「シャーロック・ホームズ」&「Delicieux!」

はい、次々行きますよ。

 

お次は宙組さんを観に行ったお話

 

こちらの公演は、まず大劇場で観劇しまして、

お芝居もショーも大変楽しくて気に入ってしまったので

東京千秋楽も配信で見てしまいました。

 

大好きなららちゃんも最後でしたしね。泣

 

f:id:CoCo7698:20210607143128p:plain

 

Musical
シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-
~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~
作・演出/生田 大和   

 

19世紀末イギリスの小説家コナン・ドイルが生み出した不滅のヒーロー、シャーロック・ホームズ

その人並み外れた洞察力と観察力、そして変装術を駆使する名探偵の縦横無尽の活躍を描いた

シャーロック・ホームズ・シリーズ」は、時代と世代を超えて今尚、

様々なメディアで世界中の人々を魅了し続けています。
稀代の名探偵、シャーロック。その宿敵となるジェームズ・モリアーティ教授。

ただ一人、シャーロックの心を動かした「あの女」、アイリーン・アドラー・・・

「罪を追う者」。 「罪に生きる者」。 そして、「罪を背負う者」・・・
「罪」によって分かち難く結ばれた三人のキャラクターの描き出す幾何学模様(トライアングル・インフェルノ)!
「人」とは? 「罪」とは? そして「愛」とは? 
霧と煙に包まれた都・ロンドンを舞台に、

数多の難事件を解決してきた名探偵の挑む冒険活劇。
なお、この公演は、新トップコンビ、真風涼帆・潤花の大劇場お披露目公演となります。   

 

タカラヅカ・スペクタキュラー
『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-
作・演出/野口 幸作   

 

フランス語で、“とても美味しい”を表す言葉、“Délicieux”。
いつの世も人々を魅了する“スウィーツ”をテーマにした、絢爛華麗なパリ・レヴュー。
真夜中のパリの街で道に迷いお腹をすかせた美少女ラ・フルールが

古びたパティスリー(洋菓子店)に足を踏み入れると、

甘い香りと共に美男子パティシエ、ル・ヴォンが登場。

ラ・フルールはル・ヴォンに誘われ、究極のスウィーツを求めて

ベルエポックからレザネフォルを始めとした古き良き時代のパリを

魅惑の音楽と共に巡ります。
真風涼帆と潤花の新トップコンビを中心とした宙組がお届けする、

スウィーツのように甘美な夢のひと時をお楽しみください。

なお、この作品の宝塚大劇場公演において、第107期生が初舞台を踏みます。   

 

主演:真風 涼帆、潤 花

 

公演日程:宝塚大劇場 2021年6月26日(土) - 8月2日(月)

     東京宝塚劇場 2021年8月21日(土) - 9月26日(日)

 

宙組公演 『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

まずはお芝居

シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」について!

 

いやーとにかく作品として面白かったです。

元々原作の世界が好きだからっていうのも大きいけど

芝居として面白いし多分生田先生の作品が私は好き。

 

そして飄々とした真風ホームズがとてもいい。

個人的にはトップさんになってからのお役で1番好きかもしれない。

 

あとはやっぱり芹香モリアーティが良くてね…!

 

まかキキの対決場面って
だいきほの歌、ことなこのダンス、と同レベルで

宙組のウリだと思うよね。

 


まさか最後泣かされる展開になるなんて思ってなかったし、

そこから一転はまぁ原作からしても想定内だとして、

そこからもう一転、は想定外だった!

ラストもう一回ちゃんと見たい!!!と思ったのが

配信まで見た1番の理由だったかも。

 


ずんそらららじゅりっていう層の厚さも素晴らしいし、

私の大好きなゆいな少年もいい!
さらちゃんひろこちゃんサラちゃんも可愛かったし、

ソファでわちゃわちゃする陽彩×ひばりとか何事ですか???


新コンビの場面は最後にとってつけたような感じがしなくもないんだけど(笑)

でもかのちゃんアイリーンは華やかなヒロインだった!
芝居はいい、歌はおおぅ…って思わなくもないんだけど、

まぁ許される範囲内だと…私は思う!思うよ!

