ワンスアポン千秋楽中継

雪組公演 「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」が千秋楽を迎えました。

 

今回の公演、大劇場では複数回観ましたが、

東京公演は観劇予定がちょうど公演中止期間と重なり観劇叶いませんでした。

 

22日の千秋楽は地元の映画館で中継観劇する予定でしたがそれも中止となり、

代替策として急遽実施して頂いたスカイステージさんの生中継を自宅で観劇しました。

 

 

公演の実施の是非については 述べるつもりはありません。

 

 

でも。

 

きほちゃんが再び望海さんの隣にデボラとして立ててよかった。

 

と、心から思います。

(各方面に感謝の気持ちでいっぱいです)

 

 

 

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生中継の日はもちろん開演前から終演までずっとテレビの前でしっかりと見届けました。

 

 

そしていっぱい泣きました。

 

 

でも終演後に一番残った感想は

これ、結局いつもどの公演でも同じ想いが1番になっちゃうんだけど

 

望海さん最高。望海さん大好き。望海さん率いる雪組最高に好き。

 

ってことでした。

 

 

そしてそのあとにじわじわと

 

きほちゃんがこんなに素敵な方の相手役でいられるなんて本当に幸せだな。

 

っていう気持ちが押し寄せて来ます。

 

これも毎回のことで、

今回ももちろんそうでした。

 

 

公演の内容としては、今回はカメラワークがとても素晴らしくて、

舞台で観劇していた時とはまた違った視点・アングルで見ることができて

新たな発見もあってとても新鮮に見ることができました。

 

 

公演の内容についてはまたゆっくりと落ち着いて書きたいと思いますけれども、

楽中継で特に印象に残ったのは、

 

・幕開き、階段上スタンバイから歌い出す望海さんの完璧な男役

・ホテルの中にある海辺のレストランへ行く約束を取り付けた時の嬉しそうなヌードルス

ヌードルスから、俺たちはローワーイーストサイドの出なんだと聞かされた時の哀しみと悔しさに満ちた瞳のデボラ

・そうだ狂ってる!俺の親父は狂い死にしたんだ!とどんどん狂っていくマックス

・君はこんなところに置いておくのはもったいない男だと言葉を投げたマックスに手応えを感じている風なジミー

・この人ハリウッドのスターだったのよ?知ってる?という少女のように無邪気なキャロル

・深すぎて胸に染み渡りすぎるヌードルスとデボラの最後の愛のひとひら

 

でしょうか?

映像でアップで見るからこそわかる。

そして大劇場版よりもさらにさらに深まっていると感じた点です。

 

 

 

あとね、こんなこと言ったらあれですけどね、どうしても言いたい。

 

だいきほちゃん、キスシーン上手になったよね???

 

これ、この公演でずっと思ってたけど、BDと中継と見て、

映像でアップで見てもちゃんとしてるように見える!すごい!

 

 

と感動しました。

成長を見守る系の感動ですね、これは。

(自分の立ち位置は、不明です。笑)

 

 

 

 

 さてさて。

 

退団者の方々が無事に袴姿で大階段を降りて来る姿が見られたことは本当に幸せでした。

 

そして毎度のごとく、望海さんと退団者さんたちとのやり取りが本当に

心温まる素敵なものでやっぱりこちらは泣き笑いになってしまいました。

 

この望海さんと退団者さんとのやり取り、ノーカット版で手元に残せるんですよ?

最高じゃありません???

 

 

「テレビの前で見守ってくださっている皆さん」と手を振ってくれたのも嬉しかった。

 

 

 

「お泣きになって」は間違いなく今年の雪組流行語大賞ですよね。

(もちろん昨年は「どっせーい」です。笑)

 

ポロポロと涙を流しながら、え?私しか泣いてない?って笑いつつ

両脇の退団者のお姉さま方は笑顔で、

もう涙が引いたわ!と突っ込まれ、そこからの

「嘘でしょ?どうぞお泣きになって?」って手を伸ばす望海さん、いやあやこちゃん。

可愛くて仕方なかったです。

 

 

自分が雪組ファンになる前には、

望海さんは実力面と、あとヅカヲタな面とで人気のあるスターさんなのだと思っていたのです。

で、それはもちろん間違いじゃないのですけれども。

でも、それだけじゃなく、このお人柄というか人間性というか。

望海さんというお方自体がもう愛すべき存在なのだなぁと今では思います。

 

 

今回の退団者は娘役さん3名だったわけですが。

 

 

まずね私ね、もなみちゃん大好きだったんですよ!!!

