ようやく2022年の観劇記に突入できます!
(もう4月ですけどね)
東京千秋楽を配信で拝見した花組公演についてを。
(もう花組さんは次のトップハット終わってしまいましたけどね)
(そして実はこれより前に月組さんを観ています)
途中、公演中止期間があったりと
心配な公演でしたけど
ちゃんと客の入った劇場で千秋楽を迎えられて本当によかった!
開演に先立っての
「花組生のありったけの愛を込めてお届けします」
っていうれいちゃんのアナウンスにも泣けてしまいました・・・
『元禄バロックロック』
作・演出/谷 貴矢
花、咲き乱れる国際都市、エド。
そこには世界中から科学の粋が集められ、百花繚乱のバロック文化が形成されていた。
元赤穂藩藩士の優しく真面目な時計職人、クロノスケは、
貧しいながらもエドで穏やかに暮らしていたが、
ある日偶然にも時を戻せる時計を発明してしまい、人生が一変する。
時計を利用し博打で大儲け、大金を手にしてすっかり人が変わってしまったのだ。
我が世の春を謳歌するクロノスケであったが、
女性関係だけは何故か時計が誤作動し、どうにも上手くいかない。
その様子を見ながら妖しく微笑む女性が一人。
彼女は自らをキラと名乗り、賭場の主であるという。
クロノスケは次第に彼女の美しさに溺れ、爛れた愛を紡いでいくのだった。
一方、クロノスケの元へ、元赤穂藩家老クラノスケが訪ねてくる。
コウズケノスケとの遺恨により切腹した主君、
タクミノカミの仇を討つために協力してほしい、と頼みに来たのだ。
だがそこにいたのは、かつての誠実な姿からは見る影も無くなってしまったクロノスケだった。
時を巻き戻したいと嘆くクラノスケに、時計を握りしめ胸の奥が痛むクロノスケ。
だが、次の言葉で表情が一変する。
コウズケノスケには、キラと言う女の隠し子がいることを突き止めたと言うのだった・・・。
元禄時代に起きた実話をもとに、様々なフィクションを取り入れ紡がれてきた、忠臣蔵。
古来より普遍的に愛されているこの物語を、
愛とファンタジー溢れる令和の宝塚歌劇として、エンタメ感たっぷりにお送りします。
クロノスケとキラ、二人の時がシンクロし、エドの中心で愛が煌めく。
バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスク。
この公演は、演出家・谷貴矢の宝塚大劇場デビュー作となります。
三井住友VISAカード シアター
レビュー・アニバーサリー
『The Fascination(ザ ファシネイション)!』
-花組誕生100周年 そして未来へ-
作・演出/中村 一徳
1921年、宝塚歌劇の公演数増加に伴い花組と月組が誕生し、初の花組公演が開催されました。
2021年は花組が誕生してちょうど100年。
そして、この公演では柚香光、星風まどかの花組新トップコンビが誕生致します。
新しい花組の始まりを、誕生100年と共に祝う華やかなショー作品『The Fascination!』。
“花”をテーマにした華やかなダンスシーンを中心に、花組の伝統を未来へとつないでいく、
“魅力”溢れるダンシング・ステージをお楽しみください。
主演:柚香 光、星風 まどか
宝塚大劇場:2021年11月6日(土)〜12月13日(月)
東京宝塚劇場:2022年1月2日(日)〜2月6日(日)
公演解説&お写真は ↓ こちらから引用
花組公演 『元禄バロックロック』『The Fascination(ザ ファシネイション)!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
柚香・星風新トップコンビのお披露目公演であり
お芝居は谷貴矢先生の大劇場デビュー作であり
ショーは花組100周年記念公演であり
本当におめでたい要素満載のハッピーで楽しい2本立て!!
大劇場公演時からとても評判のよかったこの公演。
芝居・ショーともにれいまどコンビの魅力を
余すところなく見せてくれる素晴らしい公演でした。
まずはお芝居
「元禄バロックロック」について!
いやー最高だった。
れいまどが最高だった。
とんでもなく可愛かった!
キラちゃんの切ない想いが随所に溢れてて何度も泣かされたし
れいちゃんがこれまたかっこよすぎて
まどちゃんともタカヤ脚本とも相性よくて大勝利!
