「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」

続きましては

雪組公演ベルサイユのばらのお話なのですが

 

はぁぁぁ終わってしまった…

咲奈さまはご卒業されてしまったのですね…

 

今回はまず大劇場で観劇しまして

千穐楽は配信でお見送りさせて頂きました

 

観劇時には、フェルゼン様の登場〜銀橋ソロで

はぁぁぁ咲奈大好きだよ大好きだったよぉぉぉぉ😭😭😭😭😭

とこれまでの諸々を思い出して泣き、

終演後劇場の階段を降りながら

もう私これで男役咲奈には会えないんだ😭😭😭😭😭

って階段で泣き崩れそうになりました

 

きっと作品の影響で

ドラマチックなテンションになってたんだとは思います笑

 

でも楽からしばらく経った今も寂しくてたまらないです…

 

画像

宝塚グランドロマン
ベルサイユのばら-フェルゼン編-』
池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~
脚本・演出/植田 紳爾
演出/谷 正純   

1974年の初演以来、累計観客動員数500万人を超える

宝塚歌劇最大のヒット作として数々の伝説的な舞台を生み出してきた『ベルサイユのばら』。

初演から50周年を迎える2024年、10年振りに宝塚大劇場の舞台に甦ります。

少女漫画の歴史を塗り替え、時代や国境を越えて多くの人々から愛され続けるこの作品は、

革命の火が燃え上がるフランスを舞台に、二組の恋人達の許されざる恋を描いた物語。

宝塚歌劇ではこれまで様々なバージョンを上演して参りましたが、

この度は「フェルゼン編」として、50周年の記念すべき年を飾る『ベルサイユのばら』の

華麗なる世界をお届け致します。

 

主演:彩風 咲奈、夢白 あや   

宝塚大劇場:2024年7月6日(土) - 8月11日(日)

東京宝塚劇場:2024年8月31日(土) - 10月13日(日)

 

youtu.be

 

雪組公演 『ベルサイユのばら』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

私にとっての親フェルゼン編は

1990年花組の大浦・ひびき版なのですが、

2014年花組中日劇場版が最新の記憶でした

 

今回はまた多少の手が加えられていて、

ぐっときたり、ぽかーんとしたり、でも泣けたり、

なんか感情の忙しい観劇でございました笑

 

 

大好きな咲ちゃんのラストがベルばらだったのは

正直いまだにちょっと残念な思いがないわけじゃないけど

(最後にもう1本ショーを見たかったから)

でも、咲奈にフェルゼンを、さきあやにフェルマリを、は

期待値大だったにもかかわらずそれをも越えて大正解だった最高だった

 

 

以下、感想などなど👇

 

 

咲奈様フェルゼン

美しく麗しく、

抜群のスタイルに軍服がお似合いで😭

そして、ただただ真っ直ぐに王妃様への愛を貫く、

真っ白な容姿の中に

真っ赤な熱いものを感じさせてくれるフェルゼン様でした!

 

夢白マリーはボロッボロと涙を流しての熱演で

あんなに泣いてるのに台詞はクリアでしかも輝くほどに美しくて

1幕の少女のようなあどけなさからの達観した者の美しさまで醸し出すの

ほんと得難いヒロインだなって思う

あと、断頭台に上がっていくマリーの場面がほんと好き(秀逸)

初めてフェルゼン編を見た日の感動が蘇って来る

 

朝美オスカルがねぇ、本当に上手くて!

まぁね、あーさは何やっても上手いんだけどね?

美しさと勇ましさといじらしさと生真面目さと熱さと弱さと脆さと

それらそれぞれの塩梅が絶妙で!!!

誰かがこの市民を守ってやらなければと立ち上がった彼女の雄々しさに

本当にペガサスの翼が見えるようだった

 

アンドレがさーーーー

これまた絶品なのよーーーー

歌はまぁこのくらいなら聞ける…か?程度だし

出番少ないからボロが出ないってものあるかもだけども!

