雪組退団者のお知らせ

昨日のこのお知らせ。

 

 

雪組 退団者のお知らせ

 

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。   

雪組
綾 凰華

2022年6月12日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団  

 

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これはちょっと。

 

嘘じゃないかとか

何かの間違いじゃないかとか

自分の見間違いじゃないかとか。

 

いろいろ考えてみたし

1晩寝かせてみたけど

なんだかどうやら事実のようで。

 

贔屓のきほちゃんの退団発表よりも

なんなら衝撃だし辛い。

 

 

きほちゃんのインスタのストーリーでの

「だいっすきなあやなが最後まで元気に走り抜けられますように♡」

「優しく、あたたかく送り出してくれてありがとう」

「全力で愛をお返しするからねー!!」

というメッセージや

 

Twitterに溢れた

♯愛してるよ綾凰華

のタグにも泣かされました。

 

 

ご卒業のタイミングの大正解は

「本人が決めたタイミング」の1択で

他人が口を挟む余地なんて少しもない。

 

あれこれ文句言わずに

ご本人とそのファンの皆様がご卒業のその日を

幸せに迎えられますように祈るべきだってわかってる。

 

 

それでも。

彼女の退団が寂しい。

もっと活躍する姿を見たかった。

もう少し雪組の男役として応援させてくれるって信じてた。

そんな本音がこぼれてしまうことは許して欲しい。

 

 

きほちゃんが星組から雪組へ組替えになって

その1作後に同じように星組から雪組へ異動になったあやなちゃん。

 

星組時代も雪組時代もずっと彼女の舞台を観て来たし

何よりもうちのきほちゃんはあやなちゃんのことが大好きで

あやなちゃんのおかげで見られたきほちゃんの笑顔が

いっぱいいっぱいあった。感謝。

 

きほちゃんのラストをあやなちゃん・りさちゃんで

送り出してくれたこと。これにも深く感謝。

 

あやな・なつこ・りさ。仲良し3人組。

まさか3作かけて1人ずつ順にいなくなってしまうなんてね。

 

 

この事実を受け入れるにはまだ時間がかかりそうなので

ちょっとだけ吐き出させてもらいました。笑

 

 

 

でも本当は大声で叫びたい!

 

なんでだよーーー!

まだ早いよーーー!

 

 

咲ちゃんをセンターとしたダンサブル雪組

あの美しくかっこいいダンスをまだまだ見たかった。

 

 

いますぐ戻ってこい、ODYSSEY!!!

「いつか」ではもう遅い。遅いんだよぉぉぉぉ。涙

「川霧の橋」「DreamChaser-新たな夢へ-」@博多座配信

変わらずマイペースに観劇記の更新を続けて参ります。

 

結局年を跨いでしまいましたが。

10月の終わりに配信にて拝見した

月組博多座公演についてなど。

 

(本当は大劇場公演始まる前に更新したかった)

 

 

月城かなと×海乃美月

美しき新トップコンビのプレお披露目公演です。

 

 

これ、発表された時には博多まで行こうかと

悩んだほどだったんですよね。

れこうみコンビが大好きなのに加えて

なんとあの「川霧の橋」が初めて再演されるのですから。

 

 

(結果、きほちゃんの「ドンジュアン」と

公演期間が被ってしまったので行けなかったんですけどね)

 

 

 

戸切『川霧の橋』
山本周五郎作「柳橋物語」「ひとでなし」より-
原作/山本 周五郎 脚本/柴田 侑宏 演出/小柳 奈穂子


山本周五郎の「柳橋物語」「ひとでなし」の二作品をもとに、柴田侑宏が描きあげた『川霧の橋』。

江戸隅田川界隈を舞台に、大きな運命の流れに弄ばれながらも懸命に生きていく若者たちの

姿を綴ったこの作品は、1990年に月組剣幸こだま愛のさよなら公演として上演され、

その情趣溢れる舞台は絶賛を博しました。

純粋な愛の哀しさや様々な人間模様を鮮烈に浮かび上がらせた傑作の初の再演に、

新トップコンビ、月城かなとと海乃美月を中心とした月組が挑みます。


スーパー・ファンタジー
『Dream Chaser -新たな夢へ-』
作・演出/中村 暁
“Dream Chaser”とは夢を追い求める人。

夢を追うひたむきな情熱をテーマに、場面毎に異なった世界観の音楽とダンスで、

月組生達の多彩な魅力をお届けするショー作品。

様々な“夢”を詰め込んだ煌びやかでゴージャスなステージを、

新生月組のスタートに合わせて上演致します。

 

主演:月城 かなと、海乃 美月

公演日程:2021年10月11日(月)~11月3日(水)

 

月組公演 『川霧の橋』『Dream Chaser -新たな夢へ-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

「川霧の橋」の初演は1990年。

なんと30年ぶりの再演!

 

さすがに私も初演リアタイには間に合ってないけれど

ファンになった当初は併演の「ル・ポァゾン」と合わせて

何度も何度もビデオテープで見た思い出の作品です。

 

剣幸さん・こだま愛さんコンビの集大成として

本当に素晴らしい作品なのでこれは再演難しいよなぁと

長年言われてきたし私もそう思ってきましたが、

今回月城かなと・海乃美月新トップコンビで再演ときいて

嬉しかったですし期待も高まりましたよね。

役者が揃うのを待っていたんだなと納得の再演。

 

月組の名作を月組で再演」これもまた嬉しい。

私の親組は月組なので。

 

 

 

といったわけで「川霧の橋」

 

半鐘が鳴り響く中での開演アナウンス。

美しい影ソロに浮かび上がる美しき新トップコンビの姿。

「江戸切絵」という粋なショルダータイトルに

相応しいドラマティックな幕開け。

 

これこれこれ

これが「川霧の橋」よねーーーー!!!

とすでにテンションMAX。(早い笑)

 

 

半さんの回顧台詞。

そして若衆の和太鼓から始まる祭りの場面。

初演の流れのままで懐かしい。

 

祭り太鼓は最初がれんこん&うーちゃん?

ここが久世さんと若央さんだったっけな?

 

真ん中にれいこちゃん登場。

その後ろの大きな太鼓のサイドにちなちゃん・ありちゃん。

これはウタコさんにカナメさんゆりちゃんだったよね。

 

懐かしいなぁーーーー!!!

 

 

ここのお祭りの場面、本っ当に好き☆

月城・幸さんも鳳月・半さんも艶やかで伸びやかな歌声が最高!

 

あとこの場面、ちらちら画角に入り込むゆいちゃんと

ありちゃんと京さんが横並びなところが可愛いポイントでした笑

 

 

祭りの終わりに棟梁から

「後継は幸次郎」との発表があって

幸さんはみんなから祝福されてるんだけど

それをよく思わない清吉がお話を動かしていくのよね。

 

冒頭に火事のシーンを象徴的に入れておいて

和物作品としての華やかな和太鼓・祭りのシーン、

そこからその流れで芝居の本筋に入っていく。

 

本当に柴田先生の脚本力には脱帽ですよ。

 

 

主なキャストで言うと

 

まずは主役幸次郎のれいこちゃん(月城)

 

美しさが最初に注目されがちなれいこちゃんだけど

歌もいいし芝居もいい

とりわけ芝居歌がいいと思うんですよね。

 

幸次郎の、心が広くて人間として大きくて、

なのにすごく不器用なところが

とても魅力的な幸さんだったと思います。

 

 

ヒロイン・お光のうみちゃん(海乃)

 

うみちゃんも、もう美しいだけじゃなく実力も安定しているから

安心してどんなお役も見ていられるけれど

今回のお光ちゃんに関しては前半を上手に可愛く幼めに作ったことで

後半のいろんな辛いことを経験してきたお光の姿に説得力が出るし

ようやく幸さんの元へ行ける幸せそうなお光の姿を

観客も「よかったねーーーー」って見守ることができるんだろうな、と。

 

 

半次郎・ちなちゃん(鳳月)

 

私は元々が涼風ファンだからこのお役には思い入れが強いけれど

涼し気な目元に爽やかな口跡、ちょっと掴みどころがなさそうに見えて

実は情に厚い素敵な半さんでした。

初演が歌うまさんだけに歌数も多いけどどれもよかったです!

 

 

清吉・ありちゃん(暁)

 

これは難しいお役ですよね

敵役的お役ですけどヒーロー作品に出てくる完全なる悪役とも違うし。

だっていろんな人の運命を狂わせたのは火事であって

誰かのせいではないわけだし。

それでも観客に「お前さえいなければ・・・!」と思われる存在だし

なんといっても「本当にクズ」なんですよね笑

クズなありちゃん、私は好きでした!

 

 

 

さてでは場面ごとに印象に残っている点など。

 

 

今回はなんといっても私の大好物である

「ありうみ」が堪能できるのが最高!!

 

幸さんがずっとお光のことを想ってると勘付いてる清吉が

先手を打って求婚してしまう。

しかもすぐ所帯を持つならまだしも、

「幸次郎の下じゃやってらんねぇ!おれはこの街を出るから

それまで待っていてくれよ」的な・・・

なんなの超絶自分勝手!!!(好き)

 

でもそれをまだ幼く純粋なお光は受けてしまうのですねぇ・・・泣

 

 

「おみっちゃん、俺は心配しなくていいんだな?」

 

これよこれこれ・・・清吉のズルくて上手いとこ・・・

わかる・・・こんなん言われたら待っちゃうわ。

だってクズだけど中身ありちゃんなんでしょ?

そりゃ待つわ・・・笑

 

でもこれでもうお光はこの約束に縛られてしまうのよね。

これはもたもたしてた幸次郎も悪い!(おこ!)

 

 

 

ちょんまこと千代松役のみよっしー(柊木)が

また上手いですね!いつも上手だけど。

でも清吉に邪見にされてる姿を見ると

「ありちゃんに冷たくされたらみよっしー泣いちゃうよ?」

っていう邪念も多少過りました。笑

 

 

お甲さんは初演の舞希さんがあの特徴的な声もあって

本当に色気のあるかっこよさで素敵だったのですが

泉里ちゃん(麗)も落ち着きがあって上手でしたね

 

 

半さんにくっついてる徳さんるおりあ(瑠皇)も上手いし
お組ちゃんについてるいちごちゃん(咲彩)もいい


月組さんは本当に1人1人台詞が上手いし
今回は台詞中でお役の名前を言ってくれることが多くて

他組ファンにも親切な作りでしたね。笑

 

 

月城・幸次郎さんの

「お光・・・もう何年お前を想っているか」

からのしっとり歌う主題歌が最高にいい!

 

なんでそれを本人に伝えないんだよ・・・!!!

ってヤキモキしながらも

れいこちゃんの芝居歌の素晴らしさが発揮された名場面。

そしてやっぱり多少のウタコさんぽさも感じる。

 

 

ここで開演から約30分
なんとなくの人物説明が終わって物語が動き出すー

 

 

幸次郎の、お光を嫁にもらいたいという気持ちを知った

棟梁夫婦がお光ちゃんのおうちにその申し出に来る場面。

 

光ちゃんがいいと幸さんが実際に言った場面はないけれど

棟梁に問い詰められてもじもじしながらお光ちゃんの名前を出した

れいこ幸さんの姿を想像すると爆萌えできる。笑

 

あと、この場面はなんといっても

「こんちはー!」「どうぞごゆっくりー!」

うみお光ちゃんの破壊力!!!!


なんなんあれ????

最高に可愛かったんですけど????

 

 

結局のところ、お光ちゃんのお母さんの

「お光を杉田屋へはやらないで」という遺言を尊重した

おじいちゃんに断られてしまうのだけど、

これ、大人になってから聞くと更に辛いですよね・・・

 

自分の家が貧しくて娘に余裕のある暮らしをさせてやれないこと。

裕福な人から悪気なく投げかけられた言葉によって

お母さんはきっとそれが悔しくて悔しくて仕方なかったんだろうな。

辛いね・・・

 

 

帰って来た棟梁から結果を聞いて、

それでもどうしても諦められなくてすっ飛んでくる幸さんの

好きな女を一途に思う姿が最高にかっこいい!

 

光ちゃんのおじいちゃん

初演の汝鳥さんが本当に素晴らしかったのですが

今回の月組も孫への愛情、亡き娘への想い、

そして職人としての生きざまなど、これまたさすがの好演でした。

 

そんなおじいちゃんに

「もう来てくれるな」と言われてしまった幸さんと

孫のためにそう言わざるを得なかったおじいちゃんの

やり取りは見ていて心が痛い場面でした。

 

 

そしてとうとう冒頭で説明されたあの日。

あの火事の日まで開演から50分

「承」から「転」へってところでしょうか。

 

初演で恵さかえさんがされていたお師匠さんを京さんがされていて

(京さんは初演時はお蝶さん役)

初演で邦なつきさんがされていたお常さんを梨花さんがされているの

梨花さんは初演時はおりくさん役)

脳内で多少のバグを起こしつつ、とっても懐かしく嬉しい配役。

 

 

習い事のお稽古から戻って来たら

家が火事になっていたお組ちゃん(天紫)。

両親は自分が帰るまで絶対逃げずに待ってる、

と信じて燃えさかる街へ飛び込んでいく姿に、

どれだけ両親から愛されて育って、

そしてどれだけ両親を愛しているかが伝わって辛い。

 

そんなお組ちゃんを遠くからずっと想ってる半さんも更に辛い。

 

じゅりちゃんのお組ちゃんは

育ちの良さが滲み出ていて半さんが惚れてしまうのも納得。

じゅりちゃんはお顔だけじゃなく声も綺麗でいい。

 

 

 

どれだけ気まずくても来るなって言われても

それでも火事の報を聞いて

光ちゃんの家に再びすっ飛んで来た幸さんが

おじいちゃんをおぶって逃げてくれるんだけど、

それでも間に合わず川端で息を引き取る場面は

内容知ってるはずなのに涙が溢れて止まりませんでした・・・

 

 

ここで、こんなところでなんだけど

お光に「いつかは振り向いてもらえると思ってた」って

素直に自分の気持ちを伝える幸さんがこれまたかっこいいんだよね。

 

 

あーもうほんとアイツさえいなければーーー!!!

 

 

ってことでアイツこと清吉くんですが。

 

女の子侍らせてチャラチャラ出てくるわけですよ。

くっそお前!!!って思ってはみるものの!

 

これがですね!

 

あり清吉りり(白河)お民

並びが案外良くてですね。笑

あらー素敵。

 

「わかってるよ」とか言いつつ

拗ねるお民の頬に指をつつつと滑らせる様など

ひょえええええええーと叫びましたとも。

 

ありりり。

またどこかで見られますように。

 

 

記憶を無くしたおみっちゃんのことを

「お姉ちゃん!」って呼ぶ子が

とても上手で可愛いなーって思ったのですが

あの子が詩ちづるちゃんだったのですね。

 

ほうほう。これからが楽しみです。

 

 

身を持ち崩したお組さんの元に現れた半さんの、

「お組さんじゃありませんか?」

ちょっと「桜華に舞え」の愛奈姫と八木永輝を思い出してしまって

辛さマシマシになってしまった。

半さんはきっとずっと探し続けてくれてたんだろうけど、

でもきっとお組ちゃんにとっては見つけられてしまったことが

ある意味残酷だったよね。

 

彼女の最期が半さんへの

「優しい人だった」で事切れるのがせめてもの救いかな。

いや、半さんはそんなこと言ったってどうやっても

耐えられないほど後悔の念で自分を責めてしまうのでしょうけど

観てる観客の私たちがね、少しは救われるかなってそんな風に思いました。

 

 

 

行方知れずになったお光ちゃんを待つことも許されず
所帯を持った幸さん。

その奥様およしのゆいちゃん(結愛)がまた

きゃんきゃんしたお嬢さんだった幕開けから

しっとりとした奥様になられていて

年月を経た役作りの繊細さがいいなぁ、と。

 

病弱な奥様に寄り添う幸さんも

優しい理想の旦那っぷり。

 

一方記憶が戻ったおみっちゃんも

戻って来た清吉と所帯を持つのだけど・・・

まぁ上手くいくはずがない。

清吉には所帯を持って落ち着く気なんてさらさらないんだから。

 

 

幸次郎・およし夫婦と行き会った後の

橋の袂でのお光ちゃんの独白台詞からのソロ歌。

ここはうみちゃんの見せ場だったと思うけれど

さすがに上手かった!

うみちゃんも前半からぐっと声を落として落ち着いた声色。

 

 

清吉との日々から

彼はちっとも自分のことなんか愛してなかったこと、

幸さんがおよしと並んでいる姿を見て

本当は自分が幸さんのことを好きだったこと、

今になって気付くなんて・・・

いろんな想いが溢れてのおみっちゃんの姿に

胸が苦しくなったしやっぱりうみちゃん上手いなぁと

素晴らしいなぁと思った場面でございました。

 

 

あとね、どうでもいいポイントなんですけど

おみっちゃんが清吉のあれこれ

(捕まったとか逃げ出したとか)を聞いた時に

「きっとあの人は~~なんでしょう」

みたいなことを言うんですよね。

それを聞いて、なんだかんだ言っても

夫婦として過ごした日々が多少はあったからか

清吉のこと案外理解してるんだなぁって

ちょっと面白く思ったりもしました。笑

 

 

結末は初演の通りのハッピーエンドで

幸さんとおみっちゃんの幸せそうな姿には

良かったねぇって心から思うし、

プレお披露目であるれこうみとも重なって胸熱なんですけど!

 

 

ただ、ですよ。

 

病弱な奥様がお亡くなりになって

100ヶ日を迎えたばかりの幸さんが
旦那の死の知らせが届いたばかりのお光に

今度こそ一緒になろうってのは?

さすがに??早くね???

って思ってしまったのは

私が大人になってしまったからなんでしょうか?笑

(初演の映像を見ていた中学生の頃には

こんなところ引っかかりもしなかったのにね!)

 

 

「まだダメなの」って言うお光の方が

絶対しっかりしてるよね!

(でもそんなところもちょっとれこうみに通じて可愛いね笑)

 

 

まぁいいです。

そんな雑念はおいといて。

 

初演と同じ橋の上での幸さんお光ちゃんのラストの場面には

ただただ涙が溢れました。

 

影ソロのいちごちゃんの柔らかい歌声が

優しく2人を包み込んでいてとてもいい!

 


蛍を取ってと強請るうみちゃんの可愛さよ!!!

 

「もうどこへもいくな」のれいこちゃんの本気具合と

それに頷くうみちゃんの無垢さよ!!!

(もう役じゃなくれこうみになってる)

(ほんとこのコンビ長く見せて欲しいよ)

 


幸さんの羽織ってる杉田屋の法被と

光ちゃんの帯がまるでお揃いで設えたかのように

同じような水色なのもまた良き!!!

 

 

幸せな自分たちの裏で起こってる

あの2人のいざこざなんて全然知らないんだろうなぁ。

 

でも知らなくていいよなぁ。

 

なんならこのままずっと知らないで欲しいよなぁ

 

 

「女房と2人の通行手形だからお光が必要」

って言う清吉くんだけど、それ別に誰でもいいのでは?

おみっちゃんである必要ないよね?

