凪七瑠海コンサート「パッション・ダムール-愛の夢-」@配信

続きまして。

こちらも配信で拝見しました

凪七瑠海コンサート

「パッション・ダムール」について。

 

最近配信観劇ばかりですけど、それでも現地まで行けなくても

画面越しに楽しませて頂けるのですからありがたいですね。

 

年内にもう少しさくさく更新したいと思います!

 

 

凪七瑠海コンサート
ロマンチック・ステージ
『パッション・ダムール -愛の夢-』
作・演出/岡田 敬二   

主演:凪七瑠海

公演期間:2020年10月12日(月) - 10月25日(日)

 

伸びやかなダンスと歌声で、数々の作品を彩ってきた専科の凪七瑠海が、

雪組からの選抜メンバーを迎えてコンサートを開催。
宝塚の男役の美学を追求するレビュー作品を次々と生み出してきた演出家・岡田敬二の

「ロマンチック・レビュー」シリーズの粋を集めた構成により、

様々に変化する凪七瑠海の魅力を凝縮してお届けする夢のステージに、ぜひご期待ください。   

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 素晴らしいショーでしたね

 

どの場面も「宝塚」を堪能できる。

 

夢夢しい王子様お姫様の世界観も

男役さんの居並ぶちょっと強い圧を感じる場面も

男役と女役の濃厚な絡みに吸い寄せられる場面も

どれもこれも宝塚のショー・レビューの醍醐味だと思うので

雪組の下級生たちがこんな原点回帰的公演で

活躍している姿を見られて大満足でした!!

 

 

 

赤いお衣装のカチャさんのソロからスタート。

もうこの安定感半端ないですよね。

歌のがお上手なのはもちろんのこと、

さすがに動きや見せ方なども上手い。

 

カチャさん周りは、
はいちゃん・あがち&りさ・みちるな布陣だったけど

みんなをしっかりと抱えて更に引っ張って行ってくれて

いるような大きさでしたね。

 

 

下級生ちゃんたちにも見せ場があって、

MS組のいちかくんやシャンタンにもソロがあって

自然と愛着もって応援しちゃいますね。

 

あと、

メキシコの場面でソロを歌った愛陽みちちゃん!

今回初めてちゃんとお名前を覚えましたけど、

可愛らしくて歌声も綺麗でこれから楽しみな娘役さんですね。

 


この場面はガウチョ姿で登場したカチャさんの足捌きが

とても美しくて見惚れました。

男役さんのガウチョ姿ってかっこいいですよね。

 

(MRでガウチョ姿でセリ上がりしてきて銀橋を渡る

望海さんが大好きで毎回オペラロックオンしてしまって

本舞台の翔きほを見逃すという失態を何度かしました。笑)


ここはヒロインポジにみちるちゃん

入っていて、もうそれが可愛くて可愛くて・・・

彼女のヒロイン属性が存分に生かされてましたね。

 

 

「♪ラモ~ナ~」って歌うのはありすちゃんとりなくる。

ここはもう歌姫候補の2人ですからね。

ドレス姿の2人の美しい歌声が響き渡る美しい場面で、

前場面からガラッと空気が変わります。

 

「アムールそれは」の場面ですね。

 

ゴールドのお衣装に身を包んだ王子様カチャさんが登場。

そして幕が開くとこの場面のお姫様=りさちゃん!!!

なんかもう可愛すぎて涙が出ました・・・泣

 

ふわっふわの色とりどりのドレス姿の娘役さんたちが

ずらっと並んで、なんだこれ天国かと思いましたよね・・・

(すみません、娘役ヲタなもので)


次の歌は、つーくん・かのゆり・しおせくん(・・・でしたよね?)

小劇場公演でのショー作品はこういったなかなかソロが聞けない

生徒さんの歌声が聞けるのも嬉しい!

(って思いましたけど、つーくんとかのゆりは案外歌ってるかも。笑)

 

 

そしてそしてですよ。

これが1番楽しみだったといっても過言ではない

「ル・ポァゾン」の場面ですよ。

 

私は親組(最初の贔屓組)が月組の人間なので初演版が大好きで。

さすがにリアタイには間に合ってないのですが、

ファンになった当時、もう何度録画したビデオを見たことか。

 

まずはりんごを持ったあがちのソロ

これ、私の初恋の男役・涼風真世さんが初演ではされていたところ。

妖しく美しく、この後の世界観に誘う大事な場面。

黒のお衣装やお帽子や長髪も似合っていたし、

歌も悪くなかったと思うんですけど!え?どうでした???

悪くなかったですよね???

