「fffー歓喜に歌え!ー」「シルクロード~盗賊と宝石~」②

 さてさて。

今回も長くなりますよ、きっと。

 

前回お芝居「fff」についてを書いたので

(それはこちら→

「fffー歓喜に歌え!ー」「シルクロード~盗賊と宝石~」① - 姫さまたちに捧げる戯れ言 〜舞姫と歌姫と〜 )

 

今回はショー「シルクロード」についてなど。 

 

 

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 かんぽ生命 ドリームシアター
ミュージカル・シンフォニア

『f f f-フォルティッシッシモ-~歓喜に歌え!~』
作・演出/上田 久美子

 

かんぽ生命 ドリームシアター
レビュー・アラベスク

シルクロード~盗賊と宝石~』
作・演出/生田 大和

 

主演:望海 風斗、真彩 希帆

 

宝塚大劇場:2021年1月1日(金)〜2月8日(月)
東京宝塚劇場:2021年2月26日(金)〜4月11日(日)

 

 

西から東へ、そして東から西へ…文化、文明、人を乗せ、

陸と海とで西欧とアジアを結びつけてきた交易路「シルクロード」。
路往く隊商を襲った盗賊は、一粒の青いダイヤモンドを手にいれる。

しかしそれはインドの女神シータの失われた片目であった。

ある者には幸福を、そしてまたある者には悲運をもたらしつつ

幾度となく持ち主を変え、遙か古よりこの「シルクロード」を彷徨ってきた宝石の、

その煌めきの中に宿る数多の記憶を辿る旅へと盗賊は誘われてゆく…
過去から未来へ、そして未来から過去へ。

時代と空間を超えた旅の中で綴られる、

エキゾティシズムに富んだレビュー・アラベスク
なお、この作品は演出家・生田大和の初のショー作品となります。
また、数多くのCMやアニメ、映画音楽を手掛けており、

様々なアーティストへの楽曲提供をおこなっている

菅野よう子氏より楽曲をご提供いただきます。

独創的な音楽世界と望海風斗を中心とした雪組がお届けする

ハーモニーにもご期待ください!   

  

公演の内容やお写真はこちらから↓

雪組公演 『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 一言で言えば!

 

最っ高のショーでしたーーー!!!

 

何度観ても飽きなかった。

(えぇ自分的に過去最高回数観劇しましたよ)

飽きるどころか何回も観たかったもっと観たかった

あと210億回観たかったーーー!!!

 

そんな素晴らしい作品でした。

 

こちらは場面の順に思い出を書いていこうと思います。

 

(いつものごとく自分の思い出日記ですw)

 

  

 

 

 第1章 プロローグ・シルクロード

 

ショーの始まりは、定番のタイトル緞帳ではなく

舞台センターに砂時計のセット


開演と同時にスポットライトが当たると

そこにはキャラバン隊の隊長・凪様

ここの赤髪凪様の麗しさ、最高

 

このキャラバン隊、主に退団者の方たちで編成されていて

作品を通して登場します


キャラバン隊の面々を取り囲むように舞う砂の女たち

ここの場面のこの砂の女の皆さんの鬘のセンス!

それぞれの個性もありつつ美しくそして砂っぽさ(とは?)

もあってもう全員順番に眺めたいくらい好きだった!

 

特に、センターに立つ凪様の後ろに

ひまりーあゆみーりさ って並ぶ瞬間があって

ここは雪組が誇る美しきダンサー並びで注目ポイントでした!

 

それに加えて、カレンさんゆきのちゃんのしっとりした美しさ、

それから、あんこちゃんでしょ?うきちゃんでしょ?エミリちゃんでしょ?

ななちゃんでしょ?ともかちゃんでしょ???

いやだからね、もう全員素敵だったんですよー!

 

 

ここで凪様が歌う曲が菅野よう子さんのご提供曲なんですよね

 

砂時計が徐々に上がっていってそれに合わせて

紗幕っぽい布が舞台上に広がって溢れ出した砂のよう…



凪様の手に青いダイヤが握られていて

「♪砂の海へ~」というコーラスとともに

ここからこのダイヤの物語と砂の世界が広がっていく


砂時計から広がる紗幕が振り落とされるとそこには

黒ターバン後ろ姿の盗賊S・望海さんの登場!

(かっこよさと美しさの融合ここに極まれり!)

 

しかしここの望海さんの登場は何回見ても結局わからなかった!

一体どこから出て来てたんだろう?

いろんな角度のお席から見たのにいつも気付いたら

もう定位置にスタンバイしてたの!!!(笑)



ここのね、後ろ姿からの振り返りからの
「♪のたうち狂い~」っていう歌い出しがもうね、

かっこよすぎて大っ好きだった!

ここも菅野さんの曲ですね!

 


望海さんが銀橋へ行くと両袖から盗賊の男役さんたちが登場!
ここのね、咲ちゃんあがちの間から後列にいたあーさが

出てくるとこがなぜか大好きだった(笑)

 

あと、多分盗賊の中に贔屓がいるであろう方たちが、

望海さんが銀橋へ出るのを待って、ちゃんと拍手してから、

さぁ!とばかりにみんなしてオペラを上げ始めるのも素晴らしき光景でした笑

 

あとあと、盗賊の男役さんたちの蹴り上げるようなフリが大好きだった

その瞬間に「ドォゥン」みたいな効果音が入るのが更に好き(笑)

 

途中、咲ちゃんあーさあやなあがちっていう4人で踊るところは

新体制雪組だなぁーなんてことも頭を過ぎったり…


青いダイヤが、キャラバン隊長凪様→盗賊咲ちゃん→

→首領望海さん手渡された瞬間

その青いホープダイヤモンドが女の姿になって現れる

 

ここようやく宝石=きほちゃんの登場

舞台上から降りてくる登場だったけれど

あれ、座って歌うの難しかっただろうなー!

ここの豪華でありつつ、でも品のある髪飾り素敵だったな!

 

宝石のきほちゃんが美声とともに登場して、

それを下で待っててくれるのがりさ・ひまり

さらに盗賊望海さんをきわ・みちる・あやで囲むの、

雪娘の層の厚さ最高だなって毎回思ってた!(自慢)



ちなみに下から盗賊の皆さんが宝石のきほちゃんを

見上げてくれてるってこと、楽1週間くらい前にようやく気付きました(笑)

(どんだけ狭い視野なんだよ)

 


宝石の登場から盗賊へと続くここが太田健先生作のこのショーの主題歌
「宝塚のショーらしい素敵さ」があって大好き!