でも!あのオスカルを見つめる瞳から溢れ出る愛おしさ!

僅かな視力でずっとオスカルの姿を探し続けててほんと泣ける😭

 

ひまりロザリー

最後に良いお役だったなぁ…

朝美和希縣、誰の隣でもお似合いで娘役力の高い子だったけど

なんと最後にはかせきょの奥さんで

しかもそれもなんら違和感なくお似合いで!

隣の男役さんをかっこよく見せることに長けた娘役さんだったなぁって

こちらも寂しくてじんわり

かせきょベルナールは、

さすがに最近のゴリ押しのしすぎは本人のためにもならないんじゃないか

って思ったりもしてたけど、

やっぱり目を引くしあの学年であれだけ出来るのはすごい

あの黒髪のダンサー誰?ってオペラ上げたらかせきょだった!知ってた!

 

まのみやアランはさすがに出番が少なすぎる!

朝美オスカルとぶつかって、後に心酔するアラン見たすぎやろがい!

 

ねいろジャンヌは上手だし汚れ役になりすぎなくていい!

でも、ここからジャンヌのナンバーが始ま…らずに幕!はやっぱり無念すぎる!

悶絶失神の場面はまぁあの程度なら私はアリ🙋‍♀️

作品的に団体ツアー客も多いだろうし

シリアスな中にあの程度の小笑い場面はあっていいと思う

ありすちゃん

フェルマリのデュエダンの場面のカゲソロよかった😊

 

侍女すわんちゃん

女官長愛空みなみちゃん

台詞があったのも嬉しかった🤭

可愛かった可愛かった🥰

 

バレリーナせれなちゃんみあちゃん

小公女さなちゃん華ちゃん

王太子ありさちゃんも可愛かったーーー!!!

 

 

さらに以下雑感

 

貴婦人たちの♪おープランタン〜の場面が

雪組の誇る歌うま娘役揃いだったの嬉しい!

ありすちゃんとかみちちゃんとか!

中堅も若手も可愛くて歌うま揃ってる!豪華!

 

婦人たちとジャンヌのやり取りによって、

ポリニャック夫人って結局誰だったの?とか

首飾りの事件は結局どうなったの?っていうモヤモヤは残るよね

原作読んだ人だけがわかればいいってことなのかな?(←嫌味ですよ)

 

ありすちゃんは今回で退団だし、

仮面舞踏会の歌手来ないかなぁって密かに思ってたけど

そちらはねいろちゃんでした!

そりゃ彼女にも歌の見せ場はほしいよね!(納得)

 

そういえばねいろちゃん、

バスティーユの場面の市民にいて

最後列なのに存在感ありありで

ジャンヌ!ジャンヌじゃないか!って笑えてしまった😂

 

小公女たちの中にあっても貴婦人たちの中にあっても

本当にすわんちゃんはとんでもなく可愛いんだけど、

やっぱりダンスナンバーになった時の、

あんな可愛いお顔でダンスキレッキレなのが最高だしゾクゾクするー!

 

2幕最初の方の市民のナンバーが始まった時には、

あれベルばらどこいったよ?って思ったけど、

かせきょひまりまのみやが爆踊りしてて、

ダンスのー!レベルがーー!高ぇのよぉぉぉーーー!って大喜びでした

そして再びベルばらの世界に戻りました笑

 

1幕ラストのフェルゼン様がすぐ近くを通っていくお席で

マントを翻して去っていく際の晴れやかな表情が

なんとも素晴らしくてかっこよくてときめくと同時に

これが2階席からだと見えないはさすがにどうだろうと思うなどもしました笑

(いや笑い事じゃないよね)

 

ポスタービジュアルのどピンクひらひらのさきあやが

幸せそうに踊る場面、あれ好き♡

小舟出てこなかったけど踊れるコンビだからこその今回のもすごく好き!

