笑

右肩にボアの付いた豪華なロングドレスでしたー!


ブレスレットやイヤリングがバタフライになってて、

それがまた可愛くて素敵でした☆

 

 

最初の曲は

レベッカ(「レベッカ」)

 

春野さんのダンヴァース夫人、

情景が目に浮かんでくるような情念のこもったお歌。

 

歌終わりで作品や夫人についても説明してくれる。

優しい。笑

 

 

2曲目は

夢やぶれて(「レ・ミゼラブル」)

 

レミゼは名曲揃いだし

年齢的なこともあるだろうけどそれでも

春野さんがファンテーヌで

きほちゃんがエポニーヌなの

大正解でしかないな、って思いました。

(きほちゃんは自身のDSでエポニーヌの

「OnMyOwn」を歌っています)

 

確かこのレミゼが春野さんが初めて観たミュージカルだって

仰ってましたよね!

(へー!へー!へー!へー!)

そして初宝塚はうたミミのミーマイなんですって!

(へー!へー!へー!へー!)

東宝に通ってた」って言うくらいハマってたんでしょうね。

 

宝塚に出会ってくださって本当によかった!

 

 

 

そしてここでゲストのきほちゃん登場

 

エストに大きめの白いお花飾りが付いた

水色のドレス。

(これ、少し紫がかったブルーらしく、

春野さんをイメージして選んだそうです)

ドレスに合わせて髪にも白いお花の飾り。

アクセサリーはシルバー系でしたね!

 

きほちゃんの登場前に春野さんがたくさん褒めてくださったので
どう登場したらいいのか……って嬉しそうに照れてるところや

 

春野さんから「デュエットしてみたい」と言われて

「ひょー?」って喜んでるところなど

 

きほちゃんの通常運転で可愛かったです笑

 

 


きほちゃんのソロ曲は

100万のキャンドル(「マリー・アントワネット」)

 

私はこの作品は見たことないのですが

きほちゃんがやるならマリーよりマルグリットだよな、

とは思うのでこの曲を聞けて嬉しかったです。

いつか憧れの新妻さんと同じマルグリットを演じるチャンスが

巡って来たらいいのになぁなんてことも思いました。

 

 

 

ここでお召し変えをした春野さんが登場~

白いブラウスシャツに黒パンツ。

まとめ髪がかっこいい。

 

 

ここでしばしトークタイム!

もうあんまり内容覚えてないので箇条書きで!

 

・きほちゃんも宝塚に出会う前に

帝劇でミュージカルに出会った!っていうお話

・受験生時代に何度も繰り返し見てた「エンターザレビュー」

 (しかも春野さんの真似してたらしい笑)

 

・「明智小五郎が大好き!」というきほちゃんに

客席から沸き起こる拍手!(ありがとうございます)

 

・ドンジュアンで初めてお会いするときには

きほちゃんはとても緊張してたらしい

・春野さん→きほちゃんの印象的なエピソード。

再演からの新加入メンバーの歌稽古の時に、

先生が(天翔)愛ちゃんにアドバイスしてるのに

自分だと勘違いしたきほちゃんが「はい!はい!」って

(めちゃ良いお返事を返して)真剣に聞いてたらしい笑

 

・歌稽古で初めてきほちゃんが歌った時に

みんなその歌声が素晴らしくて驚いてて

春野さんは同じ宝塚出身の先輩として

「うちの娘どうよ?」みたいなドヤ気分だったらしい。

(ありがとうございます)

 

 

・途中ドンジュアンのDVD(実物)出してきて宣伝する春野さん笑

 


・きほちゃんが印象的な春野さんの姿

座長のたいちゃん(藤ヶ谷さん)は休演日も東京でお仕事があったりして

忙しくしててちょっとテンパりそうになってる時に

「大丈夫大丈夫」「大丈夫だよ」って優しく励ましてあげていた姿

(このお話、確かDVDの中の座談会でも言ったましたよね)

 

 

・「トップ娘役として」っていうお話で、きほちゃんが

「最初は迷惑を掛けないようにってことで頭がいっぱいだったけど
少しずつ周りが見えるようになってきてからは楽しく朗らかに過ごそうと

思ってた」って言ったら

春野さんが「そうだね。私も途中から楽屋でずっと笑ってた」

って言ってて、組や世代の違いや男役さんと娘役さんの違いはあっても

やっぱり真ん中に立つ人が持つ悩みや考えってあるんだろうなぁと

妙に納得してしまいました。

 

 

