『儚き光のラプソディ』@地球ゴージャス

さてさて

更新が溜まってきましたのでサクサク行きます!

 

久々の地球ゴージャスです☆

 

なんと30周年記念公演です!!!

 

Daiwa House Special 地球ゴージャス三十周年記念公演

「儚き光のラプソディ」

 

作・演出:岸谷五朗

出演:中川大志 風間俊介 鈴木 福 三浦涼介 佐奈宏紀 保坂知寿

   岸谷五朗 寺脇康文ほか

 

明治座:2024年4月28日(日)~5月26日(日)

SkyシアターMBS:2024年5月31日(金)〜6月9日(日)

 

あらすじ
「ここはどこだ」
ひとり、またひとりと謎の白い部屋に集まる人たち
共通することはただ一つ、
それぞれの「逃げたい」という強い感情が溢れそうになった瞬間に
目の前に現れたという「扉」。
その扉を開くと、この部屋が現れたという。「ここはどこだ」

集まったのは7人の男女。
孤児院で育ったという青年‥ 謎のジョッキー‥ 軍服を身に纏った男‥
ホテル支配人に、ひまわり畑から来たという二人の男 そして老婆‥
生きていた場所も時代も様々である。

部屋の中で繰り広げられる会話により、互いの関係が微妙に、でも確実に変化する。

何故この人と 何故この部屋で 何故この時に
私たちは出逢ったのか

 

youtu.be

 

www.chikyu-gorgeous.jp

 

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かなり久々のゴージャス、一体いつぶりだろうと調べてみたのですが

なんと「the PROM」以来

オリジナル作品で言うと「ZEROTOPIA」以来でした!

(調べるついでにゴージャスタグも作成してみました笑)

 

ゴージャスの活動全般を応援したい気持ちはもちろんあるんですけど

やっぱり私は岸谷・寺脇のファンなので

彼らの出演しないゴージャス作品は食指が動かず…

ってことでこんなに間が空いてしまったようです…

 

 

で、今回の作品ですが、

個人的な感想としては近年1で面白かったです🤣

 

 

もう公演終わってるのでネタバレ配慮せず感想書きますが

どうやらWOWOWさんで放送してくださるらしいので

 

news.wowow.co.jp

 

そちらで初見の方は自衛してくださいねー!

 

 

 

 

基本のセットはただの白い小部屋

ここに、1人また1人、と突然人が現れる

 

一体何があったのか、

一体どうやってここに来たのか

 

会話をしていくうちに

それぞれ何かから「逃げたい」人間であることがわかる

逃げたいあまりに目の前に突然現れた扉を開けてこの白い部屋にたどり着いた

 

ってことで、少しずつそれぞれの置かれたその

「逃げたい」状況が明かされていき

彼と彼の繋がりがわかったり

彼と繋がってる彼が部屋に現れたり…

と、さまざまな人間関係が絡み合っていくわけです

 

 

 

中川くん

孤児施設から資産家に引き取られた青年ぽえむ

相続した遺産で寄付をして多くの人に感謝されてる

でもその「ありがとう」から得る快感を欲するあまり

脱税、詐欺、強盗と悪事に手を染めていってしまう

 

寺脇さん演じるSJ

可愛い娘もいて一見幸せそうに見える

一緒に旅行するような親友夫婦もいる

でも実は奥さんを失っての寂しさのせいか

昔恋した女性を忘れられないせいか

親友の奥さんとの不倫関係から抜け出せずにいた

 

三浦さんは豪華客船?一流ホテル?の支配人マット

……って言ってたけど……

実際は小説家であり

ただのラブホのバイト

ってかこの人の「逃げたい」は何だっけ???

 

風間くんが演じるのは

やたらヤクザな口調の名ジョッキー仁義

でも相棒の名馬の脚はもう限界に近い

命が尽きても走り切りたい名馬と

その命を守るためにコースアウトを考える彼

葛藤のレースの真っ最中に扉のこちらへ

 

 

五朗さんは最初は

寺脇SJの友人甲斐として登場するんだけど

なぜか彼もこの白い部屋に現れる

え?なんで?って思ったら

彼はそんな友人SJのなんと娘と恋仲なのですよ

いやそりゃ逃げたくもなるよね

(さすがにこの設定はちょっと引いたかも…)

 

 

 

自分たちの境遇を話していくうちに幼いころのぽえむが

自分が資産家の養子になりたいがために

川に落として行方不明になった々施設の少年が

目の前の仁義だと知る

 

一方の仁義は川から893さまに助けられ

それ以前の記憶はない

でも川に落とされ頭を打ったせいで身長が伸びず

そのおけげでジョッキーとして活躍でき

しかも動物と会話が出来るようになったおけげで

愛馬とのコミュニケーションが取れ

それがまたジョッキーとしての成功へとつながった

 

だから、今の自分があるのは君のおかげだ、と

詫びるぽえむに仁義が優しく言うの、これ良きエピであった

 

 

SJと甲斐はそれぞれの関係に悩み

もう終わらせなければと相手に告げる

(確かここで扉に逃げてる)

でもどちらも決して遊びじゃなく

相手を本気で思っているため断ち切れない

 

で、結論としては、

甲斐くん夫婦はお別れして

それぞれ禁断の相手の方を選ぶんですよね

この結末はかなりグレーというか

ギリアウトな印象ですが、

まぁ、いいです(いいんかい笑)

 

 

 

白い部屋に最初からいたのが老女すず知寿さん

女学生すずが書いた学徒兵への激励の手紙

そこから始まった文通、そこから芽生えた恋心

でもその想い人は戦争から帰って来なかった

いまだ忘れられない想い

どうして何十年経った今も世の中から戦争はなくならないのか

 

1幕も終わろうかってタイミングで登場してくる

福くん虎吉は様子がおかしい

なんと戦時中からやってきた学徒兵だった

部屋に集うメンバーと話して

己の置かれた状況を理解したにも関わらず

また戦地へ戻ろうとしていく虎吉

 

彼を戦地へ行かせまいとして

すずさんとぽえむが一緒に扉から戦地へ

そこですずさんは虎吉の戦友である

かつての文通相手・想い人の実(佐奈さん)と出会う

 

自分の気持ちのやりどころがないままだったすずさん

束の間だけど実さんと心を通わせることができて

本当に幸せそう

 

でも、虎吉くんと実さんのこの先の未来に何があるか

わかってても止められない、この辛さ

 

虎吉の世界から扉が消えつつあることが

彼の中の「逃げたい」が消えていっている、

もう彼の中で覚悟が決まったことを表しているようで

なんだか心が痛かった

 

 

 

最後にはそれぞれがここで過ごした時間や

一緒に過ごした人たちの思いを胸に

またそれぞれの世界へと扉を出ていく…

 

みたいな流れだったように思います(記憶朧気)

 

 

 

だってさ?

要素モリモリで笑ったり胸が苦しくなったり

いろいろ考えさせられたり忙しいのよ

それに加えて、芝居・歌・ダンスが

絶妙な割合で繰り広げられていくから

芝居に見入ったかと思ったら

ナンバーでワクワクしたりもしてね

 

あぁー地球ゴージャス見てるなーって

しみじみ思ってしまった笑

 

 

 

 

 

実はこの公演、星組「夜明けの光芒」とマチソワしたのですが、

なぜだか昼も夜も主人公の青年が、

孤児でありながら莫大な遺産を相続したにも関わらず

使い方を誤って借金までしてしまっててデジャヴュ感がすごかったです笑

 

そして、私の大好きな岸谷&寺脇のコンビネーションの良さはもちろん、

中川くんも風間ぽんもみんなうまくてさすがでした(●'◡'●)

 

五朗さんの作品にはよく「反戦」がテーマとして出て来るけど、

今回はもうまさにど直球でそれでした

例によってお笑い場面も多く客席もかなり笑ってたし

ナンバー多くてエンタメ性も高いけど

テーマはシンプルにしっかり届く

すごく上手く作られてるなぁと思いました

 

終戦前の、

正に国のために死にに行こうとしてる兵隊さんにみんなは言う

「もうすぐ戦争は終わる日本は負ける死にに行く必要はない」

 

でもその兵隊さんは言う

「でもあなたたちの時代でも戦争はなくなってないのでしょう?

それならやはり歴史を変えてでも日本が勝ってこれで終わらせなければ」

 

 

敵兵の顔がまるで獣に見えるという虎吉

だから冷徹に痛めつけることができてしまう日本兵たち

でもね、それって逆から見たらあなたたちが獣に見えてるのよ

っていうあの件、わかってはいてもザワザワした

 

 

今回の登場人物たちはみんな何かを心に抱えている人たちで、

そこから戦争に向き合っていくことになるんだけど

「今のこの戦争の起きてる世の中では

あの戦争の時代を生きた人たちに申し訳が立たない」って

本当にそうだなーって

なんで戦争に向かっていくような国になっちゃったんだろうなー日本

(与党の人たちが政治へたくそだからかな?)

 

 

主役の中川大志くん

まぁびっくりするほど本当にお上手😳

芝居はもちろん歌えて踊れて、

シリアスな場面もコメディ場面もこなして、台詞もクリア!

改めて素晴らしい俳優さん!

 

風間ぽんは今回は893さん的な台詞回しが

特徴的なお役だったんだけど、

彼もまた歌えて踊れて、

そして10年に1回ゴージャスに出てくれる

準レギュラーなので岸寺との息の合い方もぴったり!

 

三浦涼介さんは私は今回がはじめましてだったんだけど、

独特の存在感で、こちらもまたしっかりとした実力の上に

ビジュアルが強くて、お役と同様なんだか掴めない存在の方でした

 

鈴木福くんが、遅い登場ながらとても重要なポジションを担ってて、

手堅い芝居がとてもよかった!し、

お歌もまぁまぁ上手で、しかもダンスがとても上手かった!びっくりした!😳 

ラストのお爺ちゃん姿も可愛かった!

 

メインキャスト紅一点は保坂知寿さん!大好き!

今回も何曲も歌ってて大活躍!

最初が知寿さんと中川くんの2人で始まるのも安定感ありあり

 

で、うちのおじさんたち🥰

どちらも初登場するシーンでは

「待ってました!」的な拍手が起きるの嬉しいね🥺

途中、恒例の2人の、

どこからアドリブですか?的なやり取りの場面があるんだけど、

私が観た回では寺脇氏がノリノリで😂

楽しそうにアドリブ飛ばすから五朗さんがツボに入ってしまい、

それを見た客席もつられて爆笑😂

「お前は思いついたこと次から次へと言いやがって

スッキリするかもしれないけど戻さなきゃいけない俺の立場にもなれよ💢」

って怒ってた😂

楽しそうなおじさんたち可愛い🥰

 

 

時代背景や設定など何も説明されないまま始まって行って、

進むにつれていろいろわかってきて、

いろんな事実が明かされて、

登場人物同士の意外な接点もわかってきて…な進み方は

なんだか湊かなえ作品っぽくもあったな

 

 

カテコのご挨拶で

「やっと大阪に来られた」って言ってて

いろいろ思い出してちょっと悲しくなっちゃったけど

いやほんと!ようやくの大阪公演おめでとうだよー☆

 

ってかさ、大阪の客席ってよく声出すよね

笑う時も声出して笑うしねー(楽しい)

 

途中、登場人物の意外な事実が展開された時にも

客席のいたるところで「ひぃぃっ」とか「えぇぇ?」とか

「うそぉ」みたいな声が漏れてたもんね笑

 

 

そんなところも含めて

彼らのおかげでまた少し地球がゴージャスになったよ🥰

 

 

 

 

ちなみに初めての

SkyシアターMBSでした★

 

 

画像

 

新しくて綺麗で

そしてなんといっても

導線が良くて客席から舞台が見やすい!!!

劇場なんて最悪この2つが完備されてれば

あとは多少古くてもダサくてもいいんですよね

帰りのエレベーターが少し混雑したのは

KITTEがオープンすれば緩和されるのか…

あと宝塚の公演だと女子トイレ行列かな…

とかそんなことは少々思いましたけど

そんなの最近の新しい劇場によくある

「一見おしゃれだけど導線最悪で舞台が見切れる」

的なところに比べれば無問題です!

 

また何かの機会に訪れることがありますように!

