はい!次ね!
風花舞さんご出演の「BOLERO2016」を観て参りました
BOLERO 2016-モザイクの夢-
2016/11/2(水)〜2016/11/6(日)
天王洲 銀河劇場
<出演> 東山義久 辻本知彦 島地保武 穴井 豪 橋田 康 神谷直樹 田極 翼 長澤風海 中塚皓平 畠山翔太 Naoki 風花 舞 星奈優里 原田 薫 Shiho(Fried pride) <スタッフ> 演奏:la malinconica sinfonia 構成・演出:小林 香 音楽:la malinconica 堀 倉彰 振付:平澤 智・木下菜津子・森 新吾 原田 薫・辻本知彦・島地保武・長澤風海・東山義久
…BOLEROとは?… ダンスシーンのカリスマ・東山義久が、 熱い想いと果てしなき野望を込めて始動する “美しさ”と“華”と“夢”に満ちた圧倒的魅力あふれる舞台、 Entertainment Dance Performance Show『BOLERO』 ラヴェルの『ボレロ』とオリジナル楽曲の『ボレロ』の狭間で、 美しく情熱的に繰り広げられるダンスシーン… それは見る人々の目と心と魂を揺さぶり、限りなく深い感動の世界へと貴女を誘う。 本公演は2013年に、シリーズ第一作として銀河劇場にてその第一歩を踏み出しました。 そして更なる可能性と高みを目指し2016年秋、再始動致します。 東山義久率いる実力派ダンサーに、 Noism創設時メンバーであり男性日本人初のシルクドソレイダンサーである辻本知彦、 ドイツのフォーサイス・カンパニーにて活動後、振付家としても活躍華々しい島地保武、 元宝塚歌劇団娘役トップスターにして退団後も華やかなダンスで人々を魅了し続ける風花舞・星奈優里、 幅広いジャンルでのコレオグラファーとして、トップダンサーとして常に活躍発信し続ける原田薫等を迎えると共に、 ユニークにして個性ゆたかな魅惑のシンガーShiho(Fried Pride)の参加 ……錚々たる実力派のダンサー×シンガーが紡ぎ出すステージを創り上げるのは、 こぼれ溢れる程の才智冴え渡る演出家“小林香”。 今、日本のダンスシーンに“夢”いっぱいのゴージャスムーヴメントが爆発!!! 素晴らしい“モザイク”模様が貴女を誘惑致します。 まさに、此のステージは必見!?! 『BOLERO』……モザイクの夢・モザイクの情熱・モザイクのファンタジー……
(ちょっと長いですが、公演公式HPによる公演概要はこちら↑)
いやぁ、素晴らしきダンサーたちの祭でした。 あれほどのダンサーさまたちがこれだけ一同に会するダンス公演、なかなかお目にかかれないと思いました。 正直言えば、初めてお名前を拝見する方の方が多かったのですが、 どの方も本当に踊っている姿がかっこよくて美しくて、 どの場面も見入ってしまいました。 今後注目のダンサーさんたちをたくさん覚えました。 それだけでも非常に見応えのある公演でした。
ざっくりとしたストーリーはあるのですが、基本的に台詞はなくダンスのみ。
ひとことふたことずつ、心の声的なものが流される程度です。
バーBOLEROの歌手であるShihoさんの歌が場面を繋いでいきます。
舞台となる街は、具体的にどこという設定はなかったと思うけど、 東西を壁に隔てられたベルリンなのだと思う。 東山くんが演じるのは、壁の向こうへ亡命させることで金を儲けている人。 星奈優里ちゃん演じる女性が亡命を依頼する人。
でも彼女はかつて壁を越える際に、恋人を撃ち殺された過去があって、 壁をなんとか越えようとするも、 死んでいった恋人の記憶に囚われている。 そして彼らは徐々に惹かれあって行く。