月のロマ劇もそうだったけど、
トップコンビの芝居がとてもいいことと、
ヒロインが内に願いを秘めている切なさと、
そして主人公がそれを受けてなんともかっこよく
それを叶えて包み込んでくれるっていう共通点。
東西でこんなにも素晴らしい作品を同時に上演していたんだなぁ。
冒頭に「殿中でこざるー」の台詞があって、
ぽんっと忠臣蔵の世界に放り込まれる感。
でもこの作品の舞台はあくまで架空の都市「エド」
私、多分タカヤ先生のオリジナル作品初めてなんだけど
全体がとってもスムーズに流れて
でも男役はかっこよく娘役は可愛く
どの登場人物にもそれぞれの人生があって
でも先生の描く独特の世界観もあって
すごく素敵な作品だったなと思いました。
主人公はれいちゃん演じる時計職人・クロノスケ
時計のセットが回転して登場する時計職人クロノスケ
これ、毎公演言ってるけど、
トップスター=主役の登場は
思う存分拍手が出来る演出が好き。
芝居中であそこもここも拍手拍手なのは
ちょっと興覚めだけどさ、主役の登場はね、やっぱり。
宝塚ファンじゃない方にも、
「あ、この方が主役なのね。トップスターの〇〇さんよね」
みたいに思ってもらえるのが親切だなーとも思うしさ。
今回のれいちゃんクロノスケは
まずビジュアルで大勝利!
いや、れいちゃんがビジュアル外す可能性なんて
無いに等しいんだけどさ、それにしても!
お衣装もどれも似合ってて
「バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスク」
のイメージなのよね、きっと。
あの花柄が綺麗な黒の羽織とか素敵だったなー!
あと、途中突如現れた
「眼鏡クロノスケ」の破壊力ね!
そうだったね、時計職人だったね!
前半ちょっと遊び人風に登場して
賭場でキラに出会って口説いたりしてチャラ男な面も見せつつ
本来の赤穂藩士としての忠義に厚い面や
どんどんキラに本気になっていく様子を見せられての
過去シーンでのこれ!眼鏡!よ!
まんまと「かっこいい・・・」って画面に向かって
言っちゃったよねーーー!
で、ビジュアル面だけじゃなくてさ、
れいちゃんは本当に芝居がいい。
私、れいちゃんのお役の、
まるでご本人の優しさが溢れ出てるような台詞や
あまり作り込んだ感じがせずものすごくリアルに
話しているようなところが大好きなんだけど、
今回もキラに語りかける
「どうしていつもそんなに寂しく笑う?」とか
優し過ぎて泣けてしまった。
あと、最初に出会った時も
時を越えて再び出会った時も
キラの名を知った時に繰り返す
「煌めくような君の笑顔にぴったりだ」
も大好きだった。
きっとキラはこれを何回も聞いていて、
そしてそのたびにますますクロノスケのことが
好きになっちゃうんだろうな。
そこには少なからず辛さや切なさも存在するんだけど、
でも何度も何度も、出会っては恋に落ちて
きっとまた出会ってもきっとあの2人はまたお互いに恋をする。
そんな風に思わせてくれる素敵さがありましたよね。
ヒロインはまどかちゃん演じるキラ
「ラッキーこいこい」に登場したキラの
かぐや姫ヘアがまず可愛い。
その後花火の場面のぐっと幼い感じも
クロノスケと出会った頃の茶髪のアップも可愛い。
桂昌院さまと同じ髪色なのもいいですよね。涙
あと、コウズケノスケをパパ呼びするのも可愛い。
れいちゃんとの台詞の掛け合いが
どの場面も自然でとてもよかった。
「あなたはそうやって私だけ見ていればいいの」
って冒頭で正体を明かさないままのキラに言われて
記憶には残っていないだろうにぐっとクロノスケが
惹かれていく様子とか2人とも上手かったなー!