 

王妃様の台詞で気になったのは

「寂しさを紛らわせるためについ…」ってヤツ!!!

フェルゼンとアントワネットの恋って許されざる愛だとしても

でもこの公演の根幹なんちゃうん????

フェルゼンは国を捨てて命懸けてるのに、王妃様としては

「つい」程度の出来心だったんかーーーーって

ここはさすがに1番のつっこみどころだった

 

ゆーちゃんさんは私の中ではやっぱりルイ16世なんだけれど

今回のメルシー伯爵もとてもよかった

温かみがあって、素敵☆

 

咲奈フェルゼンが縣アンドレ朝美オスカルのことを頼む場面とか

組長ルイ16世が咲奈フェルゼンに

いなくなっては困る王妃が悲しむって言う場面とかは

まんまとほろりとさせられてしまった(ちょっぴり悔しい)

 

キャラとして私はフェルマリよりもオスアンに萌える人間なので

今回も例外なくそうなのですが、

それでなくとも、朝美オスカルと縣アンドレ

ちょっとこれまた素晴らしすぎて

今宵一夜もバスティーユも思い出してうっとりするレベルでよかった!

 

私の個人的な好みとして

アンドレの前では完全に女になっちゃうタイプのオスカル」

が大好きなので(初恋の男役さんは涼風オスカルです♡)

朝美オスカルはタイプど真ん中

ずきゅんずきゅんきてしまい

それを包み込むアンドレにときめきまくり

あーさのお披露目オスアンでいいのでは?と思っちゃうくらいでした

 

そんなオスアン担の私ですが

フェルゼンからの手紙1通でコロっとアンドレに気持ちが傾いてしまうの

さすがにどうなん…???

朝美ちゃんの演技力があればこそなんとなく力業で納得させられたけど???

アンドレあんなに(こわいくらいに重たく)ずっとオスカルちゃんを

思い続けてきても全然伝わってなかったのに???

 

あと、「あいつお前のこと好きだってよ」って

勝手にバラすのはたとえフェルゼン様でも許されぬぞ💢

 

オスカルが、なぜ着いてきたぁぁぁぁって絶叫した時、

私も心の中でほんとだよなんでそんな視力で

戦場にまで着いて来たんだよぉぉぉぉって叫んでたけど

でも縣なら朝美さんが行くって言えば着いていくだろうなって思った

果てしなく朝美さんをお守りするだろうなって(役名どこ行った?)

 

名場面「今宵一夜」で、

今回は「今宵一夜アンドレグランディエの妻に」の台詞が

ないバージョンだったけれど、

私は親ベルばらがこちらのバージョンだったので嬉しい

 

ってかさ、この今宵一夜の場面がこれまた最高によかったのよ

オスカルちゃんを自らの腕に抱いたアンドレ

「俺は今日まで生きて来てよかった」が喜びに打ち震えていて

ちょっと恥じらってそっと顔を背けるオスカルの

顎をグイってして自分の方に向かせるあの一連最高だった

(あと、朝美縣のビジュアルが完全優勝してる)

 

名場面の流れで言うと

どうやら史上最大人数らしいバスティーユの場面

花道までずらりと並ぶ民衆たちによる牢獄の襲撃

やっぱりこの場面は曲も台詞も振りも

何もかもがテンション上がる!

 

オスカルが戦ってるパートのティンパニ

倒れたパートのオーボエが好き

(たまに現れる私の中の吹奏楽の人笑)

 

そういえばこの橋の上で撃たれたアンドレが歌い出すの、

昔はさすがミュージカルだわぁ…ここで歌うとか…って思ってたけど

ここ、原作でもアンドレ歌ってるんだよね!