(あがち大好きなので鼻息荒くてすみませんwww)

 

そして公演中もなかなかの評判であった「BadPower」の場面。

(ここ、そんな場面名だったんです?初めて知りましたよ)

 

もうこの場面の剣さん・こだまさんが大っっっ好きだったんですよ。

剣さん⇒カチャさん、こだまさん⇒みちるちゃん

カチャさんが男役さん率いて踊るのも

みちるちゃんと濃厚に絡むのも本当にどこも最高でした。

後ろで踊ってるりさちゃんの黒髪ボブもよかった。

ともかちゃんの歌も良かった。

あれ、初演では強く美しい娘役さん3人で歌ってて、

それを今回はソロ歌だったけど、遜色ない強さがあって最高!

 

あとですよ。

直前のりんご場面で歌ってるからこの最高の似合いそうな場面に

あがちが出てなくて、なんていうこと!!残念すぎるわ!!!

って思ってたのですが、

1人遅れてセンター奥から登場してきて

もうその登場が、かっこいいのなんのって・・・・!!!

思わずあがたー!!!って叫んでぶっ倒れました。

あの子ほんと・・・なんなんです???

ただ見た目のかっこよさとかダンスの巧さとかだけじゃない

全身から醸す出すオーラとかスター性とか華とか色気とか

もう諸々がとんでもなくて末恐ろしいですよ・・・(震

 

(「ル・ポァゾン」咲ちゃんで再演が発表されましたね!

咲ちゃんもダンサーであり独特の色気を放出するタイプなので

非常に楽しみです!あがちも出るといいな)

 

 

水色のお衣装のかのゆりちゃんが歌う「SMILE」は

いつものアダルティさを封印してキラキラテイスト。

どちらもできるのが実力派の証ですね。

 

1幕ラストは「ALL BY MYSELF」

白燕尾のカチャさんに

あがち、はいちゃん、いちかくん、シャンタン。

大好きなあがちとミュサロ組3人!!

 

この場面は、カチャさんが望海さんからの形見分けのカフスを

付けられてるっておっしゃってましたね。

この公演、望海さんもきほちゃん・あーさと一緒にご観劇された

とのことなので、きっととても感動されたことでしょうね。



 

そして2幕。

 

幕開きは「ダンディズム」

初演では紫吹のりかさまと匠のチャーさまが踊られていた

スーツの男役2人のダンス。

これをはいちゃんとあがちで。

初演と同じくかなりレベルの高い若手ダンサー同士。

しかも若いながらも美しさもあり色気も出せる。

これは見ごたえありましたね。

あとあれですね。

あれはやばいですね。あがたのオールバック。

かなり沼のほとりまで来てますよね、私。笑



この次の場面がですね、本当に申し訳ない、記憶になくて!!!笑

(いや笑ってる場合じゃないわ)

以下、観劇しながら残したメモ書きです。

 

・ひめかちゃんソロ!
・オレンジドレスがいい
・お帽子可愛い

・水色軍服の男役さんかっこいい
・幕、カチャさんと娘役さん
・ここのドレス可愛い!
・白い軍服いい!
・紫ドレスのりさちゃんヒロイン!!!

 

以上でございます・・・(本当にすみませぬ)

 

 

「夢アモール」は我らが副組長・のんちゃんのソロ。
紫ドレスに羽根飾りの綺麗なお衣装。
ここにつーくん登場。
のんちゃんの澄んだ声とつーくんの柔かい温かい声が

合わさって素敵なデュエットでございました。

 

「she」 ここは真っ白あがちと
水色ドレスはともかちゃん・りなくる・みちちゃん・・・かな?

あがちはダンスは最高、芝居もいいので、歌を!頑張って磨いてほしい!

そういった点ではこんな勢い任せでは歌えないような曲を

与えてもらっているのはすごく良いかと。

あと、演じるように歌える曲なのもあがちにとっていい選曲だと思う!

 

(ちなみに私の大好きなありちゃんにもいつも、

「歌もダンスも問題ないから、ちなちゃんとおだちんに挟まれて

めちゃめちゃ芝居鍛え上げられてくれ」って思ってます。笑)

 

 

ラストはボレロ調の曲でフィナーレ。

男役さん黒燕尾と娘役さん白ドレスのとっても

クラシカルで正統派な場面。

 

こんな場面をラストに持ってくると

「やっぱり宝塚の良さはここにある」って思わされるし、

カチャさんの燕尾捌きの美しさには目を瞠りますね。素敵。

 

 

おそらく本来の公演日程ならばなかったのであろうこの公演。

きっと下級生たちにはものすごく素晴らしい経験の場になっただろうし

カチャさんやミュサロ組のファンの方たちはようやく舞台に立つ

贔屓の姿に出会えただろうし、ファン歴の浅い方々も、

素晴らしい過去のレビュー作品に出会えたんじゃないかと。

 

良いこと尽くめでしたな!!!!

 

 

来年の雪組での再演を機に「ル・ポァゾン」の初演放送されないかなー

なんて、ちょっと期待したりもしております。

そうしたら初演を知らない方にも是非見て頂きたい!!!

私はこの公演のプロローグ、今でも月1くらいで見てます。

そのくらい好き。見て損はない作品だと思います。以上!