さて。
ご贔屓様4名について語ったところで、その他の各組のお気に入りさんについても 語りたいところなのですが
その中でも特別扱いしてしまうお方。
そう 相 手 役 さ ん っ
私はかなりのコンビ厨というか掛け算ヲタというか・・・
ですので、さほど好きではないスターさんでも相手役さんとのコンビが素敵でファンになることもあります (もちろん、その逆もあります)
この項では、私のご贔屓様の愛する相手役様について
まずお1人目。 カナメさんの相手役だった・・・麻乃佳世さん
この方はまずなんといってもお美しい 美少女 鬘やアクセサリーのセンスも抜群でいつもうっとりと眺めておりました・・・。
「ベルばら」のディアンヌや「PUCK」のハーミアはその美少女ぶりが 発揮されていたし、
逆に「銀の狼」のミレイユや「グランドホテル」のフラムシェンなんかでは
主演女優っぷりが素晴らしかった!
TMP音楽祭(TCAスペシャル)なんかで各組のトップ娘役さんが並ぶ場面では
毎年『やっぱりうちのヨシコ様が一番素敵でいらっしゃるわ・・・ふふ』
などとほくそ笑んだものでした
ちなみにヨシコ様。カナメさんの相手役さんとして大好きだったのはもちろんでありますが、
優子ファンとしては新人公演の本役さんだったお方で前任のトップ娘役さんだったお方で・・・
まぁいずれにせよ足を向けては寝られない素晴らしいお方なのであります
もう何年も前のことですが、某優子ちゃんの公演で席がお隣になりまして
変わらぬお美しさにひれ伏すとともに、『観に来ていただいてありがとうございます』という
立ち位置不明な念を送らせて頂いたことも良き思い出です
2人目。 優子ちゃんの相手役さん・・・久世星佳さん
なんといってもカナメさんオチする前に素敵・・・となったお方がそう久世さんでした。
(カナメさんの項参照)
スタイルの良さと洗練された都会の雰囲気・・・
それに加えてスーツの着こなしの美しさ
「銀の狼」のジャンルイ「PUCK」のダニー「グランドホテル」の男爵。
そのどれもが強さと脆さと、栄光と挫折と、誇らしさと悲哀とに満ちていて、
主人公ではないのに場をさらってしまう存在感がありました。
優子ちゃんと最初に組んだのはおそらく「マンハッタン物語」でしょうか
そこからトップになる前では「WANTED」のニコルとティナ、
「ハードボイルドエッグ」の ジョージとシンディ。
(どれも思い出すだけで涙が出そうです・・・)
トップになってからも、ビル×サリー、フォレスティエ×ピスタッシュ、銀ちゃん×小夏、
チェーザレ×ルクレツィア、そしてエドワード×キャサリン・・・素晴らしい作品ばかり
優子ちゃんは現役時その演技力も高く評価されていたけれども、これはなんといっても
下級生のころから久世さんと組ませて頂いた影響がかなり大きかったのではないかと思います。
ショーでも多々組ませて頂いたと思うのですが、インパクトが強かったのは、
「珈琲カルナバル」の中の祭の場面。
優子ちゃん、なんの役もついてないのに、 なぜか久世さんと組んで歌い踊るという・・・
なんとも大抜擢な場面だったのですが、 今思えばあれはお見合い的な大人の事情もあったのかぁなんて
すごくすごーく好きだったのは、 「マンハッタン不夜城」の王様の恋の場面と「プレスティージュ」のフィナーレ前のタンゴの場面。
動画サイトにも上がってるので興味のある方はご覧くださいませ
そしてそして久世さんを語るに欠かせないのはあの笑顔
特に、パレードで大階段を降りながら左右の優子ちゃんとまみちゃんに向ける
なんとも穏やかで温かな笑顔
お人柄の良さが滲み出ているようで思い描くだけで涙が出そうになる、そんな久世さんです
3人目。 優子ちゃんの相手役さん2人目・・・真琴つばささん
真琴さん=マミさんのことをお話するには目がハートになるCoCoさんです
恐らく優子ちゃんにとっても、かなり上級生で、何もかもわからない下級生の頃から
優しくお導き下さった久世さんはまるで神様のようなお師匠様のような存在で。
それに対してマミさんは新公やバウなどでも多少の経験を積んだ頃に組替えでいらっしゃって、
しかも自分の方が先にトップ就任していたこともあり共に戦った同志のような存在なのではないかなって。
CoCoさん的にも、久世さんのトップ時代はなかなか劇場へ通えず、 映像や書籍でしかコンビ姿は拝めず
それに対してマミさんとのコンビ時代は劇場にも入り出にも通っていたので、
その時その場にいた人間にしかわからないマミ×優子エピもたくさんあって、 これほどのめりこんだトップコンビはありません
久世さんには、ははぁーっってひれ伏してしまうイメージ。頭が上がりません。
でもマミさんだと、マミちゃーん大好きー愛してるーって叫んでしまうイメージ。ミーハー
どっちが良いとか好きとか、そんなのはありません。選べません。
どちらも心の底からお慕いしております。
マミさんの印象はやはり月組に来てからのものばかりになってしまうのだけれど。
(花組時代で印象深いのは、メランコリックのバロットと白扇花集のバレエの場面!)
