『流星の音色』

ハイ!

続いてはこちらをね。

 

「流星の音色」を観劇して参りました☆

 

こちらは8月のお話となります(笑)

 

 

 

オリジナルミュージカル

『流星の音色』


演出:滝沢秀明
脚本:藤井清美
音楽:京本大我SixTONES
出演:京本大我SixTONES)、真彩希帆、内海光司新妻聖子 ほか

 

【公演日程】
新橋演舞場 : 2022年8月2日(火)~8月17日(水)
御園座   : 2022年8月21日(日)~28日(日)
南座    : 2022年8月31日(水)~9月4日(日)
広島文化学園HBGホール : 2022年9月8日(木)~9日(金)

 

公演の内容はこちらのサイトから

歌舞伎・演劇の世界|松竹株式会社

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

この作品では

THE可愛いヒロインのきほちゃん

が見られて本当に嬉しかった!!!

 

宝塚時代にはなかなか縁がなかったし

(「鈴蘭」と「ファントム」くらい?)

これからは「可愛い」方向じゃないお役も

増えていくと思うのでね

 

お衣装も声もキャラクターも

全てにおいて「可愛い」に全振りしたお役に

出会ってくれて私的には大満足でした!

 

 

脚本や設定やストーリー展開には

気になる点やんんん???って思う点が

なかったと言ったら嘘になるけど(笑)

でも、オリジナルミュージカルとして

何もないところから創り出されたものだと思うと

純粋に「すごい」って思うし、

そんな新たに創り出していく作品にきほちゃんが

参加していることが単純に嬉しいと言うか

誇らしいというか、そんな気もします

 

 

 

でもさ…

最後の水の演出はさ…

初見時にはさすがに水量と水圧がすごすぎて

(しかもお水タイムが想像以上に長くて)

途中でちょっと笑いそうになってしまったよね笑

 

 

これが噂の???

ジャニ舞台仕様のお水でしょうか???

っていう得難い経験ができて嬉しいのと、

いやでもさすがに水音で台詞が聞き取り辛いってのは

どうなのかな?って思う気持ちとで、

複雑ではありましたけどね・・・笑

 

 

 

 

製作発表時の記事はこちら↓

thetv.jp

 

 

 

それでは

以下、ざっくりと感想などなど

 

 

 

主役リーパ役の京本大我くん☆

 

SixTONESのメンバーであることや

エリザベート、ニュージーズなど

舞台でも活躍されていることは

もちろん知っていたけれど、

拝見するのは今回が初めてでした!

 

リーパは海の星の王子☆

いやもう見るからに「王子」であることが

納得の麗しさ!!!

 

歌も初めて聞いたのですが

(すみません正直に言いますね)

ジャニーズの方としてはかなり上手い!

ミュージカル俳優としては及第点!

といった印象でした

(あくまで私は、ですが)

 

しかしですね、意外だったのが

歌よりも芝居がとてもよかったのですよ!

 

更に、見事な王子様キャラかと思いきや

途中で挟まれる「闇落ちリーパくん」が

とてもよかった!

独特の空気を醸し出していて、

そういった技術面以上の魅力があったように思います

 

 

 

 

そして山の星の王女であるヒロイン

シルウァ役は我らが真彩希帆ちゃん☆

 

なんとなくヒロインとはいっても

さほど出番やナンバーなどはないのではないか?

と勝手に懸念していたのですが

 

がっつりラブストーリーのヒロインで

出番も台詞も歌も多くて嬉しかった!!!

(感謝!!!)

 

山の星の場面なんて

きほちゃんの歌からスタートだったからね!

 

そして丈短めのピンクのドレスといい

明るい髪色にお花モチーフのアクセサリー

ディズニーヒロインっぽさもあって

なんて可愛らしいヒロインだろうと大満足でした☆

 

 

 

まだ恋を知らず恋を夢見るシルウァが

本に書いてあるようなことが本当に起きるのかしら?と歌う

 

「恋に落ちたら」

というナンバーがもう本当に可愛くて!

 

 

そこから遠く離れた場所にいるリーパの声が聞こえるようになり

会話や歌を交わせるようになり

 

(なんで???って考えるのはやめましょうね笑)

(ファンタジーなんで!)

 

 

本に書いてあることは本当だった!って歌う

 

「その声を」

 

のナンバーが更に可愛くてですね……

(すみません私きほちゃん可愛いbotなもので)

 

 

恋をするとその人のことばかり考えてしまう!

