『DAWN DAWGS~朝焼けの旅路~』@スペース・ゼロ

それでは。

昨年の観劇記に戻りまして。

 

こちらは10月の公演のお話。

 

優子ちゃん(風花舞さん)ご出演の

「DAWN DAWGS」を観劇してきました!

 

 

 

 

天才劇団バカバッカ 本公演vol.21 10周年記念

こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ 提携公演

「DAWN DAWGS ~朝焼けの旅路~」

2019年10月10日(木)~14日(月・祝)
東京都 こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ

作・演出:木村昴  脚本:白倉裕二

 

CAST
木村昴、レノ聡、津賀保乃、野村龍一、赤間直哉、うみぐちうみ

石坂勇、風花舞、鵜飼主水、梨衣名、工藤綾乃、才川コージ、白倉裕二、

森谷勇太、yoshi.、武井雷俊、石毛翔弥、鈴木晴香、矢島美音、アンジェロ、掌幻

TAKAAKI、FUGA、境秀人、西垣和哉、Tacya、しらけん、KENTON、有木真太郎、

タジマレイ、IKA、Mayu、原しおり

 

STORY

舞台は現代、2019 年
人々に気付かれる事なく暮らすヴァンパイアたちが潜むとある街

刑務所では、いつも通りの朝がまた始まろうとしていたが…。
受刑者がひとり消えている。
1030 番の姿は、もうその刑務所にはなかったのだ。
その男の名は旅 人(たびと)。 

一生陽の目を見る事のないであろうアホすぎる
デコボコ刑事コンビが捜査を進める一方、
ハロウィンシーズンで賑わう世の中で密かに計画を進める
ヴァンパイアハンター

そして世を偲びシェアハ ウスに身を
寄せ合うようにして暮らすヴァンパイアたち。

旅人にヴァンパイアが言う“‐ならばウチに来るといい‐”

ヴァンパイアの住むシェアハウスへと足を踏み入れる旅人だったが……

耳の聞こえない少女、笑美(わらび)との出会いが旅人の運命の歯車を動かす。
FBI もお手上げのアホすぎる大統領。
謎の美人ヴァンパイアハンターの目的とは…

ヴァンパイア達の真実とは…

脱獄犯旅人の運命は…

何故、旅人は囚人となったのか。
何故ヴァンパイアたちは人々に姿を知られることとなったのか。

陽を浴びる事のない人々とヴァンパイアたちが紡ぐ、
ちょっとだけ切ない命の物語。

“− 人生は短い?馬鹿言うな。
人生は途方もなく長いものだろ。
死ぬよりよっぽど生きる方が大変なんだよバカヤロウ! ー”

天才劇団バカバッカが記念すべき10周年にお送りする、
過去最高の規模と汗と涙で東京を…
いや、 世界を熱くする!
パワフルでコミカルでファンタスティックな
ミュージカルアクションコメディ ー!

“‐ 話しの続きは、日が沈んでからだ ‐”

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

「天才劇団バカバッカ」さんの10周年記念公演に優子ちゃんがゲスト出演されました。

 

恥ずかしながらこの劇団さんのお名前を今回初めて知ったのですが、

団長の木村昴さんドラえもんジャイアンを担当されてる声優さんで

ヒプノシスマイク(通称ヒプマイ)のメンバーとしても活躍されています。

 

どうやら「QUICK DRAW」へのご出演がご縁となったようですね。

優子ちゃんのパフォーマンスが評価されてのことでしょうから、

嬉しいですしありがたいですね。

 

 

この公演、ちょうど10月の台風に直撃されてしまいまして。

雪組さんも全ツ初日が公演中止になったあの頃です)

これはもしや観られないかも???と泣きそうになったのですが、

日頃の行いが良かったのか私の優子ちゃんへの思いが強すぎるのか

なんとか観劇できました!

 

本当によかった!!!