段階的にマミさんにハマっていった3段階は、
ロンドン公演「ミリオン・ドリームズ」のレッドベレー
「ハードボイルドエッグ」のアレックスと酔っぱらう場面のシドニー
「ローン・ウルフ」の最初のゴンドラで登場したジェイソン これですね。
(いやぁ、ほんとマニアっぽくて申し訳ない・・・)
最初の2つはね、まったくもって上手くはないんですよ、いやむしろ下〇・・・
でもなんかわからないけど、うっわぁーカッコイイわぁーって思ってしまって。
ジェイソンに関しては、登場の瞬間にスターだ!スターが来た!凄まじいオーラだっって思ったのでした。
マミさんと優子ちゃんが組んだ作品で好きなものはもう挙げだしたらキリがないのだけど、
私はなぜか組んで踊るよりも並んで同じ振りを踊るお2人がすごく好きで
そういった点では「EL DORADO」と「Alas」の
ともに1幕最後のダンスはビデオを何度も繰り返し 見るほど好きでした。
そして、優子ちゃんのさよならショーで再現された「ローンウルフ」のバレエ教室の場面と、
先日の「セレブレーション100」でマミさんが特別出演してくださったTonightは、
きっと一生忘れることのできない光景です。
マミさんと優子ちゃんのコンビは、コンビだったから好きだったのではなく、
大好きな男役さんと大好きな娘役さんがトップコンビになった、
長く宝塚ファンをしていても なかなか経験できない奇跡のようなコンビでした
普段クールなイメージの優子ちゃんがマミさんにデレデレなお姿を見られるのもこれまたファンとしては 嬉しく、
私も優子ファンとしてマミさんに恋していた青春時代だったなぁと思います
ラスト4人目。 ゆうひさんの相手役さん・・・野々すみ花さん
実をいうとすみかちゃんが初舞台を踏んだ頃は私の宝塚離れ期でして・・・
正直最初の数年はよく知りませんでした
お付き合いで花組さんは時々観ていて、
すみかちゃんたち91期生の初舞台公演 「エンターザレビュー」も観ているのですが、
東京公演だったため、初舞台生ロケットもなく
すみかちゃんの名前も、何がきっかけで覚えたんだか記憶にない状態です。
当時(ま、今でもそうですが)次々と新人娘役が抜擢され、
イマイチ次へ 縶がらないまままた新しい子が抜擢され・・・
という劇団のやり方があまり好きではなくて。
男役ほどではなくとも娘役だってそれなりの経験や年数を積んで初めて出せる 魅力や技があり、
そういうモノを大事にしてくれないと、そういう育て方を してくれないと、
舞台の質は上がらないんですよ!ぷんぷん と思っていた私にとって、
バウヒロなんかに抜擢される娘役ちゃんたちはどの子もこの子も 同じように見えて個性がなくて。
覚える間もなく消えて行ってなんだかなー、って。
そんな中、同じように思っていたすみかちゃんを初めて認識したのは「舞姫」でした。
しかも舞台を観た訳ではなく、ダイジェスト映像と主演の愛音さんとのトーク。
あ、この子は話している感じもしっかりしているし
(なんかふにゃふにゃしゃべる子が多かったから) 何よりもエリスが素晴らしい。
この子の抜擢は続くと良いなぁ。 と珍しく思ったのを覚えています。
次に覚えているのは中日公演の「メランコリック・ジゴロ」。
桜一花ちゃん好きのCoCoさんとしては、 ティーナは一花ちゃんに来ないかなー
でもきっと劇団一押しのすみかちゃんなんだろうなー なんて思っていたわけで、
しかもそれは的中だったわけですが、 すみかちゃんのティーナも一花ちゃんのルシルもすごくよくてですね
これは実際に観ているので、下級生ながらに素晴らしかったと今でも思います。
そんな訳で、次作「愛と死のアラビア」を観に行く頃には、
チェックするのは、ゆうひくんと一花ちゃんとすみかちゃん。ってほどのお気に入りになってました
そんなお気に入りすみかちゃんが特別な存在になったのはやはりこの2点。
コンビヲタとしては、 わかりやすくゆひたんにでれるすみかちゃん&Sっ気たっぷりだけど
その裏では可愛くて仕方ないのであろうゆひたんの コンビは最高でした。
きっと厳しいこともたくさん言われたであろうのに、
その裏にある愛情をきちんと受け取って最後まで ゆうひさんを信じ慕いついてきてくれたすみかちゃんには本当に感謝です
すみかちゃんは演技力が評価されることが多く、私もエルザとか茶々とか大好きなんだけど、
実はすみかちゃんのダンスが大好きで、特に好きなのが「ルナロッサ」
なんともいえない中東の雰囲気とちょっぴり黒塗りな雰囲気が素敵で、鬘やアクセも素敵だったなー。
ラクダに乗って登場する場面や猫耳をつけてる場面、あとはフィナーレ前のデュエットとか。
あ、一番最初の紫のお衣裳の場面のダンスも素敵だったな
今でもすみかちゃんのブログは愛読してるんだけど、独特のちょっと不思議さんな部分は残しつつ、
賢さと芯の強さをのぞかせる文章がとても心地よいです。
これからも応援しています。(なぜか最後に告白)
以上、私の大好きな相手役様たち。
いつかここに希帆ちゃんの相手役さんも並ぶ日が来るのかな。
来ると良いなー