半さんとのやりとりでのちょっと狂った感じの清吉、

嫌いじゃないです。

 

でもクズ清吉なんかのために

半さんが命を落とすのは耐えられないので

いつかひょっこり杉田屋に戻って来てくれないかなぁ、

なんてこともまた思ったりしました。

 

 

 

月城・海乃コンビスタートの「川霧の橋」

上質なお芝居が堪能できて

とて満足でございました!!!

 

 

 

続いてはショー!

「Dream Chaser」について!

 

 

紗幕が開くとそこには大きなお月様のセットとれいこちゃん!

 

思わず画面の前で拍手しちゃったし

そのキラキラした姿に泣けてくる。

 

何度でも言っちゃう。

新トップ就任おめでとうーーーー!!!

 

全体的に、珠城さんのパートにれいこちゃん、

れいこちゃんのパートにちなちゃん、と順当に繰り上げされた模様。

 

 

ありちゃんの歌ソロに合わせて
うみちゃん率いる娘役が踊るとこがとても好き!

外ハネのうみちゃんもショートのゆいちゃんも可愛い!

 

そこからのれこうみのデュエダンパート。

これもまた最高に可愛い。泣ける。

 

 

プロローグ後のれいこちゃんのソロ歌。

ここは歌もお衣装も新しくなってましたね。

 

珠城さんの赤いお衣装もヒーローっぽくてお似合いだったけど

周囲の白金とはちょっと合わないなーなんて思ってしまった

私としましては新しいお衣装とてもよかったと思います!

 

 

 

スパニッシュ


本公演と変わらずちなちゃんソロから。

対するありちゃんも本公演からそのままなんだけど。


さくらちゃんのパートがじゅりちゃんになったことで

場面の雰囲気が全然って見えた!


なんかこう…さくらちゃんが「よろめき未亡人」なら
じゅりちゃんは「勝ち気なご令嬢」ってイメージ?

(「赤と黒」の印象かなぁ???)

 

ちなちゃんとじゅりちゃんの並びは長身で大人っぽくて素敵。

 

 

ミロンガ


ありちゃんの銀橋渡りはかっこよくて見入っちゃう。
両サイドははーちゃんとゆいちゃん。
2人とも可愛くて好き。

 

 

ここの場面はなんといっても

本公演から引き続きうみちゃんがかっこいいのなんの!

紫が最高に似合う。素敵。

れいこちゃんとの絡みでは

ふくれたうみちゃんが!新鮮で!可愛い!!!

 

れいこちゃんは新しくこの場面に入って

大変だったと思うけど、

大人っぽい雰囲気もうみちゃんとの並びも素敵であった!

ただやっぱりあの紫のテロテロスーツは珠城さん仕様だな

と改めて。まぁこれは仕方ない。

(そしてやっぱりこの場面はトップコンビだよなぁとも改めて。

まぁこれも仕方ない・・・のかな・・・)

 

 

あと誰ですかー?

この場面で組長とゆいちゃん組ませた人はー?
最高でーーーーす!!!

 

 

アビバ


いーや!さ!

ありちゃんかっこよかっっったね!!!

 

そりゃもちろん歌やラップはれいこちゃんの方が

声量もあるし経験値からしても上手(うわて)ではあるんだけど。

 

ダンス!ダンス!ダンス!なところと

ザッツアイドル!なところは存分に本領発揮してたんじゃないかと。


センター分けのちょっぴり濡髪で
カメラに向けて「サランへ」からの指ハートとか…

これは撃ち抜かれますわよ…

 

 


中詰

 

ここは最初の並びが本公演では

珠城・鳳月・暁の長身脚長トリオで

ものすごくかっこよかったんだけど

今回はれこうみちなのトップトリオでの登場で

トリオ萌えする私は大喜びでしたよ。



ここの場面のうみちゃんの紫の布の大ぶりな髪飾りと
それをサイドに流すスタイルがとても素敵だったのと

この紫がれいこちゃんとお揃いになっているところが

コンビ萌えきゅんポイントでございました!

 

途中で前場に出ていたありちゃんも登場。
早替わりなのにちゃんと髪型も変えてきてる。

そんなとこもとても好き。

 

 

ライフの場面は最初の歌がちなちゃんになった以外は

あんまり変わった印象なかったかなー?

 

 

風間さんの銀橋ソロるねちゃんになったのは
ムード歌謡っぽさが増してよき。

なんというかこう、粘度の違うねっとりさというか。笑

 

続いての娘役さん場面

ここのうみちゃんの金髪ショート!

美しさとかっこよさの両方があって素敵!

大人っぽいお衣装を品よく着こなせるうみちゃん好き。

 

ほんの少しだけどうみゆいの絡みがあって我大歓喜

(もっとくださーい!)

 

 

 

そしてそして。

大階段の真ん中に立つれいこちゃん


神々しいまでに真ん中が似合う。

美しい。

 

あと、れこちなありの並びがとてもいい。

 

 

デュエダン


青いドレスで階段を降りてくるうみちゃんの美しさ。
私の大好きな娘役さんの長手袋が

うみちゃんの長い腕に映える。
キラキラした肩ひもも素敵!

 

シンプルな黒燕尾に

オールバックなれいこちゃん
オーソドックスな

お団子髪飾りのうみちゃん。
こんなクラシカルが似合う

正統派美男美女コンビ。

 


今回のデュエダンはちょっとしたドラマ仕立てになってて

踊る2人の作り出すストーリーが素敵だし
ふくれたうみちゃんが可愛い。

(あれ?これさっきも書いたね)

(仕方ないだって可愛いんだもん)

 

 

からの~スタンドバイミー!!

 

ここの始まりの2人が可愛すぎる!!!

えーもうなんなの?

可愛いが過ぎるとは本当にこのことよね?

踊っている2人が楽しそうで嬉しそうでいい。

演技に長けた2人の良さが存分に生きたデュエダン。

プレお披露目でこのデュエダンは

きっとお2人のファンの方々は嬉しいんじゃないかなって

勝手に想像して更に泣ける・・・笑

 

 

男役スターさん数人が登場するのも

ドリチェっぽくていいし、

うみちゃんとれいこちゃんのそれぞれが

その男役さんたちと絡むものいい。

 

本公演から大きく変えることなく

素敵なお披露目仕様になってて素晴らしい!

 

新しい組のスタートとしても素敵でしたよねー!


 

パレード

エトワールははーちゃん!

安定の美しさと澄んだ歌声。

 

パレードのお衣装は本公演のそのままだと思うけれど

やっぱりれいこちゃん、うみちゃん、そしてちなちゃん。

それぞれこれまでよりもぐっと大きくなった羽根を背負った姿に

感動したし、祝福の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

新生月組

とっても素敵なトップコンビ。

これからも素敵な作品たちに出会ってくれますように。

 

 

 

 

・・・・・で。

昨年のうちにこの記事更新したかったんですけどね、

できないうちに年が明け、新しい公演が始まり、

そして恐れていた組替えまで発表されてしまいました。

 

 

ありちゃん星組か?

は案外ヅカヲタの中では高確率で予想されていたことでしたけど、

それでもやっぱり寂しい。

大好きなれこうみの月組に大好きなありちゃんにいて欲しかった!

 

と傷心のままこの記事は一旦更新しておこうと思います。

 

 

次は、「ドンジュアン」についてを書く予定です……が…

どうなることやらですよ。

(本当はこれまで昨年中に書いておきたかったんですけどね)

 

 

 

2021⇒2022

2022年となりました。

 

皆様、新年おめでとうございます

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

2022 TAKARAZUKA REVUE

 

Keep on Moving さらなる、輝きをめざして。2022 TAKARAZUKA REVUE | 宝塚歌劇を楽しむ | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 

といったわけで。

 

今回も新年恒例

「各組の2021年を振り返りつつ

己の各組の現在のお気に入りちゃんを書き記しておく」

の回でございます。

 

これ、後で自分で読み返すと面白いので皆さんお勧めですよ。

(別にblogじゃなくメモ書きとかでも)

(案外自分の趣味嗜好が変わっていたりいなかったりします)

 

今回は思い付きで

「このトップコンビでこの作品見てみたい」

のコーナーも作りました。笑

 

 

大した内容はありませんが

よろしければお暇つぶしにどうぞ~☆

 

 

 

花組さんの2021年>

 

年明けはトップコンビの「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」から

国際フォーラム&梅芸メインで華やかにスタート

その裏で聖乃さんバウ初主演「PRINCE OF ROSES」

 

続く春の本公演はアウグストゥス」「Cool Beast!!」

これで娘役トップ華ちゃんと2番手スター瀬戸さんが退団

 

柚香・星風新トップコンビのプレお披露目は

8・9月全国ツアー「哀しみのコルドバ」「Cool Beast!!」

その裏はマイティ主演「銀ちゃんの恋」(KAAT&DC)

 

年末は新体制での初めての本公演

「元禄バロックロック」「The Fascination!」

 

2022年は同演目の東京公演からスタート!

 

 

新しくスタートした

柚香光・星風まどか

れいまどコンビ

 

可愛くて大好きです!

 

ビジュアルからしてお似合い感満載。

 

 

そしてトップコンビの並びもいいけど、

柚香光ー水美舞斗ー永久輝せあ

の並びがまたサイコー!

3人とも高レベルのダンサーでショーの見応え半端ない!

 

男役さんでは飛龍つかさくん一之瀬航季くん

良き活躍の場があるといいなぁと思ったり。

 

娘役ではね、なんといってももう

美羽愛ちゃんが大好き。

可愛い。いつ何時も可愛い。

(新公配信楽しみ)

 

しょーみちゃんと雛ちゃんの退団は寂しくて仕方ないんだけど

大好きな春妃うらら嬢にはこれからも活躍して欲しいです。

 

 

寂しいのは長らく花組を牽引してきた高翔組長が組を離れること。

でもこれからは専科に異動されるとのことで、

もしかしたら宙組で寿組長との同期共演もあり得るのかも?

と76期ファンとしては少し期待していたりもします。

 

 

 

さてさて。

こんなれいまどコンビ率いる花組さんですが。

 

「長い春の果てに」とかいかがでしょ?

 

家出少女エヴァをまどかちゃんで見たい、

っていうのが1番の理由なんですけどね。

 

だってまどかちゃんがれいちゃんに

「大人になったら……ここにキスしてくれるって」

って言って唇に指を当てる姿、見たくないです???

そしてそして柚香ステファンの

「ちょっと道に…迷ってた…」聞きたくないです???

 

 

 

もしくはですね「銀の狼」はどうでしょう?

 

銀髪の殺し屋シルバのれいちゃん。

できれば扮装だけでも見てみたい!

 

敵役ジャンルイにマイティ。

シルバを殺し屋に育て上げるレイにひとちゃん。

ヒロイン・ミレイユはもちろんまどちゃん。

 

記憶を失い殺し屋として生きつつも

一体自分が何のために生きているのか思い悩み

記憶を取り戻して更に苛まれるれいちゃん。

 

権力も女も全て自分のものにしようとして

果たせず散った、

でもまどちゃんのことは本当に愛していたマイティ。

 

自分の犯した罪を背負いながらも

ずっとれいちゃんの側にい続けたひとちゃん。

そうか、お前だったんだな、ひとちゃん。

 

マイティの束縛に近い庇護から解き放たれて

誰もいない、誰からも遠い場所で

れいちゃんと生きていくまどちゃん。

 

(敢えて役名で書いてません笑)

 

 

明るい刑事と記者コンビに

ほのかくりすも合いそうだなーなんて。

 

っていうかですね、

見たいんですよね「銀の狼」

そろそろ再演しませんかねぇ。

まぁ全ツとかに持っていくには少し重いお話ですけどねぇ。

 

 

 

 

月組さんの2021年>

 

前年から年跨ぎの東京公演が1月3日に千秋楽

「WELCOME TO TAKARAZUKA」「ピガール狂騒曲」

 

退団を控えた珠城さんはDSから変更した

Special LIVE「Eternità」バウホールで開催

その後当初の予定通りのバウ公演「幽霊刑事」

同じく退団を控えたさくらちゃんはMS「FROM SAKURA」

その裏で月城・海乃コンビによる「ダル・レークの恋」

(本来は全ツだったものを赤坂ACT&DCに変更)

 

初夏から夏にかけての本公演「桜嵐記」「Dream Chaser」

珠城・美園コンビが退団

 

月城・海乃コンビのプレお披露目は秋の博多座公演

「川霧の橋」「Dream Chaser」

その裏は風間さんの初主演バウ「LOVE AND ALL THAT JAZZ」

 

2022年は新トップコンビお披露目公演が元日からスタート!

 

 

たまさくかられこうみへ

そんな2021年だった月組さん

 

2022年は元日からお披露目公演始まってますが

とても評判いいですね!

月城かなと&海乃美月

れこうみコンビ大好きなので観劇が楽しみです!

 

そしてその美しき実力派コンビを支える

鳳月杏ー暁千星ー風間柚乃

という個性豊かなこれまた実力派トリオ!

層が厚い!最高!

 

特に私は初舞台生の時からずっとありちゃんのモンペですので(笑)

今年もぬるくではありますが応援していきたい所存でございます!

 

娘役さんでは変わらず結愛かれんちゃんが大好き!

そこになんと同じく大好きな彩みちるちゃんが加わるなんて!!

うみみちるとかみちるゆいとか期待していいんですか?

ありみちるも期待していいんですか???

なんてかなり前のめりになってます(笑)

 

もちろん今年もありゆいはいつでもお待ちしてますー!

 

 

 

そんな月組さんで見たい作品なんですけどね。

これもう、本当にどこでもいいから再演して欲しいくらいに

熱望してるんですけどね。

 

 

「CAN-CAN」とか・・・やりません?

 

歌えて芝居のできるトップさんに踊れる娘役トップさん。

今こそその時だと思うんですよねーーーー!!!

 

 

ダンスホールの勝気な女主人・ピスタッシュのうみちゃん。

カンカンが法で禁止されてることはわかった上で

でも踊ることが大好きな自分のお店の踊り子ちゃんたちを

本当に大切にしているし、

その踊り子ちゃんたちのカンカンを見に来てくれる

お客様たちの幸せそうな様子に、

彼女なりの信念を持って違法営業を続けるかっこいいヒロイン。

ダンスはもちろん歌でも大ナンバーがあります。

 

 

真面目で堅物な判事のフォレスティエ・れいこちゃんが

うみちゃんに出会ったことによって少しずつ

お洒落で小粋なパリジャンへと変わっていって

最後は大ハッピーエンド&ど派手なカンカンで幕!

誰1人悪い人が出てこない最高に楽しいハッピーミュージカル!

 

キザでかっこつけてて、でも案外純粋にピスタッシュのことを

想ってる美術評論家ヴィクトールのちなっちゃん

毎度自分の作品が最高傑作だと思ってる彫刻家ボリスにありちゃん。

 

で、どうでしょうかね?

(どこにご意見したらいいのかわからないけども)

 

ちなみに絶賛公演中の「FULL SWING!」で使われている

「It's All Right with Me」は「CAN-CAN」のナンバーです☆

 

 

もう1つはね。

太王四神記……とか……どうかな?

 

あの作品、まずビジュアルがいいんだよね。

あと、曲がいい。

 

れいこちゃんタムドクと

うみちゃんキハと

ちなちゃんヨンホゲ。

 

の、扮装だけでも見せてもらえませんかね?笑

 

 

 

 

雪組さんの2021年>

 

1月1日初日の大劇場公演「f f f」「シルクロード

4月の東京千秋楽をもって望海・真彩コンビが卒業

 

彩風・朝月新トップコンビのプレお披露目は6月の全国ツアー

ヴェネチアの紋章」「ル・ポァゾン 愛の媚薬」

その裏はあーさ主演「ほんものの魔法使」(バウ&KAAT)

 

夏から秋にかけて新体制お披露目本公演

CITY HUNTER」「Fire Fever!」

 

2022年は「ODYSSEY」&「Sweet Little Rock 'n' Roll」からスタート!

 

 

こちらもだいきほからさききわへ、

な1年でしたね

 

劇場中が歌声に呑み込まれる雪組から

踊って踊って…え?まだ踊るんですか?な雪組

わかりやすくウリが変わって新鮮で新しい!

 

 

私はだいきほ担だからこれまでのようには通わないけれど、

でも、だいきほさきなトリオが最高に大好きだったから

トップスター彩風咲奈率いる雪組公演は

できればずっと見ていきたいなって思ってます!

 

雪組さんはみんな好きで思い入れも強いから

朝美絢、綾凰華、縣千、彩海せら

とずらりと並ぶスターさんたち。

みんな好きだし、応援していきたい。

 

 

そしてここになんといっても

和希そらちゃんが加わるのですよ。

あの、歌えて踊れる最強のそーちゃんが!!!

 

さきそらもあさそらもそらあやも

(表記は学年順です笑)

見たことのない化学反応が爆誕しそうで

楽しみすぎて私が爆発しそうです!

 

新公を卒業した眞ノ宮るい星加梨杏

100期コンビのますますの活躍にも期待!

 

 

娘役では、きわちゃんサイドの双璧である

可愛さもかっこよさも備えたダンサー野々花ひまり

クラシカルでもあり現代的でもある美しさの夢白あやも好き。

雪組さんを観る時に楽しみな2人。

 

そして変わらず麻花すわんちゃんも大好きーーー!!!

 

 

そんな雪組さんですけれどもね。

 

私ね、かなりガチ恋な勢いで

咲奈さまが大好きなんですけど。

 

「キャッチミーイフユーキャン」

が見たかったんですよ。

 

 

主役のフランクは天才詐欺師でいろんな職業に扮するので

白衣のドクター咲奈、パイロット服咲奈、弁護士スーツ咲奈…

あれこれ堪能できるわけですよ。最高じゃん???

 

しかも正体は学生なわけで、ヤング学生咲奈まで見られるんですよ?

パパママと絡むお子ちゃま咲奈ですよ???

想像だけで萌え散らかってしまいますよ?

 

 

ヒロインのブレンダも本当に可愛らしい、

いかにもヒロインっぽい役できわちゃんに合うと思うんですよね。

ブレンダのナンバー「Fly,Fly Away」をきわちゃんに歌われたら

私は確実に泣くと思う。

 

 

ただですね。

 

フランク咲奈を追い詰めるFBI捜査官カール・ハンラティを

私は凪様で見たかった・・・泣

スーツ凪様ハンラティさんのドンブレ、かっこよかっただろうなー!

(注。ドンブレとはハンラティさんが捜査官を率いて歌い踊る

マジでかっこいいナンバー「Don't Break the Rules」のことです)

 

フランクとカールは追う側と逃げる側だけれど

奇妙なことにいつしか彼らの間に不思議な絆が生まれて

心を通わせていくんですよね。

そんな彩彩見たかったなーなんて…思ったりしてました。

 

この作品については観劇時に感想まとめてますので

よろしければどうぞ!

「CATCH ME IF YOU CAN」@DC - 姫さまたちに捧げる戯れ言 〜舞姫と歌姫と〜

 

 

しかしこれはもうどうやっても叶わなくなってしまったのでもう1つ。

 

 

カラマーゾフの兄弟

 

これもずっと再演を待望している演目です!

 

初演の水さんも素敵でしたけど咲ちゃんも合うと思うんですよね。

女に惚れて惚れ抜いて堕ちていく咲奈。見たい!