・優子先生から見た2人

2人とも1回目と2回目の歌稽古が全然違う
春野さんは自覚なくその日の気分で変わるタイプ
きほちゃんはいろいろ作戦を練って変えてくるタイプ

(ほほぉ…これはまた興味深いご意見でしたね)

 

 

・春野さんの男役時代の細かいこだわりポイントを

教えて頂いてときめくまくるきほちゃん笑

 

・春野さんが彩音ちゃんとファントムを観にきたときの話。

終演後に2人で楽屋にいらっしゃった時に

とっても緊張したけれど勇気を出してご挨拶したきほちゃんと

それをまったく覚えてない春野さん…笑笑

 

トーク中、きほちゃんのイヤリングが落ちてしまったんだけど

それを付け直す時にそっとさり気なくきほちゃんのマイクを

持っていてくれる春野さんの優しさにトキめきました……!!!

 

 

 

そして2人のデュエット曲はもちろん

Home(「ファントム」)

 

歌っているきほちゃんの表情がもうあの時のクリスティーヌで

ちょっと泣きそうになってしまいました…

望海さん以外とのHomeは初めて聞いたので新鮮!

そしてやっぱりエリック先輩・春野さんのHomeは

声に温かみがあって本当に素敵でした!!!

 

 

そこからのバンド演奏は

「落陽のパレルモ」と「エンターザレビュー」のそれぞれ主題歌。

落陽~は聞いたことある曲だな~程度の認識だったけど

エンター~はもうタカスペとかでも歌われる定番曲ですよねー!

私もこの曲大好きですー!

(そして多分エンター~は観劇したような気がする…んだけどな)

 


いやーそれにしても優子先生てすごいですよね…

どの曲もサラリと弾きこなしちゃうじゃないですか…

それでいてコンマス的なお仕事もしてるじゃないですか…

アレンジ編曲のお仕事も案外されてますよね…

スカステの歌特番とかだと稽古指導もされてるじゃないですか…

劇団に優子先生何人いるんだよ!って思うのに

OGとのお仕事まで…ひぃぃえぇぇぇぇ…

 

 

 

なんて思ってたら再び春野さん登場!

 

今度のお衣装はピンク?ベージュ?の柔らかな印象。

ロングスカートだったんですけどね、

その柄がキリンの網目みたいで可愛くて!

しかも長い袖の下の部分とスカートの裾の方、

くっついて見えたんですけど???合ってます???

ごっつい存在感のゴールドのイヤリングも素敵でした!

 

 

「♪エンター~ザレビュー~」って

少し歌いながら踊ってくれたんですけど、

それに対して客席が拍手喝采で!!!

 

で、それに対する春野さんの
「見たいですか?ビデオで見てください!」がもうね、

下級生の頃の(おさあさ時代の)ヤンチャな春野さんが

垣間見えて最高にテンション上がりました!

(おかしなポイントで上がる我がテンション笑)

 

 

 

ラストの曲は、

星から降る金(「モーツァルト!」)

 

実を言うとですね、私、この作品も見たことないんですよ。

(基本的に作品じゃなく「贔屓」を追って観劇するタイプなので)

でも歌ウマ男役OGさんの定番曲みたいになってるので

曲は知ってるんですよね。

ドラマチックに盛り上がるナンバーだし

春野さんの男爵夫人素敵だっただろうなぁ!

いつかきほちゃんがこの作品に出演できる時がきたら

また春野さんの男爵夫人でこのナンバーが聞けるといいな。

 

言霊言霊…!!!

希望は声に(文字に)しておこう!!!

 

 

 

 
 
 
 
 
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アンコール
「再びゲスト!」と飛ばれて「ハイ!」と元気よく登場したきほちゃん。

 

「再び共演できるように頑張ります!」

ガッツポーズなところが最高にきほちゃんらしくて可愛かったです☆

 

 

 

いやー本当に貴重な共演の機会、

ありがとうございました!!!

 

 

ドンジュアンで聞いた春野さんのお歌がもう最高に好きで

上手いのはもちろんのこと、声に艶があって、

またいつかきほちゃんとご共演してくださったらいいなぁなんて

思っていたのにまさかこんなに早く叶うだなんて……!!!

 

 

またいつか、もう一度そんな機会がありますように、

私もきほちゃんを応援していければと改めて思いました☆

 

 

 

 

以上、春野 寿美礼さんの「TALK&LIVE」についてでした。

 

お次は月組ブエノスアイレスの風」を観に行ったお話!

「Never Say Goodbye」@配信

新公に続いて本公演。

東京楽を配信で見ました。

 

でさ、まずね、

『NEVER SAY GOODBYE』なんだか

『Never Say Goodbye』なんだか

ハッキリしなさいよ、っていうね。

 

そういったとこにこだわりないの?

