続いてようやくGWのお話(笑)
エリザベート TAKARAZUKA25周年
スペシャル・ガラ・コンサート
配信で見させて頂きました
もちろん「スペシャル望海風斗ver.」です
こちらはもう書き上げてあったのですが、
やっぱり退団公演の記事よりも先に退団後の公演の記事を
上げるわけにはいかないよな…と思っていたので
ようやくの更新となりました(笑)
四半世紀の時に刻まれた、数々の想い出と共に――
1992年のウィーン初演以来、世界各国で上演が続けられている
ミュージカル「エリザベート」。
日本では、各国での上演に先駆け、小池修一郎の潤色・演出で、
各組でこれまでに計10バージョンが上演され宝塚歌劇を代表する
大ヒットミュージカルとなりました。
梅田芸術劇場では、ウィーン初演から20周年のメモリアルイヤーとなる
2012年に『エリザベートスペシャル・ガラ・コンサート』を、
その後、2016年は宝塚初演20周年を記念した
『エリザベート TAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート』を
上演いたしました。
小池修一郎と小柳奈穂子の共同演出により
宝塚歌劇版の歴代キャストを中心とした、
『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』
の上演が決定いたしました。
本公演では、メインキャストが役をイメージした衣裳で
コンサート形式にて本編を上演する「アニヴァーサリーバージョン」として、
歴代出演者が共演する“25周年バージョン”と上演当時のメンバーを中心にお届けする
そして夢の競演として新しい組合せでお届けする“スペシャルバージョン”を。
さらに、出演者全員が扮装しコンサート形式で本編を上演する
「フルコスチュームバージョン」という多彩なバリエーションにてお届けします。
・大阪公演
日程:4/5(月) ~ 4/11(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール
・東京公演
日程:4/17(土) ~ 5/5(水・祝)
会場:東急シアターオーブ
5月5日キャスト
トート:望海風斗
エリザベートACT(1):夢咲ねね
エリザベートACT(2):明日海りお
フランツ・ヨーゼフ:鳳真由
ルイジ・ルキーニ:宇月颯
ルドルフ:七海ひろき
ゾフィー:純矢ちとせ
マックス:悠真倫
リヒテンシュタイン:芽吹幸奈
少年ルドルフ:桜舞しおん
マダム・ヴォルフ:大月さゆ
エリザベート TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラ・コンサート│梅田芸術劇場
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望海さんが退団して初めて立たれる舞台。
でも、ルキーニ&トート役ということで男役の延長線上にあり
さほど違和感も寂しさもなく拝見することができました。
まずプロローグで私の目に飛び込んで来たのは
ほんの一瞬映った七海ルドルフのかっこよさでございました!
この89期SP版、望海閣下がもちろん1番話題の的なんでしょうけど、
七海ルドルフや明日海シシィも初挑戦なんですよね!
みなさん本当にすごいですよね。
そんな中で新公のみとは言え経験者のねねちゃんシシィ。
白いドレスで少女シシィの可愛らしさ半端ない!
ミルクの場面でのトートとルキーニのかっこよさも凄まじかったな。
望海トート閣下は黒い唇にシルバー混じりのロングヘアー。
妖しい美しさに溢れてる!
うちの娘もっときーれい!の姪はさゆちゃん。可愛い。
鏡の場面。
フランツぴーちゃんの歌声が温かくて泣ける。
(そっかぴーちゃんも初挑戦だよね?)
ねねちゃんは少女時代と髪変えて出て来ただけなんだけど
ガラリと雰囲気が変わってさすが!
そしてどの場面でもとしちゃんルキー二が上手いのよ!
もう本当に何をやらせても相変わらずの上手さで感心しちゃう。
お久しぶりに拝見した麻尋えりかちゃんは相変わらずで
やっぱりかっこいい。
マックスまりんさんとゾフィせーこちゃんの現役感よ!
(そりゃまぁまりんさんは現役さんだから当然って言えば当然なんだけど)
せーこちゃんの口紅の落ち着いた色味が素敵だったな。
2幕から登場のみりおちゃんシシィ!
水色のドレスが素敵。
登場場面がすでに戴冠式というなかなかの難しさの中、
神々しさを纏った姿はさすが!
だいみりの「私が踊る時」の迫力と言ったら!!!
少年ルドルフが「猫を殺した!」って言った時の
閣下の満足そうな笑みが最高。
マダムヴォルフさゆちゃん!
ショートヘアー!新鮮!
可愛さに大人っぽさとかっこよさがミックスされて魅力的!
フランツに裏切られたシシィ、「どう生きていく?」
いやー私なら望海閣下に誘われたらすぐにでも黄泉へ国へ行ってしまいますわ(笑)
閣下の「死ねばいい!」からのシシィ「あなたは!」
ここもゾクゾクしたなー!
だいみりの迫力や緊迫感が最高でありました!
きっとね、閣下にとってシシィは簡単には落ちてこないところが
更に魅力的なんだろうななんて思いましたですよ。
病院の場面。
ヴィンディッシュくれあちゃんがうるうるしてて泣ける。
後ろのスターレイちゅーちゃんが泣いてて更に泣ける。
みりおちゃんはさすがに女声での歌声はまだちょっと固い感じがするけど
でも表現力が素晴らしくて、この場面は私の大好きな月組芝居を
堪能させて頂きました!
成長したルドルフのカイちゃんは芝居がとにかくいい!
もう退団してるだなんて信じられないくらい現役感満載なキラキラ具合!
お衣装の胸元が微妙に空いてるの本当にズルい!笑
そして望海×七海の「闇が広がる」!
美しいものが美しいものを惑わしていくという究極の美しさ。涙出る。
生きる宛のない空虚な表情がまた秀逸!
ラストのルドルフの微笑みと満足気な閣下の笑みが印象的。
最終答弁場面の迫力もすごかったし
昇天場面の真っ白なだいみりの2人の美しさに
「ウングランドアモーレーーー!!!」って
画面前で叫びたくなりました。
素晴らしき「エリザベート」でございました!!
大満足!!!
カテコ。
まりんさんからのカイちゃんへの流れは
「半兵衛様ーーー!」って叫びたい案件。笑
カテコの閣下も最高にカッコイイ!
主なキャストの皆さんがひとことずつ、ってなった時に
ぴーちゃんが突然涙スイッチ入っちゃったの可愛かったな。
望海閣下のご挨拶では、幾分かの懐かしさと
でもまだやっぱり「うちのご挨拶」って感じがしてしまったかな。
最後には千秋楽ということもあって、小池先生&小柳先生のご挨拶も。
その中で印象的だったのは小柳先生の
「これまでのいろんなバージョンや舞台稽古も全部見たけれど
たとえ無観客であっても配信があることは全然違う。
カメラの向こうに見ているお客様がいてくれることは確実に伝わってる」
というような内容。
実際に劇場の客席には座れなくても、
画面越しに送っている拍手や歓声は演者の皆さんに少なからず
届いていると、そう信じられてとても嬉しかったです。
閉幕前に、どうやらサプライズだったらしい金テープが飛んで
それに驚いて飛び跳ねて喜んでるだいみりの2人が可愛くて、
結局最後のインパクトそれになっちゃったけど
でも、いっか可愛いから、って思ったエリザガラコンでした!