 

 

板上に降りた宝石きほちゃんをキャラバン隊長凪様が

エスコートしてくれるの嬉しかったなー!

(翔きほありがとうーーーー!!!)

 

 

盗賊の手に宝石が渡る瞬間に砂の女の方々が流れ込んで来て

離れ離れになるところも好きだし

だいきほの2人が砂に囲まれてすれ違うところも好き
ここ2階から見たらとても綺麗

 

ようやくだいきほが一緒に踊り出す場面では
4組のカップルも登場してカップル振りになるところも好き
ここの歌がりおちゃん・はおりん100期コンビなのも嬉しい

 

このあとプロローグからスターたちが順番に銀橋を渡っていく

あの宝塚のショーならではの胸熱展開へ!(最高じゃー!)

 

 

まずは凪様がソロで!

ここで舞台上で歌ってるのがるい・ともかのこれまた100期コンビ

新しい風吹きまくっててとってもいい!


ここ、カリさまとひーちゃんが高難度ダンスを繰り広げてるんだけど
凪様の歌に被っちゃうから拍手出来なくて非常に残念だった!

そこから、

あやな・みちる・あがた→あーさ・あや→さき・きわと続くわけですが

私は何と言ってもここのあーさの「♪俺の進む道が」の後の

あやちゃんの「♪すっすむ~」

この瞬間のポーズ込みでなぜだか無性に好きでした!笑


上下の両花道からだいきほが出て来る頃には

舞台上にはキャラバン隊&砂の女&盗賊の皆さんがズラリ

この絵面は迫力もあり美しく印象的


「♪シルクロード~」って主題歌を歌う望海さんが

とんでもなくカッコイイのは周知の事実なのですが、

この曲、途中でこの「♪シルクロード~」っていう

主旋律パートがきほちゃんになる部分があるんですよね

やっぱりね、トップさん主導で相手役がハモる・重ねる・追いかけるのが

基本だと思うんですよね、宝塚の世界って

それをですね、たとえ部分的にではあっても、

きほちゃん先導でその追いかけパートを望海さん

(あの望海さんですよ?)

っていう風に作ってもらえるのって本当にありがたいし、

それだけ先生方からの信頼を頂いてるんだなぁなんてことも

じんわり思って感動するなどしました…

(なんでも感動する退団者ヲタクw)

 

その上このすぐあとのパートで

望海「♪盗賊と~」

真彩「♪宝石が~」

っていうところもあって、

そうだよこのショーのサブタイトル「盗賊と宝石」なんだよ…

盗賊だけじゃなく宝石も主役なんだよな…

ってことも思って更に感動するまでが毎回セットでした!笑

 


そんなことを思ってると、もう曲終わりで、

盗賊・望海さんが銀橋センターで

宝石・きほちゃんをガシッと腕に抱いて暗転!

っていうだいきほのきゅん展開に打ちのめされるのでした…

 

この呪われた青いダイヤとして知られるホープダイヤモンドを

1人の盗賊が手にしたところからシルクロードの旅が始まるのですね

 

 

きほちゃんはそのまま残って

キャラバン隊の皆さんと一緒に銀橋へ!

ここの、あの裾の長いドレスであの細い銀橋を渡るの、

毎回スカート捌き大変そうだなーって思って見てました…

(お手伝い頂いていた皆様ありがとうございましたー!)

 



 第2章 シルクロード幻視

 

 前場から残った有栖ちゃんの澄んだ歌声のソロ
「♪失われた思い出がよみがえる~」
「♪愛の歌が聞こえる~」


砂の中に消えたかつてあった国の人々
そこに生きた恋人たちの場面

タイトル通りとっても幻想的な場面

 

お衣装の感じからしてイメージはモンゴルや

遊牧民族の方たちなのかな?

 

ここで上手セリ上がりしてくる咲ちゃんが最高に素敵だった

2階席の時にはまだ姿が見えない時からセリをガン見してました(笑)

 

ちょっと濃い、濃すぎて胸やけしそうなくらいの咲ちゃんが大好物な私ですが

ここの幻想的で柔らかい咲ちゃんも本当に大好きでした!

(そして炊かれたスモークの量が毎回微妙に違うのも面白かったw)

(ほとんど煙が見えない時もあれば煙で咲ちゃんが見えないくらいの時もw)



雪組はここ3代くらい、トップコンビの退団公演のショーに

次期コンビの場面があるのが続いてますけど、これとっても好きです

だからここも改めてさききわコンビのプレプレお披露目みたいな?

 

咲ちゃんときわちゃんのダンスの相性がいいことなんて

SVで広く認知されてると思うけどこの場面を見て思ったのは、

2人のダンスは硬度、というか柔らかさが同じなんだなーと…

元々合ってるのか上手く合わせてるのかはわからないけども

 

いやーでもこの場面ね、

あがた&ひまりという私の好みのダンサー同士のカップルがいましてね

そこに視線持ってかれて大変でしたよ…
反対側にいるあやな&りさだって見たいのにね、まったくさ…

 

 

 

 第3章 ペルシャ・運命のアラベスク千夜一夜物語

 

バザール

雪組の人材の宝庫っぷりで大変なことになってたバザール…

あっちもこっちもみんないろんなことしてて

まったくどこ見たらいいのかわからない場面でありました…

 

キャラバン隊長凪様のお歌に合わせて上手花道から登場の

スリ3人組→望海さん・すわっち・あみちゃん

この3人のわちゃわちゃも可愛かったし

プロローグの色気駄々洩れ盗賊望海さんが

すっかりやんちゃキャラで出てくるのがすごく好き!

 

これちょうだい!って副組長のんちゃんと

綺麗な布を引っ張り合う望海さんも可愛い

 

「♪俺は悪だぜぇ~」→ はい、可愛いー!(笑)

 

ここで「♪買ってあげよう欲しいものは~」って出てくる

ギラギラ金持ち風の組長にわさんも大好き

レインボー色のライトが当たってて毎回笑っちゃった(笑)

 

バザールの中から綺麗な青いダイヤを見つけてそれを

盗もうとしたところをキャラバン隊長にみつかって連行される

スリ青年の望海さん

 

ここの連行場面が毎公演の

のぞ凪お遊び(アドリブ)タイム!

