「桜嵐記」&「Dream Chaser」

続きまして。

月組さんを観劇したお話。

 

珠城りょうさん&美園さくらさん

たまさくコンビのご卒業公演でした。

 

こちらは5月に大劇場で観劇しまして、

その後東京千秋楽を配信で拝見いたしました!

 

素晴らしい2本立てだったと思います!!

 

 

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 ロマン・トラジック
『桜嵐記(おうらんき)
作・演出/上田 久美子   

南北朝の動乱期。

京を失い吉野の山中へ逃れた南朝の行く末には滅亡しかないことを知りながら、

父の遺志を継ぎ、弟・正時、正儀と力を合わせ戦いに明け暮れる日々を送る

楠木正行(まさつら)。

度重なる争乱で縁者を失い、復讐だけを心の支えとしてきた

後村上天皇の侍女・弁内侍。

生きる希望を持たぬ二人が、桜花咲き乱れる春の吉野で束の間の恋を得、

生きる喜びを知る。

愛する人の為、初めて自らが生きる為の戦いへと臨む正行を待つものは…。
太平記」や「吉野拾遺」などに伝承の残る南朝の武将・楠木正行の、

儚くも鮮烈な命の軌跡を、一閃の光のような弁内侍との恋と共に描く。  

 

スーパー・ファンタジー
『Dream Chaser』
作・演出/中村 暁   

“Dream Chaser”とは夢を追い求める人。

夢を追うひたむきな情熱をテーマに、場面毎に異なった世界観の音楽とダンスで、

月組生達の多彩な魅力をお届け致します。

月組トップスター・珠城りょうが描く“夢”を詰め込んだ、

煌びやかでゴージャスなステージ。   

 

主演:珠城 りょう、美園 さくら

公演日程:宝塚大劇場 2021年5月15日(土)~6月21日(月)

     東京宝塚劇場 2021年7月10日(土)~ 8月15日(日)

 

月組公演 『桜嵐記(おうらんき)』『Dream Chaser』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

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まずはお芝居「桜嵐記」について。

 

「fff」と2作続けてウエクミ先生の作品を見て

好みとして合うかって言われるとうーんなんだけど

見せ方の上手い舞台機構の使い方は天晴れだし

時代が前後しながらもストーリーの流れがスムーズだったりで

やっぱり作品の出来としては素晴らしいと思いました。

 

あと、今回の芝居は先生から「宝塚の伝統的な和物の世界観」と

提示されてたってナオウンで言っていて

正にその通り「あーいかにも宝塚な和物だなー」って思ったので、

見せたいものがちゃんと作品として客席に届けられてるって

当たり前の様でいてなかなか得難い素晴らしさだなぁとも思ったり。


多少の大衆演劇っぽさも感じるのは

トップコンビの個性によるところもあるのかも。

とにかく各場面とっても綺麗で素敵なお芝居でした。

 

 

特にトップコンビが白基調のお着物で舞台めいっぱい使って踊る場面。

板上にセットはほぼなくて上部に満開の桜。

ここの場面の美しさは思わず感嘆のため息が出るほど。

 

ベルばらで言うと「こよいひとよ」にあたる場面だけれど、

桜のセットの美しさとドラマチックな音楽と、

影ソロ(詩ちゃんかな?)の歌声に包まれて

お互いを愛おしそうに見つめながら舞う2人の姿・・・

これは名場面だったと思う。

 

 

まず組長るうさんが冒頭に登場して、

自分が何者であるかを明かさぬまま

時代背景(北朝とは?南朝とは?)を説明してくれる

この導入も素晴らしかった。

 

 

主人公の心の葛藤的な場面で関わりのある人物が

それぞれ言葉を投げかけていくのとかは

ウエクミっぽい!って思ったし、いかにも演劇作品ぽいし、

人海戦術が得意な宝塚では有効な見せ方なんだろうと思う。

でも下級生半数な雪組を見慣れてたから、

舞台上に人が多い!って新鮮に驚いてしまった(笑)

 

 

あとはやっぱり主役の見せ場である殺陣の場面

ここも悲劇だからこその美しさが素敵だったー!

