さて。
落ち着いて観劇記に戻りまして。
本年初の観劇は大空ゆうひさんご出演の「どうぶつ会議」でした。
新国立劇場・・・めっちゃ久々に行きました。
調べてみたら2003年の「ピルグリム」以来でありました。
16年ぶり・・・懐かしいわ「ピルグリム」・・・
こまつ座 第125回公演「どうぶつ会議」
2019年1月24日(木)~2月3日(日) 東京都 新国立劇場 小劇場 THE PIT
作:井上ひさし 演出:田中麻衣子 音楽:国広和毅 出演:栗原類、池谷のぶえ、田中利花、木戸大聖 /
李千鶴、横山友香、谷村実紀、長本批呂士、中山義紘 /
立川三貴、片岡正二郎、高田賢一、前田一世 /
上山竜治、大空ゆうひ
ドイツの作家エーリッヒ・ケストナーが書いた 同名児童小説を、井上ひさしが舞台化した"幻の作品"。 こまつ座で約半世紀前ぶりに復活します。 3歳から100歳まで、観て、聴いて、笑って楽しめる音楽劇! 世界中のどうぶつたちが子どもたちのために立ち上がりました。 人間の大人たちは世界中にいろんな問題があるのに戦争ばかり、 これじゃあ人間の子どもたちがかわいそうだ、と抗議をしますが、 頭の固い大人たちには届きません。 困ったどうぶつたちは、人間の子どもたちに話を聞いてもらうことに しました。 そんな中、日本のとあるサーカスでは、頭をひねらせたどうぶつたちが 劇場にやってきた子どもたちを閉じ込めて、お話を始めます。 一か月前のある暑い日の夜に始まったものがたりを...。 この二十一世紀というのは、地球と人類史上始まって以来の 大問題が起こってきている。 これをみんなで考えて必死に解決していかないといけない時代に なったのです。 わたしたち旧い世代もがんばります。 しかし、この二十一世紀の主人公は若い皆さんです。 「この世の中は自分たちの意思で変えられる」ということをどうか 肝に銘じていただきたい。 自分たちの意見をはっきり表わしていくことです。 ―――井上ひさし
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とっても面白かったです!
ゆひたんのお兄さんライオン、良いお役ですねー!
かっこよかった!
この作品を観た子供たちの心に何か残ったらいいなーって思う作品。
私はもう汚れっちまった大人なので何も変わらないけど。笑
まぁしかし、良い作品でした。
この先どうなるんだろう?ワクワク。と純粋に楽しむ反面、
わぁ~二の腕最高~!白くて綺麗!とかそういうのも楽しめた。笑
全部出てるんじゃなくて部分的に出てるのがまたいいよね。
(何の話でしょうね。笑)
ゆうひさんは年末に脚を怪我したそうで、そしてまだ完治してなかったようで
杖っぽいものは使ってましたけど、でも舞台上のみならず
客席通路を通る場面もあり、あれは知らない人が見たらわからないんじゃないかな、
って思いました。
いろんな動物が出てきて
もちろん人間もいっぱいでてきて
その誰もが個性が強くて
そしてどの役者さんもお上手でとてもよかったです。
幕開けは、突然客席もストーリーに巻き込まれてスタートして
そこから、どうしてこんなことになったかというと・・・
っていうコトの起こりを説明する場面になり、
・・・と、いうわけで今こうなっているのです、
って幕開けに戻ってくる。
そして、舞台上の登場人物たちと客席のみんなで
一緒になって目の前の問題に立ち向かっていく。
これ、お芝居好きなお子ちゃまなら作品の世界にどっぷりと
入り込んでめっちゃワクワクするんじゃないかな、ってそう思いました。
で、いろいろ考えさせられることは多いのに
これが決して新しい作品ではないということ、
そこが1番の問題点なのかも。
だってもうずっとずっと前に提起されている問題が
今もまだ解決していないってことだから。
難しいよね、いろいろと。
そんなことも考えさせられる作品でした。
↓こちらご共演者木戸くんのインスタのお写真。
https://www.instagram.com/p/BtbJ8eiBhYz/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=11ri08ma4n8oj
アロイス兄さん、かっけーな!
そしてそして。
観劇に来てくれたらしいみーちゃん(春風さん)のインスタ。
↓
このゆひたん、可愛えぇなぁ。
といったわけで「どうぶつ会議」でした。
まだ1月の観劇分ですってよ。えへへ。