原作読んだことない人は本当に読んで欲しい

結構なボリュームだけど絶対読んで損はない

 

アンドレのお歌は、大劇場で観劇した時よりも

東京楽の配信で見た時の方が格段と上手になってて

いいぞいいぞ~って嬉しくなった

 

でも、アンドレのソロ曲難しいよね

曲がっていうか、ソロ曲の中に目の傷が悪化して

視力が落ちてること説明する台詞とか入ってて

それを上手く間奏にハメてまた最後歌わなきゃだもんね

 

ソロ曲と言えば王妃様の決意のソロ曲よかったなぁ

あやちゃんの美しき強さが存分に発揮されてた

この曲、花組版の蘭ちゃんでも好きだったんだよね

 

ラストの牢獄の場面でのフェルマ

熱演なんてもんじゃない熱さで

このコンビの芝居をもっともっと見たかったなとも思うし

このコンビを見られてよかったなとも思った

 

あの王妃様を自分のマントで包むときに

表が赤色の方にするのってなんでなんだっけ?

(目立つじゃん?これから逃亡するってのにさ?)

 

 

ってかさ、もうやっぱり思い返しても

夢白アントワネットの美しさが至高であった

朝美オスカルのお人形さんのような気高き美しさにもうっとりする

まさに紅薔薇白薔薇なのよ

そしてその隣に寄り添うアンドレもまたかっこいいのよ

それでいて真ん中にいるのがあの彩風フェルゼンなわけでしょ?

 

 

この4人があまりに美しくてベルばらの世界の体現に成功していて

ここのキャストですでにこの公演の成功は確定していたのかもしれない

 

 

 

さて、思いのたけを述べましたので

続いてはフィナーレについてなど

 

こちらは「ベルばらのフィナーレ」というよりは

「咲奈様退団公演のフィナーレ」って感じだったから

トータルでとてもよかったのだけれど

もう大好きな咲ちゃんのスーツ男役は見られないんだなぁとか

引き継ぐあーさが(女役だから)男役群舞のセンターとかも出来ないんだなぁ

っていうちょっとした寂しいポイントもあったり…

 

あとこれだけは声を大にして言いたい!!!!

 

何を差し置いても、他のどこかの場面を削っても!

さきあさの!小雨は!

マストだったでしょうが!!!!!😡

 

これは後世まで引き摺るもったいないポイント!

いつかOG公演で!是非!

 

 

さてさて

 

まず最初は50人の赤い薔薇の子たちのロケット🌹

50周年だから50人なんでしょうね

 

で、ここで羽根背負った咲ちゃんが登場

パレードの代わりにここで羽根背負わせてくれたんでしょうね

(え?これ要る…かな…)(ま、いっか)

 

 

白の咲ちゃんと

青の男役さんたちの場面

 

途中、咲ちゃんと男役ピックアップ5人になるところがあって、

諏訪眞ノ宮縣咲城華世(多分)っていうこの顔触れ、

雪男が誇るダンサーたちだし、これまでにも咲ちゃんと絡みがあったり

新公で咲ちゃんのお役をやったりした面々だから、

それぞれとの間に流れる空気感がどれも尊くて泣ける

 

ここの青いお衣装で踊る場面の縣が

本領発揮の震えるほどのかっこよさでオペラを持つ手が本当に震えた!

私は!咲奈様が!見たいのにー!オペラが吸い寄せられるー!って

1人で脳内大騒ぎですよ😂

隣のかせきょが優等生な正解ダンスを踊るものだから、

その対比で、縣流のダンスを程よいタメと色気を持って踊る姿に、

だから縣沼には近付いたら危険だとあれほど…って

数年前の自分の声が聞こえて来るようだった😇

 

大階段上に朝美夢白が登場して3人のダンス

ポスターと同じ構図のポーズもあって美しい

 

ここの咲ちゃんに寄り添うあーさが嬉しそうで

「まだフェルゼンのこと諦めてないのか!」って怒ってる

あがち可愛い(byNOW ON STAGE)

 

 

あと緑ドレスで踊るあやちゃんの

ふんわりくるんてなる裾捌きが天才だった!