結末を知ってから振り返ると、
出会ってからの記憶がしっかりとあるキラちゃんが
まだ自分と出会う前の、自分のことをまだ知らない彼に
対してのあれやこれや・・・ちょっと胸が苦しくなりますよね。
一途で一生懸命で
クロノスケのことが大好きで
自分が歴史を変えて見せるっていう強さもある
っていうヒロイン像を魅力的に
その名の通りキラキラと見せてくれたまどかちゃん。
宙組でのラスト(アナスタシア)に比べて
滑舌がとてもよくなったように感じたのも嬉しかったことですね。
マイティはコウズケノスケ
悪役・敵役であって、
作品によってはそれはもう憎々しく描かれる人物ですが
(実際の吉良さまは自国の民には慕われていたそうですけどね)
今作における「コウズケノスケ」は
まぁもちろん赤穂浪士たちの復讐のターゲットであることには
変わりはないものの、
娘を大切に思い、
1人の女を一途に思い、
そしてなんだろう?中管理職の悲哀みたいなものまで背負ってて、
どこか人間らしくわかりみの強い登場人物だったように思います。
あとね、なんといってもイケオジ。
銀髪のサラサラヘアのイケオジが
苦悩に顔をゆがませて銀橋ソロとか。
とてもいい。
美羽 愛ちゃん演じるカエデ と
星空 美咲ちゃん演じる ツバキ を
従えてる姿がまたサマになっててかっこいい。
一体なんて可愛い子を侍らせているんだ・・・
登場とかさ、カエデの膝枕でセリ上がりだもんね。
しかもいつまでもそのままの体勢で台詞言い続けるからさ、
さすがにそろそろ早く起きろよ!とは思ったけどね!笑
でさ、このカエデ役の美羽ちゃんがまた可愛くてね!
(私の今の花娘一番の推しは美羽ちゃんです)
ラッキーこいこいの場面ではひとちゃんと
そしてれいちゃんとも立ち回りがあったりと
なかなか良い位置で活躍してましたね!
そして可愛かったですねーーーーー!!!
マイティに話を戻しますとね。
彩風・朝美の順当2番手や
月城・鳳月の上級生2番手とも違う
「同期2番手」の良さっていうものも感じましたね。
実力も貫禄も拮抗してて
対等にぶつかってる感じがして
他の組とはまた違った魅力もあるように思います。
ひとちゃんはクラノスケ
言わずもがな「大石内蔵助」に当たるキャラです。
赤穂藩のご家老で、
討ち入りの首謀者でもある人物。
ひとちゃんもさ、上手いよね、ほんと。
ご家老として赤穂藩士を率いる姿も
復讐心を隠した遊び人風情も
妻を前にした恐妻家の面も
そして果てしない殿への忠義も
どれもを本当に上手くそしてかっこよく見せてくれた。
れいちゃんとの芝居の空気感もすごく好き。
クラノスケの妻・リクを
華雅 りりかちゃんが演じてたんだけど、
これがまた面白いキャラでしたね。
豪快でね、愛すべき恐妻(笑)でした!
そしてですよ。
なんといっても素晴らしかったのが、
ツナヨシ役の 音 くり寿ちゃん
くりすー!(叫びたくなる感情笑)
いやもうほんと。スーパーくりすタイムあったよね。
この配役はお見事。
そして演じたくりすちゃんもお見事。
以下、印象的だった点などなど。
・冒頭ですでにタクミノカミはお裁きを受けていて
亡霊として登場。心残りを独白。
青白い照明に照らされた聖乃タクミノカミが美しい。
・タクミノカミの「時が巻き戻せたら」の台詞と共に
時を戻せる時計片手に登場する主人公クロノスケ。
彼の歌う主題歌と共に描かれる賑やかな「エド」の風景。
・クラノスケひとこを中心に居並ぶ
赤穂浪士のつかさっち、ホッティ、はなこちゃん。
これがまたみんなうまいのね。
・花道下手に赤穂藩、上手にコウズケノスケ。この構図いい。
・退団する毬花ゆめねえさんにお歌のソロがあって嬉しい。
・同じく退団のしょみちゃん。スリ被害に遭いすぎてて可愛い。笑
・ラッキーこいこいで和海氏とびっぐ氏が歌ってるの最高。
・春妃うららちゃんが可愛い。
・れいひともれいまども芝居がいい。
・れいちゃんが美羽・星空と立ち回りしてるのもいい。
・「来てください」
「嫌だと言ったら?」
「あおるな!」
ここすごいかっこよかった!