それでいいの?ってちょっぴりモヤモヤした

開演前の緞帳でございました。笑

(緞帳は前者、ポスターは後者)

 

 

 

ミュージカル

『Never Say Goodbye』-ある愛の軌跡-
作・演出/小池 修一郎
作曲/フランク・ワイルドホーン


「ジキル&ハイド」「THE SCARLET PIMPERNEL」等の世界的大ヒットミュージカルの作曲家

フランク・ワイルドホーン氏と、作・演出の小池修一郎とのコラボレーションにより、

2006年に宙組で上演された『NEVER SAY GOODBYE』—ある愛の軌跡—。

読売演劇大賞優秀作品賞と共に、小池修一郎文部科学大臣賞を受賞した傑作ミュージカルが、

16年の時を経て再び宝塚歌劇の舞台に登場致します。
この公演で初舞台を踏んだ真風涼帆は、今や宙組トップスターとして充実の時を迎え、

満を持して再演に挑みます。
1936年。ナチス政権下のベルリンオリンピックに対抗してバルセロナで人民オリンピックが開かれる。

取材に訪れた人気写真家ジョルジュは、リベラルな女性劇作家キャサリンと運命的な再会を果たし、

二人は恋に落ちるが、やがてスペイン内戦に巻き込まれて行く。
ファシズムと闘う人々の愛と勇気が、「ONE HEART」をはじめとする数々の名曲で綴られる、

ミュージカル大作。

 

主演:真風 涼帆、潤 花

 

公演期間:

宝塚大劇場  2022年2月5日(土)~3月14日(月)

       ※2月5日~27日は公演中止

東京宝塚劇場 2022年4月2日(土)~ 5月1日(日)

 

宙組公演 『NEVER SAY GOODBYE』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

この作品、私は初演も観てませんし

映像で見たこともありません。

新公だけ配信で見ました。

 

 

で。結果を先に申し上げますとね。

 

ごめんなさい、私には刺さりませんでした

 

劇場での観劇ではなく配信だから、

これももちろん要因ではあるかと思います。

 

そして前評判通り、楽曲は素晴らしかった。

各ナンバーどの場面もキャストたちは熱演で、

真風ジョルジュは最高にかっこよかったし、

じゅんぱなキャサリンも熱演だった。

芹香ヴィセントもいちいちカッコイイの塊だった。

 

けれども、なんていうか、

詰まるところ何を言いたい話なのか

どこがこの話の核なのか、が掴めなかった。

 

そして頭に疑問符が飛ぶポイントも案外あった。

(「キスしてあげたら返してあげよう」とか

「気持ち悪い」以外の感想が浮かばなかった)

 

 

 

といったわけで、さらさらっと感想を。

 

 

まずは真風さん演じるジョルジュ

 

いやこれはね、かっこよかった。

でもね、かっこよかったのはあくまで真風であって

決してジョルジュではないんだよね。

 

電話しながら腕まくりする真風、とかさ!

男役が完成しつつある感じがして

惚れ惚れしてしまうかっこよさ。

面長で首が太めなのがまた男役として素晴らしい。

 

 

あと、ジョルジュが自分の生い立ちを語るナンバー。

新公ではさらさらと流れ込んできてしまったここが

今回はしっかりと歌詞に説明されてるのがわかって
やっぱり本役だな、と。

伝わり方が違う。

 

でもやっぱり「キスしてくれたら返してあげよう」は
本公演になってもイラついたわぁ。笑

その上「送っていこう」とか「ちょうど朝焼けが綺麗」とか
こんなん恐ろしい以外の感情を持てない!笑

 

 

ストーリーの中心は多分

ジョルジュとキャサリンのラブストーリーなんだろうけど

(-ある愛の軌跡ーですしね)

でもまかキキの友情も描かれててこれは嬉しかった!

(拙者まかキキ大好き侍に候!笑笑笑)


写真家としてヴィセントたちを追っていたジョルジュが

生きる意味をみつけデラシネじゃなくなる、っていうのもまた

この作品の見せたいポイントの1つなんだろうなぁ。

 

 

 

そしてかのちゃん(潤)演じるキャサリン

 

勝ち気なキャシーっていうキャラクターが

かのちゃんにはすごく合っててよかった!


