我が愛する4人のご贔屓様。
2人目は・・・ 我が最愛の姫。風花舞様
風花舞(かざはな・まい)
元月組娘役トップスター。
1990年入団。1996年久世星佳さんの相手役としてトップ娘役に。
1997年真琴つばささんの相手役に。1999年退団。現在は女優さん。
卓越したダンステクニックと愛らしい容姿・スタイルの良さが魅力。
CoCo的ポイントは、
娘役の王道ヒロインの激萌カワイサと男役引き連れて踊るショーでのカッコヨサ。
あとはなんといっても踊っている時の『踊っていることが楽しくて仕方ない』感あふれる表情。
最初にご説明しておきますと・・・
4人いるご贔屓様の中でもダントツのNo.1ご贔屓様です
出会った日から今日までずっと応援し追いかけ続けている方です。
(ファンっていうかマニアっていうかヲタっていうかもはやストーカー・・・)
そして、私は風花さんのことを通常『姫』とお呼びしています。
(これは現役時に相手役だった真琴つばささんのFCの方々が
『優子姫』と呼んでくださった(のを聞いた)ことに由来しています。)
私の姫との出会いは前述のカナメさんの項に出てきた
『ブレイク・ザ・ボーダー』というショーでした。
その中でスパニッシュドレスを着て天海祐希さんと踊る場面があったんですけれどもね。
これがもうね。カッコイイのウツクシイのって
まだファンに成りたてだった私は、ヅカヲタ先輩から、
実はまだ下級生(当時研2)だと知って驚愕
いやだって。2番手さんと組んで踊ってるし、
名前のテロップ出るし(←初心者にとってのわかりやすい判断材料)
なんといっても、落ち着き払った貫録さえ漂う舞台姿・・・
すごいなんかすごいよくわからないけどこの人なんかすごいかも
そんな感じで私の姫ファン人生はスタートしたような気がします。
買い始めて3冊目、1992年8月号のグラフに『プチフルール』という
若手娘役さんを紹介するコーナーがありまして。
ちなみに、その時の掲載メンバーは、純名里沙・風花舞・月影瞳・花總まり。だったんですけれども。
この時の黄色とオレンジのカチューシャをつけた姫の写真を
お布団でごろんごろんしながら眺めて
ぬぉぉぉ~私この人すごい好きな気がする~
・・・と思った中2の夏。忘れられません。
カナメさんが退団されても宝塚ファンであり続けたのは間違いなく姫がいたから。
カナメさんと同時に娘役2番手格だった羽根知里さんが退団されたので、
姫の活躍度合はまた一段とレベルアップしました。
ファンクラブに入ったのは1994年の年明け。
『風と共に去りぬ』の頃。(私は中3生)
【一緒に優子ちゃんを応援しませんか?】
即断で入会しました。お年玉で。
FCについて少しだけ。 本当に良い会でした。
お茶会も入り出のガードもお稽古待ちも参加しました。
みんな本当に姫のことが大好きで。
観劇に行って他の会員さんといろいろお話するのがとっても楽しかった。
姫が退団して15年くらい経つけど、今でも連絡取ったり劇場で会ったり。
私の姫ファン生活を語るに欠かせない存在です。
さて。姫の舞台の話に戻って。
姫はますますのご活躍。私のハマり具合もますます急上昇。
でもなかなか実際の舞台は観られず、書籍やFC会報で思いを募らせるばかり。(←恋愛かっ)
だって、地方公演に行けば姫はニューヨーク公演に行ってるし、
せっかく大劇場まで行ったのに姫はロンドン公演に行ってるし・・・
だから、ちゃんと姫の舞台を観たのは『ローン・ウルフ』が初めて。しかも再演の。
この時が高2の秋くらいかな。
幕開きの赤頭巾ちゃんからかわいくてねーっっっ
姿も可愛いし声も可愛いし、バレリーナの役だったから踊る姿も美しかったし、お芝居も良かったし。
もうね。もうね。もうなんなの。なんなのかしら。
もうもうもうもう・・・・完全に壊れました
(ちなみにこの公演で主演だった真琴さん=マミさんもとんでもなくかっこよくて
ビデオで見たロンドン公演でハマっていたマミ優子コンビに完全に落ちた公演でもありました)
ちなみに↑この公演の時に中日劇場のロビーで見かけた公演予定に載っていた
『2月宝塚月組公演 ME & MY GIRL 出演 久世星佳 風花舞 他』という文字。
当時、月組トップコンビだった天海祐希さんと麻乃佳世さんが年末で退団することが発表されていたものの、
今のように「次期トップスターに○○△△が決まりました」のような正式発表のなかった時代。
これって、これって、そういうことだよね。
久世さんがそうで、優子ちゃんがそれってことで・・・だよね
と、狂喜乱舞したのは忘れられない思い出です・・・・。
この中日劇場公演の『ME & MY GIRL』がいわゆる“プレお披露目”の公演で、
その後の1996年春『CAN-CAN』『マンハッタン不夜城』で姫は晴れて久世星佳さんの相手役としてトップ娘役に就任しました
この両公演を実際に観ているのはファンとして非常にご自慢のCoCoさんです。
しかしその春、私は残念ながら受験生という本当に居心地の悪いものになってしまい、
しばらく観劇はお預け。 (せっかく姫がトップになったのに・・・)
受験から解放され真っ先に観に行ったのは
1997年4月『バロンの末裔』『グランド・ベル・フォリー』でした。
間に合って観に行けて・・・本当に・・・よかった・・・素晴らしい作品でした。
久世さんのさりげないかっこよさや滲み出る温かさ、男役さんとしての洗練された身のこなし。
ラストシーンのエドワードの笑顔を思い出すだけで胸がきゅんとなります。
ここから、時間とお金が程よく手に入る大学生になります。
マミさんのお披露目となった『EL DORADO』以降はおそらく全公演観ています。
退団前のリサイタル『LAST STEPS』も観ました。(しかも2回も・・・むふ)
全国ツアーで『チェーザレ・ボルジア』が再演されてルクレツィアちゃんも観られたので、
姫がトップになってからのお役で生で観られなかったのは唯一小夏ちゃん(残念無念・・・)
姫の退団にあたってはもちろん白装束で楽屋口に並びました。大劇場も東京も。
(ちなみにその頃の東京公演は1000das劇場でした!)