 

以上、久々の地球ゴージャスのお話でした

お次はLV&配信で見た月組れこうみ退団公演についてです☆

 

「夜明けの光芒」@シアタードラマシティ

続いては私の大好きなありちゃん主演

「夜明けの光芒」をドラマシティに観に行ったお話です☆

 

https://www.instagram.com/p/C7v9m5jNbIG/

ミュージカル・ロマン

『夜明けの光芒』
チャールズ・ディケンズ作「大いなる遺産」より
脚本・演出/鈴木 圭

 

イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの代表作「大いなる遺産」は、

これまで幾度も映像化され、宝塚歌劇でも1990年に月組によって上演された、

世界中で愛され続ける不朽の名作。

波乱万丈の人生を歩むピップの成長譚を、新たなミュージカル作品としてお届け致します。

19世紀初頭イギリス、テムズ河口近くの片田舎。

姉の嫁ぎ先である鍛冶屋に引き取られた孤児のピップは、

近所の大邸宅に住むミス・ハヴィシャムから養女エステラの遊び相手として招かれる。

高慢だが美しいエステラに心惹かれ、彼女に見合う紳士になりたいという願いを抱くピップだったが、

間もなく義兄のもとで鍛冶屋の道を歩み始める。

それから数年後、突然ピップのもとに莫大な財産の相続人に指名されたとの知らせが届く。

紳士になる為、故郷の人々に別れを告げロンドンへと旅立つピップ。

田舎暮らしとは一変した、夢のような暮らしを謳歌する彼を待ち受けるものとは…。  

 

シアター・ドラマシティ:2024年6月3日(月)〜6月8日(土)

東京建物 Brillia HALL:2024年6月14日(金)〜6月20日(木)

主な出演者:暁 千星

星組公演 『夜明けの光芒』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

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まさか泣きどころのある内容だとは思わず

意外にも?なんか思ったより泣いてしまいました😭

なんだかこう、星組公演には珍しいような

しっかりとお芝居で見せる作品でしたね

演技巧者がずらりと揃ってて見応え抜群でした

 

リピーター獲得してなんぼの宝塚の公演において

1回で満足度が高いのは良し悪しなんでしょうけど、

しっかりと芝居を見て、良き観劇であった!と満足度の高い作品でした

 

 

ただ芝居としてはよく出来てたけど、

ミュージカルとして考えると、ナンバーはちょっと弱くて、

インパクトのある曲や綺麗なデュエットがないのが残念かな

ミュージカル部分の割合は小さいどころか大きいくらいなんだけど

同じナンバーが繰り返し使われてるから

2回目の観劇でもうほぼ歌えると思うくらいだったね😂

 

全体的に圭先生の芝居作りはとても好き

本編のラストが2人の最初の出会い再びなのはとてもよかった!

ときめいた!

きっとここからまた新たに2人の物語がスタートしていくんだなって

そう思えて素敵だった

こういった先生のセンスは嫌いじゃない(むしろ好き♡)

とても宝塚っぽい作品で、セットもお衣装も演出も素敵

台詞と歌詞のセンスがもう少しよければもっといいと思う笑

(余談だけど先生の奥様が初日から観劇してたのも

微笑ましくて嬉しかったー!よかったねぇよかったねぇ)

 

 

子供時代があってその後大人時代、な流れじゃなくて

どちらも代わる代わる出てくるから

それがとても活かされてる反面

理解出来なくなって置いていかれる人も生み出すだろうなぁとも思う

 

ただ、退場の時に、

「結局借金て誰が払ってくれたん?」ってツレに聞いてたあなた!

それはさすがに…嘘やん?🤣

 

 

剣&こだま版の月組公演「大いなる遺産」は

(昔映像でよく見てた好きな作品でした)

エステラが主人公にも思えるくらいの比重だったけど、

今回は完全にピップの物語だから

重要じゃない案件はさらりと触れる程度なの、

物足りなくもあり、シンプルでわかりやすくもあり…だったかなー?

 

こだまエステラあらゆる感情を闇に葬り去ったような

諦めに近い感じがあってそんな暗闇の中の彼女を

剣ピップが光の射す場所へ連れ出したような印象があったけど、

それに対してなのちなエステラはもっと無機質

人の持つ感情というものが理解できないような印象

ピップに感情をぶつけられることで何かが溶け出していくよう

 

それぞれ印象が違ってとても面白い

 

芝居中にもあったありちなのデュエダンがとっても素敵で

ちなちゃんはダンサーである上に

長身ではないけど手脚が長くてものすごく映える!

ありちゃんとの身長差もさほど気にならない

でもこんな歌もダンスもできる2人だからこそ

デュエットソングも聞きたかったなーーーー

改めてそこは本当に残念

 

 

お屋敷の場面で、少年ピップと大人ピップが入れ替わるの、

時が経ってもミスハヴィシャムが

同じ場所で同じように佇んでいてちょっと恐ろしくなる

あのお屋敷の時が止まってる感がよく出てる

セットや小道具もすごく効果的な演出だった

 

ビディがピップのこと好きだったのとか、

ハーバートとピップは子供の頃にお屋敷で会ってたのとか、

そのあたりの設定残してくれてたの嬉しかったなぁ

 

 

 

以下、出演者についても少々

 

 

主人公ピップ:ありちゃん(暁)

 

ありちゃんはもう歌も芝居も主役っぷりも安定感ありありで

でもまだ1幕では主人公が若くて前のめりで

そんな不安定感とキラキラっぷりもあってとてもいい!

2幕では闇落ちしたり雄味が増したり

でもずっとエステラを思い続けてる純粋さもあって

ラストに向けて本当に大切なものに気付いていくあたり

あぁやっぱりこの子には月組芝居がしっかりと備わってるんだなぁって

変な感心をしたり😊

 

「僕は決して不幸にはならない

君を見ているだけで幸せだから

愛するとはそういうことだ」

このあたりの台詞がとても好きだった

 

そうそう、ありピップのね、どのお衣装もかっこよかったけど、

私は2幕頭のロングコートが好き

 

あと腕相撲みたいなのする時の!

腕からボディから脚の!ラインよ!

かっっっっこよっっっっ!!!!

 

あとね、私、気付いちゃったんですけど笑

相手役さんのこと本当に愛おしそうに見て、

なんならちょっと危ないくらいの執念を見せるのに

目の前の相手役さんの扱いは雑なくらいなの

咲ちゃんとありちゃんの共通萌えポイントでしたーーーーー!!!

 

芝居中でエステラの腕をガシっと掴むとこも好きなんですけど

ありちなキスシーンでの後頭部抱き寄せる勢いなのすごくよかったです🤭

 

 

ヒロインエステラ:ちなちゃん(瑠璃)

 

ヒロイン経験がまだ新公1回しかないなんて

信じられないくらいの安定した実力と

主人公が憧れ続ける存在であることに説得力のある

ビジュアル・佇まい・所作の美しさ!

 

ちなちゃんは鬘やアクセのセンスも品がよくて素敵だし

前髪と鬘の合わせ方がとても綺麗で

娘役ヲタとしては大変見てて楽しい娘役さん🥰

 

馬車から少し身を乗り出して外の景色を眺めてる

ちなエステラは本当に綺麗だった…

そりゃ貧しい暮らしの少年ピップにとっては

忘れられないくらいキラキラして見えただろうし

彼女に見合う紳士になりたいって思うのも納得なんだよね

 

でもピップが紳士に憧れるのは決してそれだけが理由じゃなくて

彼の中に、手に豆を作って汚れる鍛冶屋の仕事に満足してない、

ここから逃げ出したいっていう

闇かのん笑が少なからず存在してるのも確かなんだよねー

ささやかな幸せで満足できるジョーとは根本的に違うところ!

さすがジョージアナの弟!血筋!笑

 

 

 

かのんちゃんは、

いかにも宝塚作品の2番手!ってによによしちゃう感じでした笑

主人公の恋敵ポジであり、

主人公の心の闇を表現する存在で

とっても難しいだろうなぁと思うのですが

どうやらご本人は2役を演じるのが嬉しかったみたいですね

(可愛いかよ!)

紳士になるためにお金に目が眩んだり姉夫婦を邪険にしたり、

ピップが自分の心の中のそういった闇を追い払う、闇に打ち勝つところを

ありかのんのダンスシーンで見せたのは見応えありました!

 

 

 

笑っちゃうくらい上手だったのが

ハーバートめぐちゃん😳

素晴らしいね!

本人の持ち味であるほんわかした部分が

心優しいハーバートから滲み出てて好き

ミスハヴィシャムの過去を説明してくれるソングがね

絶品の巧さだった

声がいい歌が巧い聞き取りやすい芝居もいい

なんだこれ最高かよ笑

 

 

 

義兄のジョーみきちぐさん

物語のキーパーソンエイベルのキザキさん

弁護士ジャガーズの朝水先輩

ってトリオが安定の巧さで手堅くて

この文学作品を舞台化するにあたっての高得点ポイント

結末を知ってから見ると、冒頭のキザキさんの場面でもう涙が出る😭

 

ここに加えて

モリー:りらさまの何かしらの過去を背負った感

ジョージアナ:さきちゃんのほどよい強さ

ミスハヴィシャム:みきちゃんの透明感と存在感の絶妙なバランス

そして、ビディ:美蘭ちゃんの素朴な優しさと温かさ

このどれもが本当にお上手だったの!

(美蘭ちゃん、「記憶」新公ヒロおめ!!!!!)

 

登場人物の中で唯一では?っていう悪い人:コンペイソン

しもちゃん(夕渚)が演じてたんだけど

アクションっぽいシーンが多くて

こちらは身体がよく動くしもちゃんならではのお役☆

 

 

そしてそして…

少女エステラのなのちゃんが…

おれのなのちゃんが…

可愛いし上手いしで最高でした!

なんと歌ソロまであって!(泣)

歌声がもう少し安定すればとは思うけども

ほんの少しだけどありなのが一緒に歌うところがあって

「どうかどうか偉い誰かに

この2人相性いいじゃないかと

見つかりますように」

と願う気持ちが再燃しております



少年ピップひよりちゃんも安定の可愛さで

ラーマシータ@RRRの時と男女逆転してるけど

なのひよりの少年少女並び大好き

 

 

ピップとエステラのラストシーンは

なんだかとっても温かい気持ちに包まれて

彼らの今後にたくさんの幸せが訪れますように、と

そう願う観客の前でそのままその流れで

暁千星×瑠璃花夏のデュエダンが繰り広げられて

これがまた素晴らしくて

こんなに幸せな気持ちにさせてくれてありがとうだよ…最高だよ…

 

いやーしかし、今回のありちなデュエダンを見てると

ひっとんレベルとは言わないまでも

やっぱりありちゃんの隣には

多少踊れる子が来て欲しいなぁと改めて思ってしまう😭

 



フィナーレナンバーでは

バシバシ踊るなのちゃんがかっこ可愛くて

もうずっとロックオンだったんだけど

表情が時折じゅんはなに似て見えてびっくり😳

そんなの初めて思った😳

 

あと、まりななのが対で踊ってて娘役ダンサー万歳!ってなる

 

所謂フィナーレナンバーがこの1場面しかなくて

男役さんも娘役さんもみんな一緒でちょっと寂しいけど

そっか下級生までみんな出てもこれしかいないのか…

って逆にびっくり😳

 

ラストのありちゃんソロダンスシーンは圧巻!

バレエが得意なありちゃんの良さを

存分に味わえる構成になってて

前場面(かのんちゃんセンターのダークネスサンライズ)から

180度変わってとっても柔らかな場面

たった1人であれだけの長い時間ダンスだけで舞台を埋めるって

やっぱりすごいダンサーだし立派なスターさんだよね☆

(どうもありちゃんのモンペです笑)

 


カテコは再びみんなお役で出てくるから

最初になの少女エステラとひより少年ピップが出て来て

そこからそのまましばらく真ん中で2人でいるんだけど

なのエステラがエイデルの背中をそっと押す演出に

またしても涙が溢れてしまった😭

 

 

以上駆け足で振り返った「夜明けの光芒」についてでした★

(だってやっぱりもう次の公演始まってしまったんだもの)

 

お次は久々に地球ゴージャスを観に行ったお話!

<逆光のシチリア>@青春アドベンチャー

久々にきほちゃんご出演の

青春アドベンチャー「逆光のシチリア

今回も大変楽しく拝聴いたしました!