って浮かれたシルウァちゃんが

本当に楽しそうに嬉しそうに幸せそうに歌うこの場面、

 


「綺麗な花を見ても、あの人なら綺麗だねって言ってくれる」

的な台詞がナンバー中にあるんですけど

この「綺麗だね」の部分を男役風に気障って言ってくれるのがツボでした笑

 

あ、ちなみにシルウァちゃん独り言ではなく

乳母さまに語ってらっしゃいますので誤解なきよう。笑

 

 

 

ラストでようやく対面を果たせた

リーパとシルウァが歌うデュエット曲

 

「星と星が出逢う夜」

はなかなかドラマティックで

2人の声質にも合ってて素敵なナンバーでした

 

 

ゴーゴー流れ続けるお水さんたちを背に
♪出会えてよかった〜と熱唱する2人、

という絵面はインパクト強すぎて忘れられません…

 

ストーリーへの感動と

水装置の印象の強さが半々でしたね

(水が半分も持ってくのどうなのかしらね)

 

 

 

ただまぁハッピーエンドではないわけで

(以下ネタバレ考慮しておりません)

 

 

海の星の王子リーパと

山の星の王女シルウァが

実際に出会うには諸々の条件が必要でして

(1年に1度星と星を結ぶ橋が架かる、とか)

 

で、その橋の上で雨に濡れると消えてなくなってしまう

っていう設定があるんですよ

(※ファンタジーです)

 

 

はい、そうです

未見の方もご想像の通り、

周囲が止めるのも聞かず会いたい一心で

橋へ向かったシルウァちゃんは雨に降られ

消えてなくなってしまうんです

 

 

消えたシルウァを想って歌うリーパくん!

 

というまぁそうでしょうねっていう流れなんですけども

 

 

 

え?

なんでシルウァちゃんだけ消えて

リーパくん消えないん???

 

って実は初見の観劇時には思いましたよ、はい

 

 

でも2回目に観たらちゃんと

(もう1幕後半あたりで)

「海の星の王家の人間は龍の血を引くから

普通の人間には耐えられないものが耐えられる」

って説明されてましたね、えへ笑

(そうですリーパくんには龍の血が流れているのです)

(※ファンタジーですので!!!)

 

 

私は正直言うと

 

毎年その日がやってくるのなら

雨が降りそうな今年はやめておきなよ?

1年待ちなよ?

 

って思ってしまったし、

 

 

自分は消えることがなくて

でも相手は消えてしまうかもしれない

 

そんな状況で会いに来させんなよ!

 

とも思ってしまいましたよね…

 

 

細かいことを言うと

龍の血のせいでリーパくんが

シルウァちゃんのことを忘れかけちゃったっていう件があって

そこからの、

忘れられてしまうかもしれないから

覚えている今どうしても会いたい

今年のチャンスを逃したくない

っていう流れが一応あったのですが…

 

闇落ちしてシルウァちゃんへの想いも

忘れてしまったリーパくんが

すっかり本来の自分を取り戻して

やっぱり彼女に会いたい思いが止められない的な流れで、

 

今年を逃したらまた忘れられちゃうとか?

そんなんある????

 

とかも思ってしまいまして…

 

 

いやーどれだけファンタジーだって言い聞かせても

すーぐ現実的なことばっかり考えるんだから

大人って世知辛くて嫌ですよねー笑

 

 

 

でもですね、

橋の上で初めて出会えた場面で

 

「ありがとう
私の存在に気付いてくれて」

 

というシルウァに対して


「ありがとう
ここにいるって教えてくれて」

 

とリーパが返すこのやり取りがすごく好きで!

 

なんて可愛らしい2人なんだろうと思ったのですよ

 

 

あまりに偉大な父王と母女王の後継とならなければいけない

そんなプレッシャーを幼いころから背負いながら生きて来た

2人だからこそお互いだけに抱く感情もあったかもしれない

 

王子や王女という立場を明かさずに出会ったからこそ

心を開けることもあったかもしれない

 

 

そんなことを思うと、

恋をに落ちたシルウァちゃんは

たとえ一瞬で自分は消えてなくなったしても構わないと

それでもどうしても会いたいと

そう思ったのかもしれないなと

そう思うようになりました

(もしくは思うようにしました笑)

 

 

いやでも本当にね、

そう思えるようなシルウァちゃんだったんですよ!

