今月のスカステは盛りだくさん。
中でも私的に楽しみだったのがこの2つ。
まず1つ目。
「風花舞・星風まどか」
まどかちゃんがトーク相手に優子ちゃんをリクエストしてくれました!
WSSのマリア&黒い瞳のマーシャつながりですね。
まどかちゃんがこんな筋金入りのヅカヲタさんだなんて知らなかったので嬉しい驚きでした。
優子ちゃんファン歴の長い私は、現役中のお話はこれまでにもいろいろ聞いてきたので
プレお披露目公演(ミーマイ)のラストで扇子が緊張のあまりぶわーっと震えていたお話
CAN-CAN初日の大カンカンで大きな拍手を頂いて泣きそうになったお話
相手役さんの素敵な表情をなんとかして客席のお客様にお見せしようと頑張ったお話
(多分これローンウルフですよね)
とかどれも覚えているのだけれど、でも新鮮なお話もたくさんあって。
中でも、黒い瞳の雪の少女の場面が終わって引っ込んだ時にプガチョフのリカさんが「ご苦労さん」と出迎えていてくれたお話なんて想像するだけでリカさまかっこいいですよね!!!
以下、印象的だったお話など。
・優子ちゃんが現役の頃に
「たくさんいる娘役の中で1番いいお役をもらって1番いいお衣装を着せてもらってるのだから誰よりも努力するのは当然のこと」と仰っていたのが若かりし日の自分にはとっても印象的である意味、人としてすごく大切なものの考え方を教えてもらったような気がしていたのですが、それがもうすでに優子ちゃんが研2の時に退団される上級生の方から頂いたお言葉だったということがわかって、より深く感動したりもしました。
・ダンスについて。
脚が上がるとかそういう技術面じゃなく、お芝居なら役で踊るということ。
ショーなら場面ごとにイメージを変えられるようにパワーバランスも含めて計算すること。
曲中の美味しい音を逃さずそこにキメの表情やポーズを持ってくること。
当時まだ若かった優子ちゃんだけど、そんないろんなことをきっちり計算していて、それでいて技術もあって鬘や髪飾りのセンスも素敵で本当にプロフェッショナルだったよなぁ、と改めて思いました。
・「いろんな意見があると思うけれど、最終的には自分がどうしたいか」
そうですよね・・・私、風花教の信者なので、このあたりの考え方、ものすごく優子ちゃんの影響を受けて大人になった気がします。でも、演出家の先生や相手役さんのご意見はしっかりと取り入れる柔軟さもあるんですよね・・・
・「オーシャンズ11」を観て
まどかちゃんのテス役を見て、可愛い役が多いけど大人っぽい役も好きなんだろうな、と思ったという優子ちゃん。
「出来る」とか「似合う」じゃなく「好き」っていう表現がすごく素敵。
まどかちゃんと同じ側から見た感想なんだろうなぁ。「好き」だったらまどかちゃんも肯定しやすいもんね!
・トップコンビのお話で。
1人でいる時にしっかりと場をもたせる、が相手役さんを助けることにもなる!と。出来てたかどうかはわからないけど、考えていたつもりです!とカメラ目線なのが可愛い・・・
・相手役さんが素敵に見えるようにというお話で、
「鏡…鏡です」って言うまどかちゃんと
「大丈夫出来てる!出来てるよ!」って言う優子ちゃんの2人ともが可愛い・・・
「お互いがお互いのいいところを引き出し合えたら素敵だよね?」っていうお言葉もまさに至言!
・「CAN-CAN いつか再演してほしい。客席から観たい」by優子ちゃん
→私もCAN-CAN観たい!!!優子ちゃんのヒロイン作品で再演してほしい&それを観たいお役はピスタッシュとティナ(WANTED)です!!!
・マイブームのお話
優子ちゃんのマイブーム・・・掃除 ・・・・・
真風氏といい・・・まどちゃんはお掃除好きさんから逃げられない運命なのか。笑
・自分の人生が壮大なロールプレイングゲーム
もう優子ちゃんのこんなとこ、本当に好き!
「誰のためでもなく自分のためにやってる。どれだけ上手くいくか。上手くいくと勝ったような気になる」って言う優子ちゃんカッコイイし、それを受けて「クリアー!みたいな?」っていうまどちゃん可愛いの塊か・・・
・現役時代のお話で「大休憩には必ずミルクプリンを食べてた」っていうの想像するだけで可愛い・・・
・最後のお言葉
「宝塚って本当に幸せな場所。その中でトップ娘役というのは大変だけどありがたいこと。楽しんで舞台に出てほしい。」
私の大好きな方は本当に素晴らしいことを仰る・・・とひれ伏した番組でした。
こんな機会を頂けて、まどかちゃんに感謝感謝です!!!
そして2つ目。
スターロングインタビュー
「真彩希帆」
きほちゃんが自分の今までを振り返って語る番組。
これまで初舞台を踏んで以降の彼女の姿はずっと見守って来たつもりでいるけどそれでも改めて感じることもあったし、自分のファン歴を振り返る時間にもなりました。
考えてみれば、イベント系(DS、巴里祭、タカスペ、運動会)以外で観劇できなかった公演は、月のロミジュリとバウのフォーエバーガーシュイン。ロミジュリはまぁいいとして、フォーエバーガーシュインはなぁ・・・行こうかなぁとチケット探してみたけど簡単には見つからなかったから、まーいっかーって諦めちゃったんだよなぁ・・・今思えば、きほちゃんの初組子作品だし、キキちゃん初主演だし、映像されないしで珍しく行かなかったことを後悔している作品です。
さて。インタビューの内容。
辛かった大変だった思い出を語る方が多い音楽学校時代のお話を「楽しかった」と笑顔で語るきほちゃん。やっぱりいつも前向きに生きているところ、大好きです。
初舞台公演のお話ですみかちゃんのことを話してくれたのも嬉しかったなー!