 

「逆光のシチリア

2024年5月27日~6月7日(金)

作:並木陽 演出:藤井靖 音楽:川田瑠夏

出演:加藤和樹,田代万里生,愛月ひかる,真彩希帆,

   石川褝,鍛治直人,神農直隆,坂川慶成

 

【あらすじ】

イタリア半島の南、地中海の只中に浮かぶシチリア

古代から様々な民が行き交ってきた美しい島に、新たな時代が訪れようとしていた。

1859年夏。顧問弁護士として大貴族の信頼を得たアウレリオ(加藤和樹)は、

海辺の避暑地に招かれる。

栄達の野心を胸に秘め、かねてより公爵令嬢ペトロニラ(愛月ひかる)に近づいていたアウレリオは、

そこで彼女の幼なじみだという留学帰りの青年ベネデット(田代万里生)と出会う。

後日、パレルモ市街でベネデットの意外な姿を目撃したアウレリオは、

思いがけず運命の岐路に立つことになり……。

大きな時代の変化に直面しながら、自らの希望と信念を胸に人生の路を踏み迷う若者たちの葛藤を描く。

 

www.nhk.jp

 

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青春アドベンチャーお馴染みの並木先生の作品

今回の舞台はイタリア・シチリア

国の統一運動などを背景にした物語でした

 

 

今回きほちゃんが演じたアリスというお役は

とっても快活で朗らかで

シチリアの太陽を思わせるような明るさがあって

でもこのイタリアの物語にあっての英国人なので

他の登場人物に比べると激動のど真ん中にいるのではなく

ある程度離れたところから傍観してるような人物

きほちゃんの声やキャラにとても合ってて

私の大好きなタイプのお役でした♡

 

このアリスはヒロインのペトロニラの友人で

これが今回は愛ちゃん(愛月)だったのだけれど

愛ちゃんのお声がこれまたほどよい湿度で

きほちゃんのカラリとした声と対照的に

圧倒的なイイオンナ感を出してて魅力的であった

そして声だけじゃなく、強く優しい素敵なヒロインさんであった

 

OG続きでいうと物語後半に登場してきたマリッキア

この男気溢れるお役をくらっち(有沙)が演じていて

在団中の愛ちゃんとくらっちとの並びを思い出すと

なんだか2人とも変貌がすごすぎてびっくり

でもやっぱり上手だったし、

きほちゃんと同期で同じ作品で共演してくれたのも嬉しかった☆

 

 

そして今更ながらだけれども

今回の主役アウレリオ加藤和樹さん

「声がいい」とか言われ飽きてるかもだけど

それでも言いたい「声がいい」

正義感溢れるヒーローっぷりも

恨みや悔しさ、復讐心なんかも似合っちゃうからすごいよね

 

敵役的ポジションのベネデット田代万里生さん

彼もまた声が良くそして上手い

悪いヤツかと思いきや

彼には彼なりの事情があって決してただの悪いヤツじゃなかったの、

とっても好きな展開だった

 

いやまぁこのええ声勢ぞろいなキャストの中でも

エゼキエーレ司祭・石川禅さん

低音ボイスは相変わらず最高級のええ声でいらっしゃいました

 

ストーリーのラスト、

いろんな悲しいことも起こったけれど

主人公がアリスと共に旅立っていったの、

なんだかとっても嬉しかったなぁ

 

共にって言ってもけっして恋愛関係なわけじゃなく

とりあえずコイツと一緒に行くか、みたいにお互い思ってそうなところが

すごく好きだった

 

 

嬉しかったところもう1点

青春アドベンチャー」っていう最初のオープニング

それから「出演」とか紹介する最後のとこ

今回きほちゃんだったーーーーー

これは嬉しかった♡

もう初回、最初の最初で「きほちゃん!」って飛び上がりそうになった

きほちゃん本人もすごく嬉しそうだったのがこれまたよかった!

 

 

以上「逆光のシチリアについてでした!

お次はDCで観た星組「夜明けの光芒」についてです☆

彩風咲奈ドラマティック・リサイタル「ALL BY MYSELF」@配信

お仕事が繁忙期であり、

でもその合間を縫って観劇もたくさんしていたので

記事の更新が完全に滞りました…

 


なんならもうベルばらも観てきました…

 


でもとりあえずは今回はこちらを!

 

 

彩風咲奈リサイタル

「ALL BY MYSELF」を配信で見ました!

 

 

最高でした…

 

 

https://www.instagram.com/p/C5xyqeoL6jU/

彩風咲奈ドラマティック・リサイタル

『ALL BY MYSELF』
-BLOOM’S COLORFUL MEMORIES-
作・演出/野口 幸作

雪組トップスター、彩風咲奈の名場面を中心に構成しつつ、

新たな可能性を模索する、2幕構成のストーリー仕立ての、

エモーショナルかつノスタルジックなリサイタル。

郊外に建つ歴史あるレヴュー劇場スノー・ガーデン・シアターの楽屋を、編集者が訪れる。

ミスター・ブルーム(彩風咲奈)の回顧録を出版するためである。

劇場のトップスター、ミスター・ブルームはまもなく休暇を取り、長い旅に出かけるという。

彼は世界中のさまざまな役を演じた。

シェイクスピアの名作の主人公、ギリシア・ローマ時代の英雄、

アメリカのギャング、カリブの海賊、日本の漫画の主人公……。

しかし、ただひとつ演じたことのない役があった。

……彼自身である。

旅立ちの前に、彼の辿った道のりを聞かせて欲しいと懇願する編集者。

やがて彼の一代記が始まる。

色とりどりの楽屋の衣装を着替えながら、ブルームは思い出の欠片(かけら)を演じて行く。

誰もが順調な道を予想した若き日の彼。

しかし、それはスポットライトに照らされた輝く笑顔とは裏腹の、血と汗と涙の日々だった。

彩風咲奈の舞台生活の軌跡と、ブルームの一代記を二重写しにしたような、

メタシアター的なリサイタルにご期待下さい。  

 

2024年4月15日(月)〜4月21日(日):相模女子大学グリーンホール

2024年5月4日(土)〜5月8日(水):NHK大阪ホール 

主な出演者:彩風 咲奈

 

雪組公演 『ALL BY MYSELF』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

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構成とかセトリとか、最初にポスターが出る演出とか、

前情報で全部知った上で見てるのに、

幕開きから素晴らしくてエモエモの神が降臨してしまって

どれもこれも全部泣きました😭

 

どこまでがノンフィクションなのかわからないけど

下級生時代の辛かった咲奈を思って泣けるガチ恋の民…

中でもやっぱり千躰荒神祭が流れ出した時には

なんか胸がぎゅーってなりました😭

本当に大好きだったんだよ若旦那…😭

 

 

以下、印象に残った点などなど

 

まずはACT1

 

最初のポスターとお写真たち

すでに泣く

 

かせきょ演じるカイルくん

ブルームさんの大ファンなのね(可愛い)

カイルくんがブルームさんのインタビューをまとめた

書籍を編集したい、ってとこから過去舞台の回顧が始まる、

って設定でしたね

 

大スターブルームさん(咲ちゃん)登場

今度はかっこよすぎて泣ける

まいらぶりーブルースちゃんみたいな

ゴージャス白コート着こなしててほんとかっこいい!

 

ここで今回のためのオリジナルソロ歌

「YOU WILL BE SOMEONE'S DREAM」

咲ちゃんの想いに溢れた素敵な曲

 

咲ちゃんが音楽学校のポスターになったときの

「あなたがだれかの夢になる」

からですよね

野口先生、本当にこういうの上手い

(SVの望海さんの「Have you ever done before~?」みたいなのとかね笑

もちろんこれも「天海さんもそんなことある?」の持ちネタからです笑)

 

そこからちょっとしたパレード風の場面に!

ポスター衣装の咲ちゃんが最高にかっこいい

 

しかもこれ、まず最初に出演者の顔見せが出来ていい!

本公演のパレードではソロ降り出来ない子にも

しっかりと見せ場があって、

ありすちゃんやみちちゃんやねいろちゃんや

3桁期の子たちが大活躍してしかも

綺麗なお姉さんになっててなんだか感動…😭

 

登場してきた子たちがみんな手にした薔薇を

咲ちゃんブルームに渡していくのも

その薔薇を持った咲ちゃんが客席降りして

客席の誰かに渡してくれるのも素敵な演出!

(OGののんちゃんがその薔薇をもらったと

嬉しそうに報告してくれてましたね♡)

 

 

そこから終演後の楽屋設定の

ブルームさんとカイルくんになるんだけど、

舞台裏のお衣装に興奮するヲタクムーブかせきょが可愛かった笑

ブルームさんの楽屋セットも素敵で

飾ってあるポスターなんかどれもこれも

もっとちゃんとみたいやつばっかりだった!



この公演のサブタイトルが

「BLOOM’S COLORFUL MEMORIES」

ここからいろんな色をテーマにして

咲ちゃんの歩みを振り返っていく構成がわかりやすいし

「彩」の字からの発想だろうこともいい

野口先生はこんなのすごく上手い(好き)



最初の初舞台から新人時代は

-ORANGE MEMORIES-

 

93期のラインダンスといえばあのピラニアちゃんなので

オレンジなのわかりみしかない笑

 

咲ちゃんが初舞台公演「シークレットハンター」の主題歌を歌ってくれたの、

あの曲大好きだから嬉しかった😭

しかも歌う咲ちゃんの後ろにちゃんとピラニアちゃんたち出てくるし、

歌ったあと咲ちゃん・かせきょも加わってロケット踊ってくれるの

ほんと可愛いが溢れてたし

見たいもの見せてくれる感半端なくて最高

 

ラニアちゃんが出てくるのは事前情報でなんとなく察してたけど、

まさかの咲ちゃんがシクハンの主題歌歌ってくれると思わなくて

歌い出した途端お涙大洪水だった😭 

 

そしてまさか2024年になって、

退団控えたトップスターのコンサートで

2連続歌われることになろうとは…シークレットハンター!!!笑

 

そこから、初組子の作品

「君を愛してる」のピエロからの

カラマーゾフの兄弟

 

私はね、咲ちゃんがあやちゃんを相手役に迎えて

カラマーゾフを再演してくれるって信じてたんですよ…

だってあんなグルーシェニカ役者、なかなか出てこないよ…???

 

 

続いては涙の日々

-BLUE MEMORIES-

 

ここで寸劇風に

「歌がめちゃめちゃ難しくて…」って泣いてる下級生咲奈は

可愛すぎて保護案件でした笑

 

「ロジェ」「ソルフェリーノの夜明け」

そこからロミオとジュリエットより「世界の王」

 

このあたりは咲ちゃんの新公主演作のメドレーでした!

この「ロジェ」が何の曲かわからなかったのですが

逆に言えばこれ以外はわかったの、

私の咲奈指数はなかなか高いと思う🙄

 

この「世界の王」の時に

レッスン室セットの鏡に客席のペンライトが反射して

これも演出のうちみたいになってたの素敵だった

「舞台に立つのが恐い」って泣いてた咲ちゃんに

「客席は君の味方だよ」っていうこの流れ、よかったね

 

このコーナーのラストが

「JIN」の「My Life Your Life」だったの

この曲も大好きなのでまたしても感動😭

 

 

続いての和物コーナーは

-GOLD MEMORIES-

 

まずはお衣装係として登場してきた

愛すみれちゃんによる

「お祭りマンボ」

さらりと歌うのが粋でかっこよかった

 

続いて咲奈夢介が登場して

「夢介千両みやげ」

夢さん大好きなんだよねーかっこいい

白綺華ちゃんのキリリとした表情が素敵ね…

なんて思ってたらね、

この次が幕末太陽傳の千躰荒神祭だったわけですよ

 

夢介から千躰荒神祭への曲の変わり目がすごくスムーズだったんだけど

それでもあの曲に変わった途端に

もうなんとも言えない感情でいっぱいになった😭

若旦那本当に好きだったんだよ😭😭😭

咲ちゃんにすっぽり包まれる有栖ちゃんを見て

そこにおひさちゃんの姿を重ねて泣きました

 

次の夢祭男子?は「ODYSSEY」なんですよね?

(すみません未見なもので)

この場面に出たかったらしい咲ちゃんぎゃんかわだし

嬉しそうに踊ってる姿を見て

これまたなんかよくわからない涙が溢れてきました

(結局ずっと泣きながら見てる)

 

このコーナーのラストは

こちらも初舞台公演の「さくら」の主題歌を

みちちゃん音彩ちゃん華ちゃん他娘役7人で♡

可愛いし歌声綺麗だし懐かしいしで最高!

 



トップになる前の主演作たちコーナーは

-PURPLE MEMORIES-

 

ここの咲ちゃんが紫のスパン燕尾×白短手

っていう男役のかっこよさてんこ盛りビジュアルで

咲ちゃんのスタイルの良さ&綺麗な動きが堪能できて満足

咲ちゃんて本当に踊れるだけじゃなく

舞台上での動きのひとつひとつが綺麗で

それでいてかっこいいんだよね…

 

「花が咲き始めた」

「観劇帰りの客の評判になり始めた」的なコメントもあって

スターへの階段を着実に登って行った

思い入れの強い作品たちなんだろうなぁ

 

「灼熱の彼方」~「パルムの僧院」~「CAPTAIN NEMO」~

「炎のボレロ」~「ハリウッド・ゴシップ」

 

咲ちゃんが次々に主題歌を歌って行って

その公演のポスターパネルから

その公演の咲ちゃんのお役の扮装の男役さんが

順に出て来て踊るっていう構成で

これもまた、やっぱり主演作って咲ちゃん本人にとっても

そしてずっと咲ちゃんを追ってきたファンの方々にとっても

大切な作品たちだろうから

それをセトリに網羅できて、主題歌もお衣装も懐かしいだろうし

しかも下級生の男役さんたちからしたら

主役さんが来てたお衣装を実際に着用してトップさんと

絡めるわけだから何倍にも美味しい構成だよねー

(野口先生本当に天才か)

 

このメドレーのあとは

娘役さんを率いた諏訪っちの

「Music Revolution!」

これは咲ちゃんがトップ就任直前に全ツでやったショーだから

パープルコーナーの最後であり

そしてミュレボといえば黒の革のお衣装なので

ここから続く-BLACK MEMORIES-

最初のナンバーでもあるんだろうなぁ

つくづくセトリ構成が上手い

 

といったわけでここから

るろうに剣心斎藤一の「悪・即・斬」

なわけですよ

当時のスチールや原作のキャラクターが映像で

映し出されるのも懐かしい

 

 

確かここで衝立向こうのブルームと

カイルくんのトークあったよね?

