「ブエノスアイレスの風」

続いては!

 

大好きなありちゃん主演の

ブエノスアイレスの風」を観に行ったお話!

 

これはね、配信ではなくちゃんと劇場で観ました。

贔屓以外では基本的に遠征しない人間なのですが、

5月は東京で真彩さんのファンミがありましたのでね。

青年館へも足を伸ばして参りました☆

 

いやーほんと、観劇して大正解☆

想像以上に素敵な作品でございました!

 

 

ブエノスアイレスの風』
-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…-


作・演出/正塚 晴彦
紫吹淳主演で1998年に初演、柚希礼音主演で2008年に上演され、

いずれも好評を博した作品の待望の再演。
1900年代半ばのブエノスアイレス

反政府ゲリラのリーダーで政治犯として囚われていたニコラスが、特赦により7年振りに釈放される。

軍事政権が倒れ、民主制となった祖国で新たな人生を歩み始めたニコラスは、

ダンスの才能を買われ、タンゴ酒場の花形ダンサーであるイサベラのパートナーとして

雇われることとなるが、そこへかつての仲間リカルドが現れ…。
新たな生き方を模索する男の姿を通し、人生の意味を問いかける物語を、

ドラマティックなタンゴを随所に盛り込んでお届け致します。

 

主演:暁 千星 

 

日本青年館ホール:2022年5月3日(火) - 5月10日(火)

シアタードラマシティ:2022年5月18日(水) - 5月26日(木)

 

月組公演 『ブエノスアイレスの風』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

初演も再演も映像も未見ではありましたが、

初演時代の月組への思い入れが強い(強すぎる)ので

「初演を見てない初演の亡霊」

という新しい生物になり果てました……

 

 

 

まずですね、幕間の感想はもう

 

「ありちゃんかぁっこいぃぃぃぃっっ!!」

 

でしたね笑

 

1幕前半のゲリラとか軍事政権とかの説明の場面の

ダンスシーンがあまりにもかっこよくて

雄叫び上げて立ち上がりたいくらいでした……

 

そしてこれをリカ様(初演ニコラスの紫吹さん)が

やったのかと思うと想像だけでかっこよすぎて萌え死にました……

 

 

そして終演後には

「よかった…とてもよかった…
想像以上に好きな作品だった…」

ってしみじみ思いました。


「ありちゃん」もかっこよかったけど、

それ以上に「ニコラス」がかっこよかった。

 


こ、これをリカさまが……?

それはさぞやかっこよかろうて…bot(長)が爆誕しました笑

 

 

なんていうか、どこがって言われると

自分でもまったくわからないんだけど、

ありちゃんには時折ゆうひさん(大空)ぽさとか

まみちゃん(真琴)ぽさをほんのり感じることがあって

つまりそれは結局

私の好きな男役さんのタイプ

ってことなんでしょうね笑

 

 

昨年同じ正塚先生の「バロンの末裔」が再演された時に

「もっと暗いお話かと思ってたら案外明るい場面もあった」

的な感想が散見されたんですけど(笑)

実は私もこの作品に同じこと思っちゃいました。

案外笑いの起きる場面も多いんですね。

リカルドとリリアナの「乾杯!」とか最高に好きな場面です。

 

あと面白かったのはあみちゃんのマルセーロとバーテンさんね。

ってか、あのマルセーロ!

初演タニちゃん(大和)なんでしょ?

いきがったタニちゃんとか絶対面白いやつじゃん!笑

 

 

 

さてさて。

 

とにもかくにもまずは

ニコラス役のありちゃん(暁)!

 

いやー大変かっこよかったですね!

元々のダンス力に加えて歌も本当にお上手になったし

芝居もまたよかったの!

そしてビジュアルも最高によかったの!