どうやら毎回ちゃんと打ち合わせして練習もして臨んでいた模様w

望海さんも凪様も根が真面目なタイプですもんね…

貸し切り公演だったり、ご観劇の著名人の方がいたりすると

それに絡めたアドリブだったりして、

本当に毎公演楽しみだったし楽しませてもらいました!

 

望「待ってください!今日は大切な日なんです!DVD収録の日なんです…!」とか!

凪「来なさい!今日は望海風斗さんのメモリアルブックの発売日やねんから!早よ行くで!」とか!

凪「三井住友カード」望「宝塚友の会」「「ありがとう(がっちり握手)」」とか!

不服そうに連行されながらの望「つまんないっ!」(byロールヘン妹)とか!
「本日は阪急交通社シルクロードの旅はようこそ」(2人でぺこり)
望「こちらが世界が誇る"愛してんで"ことキャラバン隊長!」
凪「こちらが盗まれたばかりのホープダイヤモンド!」
「それでは皆様良い旅を〜!」(世界が誇る愛してんで…?笑)とか!

望「シャルウィ ダンス?」(壮さんご観劇)で2人で踊ったりとか!

あと流れは忘れちゃったけど、

隊長に「愛してんで」を言わせた時には

客席のテンションもぶわっと上がったし、

連行される時に手錠が外れちゃったことがあって

そういったアクシデントにも大変笑わせてもらいました

 

そんな毎回客席も笑ってる中、次の場面に

かっこよく登場しなきゃいけないあーさは大変だったよね!(笑)

 

 といったわけで千夜一夜物語

 

 笑いを耐え(笑)かっこよく登場するシャフリヤール・あーさ

 

だんだんとあーさが笑いを堪えられてるかも注目されたり、

のぞ凪のネタにあーさも便乗したりして日に日に

変化していったのも面白かった!よね!

 

リムスキー・コルサコフ交響組曲シェエラザード

ところどころで効果的に使われてるのも良かった

 

アラビアンナイト内のシャフリヤールは残忍被虐な王のようだけれど

ここでは自分のお気に入り奴隷を集めて舞わせている、的な設定なのかな?

まぁ逆らう奴隷には手をかけるから残忍なことに変わりはないのだけど…

 

ここでの奴隷=宝石たちがこれまた最高でね…

とくにアラビアン風お衣装の娘役さんたちの美しいこと…

谷間や生腹を堪能できる大胆なお衣装…ありがとうございます!!!

 

中でも私の視線を釘付けにしたのはやはり夢白あやちゃんでした!!!

なんっていう素晴らしきナイスバディ!妖艶な美しさ!!!

たびたび私のオペラはロックオン!でございました…

(しかもあやな・あがちと絡むんですよ…最高か…)

 

ここの場面は全体的に色っぽく美しい場面で、

豪華なお衣装でセンター登場からソロ歌のあーさはもちろん

奴隷を連行してくるキャラバン隊長凪様、

両腕を鎖に繋がれた黄金の奴隷・スリの望海さんと、

もうどの人のどの絡みも、それぞれの宝石たちとの絡みも

もうどれもこれもが美しくて最高でした…

(特に「望海さんをリフト移動させるあがた」は毎回大好きで見てた!w)

 

そんな中できほちゃんは、シャフリヤールの寵姫・シェヘラザード

数ある宝石の中でもシャフリヤールから特別の寵愛を受けている

 

そんなシェヘラザードは黄金の奴隷と惹かれ合うけれど

シャフリヤールに引き裂かれてしまう…

 

私はかっこいいきほちゃんも美しいきほちゃんも大好きだけど

なんといってもやっぱり

「可愛いきほちゃん」が大好きだから

この場面のきほちゃんは大好物だった

お衣装は鍛えられた腹筋も見せてくれる

布面積は少な目(笑)なものだったけど

属性がヒロインで髪飾りや声の高さやそんな諸々が

本当に可愛くてとっても嬉しかった!

黄金の奴隷と惹かれ合って見つめ合う瞬間には

私がトップコンビに求めるときめきが詰まってた!

この場面をこのまま1本の芝居にしてくれないかなとか思ったくらい!

こんな、ひとめぼれからのとことん恋に落ちるだいきほとか

見てみたかったんですよねーーー!(諦めが悪い)

 

 

シャフさまに寄り添ってお話をするシェヘラザードの

「♪というお話〜」っていう歌い出しも大好きだったな…
大きく強くも歌える人が抑えて歌うと巧さが際立つよね!

そしてとにかくここの声が好きだったー!

なんて可愛い声で歌うのかしらーーーー???

(あと、あさきほの絡み!って意味でも嬉しかった)

 

本舞台と銀橋、と距離はあるけれどここはだいきほデュエット

やっぱりこのコンビが好き、毎回そう思った

 

そして片腕に鎖を残した望海さんの姿にやっぱりこれは

「EXOTICA!」へのオマージュなのでは?と思わされました

 

 

あとね、シェヘラザードのきほちゃんがセリ下がりしていく瞬間が大好きだった!

表情やポーズが毎回少しずつ違って、でも毎回ものすっごく可愛くて、

ポーズと表情と可愛さと色っぽさの塩梅が絶妙だった

あんなん好きしかない

 

「この瞬間のこのきほちゃんの可愛さを

このまま切り取って永遠に保存しておきたい」

とか言うよくわからない感情になったりもしました。(笑)

 

 

 第4章 インド・神々の饗宴

 所謂中詰にあたる豪華な場面!