♪セラビ〜アデュー(ふわっくるっ)

→我悶絶、の流れ複数回あった気がする笑笑

 

 

パレード


赤いドレスの夢白アントワネットのエトワール

美しき青きドナウは素晴らしかった!

あれだけの王妃としての気高さは

ただただ彼女が美人だから表現できるってもんじゃない

技術と努力と才能とで完成されたものだよね(好き)


パレードで2人降りするかせきょひまり

綺麗にハモってて微笑ましき並び🥰

 

Wトリオも全員可愛くて最強だったんだけど…

えっと…誰だったかな?(おい)

ありさせれな華みあ…あたりだったっけ?

とにかく娘役6人でそれはそれは華やかで

しかもお上手なメンバーだったのですよ

(説得力のカケラもない)

 

パレードでの客席降りは斬新だったけれど…

私はオーソドックスな方が好きかなー?

特に今回はトップスターの退団公演だからこそ、

トップさんが大階段から降りて来る時には

両サイドで相手役さんと2番手さんが迎えてあげてほしい

し、彼らのそんな時のアイコンタクト等を観るのが

我らファンのいつもの楽しみでもあると思うんだよねーーー

 

 

いやしかし、事前に聞いてた

アカペラセラビアデュー

事前に知らなかった

我が名はオスカルからの宝塚我が心の故郷

 

公演が終わりに向かって寂しくなっていく中で

次から次へと感情が揺さぶられる展開に畳み掛けられて

エモエモのエモで幕が降りたのでありました

 

 

 

そしてこちらは配信で見た

彩風咲奈さよならショー

 

 

まず幕開きが

雪男選抜による薔薇のタンゴ

通称「ばらタン」

 

咲ちゃん以外の退団者が銀橋を渡りながらの

「ジュエル・ド・パリ」

 

 

記憶に新しい「ABM」の

「あなたが誰かの夢になる」

 

ここから数曲の深いグリーンのお衣装が本当にお似合いだったんですけども

これはフロホリのフィナーレのですかね?ですよね?

 

 

そしてボニクラの

「ブルースレクイエム」

咲ちゃんからあーさへ歌い継いで、

そしてあやちゃんとのデュエダン

 

さきあやのこのボニクラの雰囲気が大好きだし

視線の交わし方がとってもいい

 

咲ちゃんが後ろ向きで差し出した腕に

あやちゃんが自分の手を絡ませるとこもほんと好き

 

shop.tca-pictures.net

 

 

私の大好きなドイルおいたんの

「人生の主」を咲ちゃんのソロで!

この曲、さよならショーで絶対歌って欲しかったから嬉しい

 

雪組100周年記念のショーフロホリから

「SNOW FLOWER WILL BLOOM」を咲ちゃんと組子みんなで!

白×金の世界がとっても綺麗

 

咲ちゃんとあーさの2人が残って

蒼穹の昴」より「宿命の星」を銀橋で、

台詞からスタートなのも泣けるし

咲ちゃんがあーさに昴を示し

これからの雪組を託しているようにも見えて更に泣ける

 

 

そしてラストは再びベルばらフィナーレの定番

「オマージュ」だったわけですが…

 

ここまでくると咲ちゃんのベルばら愛に驚くと同時に

さきあさの早替わりにもほんとびっくりなのよ

 

オマージュ前半の娘役のターンの間に

銀橋からハケて、着替えて、大階段から降りて来たってことよね???