華やかなりしのあのレビューシーンは綺麗だったもんなー!
その後花組に配属されたことは、きほちゃん本人も言ってたけどすごく大きいと思う。
やっぱり花組の娘役さんてドレスの裾捌きとか本当に綺麗だし髪飾りとかへの気合いの入れ具合も素晴らしいもんね。特にきほちゃんが配属された頃には一花ちゃんとかきらりちゃんとか素晴らしい娘役上級生さんがいらしたもんね。
(花組配属だったからこそ、望海さんとも出会えたしね!!!)
星組時代のお話。
妃海さん。
風ちゃんが理想の女の子像ってわかる気がする。
元気で明るくて可愛くて。
そして娘役としてはあのドレスの着こなしや身のこなし。
きほちゃんは新公ヒロインを1度しかしてないけれど、それが風ちゃんのお役だったいうのはすごく嬉しい。
礼さん。
鈴蘭のヒロインが発表された時には私もびっくりしたし、正直言えばまだ早いとさえ思った。できればまずは新公ヒロを経験した上で満を持してバウヒロに挑んでほしい、って当時は思ってた。
でも、あの公演のヒロインのきほちゃんを観られて本当に幸せだったし、礼さんとのデュエット曲のどれもが素敵で、それをご本人方が今でも大切な思い出としてくれているのがファンとしてもすごく嬉しい。
「一緒に歌うのが楽しみだった」って当時も言ってくれてましたよね。本当にありがたいお言葉。
この公演できほちゃんが「男役さんとのデュエットの楽しみ」「 娘役の醍醐味」を感じたというのだから、今のきほちゃんを形作る上で欠かせない公演でしたよね。
七海さん。
星組最後となる「燃ゆる風」での共演。
「毎日幸せだった」「夫婦の空気感を出したかった」「優しいななみさん」この言葉だけで、あの公演での充実具合が伝わってくる。組替えを控えて、きっと心の中ではいろんな葛藤や不安を抱えていた時期だと思うけど優しい殿の隣にいるいねちゃんを観られたのはこちらとしても大変幸せでした。
そして雪組へ・・・ってところで突然千躰荒神祭の若旦那とおひさちゃんが出て来て心臓止まるかと思いました。
(若旦那とおひさちゃん大好きなんでね・・・)
プレお披露目公演のお稽古で、琥珀の中の列車でのやり取りのために、望海さんが武庫川を眺めながらのお稽古に付き合ってくださったっていうお話。
もう有難くて申し訳なくて、きっときほちゃんも同じような思いを抱きつつも、でも嬉しかっただろうなぁって、そんな風に考えていたらなんかもう泣けてきて、そして今もこの文章を入力しながら泣いてます・・・笑
ファントムの上演を聞いた時のお話。
「自分がクリスティーヌを出来るのだということよりも望海さんのエリックが見れるのだと思った。そしてその後にその隣のクリスティーヌを自分が出来るのだと思った」
このあたり、すごく当時のきほちゃんの心境を現わしているんだろうなぁと。
公演が終わった今になって聞いてもまた感動するお話です。
20世紀号のウェディングシーンでの幸せなお話は何回聞いてもいいですね。
きほちゃんが本当に嬉しそうで嬉しそうで。あの場面のお写真を見るだけでこちらも頬が緩みます。
(でも音源を聞いたり映像を見たりしてもっとニマニマしたいです!)
壬生レボの公演からちょっとした余裕が生まれたのは観客としても感じられたことで。
あぁ明らかに折り返したんだなぁという寂しさとともに充実期に入ったことへの称賛も胸に抱いて観劇した公演でした。
「清く正しく美しく朗らかに」の「朗らかに」の部分を大切にしたいというきほちゃん。
こちらも、心も身体も健康で朗らかに舞台を楽しめるファンでありたいものですね。
望海さんについて、と振られて「涙出て来ちゃう」と瞳を潤ませたきほちゃん。
「望海さんの隣にいられることが自分の幸せ」と本当に幸せそうに語るきほちゃん。
を見ていて、もらい涙を流しつつもとっても温かい気持ちになるなぁって思っていたら
「温かい気持ちになれるトップコンビになれたらいいな」というお言葉に
うんうん。充分温かいものをもらってるよ、とっても伝わってるよ、ってそんな気持ちになりました。
真彩ファンという立場の自分からしても、望海さんのことを思うと本当にありがたくて感謝に絶えなくて、何かを語ろうとすると涙が溢れちゃうような感覚になります。なかなかこの思いを言葉にするのは難しい。
(これが咲ちゃんだと、きゃーかっこいいー!好きー!って叫べるんですけどね。笑)
なんかもう、いろいろあったし、ただただ見てることしか出来なかった自分でもいろんなことを思ってここまで来たけど、でも、今、彼女が幸せに朗らかに舞台に立てているのならば、それだけで嬉しいです。
そして、のぞみふうとさま。
いつもいつも本当に本当にありがとうございます!泣
カレンダー掲載月なども発表になっていろいろ考えちゃったりしますけど。
でも。
考えたって仕方ないことばかりですし。
これまで通り。いや、これまで以上に。
きほちゃんを「朗らかに」応援していきたいなぁと思います。
以上、今回は2番組に思ったことのまとめ記事でした!
(注)番組内での発言はニュアンスで記載しています!