歌も上手くなったよね!
(※高音部とデュエット除く)

 

宝塚によくある
「死に行く主人公を見送るヒロイン」は
テッパンだけど辛いね、やっぱりね。

 

 

 

 

ヴィセント役のキキちゃん(芹香)

 

いやもうまずマタドール芹香さんなんて

かっこいいに決まってるよね。

どの場面もどの表情もかっこいい。

 

明るく陽気なチャックくんみたいなお役のキキちゃんも大好きだけど

今回みたいな思い悩む表情の多いキキちゃんも好き。

闘牛を捨ててでも故郷バルセロナを守りたいっていう

熱く強い男。かっこいい。

 

ソロ歌も良かった!

キキちゃんのお歌はまず声がいいし

声量たっぷりなとこも好き。

 

愛する故郷が戦争に巻き込まれてしまった

しかもスペイン人同士で争うことになるなんて

そんな苦悩が伝わって来る。

 

あとね、テレサ役の水音志保ちゃんとの並びが

これまた美男美女で最高だった!

 

ずっとテレサの肩を抱いてるヴィセント

テレサの手に口づけして去っていくヴィセント

 

最高。そして切なくて泣ける。

 

でも、このストーリーの後、ヴィセントは生き残るんだよね?

未来の孫(だっけ?)出てくるもんね。

テレサの元へ戻れたと、そう思っていいんですよね……?

(お願いだ少しは明るい材料をおくれ…)

 



 

エレン・パーカー役のじゅっちゃん(天彩)

 

女優であるエレン役ってことで本当に存在が華やか!

あと、期待してなかったけど案外キキじゅりの絡みもあって嬉しかった!

(まぁ絡みってほどでもないんだけど笑)

(あでも、キキじゅりでセリ上がりとかあったよね?)

 

ジョルジュとエレンの銀橋場面の

♪こんなところにいるとは~あんな女と一緒に~

のあたりのお歌の情感の込め方がすごく良かったな。

 

ナウオンか何かでキキちゃんがエレン役のことを

「やってみたい役ナンバー1」的なことを言ってて

キキじゅり大好きな私はちょっぴり萌えましたね笑

 

 

 

アギラールずんちゃん(桜木)


ずんちゃんはさ、とってもお上手だったんだけど

新公で見た亜音アギラールの粗削りな迫力がインパクトありすぎてね・・・(笑)

 

アギラールくんはさ、きっとさ、

キラキラした瞳でキャサリンが見つめてくれて

仲間もいっぱいいるジョルジュくんがうらやましかったんだよね。
人のものが欲しくなっちゃったんだよね、

的なことを思ってしまった桜木アギラール

 

亜音アギラールはほんと何したいんだかわからなかったから

どんなキャラなのか(解釈の正誤はおいといて)

なんとなく伝わったのはやっぱりさすが本役さんよね。

 

 

 

あと、(聞かれてないけど)

私の大好きなサラちゃん(愛未)のポイントね!笑

 

幕開きのココナツグルーヴの場面。

金髪にゴールドのドレスが可愛かった!

ONE HEARTの場面でもなかなか良い立ち位置にいて。

泣いてましたねぇ。

サンジョルディの場面。

青いドレスにオレンジのお花の髪飾りを付けて

こってぃと組んで踊ってましたね!

銀橋に出てくる時にも、確かセンターはヴィセント・テレサ

そこから各カップル並んでいくんだけど

センターの娘役さんは退団される瀬戸花さんと愛海さんで

(男役さんは紫藤さんと瑠風さんだったような気がする)

その次!だったのですよ!立ち位置!マジか!(びっくり)

鷹翔・愛未カップル、長身でお似合いで可愛かったー!

 

 

 

 

ココナツグルーヴの歌手は

紫藤さんもえこちゃんこってぃでしたね!

ここ、再演決まった頃からよく耳にした

「ココナツグルーヴ」というワード。
こういうことね、と納得。

 

 

アメリカ人にはわからないという

ワルシャワポーランドの歴史的背景&情勢。

無知な私にもよくわからなかった…無念。

 

 

オリンピアーダについて説明するあたりの
寿・松風・芹香・天彩の安定感たるや!

