「グランドホテル」「カルーセル輪舞曲」

はい!次!

 

バウ遠征の時に、お隣で月組さんも観劇して参りましたちゅん

 

 

 

ザ・ミュージカル

『グランドホテル』

脚本/ルーサー・ディヴィス  

作曲・作詞/ロバート・ライト、ジョージ・フォレスト 追加作曲・作詞/モーリー・イェストン オリジナル演出・振付、特別監修/トミー・チューン 演出/岡田 敬二、生田 大和 翻訳/小田島 雄志

 

モン・パリ誕生90周年 レヴューロマン

『カルーセル輪舞曲(ロンド)』 作・演出/稲葉 太地

 

2017年1月1日(日)~

2017年2月21日(火)~

 

主演・珠城 りょう、愛希 れいか

 

せんせんせんせんせんせんせんせんせんせんせんせんせんせんせんせんせんせん

 

私が観た回は、

ラファエラ役:朝美絢さん(あーさ)

エリック役:暁千星さん(ありちゃん)

フラムシェン役:海乃美月さん(うみちゃん)

でした。

 

これ、バウ遠征のタイミング合わせとはいえ、

1番観たいパターンの配役だったのでラッキーでしたゆう★

 

 

この「グランドホテル」はもともと涼風真世さんファンだった私にとっては

本当に思い入れの強い作品で。

田舎から大劇場への人生初の遠征も、この作品の初演でした。

(優子ちゃんが新公ヒロインでもありましたしね)

 

そしてなんとか時間を作っての今回の観劇。

初演が蘇るところもありつつ新鮮なところもあり。

 

 

まず、感想をひとことで申しますとね・・・

 

おちゃぴさまサイコーです!!!

 

芝居でもショーでも最高でした。

素晴らしかったです。

 

ちゃぴエリザベッタは、

技術的な質の良さと纏った空気感のヒロイン力に経験値から来る安定感&貫禄。

ブラボーです。

初演にはなかった、Bonjour!Amour!のナンバーが絶品でした。

 

そして、後になっちゃいましたけど、珠城さんの男爵も素敵でした。

やっぱり私は久世さんの男爵が好きだったから、それと比べてしまうと

渋さやダンディさ、そして歌での表現力など、弱く感じてしまうのも事実なんだけど、

それでも、初演は初演再演は再演、と割り切って見れば、

これがお披露目とは思えない安定した舞台でした。

 

エリザベッタと恋に落ちた時の少年のような初々しさ!

それでいて漂う色気。

男爵という身分に相応しい品の良さ。

 

たまちゃぴコンビ、とてもイイ!!!

この作品、なんといってもラストで男爵の姿を探しつつ旅立っていくエリザベッタの姿に

1番心が痛くなるんだけど、宝塚版はその後に、

いやきっと男爵はこれからもずっとエリザベッタのすぐ隣にいるんだな、

と思えるラストで、救われたような気がします。

回転扉でふと立ち止まって、そしてすれ違っていく2人。

この演出、とてもよかったです。

 

 

その他の方々。

 

オットーのみやちゃん

かなめさんオットーそっくりな面と彼女オリジナルな面とあって、

とても人間的な魅力にあふれた素敵なオットーでした。

歌もダンスも芝居もどれもよかった。

ただ私は裏声歌唱はイマイチだったかな?

だって突然女の人になっちゃうもん(笑)

 

ラファエラのあーさ

謎めいた美しさがぴったり。

エリザべッタに寄り添い、彼女のために人生を捧げている感じが

さすが同期ならでは上手く出ていたと思います。

歌もとてもよくなったと思う。

これから雪組での活躍が楽しみです!

 

エリックのありちゃん

私の大好きなありちゃん。(笑)

きっとエリック役が似合うだろうと思っていたけど期待通り。

(ただ、期待以上、ではなかったけどね)

ありちゃん、歌はすごく上手になってるから、

あとは発声と滑舌をだな・・・うん・・・。

 

フラムシェンのうみちゃん。

可愛い。可愛かった。

そして、うみちゃんは歌もダンスもできるから好き。

たまき男爵との並びもみやオットーのとの並びもお似合い。

ハリウッドの近くに行ける!

素敵な男爵に誘われた!