 

 

 

冒頭で出てくる切り裂きジャック事件。
ホームズから何やら依頼されるイレギュラーズたち。
お気に入りのゆいなさらちゃんひいろちゃんなどなど。

みんな見たくて困ってしまうイレギュラーズ。笑

 

暗号は解読したものの
逆に掴んだ尻尾を振り切られたホームズ。

作品通して印象的なモチーフである鎖の演出。

 

 

「こんなにワクワクしたのは

 生まれて初めてだ!」

ってワクワク顔のモリアーティ。
声のトーンと口調で彼がどんなキャラクターであるかが

よく伝わる好演。

 

スコットランドヤードでも解決出来なかった難事件をサラリと

解決してしまったホームズ。

そのホームズの手の内を読んで更に裏をかいてきた

モリアーティ。

天才同士のハイレベルな興味深い対決。

見てる側もまるでモリアーティみたいにワクワクしてしまう。

 

あと、それぞれに兄ちゃんがいて、

ホームズの兄・マイクロフトのりんきらさん

モリアーティの兄のしどりゅうさん

もとてもいい味を出していて、

2組の兄弟を描いているのもよかったな。

しどうさんの困ったような「ジェ~ムズゥ~」が可愛かった!

 

 

イカー街221B

ハドスン夫人所有のアパート。

 

ここはまずセットが素敵だった。

小説を読んだ人はきっとそれぞれにこのお部屋を想像すると思うんだけど

想像に違わぬ、見事な再現!

 

 

日替わりアドリブ場面だった真風ホームズと

桜木ワトスンの「退屈だぁ~」の場面。

 

私が観たのはちょうど東京五輪の開会式の日だったので

ホームズが卓球の素振りをするネタでした。笑

まかずんの可愛い絡みに

更に可愛く絡んでくるハドスン夫人ららちゃん

 

この221Bの場面では、

ホームズのキャラクター説明や

ワトスンとの関係性、これまで解決した事件などが説明される。

ここで説明役の桜木ワトスンくん

歌が上手いのはもちろん口跡爽やかで歌詞が聞き取りやすい点は

非常に重要だったと思います。

そして説明場面だけれど小難しくならなかったのは

最後出て来たみんなで楽しくラインダンスになるからかなー?

可愛かった!あの場面!

 

 

ロイヤルオペラの場面の歌手は

きゃのんさんどってぃでしたよね?ね?

どってぃー!!!

きゃのんさんと並んでも負けない貫禄と巧さ!

 


歌と言えば逆に歌手役のアイリーンには歌わせず

そこを説明台詞にしたのはある意味大正解かも。笑

 

 

そうそう。歌と言えば!

モリアーティたちの秘密の武器庫の場面での
陽彩ちゃんの影ソロが最高だった!!!
狂った世界に響く不安を煽るような歌声。

 

狂ったと言えば、

アイリーンに逃げられた後のモリアーティのソロ

よかったですね。
いい狂いっぷりでした。(最上級に褒めてます笑)

 

桜木ワトスンくんの恋人である天彩メアリー

優しさを余すところなくにじみ出していて素晴らしかった。

 

「重そうな荷物を抱えているから」

っていうアイリーンに対しての台詞とか

本当に涙が出てしまう。


アイリーンが自身の過去を吐露した場面の後に

これだから余計にじわじわとくるものがある。

 

「なぜ言わなかったんだ?」に対する
「言えなかったのよ、きっと」もいい。

自分がアイリーンの立場だったら

そんなの聞いたら泣き崩れてしまいそう。

 

 

スコットランドヤードは歌うま揃いの素晴らしい面々だったけれど

やっぱり中でもレストレード警部・和希

ずば抜けて上手い&カッコイイ。

(もちろん私がそらちゃん大好きだからですけれども)

 

 

そして最近とてもお気に入りの愛未サラちゃん!!!

とにかく可愛い!

オペラでずっと探してました!