咲ちゃんのお着替えタイムかな笑

 

 

1幕ラストは

-YELLOW MEMORIES-

 

咲ちゃんで黄色と言えばですよね

あの前奏が流れ出しただけで、胸がぎゅいんってなる

ありがたいことに当時初日から拝見させてもらえた

「SUPER VOYAGER!」の海の場面!

あの場面をまたフルで見られるだなんて😭

(きわちゃんポジにはねいろちゃん♡)

 

これはまさしく咲ちゃんにとってのターニングポイントとなった場面だろうし

2番手初作にして代表作爆誕でしたよね

 

そしてもちろん咲ちゃんにとっての思い出の場面なんだろうけど

後ろで踊ってる子たちみんな、

「これを踊れて嬉しい」っていう気持ちが溢れてるような

キラキラした表情でそれもまた泣ける

かせきょもまさかこれ踊れる日が来るなんて思ってなかったやろな

嬉しかろう嬉しかろう😭

 

 

 

つづいてACT2

こちらはトップになってからの作品ですかね

 

トップになってからのターンが

-GREEN MEMORIES-

咲ちゃんが緑のお衣装で登場するのがいい

しかもシックな緑スーツがこれまた似合ってかっこよかった!

 

トップお披露目のGet Wild」@「CITY HUNTERから始まって

「Lilacの夢路」の主題歌、

「FireFever」のコンクリートジャングル

そのあとしゅわっちと

「愛するには短すぎる」「恋はアンフェア」

そして「Sensational」

これも好きなショーだったなぁ

 

そこから白綺華ちゃんとの

「愛の宝石」のデュエダン!

黒ドレスで段上に登場した華ちゃんの綺麗なこと!

愛さんの歌声も素晴らしくて最高の場面

 

続いて下級生を率いたかせきょの

「FROZEN HOLIDAY」

娘役のセンターはせれなちゃんかな?

 

 

さきあやの代表作「BONNIE & CLYDE」のコーナーは

-BROWN MEMORIES-

 

大道具係設定のウイングつーくん(天月)の後ろから

なんと運転しながらクライド咲ちゃんが登場♡

「When I Drive」

やっぱりクライドの咲ちゃん超絶かっこいいなぁ

 

ここでのボニーは愛陽みちちゃん♡

ボニーの少女時代を演じてたみちちゃんが

ここで大人ボニーとしてクライドと絡むのニクいキャスティングだわ

 

ボニーとクライドのナンバー

「How 'Bout a Dance?」からの

ボニクラ世界のキャストたちが出て来て主題歌

「This World Will Remember Me」

その後ありたんつーくんの95期コンビが歌い継ぐ

 

ボニクラコーナー、曲もいいからテンション上がる!

 

 

続いては

日替わりコーナー

私が見たのは「ジャンクション24」から

「DANCE WITH ME」の回でした!

(ってかその回を選びました)

 

初演は映像のみ見た勢ですけども、

なつめさんの登場も

お歌もダンスも男役さんの群舞も

どれもこれも素晴らしい中

「あなたにめぐり会えてよかった」の歌詞の部分で

相手役のキャルさんが登場されて

トップコンビお2人で踊られるパートが大好物だった人間としては

キャルさんパートに誰もいなかったのは寂しかったんですけど

(まぁ今回はあやちゃん出てないから仕方ないよね)

でも、初演を思わせるお衣装で

咲ちゃんがあのロングコートを軽やかに翻して踊るお姿が見られたのは

大変満足でございました!

 

お次の「マイセルフィー?」っていう

娘役さんたちのアイドルっぽい場面は

大変可愛くてよかったんですけれども、

配信でももうちょっとちゃんとお名前見せてほしかったですー!

 


-SILVER MEMORIES-

確か咲ちゃんがBlu-rayBOXで歌ってた

「カナリヤ」

裸足の咲ちゃんとかせきょが踊り倒す場面

素敵だったしダンスももちろん良かったんだけど

しかしここまでくるとさすがにかせきょ推しすぎでは…?

なんてことも頭を過ぎり始めましたよね…

 

 

続くラテンコーナーは

-RED MEMORIES-

 

最初のRIO DE BRAVO!!」

私も好きなショーだったし

ありすちゃんやみちちゃんの

華奢なのに綺麗な歌声でパンチがあるのが最高!

 

続くタカラヅカ絢爛」はまさしく灼熱のカリビアンナイトだったし

これが歌えて咲ちゃん嬉しかろうとmy目尻が下がりっぱなしでした笑

(咲ちゃんの憧れさえちゃんトップ時代の公演ですものね)

 

「Fire Fever!」(ドコドォォォォン)はここでしたかね?

お披露目ショーでしたね

 

そして皆さんフラッグの準備をー!

からの客席降りで主題歌「ABM」

 

このコーナーのラストは

はいちゃん(眞ノ宮)の「エメラルドの伝説」

はいちゃん歌上手くなったなーともしみじみしたし、

ラの時に、わぁ咲ちゃんセンターの場面あるんだ!

って思ったなぁともしみじみしました😥

 

 

 

お次の-WHITE MEMORIES-

どうやら「ODYSSEY」の場面だったようで、

残念ながらこの作品は見ていないのでイマイチ入り込めなかったのですが

まぁ咲ちゃんと野口先生の思い出の作品なのでしょうね

 

で、ここで咲ちゃんと女役かせきょが

ダッタン人の踊り」で組んで踊ってましてね

咲ちゃんのダンスが素晴らしいのはもちろん

かせきょがまぁいい顔で踊るんですわー!

お歌はありすちゃんでしたよね?

 

とっても良きダンスナンバーではあるのですが…

えっと…これほどの長尺ナンバー、あれ、

当時きわちゃん出てたのに

あれを踊ったのはかせきょだったってことで良いですか???えええええ?

(さすがにこれは娘役ヲタとして遅ればせながらもやもや)

 

続いて海賊?さん?が出てきまして

こんなバレエみたいな場面やってたの?ほほう…

 

これが噂に聞くセイレーンのせれなちゃんですな?

(さすがにこれは当時きわちゃんだったってことでいい?)

せれなちゃんのダイナミックかつ美しい動きに見惚れますな

そして白いお衣装で登場した咲ちゃんが、これまたかっこよくてねー!

 

愛の宝石の華ちゃんといい、こうやって組のトップさんと

がっつり踊れる機会があるの、とっても貴重で素晴らしいよね♡

そしてお歌は安定のねいろちゃん(上手い)

 

 

ここで劇中劇はクロージングナイト(って設定)

そしてエピローグ

 

 

大スターとなった咲ちゃん?ブルーム?が

真っ白な襟巻きのついた豪華衣装で歌う

「I BECAME EVERYONE'S DERAM」

はプロローグのアンサーソングなのかな?

私がみんなの夢になった」

これは泣いちゃうよね

 

段上で歌い上げる咲ちゃんと舞う紙吹雪…

トップスター退団リサイタルのモデルスタイルのような

素晴らしいラストでした

 

最後には出演者みんなでのカーテンコール

ラストには再びあのポスターのお衣装でしたね

 

なんかもう盛りだくさんすぎて

書いても書いても終わらないから後半大分まいたね笑

 

2幕はオデッセイがわからない人間には多少ダレるとこもあったけど

下級生までみんな活躍の場があって

センターの咲ちゃんはフル回転で

どの場面も最高にかっこよくて本当に良きリサイタル!

これはファンの方々も満足であろう☺️

 

 

♪旅立ちの前に~

虹色の夢を織る~

 

ここ、素敵な歌詞でしたね

野口先生(だよね?)の言葉選びはとても好きです♡

 



そういえば蒼穹のナンバーがなかったような気がするんだけど…

私が気付いてないだけかな?笑

 

 

以上「ABM」についてでした★

お次の観劇記の前に、

次は青春アドベンチャー「逆光のシチリアについてを!

2024年7月7日☆

本日7月7日

きほちゃんのお誕生日です☆

 

おめでとうございます♡

 

 

私にとっての大切な2人のお姫様

舞姫さまのお誕生日が6月6日で

歌姫ちゃんのお誕生日が7月7日なの

偶然ですがとても面白くて個人的にはとても気に入ってます♡

 

もう1コくだらないこと言うと

舞姫さまがMKできほちゃんがKMなのも

何気に面白くて好きです笑

 

 

昨年のお誕生日の頃は「ファントム」のお稽古中でしたでしょうか?

そこから「ファントム」の公演があり

退団後初だいきほ共演となった雪組100周年公演

年跨ぎで全国を回った「LUPIN」

直近では名古屋でのDSや石丸さんのコンサートへのゲスト出演

そしてこれからはモーツァルト!」が控えています

 

4月には退団3周年を迎えました!

なんと!もう3年が経ったんですねぇ

信じられないくらいあっという間だったけれど

でもこの3年を振り返ってみると

本当に盛りだくさんで内容の濃い期間で

きっときほちゃん本人も必死で走ってきた日々だったんじゃないかと

そう思います

 

 

そして!そう!

 

この1年で大きな出来事と言えば!!!

 

祝♡ご結婚

 

こんなに嬉しいことがあるでしょうか?

ってくらいのビッグイベント!!!

幸せそうな日々の投稿を見るだけで

こちらも本当に幸せになるし、

大変な日々の中でも

絶対的な味方がいつも彼女の隣にいてくれる安心感!

そしてゆっくりと新婚旅行にも行けたようで

そんな様子を見ると、

アウトプット過多になりがちなお仕事でありながら

しっかりとインプットも出来ているんだなと

そう思えてなんだかそれもまた安心できたりします

 

先日どうやらご家族で挙式もされたそうで…♡

 

忙しい日々の中

ちゃんと自分のための時間を作って

身体だけじゃなく心も労わって過ごしてほしいと思うので

こうした時間をちゃんと確保できていて

なんだか勝手に安心しました

(相変わらず立ち位置は不明です笑)

 

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さてさて

お次は「モーツァルト」ですね

実は私、観たことない作品なのですが

(申し訳ありませんね)

大変楽しみにしております

 

そのあとにはすでに「ラブネバ」が情報解禁されております!

こちらもまたボリューミーな作品になると思いますので

今年も頑張ってほしいなと思いますし

ファンとしてそんな彼女の少しでも支えとなれる存在で

ありたいな、あらねばな、と改めて思います🙋‍♀️

 

今日も何か美味しいスイーツをゲットしまして

そっとお祝いしたいと思います

 

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楽しいお誕生日の1日を過ごせていますように♡

「仮面のロマネスク」「Gato Bonito!!」@全国ツアー

さて、続きましては

雪組さんの全国ツアーを観に行って来たお話です!

 

いやーもうね、

朝美さんでガトボニ再演なんてね、

そりゃ行くに決まってるでしょ?

あやちゃんのにゃおにゃお見たいに決まってるでしょ?

 

結果、

やっぱりガトボニ最高に楽しいショーでしたー!!!

 

https://www.instagram.com/p/C5qEVTWLutb/

ミュージカル

『仮面のロマネスク』
ラクロ作「危険な関係」より~
脚本/柴田 侑宏 演出/中村 暁

近代フランス心理小説の傑作でありながらも、

そのスキャンダラスな題材ゆえに世間から長く異端視された

ラクロの「危険な関係」を原作としたラブ・ストーリー

1997年に高嶺ふぶき花總まりにより初演、

その後再演を重ねてきた宝塚歌劇の名作の一つです。

動乱に揺れる1830年のフランス宮廷を舞台に、

周囲の女性たちを次々と虜にしていく美貌の青年貴族ヴァルモンと

若き未亡人メルトゥイユ侯爵夫人の

冷徹で官能的な大人の恋の駆け引きを描く物語において、

心に仮面を被らなければ生きられない二人の姿を重厚かつ華麗に描き出します。   

 

ショー・パッショナブル

『Gato Bonito!!』
~ガート・ボニート、美しい猫のような男~
作・演出/藤井 大介

ポルトガル語で“美しい猫”を意味する“Gato Bonito”。

クールで気まぐれな性質、気品溢れるしなやかな身のこなしなど、

猫からイメージされる姿を個性豊かな雪組生達に重ね合わせ、

バラエティ豊かな場面で構成する華やかでドラマティックなラテン・ショー。

2018年に雪組で上演され好評を博した作品を、

全国ツアー版としてブラッシュアップしてお届けする、

宝塚歌劇ならではのゴージャスで熱い夢の世界をお楽しみください。 

 

主演:朝美 絢、夢白 あや  

公演日程:2024年4月12日(金)〜5月6日(月)

 

雪組公演 『仮面のロマネスク』『Gato Bonito!!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

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まずはお芝居

「仮面のロマネスク」

について…なんですけどねぇ…

 

なんかやっぱりどうにも好きになれない、

感情移入出来ない作品でありました…残念ですが…

ゆひすみでの再演が決まった時に原作を読んだのがいけなかった😑

原作のヴァルモンとメルトゥイユって

宝塚版以上のクッs…いやいやクズっていうか

(言い直して尚酷いw)

本当に読後感が胸糞案件以外の何物でもなかったんですよ笑

 

いやーでも、ゆひすみ版観劇以来、

多分映像ですら見てない作品だけど

台詞のあちらこちらにゆひすみの言い回しが蘇って来て懐かしかった

今思えばすみ花ちゃんなんて

セシルを天才的に可愛く演じてくれそうな存在だったのに

よくもあんな艶やかにメルトゥイユを演じてたよなぁと数年越しに感嘆!