 

まずは、あやな・りさ・あがた・あやの4人が中心

千夜一夜出てた面々の早着替えに驚く)

 

後ろのセットが開くとそこにずらりと居並ぶ眩しい神々たちの姿…

 

ばばばばばばぁーん!!!とセリ上に並ぶ

真彩ー望海ー彩風の姿を見ると毎回必ず

「あぁぁぁ私の大好きなトリオ……!!!」っていう

エモエモの神がご降臨されて泣きそうになった

 

そんなエモエモの境地のど真ん中にいるので

センターの望海さんの両隣に咲きほ、その隣に凪様あーさ、

そしてきわみちる、綾縣、りさあや、とババーン並ばれると

「私の大好きな雪組ー!」ってこれまた感極まってしまう(涙)

 

ここ、前場に出てた4人がはけることなくセットが開いて合流する

流れもすごく好きだった

だからこそだいきほ体制の雪組のスターたちが誰も欠けることなく

大集合!っていう並びができたんだと思う(嬉しい)


そしてそのセリ上のスターたちの前に、今公演の退団者であり

雪組の誇るダンサーであるカリさまとひーこちゃんのコンビが

いらっしゃることのこの贅沢さ…!!!

 

 

神々たちが2列でセリから降りてくる時には

私の好きが押し寄せてくる…!!

って思ってたし、そのあと2列から1列になる時には

私の好きがみんなで1列になってる…!!!

っていう、もうなんでもないようなことまで

とにかく感動してありがたがるようになってましたね(笑)

 

あ、でも、1列になる時のさききほのアイコンタクト

絶対に見逃しませんでした(感情迷子ながらそこは冷静)

 

 

ヴィシュヌ望海さん「♪Hey~Hey~」

それ以外の神々  「♪Hey~Hey~」

ヴィシュヌ望海さん「♪Wow~Wow~」

それ以外の神々  「♪Wow~Wow~」

の掛け声も毎公演のアドリブが楽しみな場面で私は阪急貸切の時の

 

「阪急交通社で〜」「阪急交通社で〜」
「インドへ〜」「ようこそ〜」ってのが可愛くて好きでした(笑)

 

この公演に限らず、望海さんの毎公演のアドリブ力は本当にすごかった

どれも楽しいだけじゃなく、決して品を失わないし、

それでいてみんなわかりやすいネタをあんなに毎回用意できるなんて

容易なことじゃないよね

望海さん時代の雪組を応援できて幸せだったことの1つかもしれない

 

 

 

 ここから娘役さんたちが一旦後方へ下がるんだけどその時に

きほちゃんがきわちゃんやみちるちゃんとアイコンタクトするのも好きだった

その後前方に出て来る時にセンターのきほちゃんが

「みんな行くよ!」みたいにみんなを見てからの

「あーい♡」で前に出てくるのも最高に可愛くて好き!

 

 

そしてプロローグに続いてのスターの銀橋渡り!

この宝塚ショーのテッパン演出は何度あってもいい

若手も娘役もどんどん銀橋に出てきたらいいと思うよー!

 


望海さんが銀橋に出てくるときの「チャロ!」っていう掛け声は

どうやらヒンディー語で「さぁ行こう!」「行くよ!」

みたいな意味らしいです

 

 

望海さんが銀橋で歌われている時の

後ろの本舞台で娘役さん引き連れて踊ってるきほちゃんが可愛い

続いて凪様が歌われている時は

ラインダンスの子たちに囲まれてるきほちゃんが可愛い

その後あーさが銀橋渡ってる時は

あやな・あがた他男役さんたちとアイコンタクトしてるきほちゃんが可愛い

 

…すみません…当方まあやヲタなもので…

もうこの中詰のラクシュミーきほちゃん可愛くて

ほぼずっとロックオンでございました…

 

 

ちなみにここの、

ラインダンスの子たちに囲まれて踊るきほちゃん
私が最後にどうしても見たかった姿なのでとても嬉しかったです!

 

本当はセンターで一緒に足上げしてほしいくらいもう1回

ラインダンスしてるきほちゃんが見たかったんですよね…

 

ちなみにどのくらい本気かと言うと「次の本公演は生田先生のショー」

っていうラインナップの発表があった時に生田先生に

「真彩さんのロケットセンターが見たいです」ってお手紙書いたレベルです笑

(ちなみにこの他に「だいきほの歌がこれでもかってくらい聞きたい」

「でも咲ちゃんとの絡みもほしい」「トップ娘役のエトワールは反対」

みたいなことも書いたような気がします…)

 

 

話戻しまーす(笑)

 

で、ですね、ここのきほちゃんの銀橋渡りがもうね、

本当に可愛くて大好きでしたーーー!!!

 

あの発光してるかのような眩しい笑顔にまずときめくし

銀橋に出てきてマント(的なもの)ふぁさっと翻すのカッコイイ!

 

そこからのハケ(芸ではない)(いや芸か)が

もう秀逸すぎて毎回オペラロックオンだったし

周囲の客席でもあのポイントはオペラ上がる率が高くて何気に嬉しかった(笑)

 

バチコンウインク☆がデフォルトだったと思うんだけど

両手付き投げキッスだったりとか

もしくは人差し指で投げキッス飛ばしたりとか

ウインク付投げキッスだったりとか

1階席に指ハート&2階席にウインク飛ばしてくれたりとか

 

その都度私は、一度召されてまた現世に戻って来たり

かっっっっっっこいいーーー!ってぶっ倒れそうになったり

…最高…好き… って乙女になったり

本当にね、そのくらい可愛さの塊だった。

可愛かった。最高だった。

あまりのことに惚れてしまいそうだった(今更)

 

 

続くラインダンスは孔雀イメージのお衣装が素敵
でもやっぱり人数の少なさに切なくもなったり

 

ラインダンスの決めポーズとともに 

雷鳴が轟くとセリ上に咲奈さまが…!!!


「これからのあなたたちの王はこの方よ!」

っていう意味不明な脳内台詞が毎回駆け巡る(笑)


咲ちゃんの歌でカリさまとひーちゃんが踊るんだけど

難易度高いリフトがいっぱいあってさすが雪組が誇るダンサー!

 


(笑っちゃうくらい)大きな羽根のついたお衣装の望海さんが登場して

ここはのぞ咲のダンス対決場面らしいのだけど

その設定を最初に聞いた時には

「咲ちゃんとダンス対決なんてそんなん望海さん不利じゃん」

って(失礼にも)思ったんだけど、

実際にその場面の望海さんのお衣装を見て

「こんなに動き辛いお衣装なんて更に不利じゃん!」って

(失礼にも)思ったんですよ、私は!