 

市長役のりっつ(若翔)がまた安定の上手さ。
市長の言ってる(歌ってる)内容が聞き取れるかって

観客の理解度に直結するよね。納得の配役。

 


内戦の勃発。
20世紀の歴史が変わる最中にいる。

こんな場面の人数もコーラスの厚みも経験値も

さすが本公演だなぁって唸る。

 

NO PASARAN!の場面の
ラ・パッショナリア  留依くん

これまた最高であった。

 

そして「市民がファシストに勝った!」という

市民の喜びに胸を打たれるなど。

 

 

サグラダファミリアの場面は新公でも素敵だったけど

こちらはさよちゃん(小春乃)が歌って

ひろこちゃん(水音)が踊るのね…

いやこれまた最高でしたわ…

 

「センチュリアオリンピアーダ!」なあたりは

やっぱりもえこちゃんやこってぃが上手い
風色くんはお顔がぷくぷくで可愛い。笑

 

せとぅ(瀬戸花)が演じる占い師アニータ

何もかもが上手すぎるんよ…

そして占いが当たりすぎなんよ…


で、占い結果をわくわく顔でのぞき込んでる

タリック(亜音)が汗だくなんよ…

(可愛いなおい…)

 


そんなやり取りの間も

ヴィセントさんはずっと

テレサの肩を抱いてるんよ…

 

 

もういろいろ萌えどころがある忙しい場面でしたわ。

 

 

ジョルジュとキャサリンがいちゃついてるところに

エレンがやってくるのはまぁお決まりの展開

 

エレンの歌う「こんなところにいるとは」の

「こんなところ」なわけで

 

ここからまかじゅり銀橋になるわけだけど、
ジョルジュがエレンに自分の運命の人についてを

語る時にその間の本舞台にキャサリンが登場したり

その本舞台のキャサリンのところにピーターが現れたり

ジョルジュとエレン、キャサリンとピーターのそれぞれが決別して

舞台上と銀橋からジョルジュとキャサリンがそれぞれ上手袖へ移動して

そこで一緒になって、躊躇いながらのキスシーン……

っていうこのあたりの流れというか見せ方は、

さすが小池先生ーーーーー!!!!

と叫びたくなるポイントでした。

 

「ミュージカル」の醍醐味って感じがする。

 

でもさ、そもそもキャサリンバツ2(3だっけ?)

の設定って必要だったのかな?

ジョルジュのエレンに対する思いもまぁ全てが偽物じゃなく

惹かれたのは確かみたいだしなんか

「2人ともただ惚れっぽいだけなのでは……???」

ってうっすら思ってしまうのですが……

 

いやでも、今回は2人とも運命の相手だったんだよね。

うんうんそうだよね。うんそういうお話だこれは。

(って無理矢理自分を納得させながら見ました)

(でもそれってどうなの…???っていうね…笑)

 

 

「ONE HEART」は名場面!

 

ジョルジュの訴えにまずキャサリンやヴィセントが共鳴して
だんだんとみんなが銃を置いていく景色に胸が熱くなる
そして分かり合えず去っていくピーターとエレン

 

「小池作品は1幕終わりが最高」

のセオリー通りの最高に素晴らしい場面

 

 

 

2幕始め、退団する瀬戸花さんのアナウンスへの拍手が。

宝塚の世界のこんな温かいとこ好きです。

 

 

サンジョルディの祭りの場


もうまず芹香ヴィセントと水音テレサカップルが最高に可愛い

やっぱり相手役のいるキキちゃん好きだなー!


退団する瀬戸花さんやあられちゃんが良い立ち位置にいるのも嬉しい。

 

でも私は鷹翔・愛未カップルにロックオン

 

 

キャサリンと意見違いをしたジョルジュが

1幕でエレンが歌ったのと同じメロディを歌うのもすごく好き

不協和音ではないけど観客的にはすでに不穏なメロディとして

インプットされてるから。

 

故郷へ帰りたい亜音タリックも可愛いね。
でもそれも仕方ないよね、なんて思う。

 


自分たちとは違う、当事者じゃない

よその国から来たカメラマン……

一度はジョルジュを突き放したヴィセントが

しっかりと仲間として彼を受け入れる場面は見せ場ね

「まかキキの友情」これはいい!

ジョルジュにとって「生きる目的」「自分の居場所」が

見つかった瞬間なんだろうなぁ

 

 

しかしですね。

ここ何代か宙組さんて、トップさんが新しくなる時に

その隣に合う2番手さんを連れて来てるじゃないですか。

それが素晴らしく功を奏していて、

毎公演トップ×2番手の相性の良さ・相乗効果って

5組中1番じゃないかと思うんですよね。

真風の隣の2番手、全組探してもそりゃ芹香だろ、って思いますよ。

 

 

話を戻します

(すぐ脱線する)

 

 

バルセロナの市街戦での
若翔市長とパッショナリア留依くんのお歌は素晴らしかったですね。

新公のお2人も素晴らしいお歌でしたけど、

やっぱり本役のお2人は圧というか力強さが最高です

 

 