 

 

で、今回は朝美夢白コンビでの再演だったわけですけども、

真正面からガッツリ芝居でぶつかり合う演目を持って来たのは大正解!

2人とも巧かったぁ🙌

 

そして軍服姿の朝美ヴァルモン

ドレス姿の夢白メルトゥイユの美しさよ!!

もう眼福以外の何物でもなかった

 

あさぴろはゆひすみよりも更に人間臭くなったような印象

振ってる尻尾を隠せないヴァルモンに

仮面の装着がバレバレなメルトゥイユ

って感じで、そこが可愛くもあり、

でもやっぱり好きになれない!ってとこに落ち着く笑

 

ナウオンで言ってた

2人の悪巧みもマリオパーティー風に考えればいい、っていう

朝美さんからあやちゃんへのアドバイス

とっても的確でわかりやすいし

確かに2人がまるでゲーム感覚で楽しんでいるような感じが

よく出てたように思える

(だからこそそのコマに使われた人たちがあまりに可哀想で

この2人が好きになれないんですけどね笑)

 

とにかく、このコンビのお芝居がこれから

ますます楽しみになりました

 



縣ダンスニー

人間的な可愛らしさに溢れてて微笑ましく見てたし

なんなら主人公カップルよりも

こちらの2人を応援したいところなのだけれども

なのだけれども

後半のメルトゥイユとのあれがほんと許せないのと

縣はほんととりあえずお歌をなんとかするんやでっ!笑

 

セシルさなちゃんは可愛さも巧さも申し分ないので

これからも期待…したいところで次はベルばらかぁ…うーん🙄

出番少なくて残念だけど

法院長りーしゃさんが巧くて渋くてかっこいい!(好き)

 

トゥールベルともかちゃん

さすがに卒なく演じてたけど

この役って踊れるもしくは動きが綺麗な子の方が映えるんだな…

そっか初演優里ちゃんか…っていう

今更ながらな気付きを上演中に得たりなどしました笑

真那さんよーこちゃん

めぐちゃんみあちゃん

の息の合い方も素敵で上手で

めぐみあに絡んでいくすわんちゃんがまた可愛くて最高!

すわんちゃんは青ドレスで出る場面も

すごく綺麗だったー!(でれでれ🤭)

 

 

 

 

続きましてーーーー

「Gato Bonito!!」ですよーーーー

 

ガトボニはもうね、

あーさがかっこよくてあやちゃんが発光レベルに輝いてて

下級生までみんな活躍してて

そして全てがあまりに懐かしくて

初演の幻がたびたび降臨したり

然るべきタイミングで自動手拍子が出来たりと面白体験でもありました😂

 


あーさはもはや実力的にも安定してるから

センターで踊るのも歌うのも

座組を率いるのにも何の不安要素もなくて

当時まだ次期だと発表されていなかった意味がわからないくらい🙄

あやちゃんとの並びもしっくりきてて

デュエダンもじっくりお稽古したんだろうなぁって馴染み具合🥰

 

あやちゃんがこれまた全お衣装完全優勝

中詰以外ほぼ初演のお衣装で懐かしかった!

突き抜けたクリアボイスのきほちに比べて

ややハスキーなしっとりボイスだけど

あんな陰鬱の似合う美人さんでありながら

笑顔全開で陽の空気を撒き散らしてくれるの稀有な存在すぎてほんと尊い

 

はもうね(応援してるからこそハッキリ言うけど)

今回の歌の多さは試練だったと思うものの

どの場面も歌詞がまったく聞き取れなくて

ちょっとこれは…ちょっとこれはだぞ…と思ったりもしたんだけど

白猫ちゃんの場面のあぁ〜い!みたいな掛け声が

ちゃんと雌猫ちゃんしてて、あぁもう縣のこんなとこ最高だよ!

って思わされてしまって悔しい!笑

全体的に初演の咲ちゃんポジにいたから

そこもまた私の情緒を狂わせていきましたよ笑

ピンク猫すわんちゃんとの並びも可愛かったー!

ってダンサーすわんちゃんに歌まであると思ってなかったから

(初演のこの場面の記憶がほぼなかった)それも嬉しかった♡

 

実を言うと、これまでさんちゃんの良さを

なかなか理解出来ないでいたんだけど(失礼)

組にも慣れて落ち着いて来たのかとてもかっこよくなって

得意のダンスも発揮してて

あらあら素敵じゃない???って見直しちゃいました🤭

男役群舞センターのあーさを挟んであがた・さんちゃんの並びがとても素敵だった

初演ひとちゃんの銀橋渡りをさんちゃんがしてたけど

たとえダンサーであってもせめてこのくらいは歌えて欲しいのよ縣よ…

って思う程度にはさんちゃんの歌はまずまずだったと思う!笑

まぁさまとか咲ちゃんもダンス先行(のでも絶対上がる)タイプだったけど

就任時にはそれなりに歌えるようになってたから

ほんと頑張ってほしい!(立ち位置は保護者)

(正直言えば最低ラインはれいちゃんだと思ってる)

(あのラインまではなんとか頑張って欲しい)

(今のままではかなり厳しい)

 

そういえばですよ?

各場面娘役ちゃんをオペラで追ってたわけですが

ずっとすわんちゃんによく似た可愛い子いるな?って思ってて

それがさなちゃんだって中詰くらいまで気付かなかったんですよ?

信じられます?

(プロローグですわんちゃん歌ってる?って思ってました)

(もちろんさなちゃんです)

ショーでもめぐみあがコンビで歌ってて可愛かったー!

みあちゃんは間違いなく上手いんだけど

でもやっぱり経験の浅さも感じるから

今回ここまで多用する必要あるのかな…と思わないでもなかったけども?

逆にめぐみちゃんはお芝居でもショーでも

徐々にポジションアップして実力も安定してきて

これから…これからだと思ってたのに…涙

 

 

みあちゃんじゃない方の子猫ちゃんがとても可愛かったんだけど

どうやら桜菜みのりちゃんだった模様

お芝居で可愛いと思った子(お屋敷で働いてる子)と同じだろうか…???

大きくて丸顔で目はくりくり表情はくるくるの私の好きなタイプです🥰

 

 

一連のフィナーレナンバーの流れが

当時も全部だったんだけど

それもそのまま残ってて本当に嬉しかった!

あの「望海さんが踊り咲ちゃんが歌う」

普段とは担当が逆に思えるナンバー

今回は「あーさが踊り縣が歌う」っていう

ちょっぴり初演に似た布陣になってて

雪組の次期体制はこのままいけば

大好きだったのぞさき体制と似た感じになるのかなって

ちょっぴりむひむふしました(楽しみ♡)

 

デュエダンもほぼほぼ初演のままだったけど

本公演の時に銀橋へ移動していたパートに

大技リフトが追加されてて

回転するあやちゃんの脚のポジションや

スカートの翻り方などがとっても綺麗で

うっとりしてしまって

結局そこからあーさすごいかっこいいになる

宝塚の素晴らしいシステム

(娘役が綺麗に見えると隣の男役もかっこよく見える)

を改めて実感しました!

そういえば!

初演の望海ガトボニさんもアドリブタイムだった

黒猫のタンゴの場面笑

やっぱりあーさもご当地ネタでアドリブしてましたねー!

 

腰が光って「コシヒカリ」とか

ぴよりんを手に乗せて登場して「ぴよりんチャレンジ」とか

アドリブセンスも最高でしたね

(ぴよりんに関してはあの子そのものじゃなく

「ぴよりんチャレンジ」までをネタにしてたのが

リサーチ力も含め秀逸だと思います🤭)

 

このアドリブ場面も客席降りも

客席全体の空気が盛り上がったのがよくわかって

全ツならではだなーと

私も近くまで客席降りが来てくれるお席でとても楽しかった!

 

 

 

そしてこの全ツが終わって

次の公演のお稽古が始まって

待って待ってようやく…

発表されましたねーーーーー

 

朝美絢さま

次期雪組トップスターご就任

おめでとうございます\(0^◇^0)/

 

それしかないだろうと確信はしつつも

やっぱり公式から発表されるまでは安心できないですからね

 

いやーほんと嬉しい☆

これからの雪組も応援していきたいと思います⛄

 

 

 

以上、雪組さんの全国ツアーを観に行ったお話でした☆

お次は配信でみた咲ちゃんのリサイタルについてです★

真彩希帆ディナーショー2024『LE JOUR』@ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋

はい、さくさくいきますよ

 

続きましては、きほちゃんのDSについてです☆

 

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《ホテル開業25周年記念》

真彩希帆ディナーショー2024

「LE JOUR」

 

美しく澄んだ歌声で満たされる日

宝塚歌劇団雪組トップ娘役・真彩希帆が

抜群の歌唱力で会場内を魅了するスペシャルなディナーショーを開催。

ホテルシェフ特製の洋食コース料理とともに至福の時をお過ごしください。

 

2024.5.3(金・祝)

ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋

7F大宴会場「ザ・グランコート」

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大きな会場でしたけど、もうテーブルがぎゅうぎゅうに

置かれていて大盛況でした🙋‍♀️

 

 

まずは当日のセトリを★

 

Bring On The Men(連れてきて)「ジキル&ハイド」

Someone Like You(あんな人が)「ジキル&ハイド」

ME AND MY GIRL(Inst.)「ME AND MY GIRL」

顎で受けなさい「ME AND MY GIRL」

Colors of the Windポカホンタス

How Will I Know?「DEATH TAKES A HOLIDAY」

Corner of the Sky「PIPIN」

見上げてごらん夜の星を

(アンコール)

Tomorrow「アニー」

 

 

もうですね、初っ端からジキハイ×2でテンション上がりました!

しかも初手が「Bring On The Men」ですよ?

完敗です笑

 

そこから続いて「Someone Like You」なのが憎い

これは泣く😭

 

 

今回のお衣装は珍しいテラコッタ色のドレスだそう!

元気いっぱい笑顔ぽかぽかのきほちゃんに

とってもお似合いの温かいお色味♡

 

ME AND MY GIRLの演奏の間にお着替え

お次はシルバーの繊細な装飾が素敵なドレス

こちらはお袖のあるタイプ(これもいい)

 

今回、2曲も客席降りしてくれたので

(しかもかなりいろんな通路を回ってくれたので)

(どこの通路も激狭なのに)

お衣装をかなり至近距離で拝見することが出来て

近くでじっくり見てもこんなに美しいんだなぁって驚いたし

床やテーブル、椅子と触れ合う音なんかも聞こえるくらいで

それもまた味わい深いものでありました

 

 

「顎で受けなさい」は元気いっぱい&キュートに

「Colors of the Wind」は自然を感じさせる表現力豊かに

「How Will I Know?」はとても楽しそう幸せそうに

どれも伸びやかな歌声が会場中に響いて

次から次へとあっという間にセトリが進行していってしまう

 

お次の「Corner of the Sky」

私は初めて知ったナンバーだったのですが

優しいメロディラインながら

でも歌詞や歌い方からは力強さも感じられる素敵なナンバー

 

 

MCコーナーもちょいちょいあって

真彩節全開で、ほんっとに楽しい空間でした🥰

 

会場である名古屋のエピソードだったり、

なごやなごや…と一生懸命名古屋エピを探してたり笑

なごやの方言「みゃあ」から「にゃあ」に繋がり

翌日から名古屋公演の雪組公演を紹介したり

(後方テーブルに雪組子ちゃんいらしてたみたいです)

あれこれ楽しそうにお話してました♡(可愛い)

 

 

セトリのラストナンバーが

見上げてごらん夜の星をだったんですけどね

これがまたよかったんですよ!