→というメモが残されているのですが思い出せません。笑
・花火キラキラのシーン。
遠くの夜空に花火が上がり、2人の手には風車。
場面の絵面がとても綺麗で可愛い。
ときめきと萌えと戸惑いと切なさと。
・銀橋に腰かけて交わす
れいまどの会話がとてもいい。
・バッドエンドをなんとか回避するために、
大好きなクロノスケと一緒にいるために、
この1年を何度も繰り返しているのだと
悲しく笑うキラちゃん・・・泣ける。
・まどちゃんの衣装・鬘・髪飾り全部可愛い。
・「いつか一緒に花火が見たい」というキラの願いに
「遠い遠い時間の果てでいつかまた会える」
「そして一緒に花火を見よう」と返すクロノスケ。
かっこよすぎてこれはキラちゃんじゃなくても
惚れるし何度でも助けに行っちゃうと思う。
・この約束があるからこそ、
この約束を果たすために、
キラちゃんは何度も何度も同じ時間を繰り返してるんだよね。
遠い遠い時間の果てに、きっと一緒に花火を見られる未来があると信じて。
・そもそも、松の廊下事件よりも前に時を戻せば
赤穂藩士たちが復讐のための討ち入りをすることも
ないんだけど、でもそれをしてしまうと
クロノスケがコウズケノスケ邸に忍び込むこともなくなって
キラちゃんがクロノスケと出会えなくなってしまう。
だから、事件が起きた後に必ず戻るのだという
そんなキラちゃんがマジほんと切なくて可愛い。
そういった人間のエゴ的なものも隠さずぼかさず
ちゃんと描いてくれるからこそ生まれてくるリアリティや
そこから感じる感動や切なさやりきれなさもあるよね。
・そんないろんなことを考えると、
銀橋に並んで楽しそうに花火を見上げるクロノスケとキラの姿に
ただただ涙が出ますね・・・
・れいまいひとほの4人がそれぞれの想いを歌うこんな演出好き
「愛する者のために世界を作る」4人とも願いの根底は同じなのにな。
・討ち入りをやめるようクラノスケに請うクロノスケ
「新たな憎しみの連鎖を生まぬため」
これは同時期に御園座で上演していた「王家に捧ぐ歌」にも通じるテーマ。
日本の古典とも言うべき作品に現実社会への問題提起へが投げかけられたよう。
・れいまいの立ち回りがいい。
銀橋から本舞台へ移動してのにらみ合いが迫力あってかっこいい。
・雪の降る中、赤穂浪士に囲まれるコウズケノスケ。
クラノスケ筆頭に赤穂浪士が銀橋にずらり。
忠臣蔵の定番お決まりの場面はちゃんと見せてくる。
そして再びやってきたスーパーくりすタイム。
どちらもこの国に無くてはならない人物であるとして
「これからは国のために和解して協力」してほしい
という将軍ツナヨシからの、命令というより願い。
・亡きタクミノカミの弟君(聖乃さん2役)を殿として
赤穂藩を再興させることにより
まさかの「和解」という結末にたどり着く。
・この和解を受け入れるにあたっての
クラノスケの「この恨みを水に流せと言うのですか?」
という受け入れがたい想いに溢れた問いと、
それを全てわかった上でのツナヨシの
「流せと言うのだ」
このやりとりが、ひとくりの上手さも相まって
とっても印象的。
何度も何度も時を越えてクロノスケを助けに来たキラ。
何度出会ってもきっとまた純粋にキラに恋するクロノスケ。
2人の強い願いによってもたらされた歴史を変えた未来。
「これからも俺の横で笑っていてくれ」
このクロノスケの台詞にはいろんな想いが詰まっているし
それを受けたキラちゃんの幸せそうな笑顔が最高に可愛い。
そして新しく迎えた相手役への台詞だというのも最高。
花道にはけていく2人の幸せに溢れた姿に
拍手拍手拍手………!!!な気持ちになりました。
配信ですらこんなんなんだから、きっと劇場で観られたら
もっともっと多幸感でいっぱいになるんだろうな。
本公演では初となるれいまどコンビ。
初とは思えない相性の良さと
作品の素晴らしさに大満足でございましたーーーーー!!!
続きまして、ショー
「The Fascination!」について!
