それでは。
我が愛する4人のご贔屓様について、 お1人ずつ語っていきたいと思います。
まずは、初恋の君。 涼風真世様
涼風真世(すずかぜまよ)
元月組男役トップスター。
1981年入団。1990年トップ披露。1993年退団。現在は女優さん。
美しい容姿と素晴らしい歌唱力が魅力。
CoCo的ポイントは愛らしい天使役から冷徹な悪魔役まで似合ってしまうところ。
初めての出会いは
『ベルサイユのばら』のオスカル様。
(友人から借りたビデオで見ました。)
正直言うと、1幕終わりまでの私の感想は、
“アラン役の久世星佳さんがカッコイイ” だったんですよ。
しかし最後まで見終わると、もうカナメさんしか目に入らない!
可愛い!可愛すぎる!
愛するアンドレに向かって
【この戦闘が終わったら結婚式だ!】 という、幸せそうなオスカル
橋の上で敵の銃弾に倒れるアンドレに駆け寄ろうとするもベルナールに止められ
【離せ・・・離してくれ!!!アンドレ、、、】 と、声を絞り出すように呟くオスカル
アンドレの死を目の当たりにし率いる民衆に対して
【我々は彼の死を無にしてはならない!】 と、燃え盛る炎のように叫ぶオスカル
私がどっきゅーんと撃ち抜かれたポイントです。
とにかく見目麗しく、 そしてオスカルが本当に愛おしく、
その上伸びやかな美しいお声で、 圧倒的な歌唱力で。
完全に落ちました。
ポトリ。
と、音がしたんじゃないかと思うくらいに。
そこからはもうすごかった
先輩ファンからいろいろご教授頂き、
宝塚では4つの組が交代で公演をしていて各組にトップスターがいて主演をすること。
《ちなみに当時の他の組のトップスターは、大浦みずきさん・杜けあきさん・日向薫さん。》
オスカル役がカナメさんのトップ披露の役であること、
アンドレ役の天海祐希さんがカナメさんに次ぐ準トップという立場の男役さんであること。 などなど。
学校に行って、 宝塚や月組やカナメさんについての話を聞いて 少しずつ、
しかし確実にヅカヲタへの道を進む中学1年生。
何度見ても飽きないベルばらを毎日見続けて半年くらい経った頃。
(冗談でも大袈裟でもなんでもなく、本当に毎日見てました、当時。)
友人から新しい公演が放送されたから録画しておいたよ!とのこと。
『銀の狼』『ブレイク・ザ・ボーダー』 でした。
これがまた素晴らしかった
前作で美しく愛らしいオスカル様を演じていたカナメさんが、
打って変わって、男臭いシルバ。
しかし美しさは変わらず、 そして低音で歌うのがこれまたカッコイイ
(銀の狼は作品としてもとても好きです )
併演のショー、ブレイク・ザ・ボーダーにもどハマり!
今でも宝塚の何が好きってショーが好きなんですけどね、
宝塚のショーの楽しさに出会った作品だったように思います。
とにかくカナメさんがどの場面も素敵でねー
麻乃さんも可愛いし!
そしてなんといっても、 カナメさんの2場面連続女役!
ひとつは白いスパニッシュドレスで。
もうひとつはなんと!羽根ダルマ! (ダルマ⇒ハイレグ足出し衣装)
いやーもうね。 このまま1作品ごとに語っていったらえらいことになりますね
ちなみにこのあたりで実際には1992年の春になっています。
1992年の6月号からグラフと歌劇を購読し始めましたからよく覚えています。
筋金入りの涼風ファン、もとい涼風ヲタであった自負はありますが、
(中学の卒業文集に書いた将来の夢が、
“オフィスKANAMEに入って涼風真世さんのために働きたい”ですからね)
地方都市在住の中学生が実際に観劇できた作品は、
地方公演(今の全国ツアー)で地元に来た『珈琲カルナバル』『夢フラグランス』
最後だからと母に頼み込んだ『グランドホテル』『BROADWAY BOYS』 の2本のみでした。
ファンになってからさかのぼって剣幸さんや大地真央さんの時代の映像も見ましたが、
カナメさんて、下級生のころから本当に美しいんですよね
あの美しいお姿から繰り出される甘く広がる歌声に酔いしれるのがたまらなく好きでした。
特に好きなのは・・・トップ時代の役はすべて
オスカルもシルバもジュリオもパックもオットーも。
あとは、『天使の微笑み悪魔の涙』『ロストエンジェル』のメフィストも大好き。
ショーもどれも好きなんだけど、トップになる前なら『ザ・ドリーマー』と『ル・ポアゾン』。
トップになってからはどれも選べないけど『夢フラグランス』の【あじさいの思い出】とか好きだったなぁ
退団されてからのFCにはしばらく入っていたし、
退団後の舞台も数本観に行きました。
でも、今は少し距離があるというか、追いかけてはいません。
それでも大好きだし、これからも機会があれば観劇したい。
こんな感じでとりあえず涼風さんの巻、終了。 (文字数制限とか大丈夫かな)