ミュージカルナンバーももちろん好きなんですけど

でもこういった日本語の曲を

しっとりと歌ってくれるのも感動します

 

以前LIVEで懐メロを歌ってくれたのが最高だったので

またあんなタイプのLIVEもしてくれたらいいのになぁ

(その時の記事はこちら

真彩希帆ジャズライヴ 『Night&Day』 - 姫さまたちに捧げる戯れ言 〜舞姫と歌姫と〜

 

 

再度最初のドレスにお着替えしてさてアンコール…の前に笑

どうやらテンポよく進行しすぎたらしく

時間が余っていると🤣(そんなことあるんや)

 

ってなわけでもう1度「顎で受けなさい」

再度会場を回りながら歌ってくれました

そして「今度はみんなタッチしようぜ」ってことで

会場中の観客と手を合わせながらとっても楽しそうで

そんな姿を見てるだけでこちらも幸せになりました

 

 

「皆さまおやすみない」のセトリラスト曲からの

夜が明けてまた新しい朝が来る

アンコールナンバー「Tomorrow」

この流れが秀逸で!

前向きな力溢れる「Tomorrow」に

なんだかよくわからない感情が溢れて泣いてしまいました😭

 

 

 

真彩希帆 / Kiho Maaya | ☀️🎤 昨日は ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋 開業25周年イベント 真彩希帆ディナーショー『LE JOUR』を 無事に終えることが出来ました🙂‍↕️❤️ 大切なゴールデンウィークの中 沢山のお客様にお越しいただき タイトルの意味の通り『一日』の間に... | Instagram

 

真彩希帆 / Kiho Maaya | 🎤🌦️💫🌬️ 『LE JOUR』 サイドからではない写真も.... 今回(いやいつもか?笑) 空や川、そして鳥などの動物についてや 情景を浮かべる曲を歌いました🕊️ Bring On The Men(連れてきて)「ジキル&ハイド」 Someone Like You... | Instagram



きほちゃんの投稿からも充実したバックステージの様子が窺えて、

そしてどうやら水族館やらご飯屋さんやらの

名古屋滞在も楽しめたようで、

そんな嬉しそうな様子をお裾分けしてもらえることも

とっても幸せでした♡

 

 

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ポスターには使われてなかったけど

このショットとても素敵♡

 

 

以上、きほちゃんのDSについてでした!

お次は雪組全ツについてですニャー🐈

「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」「VIOLETOPIA」

そしてそして今更ながら

星組さんの本公演についてです!

 

こちら実は初日開いてすぐに大劇場で観劇しました

(なので今年の観劇はじめはこちらです)

そして再度遠征しました

その上で東京まで行きまして

更に東京楽を配信で見ました

 

かなり楽しかったってことです笑

 

次の小劇場公演が始まるまでには更新したかったのですが…

まぁ間に合ってないのがデフォルトです笑

 

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『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』
Based on SS Rajamouli’s ‘RRR’.
脚本・演出/谷 貴矢   

1920年、イギリス植民地時代のインド。

ゴーンド族の守護者、ビームは、圧政を敷くインド総督スコットによって

連れ去られた幼い少女を救うため、立ち上がる。

素性を隠しデリーへと潜入するビームだったが、

少女の行方を追う中で出会ってしまったスコットの姪、ジェニーの

美しく優しい姿に、恋をしてしまう。

そんなビームに協力したのは、デリーで偶然出会った、

強く内なる大義に燃える男、ラーマだった。

二人はお互いの素性を知らぬまま、熱き友情を育んでいく。

だがラーマの正体は、インド人でありながらビームを捕らえ

スコットへ引き渡そうと目論む警察官であった・・・。

宿命に導かれた二人が進む先は、友情か?使命か?それとも愛か?

2022年に全世界で公開された大ヒット映画「RRR」。

友情と使命の間で揺れ動き、ロマンスを織り交ぜながら展開が二転三転する、

息もつかせぬダイナミックなドラマを、ビーム視点で再構築・新展開し、

アクション部分を壮麗な舞闘に代えて、宝塚歌劇として新たに生まれ変わらせます。

110周年の幕開けにふさわしい、

豪華絢爛なダンシング・インドロマン・ミュージカルにどうぞご期待ください。  

 

レビュー・シンドローム
『VIOLETOPIA』
作・演出/指田 珠子   

ユートピアディストピア・・・。

「TOPIA(トピア)」は「場所・郷」を表す言葉。

「Violette(スミレ)」が、110年咲き続ける劇場、Takarazuka。

そこにはいつも何かに魅了された者たちが集う。

喝采、憧憬、熱狂、孤独、そして希望・・・。

時代や国を超え、劇場の光と闇を描く豪奢なレビュー作品。

異界「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」に棲むもの達が、

宝塚歌劇110周年の幕開きを盛大に祝います。

なお、この公演は、演出家・指田珠子の宝塚大劇場デビュー作となります。   

 

主演:礼 真琴、舞空 瞳 

 

宝塚大劇場:2024年1月1日(月)~ 2月4日(日)

東京宝塚劇場:2024年2月23日(金)~ 4月6日(土)

 

youtu.be

 

星組公演 『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

まずはお芝居

「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」について!

 

この作品、映画は未見です

多くの人と同じように「ナートゥダンスで有名なインド映画」

程度の知識で拝見しましたが

ナートゥだけじゃなくどのナンバーも

とてもキャッチーなメロディに

深い想いが溢れていて

情緒乱される系のとても良い作品でした!

 

中でも「Dosti」が本当に刺さってしまいましてね

泣きながら見てました

動画サイトで見た映画版がこれまた素晴らしく

そしてそれをとても上手いこと舞台版に脚色してあって

原作映画の良さを活かしたまま

舞台ならではの見せ方になっていて

タカヤ先生天才かな?って思いました笑

 

ちなみに初見時には内容ほとんど知らずに観てたから、

大団円ラストだと思ってたナートゥが案外早めに来て

ラストにはまた違うハッピー大団円が待ってて

で結局ラストはビームとラーマのイチャイチャで終わるって

なんかよくわからなかったけど、よくわからないまま、

なんかいいな!って終わりました😂

 




コムラム・ビームのこっちゃん(礼)

 

ビームはゴーンド族の英雄で、

「我々にはビームがいる」って長に言われるほどの存在で

それがトップスターこっちゃんの存在感と重なるし

ナートゥをはじめとするダンス

コムラムビームドをはじめとする歌

なんとしても連れ去られた仲間を連れ戻すのだという熱い芝居

そのどれもが素晴らしくて

このお役は本当にこっちゃんの代表作の1つに

なったんじゃないかと思うくらいの素晴らしさだった

 

「水はいつか溢れ出る」

ビームのキャラはこれに尽きる気がする

ただじっとその時を待つ

その時が来たら神と化す

 

あと、ジェニーに諭すように言う

「君は君だ」も素敵な台詞だった

それがきっと彼女が『総督の姪』という

重い鎧を脱ぎ捨てるきっかけになったんだと思う

 

でも少し時間が経って思い返すと、

ビームの人間的可愛らしさがとても印象に残ってて

心があったかくなる☺️

ジェニーの前で照れてドギマギしちゃうとこ、

ラーマを兄貴と慕うとこ、

そして家族や仲間を心から大切に思ってるとこ、

そんなビムくんをこっちゃんがとっても魅力的に見せてくれてたと思う!

なんて可愛らしい主人公だったんだろう…

 

ラストのビムラマはアドリブ要素も強かったけど

両手を広げて待つラーマに抱きついていくビーム、

そこから押されても動かないラーマと笑うビーム、

笑い合ってさぁ行こうのラーマと今度は逆にそこから動かないビーム、

笑い合って去っていく2人の可愛い後ろ姿、って回が最高だった🤭

 

 

ジェニー・ひっとん(舞空)

 

これがまたとても魅力的な女性でお衣装もどれも可愛くて

トップコンビのらぶ要素がないのはモヤる点ではあるんだけど

でも今回はあんまりそれも気にならなかったなぁ

ジェニーの隣にジェイクがいてくれたからだろうか…


英国人の酷い仕打ちに心痛む中

英国にもあんな素敵な人がいるんだ…😭って

なんだか私まで救われたような気持ちになった

そんなヒロインだった

 

「この人たちは家畜じゃない」

の台詞が東京ではよりゆっくりになってた気がして

語り掛けるような言い方が沁みたし

「倒れ込んであなたを見上げて

空がこんなに綺麗だって気付いたの」

的な台詞を言うジェニーが本当にキラキラしてて

思い出しても涙が出るくらい😭

 

あと、ひっとんがナートゥの場面で

多分ポスターのピンクドレスを着てたんだけど

それが本当に素敵で似合ってて着こなしも抜群で!!!

ナンバー中の娘役さんが並んでドレス翻すターン

拝みたくなるくらいに華やかで壮観であった🙏

 


A・ラーマ・ラージュのありちゃん(暁)

こっちゃんはいつものごとく神レベルなんだけど

ありちゃんがね!本当にもう!かっこよかったー!

反政府の集会の場面のさ、

うしろの階段にただ後ろに座ってるだけであんなにかっこいいなんて!

かっこよくなったなんて!

ちょっとゆうひさんみを感じてしまうよ😍

ラーマって役自体もほんとかっこいいお役だったなぁ

見せ場も多かったし√ビームであっても準主役として

間違いなく今作の主軸はビーム×ラーマだった

複雑な立ち場に置かれた者同士でありながら

確実に繋がれた絆があって、

ハラハラさせられつつもその強さを見せてもらった胸熱感よ…!!!

 

しかもありちゃんのどのお衣装もかっこよくて!

警察官の制服、街での普段着、パーティーでのおめかし服、

昇進した特別なんちゃら官の赤軍服、森での戦闘服、

いやーどれもかっこよかったー😍

 

あとね、ラーマの兄貴ね、

取り逃した人間を追って走ってる時にも

ぶつかりそうになった街の人に

マイクに乗るか乗らないかくらいの声なんだけどちゃんと

「すいません!」って言ってて

めっちゃ優しい人できゅんとした…

 

いやただね、展開上仕方ないのはわかってるんだけど

2度目の銀橋の歌は人事が透けて見えるような気がして

モヤモヤしてしまううえにあまり良いハモりでもなかった…(本音)

 

最後の森での決闘の場面の覚醒ありラーマがほんとかっこよくて

何度見てもカッコイイが更新されていって

基本的にグッズとかお写真とか買わない人間なのに

あの場面のラーマの舞台写真は買ってしまった

 

shop.tca-pictures.net

 

これは無理だった…息をするようにキャトルで手に取ってた…

これだけじゃなんだなと思って

こっちゃん×さぶろーのポスカも買ってた(なんでだよ)

 

 

ジェイク・かりんちゃん(極美)


このジェイクがね!よかった!

ほんとかっこいいね!

ありちゃんであんなにかっこいいと思ったあの階段で

今度は笑いを掻っ攫っていくとは🤣

いい奴だしいいお役!

インド人を下に見ているのも、

彼自身が嫌なヤツなわけじゃなくて

それが当時の英国人のスタンダードな感覚なのであって

本当はいい奴だしジェニーのことが大好きな可愛い男だった(最高)

しかもひっとんとの並びの眩しいこと…(最高)

 


あと、本当に上手だったのが

キャサリンのほのかちゃん(小桜)と

マッリのるりはな(瑠璃)!

2人ともお芝居はもちろんお歌のソロも最高レベル!

大正解だったのが、パーティーの場面で

総督婦人のほのかちゃんが高らかに1曲歌い上げたこと🙂

冒頭のマッリ、主役のビーム、そしてこれで

「宝塚の人ってみんな歌が上手かったね」

っていう印象付けに成功したと思う、多分

ってかさ、るりはながこっちゃんと一緒に歌ってるのよ…

嬉しい…大事に使ってあげてください…🙏

2階席の時は最後の客席降りではほのかちゃんを見てたんだけど

最後の最後まで総督婦人としてクールな表情のまま

去り際にお手振り&投げキッスしてくれて惚れ直した😂




スコット総督の輝咲さんとほのかちゃんの

圧と存在感が敵役として秀逸でこれはキャスティング勝ち!

 

中間管理職的ポジ・エドワードのさりお(碧海)が

手堅く巧いのもいい!

アクタルの周囲では

何でも直しちまう修理屋の

オムさん(大輝)ネハさん(白妙)

ご夫妻の優しさ温かさ、

そして仲間たち

ペッダイヤ(天華)ジャング(天飛)ラッチュ(稀惺)の

なんとかしてマッリを取り戻そうっていう一体感もよかった

 

そしてラーマとこりん(ひろ香)叔父の関係性も好き…

叔父…いつもラーマの近くにいてくれてありがとう…😭

(なんかこりんちゃんいっつもありちゃんの近くにいてくれるよね)

(咲ちゃんの近くにいつもりーしゃさんがいてくれるような?)

(なんでもすぐ雪組に例えがち笑)



ほんのちょっとだけある回想シーンが

ラーマ父朝水パイセン

子ラーマなのちゃん(乙華)

子シータひよりちゃん(藍羽)

っていう神キャストだった

最高だったありがとうタカヤ…

子ラーマのなのちゃんはすごく低く声を作ってて

短い場面ながら上手だったー!

