昨日のビックリニュース。
まさかの!「バロンの末裔」再演?!
宙組全国ツアー公演、真風涼帆さん主演だそうです。
とても素晴らしい作品だけれど、
当時のキャストに向けて宛書されたオリジナル作品だし
トップスター久世さんの退団色たっぷりだったこともあり
ちょっと再演は難しいのかなぁと思っていた作品です。
嬉しいですねぇ。
大好きな作品が新しいキャストで生まれ変わるのは単純に嬉しいです。
スコットランド貴族のお話なのでお衣装も素敵ですしね。
かのちゃんのお衣装などとても楽しみです。似合いそう。
バロンと言えば雉撃ち、というくらい
名場面中の名場面だと思いますが
(当時劇場で観劇しましたが静まり返った緊迫感を今でも覚えています)
私は何よりも、
ラストのボールトン家のテラスでの場面が本当に好きで。
賑やかなパーティー会場を抜け出した2人が
そっと2人だけで踊る最後のダンスのあの切なさ美しさ。
テラスの手すりに腰かけたエドワード久世さんの
「楽しみに見てるよ」という台詞は
あの柔らかく温かく優しさに満ちた笑顔とともに忘れられないし
今でも思い出すだけで涙が出ます。
故郷への想いとそこに息づく愛する人に別れを告げて
まだ見ぬ新しい世界へと旅立って行くエドワードの姿と、
愛する宝塚の世界に相手役を置いて1人卒業していく
久世さんご自身の姿が重なって毎回号泣でした。
(ってなると?いやーこれ真風さん…どうなんでしょうね?)
初演のままであればラストシーンは
主題歌を歌い去っていく主人公&それに合わせて舞うヒロイン
なので、かのちゃん綺麗だろうなーなんて思うんですけどね。
盆やセリ使いもとても効果的で素敵な作品だったので
(宝塚初体験の少女・妃海風が冒頭のシーンですでに興奮して
立ち上がりそうになって両隣から押さえつけられたのがこの公演です笑)
そのあたりはやはりかなりの変更が必要になると思うのですが、
どうかどうかあの美しい曲たちは
そのまま使っていただけますように、
ほんのり郷愁を誘うあのバグパイプの音色が全国に
(っていうか九州に)
響き渡りますように、願っております!!!!
しかしですよ。
今年、90年代作品の再演多いですよね?
「ヴェネチアの紋章」
「ル・ポァゾン愛の媚薬」
「川霧の橋」
そしてこれもですよ!!!↓↓↓
「銀ちゃんの恋」!!!!!!
「黒い瞳」も2度ほど再演されてますし、
風花ファンとしてはこうやって当時を知らないファンの方にも
良き作品が伝わっていくのはとても嬉しいです。
マイティの銀ちゃん、めちゃめちゃ楽しみですー!!!
つかさっちのヤスはもう見たことあるような気さえしています。笑
マイティとつかさっちの階段落ちの場面、
どんな熱量で演じてくれるのか最高に楽しみにしています!!!
だいきほで「はばたけ」が再演された時も驚きましたけど、
私の周りでも「かつてヅカヲタでしばらく離れていたけど戻ってきた」
という人が多いので(まぁ私もそうですし)
そういった層を連れ戻すためにその年代が飛びつきそうな作品を
選んでいるのかもしれませんよね。
そんな策略にまんまとハマって悔しい気も多少はありますが、
それでも好きな作品が再演に値すると評価されているのは大変嬉しいですし、
あと、昨日のTwitterのTLを眺めていると
特に当時の月組ファンではない方たちからも、
バロンの素晴らしい点や好きだった場面・台詞などが言及されていて、
こんなにも愛された作品だったのだなぁとこれまた嬉しく思いました。
この勢いで「CAN-CAN」も再演しないかなー????
あれは本当に誰も悪い人が出てこない、最高にハッピーで
みんな幸せな気持ちになれる素晴らしい作品なんですよ!
トップコンビはハッピーエンドだし、2番手は気障な2枚目だけど恋敵だし
なんといってもラストの大カンカンのシーン、大劇場いっぱいに
繰り広げられる華やかさは圧巻です!
今なられこうみの月組が私はお勧め!!!
(以前はたまちゃぴで再演しないかなー?って思ってました)
今度はどんな懐かし作品がひっぱり出されてくるか楽しみですー!!