ミーチャ咲奈はビジュアルも合いそう。

 

長男ミーチャに対する次男イワンにあーさ。

(小劇場ならあやなちゃんでも合いそう)

イワンが想い人を想って歌う

「♪カテリーナ~カテリーナ~」っていうメロディが

もうすでにあーさの声で再生される勢いです。笑

 

三男アリョーシャにあやなちゃん。(もしくはあみちゃん)

癖のあるスメルジャコフはそらちゃんかあがちがいいなー!

 

 

ただですね、これも今の陣容に当てはめると

ちょっと上手くはまらなくてですね・・・

 

この作品を再演するにあたってのキャスト的ポイントは

私的には、スメルジャコフ、フョードル、

そしてグルーシェニカだと思ってるんですけど。

 

 

雪組内、いや劇団内を見回してもグルーシェニカは

夢白1択なんですよねぇ・・・

 

見た過ぎるだろう、夢白あやのグルーシェニカをよ!!!

 

そしてまた準ヒロインのカテリーナがキャラ的に

きわちゃんにぴったりなんですよね・・・

なのでこれもまた上手くいかないなぁなんて、

勝手に想像して勝手にガッカリしたりしています。笑

 

 

あとですね、最近(でもないけど)

私の中では咲あさが熱いので

咲あさ萌えできる演目も見たいですんですよねー。

何かぴったりなの無いかなー?

 

 

 

 

星組さんの2021年>

 

2月初日大劇場公演ロミオとジュリエットが5月東京千秋楽

 

夏には礼真琴率いるSpecial Show Time

VERDAD!!」舞浜アンフィシアターにて

その裏で愛ちゃん主演「マノン」(バウ&KAAT)

そしてもう1つ専科・轟さん主演婆娑羅の玄孫」(DC&東京芸術劇場

 

秋から年末にかけての本公演は柳生忍法帖」「モアー・ダンディズム!」

これにて2番手スター愛ちゃんが退団

 

2022年は2月「王家に捧ぐ歌」「ザ・ジェントル・ライアー」よりスタート!

 

 

礼真琴舞空瞳も大好きな私は

トップコンビとしては多分星が1番好き☆

 

ロミジュリからVERDADの流れも最高だったし、

柳生で和物経験して、王家からのめぐ逢いとか

作品運をも味方に付けてて最強だな、と。

 

あと、星組本でこっちゃんがひっとんの前髪直して

あげてるところのカレカノ感」も萌え萌えでしたね。

 

(ちなみに余談ですがれこうみコンビには

「私の王子様×僕のお姫様」みたいな印象を持ってます。笑)

 

そんなトップコンビ萌えな星組さんなのですが、

案外その他に推してる生徒さんが少なくてですね。

(ここが観劇数の増えない要因なのですが)

 

ただその中でもやっぱり極美慎ですよ。

彼女はスターに必須の華やかさを備えた逸材だと

思うので行く末が楽しみだし、やっぱり目を惹く。

 

そして、天飛華音。

やっぱりこの子は上手い。注目してる。

 

この2人は雪組でいう縣・彩海みたいな

個性の被らない良いコンビだと思うので、

真ん中に並ぶバウ公演がきたらいいなぁ。

 

 

娘役では変わらず音波みのり嬢が大好き。

小桜ほのかちゃんも応援してる。

二條華ちゃん瑠璃花夏ちゃんも可愛くて大好き!

 

 

 

そんな星組さんで見たいのは、

「南の哀愁」です!

 

お気付きかとは思いますが(笑)

私はヒロインのイメージやビジュアル先行で考えてしまうので

南国タヒチの少女=ひっとん、最高!

これがまず第一です。

 

お耳の上に赤いハイビスカスを乗せた

タヒチの少女ナイヤを演じるひっとんちゃん…

想像するだけで可愛さ限界突破ですよね!

 

主役のジョンは英国人の画家さんです。

目の調子が悪く静養に訪れたタヒチ

こっちゃんはひっとんに出会うのです…

 

英国のこっちゃんのご両親に

タヒチ娘との結婚を大反対されつつも

タヒチの皆様に温かく迎え入れられて、

2人はタヒチで一緒に生きていくことを決めるのです。

 

島での盛大な結婚式の場面。

素敵なんですよ。

 

でも、南国の強い日差しを浴び続けてこっちゃんの

視力はどんどん低下していってしまいます。

 

島には目の病気に効くと言われているお花があって、

ひっとんはこっちゃんのためにそのお花を取りに

危険な崖へ向かいます。

 

あぁぁぁ…もうここからの悲劇はご想像の通りです・・・涙

 

ただこの作品の切ない点はその悲劇のみにあらず。

 

戻って来ないひっとんを探しにやってきた島のみんなは

崖の下で息絶えているその姿を目にします・・・

手にはその花をしっかりと握ったまま。

 

 

悲しみに暮れる島民たち。

しかし、こっちゃんだけには何が起きているのかわかりません。

 

そう、見えていないのです。

 

こんな悲劇ってあります・・・・???

 

ラストはこっちゃんが横たわるひっとんを腕に抱き

「ナイヤーーーー!!」の絶叫で幕、です。

 

 

どうでしょう?

ちょっと見たくなってきません???笑

 

 

 

宙組さんの2021年>

 

「アナスタシア」東京公演からスタート

娘役トップのまどかちゃんが専科へ異動(のち花組へ異動)

 

真風・潤新トップコンビプレお披露目は

Hotel Svizra House」(ブリリア&梅芸)(梅芸は中止)

その裏はそらちゃん主演バウ「夢千鳥」

そしてもうひとつまどかちゃんMS「夢みるMadonna

 

新トップコンビお披露目夏の本公演

シャーロック・ホームズ」「Délicieux!」

 

秋にはトップコンビの全国ツアー「バロンの末裔」「アクアヴィーテ!!」

その裏はキキちゃん主演「プロミセス、プロミセス」(DC&ブリリア)

 

2022年は2月大劇場公演「NEVER SAY GOODBYE」よりスタート!

 

 

宙組さんはまかキキ体制そのままに

ヒロインがまどかちゃん→かのちゃんへと変わりました。

真風さんの隣に並ぶかのちゃんは見た目の相性も良く、

良いコンビだなーと思って応援しています。

 

 

なんといっても真風涼帆×芹香斗亜

最高に好きだし、かっこいいし、並びもいいし、

2人が並んだ時の相乗効果はとてつもないなって思います。

 

宙組にはまかキキがある

これ、本当にとんでもなく魅力的なウリですよね。

 

 

いつまでもまかキキを見ていたい自分と

早くキキちゃんがセンターに立つ姿を見たい自分の

両方がせめぎ合っております。

悲しいことに両立はしないんですよね。

 

 

優希しおんくんと鷹飛千空くんは見ていて

好きーーー!!!ってなる男役さんです。

群舞などでも思わず目で追ってしまう2人です。

 

下級生では真白悠希くんが好き。いつも上手。

 

娘役さんではなんといっても天彩峰里ちゃん

上手で可愛くて最高。

キキじゅりもっとくださーい!

 

花宮沙羅ちゃんと朝木陽彩ちゃんには

今年もたくさん歌って欲しい!

歌声だけじゃなくお顔も可愛くて好み♡

 

そしてなんといっても今の私の宙組観劇のお楽しみは

愛未サラちゃんーーーーーー!!!!

可愛くてたまらん!

 

 

 

宙組さんは今年ネバセイを再演しますが

それならカサブランカ

見たかったなーっていうのが本音。

(まぁ真風氏の思い出再演でネバセイなのでしょうが)

 

哀愁たっぷりのトレンチコート姿リックに真風氏、

リックの忘れられない恋人イルザにかのちゃん、

イルザの夫ラズロにキキちゃん。

 

どれも合うのではないかと。

 

この作品とても曲が好きなんですよね。

名曲「As Time Goes By」ももちろん素敵なんですけど

リックとイルザの歌う

「過去は聞かない」と「世界の果てまでも」が

とにかく好きなんですよね。

戦争を背景にした暗い世界観の中で

刹那に愛し合う2人の想いは溢れつつも切なさも多分に流れる

何度聞いても心にぐっとくる名デュエット曲ですね。

 

いつか再演しないかなーって思ってましたけど

昨年末で作品に付随する諸々の権利関係がすべて

消滅したようなのでちょっと難しそうですね。残念。

 

 

では、ですよ。

同じ小池先生の作品でもガラッと明るく

お洒落で小粋なアポロンの迷宮」とかどうでしょう?

(これまた古い作品ですが。笑)

(ちなみに1990年の星組公演です。笑)

 

主人公ジャンポールの表の顔は流行りのカフェの経営者。

裏の顔はこれまた世間を賑わせている怪盗アポロン

金持ちからしか奪わない義賊。

黒スーツに黒マント、ハットにステッキ、目元に仮面。

こんな姿の真風氏、最高にかっこいいですよね、きっと。

 

対するキキちゃんには敵役マルセル。

侯爵であり推理小説家でもある。

この2人の対決シーンがクライマックスの見せ場かも。

 

怪盗団の仲間でもありジャンポールが経営するカフェの

歌姫であるイヴェットにじゅっちゃんも合いそう。

 

スクープ欲しさにアポロンを追う新聞記者のミシェルは

もちろんずんちゃん。

このお役は可愛らしい恋人もいていいお役。

 

ヒロインのジュヌヴィエーヴ王女はアポロンのターゲット。

ローマの休日のアン王女風のお衣装がかのちゃんには

とても似合いそう。

 

ネタバレしますけど、このヒロイン。

実は王女に扮装した詐欺師一家の娘で、

ジャンポールまでもずっと騙されてるんですよ。

で、お話のラストには2人で旅立っていくんです。

 

被害者王女かと思いきやのどんでん返しで

まんまと最後まで騙してでもこれから旅立つという

彼に一緒に連れて行って欲しいと天真爛漫に笑う

かのちゃんと、

やれやれって顔しながらもしっかりと彼女の手を

取って旅立っていくゆりかちん、

っていう絵面が見てみたいなーなんて思った作品です。

 

 

 

といった新年の戯言でございました!

 

今年の観劇はじめは月組さんの大劇場公演の予定です。

 

花組さんが感染者確認による公演中止となり

なかなか不穏な空気も流れていますが

どうか中止期間が最短で済みますように、

その他の公演は無事でありますように、と願っています。

 

そして関係者のみならず私たち観客も今一度

気を引き締めて感染対策徹底しなければ、ですね。

 

 

次は書きかけになっている月組さん博多座公演の観劇記を

更新したいと思ってます。

(本当は大劇場公演が始まるまでに書きたかったー!)

 

こんなゆるゆる更新の実もない感想文ですが

今年も変わらず自己満足のために続けていこうと思いますので

またお時間つぶしに読みに来てくださると嬉しいです。

 

皆様、改めまして本年もよろしくお願いいたします☆

『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』@配信

続きまして。

大空ゆうひさんご出演「楽屋」

 

配信にて拝見いたしました!

(まだまだ10月のお話。笑)

 

 

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unrato#7

「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」

 

作:清水邦夫
演出:大河内直子
音楽:三枝伸太郎

 

出演:女優A・保坂知寿 女優B・ 大空ゆうひ 

   女優C・笠松はる  女優D・磯田美絵

公演日程:2021年10月16日~24日

会場:赤坂RED/THEATER

 

死者の魂と生者の魂が 響きあう世界、『楽屋』。
四人の女優が紡ぐ 生命の讃歌と鎮魂歌。
この作品を 「鏡の中の戦士たち」に 捧げます。

 

unrato#7『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

お恥ずかしながらこの「楽屋」という作品、

私は今回初めて知りました。

 

ちょうどこの公演の上演が発表になった頃、

彩吹真央さんたちのご出演版が上演されていたので

「同じ作品・・・なのかな・・・?」といった程度の認識で。

 

なのでストーリーや設定もまったく知らずに拝見しました。

 

 

 

舞台は楽屋と思われる場所

化粧台が置いてあって、そこに女優が座ると

鏡の枠の中から客席を向くことになるようなセット。

 

 

女優Aの知寿さん

女優Bのゆうひさん

舞台上上下に置かれた化粧台に座ってお化粧中。

 

この鏡台、枠だけなんだけど

お2人の本当に映ってるみたいな視線の演技が

秀逸でございましたね!

 

 

女優Cの笠松さん

「かもめ」の台詞を練習してる。

楽屋中をあちこち歩きまわりながら。

 

女優Aと女優Bのことは完全無視。

 

イライラと落ち着かない様子ながら、

どうやら出番になったようで楽屋を出て行く。

 

 

楽屋に残されたA知寿さんとBゆうひさんのやり取り。

このあたりすごく面白かった。

 

元々知寿さんのことが好きで、

だから今回の公演が発表になった時には

ゆうひさんが知寿さんとご共演!!!と

喜んだ人間なので、こんなにガッツリと

お2人の絡みを堪能できるなんて想像以上でした。

 

そしてやっぱり2人とも上手いのよ・・・

間の取り方も1つ1つの台詞のトーンも

それに付随するそれぞれの動きも。

 

 

2人の台詞から、どうやら2人とも役をもらえる女優ではなく

プロンプターであることがわかる。

 

それでも2人とも女優としてその役への想いが熱いのはよくわかる。

 

これまでにもらった場面や台詞を自慢・披露し合う2人の

可愛いこと可笑しいこと!

 

実際に演じたことないお役の台詞までも全部頭に入っているんですよね。

だってプロンプはしていたのだから。

 

とりわけ面白かったのは確かシェイクスピアか何かの台詞で、

2人の間で「台詞が違う!」と意見が食い違ったところ。

結論としては女優Aの翻訳が古すぎる、というオチなのですが、

もうこのあたりの2人のやり取りも笑いも起きていて最高でした。

 

 

女優Aと女優B・・・

パッと見あまり年代変わらないように見えるのに

女優Aはかなり年上なのかな

え?そもそもこれどんな時代設定???

 

と、ここらでようやく何か違和感に気付き始めました

(今更かよ)(ええ今更です)


あれ?何かがおかしい?

 

 

あと、あれです。

「かもめ」という作品をうすーーーーくですが

知っててよかった気がします。

(本当に薄いです)

星組の礼さん版をスカステニュースで見ただけです)
おかげで「ニーナ」や「トリゴーリン」を

なんとなく理解できました。

 

 

出番を終えた女優Cが楽屋に戻って来る。

ここでようやく女優Dの磯田さんが登場。

 

女優Dは女優Cに対して

「もう健康になったからニーナの役を返してほしい」

と訴える。

 

しかしどうやら女優Dも元々はプロンプターで

ニーナ役ではなかったらしい。

精神を病んで入院していたらしい。

 

ここはなんとなく登場時からわかってた。

隠されてなかった。

だって、寝間着みたいな格好に枕抱えてるんだもん。

 

 

言い争う女優Cと女優D。

もちろんまったく存在を認められない女優Aと女優B。

 

あ、そっか。

見えてないんだ・・・

存在してないんだ・・・

この世にもういない人たちで、

でもずっと楽屋にいて、

だから「空気が澱んでる」みたいな表現されるし

身にまとうものにも色味が無いんだ・・・

 

と、ここまで来てようやく初期設定にたどり着きました。笑

 

そう。

女優Cは最初からずっとちゃんと色のあるお衣装なのです。

 

そうなると、女優Aの顔の傷跡や女優Bの首の包帯が

俄然気になり始めます。

 

 

そんな思考が頭を巡っていても

お構いなしに楽屋内ではストーリーが進み、

激高した女優Cがなんと女優Dを

ワイン(?)の瓶で殴ってしまいます。

そして殴られた女優Dが楽屋を去っていきます。

 

 

おいおいおい・・・

一体どうなっちゃうんだよ・・・

 

配信だと画面に映ってない箇所もあって

余計にいろいろ気になっちゃう

 

 

すると、再び戻って来た女優D。

なんと女優A・Bのことが見えると言う。

もちろん女優Cには見えないまま。

 

ここまでくるとさすがにどういったことなのか

理解できますよ。

 

ワイン瓶の当たり所が悪かった女優Dちゃんは、

女優A・Bと同じ世界にやって来たのですね。

 

 

きっとそのうち慣れるわよ、

みたいにあっさり説明してくれる女優A・Bに

自分の状況を案外すんなりと受け入れる女優D。

 

 

女優Aは戦前?戦中?の火災で命を落としたらしく、

女優Bは異性トラブルによって自死したそう

 

年代も人生の結末も何もかも違う3人だけど

「女優」という生き物の性なのか死して尚楽屋へ来てしまう

 

 

時間はたっぷりあるのだから、と

いつまでも楽屋に居続ける

チェーホフの「3人姉妹」でもしましょうか?と

打ち解ける3人。

 

 

悩み苦しみながらも今日も女優として

舞台に立ち続ける女優Cも含めて

 

 

 

「女優としての魂」に満ちている「楽屋」

 

 

 

これ、結末(設定)知ってから見るのも面白い

ですよね、きっと。

 

自分たちがなんのために生きているのか、を

ちょっと考えさせられたりもしますし、

女優Aの力強い「生きていきましょうよ」という言葉に

背中を押してもらえた気もします。

 

 

見終わってみて、

では一体「流れ去るもの」とは何だったのか?

っていうことなんですけど。

 

まぁ演劇作品のテーマなんて正解があるとは限らないし

あってもそれが1つじゃない場合も多いと思うんですけど、

 

でもなんとなく私が思うには

 

まずは大前提として「時間」

これは当然

 

あとはやっぱり

「女優の魂」「女優の性」

「女優という生き物の演じることへの本能的快楽」

「女優という生き物の憧れの役を演じることへの執着」

みたいなものなのかなぁ、

 

とかなんとか、正解を出すことよりも

考えてみること自体が大切なんじゃないかとも思ったり。

 

 

 

私は基本的には宝塚作品の観劇が多くて

華やかで豪華な作品に包まれて幸福感を得るのが

観劇のメインの目的だけれど

 

ゆうひさんを追っていると

時々こういった、ふと立ち止まって何かを考える

そしてもっとシンプルにいろんなことを

考えるようになる、

そんなリセットのタイミングをもらえて

それもまたとても贅沢な趣味だな、と思います。

 

 

あと、最後にファンっぽいこと言いますけど(笑)

今回のボブのゆうひさん、似合っててとっても可愛かったですね!

 

ステージナタリーさんのリンクを貼っておきますね!

natalie.mu

 

最後にそれかよ!って感じですが笑

 

 

そんな「楽屋」の感想でございました!

ありがとうございました!!!

 

 

さてお次は。

まだまだ10月に配信で拝見した公演がありまして。

月組さんの博多座公演の感想を書ければと思います!

 

 

「CITY HUNTER」新人公演@配信

こちらもまた10月のお話。

 

初の試み新人公演のLIVE配信

 

お仕事を早く切り上げて、

自宅であがちの獠ちゃんを拝見いたしました!