ヴィセントの実家での場面は

ちょっとほっこりと優しい気持ちになれて
みんなで集合写真を撮ってる様子に

微笑ましいながらもその先の未来を想うと泣けてくる。



そこからのヴィセントとテレサの別れ

辛くて仕方ないはずなのに決して泣いてすがったりしない

テレサの良い女っぷり。最高。

 

ジュルジュがキャサリンにカメラを託す場面の

背景の丘のセットがとても綺麗だったのも印象的
あの山を越えて義勇軍と合流するんだね…

 

あぁもう悲しいラストがすぐそこまで来てますよー

っていう匂いがプンプンする!笑



最後の戦闘の場面
銃を持って1人ずつ増えてく仲間たち
ここ「今の宙組の選りすぐりのイケメンです」

って感じがして豪華。

(そんな見方もどうかと思うけど笑)

 

 

時を超えてヴィセントがキャサリンの子孫に

ジョルジュのカメラを手渡すのは、

悲しいラストにそれだけじゃない

未来へつながる何か温かいものが感じられて

素敵な演出でした。

 

 

戦争も内紛も決して美化されるものじゃないけれど

戦いの裏にある人々の思いとかそういうものが描かれているのは

やっぱり感動させられてしまいます……

 

 

 

さて。

前評判も上々であったフィナーレ!


まずは下手セリ上がりで

フィナーレの歌手のキキちゃん登場。
黒紫のお衣装が素敵。

キラキラ明るい笑顔で主題歌を歌いながらの銀橋渡り。

もう余裕や貫禄すら感じさせる。
ラストの歌い上げが最高!

 

 

ラインダンス
ねぇ……もしかしてサラちゃんセンターだった?

(確信もてず)

 

 

そしてそこからはもうノンストップ・カッコイイですよね。

 

トップスター真風さんが男役を率いてる姿も
幕が上がって大階段!なのも

キキちゃんが大階段のセンターを降りてくるのも

まかキキの絡みパートがあるのも

どれもこれも最高にカッコイイ!

 

そして安定の大好物踊るこってぃも最高にカッコイイ!

 

あれ?黒ドレスのサラちゃん最上手にいた

 

真風さんが銀橋に出て来て
本舞台上で男役さんたちがマント技披露してるのもときめく!

 

真風さんとじゅっちゃんコンビもいいし
なんといってもキキちゃんとマキコちゃんの迫力よ!

リフトの力強さよ!

(ちょっぴり脳裏を過るフクロウのコートよ!笑)

 

あとどこだっけ?

カップル振りから娘役さんが男役さんにマント渡して

捌けて残って男役群舞、みたいな流れありましたよね?

あのあたりどのカップルも色っぽくて素敵だった!

 


その後のキキちゃんセンターの群舞も最高。

男役さんズラリのかっこよさはさすが宙組!って感じだし

途中差し込まれるキキずんタイムが新鮮で可愛い。

 

 

ラストのデュエダン
前場の赤黒の世界から白銀に変わって

とっても爽やかで清らかで素敵!

まぁお衣装の粛々としたイメージとは違って

振りは大変アクロバティックでしたけども。笑

でもまかかのコンビには合っててよかったと思います。

 

 

パレード


ピンクのドレスのじゅっちゃん
綺麗な歌声のエトワール。嬉しい。

 

風色・鷹翔・亜音

の並びでスタンバイするときの
こってぃの大層なガニ股にちょっと笑ってしまった。

いやかっこいいよ、こってぃ!

大好きだよ!でも可愛可笑しかったんだよ!笑

 

 

真風・潤・芹香と、真ん中3人の

白×黒のスパニッシュ風お衣装に

白赤の大きな羽根がとても素敵。

3人とも長身でお衣装が映えますよね。

 


娘役さんたちが着てる黒ドレスも素敵。

エトワールでピンクドレス着てたじゅっちゃん早変わりよね。

毎公演思うけど、エトワールさんてそのままのお衣装じゃ

ダメなのかしらね・・・

変に目立っちゃうのかな・・・???

 

 

最近毎公演私の愛する98期の退団が続いてるんだけど

この公演でも大好きなほまちゃん(穂稀)がご卒業されました涙

寂しいですね…

でももう98期さんも研11?とかなんですよね…

信じられない…

でも袴姿のほまちゃんもとっても幸せそうな表情をしていて

配信ではあったけれど、そんなお姿をお見送りできて

よかったなと、そう思った千秋楽でした。

 

 

 

以上、配信で見た「ネバセイ」についてでした!

 

お次はこちらも配信ですが

春野寿美礼さんのトークライブについてを書ければと思います!

2022年6月6日☆

2022年6月6日☆

 

今年もこの素晴らしき日がやって参りました!

