「中止期間延長・今後の公演スケジュールの見直し」&「退団者 退団日変更」のお知らせ

長い間宝塚ファンをしておりますけれども。

 

 

これほど自分が応援し続けて来た劇団に

 

「応援してきてよかった」

「これからも応援していきます」

 

と心から思ったことはなかったかもしれません。

 

 

 

2020年4月9日。

この愛を忘れません。

 

 

 

 

昨日発表された事項。

 

 

宝塚歌劇公演の中止期間延長ならびに今後の公演スケジュールの見直しについて

 

4月12日までと発表されていた公演中止期間を6月末まで延長。

それに伴い、発表済の公演スケジュールも再度見直ししていただけるとのこと。

 

 

②退団者 退団日変更のお知らせ

宙組 天瀬 はつひ  発表済の退団予定:2020年4月15日付

・専科 華形 ひかる  発表済の退団予定:2020年5月3日付

雪組 望海 風斗、 真彩 希帆   発表済の退団予定:2020年10月11日付

月組 珠城 りょう、美園 さくら   発表済の退団予定:2021年2月14日付

 

以上の生徒の退団日の変更。

日付優先ではなくちゃんと、退団公演の千秋楽日付、にしてくれるのでしょうね。

 トップコンビだけじゃなく、専科スターや下級生ちゃんにとっても卒業は人生の大切な節目。

ファンにとってもかけがえのない公演。

全ての卒業生にお別れのチャンスを与えてくれる。ありがたい。

 

③組替え(異動)日の変更について

・美稀 千種・・・星組組長に

・白妙 なつ・・・星組副組長に

・万里 柚美・・・星組から専科へ

・潤 花・・・雪組から宙組

 

公演スケジュールの変更に伴ってこれらの予定も変更。

かのちゃんは、ちゃんと雪組生として炎のボレロのヒロインを経験してから異動する。

と、宣言してくれてるような気がする。

 

宝塚歌劇公演の中止期間延長ならびに今後の公演スケジュールの見直しについて | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ

雪組 退団者 退団日変更のお知らせ | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 

 

毎日毎日、辛く悲しいお知らせばかりが続き、

つい先日も東宝系ミュージカルの全日程中止が発表されたばかりでかなりの落胆。

 

そんな中で今回の劇団さんの発表には久々に嬉し涙でした。

 

仕事中だったけど、溢れる涙を抑えることが出来ませんでした。

 

 

どれだけ公演中止期間が延びようと

退団日までのカウントダウンは止まらない

というあの恐怖の日々にようやくサヨナラできるのですね・・・

 

 

あまり後ろ向きな発言をするのは好きじゃないので言いませんでしたけど、

あの、ワンス東京千秋楽のカーテンコールで望海さんが嬉しそうに客席を眺めながら「ずっと見ていたい」って言った時、

 

これが望海さんの男役として舞台に立つ最後になってしまったらどうしよう

 

ととても怖く思いました。

 

だって、コンサートや夏の公演が無事に幕を開けられる保証は無かったのですから。

 

 

 

今後、いつ、何がどうなるのかはわかりません。

それでも、何かしらのカタチで、ちゃんとお見送り出来るようにしてくれる、

そのように最大限検討して頂ける、そういった意味だと受け取りました。

 

 

 

 

夢や希望だけじゃない現実的な話をすると。

 

だいきほの退団延期はあり得る話だと実はちょっぴり思ってました。

 

だって、劇団だって営利企業なわけで。

今回の公演中止で過去に例がないほどの大損失を叩き出してるのは間違いないのですから、

トップコンビの退団で稼がなくてどうする⁈と私がその企業に勤める人間なら間違いなく思います。笑

 

阪神大震災で公演中止となった宝塚に再び賑わいが戻ったのは

天海氏の退団公演・ミーマイだったように思います)

 

 

そして、各公演や劇場、スタッフその他諸々の契約条項。

これ、例えば予定してた主演スターが怪我などで全日程出られない、

とかなってもそんなことくらいじゃひっくり返らないと思うんです。

でも、今回は宝塚だけじゃない、日本だけでもない、

全世界の全エンタメ界が直面している問題だと思うんですよ。

なので交渉の余地はあるって思ってました。

 

 

 

 

自前の劇場、出演者、スタッフ、稽古場、セット、お衣装、それらも強みだったと思います。

 

 だって。考えてみてくださいよ。

上にも例に挙げた阪神大震災で大劇場が閉鎖された時、

公演中止になった花組公演、梅芸(当時飛天)で上演したんですよ⁈

大劇場用に作られたセット、大劇場用に考えられた演出、

それらをあの短期間で別の劇場に持って行けたんです、30年近くも前に。

 

 

なので、きっと、いつどこで公演再開になったとしても

劇団のプロフェッショナルさんたちは私たちの想像なんか遥かに超える

対応を見せてくれるんじゃないかと、そんな期待もしていたりします。

 

 

 

じゃあどこからどうリスタートするか。

それは、いつから再開出来るかが決まらない限りは動けないし、

きっと担当の方々はいろんな可能性に向けていろんなパターンを考えてくださっていると思うけれど、

私の超絶個人的な考えとしては

 

大劇場ははいからさん、東宝は眩耀から

 

スタートしてくれるのがベストなんじゃないかとと思います。

 

ほら、なんか両公演ともおめでたいしさ。

 

それ以前の公演は、一応ちゃんと千秋楽を迎えて幕を降ろしているのでね。

 

 

再開した後、順番に後ろ倒しにしていくのかもしれないし、

ちょっとずつ日程を短くしてどこかで帳尻が合うようにするのかもしれない。

 

 

どちらにしても、今回のこの歌劇団の英断には感謝してもしきれません。

 

 

 

宝塚ファンは何かと日付に意味を持たせがちだけど

4月9日は私の中で、宝塚愛してるよ記念日に認定されました。

 

 

 

 

きほちゃんの退団発表があった2月半ばから、

お茶会中止、公演中止、どんどん悪化していく世の中の状況・・・

 

自分の生きている世界から色が無くなってしまったかのようでした。

 

 

生きていることはもちろんそれだけで素晴らしいこと。

でも、毎日無色の世界で何のために何が楽しくて生きているのかわからなくなりそうでした。

 

 

そんな世界に、今日、色が戻って来たような気がしています。

見る物全てがとても鮮やかに見えます。

 

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この画像はお守りです。

どんなに辛い時でもきっと救いはあるのだと。

これからも信じていたい。

 

 

もちろんこの先の状況が一体いつどうなるのかはわかりませんし、

唯一決定しているのは公演中止期間が延びたということなので

手放しで喜んでいいものかどうか・・・それもわかりません。

 

 

でも少なくとも私は、いつか来るその日まで強く生きなければ、とそう思いました。

 

公演が再開されて、真彩会仲間と劇場で再会出来たら、泣いてしまうような気がします。

でも、その日のためになんとしても元気でいなければですね。

 

皆さん、辛い時ですが頑張りましょう!