優子ちゃん演じる女性は、妄想の世界に生きている人。 妄想の世界の中では彼女は女王であって、 島地さん演じる夫が現実世界へ引き戻そうとするのを 頑なに暴れて拒否。 仕方なく精神安定剤を飲ませ無理矢理落ち着かせている。
バーボレロで踊っているのはロマの3兄弟。 原田薫さんと辻本さんと風海くん。 末の弟が重い病気を患っているものの医者に診せるお金がない。 医者も彼らに金がないのを知ってるから診てくれない。 なんとか掻き集めたお金も借金取りがむしり取って行く。 弟の命は燃え尽きる寸前。
メインキャストの方々の役というか設定はだいたいこんな感じ。
その他の方々は、
ゆりちゃんの撃ち殺された恋人であったり、
優子ちゃんの妄想の世界の住人であったり、
医者や借金取りであったり、
バーの店員であったり、
はたまたナチの将校であったり。
皆さんそれぞれに役割があって、
それぞれのダンスシーンが素晴らしかった。
ストーリーが終わった後に、本編とはまた別に、公演名の通り
「ボレロ」を全員が踊る場面があったのだけれども、
それがまぁ圧巻のひとこと。
いや、ひとことでは表せない、迫力&美しさ。
東山くん&島地さん&辻本さんの3人で踊るところなんて、
DIAMOND☆DOGS の創設時からのファンの方からしたら号泣ものですよね。
ちなみに、東山くんのダンスってとても個性的だと思ってたんですけど、
3人で踊るととってもクラシカルに見えるんですよ。
それってあとの2人がどんだけ個性強いねん、って話ですよね。
もう本当に言葉では表現できない、見たことないような身体の動かし方をされるんですよ。
振り返ってみますと・・・
よくわかんないけどなんかすっげえものを観た
ってのが1番かもしれません。
(語彙無さ過ぎて情けないっす)
余談としましては、私が観た回のうちの1回に、終演後のトークショーがありまして。
女性陣4人+東山リーダー+司会の皓平くん、というCoCoさん涎もんのメンバーでした
いろんな話が出た中で、女性陣が今回の出演者の男性陣の中で誰が好みか、
っていう、よくありがちな質問があって、
(ちなみにこの質問、リーダーが聞いて欲しがってると皓平くんにばらされてましたが)
優里ちゃん→東山くん
Shihoさん→辻本さん
優子ちゃん→翼くん
(これを言った瞬間、客席の女子から悲鳴が上がったのですが翼くんファンでしょうか?むふふ。)
薫さん→ルックスは辻本さん、優しさは島地さん、男気は東山くん
この薫さんの答えに対しての、東山リーダーの見解が、
「ルックスは消えちゃうものだし、優しさには下心があるから、1番いいのもらった!」
っていうもので、もうホント東山くん面白いわ!(大好き!)ってなりました。
で、ここで、この場に司会としていながら名前の挙がらなかった皓平くんが
ちょっぴり落ち込み気味だったんだけど、優子ちゃんが、
「皓平はね・・・」って皓平くんの稽古場からの働きを説明して、
めっちゃ褒めまくって、彼も上機嫌になりまして、男性陣2人が最高ににやけて終わるという
なんとも素敵なトークショーでした。笑
(優子ちゃんと皓平くん「RedShoes~」以来のご共演。懐かしいですね。)
もう1つの余談としては、公演が始まる前に、
ニコ生の公開収録があって、東山原田風花の3人で出演だったんですけど、
このトークがこれまた超絶爆笑ものだったんですよ!!
お金払えば動画見られるんだけどな・・・う、うん。
なんだか公演の感想から大きく外れましたけれども、
とりあえず大満足・大満喫の公演でありました
会場でDVDも申込みしてきたので、届くのが楽しみです
さて。
ようやくこれを持って2016年の観劇記が終了!
(一体今何月だよ?)(2月も終わるよ!)
次は2017年編へ。
まずは「リトルマーメイド」!!