全体的に楽しくて好きなんだけど、
でも私はどうしても全場面通して
美羽愛探索機になってしまうのですよ。
情熱の花の場面のひとまい銀橋のバックでさ
センターなの本当にすごいよね!
これがまずお正月のBS映像で1番滾ったポイントでした!笑
プロローグ
濃いピンクのお衣装のれいちゃんが
オケピから銀橋へ登場!
幕が上がるとその後ろにズラリと
ピンクのお衣装の花組生たち。
さすが花組誕生100周年記念公演!
組カラー!
セリ上にまどちゃんマイティひとちゃん!
綺麗なスターピラミッド!
こういうの大好物!
やっぱりトップコンビや番手序列がしっかりしてる方が
変な邪念がなく楽しめるしその組の魅力も高まると思う。
そこからまどかちゃんが銀橋へ移動し
れいまどコンビで主題歌を。
♪花はファッシネイション~ファッシネイション~
っていう主題歌はメロディも覚えやすくて
ショーのタイトルも覚えやすくて、
花組100周年記念の公演だってことも覚えやすくて秀逸。笑
そこからスターの銀橋渡り!
さすが一徳先生!
プロローグから豪華で華やか!
銀橋渡りはスターさんもそのファンも双方嬉しいんだから
出し惜しみせず大盤振る舞いして欲しい!
(その方が絶対経験値的にもいいと思う)
このプロローグのお衣装。
ピンクの変わり燕尾。
娘役さんのドレスの裾や
男役さんの袖もひらひらしてて見てて柔らかそうで気持ちいいし
翻り方がとっても可愛い。
素敵なお衣装。
そして1人銀橋に残ってソロのひとちゃん。
なんだか「ドS」の中詰後を思い出しました。
(確かあれ初ソロ銀橋でしたよね???しかも一徳先生でしたよね???)
酒とバラの日々の場面
シルバーグレーのちょっと光沢のあるスーツに
ハットと赤い薔薇。
こんなマイティかっこいいに決まってる。
そしてどこか漂う銀ちゃん風味・・・
なんて思ったら小夏(美咲ちゃん)まで出て来てちょっと笑う。
曲調はちょっとミッションインポッシブルみたいでしたね!
美咲ちゃんは大人っぽい場面なのに
笑顔がとっても可愛くなってしまって
表情とメイクは研究の余地ありだなーなんて。
ダンスも・・・あんまり得意じゃないのかな?
でもそんな美咲ちゃんを包み込んでリードするマイティは
惚れ惚れするかっこよさ!
食中花の場面
現花組のショーであれば
こんな怪しげなれいちゃんの場面は絶対必要。
似合うし大正解!本領発揮!
今回のショーは全編「花」をテーマにしてるから
その中で「食中花」の場面を持ってくるとは
本当に先生のその発想力に脱帽です。
(どれだけかっこいい素敵な場面でも、
全体的なショーのイメージに合わなくて
んんん?この場面だけ突然どうした?
みたいなのって違和感感じちゃいますからね)
あとね、れいちゃんの歌がこの場面はよかった!
「この場面は」っていうとあれだけど笑
やっぱりちょっと幕開きのお歌は
おおおぅってなったからさ・・・。笑
退団のゆめちゃんにソロがあったり
盤石の和海・羽立で歌ったりも素敵だった。
れいちゃんとまどかちゃんは
ビジュアルも芝居も本当にベストコンビだと思うんだけど
ダンスも合うんだよね。
ってことをこの場面で再認識。
そしてまどかちゃんは純真さと
毒気の両方を表現できるのがいい。
ピンクと白のお衣装で蝶として舞う姿が美しい。
そしてまどかちゃんの両サイドに
私が可愛くて大好きな娘役ダンサーである
春妃・美羽がいるってとこがもうね、
本当にたまらんかったですよ・・・・・!!!
ミモザの花の場面
白軍服のひとちゃん。
この時点ですでに完全勝利。
差し色に紫が入っているところも
ちょっとウェービーな前髪も最高。
くりすちゃんもくるくるした髪が可愛い。
ひとちゃんと同じ色味のドレスも可愛い。
ひとちゃんの両サイドには
つかさっちとホッティー!