でも当のご本人さまたちは

「こんなに大きな羽根背負ってるんだから絶対にのぞさんが勝つよね」

的な解釈だったので笑ってしまった、そんな場面でした(笑)



設定は置いといたとして、ショーでこれだけのぞ咲の2人に

ガッツリ2人だけの場面があるのは嬉しかったですね

 

 

ちなみにこの中詰での望海さんの役名が「ヴィシュヌ」

ヒンドゥー教最高神のお名前なんですよね

で、きほちゃんラクシュミーヴィシュヌ神

妻である女神の名前

 

 

咲ちゃん「ラーヴァナ」はヒールポジションの神で

ヴィシュヌに追い払われたらしいのですよ

 

だからこの対決場面はラーヴァナによって闇に包まれた世界を

ヴィシュヌが追い払ってくれたっていうことなんでしょうね

そう考えれば、この後の銀橋にスターがずらりと並ぶ場面で

咲ちゃんがいないのも説明つきますよね…

(たとえ実際は次の場面のお着替えタイムだったとしてもw)

 

 

望海さんヴィシュヌと凪様「ブラフマー」あーさ「シヴァ」

最高神3人組っていうのも素敵

 

きわちゃんサラスヴァティーは凪様ブラフマーの妻で

日本では弁財天さまになるらしい

いろいろ納得!ぽいぽい!(笑)

対するみちるちゃんパールヴァティーはあーさシヴァの妻

あやなちゃん「スーリヤ」は太陽神

対するあがた「チャンドラ」は月の神

りさちゃん「ウシャス」はあやなスーリヤの恋人

対するあやちゃん「ターラー」はあがたチャンドラの妻
ひーこちゃん「カーリー」は戦いの女神
カリさま「ナタラージャ」は舞踊の神

その他男役さんたち「ガンダルヴァは神に仕える半神半獣の楽団
その他女役さんたち「アプサラスガンダルヴァの妻で水の精

そしてロケットちゃんたち「スガンダ」

シヴァとパールヴァティーの子であり軍神 

 

…… だ、そうです……

 

へーへーへーへー!!!

勉強になりました!!!

 

 

話戻しまーす(笑)

(すぐ脱線する)

 

 

お衣装マイナーチェンジ(笑)したきほちゃんが下手花道から再登場!

(頭とか背中とかに羽根飾りが付いた)

ここからスターさんたちが銀橋に並ぶ

ザッツ中詰なんですけれども


「♪お前を胸に抱くまでは」できほちゃんの腕をぐいっと

掴んで引き寄せる望海さんが爆発寸前のかっこよさでした

(もちろん毎回爆発するのは私です)



あと、望海さんが差し出した手にちょんてした後に

あーさを振り返って笑い合うきほちゃんも最高に好き



宝塚のショーでしか得られない華やかさ豪華さ

がぎゅっと詰まってる…もう1回劇場で観たい…(無理…涙)

 

 

 

プロローグの青いダイヤきほちゃんと
この中詰の赤いラクシュミーきほちゃんが
結構対照的だなぁと思うんだけど、

どちらもきほちゃんで、どちらのきほちゃんも最高で、

どちらのきほちゃんも大好きなんだよなぁなんてことも思ったりします

  

 

 

  第5章 中国・蒼く燃え立つ、緋き夜(大世界)

 

さてさてダスカですよ

あの、ダスカですよ…

 

まずは赤いチャイナ風お衣装の咲奈さまが銀橋で歌う
「My Funny Valentine」

これがもう、あの、本当に息が止まりそうなかっこよさでした

 

下手登場からずっとオペラロックオン状態

絶妙な力の抜け具合なお歌も途中でハット脱いで踊り出すところも

色気とかっこよさとでときめきMAXの場面でした

 

ここのチャイナ咲奈さん、日本語詞がデフォルトなんだけど

円盤収録回は(多分権利関係の問題で)英語詞になってて

どちらも選べないくらい素敵だったんですよね

(劇場で英語詞公演2回ほど観劇しました)

 

TCA販売版は英語だったんだけど、

NHK版とか千秋楽版とかの放送はどうなるんだろう?

少なくとも楽は東西ともに日本語だったよ…??

え?差し替えとかは絶対やめようね…?(わずかながら拭えない不安)

 

 

といったわけで彼がたどり着いたのは

上海のナイトクラブ「大世界(ダスカ)」

 

もうあのテクノ風のメロディが流れてくるだけでテンション上がる
曲は「LONE DIGGER」(by Caravan Palace)

よくぞこんな最適解をみつけてきたよね、って思うほどの

素晴らしい選曲(そして生田先生の歌詞もまたいい)

 

ここでのきほちゃんはダスカの歌姫

紅幇の頭目 咲ちゃん
青幇の頭目 凪様

そして望海さんは劉衛強(え?劉衛強?)(Yes!劉衛強!)

 

 

舞台センターには黒チャイナ衣装の望海さん

彼を取り囲むチャイナドレスの娘役

下手には凪様率いる青幇
上手には咲ちゃん率いる紅幇
セリ上には歌姫きほちゃん

この最高の構図よ……!!!

 

 

机に座って帽子で仰ぐ咲ちゃん
何やら囁き合うのぞなぎ
可愛い子侍らすきほちゃん

萌えの大発生……!!!

 

繰り広げられる彩彩
チャイナ娘たちとセクシーに絡む望海さん
羽織&有栖を撫でまわすきほちゃん

 

これが同時に展開されてるんですよ…???

ねぇ一体どうしろっていうの生田先生???

スターアングル4パターン必要なんですけどー???

 

いやでもここね、あやなちゃんとあがちのダンスが

これまたいい具合に色気を放っててつい目を奪われたりもするんですよ
毎回こんな状態だったのでチャイナ雪娘ちゃんたちの

こだわりの髪飾りとかを1人ずつチェックすることが出来ませんでした

(無念!)(映像で見た中ではみちるちゃんとあやちゃんが最高に好みでした)

 

 

歌姫きほちゃんの超絶ハイレベルなお歌やラップも好きなんだけど

それ以前にまず何よりもビジュアルが最高に好き

この場面の黒ドレスは誰鐘のフィナーレですみ花ちゃんが着ていたものですね

まとめた髪に大きな赤い花の髪飾りがまた素敵!