 

まずお衣装がどれもこれも素敵で似合ってて

着こなしや動きのひとつひとつが洗練されていて

あぁこれが男役として10年積み上げて来たものなんだなぁって

心から感心しちゃいました。

 

カフェのボーイさん?バーテンさん?風なお衣装が

もうときめくレベルで最高にかっこよかった!
その後すぐにダンサーになっちゃうから

あのお衣装最初だけなんだよね。もったいない!
あーでも青のスーツも黒のスーツも

もちろん革ジャン風なのも緑っぽいスーツも

どれもさり気なくお洒落で似合ってましたね。

 

そういえば、ツイレポに

「ありちゃんの開襟」て文字がいっぱい並んでたのに

まったくチェックし忘れてたね……
自分の節穴っぷりにびっくりよね……

 

 

あとね、正塚先生の描く世界観

先生がそのお役に与える台詞たち

ありちゃんの相性がものすごくよかった。

と、私は思う。

 

ニコラスっていうキャラクターの持つ

リーダー感もすごくありちゃんに合ってたんだと思う。

革命軍を率いて軍事政府と戦っていたにしては

強さよりも優しさや器の大きさをより感じさせて

しかもそこはかとなく滲み出る賢さ

でもやっぱり内面には熱いものを持っていて、

生きる意味や目的を模索しているような姿も合う。

 

それでいてタンゴダンサーとしてダンスの見せ場も存分にあるんだから

ありちゃんにこの作品を、っていうのも納得。

 

安宿のフロントでひょいっと鍵を取ったり

眩しそうに空を見上げたり

風に吹かれたり…そんなひとつひとつが

とてもかっこよくって大好きだった!

 

でもこれら全て

「これをリカさまが……?(絶対かっこいいやろ)」

と思ってしまうので、

実はこの作品はハリーによる

「こんなリカさま見てみたい」の詰め合わせだったのかもしれない笑

 

 

イサベラ役のじゅりちゃん(天紫)は、

ヒロインとか相手役っていうよりは

ダンスパートナーっていう印象だったかな。

 

今回は歌がなくて残念だったけれど

ダンスもお芝居も上手で手堅く演じてたように思います。

 



ニコラスとイサベラの間のやり取りはどこも好きだった。


イサベラがそれ(オーディションを受けること)は

私のためなのかと問うた時に、

断る理由がないしそれがお前のためになるのならそれでいい、

みたいに返すやりとりとか

 

目的を遂げたい時にはその理由を思い出せ、

ってニコラスに言われたイサベラが

「踊りたいから、踊ることが好きだから踊る」って

改めて意識するあたりとか

 

なんかもういかにも正塚作品だし、

そんなニコラスがめちゃめちゃかっこよかったんですよね。

 

元々彼自身がダンサーになりたかったわけじゃなく

イサベラのオーディションのパートナーを依頼されて

そこが自分の本来の居場所ではないと思いつつも

それが見つかるまでは、と引き受けるニコラスの、

運命に逆らわず流れに身を任せ、それこそ風に吹かれて

でもちゃんと自分の在るべき場所を模索し続けるところが

本当にかっこいいし

「ただ生きていること

がどれだけ幸せなことか」

をちゃんとわかってる人なんだと思う。

そんなとこもかっこいい。



雨の中のイサベラとの場面

約束は破ってしまったけれど

それをちゃんと謝る姿は真摯で誠実だし、

何があったのかを話しながら想いが溢れて

悔しさに打ちのめされている彼を

イサベラがそっと包む一連がとてもよかった。

 

正塚作品は本当にさり気なく

必要以上の盛り上げ方をせずに感情に波を立てる。

 

兄に何が起きたのかをリリアナに問われても

ニコラスはそれに答えることは出来なくて、

そういうことなのかと問われて肯定するのみなんだけど、

雨の中出会ったイサベラの前で初めてそれを口にして

その瞬間から悔しさや自責の念が溢れ出してしまうところも好き。

 

イサベラが目の前のニコラスを包んであげたくなるのがすごくわかるし、

多分客席総イサベラ化してたと思う。


ただこれ、属性ワンコのありちゃんだから

ほんと「雨の中で震える子犬」的な愛おしさがあったけど、

リカさまだとどうだったんだろうなぁ。

全然持ち味違うもんなぁ。

 

(って思ってたらリカさまファンの方から

「大色気放出場面だった」と聞いて

ますます紫吹ニコラス見たくなったので

スカステさま初演の放送待ってます!)

 

 

 

ところで、ですよ。


組んで踊ってる最中にニコラスが思わずイサベラに

キスしそうになるのはあれは一体どんな感情からなんだろうか?

本当にただ「思わず」なのかな?

あの描写をわざわざ入れるのにはどんな意味があるんだろう?
一定の距離は置きながらも、

異性としての魅力を全く感じてないわけでもない、的な?