 

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ミュージカル
CITY HUNTER」-盗まれたXYZ-

 新人公演

 2021年10月14日(木)18:30開演

 

主な配役()内本役

冴羽 獠          (彩風 咲奈)        縣 千
槇村 香          (朝月 希和)        音彩 唯
ミック・エンジェル     (朝美 絢)         彩海 せら
槇村 秀幸         (綾 凰華)         眞ノ宮 るい
海坊主【伊集院 隼人】 (縣 千)            壮海 はるま

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

久々の新公主演あがちと

初ヒロインの音彩ちゃんという新鮮な顔合わせ。

 

映像も新公用に新たに作ってあって愛を感じる。


ワンダーランドの場面とかちょっと不安定で

やっぱり新公なんだなーとも思いつつ、

本公演同様「♪XYZ~XYZ~」と登場人物が

ずらりと並ぶプロローグですでに泣いたりもしました。笑

 

この作品、事件が一件落着したあとにエピローグ的な

続きがまだあるのがいいですよね。

勢いとノリが重要な前半から後半向けてしっかりと

芝居を見せる場面があってとっても勉強に

なったんじゃないかと思います。



以下、なんとなくの感想をざっくりと。

 

 

主役・冴羽役のあがち(縣)

 

髪型はじめビジュアルから「冴羽獠」を作り込んでてさすが!

お顔の輪郭だけで言えば本役の咲ちゃんよりも原作の獠ちゃんっぽい。

 

冴子たんの犬になる獠ちゃんが可愛い。

さすが元モプシー!笑

 

事件を引き受けたところからの銀橋ゲワイは
やっぱりさすがに多少の幼さが出て、
咲ちゃんの動きの洗練さを思い知ったり。

 

でも「美樹ちゃん泣かせるなよ」のウインクは

新公内だと思えないレベルのかっこよさ。

 

あがちはコメディもいけるしシリアスもいけるのがいい。

 

やっぱりすごいスターだなー!って

毎公演思わせてくれる。

控えてるバウ主演も本当に楽しみ☆

 

 

 

ヒロイン・香役の音彩ちゃん

 

初のヒロインでありながら堂々たる姿、あっぱれ!

 

「ここは俺様のベッドじゃ!」

ってのがまず可愛い。笑

 

獠とアルマが一緒にいる姿に動揺したせいで

アルマが敵に連れ去られてしまって
獠に「今のお前はパートナー失格だ」って言われた時の

なんとも切ない香もいい。

 

亡き兄の力も借りて敵討ちを果たしたシーンもいい。

(ここはやっぱり泣ける)

 

ラスト。

「私たちはパートナーでしょ?」って言う香もいい。
主役に守ってもらうんじゃなくて、

一緒に戦うヒロイン像がとても素敵だった。

 

 

 

ミック役のあみちゃん(彩海)

 

あみっくーーーーー!

最高にかっこよかった。

朝美さんのお役を演じるあみちゃんなんて

もう間違いがない。疑いようもない。

 

ロックオンベイビーの銀橋渡りなんて

あの可愛い可愛いあみちゃんが

ギラギラのモテモテで最高だった。

 

 

この場面は

すわんちゃんのスッチーさんも

最高に可愛かったですね!

 

 

あみちゃんは巧いのにかっこいい。

かっこいいのにめちゃめちゃ巧い。

あと、あがちとの相棒っぷりもいい。

 

あがあみの並びはまったくもって個性が被らないのが楽しい。

きっとこれからもいろんな公演で堪能させてくれるって信じてる!

 

 

槇村役のはいちゃん(眞ノ宮)

 

長の期・100期だけあってさすがの落ち着き。

本役のあやなちゃんと同じくダンサーさんなので

身のこなしが綺麗でだからこそ周りの人たちと

違う存在軸にいることに説得力が増す。

 

あやなちゃんよりもちょっぴり気障な作りに感じたけど

妹への愛は溢れていて素敵だった。

 

ただ、私が本公演で号泣したラストの槇村×冴子が

映らなかったーーーー悲しい!

 

因縁の対決であったジェネラルと同期なのはまた感慨深い。

 

 

といったわけでこの流れで、

ジェネラル役のりおちゃん(星加)


こちらもさすが長の期。

やっぱり貫禄がある。落ち着いてる。

 

りおちゃんはまずビジュアルがいい。

かっこいいし声もいい。好き。

 

 

海坊主役はしゃんたん (壮海) 

 

ビジュアルの作りも違和感なく海坊主。
美樹ちゃんとの花道芝居が温かくていい。

「必ず帰ってくるのよ」で美樹ちゃんが抱きついてくるとこも
「俺は死なない」ってぶっきらぼうに言うとこもいい。

 

 

葉子役のあやちゃん(夢白)

政役の聖海くん

 

この2人本当にぶっとんでて可愛い。そして上手い。
こちらも103期同期!

 

栗色くるりんヘアーのようこちゃんに

髭にお帽子の政、まず見た目が可愛い。


飲み屋での2人のやり取り大好き。

よーこちゃんは本役のひまりちゃんと同じくらいのテンションでいて

台詞まわしとかは自分なりに多少変えててそれもまたいい。

 

 

豊役のかせきょー(華世)は
あんなに上手なあみちゃんが本役なのに

見劣りすることもなくこれまたよかった!

 

 

北尾役・蒼波くんの冷徹な感じもかっこいい。

 

 

少年獠のさあらちゃん(琴峰)
海坊主との大きさの差に萌えた。可愛い。

 

 

 

アルマ王女役のさなちゃん(華純)

 

今回の新公で娘役ヲタ界(笑)を最もざわつかせた彼女。

大役に大抜擢の106期生!研2!

 

声も顔も可愛くて歌もいい。
(ちょっとすみかちゃんに似てる)

とっても上手で落ち着いて見えて、

階段を登るところでドレスの裾を踏んじゃったりする

やっぱり下級生だなっていう1面もあって更に可愛い。

 

 

海原役の一禾くん

毎回新公学年だなんて信じられない好演をしてくれるけれど

今回も獠の父的存在として、そして最強の敵として

ある意味の大きさを見せてくれてやっぱり上手いね。

 

ビラ配りするさやかすわんちゃん

最高に可愛い。セーラー服バンザイ!

 

汐聖くんの総監
とってもにわさんっぽい台詞まわし。

可愛い総監。退団残念。

 

 

ねこまんまの場面。

本公演であの可愛いネコちゃんの中にすわんちゃんいなくて

残念無念だったんだけど、
新公ではすわんちゃんセンター!
しかもカメラさんがしっかりとバチコンウインク抜いてくれて

画面の前で倒れ落ちたね。ありがとうございました!

 

 

織田役の紀城くんもとぼけた感が可愛かった!

 

 

以上、なんとなく印象に残った方たち。

とすわんちゃん×3でございました!笑

 

 

 

最後のご挨拶であがちが

「久々の東京での新人公演。見える景色が赤い座席ではなく・・・」

って言っていてさすがにこれは泣いた。

 

前回雪組が東京の劇場で迎えた新人公演は

途中公演中止になってしまったワンス。

お客様の入れられない劇場で

客席に座った上級生の前で披露したんでしたよね。

 

そんなあがちのご挨拶を聞きながら
隣にいるあみちゃんも泣いてて更に泣けてしまう。

 

 

この公演、大劇場で初日を迎えた頃には感染者が急増していて

とっても不安な中でのスタートだったけれど

東京千秋楽まで無事に終えることが出来て、

新公も東西無事に出来て本当によかったなと思います。

 

もう舞台上の生徒が赤い客席に心を痛める事態に

なりませんように・・・

 

 

 

お次は宝塚から一旦離れまして

配信で見た「楽屋」について書ければと思います☆

 

「柳生忍法帖」「モアー・ダンディズム!」

お次は。

星組さんの大劇場公演を観劇してきたお話。

 

(10月のお話になりまーす笑)

 

 

 

宝塚剣豪秘録
柳生忍法帖
原作/山田 風太郎「柳生忍法帖」(KADOKAWA 角川文庫刊)
脚本・演出/大野 拓史   

山田風太郎の小説「柳生忍法帖」。

史実にフィクションを織り交ぜ壮大なスケールで描く

傑作時代小説の初の舞台化に、宝塚歌劇が挑みます。
寛永年間。暴政を敷く会津藩主・加藤明成を見限り出奔した

家老・堀主水の一族に、復讐の手が迫る。

明成は堀主水の断罪だけでは飽き足らず、幕府公認の縁切寺東慶寺に匿われた

堀一族の女たちをも武力をもって攫おうとする。

しかしそれは、男の都合に振り回された生涯を送り、

女の最後の避難場所として東慶寺を庇護してきた

天樹院(豊臣秀頼の妻であった千姫)には許しがたい事であった。

女の手で誅を下さねばならぬ。

そう心定めた天樹院は、敵討ちを誓う女たちの指南役として、

密かに一人の武芸者を招聘する。

将軍家剣術指南役の嫡男ながら城勤めを嫌い、剣術修行に明け暮れる隻眼の天才剣士、柳生十兵衛

女たちを託された十兵衛は、死闘を繰り広げながら会津へと向かう。

待ち受けるのは、藩を牛耳る謎の男・芦名銅伯と、銅伯の娘で明成の側室ゆら。

果たして十兵衛たちは、凶悪な敵を打ち倒すことが出来るのか…。   

 

ロマンチック・レビュー
『モアー・ダンディズム!』
作・演出/岡田 敬二   

宝塚歌劇の永遠のテーマである“男役の美学”を追求する“ダンディズム”シリーズ。

1995年花組真矢みき主演の『ダンディズム!』、2006年星組湖月わたる主演の『ネオ・ダンディズム!』に続く第三弾をお届け致します。
宝塚レビューの伝統を継ぐ品位ある華やかさと香り、

そして色彩感溢れるロマンチック・レビューの世界と

トップスター礼真琴を中心としたエネルギッシュな星組生との融合をどうぞお楽しみください。   

 

主演:礼 真琴、舞空 瞳  

宝塚大劇場:2021年9月18日(土) - 11月1日(月)

東京宝塚劇場:2021年11月20日(土) - 12月26日(日)

 

公演解説・写真は劇団公式HPのもの

星組公演 『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

私はこっちゃんもひっとんも大好きで、

なんなら「トップコンビ」で考えたら

今の5組中1番好きかもしれないこの星組

 

でもどうにもスケジュール的に

遠征できないことが多くて

雪組が東京公演中に大劇場公演だったり)

実はトップになったこっちゃん初生観劇

(もちろん配信では全公演観てますが)

 

 

そして、贔屓と贔屓組しか基本遠征しない自分が

なんと今年は全組生観劇を果たすという珍しい1年でした。

 

私はヒロイン重視派なので

娘役トップが好みじゃない組は映像すら見なくなっちゃうのですが

そんな自分が全組見てるっていうのは、

今の娘役トップさん5人とも好きなんだろうなーって思います。


あとは贔屓の退団により「贔屓組」って概念がなくなったのかも。笑

 

 

 

 

まずはお芝居。柳生忍法帖

 

非常にうっすい感想で申し訳ないのですが

「面白かった」です。笑

 

 

主役である柳生十兵衛というのが

これは小説の主人公として面白味もかっこよさもあり

舞台化したくなる題材であることも

「この役をやるなら礼真琴」っていう

大野先生の気持ちもとてもよくわかる内容でした。

 

 

こっちゃんの男役としての魅力

多方面に存分に発揮されてたのがまずいい。

剣術指南役としての銀橋登場もかっこいい。

そして観客の理解力が試される日本物台詞も

早口であってもしっかりと聞き取れるのが凄い。

 

剣術の達人的動きの俊敏さと殺陣場面のレベルの高さ、

女たちの師としての熱血指導っぷり、

それに反してちょっと緩いとこもあったり。

そして何よりヒーローが似合う。

 

 

柳生十兵衛が完全なるヒーローで

彼が、今回であれば堀一族の女たちの復讐を助けて

そしてまた去っていく、みたいな展開が

私には水戸の黄門さま的に見えて、

それはそれでとてもかっこいいヒーロー物作品なんだけど、

でも宝塚作品ではトップ娘役との絡みも必要不可欠なわけで

そのあたりがきっと難しかったと思うんですよね。

まぁなんとか最低限

(娘役ファン、コンビファンが怒らない程度には)

宝塚ナイズされてたのでは?と思いました。

 

 

けどなぁ。

組担として何度もリピートして観たいか、と問われると?

多分1回の観劇だから楽しめたな、みたいな感じもしましたね笑

 


でもお話自体はとても面白くて、

(ちょっと途中ダレる場面もあったけど)

それでも泣かされる場面もあり、楽しく観劇しました!

 

 

泣かされた場面と言えば、

るりはなの銀橋芝居

健気なゆらちゃんかな・・・

 

父の、一族の、

まるで道具のように生きて来たゆらが

初めて自らの意思で求めた人だったんだろうな、十兵衛。

 

 

いやいやでもさ、やっぱり

ゆらちゃん→柳生さんはちょっと展開が唐突すぎるよね。

後から台詞で言い訳するのもなんかちょっとねぇ。

(ひっとんは頑張って細かく表現してたけど)

 

 

うんでも。

ひっとんゆらさんは登場場面のお着物姿がまず可愛かったから満足。

登場しただけであまりの可愛さに泣きそうになった。

 

こっちゃんとの絡み場面は少なめだったけど、

愛ちゃんと父娘だし瀬央さんとの絡みもあったしね。

 

 

 

愛ちゃんは2役だったけれど、

人外感の醸し方はさすがよね。

娘への執着とかは人間っぽかったけど。

 

ラストにはトップ×2番手

対決場面がしっかりとあって

飄々とした身のこなしの十兵衛と

相手を上手く翻弄していく銅伯の

陣場面はスピードもあって見応え充分でしたね。

 

 

 

 

ほのかちゃんお千絵は良いお役だったなぁ。

堀一族の女たちが物語の上での主役だもんね!

はるこお圭もこっちゃん十兵衛と踊る場面があったり、

水乃ゆりちゃんも活躍してたね。

あとは白妙なっちゃんがさすがの上手さだった!

 

 

上手いと言えば多聞坊役の天飛くん

あの子は本当に上手ね!

七本槍よりむしろ目立って美味しかったんじゃないかな?

 

七本槍さんたちはもうあれ以上しどころがない中、

皆さんそれぞれ個性や見せ場をなんとか作り出していたのではないかと。

(わかり辛いかもですが一応褒めてます)

 

 

七本槍さんたちが1人ずつ討たれていくのは

お決まりの流れではあるけれど

それぞれに見せ場を与えて、かつ、

復讐が少しずつ遂げられていっているのが

痛快活劇としてはわかりやすく表現されてたよね!

 

 

 

なかでも目立ったのは銀四郎・極美くん

(極美慎×水乃ゆりって並びは眼福です)

私の大好きな丈之進・漣さん

(かなえさまも最後だと思うとオペラで追ってしまいました)

そしてやっぱり出番や台詞の多い虹七郎・瀬央さん

十兵衛さんとの場面も良かったですね。

 

 

ただですね。笑

「手の筋を切ってやったぞ」

「俺は脚の筋を切ってやったぞ」

的なことせおのやり取りは、

笑う場面だと思ったら周り誰も笑ってなくて!!!

え?違うの?

なんかこう…男子が好きそうなやり取りだなおい!って思っちゃいました笑笑

 

 

そうそう。

十兵衛父・朝水パイセンは今回も

とんでもないイケオジっぷりを発揮されておいででした。

(最高。好き。)

 

 

残念だったのは私の大好きなしもきみ(夕渚・湊)

全然見つけられなかったこと・・・(号泣)
りっひー最後だからっていうのも

私が星組観に行った理由のひとつだったのに・・・

役付き以外の男役さんみんな被り物してて

全然お顔見えなかったんだよぉ…無念

 

 

 

 

 

続いてショー「モアー・ダンディズム!」

 

 

なんですけどね。

 

 

終演後にはもう

 

礼真琴最高

礼真琴やっぱりすごい

礼真琴天才では?

 

ってうわ言のようにお名前連呼してしまうくらいに

やっぱりこっちゃんが最高だった

うわぁーこっちゃん好きー!ってなった。

 


どこもよかったけど特にハードボイルドが!

素晴らしかった!

 

 

 

あとですね、

今回もひっとんの可愛さ炸裂でしたね!

2階B席からオペラ無しでもわかるあの完璧な頭身バランス!


キャリオカは赤ドレスがよかったけどでも

あのボアのついた柔らかドレスの翻り方も素晴らしかった!

 

 

 

 

プロローグ

 

懐かしかったーーー!!!

あの、カラフルお衣装の生徒さんが縦にずらりと並ぶ場面、圧巻!


赤スーツにハットでゴンドラに乗って降りて来るこっちゃんは

最高に真矢みきさん風味でかっこいいーーーー!!

 


初演の娘役トップ・純ちゃんが登場するところが大好きで

当時何度もビデオで見てたんだけど、

あれをひっとんがしてくれてるのも嬉しい!

 

 

そういえば見間違いじゃなければ束の間の

極美×はるこありました?ありましたよね???
いやーあれは美しき並びでしたね!

 

 

 

ミッションの場面は

今回新しく作られた場面なんですよね?

 

「ダンディズム」というテーマとの合致性は

よくわかりませんでしたけれども(笑)

トップコンビのダンスをたっぷり堪能できて嬉しかったのと

細い三つ編み風の鬘のひっとんが最高に可愛かったです。

 

 

 

 

キャリオカ

 

華やかでいろんな人が前列で踊って見せ場があって

黒燕尾の男役さんとピンクドレスの娘役さんがずらっと並ぶ

これぞダンディズム!これぞ宝塚!な場面。

 

 

いやーでも。

真ん中のトップコンビのダンスレベルは次元が違いすぎ

視線もオペラも吸い寄せられてしまう・・・

なかなか他を見る余裕がなくなっちゃうのは

一体どうしたらよかったんでしょうか???

 

でも、そのくらい、星組のトップコンビの

観客の視線を奪う力が凄いんですよね・・・

 

最高かよ

 

 

 

そうそう。

娘役さんがズラッと並ぶ中で

センター後ろが水乃ゆりちゃん&瑠璃花ちゃんで、

これはまた素晴らしい…ってそこからも目が離せなくなってしまった。

 

 

 

 

ハードボイルド

 

最初って

せおさんとあかりちゃんでしたよね?
あれよかったですね!


あかりちゃんはスタイル良くて実力も安定してるので目を引く。


せおさんはやっぱり銀橋ラパッションがよかった!

あの思い出の緑のお衣装含め。

(心の中でエリザベス女王や〜って思ってましたw)

 

 

 

ハードボイルドに話を戻しまして。

ここのストライプスーツでバシッとキメた

胸の傷が痛い痛いこっちゃんさいっこうでしたね。

 

 

かっっっこいいぃぃぃぃいぃいいいいいぃぃぃ

って感じでした。笑

 

トップになって本公演3作目。

お歌やダンスが最上級なのはもちろん

お顔もしゅっとして貫禄や落ち着きも出て来たような。

本当に本当にこれからがますます楽しみなトップさんです。

 

 


あの、ロケットのピックアップセンターって

美蘭ちゃんでした?そうですよね?

あの子、可愛いだけじゃなくて踊れるのか・・・

ますます逸材ですわ

 

 

くらっちとほのかちゃんセンターの娘役さんが

ビューティフルラブを歌う場面で

最下手にいるピンクドレスちゃんが

めちゃめちゃ可愛かったんだけど誰かわからなくて、

後から澄華あまねちゃんだと教えてもらいました!

あまねちゃんのことはもちろん知っていたけれど

大きな帽子でお耳が隠れていて判別できなかったみたい。笑

彼女、今回で退団なんですよね。

もったいないなぁ・・・

 

 

 

そういえば。

トップコンビが赤いお衣装で

(こっちゃんがターバンしてる)

ガッシガシに踊ってる場面がかっこよかったんだけど

あれ、どこにあった場面だろう?