 

そしてこの場面、きほちゃんの鬘がなんともう1パターンあったんですよね!

(とある貸切公演で「あれ?きほちゃん鬘変わった?」という感想が出た瞬間に

「きっとこれは貸切公演限定のやつや…」って察した真彩担多数w)

(貸切公演も手配してあってよかったーと思いましたよ)

 

別バージョンの歌姫はショートボブ

ちょっと青みががっててすごく綺麗!

個人的な印象としては通常仕様よりもちょっと幼さがあって

可愛さが強めだったと思う、うん

(ちなみにスカステ貸切公演の映像にちょこっと映ってます)

 

 

この場面、真彩担(雪担)ではないお友達からもとても好評でした!

みんなラッパーきほち気に入ってくれて嬉しかったですー!!!

 

 

 

「♪回るミュージック~」って歌いながら

振り返るところの歌姫がかっこよくて大好き
そこから両隣の歌手ちゃん2人も本舞台に降りて

セリ上にきほちゃん1人になったところから最高潮

 

ここの群舞は隅から隅までみんなかっこよかった!

最高だった何度見ても一瞬で終わった

秒だったもう本当に大袈裟じゃなく秒だった

きほちゃんの突き抜けていく歌声も響き渡って

こんな最高のシーンある?って見てるだけの自分も

上げてくテンション!って感じだったーーーー!!!

 

そんな最高のこのダスカ

なんと劇団の年度賞・団体賞をいただいたとのことで!!!

望海さんがトップに就任してから4年連続の雪組団体賞です

もちろん賞なんてあったってなくたって、いややっぱりあったって(笑)

そんなんどっちでも構わないくらいにファンの心には残っているけれど

でもこうやって残る形で認めてもらえたことはとても嬉しいなと思います!

 

 

 

そこからしっとり始まる…3人のタンゴ


最高の最高の最高だった
トリオファンにとって本当に宝物のような場面
実際、本人たちもこの場面をすごく喜んでいたのがまた嬉しい

よくあるショーとかでトップトリオ3人で銀橋渡ったりとかする演出、

実はすごく羨ましかったんだよね…

 

そしてまたここも曲がいいんだなぁ…

原曲は映画「FLICK STORY」の曲だそうなのだけれど

それがかっこよくでもどこか哀愁漂うタンゴにアレンジされてて

本当に生田先生(だよね?)の選曲センスは神ってる!

 

これね…前奏で響くギロがいいんだよね…

私この曲ならギロやりたい…(笑)
でもあれ系の小物ほど上手にやるの難しいんだよね、知ってる

 

この3人の場面がタンゴなのがまた最高にイイ!!!

本人たちの雰囲気からすると3人の場面を作るとするなら

もっと明るい場面とか、もしくはバチバチにかっこいい場面とかに

なりそうなのに、あえて大人でクールな場面になったのもイイ

(もう多分何でもイイんだけどw)

 

ここでのきほちゃんは笑うことなく

スカートも大きく翻ってとんでもなくかっこよかった

咲ちゃんはちょっと荒々しくて

きほちゃんの扱いも雑なのがいい

望海さんは冷たい表情をしていても

手の出し方とかまで果てしなく優しいのが素敵

 

のぞさきパートがガッツリあるのもさすが生田先生(笑)

だいきほの絡みはとにかく熱い!視線も熱い!
さききほは顎クイの前のとこで咲ちゃんがきほちゃんの手を

荒々しく払うところが私の癖(ここでは"ヘキ”)のど真ん中でした!

(ありがとうございますーーーーー!)

 

 

あとですね……さききほは組んで踊る時は基本的に顔が近い。笑
高さ的なものもあるだろうし、

お互いのダンス的な癖(ここでは”クセ”ね)みたいなものもあるだろうけど

公演を重ねるごとに近くなっていったような気もする(可愛い)

(思い出しますね、GBプロローグでの

「そろそろお顔くっついちゃうんじゃないかな?」っていうさききほねw)




ラスト、曲の盛り上がりに合わせて

3人が並んで振り返った時にはぞくぞくした(毎回)


ニゾンの振りは個性はありつつもぴったり合ってる(最高)

3人で振り付け受けて3人でお稽古したんだろうな…

嬉しかっただろうな楽しかっただろうな…

 

純粋にかっこいい…!って思う気持ちと

これが最後なんだ…って切ない気持ちとの両方が

これでもかと搔き立てられる場面でした

 

息ぴったりに踊るだいきほ咲奈トリオを見ていると

これが私の愛したトリオ!って毎回感極まって大変でした

 

だいきほ担は基本的にみんな咲ちゃんのこと大好きだと思うんだけど

最後にこんなにガッツリと3人の場面を作ってもらえて

本当にずっと忘れられない大切な場面となりました

(生田先生ありがとうございました) 

   

 

 

 第6章 盗賊と宝石 世界の終端~再生

 この場面はこれまでの場面とはテイストが変わったような気がしてた

どこの国、という概念はあまり感じず、ただただ人と人とが奪い争う世界

 

呪われているのは宝石ではなく人間たち
そんな世界は見たくないと宝石は瞳を閉ざしてしまう

 

目隠しした状態のきほちゃん宝石が走り出てくるのですが、

前場面あれだけ踊った後にお衣装鬘アクセ全取っ替え早変わりから

走り出て今度はあれだけ歌うの本当に凄いなって毎回思ってました

千夜一夜の場面もあれだけ踊った後に暗転の中セリ上まで駆け上がって

「♪というお話〜っ」てあんなに可愛えるのも凄いと思う)

 


あーさの両脇で踊ってるあやなあがたも超早変わりよね!

このショー確か全場面出てるんだよね!