 

本日は私の最愛のお姫様、

風花舞さんのお誕生日でございます!

 

 

ーおめでとうございますー

 

 

 

 

昨年のお誕生日からの1年で印象に残っているのは

なんといっても昨年秋の

「Greatest Moment」へのご出演ですね。

あれはもう、本当に忘れられない。

 

そしてですね、実は私、

先月の札幌公演にも行って参りましたのですよ・・・

これがまた素晴らしくてですね・・・

(これについてはまた改めて書きます)

 

そして来月には宝塚ホテルにも行きますの。むふ。

 

楽しみですね、本当に。

ありがたいことです。

 

 

 

あと。もう1つ。

 

優子ちゃんが長年可愛がっていた

(うーん、共に暮らしていた、の方が合いそうかな)

チワワのアーシュちゃんが春にお空へ行ってしまいました。

 

私もファンとして可愛らしいお姿を愛でてきましたので

大変に寂しく、そしてまだ辛さでいっぱいです。

 

いつもこのお誕生日の日に優子ちゃんに想うことは

「幸せに笑っていてほしい」ということなのですが

今年に関しては「泣きたいときには泣いていてほしい」

そんなことも思ったりします。

 

遠い地方のファンがそう思ったところで何の意味が……と

思われる方もいらっしゃるでしょう?

まぁ私もそう思わなくもないんですけど(笑)でも、

ファン1人1人の想いをきちんと受け取ってくださる方だから。

それは長年応援してきた私はしっかりとわかってるから。

だから、意味なんてなくたって、いいのです。あはは。

 

 

 

今年も変わらず、

インスタでお姿を拝見し

ラジオトークでお声が聞けて

noteで文章を読み

そしてテレビや新聞や店頭でCMを発見しては

今日はラッキーな日だなぁ幸せだなぁと思う。

 

そんな日々が続きますように。

 

 

 

そしてなんと今年は6月6日、お誕生日当日の

ラジオトークをLIVE配信回にしてくださるとのこと。

こちらも大変楽しみです☆

(ちなみにラジオトークはアプリをDLするだけで

どなたでもご視聴いただけます。もちろん無料です!)

 

 

 

改めて、本当に本当におめでとうございます!

 

 

ささやかなことでもいいから

たくさんの幸せを感じられる1日でありますように……

 

 

「Never Say Goodbye」新人公演@配信

続きまして。

配信で見た「ネバセイ」新公について。

 

これはですね、断言します。

 

愛未サラちゃんがお目当てで見ました!笑

 

 

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「Never Say Goodbye」

 新人公演

 

2022年4月14日  東京宝塚劇場

 

主な配役 ()内本役

ジョルジュ・マルロー            風色 日向 (真風 涼帆)
キャサリン・マクレガー            春乃 さくら(潤 花)
ペギー・マクレガー              山吹 ひばり(潤 花)
ヴィセント・ロメロ           鷹翔 千空(芹香 斗亜)    

 

宙組公演 『NEVER SAY GOODBYE』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

最初に言い訳をしますとですね。

 

初演も映像も未見なのに加え、

本公演も見てない状態での新公配信。

 

仕事終わりに急いで帰宅して臨んだので

時代背景やどういった人物たちの物語なのかも頭に入ってなく、

その上新公なので台詞や場面やナンバーにカットがあるわけで、

しかも下級生ちゃんたちみんなお顔を認識してるわけじゃないので

どの子がどなたのお役をされているのかもよくわからない状況・・・

 

これではさすがに、

「よくわからなかった」が第一の感想になってしまうのですよ・・・

 

決して演じている人たちが悪いわけじゃない。

 

でも、この作品が再演されると決まった時の周囲の

「あの作品、曲はいいけど内容は・・・???」

といった多くの声に

「確かに」と思ってしまったのも事実。

 

 

まぁ全体としてはそんな印象なのですが

それぞれはとてもよかったと思うのですよ。

 

しかもこの日、昼の本公演中に舞台装置の不具合があったんですよね。

その影響で新公も少し開演が遅れまして。

大劇場では公演中止期間の影響で新公が出来なかったので

東京のこの1回のみだというのにセットなどの一部が

変更となってきっと大変だったと思います。

でもそんなことを感じさせない素晴らしい熱演でございました。

 

 

 

主人公・ジョルジュは新公主演2回目の風色くん

お名前とお顔は一致する、程度の認識でしたが、

まず甘めのビジュアルがかっこいいし歌もお上手!