 

お衣装もすごく似合ってて

(少し丈の短いひっとんのドレスがいい)

柔らかいイメージのレビューの中にあって

お互い攻め合う感じの強めのダンスが

かっこよかったなー!

 

 

 

今回のデュエダンは青いお衣装でしたね。

星組カラー。とても似合う。素敵。

ひっとんのロングドレスの動きが美しくてうっとり。

 

「アシナヨ」をこっちゃんから愛ちゃんへ歌い継ぐ。

礼・舞空・愛月トリオを惜しむ場面となりました。

 

こっちゃんと愛ちゃんは個性が被らず

良き1・2の並びだったと思います。

 

寂しいですね・・・

 

 

パレード

そういえばあるのよね、主題歌!(笑)

♪もーあーだんでぃずむ~もあ~だんでぃずむ~っていうね!

 

いかにもレビュー!といったお衣装が素敵

ブーケ形のシャンシャンも可愛いし

ひっとんの白マーメイドドレスも可愛かったーーー!

 

 

 

愛ちゃん

 

私が初めて愛ちゃんを認識したのはジョサイア(トラファルガー)です。笑

当時宙担だった私としては、愛着のある生徒さんです。

最後の公演での白軍服姿、本当に素敵でした。

「宝塚」を絵にかいたような色香のある男役さん。

 

大劇場でのサヨナラショーでは宙組時代の誰鐘の曲や

初舞台のシクハンの曲を歌ったんですよね。(泣ける)

 

最近続いている「2番手さん退団」

正直言うとあまり気分はよくないです。

やっぱり2番手になったからにはトップになってほしい。

(そして逆に、トップになる生徒にはしっかりと

 2番手をさせてあげてほしい)

 

でも、2番手になったからこそ叶えられることも確かにあるわけで

(カレンダーやさよならショーや大きな羽根などなど)

「トップにはなれなくても2番手になれた」ことの意味合いを

ちょっとまた改めて考えてしまったりもしますね。

 

 

 

りっひー(湊璃飛くん)

彼女もこの公演で退団です。

お芝居では全然探せなくて泣いたけど

ショーではたくさん楽しそうに踊ってる姿を見つけられました!

 

98期だからなのはもちろん、

友人がずっと応援していたので自然と私も気にして見ていました。

 

大劇場の大階段を降りた彼女が

「星の数ほどいる生徒の中から私を見つけ

 愛をくださいましたファンの皆様」

とご挨拶で言った時、私は友人の顔が浮かんで泣けました。

 

そしてとっても満ち足りたりっっひーのお顔を見て

これからも幸せな人生を歩んで行って欲しいなと思いました。

 

 

この公演は12月26日で千秋楽

退団者の皆様、ファンの皆様にとって忘れられない

幸せな1日となりますよう、祈っています。

 

 

次は配信で見た

CITY HUNTER」新人公演についてになると思います☆

 

「CITY HUNTER」&「Fire Fever!」

こちらはまだ暑い夏の頃のお話。

 

新生雪組全員そろってのお披露目公演を拝見してまいりました!

大劇場まで行ってきました!!

 

改めまして

彩風咲奈さま新トップスター就任

おめでとうございます!

 

そして

祝☆きわちゃん娘役トップ&あーさ2番手!!!

 

 

 

ミュージカル
CITY HUNTER』-盗まれたXYZ-
原作/北条 司「シティーハンター
(C)北条 司/コアミックス 1985
脚本・演出/齋藤 吉正   

北条司氏原作の「シティーハンター」は、1985年「週刊少年ジャンプ」で連載開始した

累計発行部数5,000万部を超える大人気コミックで、

2019年に新作劇場アニメ映画とフランス実写版映画が好評を博す中で

2020年には35周年を迎え、国や世代を超え今でも多くの人々を魅了し続けている作品です。

この傑作ハードボイルド・コメディの初の舞台化に、

新トップコンビ彩風咲奈・朝月希和を中心とした新生雪組が挑戦いたします!
新宿を舞台にスイーパー(始末屋)として生きる“シティーハンター”こと冴羽獠。

彼が依頼を請け負うのは、美女絡みか、依頼人の想いに“心が震えた時”のみ・・・・。
獠の持つハードボイルドかつコミカルな魅力を、

彼を取り巻く個性的なキャラクター達の活躍と共にドラマティックに描きます。
様々な魅力が凝縮された宝塚歌劇版『CITY HUNTER』にぜひご期待ください!!

 

ショー オルケスタ
『Fire Fever!』
作・演出/稲葉 太地   

彩風咲奈を中心とした雪組生達が、舞台上で火花を散らすように競い合い、

客席を熱狂の渦に巻き込むショー『Fire Fever!』。
雪組の新しい息吹を感じるかのようなエネルギー溢れるプロローグにはじまり、

男女が情熱的に歌い踊るバラエティ豊かな数々の場面をお届け致します。
新生雪組の魅力をたっぷり詰め込んだ、炎のように熱くダイナミックなショー作品を、

どうぞお楽しみください。   

 

主演:彩風 咲奈、朝月 希和  

宝塚大劇場:2021年8月7日(土) - 9月13日(月)

東京宝塚劇場:2021年10月2日(土) - 11月14日(日)

 

雪組公演 『CITY HUNTER』『Fire Fever!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

プレお披露目公演は観たものの、

ようやく全員揃った新生雪組お披露目の本公演!

 

きほちゃんがいない寂しさなんて全然感じることなく

ただただ新しい組としてお芝居もショーも堪能出来ました。

 

 

贔屓はいなくなってもやっぱり雪組には想いが溢れるのか

 

新生雪組だよ・・・

咲ちゃんがトップだよ・・・

さきちゃ・・・さきちゃぁぁぁぁ!!

 

って感極まって泣いてました(笑)

 

 

斎藤氏お得意の登場人物みんな出て来るプロローグで

咲ちゃんの後ろにあーさあやなあがたとかが並んだだけで

もう胸がいっぱいになって泣きました(号泣!)

 

 

そして幕が降りる時には

お芝居そのものに泣かされてまたしても号泣でした!

(主に槇村のせい)

 

でも終演後周り誰も泣いてなかったですね!!!笑

(皆さん「楽しかったー!」みたいなご様子でした)

(え?しばらく席立てないくらい泣いたんだけど?)

(だってあやな槇村がもう涙腺刺激しまくりで。

 あやなみちるとか本当に最高の組み合わせだったわ)

 

 

 

お芝居CITY HUNTER

 

 

主人公冴羽獠を演じる咲ちゃん

 

これがお披露目だなんて思えないくらいの

堂々としたトップスターっぷりで

りょうちゃんのカッコいいとこも愛すべきとこも

守ってあげたくなるようなとこも全部盛りでハマり役!

 

そしてかっこいい

とにかくかっこいい

最高にかっこいいー!

 

 

きわちゃんとの絡みはもちろんたくさんあったけど

私の大好きな「咲奈×みちる」「咲奈×あや」まであって

台詞の絡みどころか歌まであったのマジで感謝!

 

 

おちゃらけて見せても本当は熱い男。

ミックにも槇村にも海ちゃんにも、そして海原にも。

それぞれ熱い思いを内に秘めてる。

そして香のことを誰よりも大事に思ってる。

 

 

「べっぴんさんからと心が震えた時しか

 依頼は受けない主義なんだよ」

って獠ちゃんの台詞からのゲワイ銀橋の流れは本当に秀逸!

そして物語も後半になって私の大好きな

「STILL LOVE HER」とか!

こんなん泣くわ!!!

 

 

そんな「冴羽獠」っていうキャラのかっこよさと

新トップスター「彩風咲奈」のかっこよさの両面が

いい塩梅で舞台上に繰り広げられてて素敵だった!

 

可愛い女の子には手あたり次第、に見えて

18才以下は僕ちゃん対象外ってアルマ王女には手を出さない、

そんなところもはちゃめちゃにかっこよかったな!

 

 



あとね、ミックね!

雪組の誇る新2番手朝美さん

 

こちらもまたかっこいいし、

実力的にはもう安定してるし金髪似合ってるし。

 

エキゾチックジャパ~ン!!な場面の朝美ミック。

本領発揮でギラギラきらきらしててめっちゃよかった!

スターっぽさとアイドルっぽさが秀逸。

可愛い娘役ちゃん引き連れてるのが似合う。

 

仲間か?いや敵か?やっぱり味方か?

みたいな役どころ、いかにも2番手さん!って感じよね。

 

 

咲奈獠ちゃんと並んだ時のバディ感も最高!

これからこの並びでいろんな作品が見られるの本当に楽しみ!

 

 

 

朝美ミック、あやな槇村、縣海坊主

このトップコンビを囲む3人が

原作のキャラを上手く掴みつつ個性も出しつつ

魅力的に演じていたのが作品全体をぐっと良くしてた気がする。

 

 

あやなちゃん槇村

原作ファンの方からも人気のある登場人物だけど

Twitterなどで見る限りは概ね好評だったんじゃないかな?

 

ストーリーの早い段階でこの世を去ってしまうので

ほぼ全編この世にいない人としての出番なんだけど

あやなちゃんの持ち味にも合っててよかった!

 

登場人物たちがそれぞれの想いを歌っている中でも

その真ん中で舞っている姿なんて

周囲の人たちとは違う時空に存在している感が

武器である綺麗なダンスで表現されてたと思う。

 

かつての相棒である獠や

愛しい妹への想いも痛いほど伝わるし

ストーリーテラー的な役割も担っていて

98期担としては全ツ公演に続いて本公演でも

大活躍でとても嬉しく思いました。

 

 

ビジュアル解禁時から話題の縣海坊主。

 

こちらもまた人気キャラ。

立ち方や歩き方も大柄な男性として違和感なくてさすが。

 

りさちゃん演じる美樹ちゃん

とのカップルも可愛くて素敵だったなー!

 

戦闘場面でのかっこよさと

喫茶キャッツアイなどで見せる可愛さと

「海坊主」っていうキャラに必要なその両方を

あがちはすごく上手く出してたと思う。

 

 

ちょっと笑ったのは、

海坊主が登場してきたときにあやなちゃんの説明台詞で

「彼の名は伊集院隼人。海坊主って覚えてくれればいい」

みたいなことを観客に説明した直後に

美樹ちゃんが「ファルコン~」って呼ぶのね!笑

客席でずっこけそうになりましたわ!

 

 


ヒロインを演じるきわちゃん

これまでの彼女のイメージとはまた違うキャラのお役だったけど

生き生きとしていてすごくよかった。

ハンマーを振り上げる姿もサマになっててさすが!笑

最後にはちゃんと娘役さんぽいお衣装の場面もあってよかった!

(だってお披露目ですもの!)

 

 

 

みちる冴子は原作でも人気のキャラクター。

ビジュアルからしっかり作り込んでて、

獠とのちょっとセクシーな絡みも下品にならないのがいい。

 

夢白アルマ王女はクーデターにより国を追われた身であり

そのグジャマラ王国の事件が今回のストーリー上での2大案件の1つ。

あやちゃんは本当に素晴らしい「ヒロイン感」を持っている子だと

期待しているので今回のプリンセス役、

そして主人公に守られるポジションがとてもハマってた。

獠のことが初恋ってのも可愛いよね。

 

ひまり葉子好き。大好きなキャラだった!

私が政でも葉子さんのこと大好きになるし、

CHになったら結婚してくれるんでしょ?

なるなるなるなる。なるよ、CHにさ。笑

あの2人、絶対幸せになれると思う。

 

 

この3人娘とりさちゃん

可愛くてみんなみんな大好きだったな。

みんなタイプが少しずつ違うけどみんな可愛いの。

だからりさちゃん退団とみちるちゃんの組替えで

バラバラになっちゃうの、本当に寂しい。

 

でも、あやちゃんひまりちゃんには

きわちゃんと一緒に雪組で頑張って欲しいし、

みちるちゃんは月組で頑張って欲しいし、

そしてりさちゃんは幸せになって欲しい!!!!

 

 

 

2大案件のもう1つは小林親子。

副組長演じる女優の宇都宮乙こと小林知花是さんと

その息子であみちゃん演じる豊少年。

自分の余命が僅かだと知って息子を守ってあげたい母と

母に捨てられた恨みを最後には昇華させて

寄り添うことができた息子。

 

CHって、冴羽獠って、

悪の組織とか警察の絡む大事件とか

もちろんそんな事件でも大活躍するけど、

でも、こういった新宿の街に生きてる

ごく普通の人たちのそれぞれの抱えた案件に心震わせて

国家レベルの案件と同じくらい真剣に向き合ってくれる、

そんなところも素敵な作品だしキャラだよな、

って思うので今回の宝塚版でも

グジャマラ王国の件と小林親子の件の

両方が描かれてたの、とてもよかったと思います。

 

 

そして今回印象深かったのは北尾と織田。

美形に眼鏡に悪い奴のはいちゃん北尾

ちゃんと仕事できてるか心配になっちゃうりおちゃん織田

 

北尾はさ、絶対ヲタクさんが好きになっちゃうキャラだよね。

ビジュアルもいいし、わかりやすく裏切り者だし、

海原やジェネラルに比べた時の小物感ね!最高。

 

織田はさ、まず名前よ。そしてお衣装よ。

「レインボーブリッジ封鎖できません」を知ってる年代なら

クスリと笑ってしまうあのキャラ。

 

なんといっても100期りおるいの2人がこうやって

お芝居でもなかなかの主要な役どころに入って来てるところが

胸熱案件なんですよね・・・

これからも見守っていきたい2人です。

次回公演も楽しみにしてる!!!

 

 




最高のバディ彩風獠朝月香

きっといつまでも忘れない綾槇村彩冴子

祝結婚!縣海坊主星南美樹

祝結婚?諏訪マサ野々花よーこ

これまでの分もたくさんの時を一緒に過ごしてほしい千風ママ彩海息子

 

 

みんなみんな幸せになって欲しい・・・

って号泣で幕が降りましたよ!

 

 

 

 

ミックも幸せになー!w

 

 



まぁあれですわ。

ちょっとどうなの?と思わされる点も多々あれど、

(ごちゃ混ぜ要素が多すぎるんだよね)

でもそういえば斎藤作品結構好きなのでした。笑

 

ほら、次郎吉とか桜華とかね。
下級生たちにまでいっぱいお役があって

少しずつ台詞があったりするのもすごくあったかいよねー!

 

お得意の映像大量使いプロローグも

今回は漫画原作なこともあって原作のキャラ絵を

ばばーんと出せて効果的だったと思う。

(映像過多はどうかと思うけどね)

 

しかし確かに女の子のお尻触るシーンはあんなに要らないかな?

私はまぁあっても許容できるタイプだけど

不快に思う人もいる中でどうしても必要な表現だとは

思えなかったし、頻度が高すぎる。しつこい。

 



そうだ!大事なこと忘れてた!


ねこまんまの猫ちゃんたち

隅々まで漏れなく可愛いのお祭りだった。

 

オペラ迷子し過ぎて獠ちゃんとミック見失った!w


ここにすわんちゃんが入ってないの悔やまれるんだけど

街の若者風のすわんちゃん可愛かったからまぁいっかな。

 

 

 

お次はショー!「Fire Fever!」

 

一瞬で終わった!(ショー作品はいつもそう)


なんだかいろんな要素がモリモリで胸焼けしそうなくらいだけど

ダンサブル雪組のお披露目としてよく出来てたし

とにかく咲奈さまがかっこよかった

からそれだけで満足!

 

 

いやー咲ちゃんがね

プロローグからフィナーレまで

始まりから終わりまで

余すところなく本当にかっこよかったの。

 

もちろんスタイルとかそういった素材の良さもあるんだけど、

でも、見せ方とか動きとかそういったひとつひとつを

抜擢され注目されながらも着実に努力して身に着けて来て、

それが花開き実を結んでいる、みたいな様子がうかがえて

ますます感動するしどこか愛しくも思えてしまったのでした。

 

 

あと、今回もまた

「咲奈にスパニッシュ衣装は無敵」

の法則が実証されてましたね。笑

(これからも是非お願いしたい)

 

 

 


咲ちゃんのトップ姿と同じように

あーさが2番手なことにも改めて感動。

 

当然だけど咲ちゃんが出てない場面は

あーさがセンターになるんだよねー!

フィナーレナンバー、大階段前で

娘役ちゃんに囲まれてセンターにいるあーさの姿に

それを実感して嬉しくて泣けてしまった。

 

男役としては華奢なタイプだけど、

咲ちゃんやあやなあがたに囲まれても負けない存在感があるし

キラキラしたお衣装にも着られることなく堂々と着こなしててさすが!

 

あーさ中心の場面、可愛い娘役ちゃんたちに囲まれて

モテモテキャラなのは解釈の一致だとしても

なんだかオチ的なものにはもやーんとしたんだけど

東京公演では少々変更になっていたようで

改善点は好評だったし、そういった稲葉先生の柔軟な対応は

素晴らしいなって思いますね。

 

 

きわちゃんは娘役スキルの高さが素晴らしくて

いかにも娘役らしいシンプルなドレスが1番似合うと思うし

それが彼女の動きの美しさをより堪能出来ると思うから

ブランカの場面のお衣装が1番好きだったな。

 

あ、でも中詰のスパニッシュのドレスも素敵だった

トップに準じたようなゴテゴテ衣装はなぁ…ちょっとなぁ…

私はあまり好みじゃなかったかも。

 

 

デュエダンのブルーのドレスは綺麗だったー!

 

でも、デュエダンは歌わない方が好み。

(だいきほはまぁ歌わされても仕方なかった気がするけど)

歌が入るとしてもトップコンビはただ踊っていて欲しい。

横で別の歌手が歌うか、影ソロであってほしい派です。

(いつかそらちゃんのお歌でさききわデュエダンとか

あったら素敵そうよねー!)

 


プロローグにきわちゃんのターンで

ステージ上がかっこいい娘役群舞になるとこでも泣きそうになった。

(なんでかは自分でもわからないw)

 


その後、あやなあがたがセンターになって

後ろに娘役さんを引き連れてるとこもかっこよかった!

 


あやなちゃんの立ち位置が格段と良くなってて感動。

そりゃそっか、3番手って言ったら

これまでの凪様だもんねそりゃそうだよね、ってなんだか納得。


これまでもそうだったけど、

あやなあがたのダンサーシンメのしっくり感よ。

2人とも本当に華やかで目を引く美しきダンサー!最高!

 


っていうか!さ!あがた!あがたよ!

やっぱりあの子は規格外よね…

見ようと思ってなくても視線持ってかれるー!

若手場面での堂々たるセンター!

溌溂とした若さと場慣れした貫禄の両方を

あんなにバランス良く兼ね備えてるなんて恐ろしいわ!

そしてロケットで出してくるパツィ子み!

なんて可愛い顔すんの?笑

 

 


娘役さんはきわちゃんをセンターに、

りさ・みちる・ひまり・あや

華も実もある4人がガッツリと踊ってて

みんな好きだからどの場面もとても嬉しい!

(そしてオペラで追い切れない!) 


この4人は立ち位置も固定じゃなく場面によって動くから

いろんな組み合わせが見られて大満足!