組んでたのは・・・のあちゃん?と誰?だったのかな?
ここは106期生の湖春ひめ花ちゃんが
お歌をもらったりもしてましたね!
一緒に歌っていた男役さんを私は存じ上げなかったのだけれど
調べたところどうやら105期の美空くんのようです。
2人とも初々しくて可愛かった!
そしてですよ。
私が見ていたのは東京千秋楽公演の中継だったので
退団する雛リリカちゃんのソロで拍手起きたのが泣けました。
可愛くて大好きだったよ雛リリちゃん・・・
しょみちゃんと同時に辞めちゃうなんて
私の大好きな可愛い花娘ちゃんが・・・涙
(そしてこの次の小劇場公演でのあちゃんが退団するという
更なる衝撃が待っているのでした・・・)
こうなったらどうかうららちゃんには長く在籍頂きたく・・・
何卒お願い申し上げる次第・・・
中詰
紫のお衣装で手にブーケを持って銀橋を渡る
まどちゃんが可愛くてお歌も上手くて可愛い!(ん?)
お帽子にもお花がついてて可愛いのね。
100期生の初舞台ロケットをほんのり思い出したり。
「すみれの花咲く頃」に乗せて
すみれ色のお衣装をまとった男役群舞。
れいちゃんを筆頭に花男の端正な群舞。
残念ながらちゃんと認識出来てない下級生ちゃんたちも
銀橋渡りをしていて豪華!
そんな中、一之瀬&美羽の並びには
心の中で「はいからさーん!!!涙」と叫んでしまいました。
「召しませ花を」に合わせて踊るれいまいの2人。
もう本当に振りのそれぞれに個性と美しさがあって
それでいて見事な調和が取れていて
切磋琢磨してきたダンサー同士の
見事な作品を見せてくれているようなそんな満足感。
そこに今回退団する同じく95期同期のしょみちゃんの歌が加わって
3人でポーズしてキメ!という瞬間があるのもまた一徳先生の温かい演出。
ピアノファンタジー
マイティやひとちゃんだけじゃなく、
ほのかちゃんにも芯になる場面があるなんてすごいよね。
(通常ショーより時間が長いせいもあるのだろうけど)
白黒お衣装のピアノロケット可愛い!
そして登場、白燕尾のれいちゃん!
正統派男役の美しく流れるようなダンスが本当に素敵!
なんていうかこう、動きの全てが滑らかなのよね。
流れるは「ラプソディインブルー」
娘役さんは黒燕尾ダルマ!
めちゃめちゃ花組っぽいヤツ来た~!
と私の中でテンションダダ上がり!笑
ここ、男役さんも娘役さんも数人ずつしか出てなくて
本気のダンサー選抜なのかな?
全員半端ないダンスレベルだった!
ここに美羽ちゃんも入ってるの本当に嬉しい~!
そして可愛い~!!!
マイティ&ひとちゃんが登場して
柚香・水美・永久輝の3人でのダンス。
あの広い大劇場の舞台に白燕尾の3人のみ。
これがまた素晴らしくて!
真ん中の男役3人がここまでダンサー揃いなの
ほんとにこれ花組の目玉場面よね!
ここから怒涛の花組メドレー!!
細かい曲順などはさっぱり覚えてませんけれども、
「Exciter!!」を歌うホッティーがかっこよかったし
あと、歌がめちゃ上手になってた!素晴らしい!
あとは、
航琉・舞月・峰果っていうベテラン渡りや
華雅・春妃っていう2人渡りもあって!!!
もう本当に最高!
この時、後ろの本舞台も白ドレスの娘役さんになるの!最高!
高翔組長と美風副組長の2人が銀橋に出てくると
その後ろがほのかくりすの100期コンビだったり。
マイティがソロ渡りする時には
その後ろでひとちゃんがまどちゃんと組んでたり。
これさ、花担さん、何度通っても目が足りなかったのでは???
そしてれいちゃんが上手セリ上がりで登場!
かっこいい~!でも歌がぁ~!いやでもかっこいい~!!