 

 

ちなみにあの雨の夜には私はあの2人は一線を越えたと思っていて、

でもだからと言ってそこから恋人同士になるかと言ったら

そうでもないんじゃないかと。
独特の空気の変化はあったにしても。
ずっとずっと長い先の話ならまたわからないけど。

 

もし軍事政権がなかったなら……
ニコラスは大学で法律を学んで立派な弁護士になって

エバと結婚していたんだろうか。
そうしたらきっとエバは悩むことなく教師を続けていただろうな。
でもそれだとイサベラの人生には光が射さなかったのかもしれないな。

 

 

 

あみちゃん(彩海)演じるマルセーロ

イサベラに因縁付けてくるところとか、

これタニミエ(大和西條)だったってことか…最高じゃん…って、

また初演厨みたいなこと思っちゃった。

(注:初演観てません)

 


あみちゃんマルセーロはとてもよかった!です!

さすがに蹴られすぎて笑っちゃったけどね。

最初の蹴りは床蹴って音出してるけど、

後半上手袖に追い出すあたりは多分本当に軽く蹴り入れてるよね?

蹴る側も蹴られる側も上手くないとだよね、あれ。

 

中途半端なチンピラのマルセーロがこれ以上ヤバい方向に進まないように

痛い目に遭わせてるのはニコラスの優しさだと思うけど、

そんな優しさと、でもやっぱり使う手段が荒っぽいところと、

どの程度痛め付けたらどの程度の怪我をするのかわかってて

ギリギリのラインを攻めて行ってるあたり、

「さすが元革命軍のリーダー」って思わせる効果もあって巧い。

 

でまた、これがあって後半のマルセーロの

「俺はヤバい奴には手を出さないようにしてるんだ」みたいな台詞が

「あーこいつ、ちゃんと学んだんだな」って思わせて

可愛くて笑っちゃうんだよね。

(ねぇこれが初演タニちゃんとか宛書すぎて笑えるんだけど)

 

 

あ、あとね。

リカルドが武器商人を前にしてリリアナのことを妹だって

聞いた時のあみマルセーロの驚きかたもよかったね!

ほんとマルセーロ愛すべきキャラだった!

武器商人さんの「とんでもねぇヤツだな!」みたいなのに

めっちゃ深く同意してたもんね。

 

あみちゃんの月組での最初のお役がマルセーロでよかった!

1作だけどありちゃんと

同じ作品に出てくれて嬉しかった!

 

 

 

おだちん(風間)のリカルドを見てて、

これ初演樹里ぴょんとかほんとわかりみしかないなって思った。

リカさまと樹里ぴょんはさ、

ベルナルドとアニータの翌年にニコラスとリカルドだったってことでしょ?

すごくない?


で、このリカルドっていうお役。

妹が大切なのはもちろんなんだけど、

ニコラスのことも大好きだよねきっと。

どこかでずっと憧れてたんだろうな。

 

おだちんはやっぱりさぁ…

隅から隅まで上手いよねぇ。

ありちゃんの月組最後の作品で、

こんなにたっぷりのありおだを見せてくれて感謝しかない!

 

武器商人・れんこんさん(蓮)との

やり取りの場面なんて2人ともが最上級に上手くて

なんか…やっぱり…月組ってすごいな……って

変な納得をしてしまったり。

 

(まぁでもれんこんさんはもう少し大きなお役で

観たかったですけどね)

 

 

 

リカルドは、ニコラスがどれだけ説いても折れなかったのに

「リリアナの将来」って話にはやっぱり揺らぐんだよね。

自分と一緒にいたい一心であの子が悪事に手を染めていくこと、

実は気付いてたことを正面から指摘されるから。

あそこのニコリカのやり取りすごく好き。

 

 

全然方向性は違うんだけど、

例えばチャリティーとかボランティアとかそういった慈善活動を

熱心に一緒にやってた仲間がいたとして。

そしてその活動が志半ばで強制終了されたとして。


活動が出来ない間にもうそれをする必要はなくなっていて、

でもそれはいいことなんだからと受け入れて

また違う新しい人生を歩いて行こうって人と、

また活動出来る日がやってきた!もちろんまたやるだろう?