あやちゃんも、あーさあやなあがたあたりとはみんな組んでたし、

あやなちゃんも、きわみちるひまりとは組んでた…と、思う!
(あれ?あやなりさで組む場面ってあったかな?)

 

フィナーレナンバーでの朝美夢白は美しさのビッグバンだし

縣りさは海ちゃんと美樹ちゃんにしか見えない幸福感だったよね!

 

 

 

なんといってもかっこよかったのは

コンクリートジャングルの場面!

 

ゴールドのスーツに差し色は紫、それに黒のハットの咲奈さま

それだけでもう最高にかっこいい

 

その上相性のいい三井先生の振り付けで踊る咲奈さま(最高)

曲は「FEVER」(ますます最高)

 

力いっぱいガシガシ踊る系じゃなく、

余裕たっぷりに、そして抜け感と色気を漂わせる

 

咲ちゃん以外の男役さんの黒×オレンジもいい

 

咲ちゃんの両隣にあやなあがたって

もうダンサーレベル半端ないし

あーさも加わってさらにかっこよさマシマシで

前場面出てたけど途中からでもあーさが

この場面に出られて本当によかった!)

最後にはみんな大好き

「男役さんが銀橋にズラリと並ぶ」

まで見られてこの場面本当に最高だった!

 

 

 

火の鳥の場面(場面名違うかもだけど)では

退団者が咲ちゃんを囲んで踊る姿にも涙・・・

 

でもなんかみんなが真ん中の咲ちゃんへ向かっていて

「新しいトップさんのお披露目」感の強い場面だったな(素敵)

 

 

それに続くあがち中心のNEW FIREでも

下級生ちゃんたちが踊り狂っている姿に更に涙・・・

あがちの隣にあみちゃん、っていう並びが大好き!

2人ともタイプは違うけど素晴らしきダンサーさん。

 

 


圧巻だったのはほぼ全員でのラインダンス

 

でもせっかくの名場面なのにちょっと短かったー!残念!

もう少し見せてくれてもよかったと思うんだよね。

 

お衣装も可愛かったんだけどお帽子がねー!残念!

もう少しお顔を見せてくれてもよかったと思うんだよね。

 

 

今回はCHきっかけで初宝塚のお客様も多かったと思うし

「宝塚ならあの並んで脚上げるダンス見られる?」って

きっと楽しみにしてくださってたと思うから

もう少し尺取ってたっぷり見せて欲しかった!

 

 

ピックアップにすわんちゃん入ってて

お顔は相変わらず可愛いんだけど、めちゃめちゃ痩せたね?

オペラ外して2度見しちゃったよ!

あの可愛さであの攻めのダンスよ!好き!

 

 

ここの曲が「レズギンカ」に「剣の舞」っていう

ハチャトゥリアンなのはすごく好き。

自然とテンション上がる。

 

 

もうあと、咲ちゃんと絡むあーさの可愛さよ。笑

マクキャロ@ワンス好きだった人はきっとみんな好きだよね。

 

咲あさと言えばパレードで隣り合って

じゃれ合ってるのも可愛かったな。

 

ここは観劇した時にはあーさの2番手羽根が嬉しくて、

あーさ自身もすごく楽しそう嬉しそうで

咲ちゃんのことをきゅるきゅるした表情で見ていて

なんだかすっごく幸せな気持ちになったんだけど

観劇した方々がみんなして

「あーさの(パレードの)持ち物が元気だった」って言ってて、

やっぱりみんなあのあーさの元気いっぱいな感じ好きよね?

って思って嬉しくなっちゃったな。笑

 


全体的に歌少なめでダンスに次ぐダンス!っていう印象だけど、

そんな中で中詰スパニッシュの場面で、

千風カレン×愛すみれのソロからのハモり

が最高だったのであそこももっと聞きたかった!短かった!

 

 

ただあれな。

みんな言ってたけど、お衣装はあれな。笑

幕開きとか赤と緑で「スイカか?」って思ったよね。

 

 

あーさがまるで相手役かのように咲ちゃんと絡む一方で、

きわちゃんがまるで2番手スターかのように踊る、

そんな新生雪組、とっても面白くていいと思います!!!

 

 

そして大好きな咲ちゃん

最高だよ号泣だよ本当に素晴らしい堂々たるトップ姿でした

 

感染者激増のあの夏の日、

無事に劇場へ観に行けてよかった!

改めてトップお披露目、おめでとうございました!!

 

 

 

次は多分星組大劇場公演を観に行ったお話、になるかと思います!

 

 

 

「哀しみのコルドバ」「CoolBeast!!」@全国ツアー

 

柚香光&星風まどか

 

花組新トップコンビ・プレお披露目公演となった

全国ツアー公演を観劇してまいりましたのでそちらのお話を。

 

 

ミュージカル・ロマン
『哀しみのコルドバ
作/柴田 侑宏  演出/樫畑 亜依子   

舞台は19世紀末のスペイン。

花形闘牛士エリオ・サルバドールは、人々の賞賛を一身に浴びて栄光の道を歩んでいた。

だが、マドリードの名士リカルド・ロメロの屋敷で催される夜会に招かれた際に、

初恋の女性エバと再会し、人生の歯車を狂わせることとなる……。
1985年、柴田侑宏より峰さを理に当てて描かれた本作は、

星組で初演後、花組安寿ミラ真飛聖雪組早霧せいなを主演に度々上演を重ねてきました。

死に直面する凄絶な孤独感、その底に流れる凝縮された情熱、

愛への渇きや不条理など、情熱的な生と死を著した名作を、どうぞお楽しみください。
なお、この公演は花組新トップコンビ・柚香光と星風まどかのお披露目公演となります。   

パッショネイト・ファンタジー
『Cool Beast!!』
作・演出/藤井 大介   

野性的な色気を持った柚香光は、まさにCool Beast!!
柚香光が「Beast=野獣」に、新たに星風まどかが「艶花」に扮し、

美しく心優しいBeastが見た夢を、ストーリー仕立てで綴る魅惑の世界。
個性豊かな花組生達によるパッショネイトで刺激的なラテン・ショーを、

全国ツアーバージョンとして一部リニューアルしてお届け致します。   

 

主演:柚香 光、星風 まどか  

公演期間:2021年8月25日(水) - 9月14日(火)

 

花組公演 『哀しみのコルドバ』『Cool Beast!!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

実を言うと花組さんを観劇するのはかな~り久々です。

多分「CASANOVA」以来。

 

その間配信も見てないので己の下級生の解像度の低さにびっくり。

可愛い子いっぱいいたんだけど全然誰かわからなかった。無念。

 

 

なんと。

トップになって初のれいちゃんであると同時に

花組生になって初のひとちゃん

 

 

れいちゃんとまどかちゃんの新コンビはもう始まる前から

「そりゃ合うに決まってるだろう」みたいな安心感がありますよね。

まどかちゃんは実力が安定してるので

ダンスではれいちゃんにしっかりついていき

歌ではれいちゃんをしっかり支えてくれると思います。

 

 

そして。

やっぱりひとこちゃんには愛着があるので

プロローグで登場して来た瞬間にもう泣きそうでした。

 

ひとちゃんが2番手ポジションだったよぉ

泣けるよぉかっこいいよぉ・・・泣

 

 

 

といったわけで。

まずはお芝居「哀しみのコルドバから。

 

 

美羽愛ちゃんが可愛すぎて

あと少しで奇声を発するところだった

(幕間最初の感想はこれです)

 

ソニアちゃん可愛かったですね(うっとり)

 

 

あとですね、

 

なんか可愛い子いるな?

→オペラ

→小顔でスタイル良くてあーちゃんみたい!

→ん?あーちゃん妹か!

 

っていう流れをしました笑

 

美里 玲菜ちゃんですね。

声まで似てた!

 

 

れいちゃんエリオはまず、

柚香光のマタドール姿が見られた

って点で作品選びに大成功。

ほんっとかっこよかった。

 

コルドバって、

まずプロローグがかっこいいじゃないですか。

 

れいちゃんはビジュアルが美しいのはもちろん、

どこか哀愁もあって、

それでいて踊れるんですよ。

 

すでにプロローグで大満足でしたね。

 

 

その上で、婚約者がいながら再会した初恋の女性に

のめりこんでいってしまうところや、

地位と名声を得たマタドールとしての毅然としたところや、

事実を知って嘆き悲しむところや、

どこも感情の揺れ動きを繊細に美しく表現していた。

 

れいちゃんのお芝居好きなんですよね。

 

 

どこかでめちゃくちゃカッコイイ台詞があって、

最高!素敵!ってきゅんとしたのに忘れちゃった。

何だったっけ???(ポンコツめ)

 

 


まどちゃんエバはなんと言っても

「女の方から恥ずかし気もなく言いよるなんて」

のところが可愛さ大爆発であった!

 

最後の絶叫台詞がマイクの関係なのか

よく聞こえなかったのはちょっと残念だったかな。

(ここはみはるちゃんみゆちゃんの好演が記憶に残ってるから

どうしても比べちゃうのもよくないけどね)

(あと、毎回あの瞬間になると

そうだったこの場面ライトがめちゃめちゃ眩しいんだった・・・

って思い出します笑)

 

お衣装もどれも似合ってたけど、

ラストのピンクドレスが可愛かったな。

シルベストル夫人としての大人っぽい赤のドレスから

エリオに出会って、故郷コルドバに戻って

どんどん彼女本来のエバとしての姿に変わっていっている姿が

とっても可愛らしかった。

 

ずっと背伸びして生きて来たんだろうな。

そうしないと生きて来られなかったんだろうな。

 

娘役トップ歴もある程度の年数になってるけど

あれだけ変わらぬ可愛らしさは本当に貴重。


 

ひとこちゃんロメロ

新しい場面も出来て、ロメロ→エバにしっかりとした

愛情があることがわかりやすくなったかも。

ひとまどの並びも合っててよかった。

 

ただちょっと痩せたのか補正の関係か

あまりにも華奢に見えすぎた気もするんだよね。

お髭のお顔はとってもイケメンだったんだけど。

もう少し貫禄があった方がよかったかも。

特に今回のお役はね。

 

 

ビセント・聖乃&メリッサ・春妃

この並びもとても美しくて芝居もよくて満足!

(この作品、このカップルがすごく好き)

 

 

アンフェリータくりすちゃん

セバスチャン伯爵はなこちゃん

この100期2人はとてもお上手で安定感あってよかった。

 

 

フェリーペさんはちょっと残念だったかな。

カッコイイお役なのに、男役の憧れ白軍服なのに

立ち姿や歩き方があまり美しくなくて。

私の中のフェリーペ(紫吹淳さん)と比べるのは酷かもですけど。

 

 

さすがにちょっと再演多すぎな気がする演目ではありますが

でも私はいいと思います。

それぞれいろんなキャストで見るの楽しいです。

(ショーとのお化粧替えとの兼ね合いもあるでしょうしね)

 

 

 

 

続いて、ショー「Cool Beast!!」について。

 

 

美羽愛ちゃんが最高に可愛かった
(終演後第一声はこれです)

 

美羽ちゃんは、舞羽の美海ちゃんみたいな

華奢だけど可愛さ爆発のダンサータイプ。超好み。

月のゆいちゃんと同じとこにカテゴライズされてます。

ゆいちゃんはムチムチしてるけど。笑
星のるりはなちゃんもココかな。



美羽ちゃんと対で出てきた娘役ちゃんは誰だったんだろう?

(調べたところ、音夢ちゃんらしい?)

 


あと女豹のあーちゃん妹じゃない方wの子が

攻めるダンスでとてもよかった!

(調べたところ、二葉ゆゆちゃんらしい?)

 

この女豹が男役じゃなくて娘役に配されてるのすごくよかった!

本公演は誰だったんだろう?

(これは調べてない笑)

 

 

びっぐさんが引き連れて来た4人の娘役ちゃんは

結局この4人だったのかな?

美羽ちゃんとあー妹ちゃんはわかったけど

あとの2人は判別出来ず・・・

しかしこの4人の身長差!すごかったね(笑)

あー妹ちゃんがとても大きくて反対側の娘役ちゃん、

美羽ちゃんよりも大分小さかったね。

みんな可愛かったけどね!

 

 

しかしそもそもショーのコンセプトとか各場面の設定は

イマイチ伝わり辛かったかも。


でも「柚香光をこう見せたい」っていう意図は

「わかる」以外なかった。

 

裸足で踊るとこも噂のベスティアさまも

「わかる」ってなった。

こんな柚香光見たかったよそりゃ。

 

そうそう。

本公演中よく見かけた「ベスティア」が何なのかをようやく理解しました。笑

ちなみに「ベスティア」と「女ベスティア」は何が違うのか

それとも違わないのか、それはわかりません。

 

同じように「メカメカ」も理解しました。

ただ「ジョバイロ」とは何だったのか・・・

それは謎のまま終わりました。笑

 

 

そういえばアイドルまどち

美羽ちゃんたち率いて歌ったとこは可愛さ爆発でしたね。

あのビジュアルは間違いない。


中詰っぽいとこで派手な柄のお衣装&頭にお花付けた

トンチキ衣装のまどちゃんがトンチキ可愛かったのはさすがだった。

 

私の中でトンチキ可愛いというジャンルが新設された!笑

 

れいまどコンビ

これまで違う組だったなんて思えないくらい

綺麗にシンクロしたデュエダンだった。

足の上がり方やターンの仕方まで

はじめましてでこんなに揃うもんなんだな、って感心してしまった。


れいちゃんの技術なのかまどちゃんの娘役としての経験値なのか。

いずれにせよ素晴らしい。



いかにも大介作品的な流れるように続いていくフィナーレは

ガトボニでもそうだったしショーの作りとしては嫌いじゃないんだけど、

でもこのデュエダンて、

1組のトップコンビの最後であり

また別の1組のスタートであったわけでしょ?

 

もう少し「さぁ!デュエットダンスです!」っていう

特別感はほしかったかも。

(曲や振りが本公演のままなのかわかりませんが)



そういえば、ショーの後半でひとちゃんたちが

青いお衣装で出て来た時には「大介やなぁ」って思ったし

振り落とした先の階段に白いお衣装のれいまどがいた時には

「大介ー!」って心の中で叫んでしまった。笑


実はこれアパショなんですよーって言われたら信じてしまいそうだった笑

 


あのお肉を奪い合う?のか?みたいな場面が

1番なんなのか理解出来なかったな。


でもそれは私が春妃うらら嬢をガン見していたからかもしれない。


うららちゃんと言えば!途中、∞のお衣装着てましたね!懐かしい!

 



ただでさえMy解像度の低い花組

男役さんなんてもっとわからなくて、

どのくらいかって言うと聖乃さん

確信もてないくらいでした。(酷い)


でも勝手に劇団ごり押し枠だと思っていた彼女(更に酷い)

ビジュアルが素晴らしいだけじゃなく

歌もダンスも充分なレベルにお上手でこれは嬉しい発見。

やっぱりちゃんと舞台で観なきゃダメですね。



ひとちゃんはほぼ瀬戸さんのポジションに入っていたんだろうけど、

ミュレボで初めての場面センター!ってとこから時が飛んでるから

立派になりすぎてて眩しいくらいであった。(嬉しい)


フィナーレで娘役さんに囲まれてるとこ、

なんかちょっと瀬戸さんみもあって

THE・花男って感じでかっこよかったな!



ただ、れいちゃんとひとちゃんは大きな男役括りで見ると

ちょっと似たタイプだから主役・2番手なら違うタイプが並んだ方が

面白味はあるんだろうなぁなんてことも思ったり。

 

だから間にマイティが入る本公演は楽しみだし、

逆に考えるとそれはひとちゃんがとても花組に合ってるって

ことなのかもしれないよね。

 

 

ショーのプロローグもそうだったけど

あとどこかでも「れいまどひとこ」の3人並びがあって

多分それは本公演からそのままなんだろうけど

なんかやっぱり「トリオ場面」が多くてうらやましかったな!

 

まぁ今回の花組さんに関しては2番手さんの退団公演だったから、

っていうのも大きな要因ではあると思うんだけどね。

 

 

 

さてさて。

 

花組さんはすでに新しい本公演が始まってますね。

周囲の声からするととても良作のようで嬉しい!

まず、れいまどのポスタービジュアルからし

完全優勝ですもんね。笑

柚香・星風・水美・永久輝体制の新生花組も期待大ですね☆

 

 

 

 

お次は、彩風・冴羽・咲奈に会いに行ったお話を書ければと思います!

 

 

 



「シャーロック・ホームズ」&「Delicieux!」

はい、次々行きますよ。

 

お次は宙組さんを観に行ったお話

 

こちらの公演は、まず大劇場で観劇しまして、

お芝居もショーも大変楽しくて気に入ってしまったので

東京千秋楽も配信で見てしまいました。

 

大好きなららちゃんも最後でしたしね。泣

 

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Musical
シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-
~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~
作・演出/生田 大和   

 

19世紀末イギリスの小説家コナン・ドイルが生み出した不滅のヒーロー、シャーロック・ホームズ

その人並み外れた洞察力と観察力、そして変装術を駆使する名探偵の縦横無尽の活躍を描いた

シャーロック・ホームズ・シリーズ」は、時代と世代を超えて今尚、

様々なメディアで世界中の人々を魅了し続けています。
稀代の名探偵、シャーロック。その宿敵となるジェームズ・モリアーティ教授。

ただ一人、シャーロックの心を動かした「あの女」、アイリーン・アドラー・・・

「罪を追う者」。 「罪に生きる者」。 そして、「罪を背負う者」・・・
「罪」によって分かち難く結ばれた三人のキャラクターの描き出す幾何学模様(トライアングル・インフェルノ)!
「人」とは? 「罪」とは? そして「愛」とは? 
霧と煙に包まれた都・ロンドンを舞台に、

数多の難事件を解決してきた名探偵の挑む冒険活劇。
なお、この公演は、新トップコンビ、真風涼帆・潤花の大劇場お披露目公演となります。   

 

タカラヅカ・スペクタキュラー
『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-
作・演出/野口 幸作   

 

フランス語で、“とても美味しい”を表す言葉、“Délicieux”。
いつの世も人々を魅了する“スウィーツ”をテーマにした、絢爛華麗なパリ・レヴュー。
真夜中のパリの街で道に迷いお腹をすかせた美少女ラ・フルールが

古びたパティスリー(洋菓子店)に足を踏み入れると、

甘い香りと共に美男子パティシエ、ル・ヴォンが登場。

ラ・フルールはル・ヴォンに誘われ、究極のスウィーツを求めて

ベルエポックからレザネフォルを始めとした古き良き時代のパリを

魅惑の音楽と共に巡ります。
真風涼帆と潤花の新トップコンビを中心とした宙組がお届けする、

スウィーツのように甘美な夢のひと時をお楽しみください。

なお、この作品の宝塚大劇場公演において、第107期生が初舞台を踏みます。   

 

主演:真風 涼帆、潤 花

 

公演日程:宝塚大劇場 2021年6月26日(土) - 8月2日(月)

     東京宝塚劇場 2021年8月21日(土) - 9月26日(日)

 

宙組公演 『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

まずはお芝居

シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」について!

 

いやーとにかく作品として面白かったです。

元々原作の世界が好きだからっていうのも大きいけど

芝居として面白いし多分生田先生の作品が私は好き。

 

そして飄々とした真風ホームズがとてもいい。

個人的にはトップさんになってからのお役で1番好きかもしれない。

 

あとはやっぱり芹香モリアーティが良くてね…!