 

 

いやしかし・・・笑った。

それはもう笑いに笑いました。

 

笑い転げて、こんなに声出して観劇したのいつ以来だろうなんて思いました。

 

 

優子ちゃんはどちらかと言えばシリアス担当で笑える場面には出てないのですが

随所に笑える要素が散りばめられていて、涙がでるほど笑いながら観劇しました。

 

 

なんであんなに笑ったんだろうな。

多分、あの刑事の2人組に笑ったんだろうな。

 

 

全体的に公演のボリュームが半端なくて、

これがバカバッカさんの通常営業なのか

10周年記念のスペシャなのかはわからないんですけど

もちろんきちんとストーリーのある芝居であって

そこにパロディ(ライオンキングとかレミゼとか)が入って来たり

ラップありタップありアクションあり映像あり・・・

 とにかく盛りだくさんで楽しい公演でした。
 
 
ストーリーとしては
まぁよくある人間vsヴァンパイアのお話なんですけれどもね。
 
 
 今回の変わっている点としては、
ヴァンパイアハンターというヴァンパイアと戦うために生きている人がいるのですよ。
 
主人公・旅人(たびと)はこのヴァンパイアハンター
かつて、このヴァンパイアハンターたちによってヴァンパイアは絶滅させられた。
と思われたけれど、実は生き残っていた。そんな現代のお話。
 
もうひとつ、この作品の面白かった点は、生き残ったヴァンパイアの中に、

 人間への復讐を企てる所謂敵キャラのヴァンパイア、だけじゃなく

人間と戦うことなくひっそりと生きていきたい優しいヴァンパイア、の2種類が存在するところ。

 

 

前者はもちろん敵キャラなので、ラストには激しいアクションシーンなどもあるのですが、

この後者のヴァンパイアさんたちは主人公を助けてくれるイイ奴たちで。

みんなで仲良く身を寄せ合って暮らしてるんですよ。

 

そんなヴァンパイアハンターや2種類のヴァンパイア。

主人公の家族。刑事たち。

に加えて、余計話をややこしくしていく高校演劇部の面々。

 

 

 登場人物がとにかく多くて、でもみんなにそれぞれ見せ場があって

笑いも入れつつ、ちゃんとストーリーになっていて素晴らしかったです。

 

 

 

優子ちゃんの演じたペトラというお役は、

人間と敵対する側のドラキュラ3人組の1人です。

所謂 敵キャラポジですね。

3人組の紅一点としてのお姿が美しくもカッコイイ!!!

 

ビジュアルもだし、アクションや台詞回しなんかも超クール!

でも。

カッコイイ反面なかなかなドラマチック担当で泣かされもしました・・・

 

このペトラさん、かつての人間との抗争の時に母親を亡くした人間の赤子を引き取って

それからずっと育てているんです。

その子は人間だけれどもドラキュラに育てられているのですっかりペトラさんのことを

「ママ」と慕っています。

この、ペトラさんの「娘」に対する愛が泣かせるんですよ・・・

 

ただの敵キャラじゃない、そんな見せ場もあるめちゃめちゃ素敵なお役でした!!

 

 

 

優子ちゃん以外で素敵だったのは、

優子ちゃんと同じ敵ドラキュラのリーダー格である

ピーター役を演じた鵜飼主水さん!!

 

この方はラスボス的ポジションでラストに主人公とのアクションの見せ場があったのだけれど

それがもうびっっっくりするくらいに美しくかっこよくて!

初めて早乙女太一くんを見た時のような衝撃でした・・・

あとから調べてみたら殺陣師でもある方らしく・・・納得!!

あとはですね、単に

ピーター&ペトラの並びが美男美女で眼福の極み

でありました!(えへへ)

 

 

もう1人。

すごく可愛かったのが、ペトラに育てられた「娘」

笑美(わらび)役の矢島美音ちゃん

可愛くて可愛くてねー!!

おしゃべりができない役設定だったので、手話を使って表現するのだけど

動きや表情だけですごくいろいろなことが伝わってとても感動しました。

 

 

おもしろポイントや印象的だったポイントはもっともっと

いっぱいあったはずなのに、おかしいな・・・

もはや今となっては思い出せない・・・

(もっと早く記事にしないからだよ笑)

 

 

 

あ、芝居内容とは関係ないけど、普段行きなれてる劇場に比べて 客層が若い!!!

多少の場違い感は感じつつも楽しい経験でした。

 

 

きっとこれからまだまだ伸びていく劇団バカバッカ。

これからもどんどんと新しい作品で楽しませてほしいし、

いつかまた優子ちゃんが出演する機会もありますように!!!

 

と、願っております!

 

 

以上!!!

(次々行きますよ・・・)