なのちゃんが大きくなるとありちゃんになるの納得しかない笑


ちなみに冒頭のマッリを連れ去られる場面での

りら母にすでに泣かされたんだけど、

後半ビームとマッリが再会出来た場面でまたしても泣けてしまった




印象に残る良いお役だったのは、

魚釣りの少年碧音くん

自転車修理に来る御剣くん

(彼はアドリブっぽい台詞も上手だった)

警官役の大希くんも目を惹きました☆

 

そしてそして大活躍だったのが

WATERRR水FIRRRE炎のダンサーさんたちで

この作品の宝塚版の特徴的な存在だと思う

特にゆりちゃん(水乃)の身体の柔らかさが

水の流れるような動きを表現してるのが素敵だった!

水と炎が同じメロディで踊っていても

まったく違って見えるのも面白かった

 

 

今回の上演、

ナートゥを踊れることありも大きな要素だったとは思うけど

それに加えてコムラムビームドをこっちゃんなら歌える

ってのも大きかったんだろうなぁ

あそこで民衆の心を動かす歌を聞かせられることによって

説得力が爆増するもんね

 

トップコンビと同じくらい

トップ×2番手も好きな人間だけど、

ありちゃん2番手1作目にしてすでに「ナートゥ」っていう

ことありを代表する場面爆誕したのも嬉しい

ナートゥの途中でことありきわみのトリオになるのも

意図的なんだろうけど

まんまとこちらもまた素晴らしい並びだなぁと思わされた

 

楽公演のナートゥ終わりで

「もう2度とやらない気がした」

「俺も2度とやらん!」みたいなアドリブのやり取りしてた

ことありは最高に可愛かったし

ビームの「兄貴との日々は俺の宝だ」っていう言葉も

しみじみと思い出す

 

画像

ロゴとか幕開きの映像とかも凝っててよかったよね

 

 

これを宝塚で、礼真琴の星組で上演しようってとこで

もう優勝決まってたようなものなのかもなー!

 

なんでもできるこっちゃんが

読み書きもダンスも苦手なビームを愛らしく、

ありちゃんはそんなこっちゃんよりも何でも出来るラーマ、

特段のヒロインぽい見せ場もないながら

その存在が今作のヒロインだとわからせるひっとん

このトリオでこその名作誕生だったのかも?

 

いやー本当に観られてよかった☆

 

 

 

お次はショー

「VIOLETOPIA」について!

 

これはね、しゅこせんせの世界観が独特すぎて、

クセツヨで、嫌いじゃないけど、

ちょっと一徳先生のショーが恋しくなったりもしました😂

 

 

プロローグ

 

最初にこっちゃんがステージサイドにあるスミレのオブジェに触れると

ふわぁぁぁぁと世界が広がっていく始まりは

とても雰囲気があって好き♡

かつてここで繰り広げられた…みたいな設定とかは

あんまりなくてもいいタイプの人間なので

ただただ目の前に繰り広げられる世界を楽しむスタンスです

(台無しでごめんね、しゅこせんせ笑)

 

上手前方で踊ってたのは

ゆりちゃん→さりおで合ってる?

スタイルいいし動きも綺麗だしで

最高のピックアップ!

 

ありちゃんが群舞のセンターで踊って

そこから銀橋に出てきて歌う一連が

もうとんでもなくスター★で感慨深くなってしまった

初舞台生から見てきたし、

間違いなく真ん中に立つ子だって思われてきただろうけど、

着実に登ってここまできたんだなぁと

素晴らしい安定感と華とスター性だった

 

そのあと今度はひっとんが群舞のセンター張ってて

それがまたとんでもなくかっこよくて

娘役トップさんもある程度の作数重ねて

このくらいの貫禄が出て来ると

また格段とかっこよくなるなぁとしみじみ

今作のひっとんはお化粧が格別に綺麗だったし

ここのピーターパンみたいなお衣装似合ってて冒頭から大満足!

 

こんなキラキラスターダンサーたちのあとに登場してきても

あぁこの人がトップスターだって納得させられる

れいまこさんの圧倒的スター性と実力に劇場中がねじ伏せられるあの感じ、

ほんと好き!

 

そう思うと(もちろん演出に助けられてる部分はあるとしても)

やっぱりこっちゃんの、

どの場面にどう出てきてもトップスター然とした姿はさすがだし

どのトップさんもある程度の年数(作数)在任してくれた方がいいのになぁ

と思ってしまったり…

ま、それぞれ事情もあるんだろうけどねー

 

ちなみに、こっちゃんに続いてみんな銀橋に出てくる時の

ありちゃんとひっとんのアイコンタクトが尊くて、

そうだった私「2番手×トップ娘役」の掛け算に弱い人間だった

って思い出しました😂

 

プロローグ終わりに銀橋からハケてく時の

ありほのかも毎回可愛くて好きだったなー!

 

 

その後のトップコンビの銀橋も可愛くて好きだった!

この2人居残り銀橋はね、

もう全ショーにおいて、全トップコンビがやったらいいよ!

そのくらい好き

 

ここのデュエット素敵だったけど

中でもひっとんの♪気まぐれあまつぶぅ~

が可愛さ最高得点で大好きだった!

 

 

バックステージ

 

初日から間もない観劇の時には、

あんな華とスター性の塊のようなありちゃんでも

自分が芯の場面をまだ埋め切れてないような気がして

きっとこれも経験値だよなぁ…って思ってから気付いたんだけど

まだ2番手になって初の公演だったね…😂

所謂「2番手場面」を任されるの初よね😂

 

ここは後ろでぴょこぴょこ踊ってるなのちゃんが可愛くて

ついついそちらを見てしまった

 

大好きなありちゃんとなのちゃんが可愛かったのに

なぜだかそんなにハマれなかった場面だったな…

 

 

サーカス小屋

 

で、ここもさほどハマれなかったんだよね…

これはもう好みの問題だから仕方ないんだけども

 

こっちゃんのダンスのしなやかさと

ひっとんのヒロイン性と可愛らしさ、

を堪能できたのが良かったところ

 

あと、白い鳥ちゃんたち可愛かったー♡

歌う都姐さんにそっと寄り添う鳥のゆりちゃんっていう

102期並びは毎回好きだった!

 

あと、私は知らない曲だったんだけど

この場面で使われていた平沢進さんの「パレード」が

場面の独特な世界観にとてもマッチしていてよかったし

ほのかちゃんの歌声がこれまたよかった

 

最後、去っていくサーカス団たちを影絵のように見せるのは

夢か幻か何かだったのではないかと思わせて秀逸だった

 

(あれ?案外この場面好きだったのでは…)

 

 

中詰

 

前場面の空気を一掃するロックな音楽

目が覚めるような派手な色味のお衣装たち

そしてそれを華麗に着こなして銀橋へ出てくるありちゃん!

 

中詰キター!!!

ってテンション上がる

中詰は派手であって欲しい派です☆

(中詰の途中でちょっとした不協和音が鳴り出すのは

私としてはせっかくぶち上ったテンションが削がれるので

やめてほしいのですが

まぁ先生の作品のテーマに沿うと必要だったのでしょう)

 

お芝居のありちゃんにはゆうひさんみを感じるのに

ショーの特に中詰でまみさんみを感じて

これは単に私の好みってこと…???って思ってたけど

多分あれだね、月組っぽさなんだろうね

そりゃ私の好きな感じのはずだよね

私の親組は月組だから😂

 

以前珠城さんがちょっとした男役の裏技みたいな話をした時に

司会のじゅりぴょんが

「それ私もしてた!真琴さんがしてたから真似した!」

って言ってて、ありちゃんが「私もやります!」って言ってたから

そうやってあの時代から今の時代に伝わってることって

いっぱいあるんだよねきっと☺️

 

余談でした笑

 

短い時間だけどあり×ひっとんがあったのも嬉しかった♡

銀橋から戻って来たひっとんに

ありちゃんが手を差し出してそこから2人で踊るのほんと好き♡

 

そこからのこっちゃんの登場もまたかっこよくてねー!

礼・舞空・暁

このトリオのダンスレベルの高さに

改めて慄いた場面でした

 

そしてそんな最高トリオが揃って客席降りしてくれるなんてねー!

贅沢よねー!3人一緒に移動してくのほんと可愛かった♡

 

ある日の公演では友人が素敵な席をゲットしてくれたおかげで

客席降りありちゃんが超至近距離で微笑んでくれて昇天したので

その後にいたはずのこっちゃんとひっとんを見逃す大失態😂

ガッツリ目が合ったあの瞬間を思い出すだけでトキメキMAXです😍

2席隣の方はかりんちゃんから特大バチコンウインクもらってたし、

隣の友人はかのんちゃんとハイタッチしてたしで大変お得なお席でした🤭

 

 

楽屋

 

ここは短い独立した場面であって

前後の場面とは関連性がないんですね!

初見時には次のキャバレーと繋がっているのだと思って

ものすごく解釈を探ってしまいました笑

 

ここはかりんちゃんがセンターだったけど

元々のビジュアル力に加えて

本当にお歌が上手になったねぇと思いましたです

 

 

饗宴のキャバレー

 

男装ひっとんが最高にかっこよかったんだけど

大劇場の頃と比べて東京ではまた格段と深化してて

所作のかっこよさはもちろん佇まいや落ち着き、貫禄すら感じて

真ん中が似合うスターっぷりに惚れ惚れしてしまった

 

そして!そう!

シャンパンのありちゃんの女役!

メイクほとんどそのままだと思うのにすっかり可愛くなっちゃうのほんと不思議😳

ものすごく可愛かったー😍

でも大きく開いた背中を見て

やっぱり娘役さんの背中の綺麗さは鍛錬の賜だなぁとも思った

特にトップ娘役さんの背中って本当に綺麗よね

 

妖艶な場面やお耽美な場面があまり刺さらない人間だけど

男装のひっとん×女装のありちゃん

これはさすがに「くそぅ最高やないかい!」って思ってしまった笑

 

で、ここに出て来るこっちゃんが少年ぽさあるのがまた

そう来たかー!ってなるし、

この3人がガッツリ絡んでくれるかと思ったらそうでもないのが、

お願いですから絡みを見せてください…っていう渇望を産み出して

なんかちょっと趣味が悪い!(最高)

 

あ、でも、

シャンパンありちゃんのおみ足にすがりつくこっちゃん」

大変美味しく頂きました(ごちそうさまでした♡)

 

 

孤独

 

こっちゃんひっとんありちゃんかりんかのんぴーちゃんの6人に

それぞれスポットが当たって踊るの、

改めて星組のダンスレベルの高さに驚いた😳

 

そしてこっちゃんのソロダン

もう圧巻の数分間

身体の動き、ダンス技術、表現力、そして空間掌握感

本当にすごい

すごいものを見た

 

 

エントランスノスタルジー

ー退団者たちの場面

 

「As Time Goes By」を歌うぴーちゃんが最高にかっこよかった!

落ち着いた茶のトレンチがまたお似合いで

銀橋渡りからの娘役さんに囲まれる姿も素敵

(しかもここかなり下級生の娘役ちゃん!)

 

ぴーちゃんが銀橋で歌うところで

今回の退団者・まこさんひなちゃんゆらんちゃんが

本舞台で踊るのもよかった

(ここが1番宝塚のショーっぽさが強い場面だった)

 

ぴーちゃんを囲むポスターの美女たちが

みんなそれぞれ可愛かったんだけど

1番最初に私の大好きなれーれちゃん(美玲)が登場するのが嬉しくて

毎回オペラ構えて待ち構えてた笑

 

 

ロケット

 

碧音・御剣・稀惺・大希

の4人の指揮者と

音符ちゃんたち

可愛らしい場面でした!

 

 

フィナーレ

 

大階段ずらりの男役さんたち

音楽、こっちゃんの歌声に港先生の振り付け

どれもかっこよかった…んだけど

 

サングラスの必要性は最後まで把握出来んかった…笑

その予算をお衣装に回してあげて欲しかった…

(あの場面のお衣装なんであんなにペラッペラなん…?)

 

娘役さんまで装着して出てくるし

最後大階段上って、着けて、外す、意味…???

 

あーでも、こっちゃんセンターの星男群舞

退団者たちのピックアップ

こっちゃんがはけたあとのありちゃんセンター

どれもかっこよかったなーーーーーー(ちょろい)

 

この場面のありちゃん、

大劇場の時の髪のふぁさふぁさ具合が好きだったのに

東京では髪が短くてあんまり動きがないのが残念だったー😭

もっとあざとい前髪くださいー!(好きですー!)

 

あと、なのちゃんがロケットじゃなくて

こちらのフィナーレナンバー側に入ってたの嬉しかった!

 

 

デュエダン

 

見てるだけで疲れそうな設定モリモリの展開で進んできておいて

最後にモノトーンのシンプルなデュエダンが待ってるの、

緩急つきすぎてまんまとしゅこたんの術中にハマってる感ある…

 

私デュエダンて2人が組んで踊るのはもちろん好きだし

並んでユニゾン踊るのも好きなんですけど

出て来て踊り出すまでがこれまた大好きで!

