またしても長らく間が空いてしまったのですが、
タカラヅカ・シネマティック
『ローマの休日』
ROMAN HOLIDAY ® & © Paramount Pictures Corp. All rights reserved.
脚本・演出/田渕 大輔
2016年6月14日- 6月19日 中日劇場
2016年6月25日- 7月10日 赤坂ACTシアター
2016年7月30日- 8月15日 梅田芸術劇場
実際に観劇してみたら、信じられないことに本当に2曲歌ってました。(更に失礼)
大空ファンの鳳翔大への熱い想いを甘くみてもらっちゃ困るんですよね。
ま、話それるんでこれ以上は語りませんが。(笑)
大ちゃんのお役、本役はちぎちゃんが働いてる新聞局の支局長さんで、
これがまたなかなかのイイお役なんですが・・・
そりゃあの役は大ちゃんしかないと思うわ・・・
突然大ちゃんから始めちゃったから(笑) 以下、順不同に。
まぁまずは何と言ってもアン王女を演じたみゆちゃんよね。
本当に素晴らしかった
とてもよかったんじゃないかと思う。
ジョーの友人役アーヴィングがこれまたいいお役で。
あんまり柄は良くなさそうなんだけど、カメラマンとしての腕はあって、
翔くんのお芝居はとても丁寧に役を創っている感じがして好きです。
みんな、忘れないでね、あのヴェスパ、フランチェスカのだからね!!!
あんな可愛い子が待っててくれたら急いで帰ると思うけどね。まったく!
長身で存在感もあるし、いちいち動きが目につくし、細かくいい芝居してるんですよねぇ。
最初はスクープ狙いでアン王女に近づいてるわけだから、宝塚の2枚目にありがちな
正義と慈愛にみちたヒーローでもないし・・・
ふらふらのアン王女を最初に保護したときだって絶対ベッド譲らないもんね!優しくないよね!!
真実の口の場面は映画に勝るとも劣らない名演だったと思うし、
ジョーとアンのそれぞれの決意と絆と、それでいてもしかしたらもう2度と会うことはないのかもしれない、
っていう切なさとで。
そんなジョーとアンの、「2人の心の中ではしっかりつながっている感」っていうのはやっぱり、
演じるちぎちゃんとみゆちゃんのお互いへの信頼感ならではなのかな、ってまたじんわり感動。
「ローマの休日って見たことないんだけど、案外面白いシーンもあるんだねー」
と言ったら
「ローマの休日を見たことない日本人なんているの?」
と真顔で返されました
でも先に「桜華」新公についてを殴り書くかも。