朴訥とした優男っぽい雰囲気、そしてお耳の感じ(笑)は少し姿月あさとさんを思わせたり、

長身と声の柔らかさは凰稀かなめさんを思わせたり、

そう考えるととても宙組に合う持ち味なのかも。

 

数あるナンバーをどれもよく歌いこなしていたけれど、

ただ歌詞がとっても心地よく流れていってしまって

内容があんまり頭に入ってこなかったんだよね。

いや、私ももう少し気合い入れて

内容をしっかり聞けばよかったんだけども。

ミュージカル作品はナンバーをさらさらと耳に流す感じで聞くと

大事な設定や説明が頭に残らなくてえ?え?何?っていう

ストーリー迷子になっちゃうので。笑

そこだけが(自分のスタンス込みで)残念。

 

あ、あとね、風色くんは娘役を前にした時に魅力がぐんと増すタイプなのかも。

これは男役さんとしてはとっても素晴らしいと思います!

 

 

キャサリンは新公初ヒロインの春乃さん

主役の風色くんと同期とのことで

とてもバランスも相性もよく感じました。

お歌はさすがに上手で、

見た目も声もとっても大人っぽい印象。

 

 

ヴィセント役はこってぃ(鷹翔)

マタドール姿がまずかっこいい!

椅子に座ったままじっと一点を見つめる姿が

配信ではアップになって、

かっこいいぃぃぃぃって思わず叫びました。マジで。笑

銀橋ソロでは「低音頑張れ」とは思ったものの、
声量や歌い上げ方はさすがのひとこと!

「ONE HEART」の場面での
テレサとの並びもかっこよかったです。

 

 

アギラール役は亜音くん

まず登場の場面から貫禄もあるし
とてもお歌がよくなったのでは???
でも、このアギラールってお役が

国を支配したいんだか女が欲しいんだか

ちょっと中途半端なキャラクターに見えてしまったのは

これは彼のせいではないよね、きっと。

しかもあっけなく死んじゃったね・・・

 

 

 

エレン役のサラちゃん(愛未)

最初の登場場面ではかなり緊張してるように見えたけど

でも台詞声も歌声もとっても綺麗だった!

ジョルジュがサイン求めて囲まれるのを見て
ぷんすかしてるのとか可愛かったな。

リハーサル場面の紫ワンピに白い帽子のお衣装も

すごく似合ってて(女優っぽくて)好き。

ジョルジュとの歌の場面は
不安定なところはあっても充分上手いし
多分2人とも芝居歌がいいんだと思う。

「ONE HEART」の場面でスペインを後にするエレンの

複雑な、でもキリリとした表情もとてもよかったですよねー!

 

 

 

その他印象に残った方々。

 

 

まずね、パオロ役の真白くん

(基本的に真白くんが好きです笑)

今回も上手いし、そして可愛い。

 

司会者みたいなお役は

るのちゃん(凰海)かな?

こちらもお上手。

 

市長さんも上手でしたね!

調べたところ、雪輝れんやくんだそうで!

(まどちゃんのMSに出てた子ですね)

 

 

「NO PASARAN!」の場面の

ラ・パッショナリア

朝木 陽彩ちゃんの

地声歌唱もかっこよかった!

 

 

サグラダファミリアの場面での
テレサひまりちゃん(栞菜)が踊って
イザベラさらちゃん(花宮)が歌う、

っていうのも豪華でよかったですね。

特に私はさらちゃんのお歌が大好きなので嬉しかった!

 

お歌が上手いと言えば、

占い師アニータ役の湖々さくらちゃんが

これまた格段とお上手で!

次から次へとどれだけ歌ウマ隠し持ってるんだよ?!

ってちょっと笑ってしまうほどでした。笑

 

そして更に、闘牛士たちの男役さんが

なんかみんなそれなりに歌えるんですよ!

(それぞれをしっかりと認識はできなくて残念ですが)

中でもお芝居やお歌ではマックス役の真名瀬くん、

ラストの戦場の場面ではビル役の大路くん、

が印象に残りました☆

 

 

 

カテコ。長の挨拶はこってぃ。

落ち着いた立派なご挨拶でした。

これ、もしアナスタシアで新公ができていたら

そこで亜音くんが初主演だったのかな?
そうしたらホームズの主演が風色くんで、

そしたらこってぃが最後に主演もありだったのかな?

なんていう、今更考えたって仕方ないことも

頭を過ぎったりしてしまいました。

来年あたりにはきっとこってぃにバウ主演が回って来るだろうと、

そんなことを楽しみにしていたいと思います!

 

 

 

以上ネバセイ新公のざっくり感想でした!

 

お次はこのまま続けてこちらも配信ですがネバセイ本公演について!