当時の私のテーマ?合言葉?口癖?は
【単位はいつでも取れるけど 姫の舞台は今しか見られない!!!(キリッ)】 でした。
(お父さんお母さんごめんなさい。笑)
姫の退団後はそれはもう魂の抜けたようで。
1人暮らしだったしちょうど春休みに入ったこともあって、
しばらくどこにも行かない誰とも合わない引きこもりのような日々でした。
もう何をする気力もなくて。
でも、姫は退団後割と早く舞台に立つお仕事を始められたので私も再始動、と
退団後も数多くの舞台に立たれていますが、
どうしてもどうしても観られなかった公演はわずか3本。
あとはすべて観ています。
お芝居でもミュージカルでもショーでも、東京でも大阪でも名古屋でも。
姫の舞台が私の生き甲斐。これ、大袈裟じゃなく、ね
でも、姫の退団で宝塚からは遠ざかっちゃったなぁ・・・。
さて。 姫の在団中の公演で、好きな役、と問われれば
私はミーマイのサリーと答えます。
ローンウルフのヴィヴィちゃんも同じくらい好きなんだけど。
まずは見た目の愛らしさ。お衣裳も可愛かったし。
あとは、芯がしっかりしてて気も強い。
でも本当はとっても脆くて繊細な部分もあって。
だけど隣には心から信頼し合えるパートナーがいて、
その人にはすべてをさらけ出して甘えられる。頼れられる。
そんなところが姫ご本人の魅力とも相まってとっても好きな役です。
ショーでは、やっぱり最初にファンになった
『ブレイク・ザ・ボーダー』のスパニッシュの場面。
でも1番好きなのは『グランド・ベル・フォリー』のジャズの場面
こちらは多分映像に残ってないので知らない方も多いかもしれないけど、
マイベストofダンサー優子です。
もうね、踊っている時のなんていうの?粋?な表情がたまらんです。
作品として、いろんな思い入れも込みで印象的なのは、
『バロンの末裔』と『黒い瞳』かな。
バロンは久世さんが最後だという感慨と、
久世・風花コンビの芝居の集大成な感じだったし、
作品としても本当に素晴らしかった。
雉撃ちの場面がよく名場面として挙げられるけれど、
2人だけのラストダンスの場面が大好き。
エドワードの『楽しみに見てるよ』という台詞がもう本当に素敵です
黒い瞳は、もちろん姫のサヨナラ公演で通い詰めたから忘れられない公演。
大劇場初日には、ロビーにいらっしゃった柴田先生に駆け寄って
素晴らしい作品へのお礼を述べ ちゃっかり握手&記念撮影まで
してもらっちゃいました。てへ。
マーシャはとってもとっても可愛らしい素敵なお役でした
マミさんとのコンビが大好きだった私は、
最後の作品がハッピーエンドで本当に嬉しかったし、
何より真っ白な雪景色のベロゴールスクでとっても幸せそうに
くるくる回っている ニコライとマーシャの姿に心から感動して、
いつまでも拍手をし続けました。
あの2人はいっぱい辛い思いをしてきたから、本当に本当に幸せになってほしい、
と心から願いました。 (と、思い出しつつ涙・・・)
さて。この記事を書いている今日は2014年6月6日。
そう!優子ちゃんのお誕生日です
1996年から毎年欠かさずプレゼントを送り続けています。もちろん今年も。
喜んでくれると良いなぁ
私はきっとこれまでも、 そしてこれからもずっとずっと優子ちゃんの大ファンです。
女優さんとして舞台に立つ姿も、 そして舞台を降りた1人の女性としても、
尊敬し憧れています。
そんな人と出会えたこと、本当に奇跡なんじゃないかと思います。
Tonight Tonight あなたに会い 何もかもが変わる
Tonight Tonight この世界に 光満ちるように
『WEST SIDE STORY』でマリアが歌った歌詞。
そのまま姫に捧げたいと思います。
と、いうわけで。ちょっぴり重い姫の巻、終了。
(男役さんに対してはキャーキャーするけど、
娘役さんに対しては思いが強すぎるみたい)