(スローモーションの演出はちょっと

「桜華に舞え」を思い出しちゃったけどね)

 

クライマックスである四条畷のシーンは

あの場面全体が綺麗な流れの中で

まるで歴史絵巻のような美しさで展開されていって

思わず見入ったし引き込まれてしまった。

 

銀橋に正時・正儀が並び立ち、

ステージ奥にセリ上がってくる敵・高兄弟。

それに代わるように登場してくる大田父と弟。

正時の愛する妻の名を呼ぶ絶叫に近い声に胸が痛い。

 

正行が真っ赤な景を背にしてセリ上がってくると

彼に向って吹き荒れる桜吹雪。

 

兄・正行の腕の中で息絶える弟・正時の

「三途の川で妻が待つんでな」にまたしても号泣。

 

(自称・珠城りょうの腕の中で死ぬ最後のジェンヌ笑)

 

 

生き残れと諭された正儀。

「残りの時間は愛した女にやりたい」という兄の言葉に

「しゃあないのう」って返して軽く笑ってもいたけれど

そのれいこ正儀の表情から

兄のことを全く諦めきれてないことが伝わって

きっとそれは正行にもわかっていて、

それでも、どうしてもそうしなければならなくて、

その上での「さらば」なのがもう本当になんとも言えないし、

このやり取りをトップと次期トップでっていうのがもう

やっぱりウエクミ先生天才なんじゃ?って思わされてしまうところでした。

 

で、れいこ正儀が去って光月正儀が登場してくるのよ!

ほんっとうによく出来てる!

 

 

男役芝居・珠城りょうの最後は

舞台いっぱいにならんだ月組生たちに見守られて

「皆様お別れを!」って去っていくとか。

かっこよすぎるし、ここで歌い台詞を発するのが

きっと珠城さんがずっと自分と重ねて可愛がってきたであろう

ありちゃんなのが心憎い演出だよなーってまたしても唸らされたわけです。

 

 

 

そしてですよ!

なんといっても配役が最高であった!!!


主人公は珠城さんに合う題材を持って来てるんだから

そりゃ合って当然なんだろうけど、

それでもキャラ的にも、退団するトップスターの最後としても

この正行っていうお役は珠城さんにぴったりだったと思う。

和物メイクや和装束もお似合いだしね。

 


トップコンビの絡みは実際はさほど多くないけど、

でも、父の意志を継ぎ帝のために戦に命を捧げた男が

人生の最期に胸の中に想う女性、という意味では圧倒的ヒロイン。

ヒロインの過去が長台詞で説明されるんだけど、

それはさくらちゃん

綺麗な聞き取りやすい声をしているからこそな気がする。

 

あと、さくらちゃんの役へのアプローチ、

大劇場から東京へよりヒロイン性というか

可愛らしさが増してたような気もする。

 

 

三兄弟の中でもお調子者な末っ子で主人公から後々を託される

正儀に次期トップのれいこちゃん
真ん中の穏やかな次男にちなちゃんなのもいい。


次男の嫁役のうみちゃん

戦乱の時代に生きる女の運命の切なさと

それに逆らおうとする強さの

両方を持ち合わせてるのも素敵だった。

戦から無事戻った正時の姿を見て安心して嬉しそうな

百合さんの健気さにボロッボロに泣いてしまった。

 

正時・百合夫妻の存在は、

正行・内侍ととても対照的であり効果的。

 


三兄弟が仕える南朝の帝にありちゃん

敵対する北朝の将軍におだちんっていうのも

最初は意外だったけど実際に観るともうこれしかないくらいにハマってた。


正行と帝の主従を超えた友情的な絆をたまありで見れるのもいいし、

尊氏もただの敵じゃなくこれから国の中心になっていくのが納得の存在であった!