SVのラインダンスでちっちゃくても元気いっぱい笑顔いっぱいで踊ってる姿が印象的で。

それから毎公演出番チェックしてました。

身体はちっちゃくてもそれを補って余りあるくらいの表情の豊かさで。

袴姿もご挨拶も可愛かったですよね。

「中学生の私に宝塚を目指してくれてありがとうと言いたい」

とか、多分全観客がヒメ化して「なんて可愛いの!」ってなりましたよね。

本当に残念でなりません。

これからもずっとずっと可愛いもなみちゃんでいてね。

 

 

そしてお姉さま方。

 

私、蘭寿さん時代の花組の、

一花ちゃん、じゅりあちゃん、さあやちゃん、きらりちゃん、

が並び立っていたのがものすごく好きだったんですよ。

4人とも個性が被らず、皆さんそれぞれの娘役道を極めてらっしゃってそれはもう層が厚くて。

 

あの時と同じような贅沢さを、今の雪組

ヒメさん、きゃびさん、あゆみちゃん、カレンちゃん、

にも感じていて。

こちらもまた4人の持ち味や得意分野が被らず本当に自慢のお姉さま並びだなあってかねがね思っていたのですよ。

それがここにきてまさかのお2人同時に退団とは。

ショックが大きすぎました…

 

その上、大事な大事な退団公演がこんなことになってしまって…

見て欲しかったのに見てもらえなかった人、きっとたくさんいると思うんですよね…

もうそう思うと本当に辛くて…

 

 

でも、そんな状況なのに、真ん中でべそべそ泣いてる下級生トップスターを、バシバシ叩いて笑い飛ばしてくれて。その笑顔に笑い泣きになってるトップさん…の姿に号泣、なんですけどね。

 

 

ヒメさんの仰った「万事塞翁が馬」

「いい時も悪い時も」じゃなくて「いい時もそうじゃない時も」という心意気が素敵。

 

そしてきゃびさんの仰った「望海さんが明るく強かったので私たちはそれについていっただけだと思う」というお言葉も、「ほらそういうこと言う!」っていう超絶可愛い望海さんの返しと共に最高に素敵なやり取りだったな、と思います。

 

 

そして、多くの真彩担が言っているように、娘役を極め娘役に誇りを持って生きて来たヒメさまが言ってくださった「望海と真彩率いる雪組」というお言葉。

これもまた、嬉しくありがたく、そしてとても重い言葉だなぁと思いました。

 

 

今回の恒例「みんなでやってみようのコーナー」は

客席が声を出すのはよくないという配慮から

 

拳を空高く突き上げ、その拳を胸に、心の中でこう叫びます、「どっせい」

 

というまた今回も最高に楽しく愛に溢れたものでした。

 

 

 

「どうしたらいいかわからないけど嬉しいからずっと眺めていようかな」

 

ってとっても幸せそうに客席を眺める望海さんのお姿にこちらも幸せになりました。

 

 

そして、こういった時に、両側の「望海さん大好き芸人彩風&真彩」が

とっても嬉しそうに楽しそうに望海さんを見て笑ってるのがまた最高に可愛くて

あーこれが私の大好きな今の雪組の景色だなぁなんてこともしみじみ思いました。

 

 

 

 今回の退団者さまたちの選んだ曲は「FOREVER TAKARAZUKA」でしたね。

 

流れた瞬間に泣きました。

 

そしたら望海さんも泣いてました。

 

きほちゃんはそんな望海さんのお姿を見てウルウルしてました。

 

みんな晴れやかな泣き顔でした。

 

 

ほんっとうに良き千秋楽でした。

 

 

でも、失った公演期間は戻って来ません。

楽公演は想像以上の素晴らしいものになったけれど、

心から、よかったー、とはなかなか思えません。

 

贔屓が退団を控えている今、本当に毎日辛く苦しいです。

 

 

ここから、退団前の大イベントである望海さんのコンサートときほちゃんのMSが控えています。

咲ちゃんは主演として故郷凱旋を果たす全国ツアーが待っています。

 

雪組だけじゃなく、月組トップコンビも退団が発表され、しかも次の公演には初舞台生がいます。

 

花組星組は新トップのお披露目公演です。

その上新人公演は、初主演&初ヒロインのコンビです。

 

とうとう宙組にまで公演中止の影響が及んでしまいました。

 

 

不要不急と言われるけど、一体何が不要で何が不急なのか。

もうよくわからなくなってきてしまいました。

 

今はただ、自分に出来ることを。

しっかり手を洗って、しっかり食べて、しっかり寝る。

免疫力を高めるためには、公演再開が1番なんだけどな・・・なんて思いつつ。

 

1日も早い全世界のこの悪夢のような状況が収束へと向かいますように・・・