発見できた場面はわずかだったけれどでも可愛かったー!!!

 

 

 

物語のクライマックスにはもちろん

ホームズvsモリアーティの

ていうかまかキキの直接対決の場面。

 

まかキキの銀橋ってもう宙組名物ですよね。

これが始まるとキタキタキタってなるし、

本人たちも対決を楽しんでいるかのように見える。

 

思い返せば、

カイルとラムセスの銀橋対決から始まり、
ダニーとラスティのオーシャンズ10も名場面だったよなぁ。

 

今回の「The Game Is Afoot」を歌う2人の銀橋場面も

最高のかっこよさでしたね。

 

 

というわけで見せ場の決闘の場面。
ライヘンバッハ滝のセットですね。

 

生田先生は場面転換やセリ使いなんかもお上手なので

(この直接対決でまた鎖を使ってるのもいいですね)

 

滝での決闘・滝つぼへの転落

ホームズの葬儀(ここのワトメリにボロボロに泣かされた)

変装したホームズの登場(上手でずっと小芝居してる真風氏w)

アイリーンの名台詞「シャーロックホームズさんこんにちは」

旅立つホームズからアイリーンへの「一緒に行かないか」

まかかのデュエット(アイリーンがようやく笑顔を見せてくれて泣ける)

駅のセットからの・・・まさかのモリアーティ???

 

っていうこの流れが本当にスムーズでいて

きっと原作ファンの方にも喜んで頂ける要素が盛り込んであって

お披露目である新トップコンビの見せ場もあって

最後には、え?これどういうこと?えー?

ってなって終わるって言うね。

 

あと、ずっと自分の居場所がみつけられなくて

いつも何かから逃げて何かと戦っているような日々だった

アイリーンがようやく安心して笑っていて、

その笑顔が見られてとてもよかったと思いました。

かのちゃんにはハッピーに笑っていてほしいです。

 

 

 

とてもとても楽しく娯楽性の高い良き作品でした☆

 

 

 

 

続いて!

ショー「Délicieux!-甘美なる巴里-」について。

 

可愛くて楽しい最高のショーでしたーーー!!!

かのちゃーん!素晴らしい作品でお披露目おめでとー!!!

 

今回のショルダータイトルはタカラヅカ・スペクタキュラー」

野口先生のスペクタキュラーシリーズですね。

 

 

デビュー作の「THE ENTERTAINER!」は「ショー・スペクタキュラー」

だいきほお披露目の「SUPER VOYAGER!」は「レヴュー・スペクタキュラー」

そして来年年明けの「ODYSSEY」は「New Year's Spectacular」

なんですね!

野口先生のショーはどれも好きだし、

今回は生田芝居×野口ショーという私の大好きな

ひかりふる路」×「SUPER VOYAGER!」と同じ組み合わせなので

発表された時から期待大でしたが、大満足な公演でした!

 

出演者や退団者への愛にあふれていて

いろんな生徒に見せ場があって各場面盛り沢山だし

プロローグでトップスターが上から降りてきた時には、

はぁーさすが野口ショー!って楽しくなりました!笑

耳馴染みのある曲も多くてお衣装やセットも可愛くて

華やかで楽しいショーでした。

 

えびちゃんがセンターで踊る姿に泣いて、

ららちゃんがセンターに立っている姿に泣いて、

ららじゅりが一緒に銀橋を渡る場面は胸がいっぱいになりました!


あの、ららちゃんセンターで娘役ちゃんが銀橋渡っていく場面、

可愛さ供給過多に興奮して立ち上がりそうになりました。

そのくらい可愛かった!

それにね、キキららもね、あったのですよ。
あの並び大好きだったのですよ・・・涙

 

 

 

各場面印象に残った点など。

 

プロローグから王道のパリレビューを思わせてとっても素敵!

