『PUCK』 &『CRYSTAL TAKARAZUKA』

大劇場公演『PUCK』『CRYSTAL TAKARAZUKA』を観てきましたちゅん

涼風真世麻乃佳世主演の初演から22年を経ての再演です。

公演概要はこちらやじるし

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  公演期間:9月26日(金)~11月3日(月)  

ミュージカル 『PUCK(パック)』  

 作・演出/小池 修一郎  

ショー・ファンタジー

『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』

 作・演出/中村 暁

  ■主演・・・龍 真咲、愛希 れいか

 

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とりあえずですね、芝居は号泣でした泣く

どこから泣いていたかと言えば、幼いハーミアとヘレンが手を取り合って歌っているところ。

(※冒頭ですびっくりびっくり

第1次号泣ポイント・・・冒頭からパックの誕生

第2次号泣ポイント・・・ハーミアに自分の姿が見えなくなってしまったと知ったパック

第3次号泣ポイント・・・グリ~ンエバーグリ~ン♪

 

この『PUCK』という作品、涼風ファンであった私は、全曲熱唱できるレベルに好きな作品です。

どの登場人物も愛おしいし、どの曲も素敵。

 

真咲さんのパック

めっちゃ可愛かったーゆう★ 初演のパックの面影を残しつつ真咲さんなりのパックで。

あんまりダンスは得意な方じゃないと思うんだけど笑

パックの身軽な感じは出てたし、 いたずらっ子で憎めないパック。

でもハーミアのことが大好きで仕方ないのがこれまた可愛い。

だから、ずっと見守っているって約束したハーミアにもう自分の姿が見えていないって知った時の パックがもうホント可哀相で見てられなかった・・・なみだ

(今思い出しても涙が・・・)

最後の「EVER GREEN」もしっかり聞かせてくれて素晴らしいパックでした:)

 

で、対するちゃぴちゃんのハーミアがもうこれまたカワイイのなんのってゆう★

一言で現すなら(ま、そんな必要はないんだけれども)『THE透明感』。

本当に透き通ってしまうんじゃないかと思うほどの透明感。 素晴らしいヒロインでした。

ラスト、岩の上に腰かけて微笑みあうパックとハーミアの可愛さといったら!!!

あまりの可愛らしい光景にしばし現世に戻って来られませんでしたよ、はい。

 

みやちゃんのダニーは、初演に比べて凄みがない分、キザな作りになっていて、

新たなアプローチで これもまた良かったと思います。

カチャのラリーもボンボンがよく似合っていたし。

たまきさんのボビーはやっぱり天海氏と比べてしまうのは酷だけれど

(華やオーラが違いすぎたね、やっぱりね)

でも周りの主要キャスト上級生に囲まれてあれだけ堂々と演じてたのは立派かと。

そして、特筆すべきは、コマちゃんのヘレンにた

人間としてとっても愛すべきキャラでしたよ、ヘレン。

一応外見は可愛くない設定だと思うんだけど(充分可愛いと思うんだけどね!)

振られてもけなされてもめげずに、自分の幸せに向かって一生懸命。

そんな姿がとっても可愛くてちゅん ヘレンが幸せになってくれてよかったーってここでも泣きました泣く

としちゃんやゆりちゃんは仕方ないとはいえ、ウッドペッカーズみんな一緒の

出番ばっかりでちょっと残念だけど、初演にはなかったソロ歌い継ぎがあってよかったかな。

あとは、毎日のアドリブ、頑張ってください。

(ちなみに私の観劇回では象になって玉入れさせられてました。真咲さん容赦ねぇ。)

マギーさんのオベロン様も真咲パックとの相性も良くて素敵だったんだけど、

唯一タイテーニア様は別のキャストで観たかったかも。

ってか、歌えない人がやるのなら、あのオペラチックな歌、ナシで良かったんじゃ・・・?

曲があちこち変わってる割には、歌詞はほとんどそのままだし、

曲調も初演に準じたものに なってるしで、初演厨の私でもさほど違和感なく楽しめました星

でも・・・でもやっぱり・・・ グローイング・アップの曲だけは断然初演版がいいと思うなく

なんだかすっごく明るくポップな曲になっちゃったんだよね。

そりゃ「早く大人になりたーい」って場面だから歌詞の雰囲気とは合ってるの思うの。

でも口では大人になりたいって言いつつも、ちょっぴり大人になることへの不安も匂わせていた

初演の曲調は改めて秀逸だったなぁ、と。

「ハーミア様ウェンディングドレスです~」ってとこも、

翌日結婚式を控えた新婦にドレスが 届いたんだから、明るい曲調で問題ないんだよ、ないんだけどさ、

でも周囲の人間も、観ている観客も「ハーミアは本当にこのまま結婚してしまっていいのか」

っていう 疑問を抱きながら観ているわけでしょ?

このあたりも初演の曲は素晴らしかったんだなぁなんて思いました。

 

で、ショーなんですけどね。

もう芝居で体力消耗しすぎて、あんまり覚えてないのですよ、これが。

主題歌も覚えやすくて良い主題歌だったと思うんですけど、

クリスタル~タカラヅカ~クリスタル~・・・って繰り返し歌っていくと

途中から♪ファンタスティック~エナジ~ファンタスティック~といつの間にか変わってしまう

怪現象が起きます。

 

1番印象に残っているのは、ちゃぴちゃんがお人形さんにされてしまう場面

ちゃぴちゃんの身体能力の高さをまざまざと見せつける場面!!

ちゃぴちゃんの可愛らしさ&真咲さんのキラキラ王子様(じゃないけど)っぷり

& コマちゃんの胡散臭さ・・・いやーこれはいい場面でしたね。

 

あとは・・・そうだなー・・・どの場面も・・・良かったよ・・・

(あーんまり覚えてない・・・けどどの場面もそれなりに楽しんだことは覚えている)

月組さんは真ん中のスターさんがみんな一定レベルで歌えるのでショーは安心です。

中詰の歌い繋ぎなんかも穴がない!!これ、今の宝塚においては素晴らしいこと!!

デュエットダンスも素敵だったー。

真咲さんと踊っている時のちゃぴちゃんは本当に幸せそうに踊るし、

そんなちゃぴちゃんと踊っていると真咲さんがより素敵に見える、

という宝塚の トップコンビシステムの素晴らしさを見せつけてくれるコンビですねきらきら

 

注目ダンサーありちゃんが、ラインダンスのセンターで踊ってたのも嬉しかったなースマイル

 

こんな感じの月組公演観劇でした。

(実をいうとこれが今年の宝塚納め。今年も良い舞台をたくさんありがとーあひょうパンダ)