 

まかキキの対決場面って
だいきほの歌、ことなこのダンス、と同レベルで

宙組のウリだと思うよね。

 


まさか最後泣かされる展開になるなんて思ってなかったし、

そこから一転はまぁ原作からしても想定内だとして、

そこからもう一転、は想定外だった!

ラストもう一回ちゃんと見たい!!!と思ったのが

配信まで見た1番の理由だったかも。

 


ずんそらららじゅりっていう層の厚さも素晴らしいし、

私の大好きなゆいな少年もいい!
さらちゃんひろこちゃんサラちゃんも可愛かったし、

ソファでわちゃわちゃする陽彩×ひばりとか何事ですか???


新コンビの場面は最後にとってつけたような感じがしなくもないんだけど(笑)

でもかのちゃんアイリーンは華やかなヒロインだった!
芝居はいい、歌はおおぅ…って思わなくもないんだけど、

まぁ許される範囲内だと…私は思う!思うよ!

 

 

 

冒頭で出てくる切り裂きジャック事件。
ホームズから何やら依頼されるイレギュラーズたち。
お気に入りのゆいなさらちゃんひいろちゃんなどなど。

みんな見たくて困ってしまうイレギュラーズ。笑

 

暗号は解読したものの
逆に掴んだ尻尾を振り切られたホームズ。

作品通して印象的なモチーフである鎖の演出。

 

 

「こんなにワクワクしたのは

 生まれて初めてだ!」

ってワクワク顔のモリアーティ。
声のトーンと口調で彼がどんなキャラクターであるかが

よく伝わる好演。

 

スコットランドヤードでも解決出来なかった難事件をサラリと

解決してしまったホームズ。

そのホームズの手の内を読んで更に裏をかいてきた

モリアーティ。

天才同士のハイレベルな興味深い対決。

見てる側もまるでモリアーティみたいにワクワクしてしまう。

 

あと、それぞれに兄ちゃんがいて、

ホームズの兄・マイクロフトのりんきらさん

モリアーティの兄のしどりゅうさん

もとてもいい味を出していて、

2組の兄弟を描いているのもよかったな。

しどうさんの困ったような「ジェ~ムズゥ~」が可愛かった!

 

 

イカー街221B

ハドスン夫人所有のアパート。

 

ここはまずセットが素敵だった。

小説を読んだ人はきっとそれぞれにこのお部屋を想像すると思うんだけど

想像に違わぬ、見事な再現!

 

 

日替わりアドリブ場面だった真風ホームズと

桜木ワトスンの「退屈だぁ~」の場面。

 

私が観たのはちょうど東京五輪の開会式の日だったので

ホームズが卓球の素振りをするネタでした。笑

まかずんの可愛い絡みに

更に可愛く絡んでくるハドスン夫人ららちゃん

 

この221Bの場面では、

ホームズのキャラクター説明や

ワトスンとの関係性、これまで解決した事件などが説明される。

ここで説明役の桜木ワトスンくん

歌が上手いのはもちろん口跡爽やかで歌詞が聞き取りやすい点は

非常に重要だったと思います。

そして説明場面だけれど小難しくならなかったのは

最後出て来たみんなで楽しくラインダンスになるからかなー?

可愛かった!あの場面!

 

 

ロイヤルオペラの場面の歌手は

きゃのんさんどってぃでしたよね?ね?

どってぃー!!!

きゃのんさんと並んでも負けない貫禄と巧さ!

 


歌と言えば逆に歌手役のアイリーンには歌わせず

そこを説明台詞にしたのはある意味大正解かも。笑

 

 

そうそう。歌と言えば!

モリアーティたちの秘密の武器庫の場面での
陽彩ちゃんの影ソロが最高だった!!!
狂った世界に響く不安を煽るような歌声。

 

狂ったと言えば、

アイリーンに逃げられた後のモリアーティのソロ

よかったですね。
いい狂いっぷりでした。(最上級に褒めてます笑)

 

桜木ワトスンくんの恋人である天彩メアリー

優しさを余すところなくにじみ出していて素晴らしかった。

 

「重そうな荷物を抱えているから」

っていうアイリーンに対しての台詞とか

本当に涙が出てしまう。


アイリーンが自身の過去を吐露した場面の後に

これだから余計にじわじわとくるものがある。

 

「なぜ言わなかったんだ?」に対する
「言えなかったのよ、きっと」もいい。

自分がアイリーンの立場だったら

そんなの聞いたら泣き崩れてしまいそう。

 

 

スコットランドヤードは歌うま揃いの素晴らしい面々だったけれど

やっぱり中でもレストレード警部・和希

ずば抜けて上手い&カッコイイ。

(もちろん私がそらちゃん大好きだからですけれども)

 

 

そして最近とてもお気に入りの愛未サラちゃん!!!

とにかく可愛い!

オペラでずっと探してました!

発見できた場面はわずかだったけれどでも可愛かったー!!!

 

 

 

物語のクライマックスにはもちろん

ホームズvsモリアーティの

ていうかまかキキの直接対決の場面。

 

まかキキの銀橋ってもう宙組名物ですよね。

これが始まるとキタキタキタってなるし、

本人たちも対決を楽しんでいるかのように見える。

 

思い返せば、

カイルとラムセスの銀橋対決から始まり、
ダニーとラスティのオーシャンズ10も名場面だったよなぁ。

 

今回の「The Game Is Afoot」を歌う2人の銀橋場面も

最高のかっこよさでしたね。

 

 

というわけで見せ場の決闘の場面。
ライヘンバッハ滝のセットですね。

 

生田先生は場面転換やセリ使いなんかもお上手なので

(この直接対決でまた鎖を使ってるのもいいですね)

 

滝での決闘・滝つぼへの転落

ホームズの葬儀(ここのワトメリにボロボロに泣かされた)

変装したホームズの登場(上手でずっと小芝居してる真風氏w)

アイリーンの名台詞「シャーロックホームズさんこんにちは」

旅立つホームズからアイリーンへの「一緒に行かないか」

まかかのデュエット(アイリーンがようやく笑顔を見せてくれて泣ける)

駅のセットからの・・・まさかのモリアーティ???

 

っていうこの流れが本当にスムーズでいて

きっと原作ファンの方にも喜んで頂ける要素が盛り込んであって

お披露目である新トップコンビの見せ場もあって

最後には、え?これどういうこと?えー?

ってなって終わるって言うね。

 

あと、ずっと自分の居場所がみつけられなくて

いつも何かから逃げて何かと戦っているような日々だった

アイリーンがようやく安心して笑っていて、

その笑顔が見られてとてもよかったと思いました。

かのちゃんにはハッピーに笑っていてほしいです。

 

 

 

とてもとても楽しく娯楽性の高い良き作品でした☆

 

 

 

 

続いて!

ショー「Délicieux!-甘美なる巴里-」について。

 

可愛くて楽しい最高のショーでしたーーー!!!

かのちゃーん!素晴らしい作品でお披露目おめでとー!!!

 

今回のショルダータイトルはタカラヅカ・スペクタキュラー」

野口先生のスペクタキュラーシリーズですね。

 

 

デビュー作の「THE ENTERTAINER!」は「ショー・スペクタキュラー」

だいきほお披露目の「SUPER VOYAGER!」は「レヴュー・スペクタキュラー」

そして来年年明けの「ODYSSEY」は「New Year's Spectacular」

なんですね!

野口先生のショーはどれも好きだし、

今回は生田芝居×野口ショーという私の大好きな

ひかりふる路」×「SUPER VOYAGER!」と同じ組み合わせなので

発表された時から期待大でしたが、大満足な公演でした!

 

出演者や退団者への愛にあふれていて

いろんな生徒に見せ場があって各場面盛り沢山だし

プロローグでトップスターが上から降りてきた時には、

はぁーさすが野口ショー!って楽しくなりました!笑

耳馴染みのある曲も多くてお衣装やセットも可愛くて

華やかで楽しいショーでした。

 

えびちゃんがセンターで踊る姿に泣いて、

ららちゃんがセンターに立っている姿に泣いて、

ららじゅりが一緒に銀橋を渡る場面は胸がいっぱいになりました!


あの、ららちゃんセンターで娘役ちゃんが銀橋渡っていく場面、

可愛さ供給過多に興奮して立ち上がりそうになりました。

そのくらい可愛かった!

それにね、キキららもね、あったのですよ。
あの並び大好きだったのですよ・・・涙

 

 

 

各場面印象に残った点など。

 

プロローグから王道のパリレビューを思わせてとっても素敵!

 

幕開きからハットにステッキの男役さんがズラリ。

紫のお衣装でキラッキラのパリの紳士でキキちゃんが登場した時には、

初見の方!あれモリアーティですよ!って教えてあげたくなった。笑



「♪パリの空の下」が優しく流れ始めるのも素敵。

 

そこに登場して来るお腹を空かせた1人の女の子。

ラ・フルール=潤花ちゃん

 

そしてゴンドラに乗って登場してくる

イケメンパティシエ=ル・ヴォンの真風さん!!!

 

ここのかのちゃんの可愛さとんでもなかった!

最初の茶系のチェックのお衣装も良く似合ってたし

(腹ペコ少女っていうキャラも似合ってて笑う)

あっという間に白いドレスに大変身するとこ、

本当に女の子がお姫様に変身した瞬間だと思ったし、

かのちゃんが幸せそうに笑うほど

女の子をそんな幸せそうな笑顔に出来る真風氏が

とんでもなくかっこよく見えた!!!

 

 

そしてプロローグからお目見えする大階段!!

(階段さん、大きなケーキのようで可愛い)

シャンシャン持って降りてくるスターの歌い継ぎ!!

贅沢ーー!!豪華--!!

 

 

そらしどららじゅりが並んで降りて来る…!!!

可愛い…たまらん…

 

キキちゃんは娘役に囲まれて。
苺アイス持って。「君を愛す」って。笑

宝塚の公演の時々あるこんなくだらないの、私は好きだよ?笑

特に野口先生は生徒にあてはめて歌詞書くの好きだもんね!

あのね、私は好きだよ?笑

 

 

そこからまかかのはじめ何組かのカップルのデュエダン

ここであーちゃんとデュエットしてたのってさらちゃんですか?

あのかっこよく歌ってた女役さん、

いつも可愛らしい美声のさらちゃんなんですかー?

とてもよかったですーーーーー!!!

 

 

 

みんなでシャンシャンもって銀橋に出て来て並ぶ場面は圧巻。

豪華で華やかな宝塚のショーの素晴らしさをこれでもかって堪能できる!

しかもお衣装は可愛いし、覚えやすくノリのいい主題歌!

フリもめちゃめちゃ可愛いの!!!

 

それなのにキキちゃんが♪ガート~ショコラ~のとこで

なぜか泣きそうになるって言ってたから

私もちょっと泣きそうになっちゃった。笑

 

 

 

かのちゃんとずんちゃん中心のカンカンの場面

ここも華やかでよかったなー!

曲は「くるみ割り人形」でしたね。

 

ダンサーえびちゃんがセンターになったり
楽しくきゃのんさんが注目されたり、
そして私の視線はやっぱりかのちゃんの隣ですさまじい回転を

繰り広げるゆいなちゃんに釘付けでした!

やっぱりすごいわあの子…(好きです)

 

 

ただね、思ったほどかのちゃんが踊れてなくてガッカリしたのも事実。

よく言われるけどやっぱり「雑さ」が時折目についてしまう。

でも、東京楽の配信を見たらすごくよくなってて!!!

公演期間通しての成長なのか、私が観劇した回がたまたま

あまり調子がよくなかったのかわかりませんけれども、

でもこれも配信見てよかったな、って思った点でしたね。

 

 

 

大階段からお顔を隠した王妃様の登場。
キキトワネットちゃんの可愛さは何事?

輪っかドレスに裏声で銀橋まで渡っちゃうと思わなかったよ笑

 

そこからさまざまなスイーツを王妃様へ献上しに来る人たち。

 

まずはカロン伯爵とご友人。(友人かよ笑)
しどーさんとあーちゃん

パステルカラーが可愛いマカロンダンベルでアピールするも却下!笑


続いてガトーフレーズの3兄弟

並んで苺帽子被ってて可愛いー!

亜音くんはわかったんですけどねぇ。

あと2人はどなただったのでしょう・・・?

(下級生男役には疎いです)

 

そしてヴィオレット辺境伯もえこってぃ。
2人とも声が良すぎるし歌が上手すぎる。笑

そして眼鏡姿がかっこよすぎる。笑

しかし王妃様はお気に召さなかった模様。

あれかな?暗すぎるんじゃないかな・・・・?笑

 


待ってました!

クレープ公爵!そらちゃん!!!

 

この場面の一連の流れ、

アドリブの帝王・芹香さんがバッサバッサと斬っていって

次々に玉砕していく面白い場面だったと思うんだけど

千秋楽の日に「今日はクレープでもいいかしら?」

って王妃様がおっしゃって・・・!!!

 

とても嬉しそうな侯爵!(可愛い)

 

雪組への組替えが控えていて宙組での本公演は

この日が最後になってしまうそらちゃんへの餞なのかな?

うぅぅぅぅぅ……キキそら大好きだったよ……

なんて泣きそうになったところで


「でも粉砂糖を雪のように振りかけたら

 もっと素敵になると思うの!」

 

って言う素敵なお言葉が王妃様から降って来て

完全に泣いたし、その後の

 

「みんなで見てるからね」

 

にもうそらちゃんへの愛情が溢れすぎてて泣いた。

組替え経験の先輩からの温かいエールだよね。

 


それに対してそらちゃんの返しが

 

(めっちゃいい声で)「ネバーセイグッバイ!」

 

で、次の宙組公演にも絡めたこれ以上ないものでした。(最高)

 

 

(キキそらのお笑い好きで楽しそうに笑い合ってる姿、

大好きだったよーーーー!!!

組が変わってもまたどこかでこの並びが見られるといいな)

 

 

 

こんな王妃様のあれもこれも気に入らないーーーー!!!

の最後に登場してくるのがフェルゼン・真風!!!

 

何て言うのかな。

そりゃ王妃様もこの方の登場を待ち侘びますよね、

っていう納得のかっこよさ&麗しさ。

 

あまりにテンション上がってロングドレス脱ぎ捨てて

綺麗なおみ足を晒して再登場してくるくらいですからね!笑

 

(ここでスッシー貴婦人たちが

「ま!王妃様!なんてはしたない!」とか

小芝居してるのもおかしかった笑笑)

 

 

で、ですよ。

その美しいおみ足をこれでもかとご披露してくださるダルマ衣装で

素敵フェルゼンさまと仲良く銀橋まで出て来てくださるんですよ!!!

 

芝居だけじゃなくショーでもきたか!

まかキキの銀橋!!!

もうね、なんていう美男美女なのかしら?

って思いましたよね。

キラキラしててそして可愛かった!!!

 

真風さんのファンの方の中にはフェルゼン懐かしい方もいますよね、

きっと。野口先生本当にGJですわ。

 

 

 


続いて登場してくるのは、ショートパンツ姿で

金髪女役のずんちゃん!

(この男役さんの女役続くの、SV思い出すね笑)

 

銀橋渡りながら歌うのがなんと「無造作紳士」

(これ、かつて自分のカラオケの十八番でした笑)

 

 

この噂のダークチョコ・フォレノワールの場面。

初日開いてしばらくざわついてましたよね。

私にはどこが変更されたのかわからなかったけど、

変更後に見た限りは特に問題があるようには見えなかったです。

それは変更されたからなのかもしれないけど。


ただ、全体的に可愛らしくてパリのレビューの華やかな作品の中に

あの異質な場面必要だった?浮いてない?とは思いましたね。

 

 

 

さてさて。中詰ですよ。

 

スターさんたちが次々と銀橋を渡っていくの

本当に見ていて楽しいし、

その組の下級生さんやスター候補さんを

しっかりと認識したり覚えたりできるので

劇団さんはもっと軽率にたくさん銀橋渡りを

させていいと思うんですよねーーー!!

 

その点で今回のショーは大満足!!

 

しどもえこってぃっていう並びも新しいし
そらちゃんの両横が

ひろこちゃんひばりちゃん

世代交代感をひしひしと感じました。

雪組で言えばようこちゃんとはばまいちゃんとか?)

 


ベサメムーチョでの男役群舞

最高にカッコイイ!

 

ららじゅり2人で渡るの本当に感謝!

可愛くてありがたい。

(そしてちょっと寂しい…)



ずんちゃん、キキちゃん、かのちゃん、ときて

真打ち真風登場ーーー!!!

 

真風さんの魅力って、

そりゃいっぱいあるけど、なんていうか

スターっぽさというか真ん中感というか

大トリに登場することへの説得力の高さ、

みたいなものありますよね。

素晴らしい。

 

中詰の最後もスターさんがズラリと銀橋に並ぶけれど

ここではシャンシャンじゃなくてポンポンなのね!!!笑

あんなに宣伝して宙担さんも皆さん楽しそうにデコったりしてたのにね!

カロンシャンシャンペンライト!!!!!

プロローグのほんのちょっとだったね、登場するの…笑

 

 

 

 

季節感と理由はよくわからないけど(笑)

ららじゅりを中心にサンタ帽子被った娘役ちゃんたちが数人で

銀橋を渡っていく場面。

 

私が今作品最高潮に沸騰して召されそうになった場面です。笑

 

もう娘役ちゃんたちがとてもとても可愛くて

そしてサラちゃんが

とーんでもなく可愛くてーーー!!!

 

以前から可愛いなとは思っていたのですが

しばらく宙組さん観劇できてなくて。泣

久々の生観劇でしっかり追ってあまりの可愛さに

完全なるお気に入りちゃんになりました。

(ちょっと風ちゃんに似てますよね。可愛い)

 

 

といったわけで。キャンディケーン

 

この場面の曲が「I LOVE PARIS」でね。

その後「サ・セ・ラムール」とか。

この、私にとって思い入れの強すぎる曲を

キキちゃんがとっても素敵に歌ってくれてて

なんかもう本当に嬉しかったし素敵だったなぁ。

 

「パリのアメリカ人」がテーマだったそうですけど

ケーンにカンカン帽がとても可愛らしい。

 

 

左右のセリ上で歌ってる上手は陽彩ちゃんで、

下手のとびきり可愛い子、サラちゃんでしたよね???

(大好きな2人が可愛くてテンション上がる)

 



ここでは最後にガッツリと

キキららを堪能させてくれて嬉しかったな。

 

楽の日にキキちゃんが贈った

「モナムール!ららーーー!!」

っていう素敵な言葉と

それを受け取ったららちゃんの驚きと嬉しさの混じった

なんとも言えない表情は、

今思い出してもちょっと泣けてきます。

 

同じく退団者のりおちゃんにはタップソロの見せ場もあって

そこでもキキちゃんから「りお!」っていう掛け声が。


最後、ららちゃんの腰を優しく抱いて2人でハケていく

キキららの姿がとっても可愛くて素敵でした!

 

 

 

退団者さんたちが真風氏の周りを囲んで踊る場面はこの次だったかな?

いや、でもららちゃんやりおちゃんは引っ込んだばかりか?