 

幕開きからハットにステッキの男役さんがズラリ。

紫のお衣装でキラッキラのパリの紳士でキキちゃんが登場した時には、

初見の方!あれモリアーティですよ!って教えてあげたくなった。笑



「♪パリの空の下」が優しく流れ始めるのも素敵。

 

そこに登場して来るお腹を空かせた1人の女の子。

ラ・フルール=潤花ちゃん

 

そしてゴンドラに乗って登場してくる

イケメンパティシエ=ル・ヴォンの真風さん!!!

 

ここのかのちゃんの可愛さとんでもなかった!

最初の茶系のチェックのお衣装も良く似合ってたし

(腹ペコ少女っていうキャラも似合ってて笑う)

あっという間に白いドレスに大変身するとこ、

本当に女の子がお姫様に変身した瞬間だと思ったし、

かのちゃんが幸せそうに笑うほど

女の子をそんな幸せそうな笑顔に出来る真風氏が

とんでもなくかっこよく見えた!!!

 

 

そしてプロローグからお目見えする大階段!!

(階段さん、大きなケーキのようで可愛い)

シャンシャン持って降りてくるスターの歌い継ぎ!!

贅沢ーー!!豪華--!!

 

 

そらしどららじゅりが並んで降りて来る…!!!

可愛い…たまらん…

 

キキちゃんは娘役に囲まれて。
苺アイス持って。「君を愛す」って。笑

宝塚の公演の時々あるこんなくだらないの、私は好きだよ?笑

特に野口先生は生徒にあてはめて歌詞書くの好きだもんね!

あのね、私は好きだよ?笑

 

 

そこからまかかのはじめ何組かのカップルのデュエダン

ここであーちゃんとデュエットしてたのってさらちゃんですか?

あのかっこよく歌ってた女役さん、

いつも可愛らしい美声のさらちゃんなんですかー?

とてもよかったですーーーーー!!!

 

 

 

みんなでシャンシャンもって銀橋に出て来て並ぶ場面は圧巻。

豪華で華やかな宝塚のショーの素晴らしさをこれでもかって堪能できる!

しかもお衣装は可愛いし、覚えやすくノリのいい主題歌!

フリもめちゃめちゃ可愛いの!!!

 

それなのにキキちゃんが♪ガート~ショコラ~のとこで

なぜか泣きそうになるって言ってたから

私もちょっと泣きそうになっちゃった。笑

 

 

 

かのちゃんとずんちゃん中心のカンカンの場面

ここも華やかでよかったなー!

曲は「くるみ割り人形」でしたね。

 

ダンサーえびちゃんがセンターになったり
楽しくきゃのんさんが注目されたり、
そして私の視線はやっぱりかのちゃんの隣ですさまじい回転を

繰り広げるゆいなちゃんに釘付けでした!

やっぱりすごいわあの子…(好きです)

 

 

ただね、思ったほどかのちゃんが踊れてなくてガッカリしたのも事実。

よく言われるけどやっぱり「雑さ」が時折目についてしまう。

でも、東京楽の配信を見たらすごくよくなってて!!!

公演期間通しての成長なのか、私が観劇した回がたまたま

あまり調子がよくなかったのかわかりませんけれども、

でもこれも配信見てよかったな、って思った点でしたね。

 

 

 

大階段からお顔を隠した王妃様の登場。
キキトワネットちゃんの可愛さは何事?

輪っかドレスに裏声で銀橋まで渡っちゃうと思わなかったよ笑

 

そこからさまざまなスイーツを王妃様へ献上しに来る人たち。

 

まずはカロン伯爵とご友人。(友人かよ笑)
しどーさんとあーちゃん

パステルカラーが可愛いマカロンダンベルでアピールするも却下!笑


続いてガトーフレーズの3兄弟

並んで苺帽子被ってて可愛いー!

亜音くんはわかったんですけどねぇ。

あと2人はどなただったのでしょう・・・?

(下級生男役には疎いです)

 

そしてヴィオレット辺境伯もえこってぃ。
2人とも声が良すぎるし歌が上手すぎる。笑

そして眼鏡姿がかっこよすぎる。笑

しかし王妃様はお気に召さなかった模様。

あれかな?暗すぎるんじゃないかな・・・・?笑

 


待ってました!