って人との間にはどうやっても越えられない壁があるよね。


半端に終わったまま燻っている人ともう活動に意味を見出せない人。


当時の熱量や想いは間違いなく一緒だったとしても

きっともう同志として生きていくことは出来ない。難しいね。

 

生き残った革命家が、

これからは何のために生きていったら…?ってなるの、
どこか新撰組や薩摩の侍たちのようだな、なんてことも思ったり。

考えてみれば彼らもまた目指す場所を違えて別々の道を辿ったんだったね。

 

 

 

話を戻しまして

(すぐに脱線するのが僕の悪い癖で)

(↑「相棒」に薫ちゃんが帰ってくる記念)

 

 


リリアナ役のまのんちゃん(花妃)は、

可愛くて上手ですごくよかったんだけど、

あのほんわか可愛らしさとあの特徴的なお声だと

今後大分役を選ぶのでは?という要らぬ心配など。


学年が上がるに連れて大人っぽいのも守備範囲に入ってくるといいね。

 

ねぇあとさ、子供の頃からずっと大好きで

会うとドキドキしちゃうかっこいい人に

「今日からは俺が兄貴だ」とか言われても

無理じゃない?え?私は無理

 

 

リリアナが兄ちゃんに私もやるって言った時に

「ここでわかりやすい悲劇作るならリリアナが死んじゃうよなぁ」

なんて思ったんだけど、でもその直後に

「でも正塚先生はそれはしないんだよなぁ…」

みたいなことも思ったりしました笑

 

 

 

エバはさ、これはもう

こもさん(初演の美原さん)宛書よね。

わかるわ。

学校の先生っぽいしリカ様の元カノっぽいもん。


みかこちゃん(羽音)は穏やかながらも

きちんと芯の強さは持ってるエバで素敵。

 


ビセンテさんのぱるくん(礼華)は、

どんなお役なんだろうと思ってたけど

ただの嫌なやつじゃなくて最後には話のわかる男でよかった!

ここ本当にこの話の救い!

 

まぁでもお前が変に勘ぐったりしなければ

リカルド死ななかったんじゃん?とも思うんだけど。

 

あとさ、これ結構Twitterでも言及されてたけど、

ビセンテエバのカフェの場面での、

(店員さんがこぼしちゃったから)

とりあえず1人分しかない紅茶を

エバビセンテ側に先に置いた後の

何のためらいもなく自分が先に飲むビセンテ

こんな何気ない設定1つにその人物のキャラが

滲み出るから面白いよね。

(せめて礼を言ってから飲め)

 

 

あと、ここのカフェの場面で

お客さんとしているなつこさん(夏月)がまた

本当にいそうな客の空気を出しつつ

それでいて真ん中を邪魔するわけでもなく

本当に上手いのよね。

 

お店での遠くからそっとイサベラのことを見守ってる感じも

素敵なんだよね。

 

あと、1場面だったけどイサベラのお母さんもなつこさんですよね?

いやーもう本当に上手い。

それぞれのお役としての佇まい方がとても好き。

(次公演でご卒業とのこと。寂しい限りです)

 

 

同じく出番としては少なかったけれど、

イサベラの姉役の清華 蘭ちゃんもよかった!

 

あと、上にも書いたバーテン役の彩路ゆりかくん!

彼の醸し出す味も可笑しみがあって好きだなー!

 

 

さすがだったのはロレンソ役のりんきらさん(凛城)!
現実見えてる感と人間的な温かさのバランスが絶妙。

オーディションを受けられなかったイサベラを気遣って

ご飯でも?って声掛けるあたりの優しさとかさ。素敵。

 

そういえば初演のロレンソさんて誰だったんだろう?って調べて、
美郷真也さんんんんん最高おおおぉぉぉってなった笑

 

 

はーちゃん(晴音)はね、

そりゃシビさんほどの深みを出すのは難しいかもだけど、

フローラはあみちゃんの母親役なんだから

雰囲気的にはバッチリだったと思う。

 

ただ私が観た回は1幕も2幕も歌中の

多分同じとこで歌声がよれっとしてしまって

ここは技術的な問題だから頑張ってほしかった!

 

なんて思いながら観た次の回では

(あ、そうそう複数回観たんですよ実はえへへ)

幕開きのはーちゃんのお歌がその前観た回より断然よかったので

私が最初に観た回があまり調子がよろしくなかったのかな?

(そんなはーちゃんも次で最後とか…えーん寂しい)

 

 

 

そういえば配役に納得いかなかった

ゆいちゃん(結愛)ですが、

踊ってる姿はとても美しかったし

娘役群舞はセンターだったりれんこんさんとペアだったり

管理人の娘ではほんの少しだけどありちゃんと2人の絡みもあり、

多少納得しました…

 

けども……

はぁぁぁこれでありゆいも見納めかぁぁぁぁ寂しい!