スターさんて本当にすごいわ…

 

そしてこの黒燕尾オマージュが

このたった4回のさよならショーのためだけにあるだなんて

もったいないの意で信じられないくらいの完成度だったのですよ

すみからすみまで揃い方半端なかったし

1人1人の表情から指先まで研ぎ澄まされた至高感がすごかった

 

 

あと、せっかくのベルばらのフィナーレが

自分の退団仕様になったことで定番の名場面が出来なかったこと

咲ちゃん的にはやっぱり気にしてたのかなぁとか…

いや…さきちゃん本人がどうしてもやりたかったのかな…とか

そんなことも脳内を過り、

至極尊い空気感で繰り広げられるオマージュの空間を見つつ

あぁ咲ちゃん可愛いなぁやっぱり好きだなぁと

更に寂しさを募らせたりなどしておりました

 

そういえばこの場面のカゲソロ、

ありすちゃんでしたよね

本当に澄んだ綺麗なソプラノでした

 

 

ありすちゃんと言えばこの後のご挨拶も

なかなかにユニークというか彼女らしいというか笑

 

大劇場の時には確か(ニュアンスですが)

「この作品に「愛」が何回出てくるかご存知ですか?」

的なことを客席に問いかけてましたよね

で、東京ではオスカルの台詞を引用しようとして間違えて、

もう1回やり直したもののどうやらご納得いかなかったようで

カテコで再挑戦すると言う、

マイペースでありある意味舞台度胸のあるところが微笑ましかったです

 

 

そして咲ちゃんですが

東西ともに袴でしたねぇ

大劇場では燕尾の方が多いような印象ですが

ここにも咲ちゃんのこだわりが詰まっているのでしょう

 

同期からのお花は、

大劇場が同組同期のみっちー(美海ちゃん)

(緑のワンピが最高に可愛かった)

そして東京が愛ちゃんでした

大劇場では白薔薇を東京では紅薔薇を、

そんなところも素敵☆

客席には咲ちゃんの憧れの君であるさえちゃんもいらしてたようですね

 

 

咲ちゃんのご挨拶も、

彼女の真面目で真摯な人柄に溢れていて素晴らしかった

 

「後悔も諦めきれなかったこともあります」という言葉には

コロナ禍で中止になった公演や、

そのために最後の舞台に立てずに退団となってしまった組子や

全日程中止となってしまった東京オデッセイ、

他組同期や仲良しスターさんと共に立てるはずだったタカスペ他イベント

そして、休演からそのまま退団となってしまった彼女への想い

きっといろんな悔しさを胸の内に抱えて来たんだろうなぁと

そう思えてしまうわけです

 

大劇場楽のご挨拶でも

「果たせなかった想い」「忘れたくない人たち」って

言及してましたもんね

 

 

もう1つ素敵だったのが

「繋いでいく美学」というお言葉

これは多くの退団していくトップさんが

「バトンを渡す」というような表現で語られているけれど

先代トップスターから組を引き継ぎ、

それを次代トップスターへ引き継いでいく、

そういったその立場になった人間に課された果たすべき責任、

みたいなものを歴代トップスターさんたちは背負ってきたんですよね

改めて尊敬の念を抱くとともに

きっと無事その大きな羽根を降ろすことがことができて

ほっとしているだろうことを想像して

自分をたっっっぷりと労わってあげてほしいなぁと思います

 

最後にもう1つ

カテコで咲ちゃんが放った

「可愛い可愛い相手役のあやちゃん」というこの言葉も嬉しかった

咲ちゃんってあんまり相手役さんにデレるタイプじゃなかったように感じてたから

最後の最後にこんな特大のデレを投下してくれて

娘役ファンとしてはこれも本当に嬉しかった!

 

 

可愛いと言えば、咲ちゃんの大ファンのこの方々も!笑

 

 
 
 
 
 
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ほんと可愛いよね笑

 

これからもますます幸せに過ごしていただきたいですし、

だいきほさきなの3人旅、実現するといいな…

なんてことも思ったりしています!!!

 

 

改めまして、

彩風咲奈さま

宝塚ご卒業おめでとうございました☆

 

以上、雪組ベルサイユのばらについてでした🌹

 

 

本日でご卒業より1ヶ月となりました

そろそろ…お姿を見せてくださっても良いのですよぉぉぉぉぉ

 

 

お次は配信で見た宙組バウ「MY BLUE HEAVEN」です☆