クレープ公爵!そらちゃん!!!

 

この場面の一連の流れ、

アドリブの帝王・芹香さんがバッサバッサと斬っていって

次々に玉砕していく面白い場面だったと思うんだけど

千秋楽の日に「今日はクレープでもいいかしら?」

って王妃様がおっしゃって・・・!!!

 

とても嬉しそうな侯爵!(可愛い)

 

雪組への組替えが控えていて宙組での本公演は

この日が最後になってしまうそらちゃんへの餞なのかな?

うぅぅぅぅぅ……キキそら大好きだったよ……

なんて泣きそうになったところで


「でも粉砂糖を雪のように振りかけたら

 もっと素敵になると思うの!」

 

って言う素敵なお言葉が王妃様から降って来て

完全に泣いたし、その後の

 

「みんなで見てるからね」

 

にもうそらちゃんへの愛情が溢れすぎてて泣いた。

組替え経験の先輩からの温かいエールだよね。

 


それに対してそらちゃんの返しが

 

(めっちゃいい声で)「ネバーセイグッバイ!」

 

で、次の宙組公演にも絡めたこれ以上ないものでした。(最高)

 

 

(キキそらのお笑い好きで楽しそうに笑い合ってる姿、

大好きだったよーーーー!!!

組が変わってもまたどこかでこの並びが見られるといいな)

 

 

 

こんな王妃様のあれもこれも気に入らないーーーー!!!

の最後に登場してくるのがフェルゼン・真風!!!

 

何て言うのかな。

そりゃ王妃様もこの方の登場を待ち侘びますよね、

っていう納得のかっこよさ&麗しさ。

 

あまりにテンション上がってロングドレス脱ぎ捨てて

綺麗なおみ足を晒して再登場してくるくらいですからね!笑

 

(ここでスッシー貴婦人たちが

「ま!王妃様!なんてはしたない!」とか

小芝居してるのもおかしかった笑笑)

 

 

で、ですよ。

その美しいおみ足をこれでもかとご披露してくださるダルマ衣装で

素敵フェルゼンさまと仲良く銀橋まで出て来てくださるんですよ!!!

 

芝居だけじゃなくショーでもきたか!

まかキキの銀橋!!!

もうね、なんていう美男美女なのかしら?

って思いましたよね。

キラキラしててそして可愛かった!!!

 

真風さんのファンの方の中にはフェルゼン懐かしい方もいますよね、

きっと。野口先生本当にGJですわ。

 

 

 


続いて登場してくるのは、ショートパンツ姿で

金髪女役のずんちゃん!

(この男役さんの女役続くの、SV思い出すね笑)

 

銀橋渡りながら歌うのがなんと「無造作紳士」

(これ、かつて自分のカラオケの十八番でした笑)

 

 

この噂のダークチョコ・フォレノワールの場面。

初日開いてしばらくざわついてましたよね。

私にはどこが変更されたのかわからなかったけど、

変更後に見た限りは特に問題があるようには見えなかったです。

それは変更されたからなのかもしれないけど。


ただ、全体的に可愛らしくてパリのレビューの華やかな作品の中に

あの異質な場面必要だった?浮いてない?とは思いましたね。

 

 

 

さてさて。中詰ですよ。

 

スターさんたちが次々と銀橋を渡っていくの

本当に見ていて楽しいし、

その組の下級生さんやスター候補さんを

しっかりと認識したり覚えたりできるので

劇団さんはもっと軽率にたくさん銀橋渡りを

させていいと思うんですよねーーー!!

 

その点で今回のショーは大満足!!

 

しどもえこってぃっていう並びも新しいし
そらちゃんの両横が

ひろこちゃんひばりちゃん

世代交代感をひしひしと感じました。

雪組で言えばようこちゃんとはばまいちゃんとか?)

 


ベサメムーチョでの男役群舞

最高にカッコイイ!

 

ららじゅり2人で渡るの本当に感謝!

可愛くてありがたい。

(そしてちょっと寂しい…)



ずんちゃん、キキちゃん、かのちゃん、ときて

真打ち真風登場ーーー!!!