 

恋を夢見る可愛い少女から

母の言いつけ通りに動くだけじゃなく

自分の気持ちをしっかりと持って行動できる

そんなキリリとした大人の表情に変わっていく段階が

絶妙に表現されていたなぁなんて思うのです

 

 

 

そう思って納得してもそれでもやっぱり

悲しくてやりきれない気持ちが拭えないのは

それはきっとシルウァちゃんのお母さまに

感情移入してしまったからかなぁと…

 

まだ大人にならなくてよかったのにな、

子供のままでいてほしかったな、

なんて思ってしまう側ですね

 

 

(いやだってさ?そっちの王子消えないのに

こっちの王女消えるのずるくない???

って初見時思ってしまいましたのでね笑)

 

 

 

 

といったわけでその

シルウァの母であり山の星の女王である

フローラーリア役の新妻聖子さん☆

 

これがもうね、素晴らしかったのですよ

 

おそらく新妻さんの舞台を拝見するのは

ミスサイゴン以来かな?

その前だとスペリングビーかな?

ってくらいなのですが

もうね劇場中を支配していらっしゃった

 

彼女が歌い出すともう次元の違いに驚くしかなかった

 

 

「美わし命」

というフローラーリアさまのナンバーがあったんですけど

春が来て山々に花が咲いていく様子が

そんな情景が目に浮かぶような素晴らしい表現力

(この曲が3拍子なのもまたいいのよね)

 

 

きほちゃんは以前から新妻さんのことを

ミュージカルの世界へ誘った憧れの方と明言しているけれど

そんな方と母娘役で共演し

さらに一緒に歌う場面まで作ってもらえるなんて

これはもうファンとしても感謝感動でございました

 

 

テンション高いきほちゃんが

新妻さんへの熱い想いを語っているこちらの記事も

よろしければどうぞ♪

 

WEBザテレビジョン【連載:真彩希帆の知りたい!芸の道#10】

thetv.jp

 



今回ね、おそらくヒロインよりも

お母様の方がお衣装替えが多かったのですよ笑

でもどのドレスも着こなしていらっしゃってさすがでございました☆

 

 

 

 

対してリーパの父であり海の星の王

サルム役は内海光司さん☆

 

京本くんの父上というとどうしても我々はあの方を

思い浮かべてしまうわけですが(笑)

やっぱりジャニーズの方にはジャニーズの方が並ぶと

しっくりくるんですよね不思議ですね

 

なのでもはや事務所内でかなりのベテランになっているであろう

内海くんが主役の父としてご出演されたのは

とても良キャスティングではなかったかと思います

 

お歌は短めのソロがあっただけでほぼお芝居でしたけどね

 

 

ただ今回の作品はストーリー的に

父と母の葛藤もとても重要で

なんと(いやさほどの驚きでもないかw)

この2人もかつて同じように心を交わし合っていたのだと

そんな事実もあるので

物語における存在感の大きさや

2人の並びの良さなどもきっと考慮されているのだろうと

そう思ったりもしますよね

 

 

 

 

今回の作品、ところどころで

「ロミジュリっぽいなぁ」と思う瞬間があったんですけど

おそらくその要因の1つであるのが

 

シルウァの乳母

カウム役の福麻むつ美さんと

リーパの友人たちの存在かとね、思うのですよ

 

もうカウムさんがシルウァちゃんを想って歌うナンバーなんて

まんまロミジュリでしたね(笑)

 

でも、この福麻さんときほちゃんの作り上げる

乳母と王女様の空気感がとても素敵で!

幼い頃からずっとこうして過ごしてきたんだろうなぁと

そう容易に想像できて心が温かくなって、

だからこそシルウァちゃんの無事を祈る

カウムさんの気持ちが更に辛かったですね・・・

 

 

余談ですが

パンフによると、この福麻さん、宝塚OGでいらっしゃるのですが

なんと癌を患って余命宣告までされた上でのカムバックとのことで!

きっと世の中のたくさんの人に勇気を与えてくれる存在なんだろうなぁと

お芝居もお歌も大変素晴らしかったのでこれからのご活躍も

心より期待しております!

(またいつかきほちゃんとの共演も叶いますように☆)

 

 

 

そしてですね、

リーパの友人たちの中でも一際目を惹いたのが

フォンス役の松尾龍くん☆

 

もちろんまずビジュアルがお美しかったんですが、

聖子さんのソロ歌のバックで踊っている姿がなんとも綺麗で!

どうやらバレエ経験者とのことで納得した次第!