 

 

思い返すとなんだかんだで1番泣いたのはちなつ海夫妻の場面かなぁ。

2人の場面もだけど、ちなつ正時の最期と義父さまのあたりかなり泣いた・・・。

 

「敵方の娘に用はない」って吐き捨てる正時に

「なぜそのようなことを」って縋る百合さんの姿が本当に辛かった。

 

 


あとこれみんな言ってるけど、

特筆すべき素晴らしさだったのが

高師直役のゆりちゃん!最高!


胡散臭さ満点の登場だけど、

でもただの色欲爺じゃなく将軍の側近としての有能っぷりも

物凄く伝わってくるから、だからこそ観客も

「ダメだこの戦負ける」って思わされちゃうんだよね・・・

 

ゆりちゃん&れんこんの高兄弟は本当に巧かった。

この配役は天才的だったと思う。

「武士とは役得で動くもの」みたいな台詞があって、

このあたりがこの時代の、これより先の未来を分かつものだったのかな。

 

南朝の帝たちは「武士が公家のために戦うのは当然のこと」

って思ってるんだよね。

戦に勝っても負けて散ってもそれが定め・役目。

でも北朝は違う。

武家による武士たちのための国を作りたいんだよね。

 

そんな中、三兄弟の父・正成は共に統べるしか道はないとわかっていたし、

ありちゃん帝は心の底ではもう誰も死なせたくないって思ってるんだよね。

 

 


本当に幕が閉まるラストは珠城正行が出陣する場面だけど

その1つ前の、物語としてのエピローグ的な場面が、

三男の晩年であるるうさん&ヒロインの晩年であるなつこさん

作中でヒロインに仕えることになったジンベエの晩年からんちゃん

の3人なのが芝居の締めとして最高だった。

なんかもうただひたすらに巧い。

 


ベテラン組で言うと、

父の代のあれやこれやが出てくる場面での先帝ヒロさん

三兄弟の父まゆぽんの場面もなんか場面の深みがすごい。


ヒロインの父ギリギリに縋り付く

ヒロインの少女時代羽龍ちゃんも良かった!

(羽龍ちゃんによしこちゃんの面影を追ってる身としては

若紫みたいな姿が最高であった)

 

退団するつっちーに歌ソロがあったのも嬉しかった!

本当に温かみのある歌声、大好きだったよー!


戦国時代の話とあってやっぱり娘役のお役は少ないけど、

そんな中でさち花ちゃんはーちゃん

公達姿はなかなか貴重なものを見た気がした。笑

 


そして尊氏のサイドに控える

一揆・饗庭役のゆいちゃんんんんんん

台詞は1場面だったけど最高であった…可愛いかっこよかった…

 

 

劇場で拝見できたのは1回だけだったけど、

これは生観劇してよかったと

心からそう思える心に残るお芝居でございました。

 

 

続きましてショー「Dream Chaser」について。

 

いやーもうね

あっっっっっと言う間に終わりました笑笑

 


1つ1つの場面はそれぞれボリュームも見応えもあるのに

大階段出てきた時に、嘘?って本気で思った。

レベルの高い楽しいショーでした!

 

 

私は親組が月組なので、

お芝居見ながら、あー月組の芝居好きだなーって思ったし、

ショー見ながら、あー月組のショー好きだなーって思いました笑

 

トップコンビという点では少し物足りなくて残念だったけど

(すみませんね自分が娘役ファンなのでね)

それでもやっぱりこのショーすごく好きだった!

まず主要スターのいいとこがわかりやすくプレゼンされてるのがいい。

たまさくれこちなうみありおだ。みんないい。かっこいい。

 

 

トップ珠城2番手月城3番手鳳月4番手暁5番手風間と

みんな歌えるのがショーのレベルを高くしてるんだろうな。

5人が5人ともタイプの違う歌ウマなのがいい。

そして今回のショーはこの全員に銀橋渡りソロがある!そこもいい!

 


銀橋渡りソロと言えば!


タンゴの場面の暖色系のスーツにハットで娘役を両隣に従えて

銀橋を渡るありちゃんがもうかっこよすぎて!!!