 

真風さんの魅力って、

そりゃいっぱいあるけど、なんていうか

スターっぽさというか真ん中感というか

大トリに登場することへの説得力の高さ、

みたいなものありますよね。

素晴らしい。

 

中詰の最後もスターさんがズラリと銀橋に並ぶけれど

ここではシャンシャンじゃなくてポンポンなのね!!!笑

あんなに宣伝して宙担さんも皆さん楽しそうにデコったりしてたのにね!

カロンシャンシャンペンライト!!!!!

プロローグのほんのちょっとだったね、登場するの…笑

 

 

 

 

季節感と理由はよくわからないけど(笑)

ららじゅりを中心にサンタ帽子被った娘役ちゃんたちが数人で

銀橋を渡っていく場面。

 

私が今作品最高潮に沸騰して召されそうになった場面です。笑

 

もう娘役ちゃんたちがとてもとても可愛くて

そしてサラちゃんが

とーんでもなく可愛くてーーー!!!

 

以前から可愛いなとは思っていたのですが

しばらく宙組さん観劇できてなくて。泣

久々の生観劇でしっかり追ってあまりの可愛さに

完全なるお気に入りちゃんになりました。

(ちょっと風ちゃんに似てますよね。可愛い)

 

 

といったわけで。キャンディケーン

 

この場面の曲が「I LOVE PARIS」でね。

その後「サ・セ・ラムール」とか。

この、私にとって思い入れの強すぎる曲を

キキちゃんがとっても素敵に歌ってくれてて

なんかもう本当に嬉しかったし素敵だったなぁ。

 

「パリのアメリカ人」がテーマだったそうですけど

ケーンにカンカン帽がとても可愛らしい。

 

 

左右のセリ上で歌ってる上手は陽彩ちゃんで、

下手のとびきり可愛い子、サラちゃんでしたよね???

(大好きな2人が可愛くてテンション上がる)

 



ここでは最後にガッツリと

キキららを堪能させてくれて嬉しかったな。

 

楽の日にキキちゃんが贈った

「モナムール!ららーーー!!」

っていう素敵な言葉と

それを受け取ったららちゃんの驚きと嬉しさの混じった

なんとも言えない表情は、

今思い出してもちょっと泣けてきます。

 

同じく退団者のりおちゃんにはタップソロの見せ場もあって

そこでもキキちゃんから「りお!」っていう掛け声が。


最後、ららちゃんの腰を優しく抱いて2人でハケていく

キキららの姿がとっても可愛くて素敵でした!

 

 

 

退団者さんたちが真風氏の周りを囲んで踊る場面はこの次だったかな?

いや、でもららちゃんやりおちゃんは引っ込んだばかりか?

ともかく前場面で大スパークしていたので記憶から抜け落ちている模様笑

 

 

 

 

そうそう。この公演、107期生さんたちの初舞台公演だったんですよね。

(今更ですけど)

大劇場公演では初舞台生お披露目ラインダンスもありました!

 

ラインダンス前にはピンクの明るいお衣装のずんそらが

オケピから出て来て楽しく歌ってましたね。

 

ずんそらの並びもこれで最後かと思うと寂しいですね。

いつまで経ってもお風呂の温度とかで楽しそうに笑う

やんちゃ兄弟みたいな関係性でいてほしいです。

 

 

さて、その初舞台生ラインダンスですが!

ここもどこか手直し入ったんでしたっけ??