そんな感じでした。笑
心の翼
白燕尾の男役と白ドレスの娘役が
舞台上に居並びこの曲を熱唱するするこの場面は感動的。
特にまどかちゃんの歌がとっても心に沁みた。
あとね、れいちゃんもこんな語り掛けるような歌は
悪くないんだなって思った。(正直か笑)
フィナーレ
「エーデルワイス」はお花の歌だし、
日本語訳詞阪田寛夫氏はご存知の通り
ここもまた素晴らしい選曲。
飛龍・星空の銀橋。
上手いし可愛いしヤスと小夏だった。笑
和海、羽立にそれぞれ再びのソロ。
まどかちゃんを中心とした娘役さんたちのダンスは
それはそれは可愛かったんだけど、
なんであんなお衣装だったんだろうな・・・
羽根飾りのついたダルマ衣装・・・
もっとシンプルなドレスでよかったのにな。
男役黒燕尾
大階段上のれいちゃんは動きはもちろん
黒燕尾の着こなしも最高に美しい!
男役さんが斜めに大階段を降りてくるのもかっこいい!
「れいまいひとこ」の並び最高ね!
そしてそんなみんなみんなかっこいい花男群舞の中にあって
やっぱり目を引くのはさおちゃん!!!
専科に異動されても踊る姿を拝見することができますように!
ここ、映画「ひまわり」のテーマ曲だったのが
販売される円盤では音声カットだそうで・・・
素敵な場面だったのでスカステの放送では
音声アリだといいですね。
情熱の花
男役黒燕尾の後に2番手さんセンターの
ナンバーがあってそれからトップコンビデュエダン、
っていうのは最近の一徳ショー定番の流れだけど、
これ大好きだから毎公演テンション上がるし、
ここの先生の選曲が毎回大好き!!!
ドS→コーヒールンバ
ミュレボ→ティコティコ
Ray→You're My Sunshine
とかどれも素敵な場面だったし、
今回の「情熱の花」も
「花」がテーマのショーにぴったりで
盛り上がるしみんな知ってるメロディで最高。
ここでまたいつもたくさんの生徒さんが銀橋渡りするんだよね!!!
あと、この流れの中で
お姉さま方筆頭に娘役ばかりずらりと銀橋に出てくるのが
大好きで、今回もそれがあって本当に嬉しかった!
そして当然センターは我らがくりす様なんだけど
そのお隣に美咲ちゃんがいてちょっとだけ驚いた。ひぇ。
でね、そこからくりすちゃんが残って
ほのか×くりすになるのが最高によかった!
お互いに同期だから遠慮のない感じがかっこいい!
あーもう100期生もこんなに立派に・・・ってちょっと感動。
これを最後に専科へ異動する高翔組長が
退団者を率いて銀橋へ出てくるのも泣かせる演出!
そして、ひとちゃん→マイティとソロが続くわけですが、
冒頭にも申し上げました通り、
ここのですね、ひとマイソロの間の本舞台でですね、
美羽ちゃんがセンターで
踊ってるのですよよよよよよよ!!!!
可愛いし楽しそうに弾ける笑顔が最高だし、
それでいてダンスはめっちゃできる!!!
あーマジで先生に感謝ですわ・・・
デュエダン
薄い緑のお衣装のトップコンビ。
爽やかなお衣装の色味に反して
なかなか情熱的な曲調に振り付け。
まどかちゃんの手首のアクセが素敵だったな!
パレード
エトワールは深音ちゃん!
幸せそうな笑顔に澄んで綺麗な歌声!
私のパレードの楽しみはなんといっても
娘役トップさんのお衣装なんだけど、
これがまたまどかちゃんが超絶可愛くて!!!
くすみピンクみたいな色味も
裾が広がったドレスの形も
それを着こなしてキラキラしてるまどかちゃんも
どれもこれも最高の可愛いが溢れてて大満足でした☆
れいちゃんのご挨拶には人柄の素晴らしさが滲み出ていて、
これもまたトップスターとしての素晴らしい要素だなぁと思うなど。
最後には組長を真ん中に呼んで花組ポーズ!
そして「たくさんの愛をありがとうございました!」
という組子からの愛の掛け声がサプライズで。
さおちゃん、涙ぐんでましたね。
76期ファンとしてもこれには泣いてしまった。
といった今更ながらの花組さん観劇メモでございました!
(ようやく2022年を振り返り始めたところですがもう4月です笑)
お次は久々の映画回です!