登場してきて銀橋渡る前の下手花道あたりでもう最高だった。

踊ってよし歌ってよしスタイルよしとかもう無敵じゃないかと思ったよね…

(そしてここ大好きなありゆいなんですよ)

 

ここは研10を迎えたありちゃんに安寿先生があえて

大人っぽいフリを付けてくださったと聞いて納得しかなかった。


タンゴの場面はうみちゃんもかっこよかったなー!

紫のお衣装でセンターで踊る珠城さんとうみちゃんが

大人っぽくてかっこよくて華もあってよかった!

でもその隣でありちゃんも娘役さんと組んで踊ってるから

本当に視線迷子で困った…

 

あと、ちなちゃん、ありちゃんと続けてリフトしてくれちゃう

珠城さんの逞しさにはマジで惚れる。

ちゃぴちゃんともさくらちゃんとも安定のリフトだったよね。

 


タンゴの次がれいこさま率いるアイドル場面なんだけど、

またしてもれいこさまが美しさを更新してきて本当にガン見してしまった。

そして踊りながらあれだけの声量で歌い続けられるってことに純粋に感動。

 

ここの場面じゃないけどショーの中に

2度ほどれこうみの絡みがあって

理由はわからないけど泣きそうになってしまった。

れこうみコンビの空気はなぜか涙腺を刺激する。

でも悲しいのじゃなくて幸せな温かい感じね。



で、(確か)そのアイドル場面が終わった次の場面が、

暁-珠城-鳳月って3人並びのシルエットで始まるんだけど、

これがもうっっっっさ!!!最高のかっこよさ!で!
3人ともガタイもよくて脚も長くて立ち姿が美しくてあの演出本当に好き!

 

ここの中詰はちょっと和のテイストもあって

(お衣装とか音楽とか)

なかなか珍しい感じで素敵でした。

 

 

 

さくらちゃんはどのお衣装も完璧に着こなしてて綺麗だったけど

フィナーレの娘役さんのナンバーのえんじ色っぽいドレスが

私は1番好きだったかな?

他の娘役さんの赤ドレスも素敵だった。
ここのうみちゃんのダンスも品があって

でも凛としたかっこよさもあってよかったなー!

(うみさくが視線交わすのとかもちょっと涙出る)


月組の娘役トップのダンサーの系譜

私はすごく好きだからうみちゃんには期待してる!
(私が知る限りでは、こだま風花蒼乃愛希…かな)

この場面ゆいちゃんも追いたいのに

ショート鬘の羽龍ちゃんもオペラ泥棒

あと210回くらい見たい!

 


たまさくの最後のデュエダン

ワルツなのも素敵だった。とてもとてもよかった。

さくらちゃんのお衣装が綺麗な桜色のグラデーションになってて

そのドレスの舞う様が綺麗で優雅で美しかった。


幸せいっぱいな曲調じゃなくどこか寂しげなのがぐっとくるし

プロローグでは華やかに見えた三日月のセットが

ここではどこか哀し気に見えてなんだかそれもまた寂しさを誘う。



デュエダンの後に更に黒燕尾の場面があって、

珠城さんのソロダンスの後

れこちなありに加えて組長やからんちゃんゆりちゃんぽんちゃんなど

月組精鋭メンバーが再登場して

その1人1人と珠城さんが絡んでいくのとてもとても素敵であった…

 


珠城さんが黒燕尾でソロで踊る姿を見ていて、

シルクロードでの望海さんを思い出して、

やっぱりトップスターにまで上り詰める男役さんの

黒燕尾の完成された美しさは至宝だなって改めて思った。

どんなタイプの違うトップさんでもそれぞれの黒燕尾の見せ方があって

どれも素晴らしいって毎公演思う。

 


今回のショーは主題歌がわかりやすく覚えやすいのもいいし

各場面の選曲もよかった!
冷静と情熱のあいだ」「タンゴアモーレ」

「I'll be back」「パガニーニ24のカプリース

「愛しみのワルツ」どれも素敵であった!