あと、カレン姐さんの渦巻乗せたみたいな頭が可愛くて好きでした(笑)



絶望した宝石の絶叫が響き渡る……

きほちゃんの絶唱のエコーが舞台上に広がっていく

 


そんな闇に閉ざされた世界に現れて来るのが盗賊望海さん


ここで歌われるのが菅野さんご提供の曲「盗賊と宝石」

これがまた素晴らしい曲だったと思うのですよ

望海さんときほちゃんの歌うこの曲が実況とは別に収録版で配信されましたけど

ビブラートの波までが綺麗に合わさっていて感動します

(そして収録版が配信されたという事実にも感動します)

 

 

共に歩んだ旅路の果てで
最後にもう一度
君の最後を俺が奪おう
誰にも渡さない
共に生きてくその日々こそが
永遠に輝き続ける宝石
たとえ今は見えなくても
二人だけ永遠に


…生田先生が贈ってくれた歌詞も心に沁みて泣けます


きっと宝石をずっと手元に置いてくれる盗賊さん
同時に、一緒に退団していく望海さんときほちゃん

どちらにも通ずる素敵な言葉たち


もしくは望海さんの最後(退団公演)は絶対に誰にも

渡したくなかった生田先生の気持ちも入ってるのかも笑

 

 

「♪想像の翼を~広げて飛び立てば~」

舞台の両端に離れただいきほの2人が

大きく翼を広げるように腕を広げるところも好きだった

本当に気持ちよさそうに一緒に羽ばたいていきそうに見えた

 

前面センターでだいきほの2人が手を繋いでいて、
徐々にライトが当たって宝石の瞳が開くようにセットが広がると

白い鳩のさききわの2人が踊り出てくるところも好き


舞台上には4人だけ

素敵な引継ぎ場面だったと思う

 

「♪朽ち果て倒れた木から~」

きほちゃんが望海さんと腕を絡ませて

斜めに寄りかかるところも好き

絡め合った2人の手の美しさに毎回見惚れる

 

「♪続く誰かの道になろう」はセンターのさきちゃん・きわちゃんへ

続いていくようでなんだかよくわからないけれど

新しい時代が始まるんだなって感動するし、

 

「♪光溢れる道へ」はどうやっても「ひかりふる路」を思い出す

もちろん生田先生はそれを意識してこの歌詞を書いたんだろうど

あの、だいきほの始まりの頃をやっぱり毎回思い出しちゃったな


そして、盗賊と宝石は旅立っていくんだよね……

  

 

 第7章 フィナーレ

 

 凪様の銀橋ソロからフィナーレのスタート

「これからの雪組」を象徴した前場面に凪様が出てないのも

構成上よく考えられてるよね

SVの白雪号の場面にコマちゃんがいないのもそう思ったな


旗を持ったありすちゃんが可愛かったり
動きがキレキレなすわんちゃんを追ったり
最後宝石を奪っていくまれくんの見せ場だったり

きほちゃん宝石の声が綺麗に響いたり

っていうのにいつも注目してたけど、

 

「ここにおいで抱いてあげよう」

っていう超絶イケメンな凪様の殺し文句に

毎回客席で殺されかかってた

本当に危うく昇天しかけた

 

それなのに最後に「じゃ・あ・ね」が降ってくるのよ…

 

なんかもう毎回新鮮にかっこよかった!

凪様の男役の見せ方の上手さ、素晴らしいよね

 

 

銀橋センターに集まる柔らかいライト
青い薔薇を手にした黒燕尾姿の望海さんが

オケピ側から登場する

 

ここの、静かでとっても神聖な劇場の空気は忘れない


ピアノの繊細なメロディに合わせて優雅に舞い始める

毎公演、燕尾姿の望海さんは動きのひとつひとつが綺麗で丁寧

 

本舞台でそんな望海さんを待ち受けるのは

青いドレスに身を包んだ娘役さんたち

ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」第3楽章

ここでベートーベン……生田先生……泣

 

娘役さんたちは髪飾りにも青いお花がついてて
手にも青薔薇を持って踊る


望海さんと向かい合って踊る姿は

なんだかひとりひとりが望海さんと会話してるようにも見える

そのくらい、望海さんの表情が穏やかでそれぞれに笑顔を向けていたし

娘役さんの望海さんへ向けられた表情も柔らかくて素敵だった

 


大階段の真ん中へ駆け上がる望海さん
初舞台公演時のトップスター・紫吹さんと同じポーズ

本当にこういう細かいところまで泣かせてくるよねぇ…


そんな望海さんの両脇を娘役さんたちが大階段を上がっていく
同時に逆に黒燕尾の男役さんが大階段を降りてくる

 

男役黒燕尾群舞

曲はフランクシナトラの「ALL THE WAY」

こういった時、これまでいつもは彩彩がセンターだった
でもこの公演では凪さまとあーさが2列のそれぞれ先頭にいる
咲ちゃんは後ろからその間のセンターを降りてくる

こんなところからも次期トップスターであることを実感する

 

階段上に居並ぶ男役さん……みんな揃っててとても綺麗

飾りのないシンプルな黒燕尾もとても素敵
きっとそれぞれにこだわりのあるリーゼントもかっこいい
振り付け・羽山先生による正統派黒燕尾の場面

 

みんなに囲まれて見守る中、

その真ん中で咲ちゃんが望海さんを包み込み
そして望海さんが手にしていた青薔薇を咲ちゃんに渡す

本当に心温まる素敵な引継ぎのシーン

私はその後の2人の手繋ぎが可愛くて大好き!

 

望海さんがハケて咲ちゃんセンターの群舞
咲ちゃんが退団する男役さんたちと踊るターンでは

毎公演温かい拍手が起こってそれがまた泣ける

 

大盛り上がりで男役黒燕尾群舞が終わって……

そこに咲ちゃん、凪様、あーさが残ってくれる…

この嬉しさ・ありがたさ、今思い出しても胸がいっぱいになるくらいです 

 

 

時には昔の話をのメロディが流れ始めると
少し劇場中の空気が変わる

 

熱くかっこいい男役さんたちの空気から

とっても静かで、でも温かい空気に…

 

私はもうここで毎公演泣いてたから視界が涙で歪んで

ぼやぁ~っと霞がかったように見えてた

 

 

上手銀橋に白いドレス姿のきほちゃんが登場

お衣装や振りと同じくらいの柔らかい笑顔

これがまた私の涙腺を更に刺激してくる…

 

舞台上で待っててくれる

大好きなお兄ちゃんたちの元に駆け寄るきほちゃん

 

これ、本当に、この演出を入れてくれた生田先生に

感謝の気持ちでいっぱいです

雪組に来てからのご縁だけれど、でも、

咲きほにも、翔きほにも、あさきほにも、

どの並びにも抱えきれないくらいの

思い出や思い入れや萌えがいっぱいあるんです

このどれもを美しく昇華させてくれた忘れられない場面


あーさも凪様も本当にきほちゃんのことを優しく見つめてくれる
咲ちゃんなんて片手に薔薇を持ったままリフトまでしてくれる

 

