今週は、きほちゃんのバウヒロ発表もあり浮かれ気分WEEKでしたが、
思いのたけはいつものごとくツイッターでぶちまけてしまいましたので
こちらでは通常営業で観劇記録を
(記念の記事でもアップしておけばよかったといつも後から気付く・・・)
と、いうわけで、これまたもうすぐ2か月が経とうとしていますが・・・
風花舞さん主演「プライヴェート・リハーサル」を観劇して参りました
日暮里d-倉庫
今回のお芝居は病に侵されながらも最期まで女優であろうとした女性と彼女を取り巻く男性たちの物語 だったんだけど、
休憩挟んで2時間50分というかなり集中力の要る公演でした。
主演の風花さんは大熱演!
彼女のよく通る声と聞き取り易い滑舌の良さは素晴らしいといつも思います。(贔屓目万歳!)
ラストで彼女は息を引き取りますが、それは悲しいラストでも安易な悲劇でもなく、
最期まで愛する男性と椿姫のマルグリットを演じながら息絶えるという、
彼女にとっては幸せな満ち足りた人生であったろうし、
その死に顔の美しさから涙どころか何か温かい気持ちが溢れるくらいでした
でも、それに対して、彼女に愛を告げられないまま彼女を失ってしまった若き俳優ポールの悲しみはかなり胸が痛かったです
一度センターでスポットライトを浴びたことのある役者が舞台に立てないのがどれほど辛いか、とか、 自分の容姿が老いていくことに対する女の恐怖とか、なかなか突き刺さるテーマもあり深いお芝居でした。
ラストシーンで、真っ白なセットの中真っ白な造花に囲まれたリュシエンヌさんが、息も絶え絶え 苦しそうに咳込んで、事切れたか・・・のように見えて、バサっと仰向けに寝返るシーンがあるんですけど、 彼女自身が言うんですよ、「まだ死んでない」「生死って曖昧なものね」って。
誰も経験したことないだろうからわからないけど、きっとそうなんでしょうね。 自分が死ぬときもきっとその瞬間ってとっても曖昧なものなんだろうなって。 そうだとしたら、その瞬間を彼女のように、あんな満ち足りた幸せそうな表情で迎えられるだろうか、 とちょっと考えさせられてしまいました。
基本的にリュシエンヌさんはお部屋着が多かったんですけどね、 ポールと出会ってお茶にご招待したときに素敵ワンピに着替えるんですね。 で、髪もキュキュっとまとめ上げるんですけど、それを舞台上でやってくれるんですよ。 あれ、優子姫ファン的にめちゃめちゃよかったです。ありがとうございます。(キモヲタなんですみません)
ポールを演じた山崎将平さんがこれまた素晴らしくて。
まっすぐで素直で優しくてあたたかくて。でも若さゆえの浅い部分もあって。 もうポールそのものだったんですよ。 初めてのお名前・・・と思ったのですが、どうやらゴージャスの「海盗セブン」にご出演だった模様。 またチェックしてみたいと思います。
残念だったことを挙げるとすれば、セット転換。
とにかく時間がかかる&暗さが足りないからオジサマたちが造花撒いてたりするの丸見え・・・ 箱的に仕方ないのか?真っ暗だと作業ができないからなのか?
と、まぁつらつらと書き連ねておりますが、 この作品は、様々な人のいろんな想いが交差して、歴史的背景や、女優という職業とその舞台に立ちたいという習性、 そこに王道テーマである男女間の恋愛と人間の生死、多様な要素が複雑に絡まって織りなされていて、 こんな薄っぺらい言葉ではまったくもって言い表せないんだけれど、それでも自分の感じたことを 記録として残しておきたいと思います。
(公演公式ツイッターより)
おまけ
私が観劇した回、なんと優子ちゃんの宝塚時代の相手役様である久世星佳様がいらしてました
もうなんか・・・腰抜かしそうなくらい(笑)かっこよかったぁ
久世様が演出家さんに、声がいいとか、台詞が素直だとか、ベタ褒めしていて、 いやいや本人に言ってあげてくださいよー久世さんに言われたら喜びますよーって言われてた。 そうだよー直接言ってあげてくださいよー(笑)
なんと久世様は、私たちファンと同じように並んで面会の順番を待っていらしたんだけど、 どんどんと近付いて行って、その存在に気付いて、 きゃー♡のんさーん♡♡♡ って叫んだ姫の可愛さ、プライスレス
久世様が、優子の芝居懐かしい!っておっしゃってた!あれは本気で泣いてるでしょ?って。 そして、のんさんにはわかっちゃいますよね?(えへ♡)って。なんかもうさ、語尾に全て♡が付くんですけど!
なんかこう、トップコンビってのは、何年経っても萌えを撒き散らしているんだなぁ。
4日間6公演キャパ100人の劇場に、久世様もまみちゃんもいらしてくださるなんて、ホントお2人ともお優しい(T_T)
そして、その時のお2人の微笑ましいお姿がこちら。 (風花舞さん公式ツイッターより)
これを至近距離で目撃したんですからね、
そりゃ被弾ですよ。
絶命寸前ですよ。
でも幸せいっぱい胸いっぱいですよ。
なんかもう、よくわかんないけど!!
おまけ2
今回の公演は優子ちゃんのご厚意で、終演後に希望者は面会させて頂けることになっていて。
感想を述べ、お手紙や差し入れをお渡しして、じゃぁ一緒にお写真を・・・ってなった時に 「やぁーん、緊張で脚が震えますー」って言ったら、 「えー??なんでー???」って聞かれたんですけど・・・ いやーなんでそこに疑問抱くかなー?ってこっちが聞きたいですよ
と、いうわけで。久々に優子ちゃんの舞台を観る、の巻でした。
やっぱり私は優子ちゃんが好き。 風花舞さんという舞台人が好き。
踊っている優子ちゃんも 歌っている優子ちゃんも もちろん好きだけれど、
なによりも演じている優子ちゃんが好き。
風花舞さんの芝居は格別 改めてしみじみそう思いました。
どうやら新しい所属事務所も決まったとのことでこれからの活動にも期待しております