 

登場は3段くらいのケーキ仕様になってて可愛く印象的。
曲も「華麗なる千拍子」や「花園宝塚」などの王道。

平場に降りてからはオーソドックスな流れで

私はとても好きでした。

ただ振りが少しダンサブルでダンスレベルの高い期なのかなー

とも思ったり。

 

 

フィナーレの導入はトリコロールなお衣装の男役さんたちの

パリカナイユ。

 

白のずんちゃん、赤のそらちゃん、青のもえこちゃんを中心に

その周りにも実力の安定した男役さんズラリで層の厚さに感心。


ゆいなちゃんの男役度がガツンと上がってて

ゆゆゆゆゆいな?って何度か二度見してしまった!笑


楽公演では、ずんそらの固い握手からの抱擁もあり

そらちゃんはみんなからぎゅうぎゅうともみくちゃにされてましたね。笑

 

 

 

再びの大階段。


キラキラ豪華なお衣装のキキちゃんが

可愛らしいピンクドレスの娘役ちゃんに囲まれて登場。

キキちゃんを挟んでのららじゅり。ありがたい並び。

本当にこの並び好きだったよ…

キキららもキキじゅりもららじゅりも大好きなんだよ…涙

 

 

そして真風氏が大階段に登場!

 

ここの男役群舞の曲が「La vie en Rose」なのもよかった!

(え?「La vie en Rose」でしたよね?違った?)


まかキキとずんそらの2組から始まって

珍しく男役さん同士が組んで踊ってて、

どの組ももれなくかっこよくて全部見たいんだけど、

でもやっぱりセンターのまかキキが信じられないくらいの

かっこよさで他を見る余裕なんて全然なかった。


まかキキ最高では?

え?

まかキキ最高じゃない?

 

 

 

そしてかのちゃんの登場。

ここのかのちゃんのお衣装、素敵だったなー!

 

初舞台の星組ブルーと育った雪組グリーンを重ねて

宙組パープルにしたような色合いで、

きほちゃんのお披露目SVのデュエダンドレスが

グリーン×ブルーだったことを思い出しました。

 

 

デュエダンはちょっと短くて残念だったかな。

新トップコンビのお披露目だったし。

2人で踊った後、キキちゃんが合流して3人で。

トリオ場面て私は大好きだからそれはそれで嬉しかったけどね。

 

 

パレードも最後までとっても可愛くて

Wトリオちゃんが階段途中のちょっとしたセットみたいな場所で

歌うのも可愛いよね。

(SVの時の船の甲板みたいなのも可愛かった!)

Wトリオの上手側のとびきり可愛い娘役ちゃんは誰ですか?

これもサラちゃんですか???
まだ完璧に判別出来てないんだけどサラちゃんマジ可愛いたまらん…

 

 

あと、かのちゃんが降りて来る時のソロパートの歌詞が

「♪風に舞う花~」で、

これが本当に可愛くて、

真風氏の漂わせる風に乗って幸せそうに舞うかのちゃんの姿を

思い浮かべて感動してしまいました。

野口先生、とても素敵です!

 

かのちゃん、頑張るんだよ!!!

応援してるからね!!!

 

 

 

といったわけで。

芝居ショーともに

大満足の楽しい2公演でしたね☆

 

 

 

そして、観劇後に公演を思い返して思ったのは

やっぱりキキちゃんが素敵だったなー!ってことでした。


劇場で観た時にも配信でも同じこと思ったんだけど、

もうキキちゃん今すぐトップになれるって言う出来上がりじゃない?

ショーの幕開きでもうそんなことを思いましたよ。

落ち着きや貫禄や、安定感やそのほか諸々。


フィナーレなんて娘役さんと階段降りて

早替えして真風氏と黒燕尾で踊ってからの

デュエダンの後ろで歌ってるんだよ?すごくない?

 

 

ただ、宝塚の世界において、

「2番手さんに早くトップになって欲しい」は

「トップさんに早く辞めて欲しい」と

同意になってしまうこともあるのでなかなか難しいですよね。

 

だってまかかのコンビスタートしたばかりだし、

まず私が真風氏が好きだから早く辞めて欲しいとか思ってないし

なんならもっとまかキキくださいって思ってるんですから。笑

 

 

宝塚の世界って楽しいけど時に複雑で難しいですよね。

なんてことも思いました。

 

 

 

ふぅ。

なんとか、宙組さんの次回公演が始まる前に更新できそうでよかったです。笑

 

 

お次は・・・

もう次の公演始まっちゃったけど

花組さんの全ツを観に行ったお話を書ければと思います!!!