望海さんとのリフトにはやっぱりどこか緊張というか

粛々とした空気が流れるのが

トップコンビのデュエダンならではで好きなんだけど

それが相手が咲ちゃんになるとうっわぁ〜いって

純粋に無邪気に楽しそうなのが

これもまた可愛いなぁと見るたびに思ってました


そしてその楽しそうなさききほリフトを

大階段上から眺めてる望海さんが

「高い高いしてもらえてよかったねぇ」

みたいに表現していらっしゃって、

それがまた最高に可愛くてあの一連の流れに

可愛いが大渋滞して毎回泣いてました

 

 

 自分の視界がぼやーっとした中で

白いお衣装がキラキラしてるのしか見えなくなっちゃうの、

(照明の関係と、スモークの関係と、自分が泣いてる関係で(笑))

ものすごいもったいないのはわかってるから

毎回ちゃんと見ようと決意するものの
黒燕尾→きほち登場→あさきほ→翔きほ→咲きほ→だいきほ、

と段階踏んで泣かせてくるんだもん……無理だよねそんなん…

  


最後のおとめにきほちゃんが書いていた夢

「白いドレスでの柔らかなデュエットダンス」

これが叶ったこと、本当に嬉しく思います(泣)

 

駆け寄って抱きついて抱きしめられて
手を差し出されそこに手を乗せ
2人でたっぷりゆっくりと階段を降りてくる


その2人の表情は幸せに満ち溢れているし

まるでその光景を目に焼き付けてるみたい


デュエダン途中でのキス……
きほちゃんが本当に幸せそう


白の豪華な髪飾りがかすかに揺れて
豪華なイヤリングも揺れてる
胸元の肌色はお化粧品に合わせてお衣装部さんが

染めてくれたんだよね…本当に愛が溢れてる

 

だいきほのデュエダン、プレお披露目からのすべて

どれも最高に愛に溢れた素晴らしいものばかりだった

 

毎公演愛と幸せをたくさん振りまいてくれた2人に

改めて感謝の気持ちでいっぱいです

 

 

パレード


エトワールはありすちゃん
正統派ソプラノの澄んだ歌声に水色のドレスが可愛い

 

ずっとキャラバン隊だった凪様がここだけ

盗賊のお衣装で大階段を降りてくるのがなんだか新鮮

 

階段降りる前にきほちゃんと夢白ちゃん

笑い合ってるのを見るのも好きだったな

夢白ちゃんを先に行かせるために咲あやがニコリってするのも好き

 で、この夢白ちゃん待ちの時間があるから

立ち位置に戻る咲ちゃんと階段上のきほちゃんの間

大劇場公演終盤からアイコンタクトのタイミングが発生して

ここも要チェックポイントになりました!(笑)

そして当然、凪様の隣に咲ちゃんが並ぶ時の彩彩コンタクトも必見!

もちろん反対側のきほちゃんとあーさが笑い合ってるのも見る!絶対!

 

で、さ……こんなのこの公演に限ったことじゃないのに

大階段を降りてくる望海さんがきほちにアイコンタクトしてくれるとこで

毎回キュン死しそうだった……もう眼差しが優しすぎて…泣
だって「♪君の最後は俺が奪おう」

「君の」の瞬間できほちゃんのこと見てくれるんだよ…?

そんなん泣くに決まってるじゃないのさ…

 

咲きほ→彩彩→あさきほ→だいきほ→のぞ咲……と

アイコンタクトを追い続けるのがめちゃめちゃ幸せだった

どれも可愛くて逃したくないから拍手オペラ問題でいつも悩んでた(笑)

 

 

あとこれもどの公演もだったけど、最後に銀橋に出て来る時の

咲きほのアイコンタクトも大好きだったなー!

アイコンタクトっていうかいつも楽しそうに笑い合ってたよね笑

 

銀橋でのご挨拶は、あさきほ&のぞさきからのだいきほ!

 銀橋から戻った後のアイコンタクトは、彩彩は成功してるけど

あさきほはあーさが見てくれないことが多くてそれも面白かった(笑)
(多分あーさは望海さんに夢中だったんだと思うw)

 

 

パレードは太田先生の主題歌が使われていたけれど、

ここに至っても望海さんだけ、きほちゃんだけの

パートがあるのとか本当にありがたいにも程がある

だいきほの2人で歌う

「♪運命のアラベスク~」のパートも大好きだった

 

パレードのお衣装

アジアンテイストなゴールドが主で
きほちゃんはゴールドの豪華なティアラが輝いていて
ゴールド×グリーンのネックレス&イヤリングも素敵だし
同じゴールドの長手袋もイイ(娘役さんの長手大好き)
最後の公演にふさわしく真っ白な羽根に雉羽根まで付いてる

 

どの組でもどの公演でもパレードの娘役トップさんのお衣装は

いつも素敵で、毎公演とっても楽しみなポイントだけど

贔屓であるきほちゃんの最後のパレードのお衣装が

とても豪華で素敵で、こんな幸せなことはないなって思います!

 

 

それでは最後に東京公演の思い出写真のコーナーです☆

(いやあの、お芝居の記事に大劇場の思い出写真を載せたのでw)

 

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東京宝塚劇場のオープン20周年企画のパネル展示もありましたね


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基本的に公演以外はホテルに引きこもっていたので食事写真がないのですが、

KITTEで開催されていた宝塚展には行ってきました!

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まだまだ寒い2月終わりに初日を迎えた東京公演

千秋楽を迎えるころにはお花の綺麗な気候になっていました

 

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きっともうこんなに通う公演はないだろうな

こんなにドはまりするコンビ、

こんなに愛しくてたまらないトリオには出会えないだろうな

そんなことを思いながら、感染対策をしっかりして、

急な公演中止に怯えながら遠征した日々・・・

きっと忘れません…忘れられません…

 

これにて、きほちゃんの在団中の観劇記は終了です!

(いやーもうお盆ですって!笑)

 

これからの記事はもうちょっとサクサクと進めたいと思います!!


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