そんなひとつひとつの嬉しさが微笑ましい。

 

運転手のとしちゃん

これ、カッコイイね。

としちゃんがやるからかっこよくなるのかな。

見るからに「あいつに近づいちゃダメー!」って雰囲気を

醸し出してるもんね。

やっぱりさ、そのあたりの細かい芝居や動きなんかが

としちゃんの男役芸や役者としての基礎力の高さなんだよねぇ。

 

オッテルンシュラーグのハッチさんと

ライジングのみつるさんはさすがの一言です。

 

やっぱり観に行ってよかった、「グランドホテル」!!

映像に・・・残るといいなー!!!

 

 

 

さて、ショーですが。

 

とても楽しかったです。

特に贔屓のいない組なので、作品としてショーを楽しんだわけですが、 とっても好みのショーだったので、帰り道に作者を調べたところ、

安定の稲葉先生でした。

 

だよねー!!!

(稲葉ショー好きの女Sですから)

(その割に帰り道まで気付かなかったのかよ!)

 

BSでの中継も見てないので細かい場面は覚えてないのですが、

 

おちゃぴさまのサンバステップが国宝級に素晴らしかったことは忘れません

(目が釘付けでした)

 

でも、賑やかな中詰、楽しかったです。(ざっくり)

 

NYの場面も絶品でしたね。

男役さんたちが「かわいこちゃんを探しに行こう!」みたいな場面はこれまでもありましたが

女役さんたちが「カッコイイ男を探しに行こう!」な場面ありました?

娘役が男前なの、もはや月組の伝統みたいになってますよね。

すっごく好きです。

 

逆にメキシコの場面のテキーラは男役さん祭りでしたね。

こういった場面でたまきさんがセンターに来ると、

あーやっぱりこの方はセンターが似合うなぁってしみじみ思いました。

宝塚のトップスターってやっぱり、実力があるのはもちろんだけど

こういったスター性が重要だよなぁって。

たまきさんは実力もあってスター性もあるので本当に素敵なトップさんが誕生したと思います。

これからがますます楽しみです。

 

ありちゃんの車輪さんたちのラインダンスも可愛かったですねぇ。

こういった場面のありちゃん、特性が生かされててとてもいい。(にまにま)

 

あと、このショー中で歌をもらってる人たちの人選が素晴らしくて。

 

素敵!と覚えてるのは、

からんちゃんとはーちゃん。

としちゃん。

まゆぽんとさちかちゃん。

そしてエトワールの泉里ちゃん。

 

よかった!すっごくよかった!

(語彙をどこかに置いてきた模様・・・)

 

あと、フィナーレのモンパリでの黒燕尾も素敵だったなぁ。

クラシカルな黒燕尾に娘役さんはエレガントな白ドレス。

たまきさんの正統派美しさが際立ってため息ものの場面でした。

センターたまきさんから並ぶ、みやちゃんとしちゃんゆりちゃんあーさありちゃん・・・

といったメンツも皆さん燕尾服での動きが美しくて

とっても素敵な場面でした。

 

 

そしてなんといっても、たまちゃぴのデュエットダンス!!

これ、大好き!!!本当に素晴らしい!!!

新生月組の最大のウリの1つだと思う。

 

まぁみりのデュエダンも大好物なんだけど、

華奢なみりおんをまぁさまが長い腕ですっぽり包みこむ夢のような宙組に対して、

ちゃぴこちゃんがどれだけ跳んで跳ねてもガタイも器も大きなたまきさんが

涙が出そうなほどの包容力でどんと受け止めてくれる月組は、

なんだかリアルメンズのような惚れ惚れする魅力がありますね。

 

大階段黒燕尾からのトップコンビデュエダン。そしてパレードへ

そうだよね、宝塚のショーってやっぱりこれが王道だよね。

これが1番ファンの見たい流れだよね?

(聞いてるか?KG!!)

(ロマ○スの恨み、忘れまじ・・・)

 

 

といったわけで、最後は愚痴になりましたが、月組大劇場公演の巻でした。

 

改めまして。

たまきさん、月組トップスター就任おめでとうございました。

たまちゃぴコンビ、大好きです。

できるだけ長く、このコンビが見られますように・・・