ともかく前場面で大スパークしていたので記憶から抜け落ちている模様笑

 

 

 

 

そうそう。この公演、107期生さんたちの初舞台公演だったんですよね。

(今更ですけど)

大劇場公演では初舞台生お披露目ラインダンスもありました!

 

ラインダンス前にはピンクの明るいお衣装のずんそらが

オケピから出て来て楽しく歌ってましたね。

 

ずんそらの並びもこれで最後かと思うと寂しいですね。

いつまで経ってもお風呂の温度とかで楽しそうに笑う

やんちゃ兄弟みたいな関係性でいてほしいです。

 

 

さて、その初舞台生ラインダンスですが!

ここもどこか手直し入ったんでしたっけ??

 

登場は3段くらいのケーキ仕様になってて可愛く印象的。
曲も「華麗なる千拍子」や「花園宝塚」などの王道。

平場に降りてからはオーソドックスな流れで

私はとても好きでした。

ただ振りが少しダンサブルでダンスレベルの高い期なのかなー

とも思ったり。

 

 

フィナーレの導入はトリコロールなお衣装の男役さんたちの

パリカナイユ。

 

白のずんちゃん、赤のそらちゃん、青のもえこちゃんを中心に

その周りにも実力の安定した男役さんズラリで層の厚さに感心。


ゆいなちゃんの男役度がガツンと上がってて

ゆゆゆゆゆいな?って何度か二度見してしまった!笑


楽公演では、ずんそらの固い握手からの抱擁もあり

そらちゃんはみんなからぎゅうぎゅうともみくちゃにされてましたね。笑

 

 

 

再びの大階段。


キラキラ豪華なお衣装のキキちゃんが

可愛らしいピンクドレスの娘役ちゃんに囲まれて登場。

キキちゃんを挟んでのららじゅり。ありがたい並び。

本当にこの並び好きだったよ…

キキららもキキじゅりもららじゅりも大好きなんだよ…涙

 

 

そして真風氏が大階段に登場!

 

ここの男役群舞の曲が「La vie en Rose」なのもよかった!

(え?「La vie en Rose」でしたよね?違った?)


まかキキとずんそらの2組から始まって

珍しく男役さん同士が組んで踊ってて、

どの組ももれなくかっこよくて全部見たいんだけど、

でもやっぱりセンターのまかキキが信じられないくらいの

かっこよさで他を見る余裕なんて全然なかった。


まかキキ最高では?

え?

まかキキ最高じゃない?

 

 

 

そしてかのちゃんの登場。

ここのかのちゃんのお衣装、素敵だったなー!

 

初舞台の星組ブルーと育った雪組グリーンを重ねて

宙組パープルにしたような色合いで、

きほちゃんのお披露目SVのデュエダンドレスが

グリーン×ブルーだったことを思い出しました。

 

 

デュエダンはちょっと短くて残念だったかな。

新トップコンビのお披露目だったし。

2人で踊った後、キキちゃんが合流して3人で。

トリオ場面て私は大好きだからそれはそれで嬉しかったけどね。

 

 

パレードも最後までとっても可愛くて

Wトリオちゃんが階段途中のちょっとしたセットみたいな場所で

歌うのも可愛いよね。

(SVの時の船の甲板みたいなのも可愛かった!)

Wトリオの上手側のとびきり可愛い娘役ちゃんは誰ですか?

これもサラちゃんですか???
まだ完璧に判別出来てないんだけどサラちゃんマジ可愛いたまらん…

 

 

あと、かのちゃんが降りて来る時のソロパートの歌詞が

「♪風に舞う花~」で、

これが本当に可愛くて、

真風氏の漂わせる風に乗って幸せそうに舞うかのちゃんの姿を

思い浮かべて感動してしまいました。

野口先生、とても素敵です!

 

かのちゃん、頑張るんだよ!!!

応援してるからね!!!

 

 

 

といったわけで。

芝居ショーともに

大満足の楽しい2公演でしたね☆

 

 

 

そして、観劇後に公演を思い返して思ったのは

やっぱりキキちゃんが素敵だったなー!ってことでした。


劇場で観た時にも配信でも同じこと思ったんだけど、

もうキキちゃん今すぐトップになれるって言う出来上がりじゃない?

ショーの幕開きでもうそんなことを思いましたよ。

落ち着きや貫禄や、安定感やそのほか諸々。


フィナーレなんて娘役さんと階段降りて

早替えして真風氏と黒燕尾で踊ってからの

デュエダンの後ろで歌ってるんだよ?すごくない?

 

 

ただ、宝塚の世界において、

「2番手さんに早くトップになって欲しい」は

「トップさんに早く辞めて欲しい」と

同意になってしまうこともあるのでなかなか難しいですよね。

 

だってまかかのコンビスタートしたばかりだし、

まず私が真風氏が好きだから早く辞めて欲しいとか思ってないし

なんならもっとまかキキくださいって思ってるんですから。笑

 

 

宝塚の世界って楽しいけど時に複雑で難しいですよね。

なんてことも思いました。

 

 

 

ふぅ。

なんとか、宙組さんの次回公演が始まる前に更新できそうでよかったです。笑

 

 

お次は・・・

もう次の公演始まっちゃったけど

花組さんの全ツを観に行ったお話を書ければと思います!!!

 

NHK連続テレビ小説<おかえりモネ>

突然どうしたんだと思われるでしょうが、

今回の朝ドラがとても好きで毎日楽しみに見ていたので

新しく「ドラマ・テレビ番組」というジャンルを作ってまで

このドラマについても記録しておきたいな、なんて

思ってしまいました。

 

 

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NHK連続テレビ小説第104作

「おかえりモネ」

2021年5月17日(月)~10月29日(金)

主演/清原果耶

作/安達奈緒子

主題歌/BUMP OF CHICKEN「なないろ」

語り/竹下景子

 

www.nhk.or.jp

 

 

 

最終回を迎えましたね。

迎えてしまいましたね。

 

朝ドラはすべて見ているわけではありません。

宝塚の作品と同じように「ヒロインが好きなものは見る」

といった感じです。

 

今回のこの「おかえりモネ」の

ヒロインは清原果耶ちゃん

私にとってはなんといっても「あさが来た」のふゆちゃん。

透明感があって素直なお芝居が好感の持てる

将来が楽しみな新人さん、といった印象でした。

そして「あおぞら」でヒロインの妹。

きっといつか果耶ちゃんがヒロインの朝ドラがくる、

そう思って楽しみに待っていました。

朝ドラ内で重要ポジションを演じてその後ヒロインに、

っていう流れはよくありますよね。

(土屋太鳳ちゃんとか高畑充希ちゃんとか)

 

 

あと、ヒロインに次いで私の中で重要なのが

ヒロインの母!

ここも毎回ヒロインに合わせて納得のキャスティングなんですよね。

今回は元々大好きな女優さんである鈴木京香さん

(しかも京香さんは仙台出身なんですよね)

果耶ちゃんのお母さんが京香さんってもう納得しかない。

(近年ではヒロイン永野芽郁ちゃんの

母役に松雪泰子さんっての大好きな顔合わせだった)

 

なんとなくこの2人のキャスティングで「見よう」と決めて

内容とかその他のキャストはあまり深く知らないまま

見始めたのですが、とても素晴らしいドラマで

最後まで楽しく、毎朝放送時間に間に合うように起きる

くらいまでハマって見てました。

 

 

ドラマ前半で私がこのドラマを面白いと思い始めたのは

主人公たちではなく大人たちのシーンでした。

 

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東北の震災が絡むので内容的には朝から重いものだったけれど、

内野聖陽鈴木京香浅野忠信そして藤竜也

っていうベテランさんたちの重みと相まって

なんとも深みのある素晴らしいドラマになったと思う。

 

特に私はコウジとアヤコ夫婦が可愛くて好きだったな。

そして、シンジとリョウ、じーちゃんとコウジ2組の父息子。

アヤコと2人の娘やばーちゃんとアヤコの姑嫁の物語も素敵だった。

じーちゃんがマイハニーばーちゃんのこといつまでも大好きなのも好き。

 

 

 

全編通して描かれた百音と未知姉妹の関係

これもこのドラマで大きな位置を占めてたと思う。

「百音と未知」というテーマの週があったくらいだし

ほぼ2人のやり取りだけで15分終わった回もあった。

 

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私は自分が姉であることもあって「姉」を描く作品に基本的に弱い。

特に今回の妹・みーちゃんは心に何かを抱えていて耐えていて

時折それを姉であるモネにぶつけるシーンや台詞があったから

視聴者への印象があまり良くない回もあったようだけれど、

でも私はずっとみーちゃんが可愛くて愛しくて仕方なかった。

どうしてあげたらいいのかな、私はこの子に何をしてあげられるかな、

って思いながら見てた。

 

 

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みーちゃんを演じた蒔田彩珠ちゃんがまたよかった。

彼女はまた近いうちに朝ドラに再登場してくれると思うし

いつの日かヒロインの作品も見られるんじゃないかって信じてる!

 

 

 

楽しかった人たち。

登米森林組合の皆さん。

 

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やりたいこともみつからず、とにかく島から逃げたかったモネが出会った人たち。

働いて誰かのために立つということの喜びや

森と海と、そして空の大きな繋がりに出会った場所でしたよね。

そして後半は奥手な菅波先生の応援団のようで可愛かった!

 

 

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サヤカさんとの出会いも大きかった!

最終週でのモネの「サヤカさんみたいになりたい」という言葉も印象的。

田舎の、しかも森深い場所に暮らしていながらこの金髪のファンキー具合!

これは夏木マリさんだからこそ。キャスティングの大勝利。

 

 

やりたいことがみつかったモネは気象予報士の資格を取得して、

そして東京で働き始めたのが気象情報会社・ウェザーエキスパーツ

 

このあたり、就職決まってないのに上京して、

あれよあれよという間に希望の会社に採用されてうんぬんかんぬん…

にはちょっと苦笑もしたけれど、ま、朝ドラっぽい展開ではある。

 

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このお天気お姉さん時代の莉子ちゃん・内田くんとの時間も

モネの成長っぷりを描くうえで重要で大切なターンだったと思う。

 あと、とにかく今田美桜ちゃんが可愛かった!笑

モネと莉子ちゃんの仲良し並び、見てて癒されたー!

 

 

この東京勤務時代に出てくる大人たちもこれまた素敵で!

 

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モネが気象予報に興味を持つきっかけとなった朝岡さん。

テレビ局側の高村さんと沢渡さん。

若者たちにカッコイイ大人の姿を見せてくれた人たち。

 

沢渡役の玉置玲央さんは今回初めて知った方でしたが

舞台役者さんなんですね。存在感が素晴らしいわけですよ。

 

 

こちらも大切な仲間。

島の幼馴染たち

 

お互いを大切に思う気持ち、

何があっても遠く離れても変わらない絆、

そして綺麗ごとだけじゃなく本音で通じるようになった最終週。

 

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りょーちんは、母を震災で失ったこと、父との葛藤、

漁師としての生活、モネへの想い、そしてみーちゃんとの未来。

いろんなことを抱えて表現しなきゃいけない大変なお役だったと思うけど

爽やかさとちょっとした翳りの両方がいい塩梅に出ててよかった!

永瀬廉くん。もちろん知ってはいたけれど今回で完璧に覚えました!

 

三生役の前田航基くんは私にとってはもちろん「まえだまえだ」の兄。

「おちょやん」に旺志郎くん出てたから珍しい兄弟続演?

悠人役の髙田彪我くんはさくらしめじの子だね。

「家族のカタチ」が大好きだったから覚えてる!

 

そしてスーちゃん役の恒松祐里ちゃん!

スーちゃんの明るさに何度救われたことか。

そしてスーちゃんの強さもかっこよかった!

なんと彼女、2019版「ドンジュアン」のエルヴィラなんですってね!

ってことはお歌もかなり歌えるってこと…???

いつか舞台でも拝見できる日が来るといいなー!

 

 

 

さて。

 

私がこのドラマにハマった1番の理由は

ご多分に漏れず・・・「菅モネ」ですよ!!!

もう本当に#俺たちの菅波でした!!!

 

ソース画像を表示

 

まずですね、ヒロインかやちゃんの相手役菅波先生が

坂口健太郎くんだというこの納得感。

 

現実世界でも「ナイ」並びと「アリ」な並びってあるじゃないですか?

あーこの2人は「アリ」だなーみたいな。

「あり得る」の方が近いのかな?

その点でこのかやちゃんと坂口くんは「アリ」な2人を演じる説得力が

半端ないんですよね。

(超絶ニュアンスで語ってますけど伝わるでしょうか?笑)

 

坂口くんは以前何かの作品で素敵だなと思った記憶があったのですが

調べてみたところ「ごめん、愛してる」の長瀬くんの弟役ですね。

好印象ではありましたが、こんなに1人の俳優さんとして

素晴らしいなと思ったのは初めてでした。

 

台詞や表情はもちろん、ちょっとした仕草や動きなんかも

「菅波」というキャラクターもとても上手に作り出していて、

自然と応援したくなってしまう素晴らしさがありました。

「視聴者総森林組合現象」ですよ!笑

 

 

登米前半の不愛想な塩波先生もそれはそれで好きなのですが

やっぱりモネが気象予報士の勉強を始めて

それを先生が応援してくれ始めたあたりから

菅波萌えはスタートしましたよね。

 

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/images/06/03_12_photo.jpgソース画像を表示

 

ちょっとした会話からお誕生日調べ上げるとか

そしてお誕生日プレゼントが理科の教科書とか

なんかいろいろツッコミどころの多い菅波先生だけど

モネの試験合格に向かって本気で一緒に走ってくれる姿が

とても優しく、かっこよかった。

 

そして、菅波先生の素敵なところは

決して優しいだけじゃなくて

その時その時で厳しい言葉もくれるところ。

本当に相手を想ってないとできないこと。

この菅波先生の優しいからこその厳しさは

半年を通じてたびたびモネに投げかけられていたように思う。

 

 

登米編で私が大好きだった萌え場面は、

 

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/images/09/03_10_photo.jpg

 

辛い経験を話して落ち込むモネに

手を伸ばそうとして引っ込める菅波先生の場面。

ここでグイグイ来ないところがすごく好き。

だってまだ2人にはそのくらいの距離があるはず。

ここでものすごく押してくる俺様なキャラだったら

きっとこんなに視聴者の共感は得られなかっただろうな。

 

 

上京から就職にかけての信じられないくらいのスピード感と比べると

同じドラマなのが信じられないくらいに

菅モネの物語は時間をかけてゆっくりと進んでいったように思う。

 

上京後の偶然の再会の場面での先生の

「納得いかないですね」が大好きだったんだけど

あの場面でモネが「先生に会いたかった」的なことを

ポロリと言ったんですよ、確か。

これが何気に私のなかできゅんポイントで。

 

もちろんここでのモネは恋心を自覚しているわけではなく

仕事で落ち込んで先生に話を聞いてもらいたいとか

その程度の想いだったと思うのですが、

ただまぁそういった心の弱った時に頼りたい相手として

思い浮かぶのが先生だったっていうのがもうね、はい。

 

 

東京編後半ではもう少しずつ繰り出される菅モネに

一喜一憂しながらもどかしさにギャーギャー喚き

突然放たれる菅波砲に召されながら見てました。笑

 

なぜだか自分でもわからないんですけど、

合鍵回でランドリーに駆けこんで来る菅波のこけっぷりが

めちゃめちゃツボでした。

可愛いのはもちろん「菅波っぽいこけ方」に感心しちゃって。笑

 

 

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サメ展のチケットもらって「嬉しいな」の先生や

付き合い始めてからも基本的に敬語丁寧語な先生が

時折繰り出してくるタメ語とか萌えときゅんに満ちた毎朝でした!

 

 

本当に少しずつだけど、でも彼らのペースでゆっくりとじっくりと

距離が縮まっていくの、可愛かったですよね。

 

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何か大きく話が動いたり2人の一緒にいる回ももちろん好きだったんですけど、

私がすっごく好きだったのが、

モネは東京、先生は登米にいて電話で話してる回で。

 

夜中、モネにとっては起床前っていう時間に先生からモネにかけた電話。

「先生、悔しくて家に帰れないんでしょう?」って言うモネに

「お見通しだね」って返す先生。

「先生はやれるだけのことはやったんです」っていうモネの言葉に

なんとも言えないイイ表情をするんですよ、先生が。

ドラマとしてはここから先生がプロポーズを決意する流れなんですけどね。

 

でもこんなことって、案外多くの人が実際に経験してるんじゃないかなって。

医者とか気象予報士とか遠距離恋愛とか、そういったことじゃなくて、

「絶対的な味方がいる心強さ」みたいなもの。

多くはそれが夫婦だったり恋人だったりするんでしょうけど。

落ち込んだり疲れたり、そんな時に会いたくなる声を聞きたくなる。

どんな状況になってもこの人だけは自分の味方でいてくれる。

多くを語らなくてもこの人には全部お見通しなんだな、みたいな存在。

そんな存在が身近にあることがどれだけ幸せか。

 

 

そしてここでシンジさんが泣きながら言った

「亮の成長を一緒に喜べる美波がいない」っていう台詞がまた脳裏を過って

胸が苦しくなったりもしました。

 

 

なんだか本当に、

いろんな人の想いや物語が何層にも重なって

縦にも横にも交わり合う素敵なドラマだったな、って思います。

 

 

キャストの皆さんの仲の良さそうな雰囲気が伝わってくるのも

このドラマの素敵なところ。

 

 

キャストさんのクランクアップの時の動画

 

www.nhk.or.jp

 

気仙沼でのラストシーンのメイキング

なんかも良かったら見てみてください。

 

www.nhk.or.jp

 

 

ラストは砂浜を手を繋いで歩く菅波先生とモネのシーンでしたが

ただただ嬉しそうに幸せそうに微笑み合ってる2人が

可愛くて素敵で涙が出ました。

 

ドラマの中の時間が2020年になってしまい、

呼吸器専門医師である菅波に召集がかかり

最終週にして不穏な空気が漂ったりもしましたけど

私たちが見たくないものはそっとベールに包んで

今を生きる私たちが願う、希望の近未来を描いてくれたこと、

とても嬉しく思います。

 

本当に1年先の未来に、

呼吸器科の医師が遠くに住む恋人と

明るい太陽の元でマスクなしで微笑み合う世界があったらいいのに。

 

 

いつだったか

「モネ(永浦)が浦で先生(菅波)が波なのはよくできてる」

っていうのを読んで、

最終回を迎えて更にそのぴったりな名前に感心しています。

 

 

「浦」と「波」

とてもおだやかだけど荒れる時だってあって

時に追うと逃げてしまうような距離もあって、

でも必ず一緒でセットでニコイチで。

そんな2人を表すのにこれ以上ないかもしれない。

 

 

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きっといつかスピンオフ的な作品でこの先の2人を

見られる日がくるって信じてる!

(お願いします、NHKの中の人ー!)

 

できれば紅白なんかでもおかモネのコーナーがあって

かやちゃんと坂口くんの並びが見られたら嬉しいなー!

 

作品選びはヒロイン重視&コンビ萌え重要、

なのは舞台に限らずドラマでも発揮されるんだな、って

我ながら驚いてしまった2021年上期朝ドラ

「おかえりモネ」

最高に素敵な半年間をありがとうございました!

 

キャストスタッフの皆様に感謝!!!