久々の観劇記。
「戯伝写楽2018」を観に行ったお話
<作>中島かずき
<作詞>森 雪之丞
<音楽>立川智也
<演出>河原雅彦
<出演>橋本さとし、中川翔子、小西遼生
壮 一帆、東山義久(Wキャスト)、栗山 航(Wキャスト)、池下重大
中村美貴、華耀きらり、大月さゆ、染谷洸太、馬場亮成、岩橋 大
山崎樹範、吉野圭吾、村井國夫
[東京公演] 2018年1月12日(金)~1月28日(日) 東京芸術劇場プレイハウス
[久留米公演] 2018年2月3日(土)~4日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
[名古屋公演] 2018年2月7日(水) 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
[兵庫公演] 2018年2月10日(土)~12日(月・祝) 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
たった10ヶ月の間に、145点余の作品を残し忽然と消えた浮世絵師・東洲斎写楽。
中島かずきの脚本と立川智也の音楽により、
「写楽は女だった・・・」という大胆な発想で写楽の謎にせまりながら、
喜多川歌麿、葛飾北斎、十返舎一九、大田南畝(別号・蜀山人)など、
寛政の時代に己の才能のまま、
熱く自由に生きる芸術家たちの姿を等身大の人間として描いたミュージカル『戯伝写楽』。
(公式HP・INTRODUCTIONより)
再演物ですが、実は公演内容はあまり知らず。
ただただ、
という私の大好きな俳優さん3人の共演という夢のような並びに
惹かれて観劇を決めたのです。えへへ。
結果ねぇ・・・3人とも素晴らしかったの
めっちゃよかった・・・めっちゃかっこよかった・・・
さとしさんはちょっとふらふらしつつも憎めない主人公だったし
東山くんは軽妙でクリアーな台詞まわしがさすがだし、
その軽妙さが本人の魅力とも役のキャラクターの魅力ともあいまって素敵だったし、
圭吾さんは町人の登場人物が多い中のお侍さんで
そのビビッドな存在感がさすがだったと思うのです。
3人とも、やっぱり私の大好きな役者さんです。
これで3人とも歌って踊れるっていうんだからそりゃ惚れるよね・・・
お名前はよく見ていたけど・・・っていう小西遼生さんと
テレビではよく見ていたけど・・・っていう山崎樹範さんは
お初だったんだけれど、お芝居はもちろんお歌もお上手で
素晴らしかったです。
しょこたんもさすがのヒロインっぷり。
村井国夫さんもさすがの貫禄っぷり。
そしてそして、吉原一の花魁という設定だったえりたん。
どうにも裏にあるえりたん(ジャイアン)が透けて見えてしまって(笑)
色気も何もあったもんじゃねぇな・・・
なんでこの役えりたんにしたし・・・なんて失礼なことを思っていたのですが
(ホンットに失礼)
後半、客と足抜けした結果、心中失敗、さらし者にされる設定で、
縛られながら啖呵切って、誇らしくあの世に去っていく姿が
とってもかっこよくて、あぁこれはえりたんに合った良いお役だわぁと思いました。
お芝居はさすがの素晴らしさでした!
よくできた面白いお芝居でした