人の間を縫うようにこっちゃんが登場してきて

ひっとんに手を差し出してそれを交わされた時の可愛い表情や

やれやれな感じで階段に腰掛けるのとかすごいよかった!

 

こっちゃんの少年性とひっとんの少女性の相乗効果

とても魅力的なナンバーになってた

 

このコンビのデュエダンは

どんなタイプのどんなコンセプトで出されても

全部好きいつも好き♡

 

 

パレード

 

ぴーちゃんのエトワール

声量豊かな歌声が高らかに響いて

素晴らしい餞別場面だったと思います🙋‍♀️

 

白いお衣装に白い羽根を背負ったありちゃん

ほんとキラキラしてかっこよくてtheプリンス✨でときめいたんだけど

その後ろから降りてきたひっとん

白ドレスに金髪ロングにティアラ乗せてて

こちらもプリンセスすぎて溶けた…

そしたら帝王れいまこ様がご降臨されて

トリオがツヨツヨすぎた!

 

パレードの娘役トップさんのお衣装が大好物の人間として

今回のひっとんのお衣装はほぼ最高点でしたね…

文句の付け所がございません

shop.tca-pictures.net

リアルプリンセスやん…?



最後、ありちゃんの斜め後ろにいたなのちゃん

これまたとんでもなく可愛くて

2人を一緒に視界に入れてニマニマニマニマしてました🥰

なのちゃんの可愛さは溌剌とした健康的な感じでとても好き!

 

 

といったわけで

書いても書いても次から次へと感想が止まらない

そんな大満足な2作品でございました☆

(終わらないので強制終了します)

 

 

 

ちなみになんと自分でもびっくりなことに

東京の劇場、

だいきほ卒業の日以来でした😶😶😶

 

だから3年ぶりくらいですね

もともと西で見れるものは

東へ遠征しないタイプなので

テンション上がりまして、

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お雛様飾りを激写したり

 

公演デザートを堪能したりもしました

(ちなみに今回のデザート名は

『甘な~とぅをご存じか』wwwww)

 

 


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ありちゃ~ん♡

(ただの黄色い声援)

 

 

 

以上、星組「RRR」「ヴィオレトピア」についてでした☆

お次はきほちゃんのDS「LE JOUR」について★

2024年6月6日☆

今年もやって参りました☆

 

6月6日は、

 

我がお姫様

風花舞さまのお誕生日でございます🤩

 

 

おめでとうございます!!!!!

 

しかも今年は

令和6年6月6日と6並び!

 

なんとおめでたい日なのでしょう!!!!!

 

 

昨年のお誕生日から

夏にはずんこさんのコンサートがあり

秋にはズージャズカがあり

冬には山梨でOG公演があり

そして春には宝塚Hで風の姿DSがあり

振り返っても盛りだくさんな1年でございました😳

 

 

この1年で大きな出来事といえば

オンラインサロンの開設でしょうか?

 

www.fan.salon

 

そのタイミングでnoteとラジオトークが終了してしまったのは

寂しくもあったのですが

オンラインサロンでお写真やブログや動画などなど

楽しめるのでとても充実しています♡

 

 

先日は

オンラインサロン初のオフ会

も開催されました♡

 

ゲストに同期の星野瞳さんをお迎えしての

トーク&ソング(ちょっぴりダンス)な構成で

全体的には笑いつつ

でも宝塚曲メドレーでは号泣し

感情の忙しい、でもとっても楽しい空間でした( •̀ .̫ •́ )✧

 

いつもは郵送しているお誕生日プレゼントも

お見送りのときに直接お手渡しすることができて

こちらもまた大変嬉しかったです😊

 

 

 

今年もまたCMのリンクも貼っておきますね!

「ザ・ガードコーワ整腸錠α³+」です★

 

youtu.be

 

テレビでよく見かけるので

そのたびにちょっと幸せな気持ちになります♥

 

 

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先日、ドラッグストアでこちら↑を発見して

このボードくださいって言おうか本当に迷いました笑

 

 

 

今年はこれからなんと

久世さんのDSにご出演が控えています🤩

はぁぁぁぁ久世さんと優子ちゃんが並ぶお姿が見られるなんて!

情報解禁のあった日からずっとときめき続けています

楽しみだけど、その日が来たら終わっちゃうから

ずっと来なければいいのにって

そう思うくらいにテンション上がっています笑

 

 

ではでは

今年もこれからケーキを買って帰って

勝手にバースデーパーティーを開催しまーす!

 

 

 

いつもいつも

たくさんのハッピーをくれる優子ちゃんに

もっともっと

たくさんのハッピーが降り注ぎますように~(ノ◕ヮ◕)ノ*:・゚✧

 

「RRR」新公@配信

続きまして

配信で見ました星組さんの

「RRR新公」について☆

 

星組 東京宝塚劇場 新人公演 『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』 LIVE配信

 

【公演日程】

2024年3月20日(水・祝)18:30開演

 

【主な配役】()内本役

コムラム・ビーム :大希 颯(礼 真琴 )

ジェニファー(ジェニー): 乙華 菜乃 (舞空 瞳)

A・ラーマ・ラージュ: 御剣 海(暁 千星)

 

星組公演 『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

新公の配信を見ることはあまりないんですけど

(サラちゃん目的で宙組を見たくらい?)

今回は、まず本公演の公演自体が楽しくて好きなのと

そしてなんといっても

俺たちの(すぐこういうこと言う)菜乃ちゃんが

ヒロイン・ジェニー役をゲットしたので!!!!!!

これは見ねばならぬ!!!!!

 

と意気込んでいたものの、

公演日程の見直しにより大劇場公演中の新公は中止、

その上東京での新公も休演者が出て延期・・・

いやーな空気も流れたものの、無事延期した日程で上演叶いました!

本当によかった!

 

といったわけで、

今回は菜乃ちゃんとそしてるりはなキャサリンが見たくて

久々に配信で新公を拝見しました

 

 

以下、ざっと感想など★

 

 

ビーム・大希くん

この大希くんね!105期のあいみちゃんね!

知ってたよ!もちろん知ってましたよ?

いやでも知ったつもりになってただけだったよね!

想定外のすばらしさだった!

 

私の認識としては

「スター揃い105期の恵体ジェンヌさん」

だったのですが

そしてそれはそうもちろん事実なんですけど

ビジュアルの素晴らしさは認識の遥かかなた上のレベルで

(ねぇここにもいたね、ゆうひさん似ジェンヌ!)

(広い肩幅に小さな丸いお顔が乗ってるフォルムに弱いんですよ笑)

その上、歌もダンスも芝居もよかったんですよ!

 

え?びっくりじゃないです?

だって天下の礼真琴さんのお役ですよ?

大人気話題作「RRR」ですよ?

初主演ですよ?東京1公演のみですよ?

「緊張でガチガチになってもおかしくない要素全部乗せ」

みたいなこの状況で、

少なくとも客側としては本当に堂々として見えた!

これって凄いことですよね

ただ、最後の最後、ビムラマがガシーンって握手する、

最高の見せ場で2人とも出した手がふわふわ彷徨っちゃってたの、

新公っぽくてふふふってなりましたね笑

 

 

ジェニー・菜乃ちゃん♡

お顔が可愛いのはもちろん、

台詞声も歌声も可愛い

ダンサーだと思ってたのにお芝居も歌もいい

あと舞台度胸ありそうな感じも好き!

 

歌声が震えたりもしてなかったし

ソロ歌銀橋時なんてキラキラした表情がまぶしいくらいだった!

なんていうかこう、持ち味が「陽」なんだよね

いやーほんといつかありちゃんと組んでみてほしいわぁ

(よく似たお顔の並びって可愛いですよね笑)

 

 

ラーマ・御剣くん

御剣ラーマはとりあえずお顔、

ってかメイクがありちゃんのクローンだったね笑

新公って本役さんがお化粧とか髪型とかも面倒見るんだよね

ありちゃん、面倒見良さそうだもんなー!

時折、役作りとか台詞回しとかも

本役さんそっくりになっちゃう子いるけど、

でも「本役さんを上手にマネすることができる」

っていうのもすごいことだし、

それがものすごい勉強になって、

この先、自身がイチからお役を作っていくときに

この経験が生きてくるんだよねーなんていう

「新人公演の意味」みたいなことを感じさせてくれる配役でした

 

ただ、御剣くんは実際にビームの大希くんより1期上ってこともあって

本当に自然に「兄貴」の空気が出てたし、

こちらもまた本公演ではありちゃんが好評なお役で

プレッシャーがないわけなかろうに

とっても落ち着いて見えて、素晴らしい好演!

歌・ダンス・芝居、実力的にも安定してて、

次の長の期として迎える新人公演も楽しみなスターさんですね

ただ彼女は男役さんとしてかなり華奢なのかなー?

ありちゃんのお衣装ではさすがに大きすぎるか…

みたいなとこありましたよね?

これから補整ももっともっと上手くなると

きっとまた格別にかっこよくなりますよねー楽しみです!

 

 

ジェイク・稀惺くん

めぐみちゃんはもう本公演でも台詞のある大きなお役をしてて

確実な着実な巧さは実証済なんだけど、

今回のこのお役では「イケメンっぷり」が素晴らしかった!

本役が生まれながらのキラキライケメンかりんちゃんだから

今回吸収するものもたくさんあったよねーきっとね!

あと、菜乃ジェニーとの並びもまたよかった!

 

インドの民たちの中にあって、

やっぱり「本国の人」としての空気感も必要だし

それでいて主人公たちに

「でもあんないい人たちもいるんだ」って思わせる

空気感も必要なの案外難しいよね

それでいて今回は「ヒロインの婚約者」の側面もあって

本役さんが本当にヒロインのことを想うキャラとして愛されているので

そのあたりの塩梅が新人ながらすごく上手に表現されてて、

やっぱりこの子上手だなぁと唸らされました

 


キャサリン・るりはな♡

私が配信で楽しみにしてたもう1人であり、

今回の敢闘賞

こちらもまた本役のほのかちゃんが素晴らしい好演ですが

るりはなはもうみんな不安要素もなく、

「るりはなのキャサリンはそりゃ上手かろう」

って配役が発表された時から思われてただろうから、

それはそれできっとものすごいプレッシャーだったよね

いやーでも美しさと冷酷さと、そして歌の巧さと!

冒頭のマッリを連れ去る場面とか、

本役マッリのるりはながキャサリンとして椅子にかけている

あの情景はなんだか計り知れない恐ろしさがあった

 

 

シータ・美蘭ちゃん

まずあのシータのお衣装がお似合いで可愛かった♡

そして本役さんと比べてとても強いシータだった

意思の強さ、思いの強さ、が

まっすぐにわかりやすく提示されてるような印象

婚約者に待たされている可哀想な女の子ではなく、

自分の意志で待ち続けている、そんな女の子

本役とは明らかに役作りを変えてきたの、さすがの経験値だった

ただ、歌声はかなり不安定でね…笑

あのラーマとシータのデュエット、

本公演でもなんかちょっと微妙なハモりだから難しい曲なんだろうね

 

 

今回の新公メンバーで特に上手で印象に残ったのは、
マッリ・ふみちゃん

バッジュ/SINGERRR男・羽玲くん

 

ふみちゃんはもうるりはな同様子役の巧さはお墨付きなところもあるんだけど

今回も冒頭の歌からさすがの出来だった

るりはなと同じような歌いまわしだったけど、

これって確か原作映画に寄せてるんですよね?

 

羽玲くんはお顔の綺麗な男役さんって印象だったけど、

今回初めて歌声を聞いてあまりに上手くて驚いた!

え?だってビジュで目を惹くのに

あまり役付きがよくない場合って

実力があれれなのが定説じゃないですか?(偏見笑)

こんなにお上手なら彼はもっと活躍してていいはずなのに!!!

星組さんてそんなにビジュ実合わせ持った

下級生がひしめいてるってことですか?

末恐ろしいですね(楽しみです!)


あと私が注目してたのは

FIRRRE男・馳くんFIRRRE女・陽ちゃん

ねぇもうなんなの?このキャスト見ただけですでに熱い感じ!笑

本公演のFIRRREもすごく好きで結構注目して見てたけど

この新公の2人も表情豊かに熱く熱く踊りまくってて最高でした

 

 

本公演で私の大好きな二條華ちゃんの立ち位置に

可愛いひよりちゃんが入ってたのも

可愛くて大満足でした

やぱりひよりちゃんの可愛さは目を引きます

お顔立ちからすると大人っぽい美人さん系なのに、

本当に愛らしく可愛らしくパーティードレスを着こなしてて

これから更に楽しみな娘役さんです☆

 


以上、主な感想などなどでした

 

今回の配信を見たことで、

星組下級生さんの解像度がぐんと上がったような気がします

次からの公演がますます楽しみになりました!

 

 

といったわけで今回は配信で見た星組新公のお話でした☆

お次は続いてこの公演(RRR&トピア)の本公演についてです!