 


ちなみに私が大好きなれいまこさんの「Back」は

INFINITEという韓国のアイドルグループの曲で、

今回のれいこちゃんの「I'll Be Back」は

同じ韓流アイドルでも2PMの曲らしい。
どちらも元曲はわからないけどとりあえずかっこよかった!

 


そういえば1つ納得いかなかったのは

スパニッシュの場面の並びが、

美園-鳳月-暁だったこと。

これはさ、番手で言っても、

1人の女を取り合うっていうストーリー設定から言っても

センターはさくらちゃんであるべきでは???

(咲ちゃんは2番手だったけどきほちはいつも彩彩の真ん中にいたよ⁈)

 

 

あともう1つ納得いかなかったこと!

(1つじゃなかった)

トップ娘役のエトワール反対ーーーーー!!!

確かにさくらちゃんは上手だった。

でもなんだか「見せ場補充」のような気もするし、

エトワールはその組の歌姫をアピールして欲しいし、

何より、トップ娘役はトップスターの前に大階段を降りて来て欲しい。

男役さんだけじゃなく娘役さんだってその頂点に相応しい場所って

あると思うんだよね。

 

 

最後に。これは本当に些細なことなのですが(笑)

前回の公演ではなぜか見事に

れいこちゃん側にちなちゃん、さくちゃん側にありちゃん

って並びばかりで寂しかったので、

今回のパレードはれこありで並んでくれる上に

いちゃいちゃしてくれるから

れこありの民にはありがたい仕様でございました。

(LIFEの場面もわちゃ絡みあったよね笑)

 

 

 

千秋楽の配信では

さよならショーや退団者の皆様のご挨拶も拝見しました。

 

さくらちゃんは(失礼ながら)元々はあまり好みの娘役さんではなくて

トークとかもちょっと苦手ではあったんだけど、

それでも大劇場の時だったかのご挨拶が素晴らしすぎて

聞きながらこちらもボロボロ泣いてしまった。

泣いて落ち込んで誰かの差し伸べてくれた手に縋って

また泣いたこともあったんだろうなって。

だから舞台上の彼女を見ていると、

本当によく頑張ったねってそう思いました。

 

 

思えば望海さんはトップになってから

とても自由に楽しそうに見えて

やっぱり「トップになる」っていう自分やファンの想いを

肩に背負ってきた分、少し身軽になったのかなって感じてたけど

それに比べて珠城さんはトップになってからも

どこか息苦しそうに見えることもあって、

まぁだからこそ時折見せる本当に楽しそうな表情が

魅力的でもあったんだけど。

でもそれがなんかこう、

退団を発表してからなんだかすっかりと力が抜けて、

いつもとても楽しそうというか朗らかになった印象なんですよね。

 

まぁもちろん、近くで見ていたわけではない、1人の宝塚ファンとしての

印象のお話なんですが。

 

だからなんか・・・晴れやかなご卒業の姿を拝見できて嬉しかった、

っていうお話です。

 

 

 

ちなみに、Twitterでもかなり話題になったカテコでのたまさくの絡みですが

私の個人的な意見としては

「コンビファンやさくらファンのためにももうちょっと優しい言葉を

くれたっていいじゃないかーーーーーーーーーーーー」

ってのは正直思いましたね。笑

 

でもなんか、珠城さんらしい気もするし、

きっとさくらちゃん本人は「それでも幸せ」って思ってそうな気もするし

そんなさくらちゃんを見ているさくらファンの皆様も

彼女が幸せならそれでいい、っていう境地なんじゃないかと

そんなこともほんのり思いました。

 

 

そんな珠城りょう・美園さくら宝塚ご卒業公演でございました。

確かな実力の上に築かれた良きトップコンビであったと思います。

珠城さんの主演作は何本か劇場で拝見していますけれども

「宝塚の舞台の真ん中」が似合う人でしたね。

これからのご活躍も期待しています。

 

 

さて。

次々と更新していきたいと思います★