 

お顔もお名前もしっかりと覚えましたので

また何かの舞台で拝見するのが楽しみになった1人ですね

 

 

この友人たちがまたとても楽しい存在でね

本当に心を許せる友人・学友であり

でもちゃんと王子として敬うところもあり

仲良しのリーパが王という遠い存在になってしまう寂しさや

シルウァに会わせてあげたい友情や

やっぱり行かせてはならないという葛藤や

そんないろんなものを見せてくれる登場人物でした

 

彼らに囲まれているときのリーパくんがこれまた

無邪気で楽しそうな表情を見せてくれるのも

きゅんポイントでした

 

(シルウァちゃんとお話できたのに

「上手くお話できなかった~」って友人に

嘆いてるのとかびっくりするくらい可愛かったのよ)

 

 

 

 

 

作品全体を考えると、まぁ、

びっくり展開やもやっと台詞はあったりしましたけれど

私はとっても楽しく観劇できました

 

 

プロローグがまず海の星の宴で華やかに始まり

リーパを新しい王に!!!みたいな導入も素敵だったし、

 

女性アンサンブルの方々が

ちょっとしたお衣装チェンジで

山の星の王宮の女官的な人たちと

海の星の国民たちの両方を短時間で

行ったり来たりするのもとても巧く出来てたなーと

 

 

あ、ちなみに過剰な水演出に対して

光の演出はとても好みでした

 

ライト照明はもちろん、セットの電球的な照明も

ふぁ~なんて綺麗な世界!ってうっとりしました

(よりファンタジー味が増しますよね)

 

 

 

あとですね、

なんといっても京本くんときほちゃんのデュエット

想像以上によかった!

声の相性的なものがよかったんでしょうかね?

本当に2人ともがキラキラしていて

でも歌声はしっかりと力強くて

 

しかもね?

ちゃんと向かい合って台詞を交わしたり歌ったりできるのって

最後の橋の場面だけじゃないですか?

それまではそれぞれ別の場所にいるやり取りなんですよ

それでもそのやり取りのテンポ感とか空気感とか

とても合っていて見ていて気持ちよかったな、

なんてことも思います

 

 

離れた2人のやりとりが

「聞こえる?」「ねぇ聞こえる?」で始まるの、

可愛かったなぁ…

 

 

2人が背中合わせになるところも可愛かったなぁ…

(どこの場面だったか忘れちゃったけど)

(ただただ可愛かったことと絵面だけ覚えてる笑)

 

 

なんだかんだでリーパくんとシルウァちゃん

可愛すぎる純粋カップルで好きなんですけど

恋をしたら愛する人に自分の名前を呼んでほしい、

そんなことに胸をときめかせていたシルウァちゃんが

ようやくラストにしてその人との対面を果たし

お互いの身分や名を明かすことができて

そして彼の口から零れる「シルウァ」という響き

そんな流れがとてもロマンティックで好きでした

 

 

大人たちはあれこれ心配してしまうし

止めたい気持ちもあるし実際止めるし

でも彼らにはもうお互いのことしか見えてなくて

「ただただ会いたい」

その一心であの日あの橋へ向かっていって

そしてようやく出会えたあの瞬間

リーパ京本くんが下手手前、

シルウァきほちゃんが上手奥から

少しずつ近づいていくあの情景は忘れられないし

会いたいというこの願いが叶うのなら

もうそれ以外のことはどうなってもいい、くらいの

若さと勢いと思いの強さ真っ直ぐさが眩しいほどでした

 

 

(あれ?私案外この作品好きだな?

って今文章にしながら思ってたりもします笑)

 

 

 

この作品においての2人の運命の日、

2つの星に橋が架かる日=7月7日=きほちゃんのお誕生日

なのもこれもなんだか運命的で

そんな作品にご縁があってよかったなぁとも思ったりしますね

 

 

 

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 真彩希帆 / Kiho Maaya (@maayakiho)

www.instagram.com

 

きほちゃんのインスタ↑

シルウァちゃんを演じる上でのこだわりや設定など!

 

今回の公演できほちゃんのことを初めて

知ってくださった方からのコメントが多いのも嬉しいですね☆

 

 

 

そうそう!

嬉しかったといえば今回生オケだったんですよ!

期待していなかったのでこれは嬉しかった!

 

そして最後のカテコで舞台上のオケさんたちを

紹介してくれる時に京本くんときほちゃんが

ちょっと微笑み合うのが可愛くて癒されました!

 

京本くんは座長としてのご挨拶もとてもしっかりしていて

人柄の良さも存分に伝わってきて

これからアイドルとしても俳優としても

ますますご活躍のことでしょう!と確信できる

素晴らしい方でした

生で舞台を拝見することが出来て大変光栄でした☆

 

 

 

 

以上「流星の音色」について☆

お次は久々に映画のお話!