ってのが本音でございます!!!泣

 

 

 

観劇からしばらく時間が経っても尚、
「かすり傷だって言ったじゃんニコラス!」
「こんなとこで死ぬわけにいかないって言ったじゃんリカルド!」
「なんてドジしてくれたんだよマルセーロ!」
って思ってなんか悔して泣きたくなってきたりしたので

私はこの作品かなり気に入ったっぽいですね。笑




♪ビエント〜デ〜ブエノスアイレス
っていう主題歌もずっと頭の中で回り続けるしね。


芝居中に歌がほとんどない作品だけどこの主題歌は本当に素敵。

 

 

 

さてさて。

フィナーレナンバーですが。

ほぼ初演の通りだそうですね。

 

風間リカルド×花妃リリアナ

礼華ビセンテ×羽音エバ

そして、彩海マルセーロ×天紫イサベラ

この3組で繰り広げられるタンゴには

それぞれのお役への感情が溢れて

エモエモなテンションになってしまった。

 

 

居並ぶ男役さんを率いた青いスーツのありちゃんの脚上げ

それはもう見事な上がりよう&かっこよさ

遠征から帰宅してすぐに初日映像で確認してしまった。

そのくらいよかった。

きっと初演再演のかっこよさを出したいって本人も思ってたんじゃないかな。

大丈夫!かっこよかったよ!

 

暁ニコラスを囲んで踊る

イサベラ・エバ・リリアナ、っていう構図は

確か芝居中にもあったと思うけど

フィナーレナンバーの中にもあって

3人が3人とも持ち味が違って素敵だったし

その3人の真ん中にいるありちゃんが

とてつもなくかっこよかった!

 

あとね、はーちゃんの黒ドレスが素敵だった。

周りの色味とちょっとだけ違う感じがして。


りんきらさんとなつこさんが組んで踊ってるのも

大人な組み合わせで素敵だった。
専科さんに行くとなかなかダンスを見られなくなっちゃうから

ファンの方も嬉しかったんじゃなかろうか?

 

 

そうそう。

フィナーレ立ち位置は初演の配役の通り!って聞いてて

まぁそうなんだろうなぁとは思うんですけど

それであの、武器商人役のれんこんさんが

男役群舞のセンターで踊ってたんですけど、

武器商人役のゆうひさんもセンターで踊ったりしてたんです?

それはやっぱりしてないんです?やっぱり?(失礼w)

 

 

最後に出演者たちが出て来て

みんなそれぞれありちゃんと絡んでいく演出は

ただでさえ泣きそうになってしまうから

やっぱり楽公演を映像に残してもらいたかったなぁなんて思う。

 

本当にみんなが順番にありちゃんにアピールしてて、

みんないい表情してたんだよねー!

とっても良い演出でした!

 

 

 

最近はあまり新作もないけれど、

「銀の狼」「WANTED」「ハードボイルドエッグ」「バロンの末裔」あたり

正塚作品は私にとっては思い入れの強いものばかりで。

メラコリやBJも大好きだし。

(まさかのれいこちゃんでBJ再演とは驚き!)

あとはちゃぴちゃんはルパンのカーラが実は大好きだった。

さよならショーで歌ってくれてちゃぴちゃんも好きだったんだなって嬉しかった。

またいろんな名作が再演されるといいなぁ。

 

 

ありちゃんの主演作といえば

「Arkadia」は3列目くらいで観たんですよ。
あの時はひかりふるの大劇場遠征合わせのバウ観劇で。

 

こんな小さな劇場で主役するありちゃんを見るの最後かな?

次はもっと大きな劇場かな?なんて当時思ったけど

あれから5年も経ったんだなぁ…

ありちゃんのことは初舞台の時から応援してたけど、

やっぱりきほちゃんがトップになってからは

他の組を観に行く余裕なんてなかなかなかったから、

これからはなるべく観ていけたらいいなぁ…

なんてことも思いました。

 

お次は星組デビューの全国ツアー公演ですね。

行けるかなぁ…行けるといいなぁ…

 

 

 

最後は作品じゃなくてありちゃん語りになっちゃいましたけど、

以上、ブエノスアイレスの風」についてでした☆

 

お次は『hitaruのひととき 〜魅惑のミュージカルナイト〜』について!